JP2017088290A - シート収容装置、及びシート収容装置を備える画像形成装置 - Google Patents

シート収容装置、及びシート収容装置を備える画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】収容された複数枚のシートを損傷させずに、そのシートを枚数に拘わらず適切な位置に位置決めすることが可能なシート収容装置、及びシート収容装置を備える画像形成装置を提供する。
【解決手段】
左カーソル51は、押圧部材61と、第1押圧部63と、第2押圧部64とを備える。第1押圧部は、リフト板45が近接位置に配置されたときにリフト板によって押圧されて押圧部材を埋没位置に回動させ、リフト板が前記近接位置よりも上方へ離れたときにリフト板からの押圧力が解除されて押圧部材を突出位置に回動させる。第2押圧部は、リフト板が近接位置と離間位置との間に定められた中間位置から離間位置までの間に配置されたときにリフト板によって押圧されて押圧部材を前記突出位置から前記埋没位置側へ回動させる。
【選択図】図12

Description

本発明は、複数枚のシートを収容するシート収容装置、及びシート収容装置を備える画像形成装置に関する。
画像形成装置は、画像が印刷される用紙(シート)を収容する給紙カセット(シート収容装置)を備えている。給紙カセットは、複数の用紙を重ねて収容する。給紙カセットに収容された用紙は、給送機構によって画像形成部に給送される。具体的には、給送機構のピックアップローラーが給紙カセットに収容された用紙束の最上位の用紙に接触して回転すると、ピックアップローラーがその用紙を給送方向へ送る。そして、ピックアップローラーよりも給送方向下流側に配置された給送ローラー及びリタードローラーによって、用紙が給送方向下流側へ給送される。
前記給紙カセット内の用紙が減ってくると、最上位の用紙の位置が徐々に低くなり、ピックアップローラーによって用紙が送り出せなくなる。そのため、給紙カセットの底部には、用紙束を持ち上げるためのリフト板が設けられている(特許文献1参照)。前記リフト板を上昇させる簡単な構成として、バネ力を利用したものが知られている。
また、給紙カセットには、収容された複数枚の用紙の位置が既定位置からずれることを防止するために、位置決め部材が設けられている(特許文献1参照)。前記位置決め部材は、給紙カセットの底部に幅方向へ移動可能に設けられている。前記位置決め部材は、前記リフト板の上面にセットされた用紙束に対して幅方向の位置を前記既定位置に規制する。具体的には、作業者は、用紙束を規制する場合に、給紙カセットに用紙が収容された状態で前記位置決め部材を用紙束の側面に当接するまで移動させて用紙束を前記既定位置に位置決めし、その後、前記位置決め部材をその位置で固定する。
特開2005−82322号公報
ところで、前記位置決め部材が前記用紙束を位置決め可能な位置に移動されてその位置で固定されたとしても、用紙束の側面と位置決め部材との間に微小な隙間が生じる場合がある。この隙間を生じさせないようにするために、前記位置決め部材に前記用紙束の側面を押圧する押圧部材が設けられる場合がある。前記押圧部材は、前記位置決め部材が位置決め可能な位置に固定された状態で、バネなどの付勢力を受けて前記位置決め部材から突出して前記用紙束の側面を押圧する。しかしながら、前記押圧部材が前記位置決め部材から突出していると、例えば同じサイズの用紙を再び給紙カセットに収容させる場合に、位置決め部材をその位置に固定させたままの状態で用紙束を給紙カセットに収容する際に前記押圧部材が邪魔になり、用紙が損傷するおそれがある。一方、給紙カセットに収容されている用紙の枚数が少ない場合、給紙カセットに適切に用紙が収容されていても、前記押圧部材による押圧力によって用紙が撓んだり折れたりするおそれがある。
本発明の目的は、収容された複数枚のシートを損傷させずに、そのシートを枚数に拘わらず適切な位置に位置決めすることが可能なシート収容装置、及びシート収容装置を備える画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係るシート収容装置は、シート収容部と、リフト板と、上昇部材と、位置決め部材とを備える。前記シート収容部は、予め定められた給送方向へ給送されるシートを収容可能である。前記リフト板は、前記シート収容部の底部に設けられ、前記給送方向の下流側の下流端部が前記シート収容部の前記底部に近接する近接位置と前記近接位置よりも前記底部から上方へ離れた離間位置との間で変位可能である。前記上昇部材は、前記リフト板を前記近接位置から前記離間位置へ向けて上昇させる。前記位置決め部材は、前記シート収容部の幅方向へ移動可能に前記底部に設けられ、前記シート収容部に収容された前記シートの前記幅方向の側端部に当接して前記シートの位置を位置決めする。前記位置決め部材は、垂直板と、突出部材と、付勢部材と、第1押圧部と、第2押圧部とを備える。前記垂直板は、前記底部から上方へ垂直に延出し、前記位置決め部材において前記側端部に当接される当接面を有する。前記突出部材は、前記当接面から前記側端部側へ突出する突出位置と、前記当接面に埋没する埋没位置との間で回動可能である。前記付勢部材は、前記位置決め部材を前記埋没位置から前記突出位置へ向けて付勢する。前記第1押圧部は、前記突出部材に設けられ、前記リフト板が前記近接位置に配置されたときに前記リフト板によって押圧されて前記突出部材を前記付勢部材の付勢力に抗して前記埋没位置に回動させ、前記リフト板が前記近接位置よりも上方へ離れたときに前記リフト板からの押圧力が解除されて前記付勢部材の付勢力によって前記突出部材を前記突出位置に回動させる。前記第2押圧部は、前記リフト板が前記近接位置と前記離間位置との間に定められた中間位置から前記離間位置までの間に配置されたときに前記リフト板によって押圧されて前記突出部材を前記付勢部材の付勢力に抗して前記突出位置から前記埋没位置側へ回動させる。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、前記シート収容装置と、前記シート収容装置から給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備える。
本発明によれば、収容された複数枚のシートを損傷させずに、そのシートを枚数に拘わらず適切な位置に位置決めすることが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成を示す斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部構成を示す断面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置が備える給紙装置の構成を示す斜視図である。 図4は、給紙装置の構成を示す断面図である。 図5は、給紙装置が備える左カーソルを示す拡大斜視図である。 図6は、給紙装置が備える左カーソルを示す拡大斜視図である。 図7は、給紙装置が備える左カーソルを示す拡大斜視図である。 図8は、左カーソルが備える押圧部材及び第1押圧部を示す斜視図である。 図9は、左カーソルにおける押圧部材の動作を説明するための図である。 図10は、本発明の実施形態の左カーソルの変形例を示す拡大斜視図である。 図11は、左カーソルが備える押圧部材及び第2押圧部を示す斜視図である。 図12は、左カーソルにおける押圧部材及び第2押圧部の動作を説明するための図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下に説明される実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、説明の便宜上、画像形成装置10が使用可能な設置状態(図1に示される状態)で鉛直方向を上下方向7と定義する。また、前記設置状態において図1に示される給紙装置24(本発明のシート収容装置の一例)が挿抜される面を正面(前面)として前後方向8を定義する。また、前記設置状態の画像形成装置10の正面を基準として左右方向9を定義する。
本発明の実施形態に係る画像形成装置10は、少なくとも印刷機能を備えた装置である。画像形成装置10は、所謂タンデムタイプのカラープリンターである。
図1及び図2に示されるように、画像形成装置10は筐体10Aを備える。筐体10Aは、全体として略直方体形状である。筐体10Aの内部には、画像形成装置10を構成する各部が配設されている。
図2に示されるように、画像形成装置10は、4つの画像形成ユニット4、中間転写ベルト5、光走査装置13、二次転写ローラー20、定着装置16、シートトレイ18、給紙装置24、操作表示部25(図1参照)、ベルトクリーニング装置6、及び制御基板2などを備える。なお、画像形成ユニット4,中間転写ベルト5、二次転写ローラー20、及び定着装置16は、本発明の画像形成部の一例である。
画像形成ユニット4各々は、感光体ドラム、帯電装置、現像装置、一次転写ローラーなどを備えており、電子写真方式にしたがって中間転写ベルト5に画像を形成する。画像形成ユニット4は、筐体10Aの内部において前後方向8に沿って並設されており、所謂タンデム方式に基づいてカラー画像を形成する。画像形成ユニット4は、各色のトナー像を中間転写ベルト5に重ね合わせて転写して、中間転写ベルト5にカラーのトナー像を形成する。中間転写ベルト5上のトナー像は、二次転写ローラー20により、給紙装置24から給送される印刷用紙(本発明のシートの一例)に転写される。
中間転写ベルト5は、4つの画像形成ユニット4の上側に設けられている。中間転写ベルト5は、駆動ローラー5A及び従動ローラー5Bによって回転駆動可能に支持されている。駆動ローラー5A及び従動ローラー5Bによって支持されることにより、中間転写ベルト5は、その表面が各感光体ドラムの表面に接しながら矢印19の方向へ移動可能となる。
光走査装置13は、4つの画像形成ユニット4の下側に設けられている。光走査装置13は、入力される各色の画像データに基づいてレーザー光を画像形成ユニット4各々の感光体ドラムに照射することにより感光体ドラム各々に静電潜像を形成する。
給紙装置24は、筐体10Aの底部に設けられている。給紙装置24に規定サイズの印刷用紙が収容される。筐体10Aの後方側に、給紙装置24から二次転写ローラー20を経て定着装置16に至る縦搬送路26が形成されている。給紙装置24の給送機構32は、給紙装置24に積載されている印刷用紙を一枚ずつ取り出して、縦搬送路26へ向けて給送する。なお、給紙装置24の構成については後述する。
二次転写ローラー20は、筐体10Aの後方側において、駆動ローラー5Aと対向する位置に設けられている。二次転写ローラー20によって中間転写ベルト5から印刷用紙にトナー像が転写される。
定着装置16は、二次転写ローラー20の上側に設けられている。定着装置16は、印刷用紙に熱を加えてトナー像を印刷用紙に定着させる。定着装置16は、一対のローラー対である加熱ローラー16Aと、加圧ローラー16Bとを有する。加熱ローラー16Aは筐体10Aにおいて加圧ローラー16Bよりも内部側に配置されている。加熱ローラー16Aは、加熱装置によって加熱される。加圧ローラー16Bは、加熱ローラー16Aに対向配置されている。加圧ローラー16Bは、不図示の弾性部材(例えばバネ)によって付勢されて、加熱ローラー16Aの表面に圧接されている。前記加熱装置は、加熱ローラー16Aに内蔵されたハロゲンヒーターや、加熱ローラー16Aに対向配置されたIHヒーターなどである。前記加熱装置は、加熱ローラー16Aの幅全域を加熱するものであり、加熱ローラー16Aの幅サイズと概ね同じ長さに形成されている。二次転写ローラー20から定着装置16に搬送された印刷用紙は、加熱ローラー16Aと加圧ローラー16Bとによって挟持されつつ搬送される。このとき、加熱ローラー16Aから印刷用紙に熱が伝達されて、印刷用紙上のトナーが溶融して印刷用紙に定着する。これにより、カラー画像が印刷用紙に形成される。
定着装置16からシート排出口27までの間に排出路28が形成されている。定着装置16を通過した印刷用紙は排出ローラー23によって排出路28を搬送されて、シート排出口27からシートトレイ18に排出される。
画像形成装置10において、印刷用紙の両面に画像が形成される場合は、定着装置16を通過した片面に画像が形成された印刷用紙は、その表裏が反転されてから、再び二次転写ローラー20の上流側へ搬送される。詳細には、片面に画像が形成された印刷用紙の先端がシート排出口27から外部へ露出された状態で、排出ローラー23が停止される。このとき、印刷用紙の後端が排出ローラー23によって挟持された状態で保持される。その後、排出ローラー23が逆転駆動されることにより印刷用紙が排出路28を上流側へ逆送される。
図2に示されるように、画像形成装置10には、排出路28の途中に定められた分岐点P1から分岐して縦搬送路26に定められた合流点P2に接続する反転搬送路29が形成されている。前記合流点P2は、縦搬送路26において二次転写ローラー20よりも上流側に定められている。シート排出口27から逆送された印刷用紙は、反転搬送路29に案内され、反転搬送路29に設けられた搬送ローラー22によって反転搬送路29を通って縦搬送路26に合流し、再び二次転写ローラー20に搬送される。その後に二次転写ローラー20に到達した印刷用紙は、その裏面にトナー像が転写され、定着装置16を経ることによって、印刷用紙の裏面に画像が形成される。両面に画像が形成された印刷用紙は、正転駆動に戻された排出ローラー23によってシート排出口27からシートトレイ18に排出される。
以下、給紙装置24について詳細に説明する。
図3及び図4に示されるように、給紙装置24は、筐体10Aの最下部に設けられている。給紙装置24は、複数枚の印刷用紙を収容可能なように、上面に開口を有するトレイ形状の用紙収容部41(本発明のシート収容部の一例)を有する。用紙収容部41は、画像形成時に後方へ給送される複数枚の印刷用紙を積載する。用紙収容部41の底部46には、上下方向7に昇降されるリフト板45が取り付けられている。リフト板45は、底部46において後方側に設けられている。リフト板45の上に印刷用紙が積載される。リフト板45の前端部47(図4参照)は、給紙装置24の底部46に回動可能に支持されており、後端部48(図4参照)は自由端となっている。リフト板45が上下方向7へ変位されることにより、リフト板45が印刷用紙とともに上下方向7へ昇降される。本実施形態では、リフト板45は、後端部48が給紙装置24の底部に近接する近接位置(図3(B)、図4(C)に示される位置)と、この近接位置よりも上方へ離間した離間位置(図3(A)、図4(A)に示される位置)との間で変位可能となっている。前記近接位置及び前記離間位置については後述する。
給紙装置24は、筐体10Aに着脱可能に支持されている。詳細には、給紙装置24は、周知のレール支持機構によって、画像形成装置10の前面から筐体10Aの内部に対して前後方向8へ挿抜できるようにスライド可能に支持されている。前記レール支持機構は、例えば、筐体10Aに設けられた支持レールと、この支持レールに支持されつつ前記支持レールに沿って摺動する被支持部とからなるものが考えられる。
図3(A)、(B)に示されるように、給紙装置24の用紙収容部41は、正面側に前壁35を備え、左右に一対の側壁36を備え、後方側に用紙の移動を規制する規制壁37を備えている。また、規制壁37には、後述するロック機構70(図4参照)が設けられている。
図4に示されるように、リフト板45は、用紙収容部41の底部46の上面に弾性部材34(本発明の上昇部材の一例)を介して取り付けられている。弾性部材34は、例えば、コイルバネである。弾性部材34によって、リフト板45は常に上方へ付勢されている。言い換えると、弾性部材34は、その弾性力によって、リフト板45を前記近接位置から前記離間位置へ向けて付勢しており、この弾性力によってリフト板45を前記近接位置から前記離間位置へ上昇させる。これにより、リフト板45に印刷用紙が積載された状態であっても、最上位に位置する印刷用紙は、常に、給送機構32のピックアップローラーの外周面に接触可能である。なお、本実施形態では、上昇部材の一例として弾性部材34を例示するが、上昇部材は弾性部材34に限られない。例えば、モーター等の駆動部やリンク部材などからなる昇降機構を用いて、前記駆動部を制御することによってリフト板45を昇降させる構成を適用することも可能である。
図3に示されるように、リフト板45の後端部48の両側端には、左右方向9(幅方向)の外側へ張り出すように突出する矩形状の張出部48A(本発明の第2係合部の一例)が設けられている。つまり、張出部48Aは、リフト板45において前記給送方向の下流側の端部に設けられている。この張出部48Aは、側壁36の内側面へ延出しており、その延出端は内側面に近接する位置に配置されている。本実施形態では、張出部48Aは、左カーソル51よりも前記給送方向の下流側に配置されている。
図4に示されるように、給紙装置24は、ロック機構70を有する。ロック機構70は、用紙収容部41の規制壁37の下端に設けられている。ロック機構70は、給紙装置24が筐体10Aにおける装着位置から離脱された未装着状態においてリフト板45の後端部48に係合して後端部48を底部46に近接する前記近接位置(図3(A)、図4(C)に示される位置)に保持可能である。本実施形態では、前記近接位置においてリフト板45が底部46に接しており、概ね底部46と平行な姿勢となる。また、ロック機構70は、筐体10Aに給紙装置24が装着された装着状態で後端部48との係合を解除可能である。具体的には、ロック機構70は、ロック部材71と、弾性部材72とにより構成されている。規制壁37の下端の中央には挿通孔74が形成されており、底部46の後端には挿通孔74に連続する溝75が前後方向8に延びるように形成されている。挿通孔74にロック部材71が挿通されている。また、溝75に弾性部材72が取り付けられている。弾性部材72は、圧縮されたコイルバネであり、一端が溝75の前端に固定されており、他端がロック部材71に固定されている。これにより、図4(A)に示されるように、ロック部材71が弾性部材72によって給紙装置24の内部側に引っ張られた状態となる。
ロック部材71は、前方へ突出した係合片71Aと、下方へ突出したストッパー部71Bとを有する。係合片71Aの前方側に傾斜面が形成されている。係合片71Aは、底部46の上面との間で、リフト板45が挿入可能な隙間を形成する。ストッパー部71Bは、規制壁37よりも外側において給紙装置24の底面よりも下方へ突出しており、係合片71Aが規制壁37の内面から前方へ突出した姿勢でロック部材71の前方への移動を制止する。このように構成されているため、リフト板45が下方へ押し付けられると、リフト板45の後端部48が係合片71Aの前記傾斜面に当接し、更に押し付けられると、ロック部材71が後方へ移動する(図4(B)参照)。これにより、リフト板45の後端部48が係合片71Aの下側の前記隙間に入り込む。後端部48が前記隙間に入ると、ロック部材71が元の姿勢に戻り、係合片71Aが後端部48の上面に配置される。これにより、後端部48が底部46に接する前記近接位置に保持される(図3(B)、図4(C)参照)。
一方、リフト板45が前記近接位置に保持された状態で、給紙装置24が筐体10Aに装着されると、その装着過程で、筐体10Aに設けられた解除部材49がストッパー部71Bの下端を前方へ押し付ける。具体的には、筐体10Aにおける装着位置に給紙装置24が到達すると、解除部材49がストッパー部71Bを前方へ押圧する。このとき、図4(C)の点線で示されるように、ストッパー部71Bが後方へ傾斜した姿勢となり、係合片71Aが後方へ変位して、後端部48と係合片71Aとの係合が解除される。これにより、リフト板45が弾性部材34の付勢力を受けて上方へ持ち上げられて、前記近接位置よりも上方の前記離間位置(図3(A)、図4(A)に示される位置)にリフト板45が配置される。ここで、前記離間位置は、用紙収容部41に収容された印刷用紙が給送機構32のピックアップローラーの周面に接触して給送可能な位置である。
また、図3に示されるように、給紙装置24は、用紙収容部41に収容された用紙束の位置を位置決めする一対のカーソル51,52を備える。なお、図4では、カーソル51,52の図示が省略されている。カーソル51,52は、用紙収容部41において、用紙収容部41の幅方向(左右方向9に一致する方向)へ移動可能なように底部46に設けられている。本実施形態では、底部46の幅方向の一方側(左側)にカーソル51(以下、左カーソル51と称する。)が設けられており、底部46の幅方向の他方側(右側)にカーソル52(以下、右カーソル52と称する。)が設けられている。ここで、左カーソル51は本発明の位置決め部材の一例である。カーソル51,52は、用紙収容部41において、用紙収容部41の幅方向(左右方向9に一致する方向)へ移動可能なように底部46に設けられている。カーソル51,52は、用紙収容部41に収容された印刷用紙の両側端を印刷用紙のサイズに応じた既定位置に規制することにより、用紙収容部41における印刷用紙を前記幅方向において定められた前記既定位置に位置決めする。
左カーソル51は、底部46にスライド支持される平板状の支持板55と、支持板55から上方へ延出された垂直板56とにより構成されている。垂直板56の内側面56Aが、用紙束の側端部に当接される当接面である。本実施形態では、左カーソル51は、底部46において左側の側壁36の近傍に設けられている。左カーソル51は、用紙収容部41に収容された用紙束の左端部に当接して用紙束の位置を前記既定位置に位置決めする。左カーソル51は、底部46において前記幅方向へスライド可能に支持されている。左カーソル51のスライド移動機構としては、例えば、底部46に形成された支持レール(不図示)と、支持板55の裏面に設けられたレールガイド(不図示)とにより構成されたものが適用可能である。前記レールガイドが前記支持レールに沿って摺動移動することにより、左カーソル51は、底部46を前記幅方向へスライド移動可能である。なお、右カーソル52も、平板状の支持板(不図示)と、前記支持板から上方へ延出された垂直板58とにより構成されており、左カーソル51のスライド機構と同様の機構によって、底部46にスライド移動可能に支持されている。なお、カーソル51,52のスライド移動機構は、上述の構成に限られず、他の移動機構が適用されてもよい。
なお、リフト板45が底部46に設けられているが、カーソル51,52が底部46を前記幅方向へ移動可能なように、リフト板45の両側部には、カーソル51,52の移動範囲に対応する切り欠きが形成されている。したがって、カーソル51,52は、リフト板45に邪魔されずに前記幅方向へ移動可能である。
右カーソル52の前記支持板の裏面には、下方へ突出する突起(不図示)が設けられている。また、底部46において右カーソル52が移動する範囲には、幅方向に一定間隔を隔てて形成された細溝が形成されている。右カーソル52には、作業者によって操作される操作レバー59が設けられている。操作レバー59が操作されていない状態で、右カーソル52の前記突起は前記細溝に進入した状態を保持する。この状態では、右カーソル52は、底部にロックされており、前記幅方向へ移動することができない。一方、操作者が操作レバー59を操作することにより、前記支持板が持ち上げられて前記突起が前記細溝から脱抜される。この状態で右カーソル52の底部に対するロックが解除されて、右カーソル52は前記幅方向へ移動可能となる。
一対のカーソル51,52は、互いに連動して底部46を前記幅方向へ移動可能に構成されている。カーソル51,52の連動移動機構としては、例えばラック−ピニオン機構が適用可能である。これにより、作業者は、右カーソル52のロックを外して右カーソル52だけをスライドさせることにより、他方の左カーソル51がその動作に連動してスライドする。
ところで、カーソル51,52が用紙束を位置決め可能な前記既定位置に移動されてその位置で底部46にロックされたとしても、用紙束の側面とカーソル51,52との間に微小な隙間が生じる場合がある。この隙間を生じさせないようにするために、本実施形態では、左カーソル51に用紙束の側面を押圧する押圧部材61が設けられている。
以下、左カーソル51について詳細に説明する。
図5は、左カーソル51を用紙収容部41の内側から見た斜視図である。図6及び図7は、左カーソル51を用紙収容部41の外側から見た斜視図である。また、図5及び図6は、リフト板45が前記近接位置に配置された状態が示されており、図7はリフト板45が前記離間位置に配置された状態が示されている。図5及び図6に示されるように、左カーソル51は、押圧部材61(本発明の突出部材の一例)と、弾性部材62(図9参照、本発明の付勢部材の一例)と、第1押圧部63と、を備える。
押圧部材61は、垂直板56に設けられている。本実施形態では、垂直板56に2つの押圧部材61が設けられている。垂直板56の内側面56Aには、垂直方向へ延びる2つの矩形状の開口部67が形成されている。開口部67は、上下方向7に長い形状に形成されている。押圧部材61は、開口部67に対応して上下方向7に長い形状の2つのアーム部68を有している。垂直板56において、アーム部68は前後方向8へ隔てた位置に配置されている。押圧部材61は、アーム部68が開口部67を通って内側面56Aを貫通する方向へ出没するように変位可能である。押圧部材61は、内側面56Aから前記幅方向の内側(用紙束の側端部側)へアーム部68が突出する突出位置(図9(A)に示される位置)と、内側面56Aにアーム部68が埋没する埋没位置(図9(B)に示される位置)との間で変位するように支持されている。
押圧部材61は、回動軸69(本発明の第1回動軸の一例)を有する。回動軸69は、垂直板56の外側面56Bに配置されている。回動軸69は、2つのアーム部68の下端を連結するように押圧部材61に形成されている。言い換えると、2つのアーム部68は、回動軸69から上方へ延びている。外側面56Bの下部には、回動軸69を支持するための複数の軸受け溝80が形成されており、これら軸受け溝80に回動軸69が回転可能に支持されている。これにより、押圧部材61は、回動軸69を介して垂直板56に回動可能に支持される。回動軸69が軸受け溝80に支持された状態で、押圧部材61の各アーム部68が開口部67を通って外側面56Bから内側面56Aに挿通されている。これにより、押圧部材61は、左カーソル51において、内側面56Aから用紙束の側端部側へアーム部68が突出する前記突出位置と、内側面56Aにアーム部68が埋没する前記埋没位置との間で回動可能となる。
図6に示されるように、開口部67の外側面56B側には、バネ支持板82が設けられている。バネ支持板82は、垂直板56と一体に形成されている。バネ支持板82は、開口部67の上側部分に設けられており、開口部67の下側部分には設けられていない。したがって、押圧部材61は、開口部67の下側部分から内側面56Aへ挿通される。
バネ支持板82と押圧部材61との間に弾性部材62が設けられている。弾性部材62は、例えば、圧縮されたコイルバネである。弾性部材62によって、押圧部材61が前記埋没位置から前記突出位置へ向けて付勢される。これにより、外力が加えられていない状態では、押圧部材61は、常に、内側面56Aから突出した前記突出位置に保持される。なお、図9に示されるように、バネ支持板82の内側の支持面82Aには、弾性部材62の一方端を支持するバネ座83が設けられている。また、押圧部材61の外側の面にも、弾性部材62の他方端を支持するボス84が設けられている。このため、弾性部材62がバネ支持板82と押圧部材61との間で安定して支持される。
なお、図9に示されるように、バネ支持板82には押圧部材61の変位範囲を規制するためのスリット82Bが形成されている。また、押圧部材61の外側の面には、スリット82Bに挿通される一対の突出バー86が設けられている。突出バー86の先端には、鉤状のフックが形成されている。一対の突出バー86が内向きに弾性変形された状態でスリット82Bに挿通されて前記フックがスリット82Bを抜け出ると、突出バー86の弾性変形が解除される。このとき、前記フックがスリット82Bの縁部に係合して、突出バー86がスリット82Bから抜け出なくなる。この状態で、押圧部材61は、突出バー86の前記フックがスリット82Bの縁部に当接するまで変位可能である。なお、前記フックがスリット82Bの縁部に当接したときの押圧部材61の位置が前記突出位置である。
図6及び図7に示されるように、第1押圧部63は押圧部材61に設けられている。より詳細には、第1押圧部63は、押圧部材61の回動軸69に設けられている。第1押圧部63は、リフト板45が前記近接位置に配置されたときにリフト板45によって押圧されて押圧部材61を弾性部材62の付勢力に抗して前記埋没位置に回動させるものである。また、第1押圧部63は、リフト板45が前記近接位置よりも上方へ離れたときにリフト板45からの押圧力が解除されて弾性部材62の付勢力によって押圧部材61を前記突出位置に回動させるものである。
具体的に、第1押圧部63は、回動軸69の前方端に回動軸69と一体に形成されている。第1押圧部63は、回動軸69から遠ざかる方向、具体的には、外側面56Bから外側へ突出した平坦板63Aと、平坦板63Aの後方端から下方へ屈曲した後に更に後方へ突出する突出片63Bとを有する。突出片63Bの上面は、リフト板45が前記近接位置に配置されたときにリフト板45の張出部48Aの下面によって下方へ押圧される部分である。突出片63Bに下方への押圧力が加えられると、その押圧力が平坦板63Aを介して回動軸69に伝達される。つまり、平坦板63Aは、下方への押圧力を回動軸69の軸周りの回動力に変換する。このように構成されているため、給紙装置24が未装着状態のときにリフト板45が前記近接位置まで降ろされると、張出部48Aが突出片63Bを下方へ押圧する(図6参照)。これにより、図9(A)の矢印D1の方向へ回動軸69が回転すると、その回転によって押圧部材61が弾性部材62の付勢力に抗して同方向へ回動し、アーム部68が開口部67に埋没する前記埋没位置まで押圧部材61は回動する。そして、給紙装置24が筐体10Aに装着されて、ロック機構70によるリフト板45の係合が解除されると、張出部48Aが突出片63Bから上方へ離れて、突出片63Bは前記押圧力を受けなくなる。この場合、弾性部材62の付勢力によって押圧部材61が前記埋没位置から前記突出位置へ回動する。
このように押圧部材61が動作するため、給紙装置24を筐体10Aから引き出して用紙を収容する際に、リフト板45を前記近接位置に移動させてから用紙を収容することにより、押圧部材61が邪魔にならずに用紙を収容することができる。そして、用紙が収容された給紙装置24が筐体10Aに装着されると、リフト板45が上方へ移動されて、このときに押圧部材61が弾性部材62の付勢力によって前記突出位置側へ押圧される。このため、押圧部材61によって用紙束の側端部が押圧されて印刷用紙が既定位置に位置決めされる。
以下、上述の実施形態の左カーソル51の変形例である左カーソル51Aについて説明する。ここで、左カーソル51Aが上述の左カーソル51と異なるところは、左カーソル51Aが第2押圧部64を備えている点であり、その他の構成は上述の左カーソル51と同じ構成である。したがって、以下の説明では、相違点である第2押圧部64について詳細に説明し、上述の実施形態と共通する構成については、同じ符号を付し示すことによりその構成の説明を省略する。
図10は、第2押圧部64を備える左カーソル51Aを示す斜視図である。図11は、左カーソル51Aの押圧部材61及び第2押圧部64を示す斜視図である。図12は、左カーソル51Aにおける押圧部材61及び第2押圧部64の動作を説明するための図である。図10に示されるように、左カーソル51Aは、押圧部材61、弾性部材62、及び第1押圧部63に加えて、更に第2押圧部64を備える。
図10に示されるように、第2押圧部64は、垂直板56の後端部56Cに取り付けられている。後端部56Cにおいて、第2押圧部64は、第1押圧部63の上方に位置している。より詳細には、第2押圧部64は、後端部56Cの下部であって第1押圧部63よりも上方に設けられた支軸91(本発明の第2回動軸の一例)を回動中心として、図10の矢印D2の方向へ回動自在に後端部56Cに支持されている。支軸91は、用紙収容部41の幅方向へ延出している。
第2押圧部64は、上下方向7に長い板形状のレバー部93を有する。レバー部93の下端部に、支軸91が挿通される軸孔92が形成されている。軸孔92に支軸91が挿通された状態で、抜け止めピンなどによって回動自在に取り付けられている。つまり、レバー部93は、支軸91から上方へ延びる長い板形状の部材である。第2押圧部64が支軸91を中心に矢印D2の方向へ回動することにより、第2押圧部64のレバー部93は、支軸91を中心とする円弧軌跡に沿って変位する。このとき、第2押圧部64は、回動軸69の延在方向(前後方向8に一致する方向)へ変位する。
図11に示されるように、レバー部93の下端部には伝達部94(本発明の第1係合部の一例)が一体に形成されている。伝達部94は、軸孔92よりも前方側の位置に設けられている。伝達部94は、支軸91の軸方向へ突出している。より詳細には、伝達部94は、レバー部93の外側面93A(左側の面)から外方向へ垂直に突出する鉤状の部材であり、外側面93Aから外方向へ垂直に突出してから前方へ概ね直角に屈曲した形状である。伝達部94の突出端は、第1押圧部63の平坦板63Aの上方に位置している。伝達部94の突出端の下部には、下方へ突出する突起95が形成されている。突起95は、平坦板63Aへ向けて突出している。
支軸91には、レバー部93を前方側へ回動させる力を付与するねじりコイルバネ(不図示)が設けられている。前記ねじりコイルバネのバネ力は、弾性部材62の付勢力に比べて小さい。したがって、レバー部93に前記ねじりコイルバネのバネ力以外の力が加えられていない場合は、レバー部93は前方へ回動される。このとき、突起95は、平坦板63Aの上面に当接する。この状態で、第1押圧部63が前記突出位置と前記埋没位置との間で変位されると、突起95を通じて第2押圧部64がその変位に追従して支軸91の周りを回動する。具体的には、第1押圧部63が前記突出位置から前記埋没位置に変位されると、第2押圧部64のレバー部93は前方へ回動し、第1押圧部63が前記埋没位置から前記突出位置に変位されると、第2押圧部64のレバー部93は後方へ回動する。
図10に示されるように、第2押圧部64は、レバー部93の後端部93Bの上縁部93B1が垂直板56の後端部56Cから後方へ突出した状態で、後端部56Cに取り付けられている。本実施形態では、上縁部93B1は、リフト板45の張出部48Aの回動軌跡よりも後方側に位置し、後端部93Bの下縁部93B2は前記回動軌跡よりも前方側に位置している。このため、リフト板45が前記近接位置から上方へ回動して、前記近接位置と前記離間位置との間に定められた中間位置(図12(B)に示される位置)に到達するまでの間は、張出部48Aは後端部93Bに接触しない。一方、リフト板45が上方へ回動して、前記中間位置に到達すると、張出部48Aは後端部93Bに接触する。具体的には、張出部48Aにおける給送方向の上流側の端部48A1が後端部93Bに接触する。そして、更に上方へ回動されると、張出部48Aの端部48A1は後端部93Bに摺接しつつ、後端部93Bの上縁部93B1を前方へ押圧して、第2押圧部64のレバー部93を前方へ回動させる。このとき、伝達部94の突起95が平坦板63Aを下方へ押圧して、押圧部材61を弾性部材62の付勢力に抗して前記突出位置から前記埋没位置側へ回動させる。
このように第2押圧部64が構成されているため、リフト板45が前記近接位置に配置された状態(図12(A)参照)から上方へ回動されて、前記中間位置から前記離間位置までの間に配置されると、リフト板45の張出部48Aによって第2押圧部64が前方へ押圧される。これにより、伝達部94の突起95を介して、押圧部材61が弾性部材62の付勢力に抗して前記突出位置から前記埋没位置側へ回動される。更にリフト板45が上方回動されると、張出部48Aによる前方への押し込み量が徐々に増えて、これにともない、押圧部材61の前記埋没位置への変位量も増加する。そして、リフト板45が前記離間位置に到達すると、押圧部材61が前記埋没位置に到達する。
このように、張出部48Aの位置に応じて、第2押圧部64が第1押圧部63を介して押圧部材61を変位させるため、例えば、用紙収容部41に収容されている用紙の量が多い場合は、張出部48Aの位置が下方にあるため、押圧部材61が前記突出位置に配置される。この場合、押圧部材61によって用紙束の側端部が適切に押圧される。一方、用紙収容部41に収容されている用紙の量が徐々に少なくなると、リフト板45が上昇する。この上昇にともない、押圧部材61が徐々に前記突出位置から前記埋没位置へ向けて変位する。このため、用紙量が少なくなると、押圧部材61による押圧力が徐々に小さくなる。その結果、用紙収容部41に収容されている用紙の量が少ない場合に、過剰な押圧力によって押圧されないため、用紙が撓んだり折れたりすることが防止される。
10:画像形成装置
10A:筐体
24:給紙装置
32:給送機構
34:弾性部材
41:用紙収容部
45:リフト板
48A:張出部
51,52:カーソル
60:リフト駆動ユニット
61:押圧部材
62:弾性部材
63:第1押圧部
64:第2押圧部
68:アーム部
69:回動軸
91:支軸

Claims (5)

  1. 予め定められた給送方向へ給送されるシートを収容可能なシート収容部と、
    前記シート収容部の底部に設けられ、前記給送方向の下流側の下流端部が前記シート収容部の前記底部に近接する近接位置と前記近接位置よりも前記底部から上方へ離れた離間位置との間で変位可能なリフト板と、
    前記リフト板を前記近接位置から前記離間位置へ向けて上昇させる上昇部材と、
    前記シート収容部の幅方向へ移動可能に前記底部に設けられ、前記シート収容部に収容された前記シートの前記幅方向の側端部に当接して前記シートの位置を位置決めする位置決め部材と、を備え、
    前記位置決め部材は、
    前記底部から上方へ垂直に延出し、前記位置決め部材において前記側端部に当接される当接面を有する垂直板と、
    前記当接面から前記側端部側へ突出する突出位置と、前記当接面に埋没する埋没位置との間で回動可能な突出部材と、
    前記位置決め部材を前記埋没位置から前記突出位置へ向けて付勢する付勢部材と、
    前記突出部材に設けられ、前記リフト板が前記近接位置に配置されたときに前記リフト板によって押圧されて前記突出部材を前記付勢部材の付勢力に抗して前記埋没位置に回動させ、前記リフト板が前記近接位置よりも上方へ離れたときに前記リフト板からの押圧力が解除されて前記付勢部材の付勢力によって前記突出部材を前記突出位置に回動させる第1押圧部と、
    前記リフト板が前記近接位置と前記離間位置との間に定められた中間位置から前記離間位置までの間に配置されたときに前記リフト板によって押圧されて前記突出部材を前記付勢部材の付勢力に抗して前記突出位置から前記埋没位置側へ回動させる第2押圧部と、を備えるシート収容装置。
  2. 前記第2押圧部は、前記リフト板が前記近接位置から前記中間位置まで変位することに連動して、前記突出部材を前記突出位置から前記埋没位置側へ前記リフト板の変位量に応じた移動量だけ回動させる請求項1に記載のシート収容装置。
  3. 前記突出部材は、前記給送方向へ延出され前記垂直板の下部に回動可能に支持される第1回動軸、及び前記第1回動軸から上方へ延びる一対のアーム部を有し、
    前記第1押圧部は、前記第1回動軸における前記給送方向の下流側の軸端部に設けられ、前記リフト板から押圧力を受けると前記第1回動軸の周りに回動するものであり、
    前記第2押圧部は、前記第1回動軸の延在方向へ変位可能に前記垂直板に支持されており、前記延在方向において前記軸端部とは逆の反対方向へ変位したときに前記第1押圧部と係合して前記第1押圧部を押圧する第1係合部を有し、
    前記リフト板は、前記近接位置において前記第1押圧部だけに係合して前記第1押圧部を押圧し、前記近接位置及び前記中間位置間において前記第1押圧部及び前記第2押圧部それぞれから係脱し、前記中間位置及び前記離間位置間において前記第2押圧部だけに係合して前記第2押圧部を前記突出位置から前記埋没位置側へ回動させる第2係合部を有する請求項1又は2に記載のシート収容装置。
  4. 前記第2押圧部は、前記幅方向へ延出された第2回動軸に回動可能に支持され前記第2回動軸から上方へ延びるレバー部を有し、
    前記第1係合部は、前記レバー部の下端部に設けられ、前記下端部から前記第2回動軸の軸方向へ突出しており、前記レバー部が前記第2回動軸を中心にして前記反対方向へ回動したときに前記第1押圧部を下方へ押圧し、
    前記第2係合部は、前記リフト板において前記位置決め部材よりも前記給送方向の下流側に設けられ、前記幅方向の外側へ張り出した形状に形成されており、前記近接位置において前記第2係合部の下面が前記第1押圧部の上面を下方へ押圧し、前記中間位置及び前記離間位置間において前記第2係合部の前記給送方向の上流側の端部が前記レバー部の前記給送方向の下流側の端部に摺接しつつ前記レバー部を前記突出位置から前記埋没位置側へ回動させる請求項3に記載のシート収容装置。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のシート収容装置と、
    前記シート収容装置から給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成装置。
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