JP2017088258A - コンベア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高さ方向の寸法が小さく、かつ、ケーブル類を収容可能であり省スペース化を図ることのできるコンベア装置を提供する。
【解決手段】移動体を搬送経路に沿って搬送するためのコンベア装置であり、搬送経路に沿って転動する一対のローラ部材が取り付けられる枠体と、ローラ部材が走行する一対の案内レールと、各種機器を接続するためのケーブル類と、ケーブル類を支持する支持面を有する支持部材とを備え、案内レールは、ローラ部材が走行する走行部と、走行部から延設された側壁部とを備え、1の案内レールの側壁部と、他の1の案内レールの側壁部とは、互いに離間して配置されており、ケーブル類は、支持面と、それぞれの側壁部とによって画定される空間内に収容されている、コンベア装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンベア装置に関する。より詳細には、本発明は、高さ方向の寸法が小さく、かつ、ケーブル類を収容可能であり省スペース化を図ることのできるコンベア装置に関する。
従来、各種被搬送物を搬送するためのコンベア装置が開発されている。一例を挙げると、自動車工場において、自動車のボディ等の各種部品を搬送するためのコンベア装置が使用されている。多くの場合、被搬送物は、所定の搬送経路に沿って走行する移動体(台車)に載置される。コンベア装置は、移動体を搬送することにより、被搬送物を搬送する。
被搬送物を搬送するために、コンベア装置は、モータ等の駆動部、各種制御部、およびこれらを接続するケーブル類等が付帯される。しかしながら、特にケーブル類は、多くのスペースを専有しやすい。そこで、特許文献1には、上方向が開口した断面U字状のヨークを設けることにより、ケーブル類をコンベア装置内に収容した配線構造が開示されている。図5は、特許文献1に記載のコンベア装置1aの模式的な断面図である。
特許文献1に記載のコンベア装置1aは、ヨークYを設けることによってローラ部材3aの下方に空間Saを設け、ケーブル類(図示せず)を収容している。しかしながら、このようなコンベア装置1aは、高さ方向の寸法が大きく、省スペース化を充分に図ることができない。図5において、参照符号H2は、コンベア装置1aにおいて各種作業を行う際の作業台の高さの一例を示している。また、たとえば自動車を製造する際の各種工程(たとえば塗装工程や組立工程等)において、作業に関係の無い部位は、汚損等を避けるために極力被覆されることが望ましい。特許文献1のコンベア装置1aは、高さ方向の寸法が大きいため、各種工程において被覆されるべき部分の容積が大きく、利便性が悪い。
そこで、ヨークを排除し、高さ方向の寸法を小さくしたコンベア装置が提案されている。図6は、ヨークを排除した従来のコンベア装置1bの模式的な断面図である。図6において、参照符号H3は、コンベア装置1bにおいて各種作業を行う際の作業台の高さの一例を示している。高さH3は、高さH2(図5参照)よりも顕著に低く設計されている。そのため、各種工程において被覆されるべき部分の容積が小さく、利便性がよい。しかしながら、このようなコンベア装置1bは、ケーブル類を収容することができない。そのため、ケーブル類は、搬送経路に沿って配置せざるを得ず、ケーブル類をレールに沿わせるためのダクトが別途必要となる。図6に示されるコンベア装置1bでは、その結果、多くのスペースを専有しやすい。
特開2006−8097号公報
本発明は、これら従来のコンベア装置とは異なり、高さ方向の寸法が小さく、かつ、ケーブル類を収容可能であり省スペース化を図ることのできるコンベア装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明のコンベア装置には、以下の構成が主に含まれる。
(1)被搬送物を載置する移動体を、所定の搬送経路に沿って搬送するためのコンベア装置であり、前記搬送経路に沿って転動する一対のローラ部材と、前記一対のローラ部材が取り付けられる枠体と、それぞれの前記ローラ部材が走行する一対の案内レールと、前記コンベア装置の動作に関連する機器を接続するためのケーブル類と、前記ケーブル類を支持する支持面を有する支持部材と、を備え、それぞれの前記案内レールは、それぞれの前記ローラ部材が走行する走行部と、前記走行部のうち、前記ローラ部材が走行する位置よりも内側であって、前記走行部から略垂直方向に延設された側壁部とを備え、前記一対の案内レールのうち、1の前記案内レールの前記側壁部と、他の1の前記案内レールの前記側壁部とは、互いに離間して配置されており、前記ケーブル類は、前記支持面と、それぞれの前記側壁部とによって画定される空間内に収容されている、コンベア装置。
このような構成によれば、ケーブル類は、支持面と案内レールの側壁部とによって画定される空間内に収容され得る。そのため、ケーブル類は、案内レールを走行するローラ部材と同程度の水平位置に載置される。その結果、コンベア装置は、高さ方向の寸法が低く、省スペース化が図られる。また、案内レール上を走行するローラ部材は、外部より視認しやすい。そのため、たとえば案内レールの走行面の摩耗の程度が確認されやすい。また、ローラ部材は、清掃等が行われやすい。さらに、コンベア装置は、従来のヨークに相当する部材が省略され得る。そのため、コンベア装置は、軽量化されやすく、設置時に建屋に加えられる荷重を減らしやすい。
(2)前記案内レール上において前記一対のローラ部材を転動させるための駆動元となる駆動力を発生するための駆動部と、前記駆動部によって発生される駆動力を前記枠体に伝達するための伝達機構と、をさらに備え、前記伝達機構は、前記駆動部によって回転駆動される駆動ローラを備え、前記枠体は、前記駆動ローラが当接するローラ当接部を備え、前記駆動部からの駆動力によって前記駆動ローラが回転駆動されることにより、前記駆動ローラと前記ローラ当接部との間に摩擦力を発生させて、前記搬送経路に沿って前記一対のローラ部材を転動させる、(1)記載のコンベア装置。
このような構成によれば、枠体は、駆動部からの駆動力を受けて、ローラ部材を案内レール上で転動させ得る。本発明のコンベア装置は、このような駆動部等を駆動するために必須となる動力ケーブル(ケーブル類の一例)を、内部に収容し得る。そのため、コンベア装置は、省スペース化が図られるだけでなく、動力ケーブル等の汚損を防止しやすい。
(3)前記支持部材は、前記搬送経路に沿って配置される網状体と、前記網状体が架設され、互いに離間して配置される複数の網状体支持部とを備える、(1)または(2)記載のコンベア装置。
このような構成によれば、ケーブル類は、搬送経路に沿って、網状体によって支持され、鉛直下方に垂れ下がりにくい。そのため、コンベア装置は、外観の見栄えが良く、かつ、汚損されにくい。
(4)前記網状体は、波型ワイヤである、(3)記載のコンベア装置。
このような構成によれば、網状体は、たとえば案内レールが湾曲または屈曲する場合であっても、これら湾曲や屈曲に追随するよう変形されやすい。その結果、コンベア装置は、変形しにくい網状体を用いる場合と比較して、網状体を適宜湾曲させて配設し得る。
本発明によれば、高さ方向の寸法が小さく、かつ、ケーブル類を収容可能であり省スペース化を図ることのできるコンベア装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態のコンベア装置の模式的な断面図である。 図2は、本発明の一実施形態のコンベア装置の拡大された模式的な断面図である。 図3は、本発明の一実施形態の支持フレームの模式的な平面図である。 図4は、本発明の一実施形態の湾曲した案内レールに沿って配設された網状体の模式的な平面図である。 図5は、特許文献1に記載のコンベア装置の模式的な断面図である。 図6は、従来のコンベア装置の模式的な断面図である。
<コンベア装置>
本発明の一実施形態のコンベア装置が、図面を参照して説明される。図1は、本実施形態のコンベア装置1の模式的な断面図である。図2は、本実施形態のコンベア装置1の拡大された模式的な断面図である。本実施形態のコンベア装置1は、図1に示されるように、自動車のボディB(被搬送物の一例)を載置する台車P(移動体の一例)を、所定の搬送経路に沿って搬送するための装置である。図2に示されるように、コンベア装置1は、一対のローラ部材3を備えるトロリ2(枠体の一例)と、それぞれのローラ部材3が走行する一対の案内レール4と、コンベア装置1の動作に関連する機器を接続するためのケーブル類5と、ケーブル類5を支持する支持面6aを有する支持フレーム6(支持部材の一例)とを主に備える。また、コンベア装置1は、ガイド部材24を備える。ガイド部材24は、一対の案内レール4の一対の側壁部(側壁部41bおよび側壁部42b)と接触することにより、案内レール4に沿ってトロリ2のスムーズな走行を補助し、トロリ2の脱落を防止する。さらに、コンベア装置1は、案内レール4上において一対のローラ部材3を転動させるための駆動元となる駆動力を発生するためのモータ7(駆動部の一例)と、モータ7によって加えられる駆動力を枠体に伝達するためのフリクションローラ8(伝達機構の一例)と、コンベア装置1の各種制御を行う制御系統が格納された制御部9とを備える。以下、それぞれの構成について説明する。
(トロリ2)
トロリ2(枠体の一例)は、後述するモータ7によって加えられる駆動力によってローラ部材3を転動させるための部材である。また、トロリ2には、自動車のボディBを載置する台車Pや、後述するフリクションローラ8のローラ本体81が当接するローラ当接部Cが取り付けられる。
台車P(移動体の一例)は、自動車のボディB(被搬送物の一例)の底面を支持してボディBを搬送するための部材である。台車Pの形状は特に限定されない。本実施形態では、ボディBの長さ方向および幅方向に沿って配置された複数の棒状部材が互いに溶着された台車Pが例示されている。棒状部材の上面には、ボディBの底面を支持する支持突起P1が形成されている。また、ボディBの長さ方向に設けられた棒状部材の底面には、トロリ2に取り付けられる延設部P2が形成されている。また、延設部P2の底面には、ローラ当接部Cが取り付けられる棒状の取付治具P3が設けられている。取付治具P3の形状は特に限定されない。本実施形態では、ボディBの長さ方向および幅方向に沿って配置された複数の棒状部材が互いに溶着された取付治具P3が例示されている。
ローラ当接部Cは、フリクションローラ8のローラ本体81が当接する部材である。ローラ当接部Cは、ボディBの長さ方向および幅方向に沿って配置された複数の棒状部材が互いに連結された形状であり、連接棒(ロードバー)とも称される。後述するモータ7が駆動されることによってローラ本体81が回転駆動されることにより、ローラ本体81とローラ当接部Cとの間に摩擦力が発生する。発生した摩擦力によってトロリ2はローラ部材3を転動させ、その結果、台車P(およびボディB)を搬送経路に沿って搬送する。
トロリ2は、一対のローラ部材3と、ローラ当接部Cの下方に形成され、一対のローラ部材3が取り付けられるローラ取付部21と、ガイド部材24とを備える。
ローラ取付部21は、一対のローラ部材3が取り付けられる部位である。より具体的には、ローラ取付部21は、上面にローラ当接部Cの下端が取り付けられる平板状の天面部22と、天面部22の両端において下方に延設された一対のローラ支持片23とを備える。一対のローラ支持片23は、それぞれ対向配置される一対のローラ部材3が回動自在に取り付けられる。また、天面部22の裏面には、ガイド部材24が取り付けられている。ガイド部材24は、一対の案内レール4の一対の側壁部(側壁部41bおよび側壁部42b)と接触することにより、案内レール4に沿ってトロリ2のスムーズな走行を補助し、トロリ2の脱落を防止する。
(ローラ部材3)
ローラ部材3は、台車Pを搬送経路に沿って搬送するために案内レール4上を転動する一対の回転部材である。それぞれのローラ部材3は、ローラ支持片23の内側に取り付けられている。それぞれのローラ部材3の大きさは特に限定されない。ローラ部材3の大きさは、搬送すべき被搬送物の重量等に合わせて適宜選択されればよい。
(案内レール4)
案内レール4は、それぞれのローラ部材3が走行する一対のレール状部位である。より具体的には、案内レール4は、ローラ部材3が走行する走行部(走行部41aおよび走行部42a)と、走行部のうち、ローラ部材3が走行する位置よりも内側であって、走行部から略垂直方向に延設された側壁部(側壁部42aおよび側壁部42b)とを備える。なお、案内レール4は、少なくとも走行部および側壁部に相当する部位が含まれていればよく、これらが含まれる限りにおいて形状は特に限定されない。一例を挙げると、案内レール4の形状は、搬送経路と直交する方向における断面形状が、略C字状、略U字状、略L字状等である。案内レール4がこれらの形状である場合、ローラ部材3は、案内レール(走行部)上を走行することができる。また、後述するケーブル類5を収容するためのスペースが形成され得る。さらに、トロリ2が適切に案内レール4上を走行するためのガイド部材24が、適切に側壁部に接触し得る。本実施形態では、断面形状が略C字状である案内レール4が例示されている。
本実施形態の案内レール4は、それぞれ後述する支持フレーム6に取り付けられ、適切に位置決めされている。そのため、従来のコンベア装置に必須であったヨーク(図5のヨークY参照)は不要である。そのため、コンベア装置1は、部品点数が減らされ、低コストである。また、コンベア装置1は、軽量化されやすく、設置時に建屋に加えられる荷重を減らしやすい。さらに、コンベア装置1は、たとえば図5に示される従来のコンベア装置1aでは設けられていたヨークYが不要であるため、高さ方向の寸法を小さく設計しやすい。図1において、参照符号H1は、コンベア装置1において各種作業を行う際の作業台の高さの一例を示している。高さH1は、従来のコンベア装置1aにおける作業台の高さH2(図5参照)や、コンベア装置1bにおける作業台の高さH3(図6参照)よりもさらに低く設計されている。
本実施形態のコンベア装置1は、一対の案内レール4のうち、1の案内レール(案内レール41)の側壁部(側壁部41b)と、他の1の案内レール(案内レール42)の側壁部(側壁部42b)とが互いに離間して配置されていることを特徴とする。これにより、後述するケーブル類5は、後述する支持フレーム6の支持面6a、側壁部41bおよび側壁部42bによって画定される空間S内に収容され得る。また、このように一対の案内レール4が所定間隔を離間して配置されることにより、一対のローラ部材3の離間距離もまた比較的大きく保たれやすい。さらに、トロリ2の走行は、ガイド部材24が側壁部と適宜接触することにより補助される。その結果、コンベア装置1は、ボディBをより安定に搬送し得る。
また、一対の案内レール4は、従来のコンベア装置で採用されているH型の鋼材(図6の鋼材H参照)と比較して軽量である。そのため、コンベア装置1は、重量が低減されやすく、設置時に建屋に加えられる荷重を減らしやすい。
なお、本実施形態において、「空間S内にケーブル類が収容される」とは、ケーブル類5全体のうち、少なくとも一部が空間S内に収容されていることをいい、必ずしもケーブル類5の全体が空間Sに収容されている必要はない。すなわち、ケーブル類5は、後述するように制御部9とモータ7等を接続するケーブル等であるため、少なくともこれらと接続される箇所では、空間Sに収容されない部分が存在し得る。しかしながら、本実施形態では、ケーブル類5と他の部位との接続箇所を除く主な部分が空間S内に収容され得る。そのため、本実施形態のコンベア装置1は、従来のようなケーブル類がコンベア装置外に配設される場合(図6参照)と比較して、大幅な省スペース化を図ることができる。
(ケーブル類5)
ケーブル類5は、コンベア装置1の動作に関連する機器を接続するための部材である。ケーブル類5の種類は特に限定されない。一例を挙げると、ケーブル類5は、後述する制御部9に設けられる検出器(図示せず)を制御するための通信ケーブル、制御部9とモータ7とを接続する動力ケーブル等である。なお、本実施形態において、ケーブル類5は、コンベア装置1の動作に関連する機器を接続するためのケーブル類5だけでなく、コンベア装置1の周囲に配設され得る各種配管類(エアチューブ等)が含まれてもよい。
(支持フレーム6)
支持フレーム6(支持部材の一例)は、ケーブル類5が下方に脱落したり、撓んだりしないように支持するための部材である。図3は、本実施形態の支持フレーム6の模式的な平面図である。支持フレーム6は、搬送経路に沿って配置される網状体61と、網状体61が架設され、所定の間隔ごとに配置される複数の網状体支持部62とを備える。ケーブル類5は、支持フレーム6(網状体61)の支持面6aによって支持される。また、支持面6aには、ケーブル類5を適宜分けて配設させるように遮蔽板等の仕切り部材が設けられてもよい。また、図1に示されるように、それぞれの網状体支持部62の底面には、コンベア装置1の高さおよび水平度合を調整するための脚部63が設けられている。
網状体61の形状は特に限定されない。一例を挙げると、網状体61は、ジグザグ形状に加工された波型ワイヤ、複数のワイヤを交差させたメッシュ状ワイヤ等であってもよい。本実施形態では、網状体61が波型ワイヤである場合が例示されている。図4は、湾曲した案内レール4に沿って配設された網状体61の模式的な平面図である。網状体61が波型ワイヤである場合、網状体61は、たとえば案内レール4が湾曲または屈曲する場合であっても、これら湾曲や屈曲に追随するよう変形されやすい。その結果、コンベア装置1は、変形しにくい網状体を用いる場合と比較して、網状体61を適宜湾曲させて配設し得る。
なお、本実施形態において、支持フレーム6は、ケーブル類5が下方に脱落したり、撓んだりすることを防ぎ得る部材であればよい。そのため、支持フレーム6は、網状体61に代えて、たとえば扁平な金属板(鉄板等)が使用されてもよい。
(モータ7)
図1および図2を再び参照し、モータ7(駆動部の一例)は、上記した一対のローラ部材3を転動させるため駆動元となる駆動力を発生するための部位である。モータ7は、後述するフリクションローラ8とともに、コンベア装置1の支持フレーム6に取り付けられている。モータ7は、動力ケーブルによって後述する制御部9と電気的に接続されており、制御部9によって動作が制御される。また、モータ7は、フリクションローラ8と接続されており、制御部9によってモータ7が駆動されることにより発生する駆動力は、フリクションローラ8に伝達され、ローラ本体81を回転駆動する。
(フリクションローラ8)
フリクションローラ8(伝達機構の一例)は、モータ7によって加えられる駆動力をトロリ2のローラ当接部Cに伝達するための部材である。フリクションローラ8は、搬送経路に沿って、所定間隔を置いて複数配置されてもよい。なお、フリクションローラ8は、たとえばトロリ2の搬送を手動で行い得るような場所には配置されなくてもよい。
フリクションローラ8は、モータ7が取り付けられる本体部82と、本体部82に接続されたローラ軸83と、ローラ軸83に接続されたローラ本体81と、ローラ本体81をローラ当接部Cに当接するよう付勢するための付勢機構(図示せず)とを備える。モータ7から加えられた駆動力は、ローラ軸83に伝達され、ローラ軸83を回転させることにより、ローラ本体81を所定の方向に回転駆動する。
(制御部9)
制御部9は、コンベア装置1の各種制御を行う制御系統が格納された部位である。制御部9は、モータ7およびフリクションローラ8と同様に、コンベア装置1の支持フレーム6に取り付けられている。制御部9は、搬送経路に沿って、所定間隔を置いて複数配置されてもよい。
制御部9には、モータ7の動作を制御する動力ケーブルや、検出器(図示せず)の通信ケーブル等のケーブル類5が接続されている。
以上、本実施形態のコンベア装置1によれば、ケーブル類5は、支持面6aと案内レール4の側壁部(側壁部41bおよび側壁部42b)とによって画定される空間S内に収容され得る。そのため、ケーブル類5は、案内レール4を走行するローラ部材3と同程度の水平位置に載置される。その結果、コンベア装置1は、高さ方向の寸法を低く設計することができ、省スペース化が図られる。また、案内レール4上を走行するローラ部材3は、外部より視認しやすい。そのため、たとえば案内レールの走行面の摩耗の程度が確認されやすい。また、ローラ部材3は、清掃等が行われやすい。さらに、コンベア装置1は、従来のヨークに相当する部材が省略され得る。そのため、コンベア装置1は、軽量化されやすく、設置時に建屋に加えられる荷重を減らしやすい。
なお、本発明は、たとえば次のような変形実施形態が採用されてもよい。
(1)上記実施形態では、フリクションローラを用いたフリクション方式を採用したコンベア装置について例示した。しかしながら、本発明のコンベア装置は、案内レールおよび支持部材の構造に特徴を有し、ケーブル類を収容できる形状であればよい。そのため、これに代えて、本発明のコンベア装置は、チェーン方式を採用したコンベア装置であってもよい。
(2)上記実施形態では、モータ、フリクションローラおよび制御部のそれぞれが支持フレームに取り付けられている場合について例示した。これに代えて、本発明のコンベア装置は、これらの部位が支持フレーム以外の場所に取り付けられていてもよい。一例を挙げると、これらの部位は、別途搬送経路の周囲に設置されてもよい。また、これらの部位は、適宜一体化されてもよい。
(3)上記実施形態では、走行部から略垂直方向に延設された側壁部を備えるコンベア装置について例示した。これに代えて、本発明のコンベア装置の側壁部は、ケーブル類を収容できる空間を画定し得る形状であればよい。そのため、側壁部は、垂直方向に代えて、走行部から所定の角度だけ傾斜した斜め上方に延設されていてもよい。
(4)上記実施形態では、被搬送物が自動車のボディである場合について例示した。これに代えて、本発明のコンベア装置が搬送する被搬送物は、ボディ以外であってもよく、特に限定されない。
1、1a、1b コンベア装置
2 トロリ
21 ローラ取付部
22 天面部
23 ローラ支持片
24 ガイド部材
3、3a ローラ部材
4、41、42 案内レール
41a、42a 走行部
41b、42b 側壁部
5 ケーブル類
6 支持フレーム
6a 支持面
61 網状体
62 網状体支持部
63 脚部
7 モータ
8 フリクションローラ
81 ローラ本体
82 本体部
83 ローラ軸
9、9b 制御部
B ボディ
C ローラ当接部
H 鋼材
H1、H2、H3 作業台の高さ
P 台車
P1 支持突起
P2 延設部
P3 取付治具
S、Sa 空間
Y ヨーク

Claims (4)

  1. 被搬送物を載置する移動体を、所定の搬送経路に沿って搬送するためのコンベア装置であり、
    前記搬送経路に沿って転動する一対のローラ部材が取り付けられる枠体と、
    それぞれの前記ローラ部材が走行する一対の案内レールと、
    前記コンベア装置の動作に関連する機器を接続するためのケーブル類と、
    前記ケーブル類を支持する支持面を有する支持部材と、を備え、
    それぞれの前記案内レールは、
    それぞれの前記ローラ部材が走行する走行部と、
    前記走行部のうち、前記ローラ部材が走行する位置よりも内側であって、前記走行部から延設された側壁部とを備え、
    前記一対の案内レールのうち、1の前記案内レールの前記側壁部と、他の1の前記案内レールの前記側壁部とは、互いに離間して配置されており、
    前記ケーブル類は、前記支持面と、それぞれの前記側壁部とによって画定される空間内に収容されている、コンベア装置。
  2. 前記案内レール上において前記一対のローラ部材を転動させるための駆動元となる駆動力を発生するための駆動部と、前記駆動部によって発生される駆動力を前記枠体に伝達するための伝達機構と、をさらに備え、
    前記伝達機構は、前記駆動部によって回転駆動される駆動ローラを備え、
    前記枠体は、
    前記駆動ローラが当接するローラ当接部を備え、
    前記駆動部からの駆動力によって前記駆動ローラが回転駆動されることにより、前記駆動ローラと前記ローラ当接部との間に摩擦力を発生させて、前記搬送経路に沿って前記一対のローラ部材を転動させる、請求項1記載のコンベア装置。
  3. 前記支持部材は、
    前記搬送経路に沿って配置される網状体と、
    前記網状体が架設され、互いに離間して配置される複数の網状体支持部とを備える、請求項1または2記載のコンベア装置。
  4. 前記網状体は、波型ワイヤである、請求項3記載のコンベア装置。
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