JP2022062787A - 搬送コンベアの支持構造 - Google Patents

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保彦 小枝
Yasuhiko Koeda
照規 平岡
Terunori Hiraoka
昂輝 山本
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Abstract

【課題】トンネル内の搬送コンベアの設置高さを常に適正に維持することができるとともに、搬送コンベアを最適な支持間隔で支持することが可能な搬送コンベアの支持構造を提供する。【解決手段】搬送コンベア3の長手方向へ延びる枠体31A,31Bに所定間隔で着脱可能に上端部が装着される複数の支持脚体1と、これら支持脚体1の下端に設けられた車輪24とを備え、一方、トンネル内に設置されるセントルには、支持脚体1の下端の車輪24が載置されて当該支持脚体1の移動が案内されるレール部材41がトンネル延長方向へ設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は搬送コンベアの支持構造に関し、特にトンネルの切羽側から坑口側へズリを搬送するためのコンベアの支持構造に関するものである。
切羽側で生じたズリを坑口側へ搬出するためにトンネル内にはその延長方向へ搬送コンベアが設置されており、例えば特許文献1に示されているように、トンネル側壁に沿って所定間隔で吊り棚を設けて、これにベルト式の搬送コンベアを支持させてある。この場合、トンネル内を各種作業台車やセントル(これらを総称して以下移動台車という)が通過する際には上記吊り棚が障害になるために、通過領域では吊り棚を取り去り、特許文献1に示されるように、この間は、移動台車にトンネル延長方向へ所定間隔で設けたブラケットのローラ上へ搬送コンベアを載せ替えて、移動台車の移動を保証しつつ搬送コンベアの支持を行っている。
特開平11-294082
しかし、上記従来の構造では、移動台車が走行するトンネルインバート部の高さ変動によって移動台車に設置されたブラケットの高さも変動するため搬送コンベアの設置高さを維持することが困難であるとともに、移動台車のブラケットの増減を自在に行うことができないため、搬送コンベア(あるいはその搬送物)の重量に応じて最適な支持間隔を確保することが困難であるという問題やベルト式搬送コンベアの構造によっては従来の支持方法ではコンベアの接続部材や部材の配列によっては対応に限界があった。
そこで、本発明はこのような課題を解決するもので、トンネル内の搬送コンベアの設置高さを常に適正に維持することができるとともに、コンベアの構造によらず搬送コンベアを最適な支持間隔で支持することが可能な搬送コンベアの支持構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明では、トンネルの延長方向へズリを搬送するための搬送コンベア(3)の支持構造であって、前記搬送コンベア(3)の長手方向へ延びる枠体(31A,31B)に所定間隔で着脱可能に上端部が装着される複数の支持脚体(1)と、これら支持脚体(1)の下端に設けられた移動用部材(24)とを備え、一方、前記トンネル内に設置される移動台車(4)には、前記支持脚体(1)の下端の移動用部材(24)が載置されて当該支持脚体(1)の移動が案内されるレール部材(41)がトンネル延長方向へ設けられている。
本第1発明によれば、脚の長さを変えた複数種の支持脚体を用意し、トンネルインバート部の高さ変動に応じて最適な支持脚体を使用することによって移動台車通過領域の前後に続く搬送コンベアの設置高さを維持することができる。また、搬送コンベアの搬送重量が変わる場合にも、支持脚体の設置数および設置間隔を速やかに変更してこれに対応することができる。
本第2発明では、前記支持脚体(1)は、前記搬送コンベア(3)の幅方向両側に位置する枠体(31A、31B)にそれぞれ装着される一対の脚部材(2A,2B)を備え、各脚部材(2A,2B)の下端に設けられた前記移動用部材(24)が、平行に敷設された一対の前記レール部材(41)のそれぞれに載置されている。
本第2発明によれば、搬送コンベアを支持する際に当該搬送コンベアの幅方向の安定を図ることができる。
本第3発明では、前記脚部材(2A,2B)は搬送コンベア(3)の長手方向に一対の脚部(21,22)を備えており、これら一対の脚部(21,22)の各下端に設けられた前記移動用部材(24)が同一の前記レール部材(41)に載置されている。
本第3発明によれば、搬送コンベアを支持する際に当該搬送コンベアの長手方向の安定を図ることができる。
本第4発明では、前記支持脚体には脚長調節機構が設けられている。
本第4発明によれば、脚長の異なる支持脚体を複数種用意する必要がなくなる。
上記カッコ内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を参考的に示すものである。
以上のように、本発明の搬送コンベアの支持構造によれば、トンネル内の搬送コンベアの設置高さを常に適正に維持することができるとともに、搬送コンベアを最適な支持間隔で支持することが可能である。
支持脚体の部分断面正面図で、断面部は図2のI-I線に沿ったものである。 支持脚体の部分断面側面図で、断面部は図1のII-II線に沿うものである。 搬送コンベアに装着された状態の支持脚体の部分断面正面図で、断面部は図4のIII-III線に沿うものである。 搬送コンベアに装着された状態の支持脚体の部分断面側面図で、断面部は図3のIV-IV線に沿うものである。 支持脚体でセントルのデッキ上に支持された搬送コンベアの横断面図である。 本発明の他の実施形態における、脚長調節機構を設けた脚部の側面図である。 本発明のさらに他の実施形態における、脚長調節機構を設けた脚部の側面図である。
なお、以下に説明する実施形態はあくまで一例であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が行う種々の設計的改良も本発明の範囲に含まれる。
図1には本発明の支持構造を構成する支持脚体1の正面図を示し、図2にはその側面図を示す。支持脚体1は左右一対の脚部材2A,2Bを備えており、各脚部材2A,2Bは側面視で逆U字形に成形されて前後(図2の左右)に脚部21,22を有し、各脚部21,22の下端に移動用部材としての車輪24が取着されている。前後の脚部21,22を上端で連結する角筒状の天枠23には中間位置にクランプ部材25が設けられている。
クランプ部材25は背後中央に上下方向へ強化板252を設けた基板251を有し、基板251の上端部には上下に間隔をおいて保持板253,254が水平に突設されている。正面視でL字形に成形された蓋板26が設けられて、天枠23の内側側面に接して配設された蓋板26の水平な一辺261(図2)の左右位置を貫通させたボルト271,272が天枠23を水平に貫通して、天枠23の外側側面に接して位置させられた基板251の下端部を貫通し、これらにそれぞれナット273(図1)が装着されて、蓋板251と蓋板26が天枠23を挟んで対向するようにこれに結合されている。
この状態で、蓋板26の垂直姿勢の他辺262の上端部が、下側保持板254の端面に接して、基板251と上下の保持板253,254で形成された保持空間S(図1)の開放口の一部を閉鎖している。上側保持板253の左右2カ所にはこれを上下方向に貫通して、上端に操作部281を備えた止めネジ28が設けてあり、抑え部材282を設けた各止めネジ28の先端(下端)は保持空間S内に位置している。以上説明した同一構造の左右の脚部材2A,2Bは、後側脚部材22に設けたステー291間に架設された連結ロッド29によって、後述する搬送コンベアの幅と同程度の間隔を保って一体化されている。
このような支持脚体1を搬送コンベア3(図3、図4参照)に取り付ける場合には、止めネジ28を回してその下端の抑え部材282を上限まで引き上げておき、ナット273を緩めてボルト271を抜くとともに、ナット273を緩めて蓋板26をボルト272周りに90度回動させて蓋板26の他辺262を水平にし、保持空間Sの開放口を開放状態にする。
この状態で、左右の各脚部材2A,2Bの保持空間Sを図3、図4に示すように、搬送コンベア3の左右の枠体31A,31Bに、それぞれ外側より進入位置させる。この後、止めネジ28を逆転させ、抑え部材282を下降させて搬送コンベア3の枠体31A,31B上面に圧接させ、蓋板26を戻し回動させてその他辺262を垂直姿勢に戻す。このようにして左右の脚部材2A,2Bが搬送コンベア3の枠体31A,31Bに装着される。
なお、図3、図4において、符号32は搬送側ローラで、左右の枠体31A,31B間に架設された桁材35上に設けられて、搬送コンベア3の、搬送方向へ移動させられるベルト34を、ズリを良好に受けるように皿状断面に変形した状態で受けてガイドするように中央部が下方へ突出屈曲するように傾斜させられている。一方、符号33は戻り側ローラで、上記搬送側ローラ32とは長手方向の異なる位置で左右の枠体31A,31B間に架設された桁材36上に設けられて、戻り方向へ移動させられる上記ベルト34を皿状断面に変形した状態で受けてガイドするように中央部が下方へ突出屈曲するように傾斜させられている。
ここで、後述する移動台車4(図5参照)側には左右の各脚部材2A,2Bの前後の車輪24を載せてガイドするレール部材41がトンネル延長方向へ設けられている。レール部材41は図3にその断面形状の一例を示すように、長尺基板411上に、車輪24の幅よりもやや広い間隔で左右にガイド板412を立設したものである。
移動台車4が通過する場合には、通過領域の吊り棚上に載置されている搬送コンベア3の枠体31A,31B間に上述の手順で支持脚体1を装着し、吊り棚を取り去る。移動台車4の移動に伴い、支持脚体1を装着した搬送コンベア3を図5に示すように移動台車4(本実施形態ではセントル)のデッキ42に設けられたレール部材41上へ載せる。移動台車4がさらにトンネル延長方向へ移動すると、これと一体にレール部材41も移動するが、支持脚体1の脚部材2A,2Bにそれぞれ設けた車輪24がレール部材に沿って転動して支持脚体1(およびこれに支持された搬送コンベア3)は移動することなく所定位置に維持される。移動台車4のさらなる移動に伴い順次搬送コンベア3にその長手方向へ適当間隔で支持脚体1を装着し、支持脚体1を装着した搬送コンベア3を移動台車4のデッキ42に設けられたレール部材41上へ順次載せていく。
移動台車4の通過後は、上述した手順で支持脚体1の各脚部材2A,2Bの抑え部材282を上限へ引き上げるとともに蓋板26の他辺262を水平に倒して、保持空間Sを搬送コンベア3の枠体31A,31Bから脱出させて、支持脚体1を搬送コンベアから外す。そして、搬送コンベア3を、トンネル側壁に再度設置した吊り棚上へ戻す。
このような支持構造によれば、脚部材2A,2Bの脚部21,22の長さを変えた複数種の支持脚体1を用意し、トンネルインバート部の高さ変動に応じて最適な支持脚体1を使用することによって移動台車通過領域の前後に続く搬送コンベアの設置高さを維持することができる。なお、この場合、脚部21,22に脚長調節機構を設ければ、複数種の支持脚体1を用意する必要が無くなる。
ここで、脚長調節機構5の一例を図6に示す。図6において、脚部21と車輪24の間に脚長調節機構5が設けられており、当該脚長調節機構5は、車輪24のブラケット241上に立設されたねじ棒51と、当該ネジ棒51に結合されたナット部材52で構成されている。ナット部材52の両側へ突出する操作部521を掴んでナット部材52を正逆回転させると、ナット部材52はネジ棒51に沿って昇降する。このようなナット部材52の本体上に、ネジ棒51を収容可能な脚部21(脚部22も同様)の筒状下端部を載置してあり、ナット部材52を昇降させることによって支持脚体2A,2Bの脚長(高さ)を変更調節することができる。
さらに脚長調節機構5の他の例を図7に示す。図7において、車輪24のブラケット241上に調節棒体53が立設されており、調節棒体53には長手方向の複数位置に水平に貫通穴531が形成されている。一方、調節棒体53を収容可能な脚部21(脚部22も同様)の筒状下端部には周壁に貫通穴211が形成してあり、貫通穴211と調節棒体53の適当な貫通穴531を一致させてこれら貫通穴211,531に止め棒54を挿入することによって、支持脚体2A,2Bの脚長(高さ)を変更調節することができる。
上記実施形態においては、ズリの種類で搬送コンベア3の搬送重量が変わる場合にも、支持脚体1の設置数および設置間隔を速やかに変更してこれに対応することができる。
さらに、上記実施形態に示すように、戻り側ローラ33を搬送側ローラ32と同様にベルト34を皿状断面に変形した状態で受けることができるように下方へ突出屈曲させた場合にも、支持脚体1によってデッキ42等から十分な高さに保持してこれとの干渉を避けることが容易にできる。
上記実施形態では、支持脚体に搬送コンベアの幅方向に位置する一対の脚部材を設けるとともに、各脚部材に搬送コンベアの長手方向に位置する一対の脚部を設けて、各脚部に車輪を装着することによって搬送コンベアの支持をその幅方向と長手方向で安定化するようにしたが、これらは特に必須の構造ではなく、一対設けた各脚部材の、車輪を装着した脚部を一つとしても良い。また、脚部材を一つとしても良い。移動用部材としては車輪に限られず、例えばレール部材に沿って摺動するようなものでも良い。
1…支持脚体、2A,2B…脚部材、21,22…脚部、24…車輪(移動用部材)、3…搬送コンベア、31A,31B…枠体、4…セントル(移動台車)、41…レール部材、5…脚長調節機構。

Claims (4)

  1. トンネルの延長方向へズリを搬送するための搬送コンベアの支持構造であって、前記搬送コンベアの長手方向へ延びる枠体に所定間隔で着脱可能に上端部が装着される複数の支持脚体と、これら支持脚体の下端に設けられた移動用部材とを備え、一方、前記トンネル内に設置される移動台車には、前記支持脚体の下端の移動用部材が載置されて当該支持脚体の移動が案内されるレール部材がトンネル延長方向へ設けられている搬送コンベアの支持構造。
  2. 前記支持脚体は、前記搬送コンベアの幅方向両側に位置する枠体にそれぞれ装着される一対の脚部材を備え、各脚部材の下端に設けられた前記移動用部材が、平行に敷設された一対の前記レール部材のそれぞれに載置されている請求項1に記載の搬送コンベアの支持構造。
  3. 前記脚部材は搬送コンベアの長手方向に一対の脚部を備えており、これら一対の脚部の各下端に設けられた前記移動用部材が同一の前記レール部材に載置されている請求項1又は2に記載の搬送コンベアの支持構造。
  4. 前記支持脚体には脚長調節機構が設けられている請求項1又は2に記載の搬送コンベアの支持構造。
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