JP2017087813A - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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Abstract
Description
しかし、分岐電路に接続される追加機器のなかには、荷受台昇降装置の使用に必須ではない機器(例えば、貨物車両の荷箱内で荷受台昇降装置を操作可能な副操作スイッチ)も含まれる。このため、上記必須ではない機器が接続された分岐電路がショートした場合、その分岐電路の上流側となる供給電路のヒューズが切れることで、供給電路に接続されている他の機器に電流が流れなくなり、荷受台昇降装置の使用に支障をきたすという問題があった。
この場合、荷箱内から延びる副操作器の有線配線が、荷箱の開閉扉や荷受台昇降装置の可動部によって挟まれたり、荷箱内の壁部と荷物との間で挟まれたりすることによって断線し第2分岐電路がショートしても、副電流遮断手段が切れることで、荷受台昇降装置を支障なく使用することができる。
この場合、荷受台昇降装置を使用しないときにメインスイッチにより共通電路を開路することで、荷受台昇降装置の誤操作を防止することができる。
この場合、制御装置は、検出用電路の通電の有無に基づいて、第2分岐電路が副電流遮断手段により遮断されたか否かを検出することができるので、第2分岐電路が遮断されたことを迅速に把握することができる。
[全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置の側面図である。この状態は、貨物車両Vにおける荷箱Bの後部下方に荷受台昇降装置1が格納された状態、すなわち貨物車両Vが走行可能な状態を表している。一方、図2は、荷受台昇降装置1全体を、図1のスライド前端位置(前方位置)から荷箱Bの後方へスライドさせ、所定のスライド後端位置(後方位置)に到達させた後、荷受台19を展開および昇降させて荷物の積み降ろし作業をする使用状態を示す側面図である。
スライドレール4と各取付ブラケット5とは、2本のボルト7とナット(図示せず)により締結されている(図1参照)。スライドレール4には支持板8が車両前後方向に摺動可能に装着されている。
連結部193は、一端部がメインプレート191の先端部に回動可能に連結されるとともに、他端部がサブプレート192の基端部に回動可能に連結されたヒンジ193a(図1も参照)を有する。
図5は、上記荷受台昇降装置1の油圧回路図である。なお、図5では、スライドシリンダ22は、説明の便宜上、2個のシリンダ23のうちの1個のみを図示している。図5において、パワーユニット40は、荷受台昇降装置1を駆動するための多くの機器を有している。スライドシリンダ22は、このパワーユニット40に接続されている。また、一対のリフトシリンダ16は、それぞれ電磁弁46を介して、パワーユニット40と接続されている。
電磁弁46が非励磁状態のとき、リフトシリンダ16内の作動油は、電磁弁46内の逆止弁によって封止され、リフトシリンダ16のピストンはその位置に保持される。
ここで、荷受台昇降装置1の使用に必須となる「必須機器」とは、その機器が無ければ荷受台昇降装置1の使用に支障をきたす電気機器であって、下記機器群AおよびBに含まれる機器を意味する。
機器群A:荷受台を上昇位置と接地位置との間で昇降動作させるために使用する位置検出センサ(昇降速度を変化させるために使用する位置検出センサを除く)、電磁弁のソレノイド、モータ、主操作器、および制御装置のCPU
機器群B:荷受台を格納した状態と昇降可能な状態との間で姿勢変化させるために使用する位置検出センサ、電磁弁のソレノイド、モータ、主操作器、および制御装置のCPU
図6は、貨物車両Vにおける荷受台昇降装置1の概略電気配線図である。図6において、車載のバッテリ61(電圧は例えばDC24V)はサブフレーム2bの前方(車体2の前方寄り)に取り付けられている。バッテリ61に近接してその後方に、コンタクタ等を収容したコンタクタボックス62が取り付けられている。また、サブフレーム2bの後部のクロスメンバ9(図3参照)にはパワーユニット40が取り付けられている。パワーユニット40には、ケーブル44を介して主操作スイッチ43が接続されている。パワーユニット40は、コンタクタボックス62を介して、バッテリ61と電気的に接続されている。
なお、本実施形態では、位置検出センサとして、近接センサを設けているが、他のセンサを用いてもよい。
上記のように構成された本実施形態の荷受台昇降装置1によれば、主電流遮断手段(ヒューズ65等)が途中に配置された共通電路L0の下流端から、第1分岐電路L11と、副電流遮断手段(ポリスイッチ83)が途中に配置された第2分岐電路L12とに分岐される。そして、第1分岐電路L11には荷受台昇降装置1の使用に必須となる必須機器(主操作スイッチ43,CPU41a)が接続され、第2分岐電路L12のポリスイッチ83よりも下流側に荷受台昇降装置1の使用に必須ではない非必須機器(副操作スイッチ81)が接続される。このため、非必須機器が接続された第2分岐電路L12がショートした場合には、ポリスイッチ83が切れるので、共通電路L0のヒューズ65が切れるのを防止することができる。これにより、共通電路L0から分岐する第1分岐電路L11に接続されている必須機器には電流が流れ続けるので、荷受台昇降装置1を支障なく使用することができる。
また、共通電路L0のメインスイッチ64よりも下流側で第2分岐電路L12が分岐し、その第2分岐電路L12にポリスイッチ83を介して副操作スイッチ81が接続されている。このため、第2分岐電路L12がショートしてポリスイッチ83が切れたとき、メインスイッチ64により共通電路L0を開路した後に上記ショートを修復することで、電流は上記ショート部分に流れないので安全に修復作業を行うことができる。さらに、ショート修復時に副操作スイッチ81に何らかの入力がされていたとき、ショート修復直後にポリスイッチ83が自動復帰し、副操作スイッチ81に直ちに電流が流れて誤操作してしまうのを防止することができる。
また、CPU41aは、検出用電路L20の通電の有無に基づいて、第2分岐電路L12がポリスイッチ83により遮断されたか否かを検出することができるので、第2分岐電路L12が遮断されたことを迅速に把握することができる。
図8は、荷受台昇降装置1の電気回路図の変形例である。図7との主な違いは、共通電路L0の上流端を、バッテリ61に直接接続せず、車両側の機器が接続される電路L3に接続した点である。電路L3は、バッテリ61から運転室C内のヒューズ91及びキースイッチ(イグニッションスイッチ)92を通って予備電源端子93に接続されており、この予備電源端子93に共通電路L0の上流端が接続されている。このように、共通電路L0の上流端は、バッテリ61に直接接続するのではなく、バッテリ61に繋がっている電路L3(バッテリ側)に接続されていてもよい。
例えば、上記実施形態(変形例も含む)では、主電流遮断手段として、ヒューズを用いているが、ポリスイッチやブレーカスイッチ等を用いてもよい。また、副電流遮断手段として、ポリスイッチを用いているが、ヒューズやブレーカスイッチ等を用いてもよい。
41 制御装置
43 主操作スイッチ(必須機器,主操作器)
61 バッテリ
64 メインスイッチ
65 ヒューズ(主電流遮断手段)
81 副操作スイッチ(非必須機器,副操作器)
83 ポリスイッチ(副電流遮断手段)
C 運転室
L0 共通電路
L11 第1分岐電路
L12 第2分岐電路
L20 検出用電路
V 貨物車両
Claims (4)
- 貨物車両に取り付けられる荷受台昇降装置であって、
車載のバッテリ側に上流端が接続される共通電路と、
前記共通電路の途中に配置される主電流遮断手段と、
前記共通電路の下流端から分岐する第1分岐電路および第2分岐電路と、
前記第2分岐電路の途中に配置される副電流遮断手段と、を備え、
前記第1分岐電路には、前記荷受台昇降装置の使用に必須となる必須機器が接続され、
前記第2分岐電路の前記副電流遮断手段よりも下流側には、前記荷受台昇降装置の使用に必須ではない非必須機器が接続されることを特徴とする荷受台昇降装置。 - 前記第1分岐電路には、前記荷受台昇降装置の駆動を操作する主操作器が、前記必須機器として接続され、
前記第2分岐電路には、前記貨物車両の荷箱内に設けられ前記荷受台昇降装置の駆動を操作可能な有線の副操作器が、前記非必須機器として接続される請求項1に記載の荷受台昇降装置。 - 前記貨物車両の運転室内に設けられ、前記共通電路を開閉操作可能なメインスイッチをさらに備える請求項1又は2に記載の荷受台昇降装置。
- 前記荷受台昇降装置の駆動を制御する制御装置と、
前記第2分岐電路において前記副電流遮断手段と前記非必須機器との間に一端が接続されるとともに他端が前記制御装置に接続される検出用電路と、をさらに備える請求項1〜3のいずれか1項に記載の荷受台昇降装置。
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH09169217A (ja) * | 1995-12-21 | 1997-06-30 | Honda Motor Co Ltd | Dc−dcコンバータユニット |
JP2000318545A (ja) * | 1999-05-12 | 2000-11-21 | Yazaki Corp | 車両用配電函及び車両用配電システム |
JP2001063443A (ja) * | 1999-08-26 | 2001-03-13 | Shinmeiwa Auto Engineering Ltd | 荷受台昇降装置の制御回路装置 |
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2015
- 2015-11-04 JP JP2015216874A patent/JP6591867B2/ja active Active
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