JP2017087634A - 色彩変化印刷物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 観察方向と観察角度の変化によって視認される模様の色彩変化が限定されることなく、多方向から観察角度を変えることで豊かな色彩変化が視認でき、意匠性と偽造防止効果に優れた印刷物を提供する。
【解決手段】 基材の少なくとも一部に、明暗フリップフロップ性又はカラーフリップフロップ性の少なくともいずれか一方の特性を有する蒲鉾状画線が、異なる方向に配置された複数の領域から成る蒲鉾状画線群の上に、正反射光下で蒲鉾状画線とは異なる色彩を有し、かつ、蒲鉾状画線の画線幅より小さい画線幅を有して画線幅が部分的に異なる色彩変化画線が、蒲鉾状画線に対応して重なって成る色彩変化画像を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、銀行券、パスポート、有価証券、身分証明書、カード、通行券等のセキュリティ印刷物の分野において、多方向から観察角度を変えて観察すると、豊かな色彩変化が視認できる色彩変化印刷物に関わるものである。
近年のスキャナ、プリンタ、カラーコピー機等のデジタル機器の進展により、貴重印刷物の精巧な複製物を容易に作製することが可能となっている。そのような複製や偽造を防止する偽造防止技術として、カラーシフトインキによるカラーシフト印刷物がある。
カラーシフト印刷物は、印刷物に対する光源の入射角を一定の角度に固定した場合に、観察角度を異ならせることで色相が変化する特徴を持った印刷物であり、偽造防止分野においては、このようなカラーシフト印刷物の光学特性を利用する方法は従来から行われている。なお、カラーシフトの効果のあるインキの例としては、パールインキ、OVIインキ、液晶インキ等がある。
しかし、カラーシフト効果のあるインキは、現在では、入手が容易であり、単純に模様として印刷した技術では、簡単に偽造されてしまうという問題があった。
そこで、本出願人は、傾けて観察するとカラーシフトの効果が視認できるだけでなく、色相又は明暗が連続的に変化する偽造防止印刷物を提案している(例えば、特許文献1参照)。なお、特許文献1の偽造防止印刷物は、盛り上がりのある画線の配列方向が異なる複数の領域によって模様を形成し、観察する方向の変化により、模様がネガからポジ又はポジからネガへの変化を繰り返して視認されるものである。
また、本出願人は、明暗フリップフロップ性及び/又はカラーフリップフロップ性の特性を有する蒲鉾状画線の上に、正反射光下で異なる色彩を有する画線群が積層され、観察する角度の変化により、色彩が連続的に変化する印刷物を提案している(例えば、特許文献2参照)。なお、特許文献2の印刷物は、特許文献1のように、画線方向が異なる複数の領域を設けることなく、蒲鉾状画線とその上に積層された画線群から成る一つの領域によって、観察する角度の変化により色彩変化が視認できる模様を形成している。
特許第4395586号公報 特開2014−83721号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、観察する方向の変化によって、模様の連続的な変化を視認することができるが、模様がネガからポジ又はポジからネガの変化に限定されるものであった。
また、従来、盛り上がりのある画線の形成は、凹版印刷やスクリーン印刷のような特殊な印刷方式を用いる必要があったが、近年は、インクジェットプリンタでも作製することが可能なことから、画線の配列方向を真似することで、特許文献1の技術が偽造されてしまうおそれがある。
また、特許文献2の技術は、特許文献1に対して、広い印刷面積を要することなく、一つの領域に形成した模様の連続的な色彩変化を視認することができるが、色彩変化を視認できる観察条件が、一つの方向から観察角度を変化した場合に限定されるものであった。そこで、特許文献1のように、模様を観察する方向が限定されない印刷物が望まれる。また、特許文献2の技術で視認できる連続的な色彩変化は、特許文献1と同様に、ネガからポジ又はポジからネガの変化に限定されるものであった。
本発明は、前述した課題の解決を目的とするものであり、観察方向と観察角度の変化によって視認される模様の色彩変化が限定されることなく、多方向から観察角度を変えることで豊かな色彩変化が視認でき、意匠性と偽造防止効果に優れた印刷物を提供する。
本発明の色彩変化印刷物は、基材の少なくとも一部に、色彩変化画像を備え、色彩変化画像は、明暗フリップフロップ性又はカラーフリップフロップ性のうち、少なくともいずれか一方の特性を有する蒲鉾状画線が、異なる方向に配置された複数の領域から成る蒲鉾状画線群の上に、正反射光下で蒲鉾状画線とは異なる色彩を有し、かつ、蒲鉾状画線の画線幅より小さい画線幅を有して画線幅が部分的に異なる色彩変化画線が、蒲鉾状画線に対応して重なって成り、正反射光下で観察方向を変化させると、色彩変化画像の色彩が変化して視認されることを特徴とする。
また、本発明の色彩変化印刷物は、複数の領域の各々が、同じ方向に複数配置された蒲鉾状画線及び色彩変化画線によって形成されたことを特徴とする。
また、本発明の色彩変化印刷物は、色彩変化画線の画線幅が、連続的に異なることを特徴とする。
本発明の色彩変化印刷物は、観察方向と観察角度の変化によって視認される模様の色彩変化が限定されることなく、多方向から観察角度を変えることで豊かな色彩変化が視認できる。
また、本発明の色彩変化印刷物は、カラーシフト効果のあるインキを入手し、蒲鉾状画線の配列のみを真似しても、観察角度と観察方向を変化させることで生じる色彩変化は生じないため、特許文献1の技術よりも偽造防止効果に優れる。
本発明における色彩変化印刷物の概要を示す図である。 本発明における色彩変化画像を構成する蒲鉾状画線群と色彩変化画線群を示す図である。 本発明における色彩変化画線群の一部拡大図である。 本発明における色彩変化画線の別の例を示す図である。 本発明における蒲鉾状画線の効果を示す図である。 本発明における色彩変化画線の効果を示す図である。 色彩変化画像の模様の別の例を示す図である。 本発明における色彩変化画像の変形例を示す図である。 変形例における蒲鉾状画線群の一部拡大図である。 変形例における色彩変化画線群の一部拡大図である。 変形例における色彩変化画像の別の例を示す図である。 実施例1における色彩変化印刷物を示す図である。 実施例2における色彩変化画像の構成を示す図である。
図1は、本発明の色彩変化印刷物(1)の概要を示す図である。図1(a)は、色彩変化印刷物(1)の平面図であり、図1(b)は、色彩変化印刷物(1)の模式図であり、図1(c)は、図1(a)のA−A’線における断面図である。図1(a)に示すように、本発明の色彩変化印刷物(1)は、基材(2)の上に、色彩変化画像(3)を備える。基材(2)は、色彩変化画像(3)が形成可能な平面を備えていればよく、上質紙、コート紙、プラスティック、金属等、材質は特に限定されない。その他、基材(2)の色彩や大きさについても特に制限はない。また、色彩変化画像(3)は、透明であっても、着色されていてもよく、色彩の限定はない。
色彩変化画像(3)は、図1(b)に示すように、蒲鉾状画線群(10)と色彩変化画線群(20)が積層されて成る。また、図1(c)に示すように、色彩変化画像(3)の断面構造は、蒲鉾状画線(11)の上に色彩変化画線(21)が積層されて成る。
図2は、図1に示す色彩変化画像(3)の詳細な構成を示す図である。以下、図2に示す色彩変化画像(3)を例に、色彩変化画像(3)を構成する蒲鉾状画線群(10)と色彩変化画線群(20)について説明する。
(蒲鉾状画線群)
本発明において、蒲鉾状画線群(10)は、画線の方向が異なる蒲鉾状画線(11)が配置された複数の領域から成り、図2では、八つの領域に画線の方向が異なる蒲鉾状画線(11)が形成され、かつ、八つの蒲鉾状画線(11)の方向が45度ずつ異なる例を示している。本実施の形態では、八つの蒲鉾状画線(11)の方向が45度ずつ異なる例について説明するが、本発明において、異なる方向に形成される蒲鉾状画線(11)同士の間の角度は、45度に限定されるものではない。なお、図2では、八つの蒲鉾状画線(11)を区別するため、それぞれ、異なる符号で図示している。以降の説明において、蒲鉾状画線群(10)を構成する画線全体を指す場合には、符号(11)として説明し、個々の蒲鉾状画線について説明する場合は、それに該当する画線の符号を用いて説明する。
図2に示す蒲鉾状画線(11)は、一定の画線幅(W1)を有する画線として形成される。本発明において、蒲鉾状画線(11)の画線幅(W1)の大きさは、特に限定されるものではないが、前述した貴重印刷物に形成する範囲としては、0.05mm以上1mm以下の範囲が好ましい。その理由は、画線幅が0.05mm以下では、印刷することが困難であり、たとえ印刷できたとしても、微細であるため色彩変化の効果が低下するためである。また、画線幅が1mm以上の場合、蒲鉾状画線(11)の表面形状が平らな形状となってしまい、色彩変化が視認できなくなるため好ましくない。蒲鉾状画線(11)は、図1(c)に示すように、断面が蒲鉾状の形状を有し、高さ方向に一定の盛り上がりを有することと、後述する光学特性が必要である。
本発明において、蒲鉾状画線(11)に必要な盛り上がり高さは、3μm以上であるため、スクリーン印刷、凹版印刷及びUV−IJPで形成することが好ましいが、グラビア印刷やフレキソ印刷、凸版印刷等であっても、この程度の画線の盛り上がり高さを形成することは可能である。また、盛り上がり高さの上限に関しては、特に制限はないが、印刷物を大量に積載した場合の安定性、耐摩耗性、流通適正等を考慮すると、1mm以下とすることが望ましい。
また、蒲鉾状画線(11)に必要な光学特性として、明暗フリップフロップ性又はカラーフリップフロップ性のうち、少なくとも一方の特性を備える必要がある。明暗フリップフロップ性とは、正反射した場合に、明度が上昇する特性のことであり、カラーフリップフロップ性とは、色相が変化する特性のことである。なお、本発明において、「色彩」とは、色相、彩度及び明度の概念を含んで色を表したものであり、また、「色相」とは、赤、青及び黄といった色の様相のことであり、具体的には、可視光領域(400〜700nm)の特定の波長の強弱の分布を示すものである。
前述のような盛り上がりを有する蒲鉾状画線(11)に明暗フリップフロップ性を付与する方法の例としては、高光沢なインキ樹脂を用いたり、インキ中にアルミ、真鍮、酸化鉄等の金属顔料を混合したりすることで実現することができる。また、カラーフリップフロップ性を付与できる機能性材料の例としては、パール顔料、コレステリック液晶、ガラスフレーク顔料、金属粉顔料、鱗ペン状金属顔料、CSI(Color Shifting Ink)、OVI(Optical Variable Ink)等がある。また、これらの顔料を2種類以上混合して用いてもよい。
(色彩変化画線群)
本発明において、色彩変化画線群(20)は、画線の方向が異なる複数の色彩変化画線(21)から成り、複数の色彩変化画線(21)のそれぞれは、複数の蒲鉾状画線(11)のそれぞれと同じ領域で重なって、蒲鉾状画線(11)の上に積層される。なお、本発明において、蒲鉾状画線(11)と色彩変化画線(21)が同じ領域で重なるとは、互いに線幅の異なる画線ではあるが、複数の画線から成る蒲鉾状画線群(10)と色彩変化画線群(20)が現す模様が同じであり、模様の同じ部分を構成する対応した画線同士が重なることである。
図2では、八つの色彩変化画線(21)を区別するため、それぞれ、異なる符号で図示しており、色彩変化画線(21)同士は、蒲鉾状画線(11)と同様に、45度ずつ画線の方向が異なっている。蒲鉾状画線(11)と色彩変化画線(21)の対応関係の具体的な例としては、蒲鉾状画線(11−1)に対して、色彩変化画線(21−1)が対応しており、蒲鉾状画線(11−2)に対して、色彩変化画線(21−2)が対応している。すなわち、符号「11」以降の数字と符号「21」以降の数字が同じ画線同士で対応している。
以降の説明において、色彩変化画線群(20)を構成する画線全体を指す場合には、符号(21)として説明し、個々の色彩変化画線について説明する場合は、それに該当する画線の符号を用いて説明する。
本発明において、色彩変化画線(21)は、対応する蒲鉾状画線(11)の上に重ねて形成されるが、その際に、蒲鉾状画線(11)の表面の一部を露出させ、かつ、蒲鉾状画線(11)の画線方向において、露出させる表面を部分的に異ならせる必要がある。そのため、本発明の色彩変化画線(21)は、蒲鉾状画線(11)の線幅(W1)より小さい線幅を有して線幅が部分的に異なっている。本発明の色彩変化画線(21)の具体例について図3を用いて説明する。
図3は、図2に示す色彩変化画線群(20)の一部拡大図である。図3に示す色彩変化画線(21)は、線幅(W2)が連続的に異なる状態を示している。また、色彩変化画線(21−1)において、最も大きい部分の線幅(W2max)が、蒲鉾状画線(11)の線幅(W1)と同じであり、図3に示す色彩変化画線(21−1)の上側に向かって線幅(W2)が小さくなって線幅が異なった状態を示している。また、色彩変化画線(21−2、21−3)は、色彩変化画線(21−1)とは配置される角度が異なるが、線幅(W2)の関係は同じ構成となっている。
このような色彩変化画線(21−1)が、対応する蒲鉾状画線(11−1)に重なる場合において、最も大きい部分の線幅(W2max)が重なる部分では、蒲鉾状画線(11−1)の表面は露出しないが、蒲鉾状画線(11)の線幅(W1)より小さい線幅で形成された色彩変化画線(21−1)が重なる部分で、蒲鉾状画線(11−1)の表面が露出する。すなわち、図3に示す色彩変化画線(21−1)の上側に向かって、対応する蒲鉾状画線(11−1)の表面が露出する面積が増加する。
図3に示す色彩変化画線(21−1)は、蒲鉾状画線(11−1)の線幅(W1)以下の範囲で構成され、部分的に線幅(W2)が異なるが、前述のように、色彩変化画線(21)が、蒲鉾状画線(11)の上に重ねて形成された際に、蒲鉾状画線(11)の表面を露出させ、かつ、蒲鉾状画線(11)の画線方向において、露出させる表面を部分的に異なる状態を構成できれば、色彩変化画線(21)の線幅(W2)の一部が蒲鉾状画線(11)の線幅(W1)より大きくてもよい。また、図3に示す色彩変化画線(21)は、色彩変化画線(21−1)と色彩変化画線(21−2、21−3)の線幅(W2)の関係を同じとした例であるが、色彩変化画線(21−2、21−3)においても、対応する蒲鉾状画線(11−2、11−3)の表面を露出させ、蒲鉾状画線(11−2、11−3)の画線方向において、露出させる表面を部分的に異なる状態を構成できれば、色彩変化画線(21−2、21−3)の線幅(W2)の一部が蒲鉾状画線(11−2、11−3)の線幅(W1)より大きくてもよい。
図4は、色彩変化画線(21)の他の構成例を示す図である。図4(a)乃至(d)の画線は、階段状に線幅(W2)が異なる形状であり、図4(a)は、画線の幅方向の一端を基準として、他端側に線幅が異なっており、図4(b)及び図4(c)は、画線の中心を基準として、両端側に線幅が異なっており、図4(d)は、図4(a)を反転した形状となっている。
また、図4(e)乃至図4(h)は、連続的に線幅が異なる画線の例である。図4(e)は、直角三角形状で線幅が異なる例であり、図4(f)は、二等辺三角形状で線幅が異なる例であり、図4(g)は、ひし形状に線幅が異なる例を示している。また、図4(h)は、画線の輪郭が曲線状で線幅が異なる例を示している。本発明において、連続的に線幅が異なるとは、図4(e)乃至図4(g)に示すように、画線における単位長さ当たりの線幅の変化量が一定であるか又は図4(h)に示すように、画線の輪郭が曲線状で線幅が異なることである。なお、一つの色彩変化画線(21)において、階段状に線幅が異なる部分と、曲線状に線幅が異なる部分を設けてもよい(図示せず)。また、図4(a)に示す色彩変化画線(21)は、図中の画線の上側に向かって、階段状に線幅が小さく異なり、図4(e)に示す色彩変化画線(21)は、図中の画線の上側に向かって、連続的に線幅が小さく異なるが、図中の画線の下側に向かって、階段状に又は連続的に線幅が異なってもよい。
また、図2に示す色彩変化画線(21)は、全て同じ形状の画線とした例であるが、八つの色彩変化画線(21)のそれぞれは、別の形状であってもよい。
色彩変化画線(21)の作用については、後述するが、蒲鉾状画線(11)の上に色彩変化画線(21)が積層されることによって色彩変化が生じる。そのため、色彩変化画線(21)は、正反射時に蒲鉾状画線(11)の色彩と異なる必要があり、この条件を満たしていれば、色彩変化画線(21)の色彩は、特に制限されるものではない。
また、色彩変化画線(21)は、蒲鉾状画線(11)の上に積層されることで、色彩変化画線(21)の下の蒲鉾状画線(11)に入射する光を遮断し、正反射光下で生じる蒲鉾状画線(11)の色彩変化を抑制する働きを成す。したがって、色彩変化画線(21)が重なっているか否かによって、蒲鉾状画線(11)の正反射時に、色彩により大きな違いが生じる。このことから、色彩変化の視認性を高めるためには、色彩変化画線(21)は高い光遮断性を備えていることが好ましい。
そのため、色彩変化画線(21)を印刷で形成する場合には、低光沢なマットインキを用いることが好ましい。また、これらのインキにチタンのような光遮断性の高い機能性材料を配合すると、より高い効果を得ることができる。
また、色彩変化画線(21)は、版面を用いる印刷機で形成するだけでなく、プリンタ等のデジタル印刷機を用いて形成してもよい。また、色彩変化画線(21)に当たる画線を、蒲鉾状画線(11)を切削して形成することもできる。このような切削は、レーザ加工機を用いることで容易に実施することができる。レーザが照射された蒲鉾状画線(11)は、多くの場合、明暗フリップフロップ性やカラーフリップフロップ性が失われるか、又は大きく低下するために、本発明で色彩変化画線(21)に必要とする特性を付与することができる。これらのプリンタやレーザ加工機を用いる場合には、一枚一枚異なる情報を容易に付与できるという特徴がある。
色彩変化画線(21)は、蒲鉾状画線(11)と同じ領域で重なることで、正反射光下の観察で色彩変化を奏することから、色彩変化画線(21)全体が蒲鉾状画線(11)に重なることが、最も適正な位置関係である。なお、印刷時の刷り合わせの変動(アバレ)によって、適正な位置関係から外れる可能性もあるが、蒲鉾状画線(11)に色彩変化画線(21)が重なる部分においては、色彩変化が生じて本発明の効果は発揮される。
続いて、本発明の色彩変化印刷物(1)の効果について説明する。はじめに、図5を用いて蒲鉾状画線群(10)の効果について説明する。
図5は、本発明の蒲鉾状画線(11)の効果を説明するための模式図である。ここでは、簡単に説明するために、方向が異なる三つの蒲鉾状画線(11−A、11−B、11−C)を例として説明する。
図5(a)に示すように、本発明の蒲鉾状画線(11−A、11−B、11−C)に一定方向の光源(S)から光が照射されると、方向が異なる蒲鉾状画線(11−A、11−B、11−C)において、反射光量の差が生じ、観察者には、明るい画線と暗い画線としてそれぞれ視認される。また、同じ方向から観察する場合であっても、蒲鉾状画線(11)に対する光源(S)と観察者の視点(I)の角度によって、明るい画線と暗い画線が入れ替わる。なお、方向が異なる蒲鉾状画線において、明暗差が生じて視認される原理は、特許文献1と同様の効果であり、ここでは、図5(a)に示す観察条件のとき、蒲鉾状画線(11−C)、蒲鉾状画線(11−B)、蒲鉾状画線(11−A)の順に明るく観察されたとする。
また、観察者の視点(I)が、図5(b)に示すように、図5(a)とは異なる方向から蒲鉾状画線(11)を観察すると、蒲鉾状画線(11−A)、蒲鉾状画線(11−B)、蒲鉾状画線(11−C)の順に明るく視認される。すなわち、異なる方向の蒲鉾状画線(11−A、11−B、11−C)は、観察する方向によって、明るく光る画線と暗く光る画線が入れ替わる効果を奏するもので、これによって、複数の方向から観察した場合に、色変化を視認することができる。なお、観察する方向によって明るく視認される画線と暗く視認される画線が入れ替わる効果もまた、特許文献1と同様である。
この原理を、図2に示す蒲鉾状画線(11)について説明すると、45度ずつ角度が異なる八つの蒲鉾状画線(11)に対して、図5(c)に示すように、観察する方向を変化させて観察すると、八つの蒲鉾状画線(11)の中で、明るく光る画線と暗く光る画線が連続的に入れ替わって視認される。
次に、図6を用いて本発明の色彩変化画線(21)の効果について説明する。なお、簡単に説明するために、色彩変化画線(21)は、図4(a)に示す線幅が3段階に変化する画線を用い、1つの蒲鉾状画線(11)の上に、1つの色彩変化画線(21)が積層される例について説明する。
図6(a)は、一定方向の光源(S)から蒲鉾状画線(11)に光が照射され、蒲鉾状画線(11)からの反射光を同じ観察方向から、かつ、観察する角度が異なる位置の視点(I)から観察している状態を示す図である。なお、観察する角度が異なる3つの視点をそれぞれ異なる符号(I−A1、I−A2、I−A3)として図示している。また、3段階に線幅が異なる色彩変化画線(11)において、線幅が異なる部分で分割したものを、それぞれ異なる符号(21−A1、21−A2、21−A3)として図示している。
蒲鉾状画線(11)のように、断面が蒲鉾状の形状の画線が光を反射すると、入射する光に対して入射光と法線を成す画線表面を中心に光を反射する。
また、蒲鉾状画線(11)の上には、色彩変化画線(21)が積層されていることから、蒲鉾状画線(11)が光を強く反射した場合には、その画線上に重ねられた色彩変化画線(21)と蒲鉾状画線(11)とは異なる色彩に変化し、それまで隠蔽されていた色彩変化画線(21)が色彩の違いによって明確に可視化される。
具体的には、図6(a)に示す一定方向の光源(S)から、蒲鉾状画線(11)に光が入射しているとき、観察者の視点(I−A1)からは、L−L’線上の色彩変化画線(21−A1)が可視化され、観察角度が異なる観察者の視点(I−A2)からは、M−M’線上の色彩変化画線(21−A1、21−A2)が視認され、観察者の視点(I−A1、I−A2)とは観察角度が異なる観察者の視点(I−A3)からは、N−N’線上の色彩変化画線(21−A1、21−A2、21−A3)が視認される。すなわち、図6(a)に示す観察条件においては、観察する角度の変化に応じて、可視化される色彩変化画線(21)が変化することで、色彩変化画像(3)に色彩変化が生じて視認される。
さらに、本発明の色彩変化画像(21)は、観察方向の変化によっても色彩変化が生じる。観察方向の変化によって色彩変化が生じる原理について図6(b)を用いて説明する。
図6(b)は、基材(2)に対する光源(S)と観察者の視点(I)の高さを一定とし、観察方向が異なる視点(I)から、観察している状態を示す図である。なお、観察する方向が異なる視点をそれぞれ異なる符号(I−B1、I−B2、I−B3)として図示している。
図6(b)に示す一定方向の光源(S)から、蒲鉾状画線(11)に光が入射しているとき、観察者の視点(I−B1)からは、L−L’線上の色彩変化画線(21−A1)が視認され、観察角度が異なる観察者の視点(I−B2)からは、M−M’線上の色彩変化画線(21−A1、21−A2)が視認され、観察者の視点(I−B1、I−B2)とは観察角度が異なる観察者の視点(I−B3)からは、N−N’線上の色彩変化画線(21−A1、21−A2、21−A3)が視認される。すなわち、観察方向を変化させた場合に応じて、可視化される色彩変化画線(21)も変化することで、色彩変化画像(3)に色彩変化が生じる。
図6では、本発明の色彩変化画線(21)の効果について簡単に説明するために、色彩変化画線(21)の線幅が3段階に変化する例について説明したが、色彩変化画線(21)の形状を図4(e)乃至図4(h)のように、連続的に線幅が変化する構成とした場合には、観察方向を変化させた場合に、色彩変化も連続的に変化することから、好ましい。
特許文献1の技術は、観察する方向によって、明るく光る蒲鉾状画線(11)と暗く光る蒲鉾状画線が入れ替わって、ネガからポジ又はポジからネガに模様が変化するのみであったが、本発明の色彩変化印刷物(1)は、これまで説明したように、色彩変化画線(21)による色彩変化が加わることで、より豊かな色彩変化を伴って視認される。
図2に示す色彩変化画線(21)は、一例であって、図4に示す構成や、蒲鉾状画線(11)の線幅(W1)以下であれば、任意の線幅(W2)で形成することができるので、所望とする色彩変化に応じて、適宜、線幅(W2)を設計することで、様々な色彩変化が生じる色彩変化画像(3)を形成することができる。
以上の説明では、色彩変化画像(3)が図2に示す八つの蒲鉾状画線(11)と色彩変化画線(21)から成る例について説明したが、前述した説明に基づく構成として色彩変化画像(3)は、これに限定されるものではない。例えば、図7(a)に示すように、異なる方向に配置された画線をつなげて配置して、色彩変化画像を「星型」としてもよいし、図7(b)に示すように、文字の輪郭を縁取りした図形でもよい。また、図7(c)に示すように、曲線状の画線としてもよい。曲線状の画線も、ミクロ的には、接線方向が連続的に異なる直線状の画線の集合であることから、図7(c)に示す曲線状の画線も、本発明の色彩変化画像(3)の構成に含まれる。また、図7(d)に示すように、方向が異なる画線によって、一つの図形(この場合三角形)を形成し、それと相似形状の図形を複数形成して、色彩変化画像(3)としてもよい。
(変形例)
続いて、本発明の色彩変化印刷物(1)における色彩変化画像(3)の変形例について説明する。
図8は、色彩変化画像(3)の変形例を示す図である。図8に示す色彩変化画像(3)は、ドーナツ形状の模様が八つの領域から成り、各々の領域は、同じ方向に複数の画線が配置されて成る。なお、変形例の説明において、各領域を区別して説明するため、以降、八つの領域をそれぞれ、「第1の領域(R1)」、「第2の領域(R2)」、「第3の領域(R3)」、「第4の領域(R4)」、「第5の領域(R5)」、「第6の領域(R6)」、「第7の領域(R7)」、「第8の領域(R8)」として説明する。続いて、各領域の詳細について説明する。
図9は、蒲鉾状画線群(10)の一部拡大図である。図9に示すように、第1の領域(R1)には、画線の方向が同じであり、線幅(W1)の蒲鉾状画線(11)が間隔(S)を有して複数配置されて成る。また、第2の領域(R2)は、第1の領域(R1)に配置された画線に対して45度異なる方向に線幅(W1)の蒲鉾状画線(11)が間隔(S)を有して複数配置されて成る。また、第3の領域(R3)は、第2の領域(R2)に配置された画線に対して45度異なる方向に線幅(W1)の蒲鉾状画線(11)が間隔(S)を有して複数配置されて成る。同様に、第4の領域(R4)乃至第8の領域(R8)も、画線の方向が45度ずつ異なった蒲鉾状画線(11)が複数配置される構成となっている(図示せず)。
図10は、色彩変化画線群(20)の一部拡大図である。図10に示すように、第1の領域(R1)には、画線の方向が同じであり、線幅(W2)の色彩変化画線(21)が間隔(S)を有して複数配置されて成る。また、第1の領域(R1)に配置される色彩変化画線(21)は、同じ領域(R1)に配置される蒲鉾状画線(11)に対応しており、ドーナツ形状の模様の同じ部分を構成する対応した蒲鉾状画線(11)に重なる。
また、色彩変化画線(21)の線幅(W2)は、前述した構成と同様に、蒲鉾状画線(11)の線幅(W1)より小さい線幅を有して線幅が部分的に異なる。図10において、色彩変化画線(21)は、三角形状に線幅が異なる例であるが、色彩変化画線(21)の形状は、図4に示す他の構成であってもよい。また、図10において、第1の領域(R1)の色彩変化画線(21)は、全て同じ三角形状の画線、詳細には、画線の方向に、同じ位置で隣り合う画線が、同じ線幅となっているが、第1の領域(R1)に配置される色彩変化画線(21)は、一つ一つが異なる形状であってもよい。
第2の領域(R2)は、図10に示すように、第1の領域(R1)に配置された画線に対して45度異なる方向に、線幅(W2)の色彩変化画線(21)が間隔(S)を有して複数配置されて成る。ここでは、第1の領域(R1)と同様に、全て同じ三角形状の画線、詳細には、画線の方向に、同じ位置で隣り合う画線が、同じ線幅となっている例について説明するが、第2の領域(R2)に配置される色彩変化画線(21)は、一つ一つが異なる形状であってもよい。同様に、図8に示す色彩変化画線群(20)において、第3の領域(R3)乃至第8の領域(R8)も、画線の方向が45度ずつ異なり、同じ形状の色彩変化画線(21)が複数配置される構成となっている。
以上に説明した図8に示す色彩変化画像(3)を備える色彩変化印刷物(1)の効果について説明する。ドーナツ形状の色彩変化画像(3)において、第1の領域(R1)は、複数の蒲鉾状画線(11)の上に、同じ形状の色彩変化画線(21)が積層されることから、第1の領域(R1)を観察する方向を変化させると、第1の領域(R1)全体が同じように色彩変化して視認される。また、画線の方向が異なる第2の領域(R2)乃至第8の領域(R8)もまた、一つの領域としては同じように色彩変化が生じ、色彩変化画像(3)全体としては、観察する方向の変化に伴い、明るい領域と暗い領域が入れ替わる色彩変化が生じる。
一つ目の変形例において、色彩変化画像(3)は、複数の領域によってドーナツ形状の模様が構成される例について説明したが、前述した説明に基づく構成として色彩変化画像(3)は、これに限定されるものではない。例えば、図11(a)に示すように、「☆」の模様の部分を第1の領域(R1)、その背景を第2の領域(R2)として、それぞれの領域ごとに、蒲鉾状画線(11)と色彩変化画線(21)を異なる方向に配置してもよいし、図11(b)に示すように、5枚の花びらの領域ごとに、異なる方向の画線を複数形成してもよい。
以下、前述の発明を実施するための形態に従って、具体的に作製した色彩変化印刷物(1)の実施例について詳細に説明するが、本発明は、この実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図12に、本発明の実施例1の色彩変化印刷物(1’)を示す。基材(2’)は、一般的な白色コート紙(日本製紙製)を用い、基材(2’)に色彩変化画像(3’)とその他の模様として、料額(30)や商品名称(31)を印刷した。実施例1において、色彩変化画像(3’)は、図8乃至図10に示す図柄と同じ構成とした。以下、図8乃至図10を用いて、色彩変化画像(3’)の構成について説明する。
実施例1において、色彩変化画像(3’)は、図8に示すように、ドーナツ形状の模様が八つの領域によって構成されて成り、各々の領域は、同じ方向に複数の画線が配置されて成る。まず、色彩変化画像(3’)を構成する蒲鉾状画線群(10)を形成するため、表1に示す配合で成る紫外線硬化型インキを用いてスクリーン印刷により蒲鉾状画線(11)を形成した。表1に示すインキは、拡散反射光下では、着色顔料の色である黒色に見えるが、正反射光下では虹彩色パール顔料の干渉色である金色に変化する、優れたカラーフリップフロップ性を備えたインキである。このインキによって形成した蒲鉾状画線(11)の盛り上がり高さは、10μmであった。図9の拡大図に示すように、蒲鉾状画線(11)は、画線幅(W1)が300μmの直線状の画線とし、間隔(S)100μmとして、複数形成した。また、各領域に配置される蒲鉾状画線(11)の角度が45度ずつ異なる配置とした。
Figure 2017087634
次に、色彩変化画線群(20)を構成する色彩変化画線(21)を形成するため、透明なマットインキ(マットメジウム T&K TOKA製)を用いてドライオフセット印刷により、対応する蒲鉾状画線(11)の上に重ねて形成した。なお、色彩変化画線(21’)は、画線幅(W2)が50μmから200μmの範囲で連続的に変化するくさび型とし、図10に示す配置と同様にして、一つの領域に複数の色彩変化画線(21)を形成した。
以上の構成で成る実施例1の色彩変化印刷物(1’)に対して、観察角度と観察方向を変化させて観察すると、観察する視点の位置に応じて、可視化される色彩変化画線(21’)が変化して、色彩変化を伴う色彩変化画像(3’)が視認された。
(実施例2)
実施例2は、実施例1の色彩変化印刷物(1’)に対して、色彩変化画像(3’)の図柄が異なる例であり、蒲鉾状画線群と色彩変化画線群を形成するインキ及び印刷方法は、実施例1と同じである。実施例2の色彩変化印刷物(1’)について、実施例1と異なる点について説明する。
図13(a)は、実施例2の色彩変化画像(3’)の構成を示す図であり、図13(b)は、実施例2の蒲鉾状画線群(10’)の構成を示す図であり、図13(c)は、実施例2の色彩変化画線群(20’)の構成を示す図である。
図13(b)に示す蒲鉾状画線(11’)は、曲線状の画線によって一つの円を構成しており、拡大図に示すように、線幅(W1)を300μmとし、間隔(S)を100μmとして、相似関係にある複数の円を配置して、蒲鉾状画線群(10’)が構成されている。
実施例2の色彩変化画線(21’)は、円を均等に4分割し、分割した一つの画線内で、画線幅(W2)が100μmから300μmの範囲で連続的に増減する構成とした。
以上の構成で成る実施例1の色彩変化印刷物(1’)に対して、観察角度と観察方向を変化させて観察すると、色彩変化画像(3’)を曲線状の画線としたことで、反射光が滑らかに変化して視認された。
1 色彩変化印刷物
2 基材
3 色彩変化画像
10 蒲鉾状画線群
11 蒲鉾状画線
20 色彩変化画線群
21 色彩変化画線
30 料額
31 商品名称
S 光源
I 観察者の視点

Claims (3)

  1. 基材の少なくとも一部に、色彩変化画像を備え、前記色彩変化画像は、明暗フリップフロップ性又はカラーフリップフロップ性のうち、少なくともいずれか一方の特性を有する蒲鉾状画線が、異なる方向に配置された複数の領域から成る蒲鉾状画線群の上に、正反射光下で前記蒲鉾状画線とは異なる色彩を有し、かつ、前記蒲鉾状画線の画線幅より小さい画線幅を有して画線幅が部分的に異なる色彩変化画線が、前記蒲鉾状画線に対応して重なって成り、正反射光下で観察方向を変化させると、前記色彩変化画像の色彩が変化して視認されることを特徴とする色彩変化印刷物。
  2. 前記複数の領域の各々が、同じ方向に複数配置された前記蒲鉾状画線及び前記色彩変化画線によって形成されて成ることを特徴とする請求項1記載の色彩変化印刷物。
  3. 前記色彩変化画線の画線幅が、連続的に異なって成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の色彩変化印刷物。
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