JP2017086566A - 医療用針の製造方法及び製造装置、並びに医療用針 - Google Patents

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Abstract

【課題】針ハブの内周部において、針ハブと針体との境界部に段差・めくれバリが発生することを抑制することができる医療用針の製造方法及び製造装置、並びに医療用針を提供する。
【解決手段】医療用針の製造方法は、コアピン36により針体12の基端部に拡径部16を成形する拡径部成形工程と、針体12に対してコアピン36を所定距離だけ相対的に後退させるコアピン後退工程と、射出成形用金型24内に樹脂64を射出することにより、針ハブ14を成形する射出成形工程とを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、針体の基端部に針ハブが固定された医療用針をインサート成形により製造するための医療用針の製造方法及び製造装置、並びに医療用針に関する。
生体に穿刺可能な針先が形成された中空状の金属製の針体と、この針体の基端部に固定された樹脂製の針ハブとを有する医療用針の製造方法としては、従来、接着法と、インサート成形法とがある。接着法では、針体と針ハブとを別々に製造しておき、針体と針ハブとを接着剤を用いて固定する。一方、インサート成形法では、針ハブ成形用の射出成形用金型に針体をセットし、射出成形用金型内に樹脂を射出することで、針体の基端部に針ハブを一体的に成形する。
下記特許文献1には、インサート成形法により医療用針を製造する方法が提案されている。具体的に、特許文献1の製造方法では、針体の後端部よりコアピンを挿入することで当該後端部を強制的にフレア状に押し広げ、次に、射出成形用金型内に樹脂を射出成形することにより針ハブを成形する。
特開昭62−243564号公報
特許文献1の製造方法では、射出成形後にコアピンを成形品から抜くと、針体基端部(フレア形状部)がスプリングバックによって元に戻ろうとすることで、針ハブの内周部において、針ハブと針体との境界部に段差・めくれバリが発生するという問題がある。特に、医療用針の基端側から医療用長尺体(例えば、ガイドワイヤ等)を挿入するような場合に、上記の段差・めくれバリがあると、医療用長尺体をスムーズに挿入することが困難になる。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、針ハブの内周部において、針ハブと針体との境界部に段差・めくれバリが発生することを抑制することができる医療用針の製造方法及び製造装置、並びに医療用針を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、中空状の金属製の針体と、前記針体の基端部に固定された樹脂製の針ハブとを備えた医療用針の製造方法であって、射出成形用金型のコアピンを前記針体の基端部に挿入して前記基端部を押し広げることにより、前記基端部に拡径部を成形する拡径部成形工程と、前記拡径部成形工程の後、前記拡径部がスプリングバックするように、前記針体に対して前記コアピンを所定距離だけ相対的に後退させるコアピン後退工程と、前記コアピン後退工程の後、前記針体と前記コアピンとの相対位置を保持したまま、前記射出成形用金型内に樹脂を射出することにより、前記針ハブを成形する射出成形工程と、を含むことを特徴とする。
上記の工程を含む本発明の医療用針の製造方法によれば、コアピンで針体の基端部に拡径部を成形することにより、当該基端部の内面形状がコアピンの形状に矯正される。すなわち、成形に用いたコアピンの外面形状に合わせ、針体の内面を形状付けすることができる。従って、外面形状の真円度に優れたコアピンを用いることにより、針体の拡径部内面の真円度を他の部分よりも優れたものとすることができる。さらに、拡径部成形加工が施された針体に対してコアピンを所定距離だけ相対的に後退させることにより、拡径部をスプリングバックさせ、その後に射出成形を行う。このため、コアピンと針体(基端部)との間には、略一定の隙間が形成され、針体の内面形状とコアピンの外面形状の違いによる部分的な大きな隙間の発生がなく、射出成形に伴う樹脂の部分的な侵入によるバリの発生を抑制することができる。また、射出成形の前にスプリングバックを行うので、コアピンを取り除いた後で針体が変形することがないので、成形された針ハブ内部における針体との段差や、めくれバリの発生を抑制することができる。さらに、コアピン後退工程によりコアピンと針体との間に適度な隙間が生じるため、射出成形時に当該隙間を介して金型内の空気を外部に逃がしやすい。これにより、気泡、ヒケ等の成形不良の発生を抑制することができる。
上記の医療用針の製造方法において、前記コアピン後退工程では、前記拡径部と前記コアピンとの間に、前記樹脂が流入不可能な隙間を形成するように、前記針体に対して前記コアピンを相対的に後退させてもよい。
これにより、針体の基端部でのバリの発生を確実に防止することができる。
上記の医療用針の製造方法において、前記コアピンは、拡径部を成形する拡径部成形部と、前記拡径部成形部よりも小径であり、前記拡径部成形部の先端から先端方向に延出し、前記針体の基端部内に挿入され、前記針体を内側から支持する支持部と、を有してもよい。
これにより、例えば、拡径部成形部の先端側に、先端方向に向かって縮径するテーパ状先端挿入部を有するコアピンを使用する場合と比較して、バリの発生を抑制できる加工条件幅をより広く設定しやすい。
上記の医療用針の製造方法において、前記拡径部は、基端方向に向かって拡径するフレア形状部であってもよい。また、上記の医療用針の製造方法において、前記拡径部は、基端方向に向かって拡径するフレア形状部であり、前記拡径部成形部は、外径が先端方向に向かって小さくなるテーパ形状部であってもよい。
また、本発明は、中空状の金属製の針体と、前記針体の基端部に固定された樹脂製の針ハブとを備えた医療用針を製造するための医療用針の製造装置であって、前記針ハブの外部形状を成形するためのキャビティと、前記針ハブの内部形状を成形するためのコアピンとを有する射出成形用金型と、前記射出成形用金型内に樹脂を射出する射出部と、前記針体に対して前記コアピンを軸方向に移動させる移動機構部と、前記射出部及び前記移動機構部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記コアピンを前記針体の基端部に挿入して前記基端部を押し広げることにより、前記基端部に拡径部を成形する拡径部成形工程と、前記拡径部成形工程の後、前記拡径部がスプリングバックするように、前記針体に対して前記コアピンを所定距離だけ相対的に後退させるコアピン後退工程と、前記コアピン後退工程の後、前記針体と前記コアピンとの相対位置を保持したまま、前記射出成形用金型内に前記樹脂を射出することにより、前記針ハブを成形する射出成形工程と、を行うように前記射出部及び前記移動機構部を制御することを特徴とする。
上記の医療用針の製造装置において、前記制御部は、前記コアピン後退工程において、前記拡径部と前記コアピンとの間に、前記樹脂が流入不可能な隙間を形成するように、前記針体に対してコアピンを相対的に後退させてもよい。
上記の医療用針の製造装置において、前記コアピンは、前記拡径部を成形する拡径部成形部と、前記拡径部成形部よりも小径であり、前記拡径部成形部の先端から先端方向に延出し、前記針体の基端部内に挿入され、前記針体を内側から支持する支持部と、を有してもよい。
また、本発明は、中空状の金属製の針体と、前記針体の基端部に固定された樹脂製の針ハブとを備えた医療用針であって、前記針体の基端部に拡径部を有し、前記拡径部の内周形状が、前記針体の前記拡径部以外の部分の内周形状よりも、真円に近く、前記針ハブに固定された前記針体の基端部において、前記拡径部の内表面と前記拡径部の基端面が隣接する前記針ハブの内表面とが、実質的に段差のないことを特徴とする。
本発明の医療用針の製造方法及び製造装置、並びに医療用針によれば、針ハブの内周部において、針ハブと針体との境界部に段差・めくれバリが発生することを抑制することができる。
本発明の本実施形態に係る医療用針の製造方法により製造される医療用針の断面図である。 本発明の本実施形態に係る医療用針の製造装置の概略図である。 図3Aは、フレア加工工程の第1説明図であり、図3Bは、フレア加工工程の第2説明図である。 コアピン後退工程の説明図である。 射出成形工程の説明図である。 変形例に係るコアピンを用いた場合の射出成形工程の説明図である。
以下、本発明に係る医療用針の製造方法及び製造装置、並びに医療用針について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。
図1に示す医療用針10は、例えば、血管にカテーテルを挿入する際に使用するイントロデューサキットの構成要素である穿刺針や、輸液等を患者に投与するために患者の皮膚に穿刺して留置する留置針の構成要素である内針等として構成される。
図1に示すように、医療用針10は、生体の皮膚に穿刺可能な中空状の針体12(カヌラ)と、針体12の基端部に固定された針ハブ14とを備える。
針体12は、軸方向に貫通するルーメン13が形成された金属製の中空円筒管である。このルーメン13は、針体12の先端開口に連通する。針体12の先端部には、軸線に対して傾斜する刃面12aが設けられ、針体12の最先端部(刃面12aの先端)には、鋭利な針先12bが設けられている。
針体12の基端部には、他の部分(針体12のうち当該基端部よりも先端側の部分)よりも拡径した拡径部16として、基端方向に向かって外径及び内径がテーパ状に拡径するフレア形状部16Aが設けられている。なお、針体12において、刃面12aの基端とフレア形状部16Aの先端との間の部分は、外形が略一定のストレート状に形成されている。
針体12は、生体の皮膚を穿刺する際に大きく撓むことがないように適度の剛性を有する。そのような針体12を構成する金属材料としては、例えば、ステンレス鋼、コバルトクロム合金、アルミニウム又はアルミニウム合金、チタン又はチタン合金等が挙げられる。
針ハブ14は、軸方向に貫通して内腔を有する中空状の樹脂製部材であり、インサート成形によって針体12の基端部に設けられている。針ハブ14の内腔15は、針体12のルーメン13と連通するとともに、針ハブ14の基端面にて基端開口部14aとして開口している。
針ハブ14の先端側領域を構成する先端筒部18は、針体12の基端部の外周面に密着して固定されている。針ハブ14の最先端部は、針体12のフレア形状部16Aよりも先端側に位置する。針ハブ14において、先端筒部18の基端側には、基端方向に向かって内径及び外径が拡大する傾斜部20が形成されている。この傾斜部20の内面とフレア形状部16Aの内面とは、略段差なく隣接している。傾斜部20の基端側には、傾斜部20よりも小さい勾配で基端方向に向かって内径及び外径が拡大する胴体部21が形成されている。医療用針10は、針体12の基端部に拡径部16を有し、当該拡径部16の内周形状が、針体12の拡径部16以外の部分の内周形状よりも、真円に近く、針ハブ14に固定された針体12の基端部において、ルーメン13の拡径部16の内表面と拡径部16の基端面が隣接する針ハブ14の傾斜部20の内表面とが、実質的に段差のない医療用針となっている。
針ハブ14を構成する樹脂材料としては、例えば、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリスルホン、ポリアリレート、メタクリレート−ブチレン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂が挙げられる。
次に、図2を参照し、上述した医療用針10を製造するための製造装置22について説明する。
この製造装置22は、射出成形用金型24と、射出部26と、移動機構部28と、制御部30とを備えており、針体12の基端部に針ハブ14をインサート成形により成形するように構成されている。
射出成形用金型24は、針ハブ14の外面形状を成形する凹部であるキャビティ32を有する雌金型34と、針ハブ14の内面形状(針体12よりも基端側の部分)を成形するコアピン36を有する雄金型38とを備える。雌金型34内にコアピン36が配置された状態で、キャビティ32とコアピン36との間に、成形しようとする針ハブ14の形状に対応した隙間(成形空間40)が形成される。
雌金型34のキャビティ32は、針ハブ14の先端筒部18の外面形状を成形する第1成形部42と、針ハブ14の傾斜部20の外面形状を成形する第2成形部44と、針ハブ14の胴体部21の外面形状を成形する第3成形部46とを有する。また、雌金型34の一端側には、針体12を挿通させる第1挿通孔48が形成されており、雌金型34の他端側には、コアピン36を挿通させる第2挿通孔50が形成されている。
なお、図2では図示を簡略しているが、射出成形によって得た成形品を雌金型34から取り出すことができるように、雌金型34は、複数個の分離可能な金型によって構成されている。
コアピン36は、針体12の基端部に挿入される先端挿入部52と、先端挿入部52の基端側に隣接して形成され、外形が先端方向に向かって小さくなるテーパ形状部54A(拡径部成形部54)と、このテーパ形状部54Aの基端側に隣接して形成され、針ハブ14の胴体部21の内面形状を成形する胴体成形部56とを有する。
本実施形態において、先端挿入部52は、テーパ形状部54Aの先端から先端方向に外径が略一定で延出する円柱状のストレート部58(支持部)と、ストレート部58の先端に設けられた球面状先端60とを有する。ストレート部58の外径は、針体12の内径と略同じであるが、厳密には、針体12の内径よりも僅かに小さい。従って、先端挿入部52が針体12の基端部内に挿入された状態で、ストレート部58の外周面と針体12の内周面との間には、空気は進入可能であるが、射出成形に用いる樹脂(溶融樹脂)は進入不可能な程度の微小隙間が形成される。
コアピン36のテーパ形状部54Aは、後述するフレア加工工程(拡径部成形工程)において針体12の基端部にフレア形状部16Aを成形する拡径部成形部54を構成するとともに、後述する射出成形工程において針ハブ14の傾斜部20の内面形状を成形する部分である。コアピン36の軸線に対する拡径部成形部54の外面の角度は、例えば、0〜90°に設定される。好ましくは、5〜60°、より好ましくは10〜45°である。なお、外面の角度とは、拡径部成形部54の中心線を含む矢状断面における二つの外形線のなす角度とする。拡径部成形部54の外面の角度が0°の状態とは、前記二つの外形線が平行である場合である。拡径部成形部54の外面の角度が0°より大きい場合、拡径部成形部54は、本実施形態のようにテーパ形状部54Aの形態を有する。これに対し、拡径部成形部54の外面の角度が0°の場合、拡径部成形部54は、先端挿入部52よりも外径が大きく、且つ軸方向に外径が一定のストレート拡径部の形態を有する。ストレート拡径部の直径は、針体12の設定内径よりも20〜40μm大きく設定する。
図2において、射出部26は、射出成形用金型24の成形空間40に図示しない注入路を介して樹脂(溶融樹脂)を射出するように構成されている。この射出部26は、公知の射出成形機の射出ユニットと同様に構成されてよい。
移動機構部28は、雌金型34に対して雄金型38(コアピン36)を軸方向に進退移動させるように構成されている。移動機構部28の駆動源は、特に限定されず、例えば、シリンダ装置、リニアモータ、回転モータ等であってよい。以下では、コアピン36の先端方向への移動を「前進」ともいい、コアピン36の基端方向への移動を「後退」ともいう。
制御部30は、後述するフレア加工工程、コアピン後退工程及び射出成形工程を行うように、射出部26及び移動機構部28を制御する。制御部30は、これらの工程を実行するためのプログラムを格納したメモリ及び演算処理部を備えた専用コンピュータであってもよく、あるいは当該プログラムがインストールされた汎用コンピュータであってもよい。
次に、上記のように構成された製造装置22の作用との関係で、本実施形態に係る医療用針10の製造方法を説明する。当該製造方法は、以下のように、フレア加工工程(拡径部成形工程)と、コアピン後退工程と、射出成形工程とを含む。
フレア加工工程に先立って、図3Aのように、雌金型34の第1挿通孔48に針体12の基端側を挿通させる。この場合、雌金型34のキャビティ32内に針体12の基端部を所定長だけ突出させた状態で、図示しない適宜の固定手段により、雌金型34に対して針体12を固定する。次に、移動機構部28(図2参照)の駆動作用下に、図3Aのように、コアピン36を前進させることにより、針体12の基端部内にコアピン36の先端挿入部52を挿入していく。
そして、フレア加工工程では、図3Bのように、コアピン36の前進に伴って針体12の基端部を押し広げることにより、当該基端部にフレア形状部16Aを成形する。すなわち、コアピン36の前進に伴って、コアピン36のテーパ形状部54Aが、針体12の基端部を内側から外側に向かって強制的に押し広げることで、針体12の基端部が塑性変形を伴ってフレア状に成形される。成形完了時のフレア形状部16Aは、コアピン36のテーパ形状部54Aの外面形状に一致する形状となっている。このとき、コアピン36を前進させる前進量は、0.1〜0.3mmが好ましい。前進量は、針体12を金型内に固定する固定位置とコアピン36の設定値と設定移動量により制御することができる。
なお、テーパ形状部54Aに代えて、コアピン36が上述したストレート拡径部を有する場合は、コアピン36の前進に伴って針体12の基端部を押し広げることにより、針体12の基端部には、拡径部16の他の形態として、軸方向に外径が一定の拡径ストレート形状部が成形される。
次に、コアピン後退工程を実施する。コアピン後退工程では、フレア形状部16Aがスプリングバックするように、針体12に対してコアピン36を所定距離だけ相対的に後退させる。具体的には、移動機構部28(図2参照)の駆動作用下に、図4のように、針体12に対してコアピン36を所定距離だけ僅かに後退させる。フレア形状部16Aをスプリングバックさせるのに必要なコアピン36の後退距離は、針体12の材質、外径、壁の厚さ、前進量等の条件によって変わるが、例えば、0.01〜0.1mm程度である。好ましくは、0.03〜0.08mm、より好ましくは、0.05〜0.07mm程度である。
このようなコアピン36の後退によって、フレア形状部16Aにおいてスプリングバックが発生する。すなわち、フレア加工工程における針体12の基端部の変形は、大部分が塑性変形であるが、一部は弾性変形である。このため、フレア加工工程後にコアピン36を後退させると、フレア形状部16Aは弾性復元力によって僅かに縮径する。図4では、スプリングバックする前のフレア形状部16Aを仮想線で示している。コアピン後退工程において、フレア形状部16Aの内周形状は、針体12のフレア形状部16A以外の部分の内周形状よりも、真円に近い。なお、フレア形状部16Aに代えて、針体12の基端部に拡径ストレート形状部が成形される場合においても、コアピン後退工程により、拡径ストレート形状部においてスプリングバックが発生する。
この場合、本実施形態のコアピン後退工程では、フレア形状部16Aの内周面とコアピン36(テーパ形状部54A)の外周面との間に、樹脂が流入不可能な程度に微小な隙間Gを形成するように、針体12に対してコアピン36を後退させる。隙間Gは、環状の空間である。隙間Gの大きさt(フレア形状部16Aの基端縁とテーパ形状部54Aとの間の、テーパ形状部54Aの法線方向の距離)は、射出成形の条件にもよるが、例えば、10μm以下であるのがよい。これにより、バリがなく、針ハブ14内面と針体12内面とを実質的に段差のない状態とすることができる。
次に、射出成形工程を実施する。射出成形工程では、図5のように、針体12とコアピン36との相対位置を保持したまま、射出成形用金型24内(成形空間40)に樹脂を射出することにより、針ハブ14をインサート成形する。具体的には、キャビティ32とコアピン36との間に形成された成形空間40への樹脂64(溶融樹脂)の注入により、樹脂64は成形空間40内を流動し、成形空間40は樹脂で充填される。
この場合、コアピン36のテーパ形状部54Aによって成形された針体12のフレア形状部16Aは、コアピン後退工程によるスプリングバック後においても、テーパ形状部54Aの外面形状と略一致する内面形状を有している。このため、針体12とテーパ形状部54Aとの間には、射出成形時の樹脂64が流入可能な隙間が形成されないことから、射出成形に伴うバリの発生を抑制することができる。
また、射出成形工程において、フレア形状部16Aの内周面とテーパ形状部54Aの外周面との間には微小な隙間Gが形成されているとともに、先端挿入部52の外周面と当該外周面に対向する針体12の内周面との間にも微小な隙間が形成されている。このため、成形空間40内に存在していた空気は、これらの隙間を介して、外部と連通する針体12のルーメン13へと移動することができる。従って、気泡、ヒケ等の成形不良の発生を抑制することができる。
射出成形工程によって針ハブ14が成形されたら、次に、移動機構部28(図2参照)の駆動作用下にコアピン36を後退させ、針体12と一体化された針ハブ14を射出成形用金型24から取り外す。この場合、上述したコアピン後退工程によってフレア形状部16Aはすでにスプリングバック(縮径)しているため、射出成形後のコアピン36の後退時にフレア形状部16Aがさらに縮径することはない。
従って、成形された針ハブ14内において、針体12との段差(傾斜部20の内面に対してフレア形状部16Aが内方に突出することによる段差)の発生を抑制することができる。また、スプリングバックによるめくれバリ(フレア形状部16Aのスプリングバック時に、フレア形状部16Aの基端によって傾斜部20の内周部がめくられることで形成されるバリ)の発生も抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る医療用針10の製造方法によれば、コアピン36で針体12の基端部をフレア加工することにより、当該基端部の内面形状がコアピン36の形状に矯正される。このため、コアピン36と針体12(基端部)との間には、樹脂64が流入可能な隙間が形成されないことから、射出成形に伴うバリの発生を抑制することができる。
また、本製造方法では、フレア加工が施された針体12に対してコアピン36を所定距離だけ相対的に後退させることにより、フレア形状部16Aをスプリングバックさせ、その後に射出成形を行う。このため、成形された針ハブ14内部における針体12との段差やめくれバリの発生を抑制することができる。
しかも、コアピン後退工程によりコアピン36と針体12との間に適度な隙間Gが生じるため、射出成形時に当該隙間Gを介して金型内の空気を外部に逃がしやすい。これにより、気泡、ヒケ等の成形不良の発生を抑制することができる。
特に、コアピン後退工程では、フレア形状部16Aとコアピン36との間に、樹脂が流入不可能な隙間Gを形成するように、針体12に対してコアピン36を相対的に後退させる。これにより、針体12の基端部でのバリの発生を確実に防止することができる。
本製造方法による上記効果は、フレア形状部16Aに代えて、針体12の基端部に拡径ストレート形状部が成形される場合も同様に得られる。
なお、上述した医療用針10の製造方法及び製造装置22において、ストレート形状の先端挿入部52を有するコアピン36に代えて、図6に示す変形例に係るコアピン36aを採用してもよい。このコアピン36aは、テーパ形状部54Aの先端側に、先端方向に向かって縮径するテーパ状先端挿入部66を有する。コアピン36を採用して医療用針10を製造する場合の上記作用効果は、コアピン36aを採用した場合においても同様に得られる。
但し、ストレート形状の先端挿入部52を有するコアピン36を採用すれば、テーパ状先端挿入部66を有するコアピン36aを採用した場合と比較して、バリの発生を抑制できるフレア加工条件幅をより広く設定しやすい。これは以下の理由による。
コアピン36aを用いた場合では、コアピン36aの後退に伴って針体12の基端部の内面(フレア形状部16Aよりも先端側の内面)がコアピン36aで支持されなくなるため、図6のように、樹脂64の充填時に樹脂圧Pが針体12の側方から作用すると、針体12の基端部がコアピン36aに対して偏心する。従って、コアピン36aの後退距離がある程度以上では、フレア形状部16Aとコアピン36aとの間には、相対的に大きい隙間と小さい隙間が生じ、大きい方の隙間に樹脂64が入り込むと、成形品にバリが発生する。そのため、コアピン後退工程におけるコアピン36の後退距離は、このようなバリを発生させないように設定する必要がある。
一方、図5のように、コアピン36を用いた場合では、コアピン後退工程によってコアピン36が後退した後においても、ストレート部58を有する先端挿入部52によって、針体12の基端部の内面(フレア形状部16Aよりも先端側の内面)が支持される。このため、樹脂64の充填時に樹脂圧が針体12の側方から作用しても、針体12の基端部がコアピン36に対して偏心することがない。従って、コアピン36を用いる場合、偏心によるバリの発生という制約を受けないことから、コアピン36aを用いる場合よりも、コアピン後退工程でのコアピン36の後退距離を長く設定することができる。すなわち、コアピン36を用いると、コアピン36aを用いる場合と比較して、バリの発生を抑制できるフレア加工条件幅をより広く設定しやすい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
10…医療用針 12…針体
14…針ハブ 16A…フレア形状部
22…製造装置 24…射出成形用金型
26…射出部 28…移動機構部
30…制御部 34…雌金型
36、36a…コアピン 38…雄金型
54A…テーパ形状部 64…樹脂
G…隙間

Claims (9)

  1. 中空状の金属製の針体と、前記針体の基端部に固定された樹脂製の針ハブとを備えた医療用針の製造方法であって、
    射出成形用金型のコアピンを前記針体の基端部に挿入して前記基端部を押し広げることにより、前記基端部に拡径部を成形する拡径部成形工程と、
    前記拡径部成形工程の後、前記拡径部がスプリングバックするように、前記針体に対して前記コアピンを所定距離だけ相対的に後退させるコアピン後退工程と、
    前記コアピン後退工程の後、前記針体と前記コアピンとの相対位置を保持したまま、前記射出成形用金型内に樹脂を射出することにより、前記針ハブを成形する射出成形工程と、を含む、
    ことを特徴とする医療用針の製造方法。
  2. 請求項1記載の医療用針の製造方法において、
    前記コアピン後退工程では、前記拡径部と前記コアピンとの間に、前記樹脂が流入不可能な隙間を形成するように、前記針体に対して前記コアピンを相対的に後退させる、
    ことを特徴とする医療用針の製造方法。
  3. 請求項2記載の医療用針の製造方法において、
    前記コアピンは、
    前記拡径部を成形する拡径部成形部と、
    前記拡径部成形部よりも小径であり、前記拡径部成形部の先端から先端方向に延出し、前記針体の基端部内に挿入され、前記針体を内側から支持する支持部と、を有する、
    ことを特徴とする医療用針の製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の医療用針の製造方法において、
    前記拡径部は、基端方向に向かって拡径するフレア形状部である、
    ことを特徴とする医療用針の製造方法。
  5. 請求項3記載の医療用針の製造方法において、
    前記拡径部は、基端方向に向かって拡径するフレア形状部であり、
    前記拡径部成形部は、外径が先端方向に向かって小さくなるテーパ形状部である、
    ことを特徴とする医療用針の製造方法。
  6. 中空状の金属製の針体と、前記針体の基端部に固定された樹脂製の針ハブとを備えた医療用針を製造するための医療用針の製造装置であって、
    前記針ハブの外部形状を成形するためのキャビティと、前記針ハブの内部形状を成形するためのコアピンとを有する射出成形用金型と、
    前記射出成形用金型内に樹脂を射出する射出部と、
    前記針体に対して前記コアピンを軸方向に移動させる移動機構部と、
    前記射出部及び前記移動機構部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記コアピンを前記針体の基端部に挿入して前記基端部を押し広げることにより、前記基端部に拡径部を成形する拡径部成形工程と、
    前記拡径部成形工程の後、前記拡径部がスプリングバックするように、前記針体に対して前記コアピンを所定距離だけ相対的に後退させるコアピン後退工程と、
    前記コアピン後退工程の後、前記針体と前記コアピンとの相対位置を保持したまま、前記射出成形用金型内に前記樹脂を射出することにより、前記針ハブを成形する射出成形工程と、
    を行うように前記射出部及び前記移動機構部を制御する、
    ことを特徴とする医療用針の製造装置。
  7. 請求項6記載の医療用針の製造装置において、
    前記制御部は、前記コアピン後退工程において、前記拡径部と前記コアピンとの間に、前記樹脂が流入不可能な隙間を形成するように、前記針体に対してコアピンを相対的に後退させる、
    ことを特徴とする医療用針の製造装置。
  8. 請求項7記載の医療用針の製造装置において、
    前記コアピンは、
    前記拡径部を成形する拡径部成形部と、
    前記拡径部成形部よりも小径であり、前記拡径部成形部の先端から先端方向に延出し、前記針体の基端部内に挿入され、前記針体を内側から支持する支持部と、を有する、
    ことを特徴とする医療用針の製造装置。
  9. 中空状の金属製の針体と、前記針体の基端部に固定された樹脂製の針ハブとを備えた医療用針であって、
    前記針体の基端部に拡径部を有し、前記拡径部の内周形状が、前記針体の前記拡径部以外の部分の内周形状よりも、真円に近く、
    前記針ハブに固定された前記針体の基端部において、前記拡径部の内表面と前記拡径部の基端面が隣接する前記針ハブの内表面とが、実質的に段差のない
    ことを特徴とする医療用針。
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