JP2017085009A - 配線基板および高周波モジュール - Google Patents
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Abstract
Description
ジュールが実装されている。かかるRFモジュール用の配線基板としては、例えば、特許文献1に開示されて方向性結合器の技術を用いることができる。
図1は本発明の一実施形態にかかる配線基板1の斜視図を、図2および図3は本発明の一実施形態にかかる配線基板1の断面図を示している。配線基板1は、例えば携帯電話機やハンドスキャナー等の無線通信機能を実現した携帯装置に内蔵することができる。これらの図において、配線基板1は、基板2、導体層3、主線路導体4、副線路導体5および電極6を備えている。図2は図1に示す配線基板1の主線路導体4および副線路導体5の線路方向に垂直な方向であるA−A線に沿った断面図であり、図3は図1に示す配線基板1の主線路導体4および副線路導体5の線路方向であるB−B線に沿った断面図である。
示すように副線路導体5の上面から電極6の下面までの距離を距離L4とする。副線路導体5の上面および電極6の下面との距離のうち、副線路導体5の上面において中央で凸の曲面の頂部および電極6の下面との距離を距離L5とする。距離L5の値が大きいほど副線路導体5の上面および電極6の下面とが近づくので、電極6による電磁的な影響を抑制することができる。また、同じく距離L4の値も大きいほど、副線路導体5は、電極6からの電磁的な結合が抑制される。
基板2は、例えば各絶縁層11、12および13がガラスセラミック焼結体からなる場合であれば、次のようにして製作される。まず、ホウケイ酸ガラス等のガラス粉末と酸化
アルミニウム等のセラミック粉末とからなる原料粉末に適当な有機バインダおよび溶剤等を添加混合してスラリーを作製する。次に、スラリーをドクターブレード法等の成形法でシート状に成形することにより複数枚のセラミックグリーンシートを作製する。このとき、絶縁層11は、絶縁層12および絶縁層13とガラス粉末の混合量が異なる。ガラス粉末の混合量が異なるとき、絶縁層11ならびに絶縁層12および絶縁層13は、セラミックグリーンシートの硬さが異なるものになる。ガラス粉末の混合量が多い場合にはセラミックグリーンシートが硬いものになる。
次に、本発明の一実施形態にかかる高周波モジュール10について、図面を参照しながら説明する。図4は、本発明の一実施形態にかかる高周波モジュール10の斜視図およびを示しており、図5は、本発明の一実施形態にかかる配線基板1を含む高周波モジュール10における要部の模式的な回路図を示している。この高周波モジュール10は、本発明の一実施形態にかかる配線基板1と、半導体素子9を備えている。
気的に接続する接続用の回路のインピーダンス値は、通常、50Ωに設定されている。
において種々の変更、改良等が可能である。例えば、主線路導体4および副線路導体5と基板の接続用の回路との電気的な接続は、必ずしも接続端子8を介して行なわれるものである必要はない。この場合には、主線路導体4または副線路導体5の端部等を基板2の外表面に露出させて、この露出部分に回路部品が直接接続されていてもよい。
2 基板
3 導体層
4 主線路導体
5 副線路導体
6 電極
9 半導体素子
10 高周波モジュール
11、12、13 絶縁層
Claims (4)
- 絶縁層が積層されてなる基板と、
該基板の下面または前記絶縁層間に設けられた、基準電位に設定される導体層と、
該導体層の上方の前記絶縁層間に前記導体層に重なるように設けられた、下面が平面であり上面が幅方向の中央で凸の曲面である主線路導体と、
該主線路導体の上方の前記絶縁層間に前記主線路導体に重なるように設けられた、下面が幅方向の中央で凸の曲面である副線路導体と
を備えていることを特徴とする配線基板。 - 前記副線路導体の上方の前記基板の上面に前記副線路導体に重なるように設けられた、素子実装用の電極をさらに備えており、
該電極の下方に位置する前記副線路導体の上面が幅方向の中央で凸の曲面である
ことを特徴とする請求項1に記載の配線基板。 - 前記主線路導体と前記副線路導体とは、幅方向の中央で凸の曲面の頂部同士が対向しており、前記副線路導体の幅が前記主線路導体の幅よりも大きい
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配線基板。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の配線基板と、
前記配線基板の上面に実装された半導体素子とを備えていることを特徴とする高周波モジュール。
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JP2015213248A JP6502826B2 (ja) | 2015-10-29 | 2015-10-29 | 配線基板および高周波モジュール |
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0537213A (ja) * | 1991-07-26 | 1993-02-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | マイクロ波結合線路 |
JPH10242599A (ja) * | 1997-02-27 | 1998-09-11 | Toshiba Corp | 配線基板 |
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JP2015162729A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | 京セラ株式会社 | 方向性結合器および高周波モジュール |
-
2015
- 2015-10-29 JP JP2015213248A patent/JP6502826B2/ja active Active
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JP2015162729A (ja) * | 2014-02-26 | 2015-09-07 | 京セラ株式会社 | 方向性結合器および高周波モジュール |
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