JP2017083184A - 作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業機械において、接続ピンの軸方向のずれに追従してアングルセンサとマーカーとの位置関係を保てるようにする。【解決手段】アングルセンサ装置20において、アーム6(第1部材)に設けた接続ピン12の一端にマーカー21を設け、このマーカー21の対向する位置に所定距離をあけてマーカー21の回動角度を検出するアングルセンサ22を設ける。アングルセンサ22を接続ピンの一端から隙間を保って配置されるピン当接面(嵌合用凹部23b)を有するセンサ取付ブラケット23に固定し、このセンサ取付ブラケット23に、センサ取付ブラケット23を接続ピン12の一端に向かって付勢する板バネ32(弾性部材)を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、アングルセンサ装置を有する作業機械に関し、特にそのアングルセンサの取付構造に関する。
従来より、油圧ショベル、破砕機のような作業機械のアタッチメントにアングルセンサを設けてアタッチメントの回動角度を検出するものが知られている。
例えば、特許文献1のように、軸と、この軸を軸受部で支持するハウジングと、複数の磁気センサを実装された回路基板とを備え、永久磁石は軸の一端に固定され、軸の他端はハウジングの外部に露出し、ハウジングは、永久磁石及び複数の磁気センサを内包し、かつ軸の一端と軸方向に対向する平坦部をもったハウジング蓋を有し、回路基板は、ハウジング蓋の平坦部に固定された回転角度検出センサが知られている。
特開2011−58870号公報
上記特許文献1においては、軸と磁気センサを取り付けるハウジングとが固定されていることを前提とし、軸方向の磁気センサのずれや軸のガタ等による円周方向ずれが生じないことが前提となっている。
しかし、油圧ショベル等の作業機械において、回動する部材を接続する接続ピンの鍔部と、この接続ピンを回り止めする回り止めピンとの間の軸方向寸法は、この接続ピンが挿通されるリンク、軸受(ブッシュ)、スペーサその他部品のそれぞれの寸法公差を吸収できるように、鍔部と回り止めピンとで調整される接続ピンの軸方向への移動規制は、余裕をもって設計されている。また経年劣化、摩耗等によるガタのためにアングルセンサとマーカーとが正確な位置に設けられず、検知精度が低下するという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、接続ピンの軸方向のずれに追従してアングルセンサとマーカーとの位置関係を保てるようにすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、アングルセンサ又はマーカーを固定した検知部材取付ブラケットを接続ピンの一端側に付勢する弾性部材を設けた。
具体的には、第1の発明では、第1部材と、該第1部材に対して接続ピンを中心に回動可能に結合された第2部材と、該第2部材の上記第1部材に対する回動角度を検出するアングルセンサ装置とを備えた作業機械であって、
上記接続ピンは、上記第2部材と回動一体に上記第1部材に設けられており、
上記アングルセンサ装置は、
上記接続ピンの一端及び該接続ピンの一端から隙間を保って配置されるピン当接面を有する取付ブラケットの一方に設けられたマーカーと、
上記マーカーの対向する位置に所定距離をあけて上記接続ピンの一端及び上記取付ブラケットの他方に設けられ、該マーカーの回動角度を検出するアングルセンサとを備え、
上記検知部材取付ブラケットは、上記第1部材に対して上記接続ピンの軸方向に移動可能に取り付けられ、弾性部材により上記接続ピンの一端に向かって付勢されている。
すなわち、接続ピンは、寸法公差の関係等により、軸方向にある程度隙間があるように設計されており、また経年劣化等によりガタが生じる。しかし上記の構成によると、弾性部材が、アングルセンサ又はマーカーを取り付けた検知部材取付ブラケットを接続ピンの一端側へ押し付けることで、検知部材取付ブラケットが第1部材に対して接続ピンの軸方向に移動し、この余裕やガタが吸収される。これにより、マーカーとアングルセンサとの間隔が所定の間隔に保たれるので、正確な回動角度の検出が可能となる。
第2の発明では、第1の発明において、
上記検知部材取付ブラケットは、上記第1部材に固定された保護部材によって隙間をあけて覆われており、
上記弾性部材は、上記保護部材の内面と上記検知部材取付ブラケットとの間の上記隙間に設けられている。
上記の構成によると、検知部材取付ブラケットと保護部材内面との間の隙間に設けた弾性部材により、接続ピンを押し付けて接続ピンの回り止め部材と接続ピンの鍔部との間の寸法誤差が効果的に吸収される。
第3の発明では、第2の発明において、
上記検知部材取付ブラケットは、上記保護部材に対して回転不能に設けられている。
上記の構成によると、アングルセンサ側を固定してマーカー側を回転させることで、アングルセンサの配線が容易となり、また、接続ピンからシャフトを延ばして回動角度を計測する必要がなくなるので、アングルセンサ又はマーカーの全周保護も可能となる。
第4の発明では、第2又は第3の発明において、
上記検知部材取付ブラケットには、上記ピン当接面が形成され、上記接続ピンの一端に嵌まり込む嵌合用凹部が形成されている。
上記の構成によると、嵌合用凹部が接続ピンの一端に嵌まり込むことで、検知部材取付ブラケットが接続ピンの一端に設けたマーカー又はアングルセンサに対して芯ずれしにくくなる。
第5の発明では、第2又は第3の発明において、
上記検知部材取付ブラケットには、先端に上記ピン当接面が形成され、上記接続ピンが挿入されるピン挿通孔に嵌まり込む環状リブが形成されている。
上記の構成によると、環状リブがピン挿通孔に嵌まり込むことで、検知部材取付ブラケットが接続ピンの一端に設けたアングルセンサ又はマーカーに対して芯ずれしにくくなる。
第6の発明では、第1から第5のいずれか1つの発明において、
上記弾性部材は、上記検知部材取付ブラケットに固定された板バネである。
上記の構成によると、狭いスペースでも取付が簡単で安価な構成が可能となる。
第7の発明では、第1から第6のいずれか1つの発明において、
上記第1部材は、アームであり、
上記第2部材は、先端アタッチメントが取り付けられるアイドラリンクである。
上記の構成によると、土砂や金属片が接触しやすい先端部分においてもセンサが保護可能である上に、先端アタッチメントの回動角度が確実に検知されるので、例えば、先端アタッチメントが運転室などと接触するのを確実に防止でき、できるだけ広範囲での先端アタッチメントの安全な使用が可能となる。
以上説明したように、本発明によれば、弾性部材がアングルセンサ又はマーカーが固定された検知部材取付ブラケットをマーカー又はアングルセンサが設けられた接続ピンの一端に向かって付勢するようにしたことにより、接続ピンの軸方向のずれに追従してアングルセンサとマーカーとの位置関係を保てるようにすることができる。
アングルセンサ装置及びその周辺を拡大して示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る油圧ショベルを示す側面図である。 アームを示す斜視図である。 アーム先端を拡大して示す側面図である。 アーム先端をさらに拡大して示す側面図である。 図5のVI−VI線断面図である。 図6のVII部拡大断面図である。 筒状外周壁及び取付部を拡大して示す側面図である。 筒状外周壁、取付部及び蓋部材を拡大して示す正面図である。 本発明の実施形態の変形例に係る図7相等図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
−油圧ショベルの構成−
図2は本発明の実施形態に係る作業機械としての油圧ショベル1を示し、この油圧ショベル1は、下部走行体2と、この下部走行体2上で旋回可能な上部旋回体3を備えている。上部旋回体3には、アタッチメントとしてのブーム4がブームシリンダ5で起伏可能に支持されている。上部旋回体3の前側には、運転室3aが設けられている。ブーム4の先端には、第1部材としてのアーム6が回動可能に接続され、アームシリンダ7を伸縮させることにより回動されるようになっている。
アーム6の先端には、先端アタッチメントとしての破砕装置8が、先端シリンダ9、第2部材としてのアイドラリンク10及びバケットリンク11により、回動可能に連結されている。なお、先端アタッチメントは、この破砕装置8に限定されず、各種バケット、リフティングマグネット、グラップル等でもよい。図5等にも示すように、破砕装置8は、アーム6に対してアーム側連結ピン13で連結され、バケットリンク11に対してリンク側連結ピン14で連結されている。
図4に回動範囲を示すように、アイドラリンク10は、左右に一対設けられてアーム6に対して接続ピン12を中心に回動可能に結合されている。本実施形態では、接続ピン12は、アイドラリンク10と回動一体にアーム6に設けられている。そして、アーム6には、アイドラリンク10のアーム6に対する回動角度を検出するアングルセンサ装置20が設けられている。
図6に示すように、接続ピン12は、ボルトなどよりなる回り止め部材12bにより、回り止めされると共に、鍔部12aと回り止め部材12bとの間の軸方向寸法Lが設定されている。これら鍔部12aと回り止め部材12bとの間に一対のアイドラリンク10、一対のブッシュ12c、スペーサ12dが設けられている。図示しないシム等により、ある程度隙間の調整は可能であるが、これらの部材の寸法誤差を吸収できるように、鍔部12aと回り止め部材12bとの間の軸方向寸法Lは、ある程度余裕をもって設定されている。
アングルセンサ装置20は、接続ピン12の例えば運転室3aから見た左端部に設けたマーカー21と、アーム6に設けられてマーカー21の回動角度を検出するアングルセンサ22とを備えている。
マーカー21は、例えば、円板状又は円柱状のポジションマーカーであり、磁石が埋め込まれている。マーカー21は、接続ピン12の一端に嵌め込み等により、回動一体に固定されている。
アングルセンサ22は、例えば、磁界の向きを集積回路で捕捉し、算出された角度をアナログ信号として出力する磁気式非接触ロータリセンサよりなる。アングルセンサ22のセンサ本体とマーカー21との間の芯ずれや距離は、許容範囲内にあることが必要である。このアングルセンサ22は、アーム6に対して回動不能に取り付けられている。
具体的には、アングルセンサ22は、断面円形キャップ状の検知部材取付ブラケットとしてのセンサ取付ブラケット23に取り付けられている。このセンサ取付ブラケット23の周囲は、保護部本体24及びこの保護部本体24をアーム6に固定する取付部25を有する保護部材26で覆われている。この保護部本体24は、例えば、鋼板を略八角形状に折り曲げ形成した筒状外周壁27と、この筒状外周壁27に固定された蓋部材28とを備えている。例えば、筒状外周壁27の両端に取付部25がそれぞれ形成されている。この取付部25は、そのボルト挿通孔25aに挿通した取付ボルト30によって、アーム6に設けたタップドブロック15に締結されるようになっている。なお、この筒状外周壁27は、八角筒状ではなく、六角筒状、四角筒状など他の多角形筒状でもよく、円筒状、楕円筒状でもよい。
板状の蓋部材28は、例えば保護部本体24の内周に合わせて略八角形であり、保護部本体24の内面に突設された固定部27aに固定ボルト31で固定されている。蓋部材28の裏面側には、回り止めピン28aが突設されており、この回り止めピン28aをセンサ取付ブラケット23に設けた係合穴23aに挿入することで、アングルセンサ22が蓋部材28に対して回り止めされている。そして、図7に拡大して示すように、センサ取付ブラケット23には、例えば双腕形状の弾性部材としての板バネ32がバネ取付ネジ32aで取り付けられている。なお、図9に破線で示すように、固定ボルト31は、蓋部材28を固定部27aに取り付けた状態で、筒状外周壁27からはみ出さない位置としている。このため、固定ボルト31のボルト頭が異物に当たって固定ボルト31及びその周辺が損傷することはない。
センサ取付ブラケット23は、アーム6に固定された保護部材26によって隙間をあけて覆われており、板バネ32は、保護部材26の内面とセンサ取付ブラケット23との間の隙間C3に設けられている。この板バネ32の弾性を有する双腕部が蓋部材28の裏面側に当接することで、センサ取付ブラケット23の嵌合用凹部23bが接続ピン12の鍔部12aに押し付けられてセンサ取付ブラケット23がぐらつかず、また、芯ずれしにくくなっている。
そして、アイドラリンク10には、保護部本体24の移動を規制する移動規制部材29が設けられている。本実施形態では、移動規制部材29は、アイドラリンク10の左側面に溶接等により設けられたリング状突起よりなる。移動規制部材29の外径は、筒状外周壁27の最小内径よりも小さく、移動規制部材29の外周を筒状外周壁27が覆うような形状となっている。すなわち、移動規制部材29は、筒状外周壁27の内側に配置されている。
そして、筒状外周壁27のアイドラリンク10側の端部とアーム6の側面との間の隙間を第1隙間C1とすると、移動規制部材29の高さHは、第1隙間C1よりも高い(H>C1)。マーカー21とアングルセンサ22との間の第2隙間C2は、アングルセンサ22の機能を発揮するために予め許容範囲が定められている。板バネ32が設けられる蓋部材28とセンサ取付ブラケット23との間の隙間C3は、これらの隙間C1,C2に比べて大きく設定されている。本実施形態では、移動規制部材29の外径を筒状外周壁27の最小径よりも小さくし、移動規制部材29の外周を筒状外周壁27で覆うようにしたが、逆に移動規制部材29が筒状外周壁27の外周を覆うようにしてもよい。また、移動規制部材29は、連続したリング状突起ではなく、途中が途切れた円弧状の突起の集合であってもよい。
図4に示すように、アングルセンサ22のケーブル22aは、アーム6の左側面に取り付けたケーブル保護ブラケット22bに覆われている。
−アングルセンサ装置の作動−
上記のように構成した油圧ショベル1における接続ピン12では、回り止め部材12bと鍔部12aとの間に設けられる、アイドラリンク10、ブッシュ12c、スペーサ12dなどの部品の製造公差の関係等により、軸方向にある程度隙間があるように、回り止め部材12bと鍔部12aとの間の軸方向寸法Lが設計されている。また経年劣化等により、各部品がすり減ったり変形したりするなどにより、ガタが生じる。しかし、本実施形態では、板バネ32が、アングルセンサ22を取り付けたセンサ取付ブラケット23を接続ピン12の一端側へ押し付け、センサ取付ブラケット23がアーム6に対して接続ピン12の軸方向に移動することで、軸方向寸法Lの寸法誤差やガタが吸収される。これにより、マーカー21とアングルセンサ22との間隔が所定の間隔に保たれるので、正確な回動角度が検出される。
本実施形態では、アングルセンサ22側を固定してマーカー21側を回転させることで、アングルセンサ22の配線が容易となり、また、接続ピン12からシャフトを延ばして回動角度を計測する必要がなくなるので、アングルセンサ22の全周保護も可能となる。
そして、破砕装置8の作動中に先端シリンダ9が伸縮してアイドラリンク10が回動すると、アイドラリンク10と回動一体の接続ピン12がマーカー21と共に回動し、その回動角度をアーム6に回動不能に取り付けたアングルセンサ22が検知する。これにより、破砕装置8の作業姿勢も把握できるので、その作業姿勢を元にブーム4の起伏角度制御と合わせて運転室3a等との接触防止をすればよくなる。このため、従来のように常に破砕装置8が最も運転室3a等に当たりやすい作業姿勢とみなして接触防止制御を行うのではなく、破砕装置8の姿勢を把握しながらできるだけ広い範囲での作業が可能となるように接触防止制御を行えばよい。
したがって、本実施形態に係る作業機械によると、板バネ32がアングルセンサ22の固定されたセンサ取付ブラケット23をマーカー21が設けられた接続ピン12の一端に向かって付勢するようにしたことにより、接続ピン12の軸方向のずれに追従してアングルセンサ22とマーカー21との位置関係を保てるようにすることができる。
−変形例−
図10は本発明の実施形態の変形例を示し、接続ピン112とセンサ取付ブラケット123との当接構造が異なる点で上記実施形態と異なる。なお、本変形例では、図1〜図9と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
本変形例では、接続ピン112の鍔部がなく、センサ取付ブラケット123から突出して形成された環状リブ123bの先端がピン挿通孔10aに挿通されて、そのピン当接面123cが接続ピン112の先端に当接している。センサ取付ブラケット123の環状リブ123bの外側周縁とアイドラリンク10の側面との間に第4隙間C4が保たれている。
本変形例では、環状リブ123bがピン挿通孔10aに嵌まり込むことで、センサ取付ブラケット123が接続ピン112の一端に設けたマーカー21に対して芯ずれしにくくなる。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、検知部材取付ブラケットとしてのセンサ取付ブラケット23にアングルセンサ22を設け、接続ピン12にマーカー21を設けたが、逆に接続ピン12にアングルセンサ22を設け、センサ取付ブラケット23にマーカー21を取り付けてもよい。この場合、ケーブル22aが接続ピン12の回動を阻害しないようにする必要があるが、例えば、無線式のアングルセンサ22を用いればケーブル22aが不要となる。
上記実施形態では、第1部材をアーム6とし、第2部材をアイドラリンク10としたが、これに限定されない。例えば、第1部材をブームとし、第2部材をアームとしてもよい。
上記実施形態では、弾性部材を板バネ32としたが、これに限定されず、圧縮コイルバネ、ゴム部材等で構成してもよい。
上記実施形態では、アングルセンサ22は、磁界により角度位置を検出するセンサとしたが、赤外線センサ他の光学センサなどの非接触式センサを用いてもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 油圧ショベル(作業機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
3a 運転室
4 ブーム
5 ブームシリンダ
6 アーム(第1部材)
7 アームシリンダ
8 破砕装置(先端アタッチメント)
9 先端シリンダ
10 アイドラリンク(第2部材)
10a ピン挿通孔
11 バケットリンク
12 接続ピン
12a 鍔部
12b 回り止め部材
12c ブッシュ
12d スペーサ
13 アーム側連結ピン
14 リンク側連結ピン
15 タップドブロック
20 アングルセンサ装置
21 マーカー
22 アングルセンサ
22a ケーブル
22b ケーブル保護ブラケット
23 センサ取付ブラケット(検知部材取付ブラケット)
23a 係合穴
23b 嵌合用凹部
24 保護部本体
25 取付部
26 保護部材
27 筒状外周壁
27a 固定部
28 蓋部材
28a 回り止めピン
29 移動規制部材
30 取付ボルト
31 固定ボルト
32 板バネ(弾性部材)
32a バネ取付ネジ
112 接続ピン
123 センサ取付ブラケット
123b 環状リブ
123c ピン当接面
H 接続ピンの軸方向寸法

Claims (7)

  1. 第1部材と、該第1部材に対して接続ピンを中心に回動可能に結合された第2部材と、該第2部材の上記第1部材に対する回動角度を検出するアングルセンサ装置とを備えた作業機械であって、
    上記接続ピンは、上記第2部材と回動一体に上記第1部材に設けられており、
    上記アングルセンサ装置は、
    上記接続ピンの一端及び該接続ピンの一端から隙間を保って配置されるピン当接面を有する検知部材取付ブラケットの一方に設けられたマーカーと、
    上記マーカーの対向する位置に所定距離をあけて上記接続ピンの一端及び上記検知部材取付ブラケットの他方に設けられ、該マーカーの回動角度を検出するアングルセンサとを備え、
    上記検知部材取付ブラケットは、上記第1部材に対して上記接続ピンの軸方向に移動可能に取り付けられ、弾性部材により上記接続ピンの一端に向かって付勢されている
    ことを特徴とする作業機械。
  2. 請求項1に記載の作業機械において、
    上記検知部材取付ブラケットは、上記第1部材に固定された保護部材によって隙間をあけて覆われており、
    上記弾性部材は、上記保護部材の内面と上記検知部材取付ブラケットとの間の上記隙間に設けられている
    ことを特徴とする作業機械。
  3. 請求項2に記載の作業機械において、
    上記検知部材取付ブラケットは、上記保護部材に対して回転不能に設けられている
    ことを特徴とする作業機械。
  4. 請求項2又は3に記載の作業機械において、
    上記検知部材取付ブラケットには、上記ピン当接面が形成され、上記接続ピンの一端に嵌まり込む嵌合用凹部が形成されている
    ことを特徴とする作業機械。
  5. 請求項2又は3に記載の作業機械において、
    上記検知部材取付ブラケットには、先端に上記ピン当接面が形成され、上記接続ピンが挿入されるピン挿通孔に嵌まり込む環状リブが形成されている
    ことを特徴とする作業機械。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の作業機械において、
    上記弾性部材は、上記検知部材取付ブラケットに固定された板バネである
    ことを特徴とする作業機械。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の作業機械において、
    上記第1部材は、アームであり、
    上記第2部材は、先端アタッチメントが取り付けられるアイドラリンクである
    ことを特徴とする作業機械。
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