JP2017082863A - 雌型継手部材及び該雌型継手部材を備える管継手 - Google Patents

雌型継手部材及び該雌型継手部材を備える管継手 Download PDF

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智 辻田
佐々 武也
Takeya Sasa
武也 佐々
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Abstract

【課題】 確実な施錠を行うことができる管継手を提供することを目的とする。
【解決手段】 雌型継手本体22と雄型継手部材14とを連結するための施錠部材26と、保持部材32からなる雌型継手部材である。保持部材32は、施錠部材26を施錠位置に保持するための施錠部材保持面50を有している。施錠部材保持面50は一端16側よりも他端18側が小径となっているため、雄型継手部材14の外径の寸法公差が大きくても確実に安定した施錠を行うことができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、雄型継手部材を連結保持する雌型継手部材及び該雌型継手部材を備える管継手に関する。
パイプ状の雄型継手部材を受け入れ連結保持する雌型継手部材として、例えば特許文献1に示されるようなものがある。この種の管継手は、パイプを受け入れる筒体と、筒体に設けた孔内に設定されたロックボールとを備えており、ロックボールによって雄型継手部材を雌型継手部材内に連結するようになっている。
実公平2−37356
上述のような管継手においては、パイプ(雄型継手部材)の外径が精度よく形成されていることが前提となっており、寸法公差が大きいパイプに対しては、パイプの外径が公差の上限又は下限であった際に安定した連結を行うことができない場合があった。
本発明は、このような点に鑑み、寸法公差が大きいパイプに対しても確実で安定した連結を行うことができる雌型継手部材を提供することを目的としている。
すなわち、本発明は、
雄型継手部材に取り外し可能に連結される雌型継手部材であって、
雄型継手部材を受け入れる一端から他端に貫通する流体通路と、半径方向で貫通するように設けられた施錠部材保持孔とを有する雌型継手本体と、
該施錠部材保持孔内に設定され、該一端側から挿入される雄型継手部材と係合して該雌型継手部材に該雄型継手部材を連結する施錠位置と、該雄型継手部材から離れて雄型継手部材の該雌型継手部材との連結を解除する施錠解除位置との間で変位可能な施錠部材と、
該雌型継手本体の外周面を覆うように配置され、該施錠部材を該施錠位置に保持する保持位置と、該雄型継手部材によって該施錠部材が該施錠解除位置に変位するのを許容する変位許容位置との間で変位可能な保持部材と、を備え、
該施錠部材を該施錠位置に保持する該保持部材の施錠部材保持面が、該一端側よりも該他端側が小径となっている雌型継手部材を提供する。
当該雌型継手部材においては、施錠部材保持面の径が該一端側よりも該他端側を小径とされているため、雄型継手部材の外径に合わせた施錠部材保持面を利用して施錠部材を保持することができ、したがって確実で安定した連結を行うことができる。
好ましくは、該施錠部材保持面が、異なる径からなる少なくとも2つの面とされているようにすることができる。
好ましくは、該施錠部材保持面が大径部と小径部とからなり、少なくとも大径部が雄型継手部材が挿入される挿入軸線と平行とされているようにすることができる。
さらに好ましくは、該雌型継手本体が、半径方向で貫通するように設けられたガイド部材保持孔と、該ガイド部材保持孔内に設定され、該雄型継手部材に係合して該雄型継手部材を挿入軸線方向でガイドするガイド位置と、該雄型継手部材から離れて該雄型継手部材の挿入及び離脱を許容するガイド解除位置との間で変位可能なガイド部材とを有するようにすることができる。
さらに好ましくは、該ガイド部材保持孔が、該施錠部材保持孔よりも該一端側に設けられているようにすることができる。
さらに好ましくは、該保持部材が、該ガイド部材を該ガイド位置に保持するガイド部材保持面を有し、該ガイド部材保持面の径が、一端側よりも他端側が小径となっているようにすることができる。
ガイド部材によって雄型継手部材をガイドすることで、雌型継手部材と雄型継手部材との連結の安定性を更に高めることができる。
以下、本発明に係る管継手の実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明に係る管継手の非連結状態における断面図である。 本発明に係る雌型継手部材の保持部材の拡大図である。 本発明に係る管継手の、雄型継手部材の外径が寸法公差の下限付近とされている際の連結状態における断面図である。 本発明に係る管継手の、雄型継手部材の外径が寸法公差の上限付近とされている際の連結状態における断面図である。
本発明に係る管継手10は、図1に示すように、互いに着脱可能に連結される雌型継手部材12と雄型継手部材14とからなる。
雌型継手部材12は、雄型継手部材14を受け入れる一端16から他端18に貫通する流体通路20を有する雌型継手本体22と、雌型継手本体22に形成された施錠部材保持孔24に配置された施錠部材26と、施錠部材保持孔24よりも一端16側に形成されたガイド部材保持孔28に配置されたガイド部材30と、雌型継手本体22の外周面を覆うように配置された保持部材32と、保持部材32を一端16側へ付勢する第1スプリング34とからなる。保持部材32は、施錠部材26によって変位許容位置に保持されている。また、流体通路20を閉鎖させるための閉止部材36が雌型継手部材の他端に接続されており、流体の漏洩を防止するためのOリング38及びパッキン40を備えたスライドバルブ42と、スライドバルブ42を閉止部材36から一端16側へ付勢する第2スプリング44とを閉止部材36及び雌型継手本体22の内側に配置している。
雄型継手部材14は、施錠部材26と係止して雌型継手部材12との連結を行うための係止突起46が形成された略パイプ状の部材とされている。
図2に示すように、雌型継手部材12の保持部材32には、施錠部材26が施錠解除位置にある際に施錠部材26を受け入れるための環状の凹部48と、施錠部材26が施錠位置にある際に施錠部材26を施錠位置に保持する施錠部材保持面50とが形成されている。施錠部材保持面50は、挿入軸線Lと平行な大径部50−1と小径部50−2とから構成されている。保持部材32には更に、ガイド部材30がガイド解除位置にある際にガイド部材30を受け入れるためのガイド部材受入部52が形成されている。ガイド部材受入部52のガイド部材保持面54は、一端16側から他端18側へ向けて小径となるようにされている。
雌型継手部材12と雄型継手部材14との連結について、以下に詳述する。
雄型継手部材14を雌型継手部材12の一端16から挿入すると、雄型継手部材14の係止突起46によってガイド部材30が半径方向外側へ押し出されガイド解除位置となり、雄型継手部材14が雌型継手部材12内に挿入される。更に雄型継手部材14を挿入すると、雄型継手部材14の先端がスライドバルブ42のパッキン40と係合し、これによって雄型継手部材14と雌型継手部材12とが密封係合される。第2スプリング44の付勢力に抗して更に雄型継手部材14を挿入すると、スライドバルブ42が他端18側へ変位し、それにともないスライドバルブ42による施錠部材26の半径方向内側からの支えがなくなり、施錠部材26が半径方向内側へ変位し、かつ保持部材32が保持位置へ変位する。このとき施錠部材26は、雄型継手部材14の係止突起46と係合し、かつ保持部材32の施錠部材保持面50によって半径方向外側から保持されているため、雌型継手部材12と雄型継手部材14との連結が行われる。このときガイド部材30は、雄型継手部材14、雌型継手本体22及び保持部材32と係合し、雄型継手部材14を挿入軸線Lの方向でガイドをするガイド位置となっており、連結状態における雌型継手部材12と雄型継手部材14との挿入軸線Lに対する傾きを抑えるようになっている。
雌型継手部材12と雄型継手部材14との連結は確実かつ安定して行われなければならない。しかし、パイプ状の雄型継手部材14においては、一般的にその外径の寸法公差が小さくない。そのため、本発明では、施錠部材保持面50に大径部50−1と小径部50−2とを形成している。すなわち、図3に示すように、雄型継手部材14の外径が寸法公差の下限付近とされている場合は、施錠部材保持面50の小径部50−2が施錠部材26を半径方向外側から保持するようになっている。また、図4に示すように、雄型継手部材14の外径が寸法公差の上限付近とされている場合は、施錠部材保持面50の大径部50−1が施錠部材26を半径方向外側から保持するようになっている。このようにすることで、雌型継手部材12と雄型継手部材14との連結が確実かつ安定して行われるようになっている。
また、保持部材32のガイド部材保持面54が一端16側から他端18側へ向けて小径となっているため、施錠部材保持面50と同様に、雄型継手部材14の外径の寸法公差に対して柔軟に対応し、安定したガイドを行えるようになっている。このとき、ガイド部材保持面54の傾斜角度を施錠部材保持面50の挿入軸線L方向の位置と整合を取って設定することで、より効果的な連結及びガイドが行えるようになる。すなわち、ガイド部材保持面54のどの位置でガイド部材を保持するかによって、施錠部材保持面50の大径部50−1又は小径部50−2のどちらで施錠部材を保持するかを選択できるようにすることができる。そのようにすることで、雄型継手部材の連結及びガイドを、より確実かつ安定して行えるようにすることができる。
本実施例においては、施錠部材保持面50は大径部50−1と小径部50−2とから形成されているが、段ではなく一端側から他端側へ向かって小径となるようにしてもよい。また、雌型継手本体の他端には、閉止部材ではなく流体が流れる配管を接続してもよい。
管継手10;雌型継手部材12;雄型継手部材14;一端16;他端18;流体通路20;雌型継手本体22;施錠部材保持孔24;施錠部材26;ガイド部材保持孔28;ガイド部材30;保持部材32;第1スプリング34;閉止部材36;Oリング38;パッキン40;スライドバルブ42;第2スプリング44;係止突起46;凹部48;施錠部材保持面50;大径部50−1;小径部50−2;ガイド部材受入部52;ガイド部材保持面54;挿入軸線L

Claims (7)

  1. 雄型継手部材に取り外し可能に連結される雌型継手部材であって、
    雄型継手部材を受け入れる一端から他端に貫通する流体通路と、半径方向で貫通するように設けられた施錠部材保持孔とを有する雌型継手本体と、
    該施錠部材保持孔内に設定され、該一端側から挿入される雄型継手部材と係合して該雌型継手部材に該雄型継手部材を連結する施錠位置と、該雄型継手部材から離れて雄型継手部材の該雌型継手部材との連結を解除する施錠解除位置との間で変位可能な施錠部材と、
    該雌型継手本体の外周面を覆うように配置され、該施錠部材を該施錠位置に保持する保持位置と、該雄型継手部材によって該施錠部材が該施錠解除位置に変位するのを許容する変位許容位置との間で変位可能な保持部材と、を備え、
    該施錠部材を該施錠位置に保持する該保持部材の施錠部材保持面が、該一端側よりも該他端側が小径となっている雌型継手部材。
  2. 該施錠部材保持面が、異なる径からなる少なくとも2つの面とされている請求項1に記載の雌型継手部材。
  3. 該施錠部材保持面が大径部と小径部とからなり、少なくとも大径部が雄型継手部材が挿入される挿入軸線と平行とされている請求項1又は2に記載の雌型継手部材。
  4. 該雌型継手本体が、半径方向で貫通するように設けられたガイド部材保持孔と、該ガイド部材保持孔内に設定され、該雄型継手部材に係合して該雄型継手部材を挿入軸線方向でガイドするガイド位置と、該雄型継手部材から離れて該雄型継手部材の挿入及び離脱を許容するガイド解除位置との間で変位可能なガイド部材とを有する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の雌型継手部材。
  5. 該ガイド部材保持孔が、該施錠部材保持孔よりも該一端側に設けられている請求項4に記載の雌型継手部材。
  6. 該保持部材が、該ガイド部材を該ガイド位置に保持するガイド部材保持面を有し、該ガイド部材保持面の径が、一端側よりも他端側が小径となっている請求項5に記載の雌型継手部材。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の雌型継手部材を備える管継手。

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JP2021021469A (ja) * 2019-07-30 2021-02-18 日東工器株式会社 継手部材及び管継手

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