JP2017081897A - 農作物用展着剤組成物 - Google Patents

農作物用展着剤組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2017081897A
JP2017081897A JP2016164129A JP2016164129A JP2017081897A JP 2017081897 A JP2017081897 A JP 2017081897A JP 2016164129 A JP2016164129 A JP 2016164129A JP 2016164129 A JP2016164129 A JP 2016164129A JP 2017081897 A JP2017081897 A JP 2017081897A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid ester
water
fatty acid
mass
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016164129A
Other languages
English (en)
Inventor
山崎 孝
Takashi Yamazaki
孝 山崎
憲史 山口
Norifumi Yamaguchi
憲史 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CxS Corp
Original Assignee
CxS Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CxS Corp filed Critical CxS Corp
Priority to PCT/JP2017/015166 priority Critical patent/WO2018025453A1/ja
Publication of JP2017081897A publication Critical patent/JP2017081897A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/02Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing liquids as carriers, diluents or solvents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/24Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests containing ingredients to enhance the sticking of the active ingredients
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N59/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing elements or inorganic compounds
    • A01N59/08Alkali metal chlorides; Alkaline earth metal chlorides

Abstract

【課題】 特定の脂肪酸エステルを特定の割合で配合することにより、次亜塩素酸水またはその塩の水溶液に添加しても、その有効塩素の失活がなく、また、殺菌対象物並びに病害、虫害対象物への展着性、付着性、および、低泡性に優れ、更には人体に対して安全な農作物用展着剤組成物を提供する。【解決手段】 (A1)ポリグリセリン脂肪酸エステル、(A2)ソルビタン脂肪酸エステル、(A3)グリセリン脂肪酸エステル、(A4)しょ糖脂肪酸エステルおよび(A5)プロピレングリコール脂肪酸エステルより選ばれる1種以上の脂肪酸エステル(A)とともに、プロピレングリコール、グリセリン及びエタノールから選ばれる1種以上の水溶性溶剤(B)および、水(C)を含んでなり、次亜塩素酸水またはその塩の水溶液に添加して使用される農作物用展着剤組成物。【選択図】なし

Description

発明の詳細な説明
本発明は、展着剤組成物(農薬に加える補助剤であって、当該農薬の作用を補強し、展着力・湿潤力を増大させる補助剤)に関する。
従来から農業分野において、農作物の害虫駆除のために農薬が散布されるが、散布された農薬は、植物あるいは害虫等の動物に吸収されて初めてその効果を発揮することができる。しかし、植物表面にはロウリポイド類が分泌されていたり、羽毛状の繊維が密生していたり、あるいは表面に微細な凹凸があることが多く、一方、害虫の表面にもケラチン質と同様の層があり、いずれも農薬水溶液をはじく性質を有している。このため、農薬を散布した場合においても、所期の効果が得られないという問題が生じる。
そこでこの欠点を補うために、農薬の湿潤性、および、付着性を高めることを目的として、農薬用展着剤が乳剤、水和剤を中心として農業分野において広く用いられている。農薬用展着剤は、主成分である界面活性剤により表面張力を低下させて前記湿潤性及び付着性を得るものである。
従来から農薬用展着剤としては、ポリオキシエチレンアルキル(又はアリール)エーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、ジアルキルスルホサクシネート、リグニンスルホン酸塩、ポリナフチルスルホン酸塩などの陰イオン界面活性剤、あるいはポリアクリル酸塩などの高分子化合物で構成されるものが市販され、農薬に添加して使用されている。
一方、電解水生成装置で生成された酸性電解水の用途開発において、植物の病害、虫害等を防止するために、酸性電解水を散布する方法が考案されている。
例えば、特許文献1ではナトリウムイオン濃度が200ppm以下、pHが4.5〜6.8の範囲の電解水からなる植物散布水が開示されている。
さらに、電解水生成装置で生成された酸性電解水に植物や害虫への湿潤性及び付着性を向上させ、酸性電解水が持つ殺菌、病害予防または害虫防除の効力を増強するための展着剤を添加した殺菌剤組成物あるいは病害予防剤またはその散布方法も考案されている。
例えば、特許文献2には、流水電解生成酸性水あるいはこの酸性水を希釈液し、木酢あるいはポリオキシエチレンヘキシタン脂肪酸エステルを展着剤として添加し、食用果実、食用野菜等に対するうどん粉病予防剤か開示されている。
また、特許文献3には、塩化ナトリウムおよび/または塩化カリウムを添加した水を電気分解することにより生成される次亜塩素酸を含有し特定の有効塩素濃度と特定のpHに調整したものにアニオン界面活性剤またはノニオン界面活性剤を添加した水溶液を散布する農作物病害の防除方法が開示されている。
さらに、特許文献4には、次亜塩素酸及びポリエーテル変性シリコーンとアセチレングリコールのエチレンオキサイド/プロピレンオキサイド付加物を展着剤として含有する微酸性の農業用殺菌剤組成物が開示されている。
特開2000−16903 特開平7−187931 特開2003−40715 特開2006−176475
しかしながら、特許文献1の例では酸性電解水を農作物に散布した場合に、酸性電解水自体が湿潤性を持たないことから、殺菌対象物、または、病害、虫害対象物への展着性および付着性が不十分な場合が多く、本来の効果が得られなという欠点があった。
また、特許文献2、特許文献3、及び特許文献4の殺菌剤あるいは病害、虫害予防剤、または、その防除方法に使用される展着剤を含んだ酸性電解水組成物は、殺菌対象物、または、病害、虫害対象物への展着性については改善されているものの、人体への安全性が十分とは言えないとともに、これらの展着剤組成物を酸性電解水に添加して使用した場合、殺菌、病害予防または害虫防除に効果を示す酸性電解水の有効塩素の安定性が不十分なため、上記展着剤組成物を添加後、急激に酸性電解水の有効塩素濃度が低下し、農作物の殺菌性及び病害予防、さらには、害虫駆除性が十分に得られないという欠点があった。
本発明者らは、これらの課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の脂肪酸エステルを特定の割合で配合することにより、次亜塩素酸水またはその塩の水溶液に添加しても、その有効塩素の失活がなく、また、殺菌対象物並びに病害、虫害対象物への展着性、付着性、および、低泡性に優れ、更には人体に対して安全な展着剤組成物を提供できることを見出し、本発明に到達した。
上記の目的を達成するため、本発明は、下記(A1)〜(A5)より選ばれる1種以上の脂肪酸エステル(A)と、プロピレングリコール、グリセリン及びエタノールから選ばれる1種以上の水溶性溶剤(B)及び水(C)を含んでなり、次亜塩素酸水またはその塩の水溶液に添加して使用される農作物用展着剤組成物を第1の要旨とする。
(A1)ポリグリセリン脂肪酸エステル
(A2)ソルビタン脂肪酸エステル、
(A3)グリセリン脂肪酸エステル
(A4)しょ糖脂肪酸エステル
(A5)プロピレングリコール脂肪酸エステル
また、上記化合物(A)を1〜70質量%の範囲で含んでなる農作物用展着剤組成物を第2の要旨とする。
さらに、上記化合物(A)として、少なくとも(A1)ポリグリセリン脂肪酸エステルと(A2)ソルビタン脂肪酸エステルを含む農作物用展着剤組成物を第3の要旨とする。
また、上記(A1)成分であるポリグリセリン脂肪酸エステルの量が組成物全体中において1〜30質量%の範囲に設定され、且つ、上記(A1)成分と上記(A2)成分との質量比が2:1〜1:24の範囲であることを特徴とする農作物用展着剤組成物を第4の要旨とする。
さらに、上記次亜塩素酸水が電解水生成装置で生成された酸性電解水であることを特徴とする農作物用展着剤組成物を第5の要旨とする。
また、上記酸性電解水が0.2質量%以下の塩化カリウム水溶液(99質量%以上の塩化カリウムと飲用適の水で作成したもの)を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電気分解して、陽極側から得られる水溶液であり、pH6.5以下、有効塩素10〜60mg/kgのもの又は2〜6質量%の塩酸を無隔膜電解槽(隔膜で隔てられていない陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電気分解し、飲用適の水で希釈して得られる水溶液であり、pH6.5以下、有効塩素10〜60mg/kgのものであることを特徴とする農作物用展着剤組成物を第6の要旨とする。
すなわち、本発明の農作物用展着剤組成物は、次亜塩素酸水またはその塩の水溶液、特に、電解水生成装置で生成された酸性電解水に添加して使用されることで、その有効塩素の安定性を損なうことなく、また、低泡性を示すにもかかわらず、優れた殺菌対象物並びに病害、虫害対象物への展着性、および、付着性に優れる結果として、優れた農作物の殺菌、病害防止および駆虫効果を発揮するものである。更に、本農作物用展着剤組成物は食品添加物または飲用として認可されているエタノールで構成されることで、人体に対して安全性の高いものとなっている。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態について、詳細に説明する。
本発明の農作物用展着剤組成物は特定の脂肪酸エステルと特定の水溶性溶剤および水を混合して得られるものである。
本発明の農作物用展着剤組成物は、(A1)ポリグリセリン脂肪酸エステル、(A2)ソルビタン脂肪酸エステル、(A3)グリセリン脂肪酸エステル、(A4)しょ糖脂肪酸エステル、(A5)プロピレングリコール脂肪酸エステルの1種以上から選ばれる脂肪酸エステル(A)と、プロピレングリコール、グリセリン及びエタノールから選ばれる1種以上の水溶性溶剤(B)及び水(C)から構成される。
上記脂肪酸エステルのうち、(A1)ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、脂肪酸の炭素数が8〜16であり、グリセリンの重合度は3〜12であるものが好適に用いられる。特に、脂肪酸の炭素数が8〜12、グリセリンの重合度が6〜10であり、モノまたはジエステルの構造を持つものが貯蔵安定性、湿潤性、および、低泡性のバランスがとれて有利である。
また(A2)ソルビタン脂肪酸エステルとしては、脂肪酸の炭素数が8〜16のものが好適に用いられる。特に、脂肪酸の炭素が数8〜12であり、モノまたはジエステルの構造を持つものが、貯蔵安定性および低泡性のバランスがとれて有利である。
さらに、(A3)グリセリン脂肪酸エステルとしては、脂肪酸の炭素数が8〜16のものが好適に用いられる。特に、脂肪酸の炭素数が8〜12であり、モノまたはジエステルの構造を持つものが、貯蔵安定性、湿潤性、および、低泡性のバランスがとれて有利である。
また、(A4)しょ糖脂肪酸エステルとしては、脂肪酸の炭素数が8〜16のものが好適に用いられる。特に、炭素数8〜12であり、モノまたはジエステルの構造を持つものが、貯蔵安定性、湿潤性および低泡性のバランスがとれて有利である。
さらに、(A5)プロピレングリコール脂肪酸エステルとしては、脂肪酸の炭素数が8〜16のものが好適に用いられる。特に、炭素数8〜12であり、モノまたはジエステルの構造を持つものが、貯蔵安定性、湿潤性および低泡性のバランスがとれて有利である。
上記展着剤組成物中に含まれる上記(A)成分の脂肪酸エステルは、貯蔵安定性の点から、1〜70質量%の範囲に設定されることが好ましい。
一方、上記展着剤組成物中に含まれる上記(B)成分の水溶性溶剤としては、食品添加物として指定されているプロピレングリコール、グリセリン及び飲用として認可されているエタノールの中から選定することができる。
さらには、上記展着剤組成物中に含まれる上記(A)成分の脂肪酸エステルの中でも、特に、(A1)ポリグリセリン脂肪酸エステルと(A2)ソルビタン脂肪酸エステルが選ばれることが、殺菌対象物並びに病害、虫害対象物への展着性、付着性および、低泡性の観点から好ましい。本展着剤組成物に低泡性が求められる理由としては、次亜塩素酸またはその塩の水溶液に本展着剤が添加され、農作物に散布される際、泡立ちが大きいと、殺菌対象物並びに病害、虫害対象物との接触面積が低下することから、散布液を大量に必要とし、経済的にも好ましくなく、さらには、泡の重みで散布液が殺菌対象物並びに病害、虫害対象物から離脱しやすくなり、本来の効果を十分に発揮できなくなるからである。
上記(A1)成分であるポリグリセリン脂肪酸エステルの量が組成物全体中において1〜30質量%の範囲内に設定することが好適である。すなわち、1質量%未満の配合量では、所望の貯蔵安定性、可溶化性能及び希釈安定性、展着性が低下するおそれがあり、また、30質量%を超えると、全体としてのバランスが悪くなり、貯蔵安定性が低下するとともに、低泡性能が不十分になるおそれがあるからである。好ましい範囲は、3〜25質量%である。
さらに、上記(A1)成分のポリグリセリン脂肪酸エステルと(A2)成分のソルビタン脂肪酸エステルの質量比が2:1〜1:24の範囲であることが望ましい。すなわち、(A1)成分が2:1より少ないほうが低泡性の点で好ましく、貯蔵安定性の点で(A2)成分が1:24より少ないほうが好ましい。より好ましい範囲は、1:1〜1:15である。
なお、本発明の農作物用展着剤組成物は次亜塩素酸水またはその塩の水溶液に0.001〜3.0質量%の範囲で添加して使用される。すなわち、0.001質量%未満の添加量では、所望の展着性が得られず、また、3.0質量%を超えると、展着性が頭打ちとなり、それ以上の効果が得られないためである。好ましい範囲は、0.05〜1.0質量%である。
一方、上記次亜塩素酸の水溶液は製造方法に制限は無いが一般に市販されている電解水生成装置で生成された酸性電解水を使用することが出来る。
上記電解水生成装置で生成される酸性電解水は、pH2.7以下の強酸性電解水(強酸性次亜塩素酸水ともいう。)、pH2.7〜5.0の範囲にある弱酸性電解水(弱酸性次亜塩素酸水ともいう。)およびpH5.0〜6.5の範囲にある微酸性電解水(微酸性次亜塩素酸水ともいう。)に大別される。上記強酸性次亜塩素酸水においては、0.2質量%以下の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電解して,陽極側から得られる有効塩素濃度が20〜60mg/kgの範囲にあるもの、上記弱酸性次亜塩素酸水においては、0.2質量%以下の塩化ナトリウム水溶液を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電解して、陽極側から得られる有効塩素濃度が10〜60mg/kgの範囲にあるもの、および、上記微酸性次亜塩素酸水においては、3質量%以下の塩酸及び5質量%以下の塩化ナトリウムを含む水溶液を無隔膜電解槽(隔膜で隔てられていない陽極及び陰極で構成されたものをいう。)内で電解して得られる有効塩素濃度が50〜80mg/kgの範囲にあるものが、最終食品の完成前に除去するという使用基準のもとで食品添加物として認可されており、何れも、高い殺菌力を示すことが知られている。
さらに、「2014年3月28日 農林水産省・環境省告示第二号」により、0.2質量%以下の塩化カリウム水溶液(99%質量以上の塩化カリウムと飲用適の水で作成したもの)を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電気分解して、陽極側から得られる水溶液であり、pH6.5以下、有効塩素10〜60mg/kgのもの又は2〜6質量%の塩酸を無隔膜電解槽(隔膜で隔てられていない陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電気分解し、飲用適の水で希釈して得られる水溶液であり、pH6.5以下、有効塩素10〜60mg/kgのものが次亜塩素酸水として特定農薬に認可された。
また、次亜塩素酸塩の水溶液としては、市販の次亜塩素酸ナトリウムの水溶液を水道水で希釈し、有効塩素濃度として10〜100mg/kgの範囲に調整したのもが使用される。
本発明の農作物用展着剤を添加した次亜塩素酸水またその塩の水溶液を散布する農作物は、いかなるものでも良いが、ゴルフ場等で使用される芝類の他、トマト、キュウリ、ネギ、ワサビ等の野菜類、その他イチゴ、メロン等の果菜類、バラ等の花卉類を例示することができる。
また、葉菜への散布には最も好適である。その理由は、葉菜は、専ら葉の部分を生食用に供するものであるから、細菌に汚染されることが特に望ましくないためである。即ち、本発明を葉菜に適用すれば、葉が細菌に汚染されることを効果的に防止できるため、生食用食品としての安全性を確保することができるのである。このような葉菜としては、貝割れ大根、ミツバ、サラダ菜、リ−フレタス、ホウレン草等が例示できる。
なお、本発明の農作物用展着剤組成物は、次亜塩素酸水およびその塩の水溶液に添加して使用されることに限定されることはなく、通常一般に販売されている農薬、例えば、殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ剤、除草剤、及び植物成長調節剤などに添加して使用することができる。
そして、本発明の農作物用展着剤組成物には、任意成分として、pH調整剤、有機酸およびその塩、染料、香料、金属腐食抑制剤、殺菌剤、消臭剤、帯電防止剤等を用いることができる。なお、本発明の農作物用展着剤組成物に含有される水は構成する各成分に由来の結晶水や水溶液の形で含まれる水と外から加えられる水との総和であり、農作物用展着剤組成物全体が100質量%となるよう配合される。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。本発明は、これらに限定されるものではない。
まず、農作物用展着剤組成物を調整するために、下記のとおり、各成分を準備した。
[A成分]
下記[n]はグリセリンの重合度を表し、[C]は脂肪酸の炭素数を表す。
(A1)−1: デカ(n=10)グリセリンラウリン酸(C=12)モノエステル
(試作品 純度100質量%)
(A1)−2: ヘキサ(n=6)グリセリンカプリル酸(C=8)モノエステル
(試作品 純度100質量%)
(A1)−3: ペンタ(n=5)グリセリンカプリル酸(C=8)モノエステル
(試作品 純度100質量%)
(A2)−1: ソルビタンカプリル酸(C=8)モノエステル
(試作品 純度100質量%)
(A2)−2: ソルビタンラウリン酸(C=12)モノエステル
製品名:エマゾールL10V(花王製 純度100質量%)
(A3)−1: グリセリンカプリル酸(C=8)モノエステル
(試作品 純度100質量%)
(A4)−1: ショ糖ラウリン酸(C=12)モノエステル
製品名:LWA−1570(三菱フーズ製 純分40質量%)
(A5)−1: プロピレングリコールラウリン酸(C=12)モノエステル
製品名:リケマールPL−100(理研ビタミン製 純分100質量%)
[B成分]
(B−1)プロピレングリコール
製品名:プロピレングリコール(食品添加物)(旭硝子製 純分100質量%)
(B−2)グリセリン
製品名:食品添加物グリセリン(ミヨシ油脂製 純分100質量%)
(B−3)エタノール
製品名:トレーサブル95 1級(日本アルコール販売製 純分95質量%)
[C成分]
総硬度50ppmの水道水
[A成分以外の界面活性剤]
下記[E.O.]はエチレンオキサイドの平均付加モル数を表す。
・ポリオキシエチレン(9E.O.)ラウリルエーテル
製品名:ペグノールL−9A(東邦化学工業製 純分100質量%)
・ポリオキシエチレン(9E.O)オクチルフェニルエーテル
製品名:ノナール109(東邦化学工業製 純分100質量%)
・ポリオキシエチレン(10E.O.)ノニルフェニルエーテル
製品名:ノナール210(東邦化学工業製 純分100質量%)
・ポリオキシエチレンソルビタンモノオレイン酸エステル
製品名:ニューコール82(日本乳化剤製 純分99質量%以上)
・ポリオキシエチレン(15E.O.)モノオレイン酸エステル
製品名:ノイゲンES149(第一工業製薬製 純分100質量%)
・ポリナフチルメタンスルホン酸ナトリウム
製品名:デモールT(花王製 純分92.5質量%)
・リグニンスルホン酸カルシウム
製品名:サンエキスP202(日本製紙グループ製 純分100質量%)
・ラウリルジメチルアミンオキサイド
製品名:ゲナミノックスK−12(クラリアント製 純分32質量%)
[B成分以外の水溶性溶剤]
・イソプロピルアルコール
製品名:2−プロパノール(試薬特級)(ナカライテスク製)
・メタノール
製品名:メタノール(試薬特級)(ナカライテスク製)
・ジエチレングリコールモノブチルエーテル
製品名:ブチセノール20(KHネオケム製 純分100質量%)
・ブタノール
製品名:1−ブタノール(試薬特級)(ナカライテスク製)
[実施例1〜21、比較例1〜10]
つぎに、上記成分を用い、後記の表1〜表8に示す組成の展着剤組成物を調整し、貯蔵安定性、湿潤性、有効塩素濃度の安定性および低泡性の4項目について評価した。評価結果を、後記の表1〜表8に併せて示す。なお、表中の数値は、有り姿で示したものである。また、上記項目の試験方法および評価方法は以下に示すとおりである。
なお、有効塩素濃度の安定性については、下記の方法で調製した酸性電解水および次亜塩素酸ナトリウムの水溶液に供試の展着剤組成物を添加し評価した。
また、湿潤性、および、低泡性については、下記の方法で調製した酸性電解水に供試の展着剤組成物を添加し評価した。
[次亜塩素酸水(酸性電解水)の調製]
<次亜塩素酸水1>
・ホシザキ電機株式会社製の電解水生成装置(ROX−10WB3)を用いて0.1 5質量%塩化ナトリウム溶液を電気分解することにより生成した有効塩素濃度45p pm、pH2.8の弱酸性電解水
<次亜塩素酸水2>
・ホシザキ電機株式会社製の電解水生成装置(ROX−10WB3)を用いて0.1 5質量%塩化カリウム溶液を電気分解することにより生成した有効塩素濃度45pp m、pH2.5の強酸性電解水
[次亜塩素酸ナトリウム水溶液の調製]
・12質量%次亜塩素酸ナトリウムを水道水で希釈し有効塩素濃度を50ppmに調製 した次亜塩素酸ナトリウムの水溶液
(1)[貯蔵安定性試験]
・試験方法
供試農作物用展着剤組成物を、室温(約25℃)、低温(−5℃〜5℃;24時間サイクル)、高温(40℃)の3つの保管条件にて、1ケ月間配置した。そして、以下の基準で評価した。
・評価基準
◎:分離、沈殿、変色が認められない
○:分離、沈殿は認められないが、わずかな白濁が認められる(実用性に問題なし)
△:分離、沈殿は認められないが、わずかな白濁と変色が認められる(実用性に問題なし)
×:分離、沈殿又は変色が認められる(実用性に問題あり)
(2)[有効塩素濃度の安定性]
・試験方法
上記次亜塩素酸水1、及び、次亜塩素酸水2、及び、有効塩素濃度50ppmに調製した次亜塩素酸ナトリウム水溶液100gにそれぞれ、供試展着剤組成物0.1gを添加して、十分に溶解後、25℃にて5時間放置し、残存する有効酸素濃度を下記の方法で測定し、供試展着剤組成物を添加する前の有効塩素量を100(%)として、その比率を、有効塩素の残存率(%)として求め、有効塩素濃度の安定性を下記の評価基準に従い評価した。
・有効塩素測定法
供試試料3gを200ml三角フラスコに取り、それに10質量%ヨウ素ヨウ化カリウム溶液15ml、(1+1)硫酸10mlを添加し、冷暗所に3分間静置してヨウ素を遊離させ、次に0.1Nチオ硫酸ナトリウム規定液でヨウ素の黄色が消失するまで滴定し次式から算出する。
Figure 2017081897
・評価基準
◎:残存率が70%以上
○:残存率が50%以上、70%未満。
△:残存率が30%以上、50%未満。
×:残存率が30%未満。
(3)[湿潤性]
・試験方法
上記次亜塩素酸水1、及び、次亜塩素酸水2にそれぞれ、濃度が0.1質量%になるように供試展着剤組成物を添加した。接触角計(CA−X型、協和界面科学社製)を用い、上記の通り調製した供試溶液と板状ポリプロピレン製テストピースとの接触角を接触3分後に測定した。そして、展着剤未添加の、次亜塩素酸水1、及び、次亜塩素酸水2の接触3分後の接触角をそれぞれ100として、その比率を、接触角低減率(%)として求め、下記の評価基準に従い評価した。
・評価基準
◎:接触角の低減率が70%以上
○:接触角の低減率が50%以上、70%未満
△:接触角の低減率が30%以上、50%未満
×:接触角の低減率が30%未満
(4)[低泡性]
上記次亜塩素酸水1、及び、次亜塩素酸水2にそれぞれ、濃度が0.1質量%になるように供試展着剤組成物を添加した供試品50mlを、200ml栓付メスシリンダーに入れ、液温を25℃に調整した後、20回上下逆さに振とうしたのち静置し、生起した泡の量を測定した。そして、下記の基準で評価した。
・評価基準
◎:20ml以下
○:20mlを超え60ml以下
△:60mlを超え100ml以下
×:100mlを超える
Figure 2017081897
Figure 2017081897
Figure 2017081897
Figure 2017081897
Figure 2017081897
Figure 2017081897
Figure 2017081897
Figure 2017081897
上記表1〜8の評価結果から、実施例1〜21品は、貯蔵安定性、有効塩素濃度の安定性、湿潤性、低泡性のいずれの項目においてもほぼ良好な結果が得られていることがわかる。これに対し、比較例1〜10品は、少なくとも幾つかの項目において、実用上の問題があることがわかる。
産業上の利用の可能性
本発明の農作物用展着剤組成物を電解次亜塩素酸水または次亜塩素酸塩の水溶液に添加して農作物に散布することにより、殺菌対象物並びに病害、虫害対象物への展着性、および、付着性に優れる結果として、優れた農作物の殺菌、病害防止および駆虫効果を得ることが出来るとともに、食品添加物または飲用として認可されているエタノールで構成されることから、万一、本発明の農作物用展着剤組成物が残留した野菜や果物などの農作物を食べたとしても、人体に対して非常に安全性の高いものとなっている。

Claims (6)

  1. 下記(A1)〜(A5)より選ばれる1種以上の脂肪酸エステル(A)と、プロピレングリコール、グリセリン及びエタノールから選ばれる1種以上の水溶性溶剤(B)及び水(C)を含んでなり、次亜塩素酸水またはその塩の水溶液に添加して使用される農作物用展着剤組成物。
    (A1)ポリグリセリン脂肪酸エステル
    (A2)ソルビタン脂肪酸エステル
    (A3)グリセリン脂肪酸エステル
    (A4)しょ糖脂肪酸エステル
    (A5)プロピレングリコール脂肪酸エステル
  2. 上記化合物(A)を1〜70質量%の範囲で含んでなる請求項1に記載の農作物用展着剤組成物。
  3. 上記化合物(A)として少なくとも(A1)ポリグリセリン脂肪酸エステルと(A2)ソルビタン脂肪酸エステルを含んでなる請求項1および2に記載の農作物用展着剤組成物。
  4. 上記(A1)成分であるポリグリセリン脂肪酸エステルの量が組成物全体中において1〜30質量%の範囲に設定され、且つ、上記(A1)成分と上記(A2)成分との質量比が2:1〜1:24の範囲であることを特徴とする請求項1〜3に記載の農作物用展着剤組成物。
  5. 次亜塩素酸水が電解水生成装置で生成された酸性電解水であることを特徴とする請求項1〜4に記載の農作物用展着剤組成物。
  6. 上記酸性電解水が0.2質量%以下の塩化カリウム水溶液(99質量%以上の塩化カリウムと飲用適の水で作成したもの)を有隔膜電解槽(隔膜で隔てられた陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電気分解して、陽極側から得られる水溶液であり、pH6.5以下、有効塩素10〜60mg/kgのもの又は2〜6質量%の塩酸を無隔膜電解槽(隔膜で隔てられていない陽極及び陰極により構成されたものをいう。)内で電気分解し、飲用適の水で希釈して得られる水溶液であり、pH6.5以下、有効塩素10〜60mg/kgのものであることを特徴とする請求項1〜5に記載の農作物用展着剤組成物。
JP2016164129A 2015-10-29 2016-08-05 農作物用展着剤組成物 Pending JP2017081897A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2017/015166 WO2018025453A1 (ja) 2015-10-29 2017-04-13 農作物用展着剤組成物

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015225152 2015-10-29
JP2015225152 2015-10-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017081897A true JP2017081897A (ja) 2017-05-18

Family

ID=58710679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016164129A Pending JP2017081897A (ja) 2015-10-29 2016-08-05 農作物用展着剤組成物

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2017081897A (ja)
WO (1) WO2018025453A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018025453A1 (ja) * 2015-10-29 2018-02-08 シーバイエス株式会社 農作物用展着剤組成物

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019140918A (ja) * 2018-02-16 2019-08-29 花王株式会社 青果物の殺菌方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05237478A (ja) * 1991-11-07 1993-09-17 Omuko:Kk 殺菌水製造方法
JPH07187931A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Miura Denshi Kk 食用果実、食用野菜等に対するうどん粉病予防剤
JPH08131143A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 食品の洗浄方法
JP2000327507A (ja) * 1999-05-14 2000-11-28 Nof Corp 農薬用展着剤
JP2001172104A (ja) * 1999-12-14 2001-06-26 Yushiro Chem Ind Co Ltd 展着剤及びそれを添加した農薬組成物並びに農薬散布方法
JP2001288006A (ja) * 2000-04-10 2001-10-16 Kao Corp 農薬用展着剤組成物
JP2003040716A (ja) * 2001-07-26 2003-02-13 Tadashi Inoue 展着剤と次亜塩素酸を含有した殺菌液
JP2012036169A (ja) * 2010-07-12 2012-02-23 Kao Corp 農薬用効力増強剤組成物
JP2012072116A (ja) * 2010-09-03 2012-04-12 Kao Corp 農薬用展着剤組成物
JP2014037405A (ja) * 2012-07-20 2014-02-27 Nippon Kayaku Co Ltd 農薬用展着剤組成物
JP2014181337A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Cxs Co Ltd プラスチック食器用乾燥仕上げ剤組成物

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017081897A (ja) * 2015-10-29 2017-05-18 シーバイエス株式会社 農作物用展着剤組成物

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05237478A (ja) * 1991-11-07 1993-09-17 Omuko:Kk 殺菌水製造方法
JPH07187931A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Miura Denshi Kk 食用果実、食用野菜等に対するうどん粉病予防剤
JPH08131143A (ja) * 1994-11-11 1996-05-28 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 食品の洗浄方法
JP2000327507A (ja) * 1999-05-14 2000-11-28 Nof Corp 農薬用展着剤
JP2001172104A (ja) * 1999-12-14 2001-06-26 Yushiro Chem Ind Co Ltd 展着剤及びそれを添加した農薬組成物並びに農薬散布方法
JP2001288006A (ja) * 2000-04-10 2001-10-16 Kao Corp 農薬用展着剤組成物
JP2003040716A (ja) * 2001-07-26 2003-02-13 Tadashi Inoue 展着剤と次亜塩素酸を含有した殺菌液
JP2012036169A (ja) * 2010-07-12 2012-02-23 Kao Corp 農薬用効力増強剤組成物
JP2012072116A (ja) * 2010-09-03 2012-04-12 Kao Corp 農薬用展着剤組成物
JP2014037405A (ja) * 2012-07-20 2014-02-27 Nippon Kayaku Co Ltd 農薬用展着剤組成物
JP2014181337A (ja) * 2013-03-19 2014-09-29 Cxs Co Ltd プラスチック食器用乾燥仕上げ剤組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018025453A1 (ja) * 2015-10-29 2018-02-08 シーバイエス株式会社 農作物用展着剤組成物

Also Published As

Publication number Publication date
WO2018025453A1 (ja) 2018-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102536683B1 (ko) 살진균 조성물
ES2897548T3 (es) Métodos de tratamiento de materia comestible y sustratos de la misma
EP3346835B1 (en) Insecticide/miticide composition based on fatty acid salts
KR20210145122A (ko) 항균 나노 에멀젼
ES2910708T3 (es) Composiciones que comprenden una amida
JP3866286B2 (ja) 農作物保護性製品
KR20180062787A (ko) 해충 및 식물병 방제용 친환경 연무확산제
HU228586B1 (en) Synergistic fungicidal composition containing a strobilurine analogue compound
CN102318625A (zh) 一种皮革复合杀菌防霉剂的配制
JP2017081897A (ja) 農作物用展着剤組成物
LT3540B (en) Bactericidal agent
SK284549B6 (sk) Fungicídny dvoj- alebo trojzložkový prostriedok na báze metalaxylu, spôsob kontroly a prevencie napadnutia hubami triedy Oomycetes
JP2016190832A (ja) ペラルゴン酸を用いる効果的除草技術
KR20210072270A (ko) 고상 연무확산제 조성물 및 이를 이용한 농축산물 처리방법
MX2019009729A (es) Formulacion estable de plaguicidas de piridazinpirazolamidas.
JP2013216643A (ja) 脂肪酸の有機化合物塩を有効成分とする除草剤
JP5101170B2 (ja) 無機銅剤による農園芸作物に対する薬害を軽減する組成物及び農薬組成物
JP5602499B2 (ja) 液体組成物
TW314451B (ja)
JP2006137728A (ja) 農薬組成物
JP6921688B2 (ja) 酢酸の除草活性増強方法および酢酸含有除草剤
JP6408858B2 (ja) 農園芸用殺虫組成物
JP6073849B2 (ja) 殺虫殺菌剤組成物
OA20985A (en) Improvements in or relating to sulfur based pesticides
JP5809449B2 (ja) 農園芸用殺虫組成物

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20170327

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20190327

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190516

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190611

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200519

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200710

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210803