JP2017081486A - 電動式自動二輪車 - Google Patents

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    • B62K2204/00Adaptations for driving cycles by electric motor

Abstract

【課題】低重心化して操縦安定性を向上すること。
【解決手段】電動式自動二輪車(1)は、スイングアーム(16)の前方に配置される後輪駆動用の電動モータ(30)と、電動モータの動力源となるバッテリ(32)とを備える。電動モータは、駆動軸が前後方向で水平となるように配置される。バッテリは、電動モータに対して左右に配置される。これにより、重量物である電動モータ及びバッテリを同じ高さに配置することができ、車両が低重心化される。
【選択図】図1

Description

本発明は、電動式自動二輪車に関する。
従来、電動式の自動二輪車においては、電動モータを動力源として後輪を駆動するものが提案されている(例えば、特許文献1−4参照)。これらの特許文献においては、後輪を支持するスイングアームの前方に電動モータが設けられ、電動モータの上部にモータ駆動用のバッテリが配置されている。
特開2012−99616号公報 国際公開第2012/059959号 特開平5−105160号公報 国際公開第2012/063292号
ところで、特許文献1−4に記載の電動式自動二輪車では、重量物であるバッテリが車両の中で高い位置に配置されている。このため、車両全体の重心が高くなってしまい、操縦安定性に劣るという問題があった。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、低重心化して操縦安定性を向上することができる電動式自動二輪車を提供することを目的とする。
本発明に係る電動式自動二輪車は、スイングアームの前方に配置される後輪駆動用の電動モータと、前記電動モータの動力源となるバッテリとを備える電動式自動二輪車であって、前記電動モータは、駆動軸が前後方向で水平となるように配置され、前記バッテリは、前記電動モータに対して左右に配置されることを特徴とする。
この構成によれば、電動モータの駆動軸を前後方向で水平に配置し、電動モータに対して左右にバッテリを配置したことにより、重量物である電動モータ及びバッテリを同じ高さに配置することができる。これにより、車両が低重心化され、操縦安定性を向上することが可能になる。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、前記電動モータの前記駆動軸は、車両の左右方向における車両中心線上に設けられることが好ましい。この構成によれば、左右の重量バランスを確保することができ、操縦安定性が確保される。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、前記バッテリは、正面視においてV字状に配置されることが好ましい。この構成によれば、下方に向かうに従って車幅を小さくすることができる。この結果、車両をバンクさせてもバッテリと地面との間に隙間を確保することができる。よって、車両のバンク角を確保することができる。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、前記バッテリは、左右に均等に複数個ずつ設けられることが好ましい。この構成によれば、複数のバッテリを左右に均等配置することで、車両全体としての重量バランスを確保することができる。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、複数の前記バッテリは、下方に向かうに従って容量が大きくなることが好ましい。この構成によれば、下方に向かうに従ってバッテリの重量が大きくなるため、車両の更なる低重心化を実現することができる。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、前記バッテリは、ブラケットを介して前記電動モータ又は車体フレームに固定されることが好ましい。この構成によれば、ブラケットにバッテリをアッセンブリした状態で取り付けることができ、組み立て作業性が向上される。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、前記ブラケットは、前記電動モータ及び/又は前記バッテリに対して走行風を誘導する導風部を有することが好ましい。この構成によれば、走行風が電動モータ及び/又はバッテリに当たることで、電動モータ及び/又はバッテリの冷却効果を高めることができる。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、前記電動モータ及び/又は前記ブラケットは、車体フレームのダウンフレームに固定されることが好ましい。この構成によれば、電動モータ及びブラケットを固定するための構成を別途用意する必要が無く、構成が簡略化される。この結果、車両全体として軽量化を図ることができる。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、前記バッテリに対する電流の変換を行うコンバータと、前記電動モータを制御するコントローラとを更に備え、前記コンバータは、前記電動モータの上方に設けられ、前記コントローラは、前記コンバータの上方に設けられることが好ましい。この構成によれば、重量の大きい部品を下から順に配置したことで、車両の更なる低重心化を図ることができる。また、コントローラが地面から離れた位置に設けられることで、コントローラに対する防水効果を得ることができる。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、前記電動モータ周辺の車体フレームは、非金属材料で形成されることが好ましい。この構成によれば、電動モータ周辺の車体フレームの重量を小さくすることができ、結果として重心が電動モータ周辺に偏るため、更なる低重心化を図ることができる。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、ヘルメットを収納するためのヘルメット収納室を更に備え、前記ヘルメット収納室は、前記電動モータの上方に設けられ、前記ヘルメット収納室の下端がメインフレームの上端よりも下方に配置されることが好ましい。この構成によれば、エンジン駆動の自動二輪車における燃料タンクに相当する部品をヘルメット収納室に置き換えることで、ヘルメットの収納スペースを確保しつつ、車両のデザインを損なうことが無い。また、ヘルメット収納室の下端がメインフレームの上端よりも下方に配置されることで、ヘルメット収納室をできるだけ下方に配置することができ、更なる低重心化を図ることができる。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、車体を覆うカウリングを更に備え、前記カウリングと前記ヘルメット収納室の底壁とによって、走行風を通過させるためのダクトを形成することが好ましい。この構成によれば、ヘルメット収納室と電動モータ周辺の構成とのスペースを活用して、電動モータやバッテリの冷却効果を高めることができる。
また、本発明に係る上記電動式自動二輪車において、前記バッテリを非接触充電するための充電デバイスを更に備え、前記充電デバイスは、前記電動モータの下方に配置されることが好ましい。この構成によれば、車両の下方に充電デバイスが設けられることで、地面から非接触でバッテリを充電することができる。
本発明によれば、電動モータの駆動軸を前後方向で水平となるように配置し、電動モータの左右にバッテリを配置することにより、電動式自動二輪車において、低重心化して操縦安定性を向上することができる。
本実施の形態に係る電動式自動二輪車の概略構成を示す側面図である。 本実施の形態に係る駆動ユニットの上面模式図である。 本実施の形態に係る駆動ユニット周辺の機能ブロック図である。 図1に示す電動式自動二輪車をA−A線に沿って切断したときの断面模式図である。 本実施の形態に係るブラケット周辺の模式図である。 本実施の形態に係るバッテリの配置例を示す模式図である。 変形例に係るブラケットを示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下においては、本発明に係る電動式自動二輪車をスポーツタイプの自動二輪車に適用した例について説明するが、適用対象はこれに限定されることなく変更可能である。例えば、本発明に係る電動式自動二輪車を、オフロードタイプ等の他のタイプの自動二輪車に適用してもよい。また、方向について、車両前方を矢印FR、車両後方を矢印RE、車両左側を矢印L、車両右側を矢印Rでそれぞれ示す。また、以下の各図では、説明の便宜上、一部の構成を省略している。
図1を参照して、本実施の形態に係る電動式自動二輪車の概略構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る電動式自動二輪車の概略構成を示す側面図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る自動二輪車は、電動モータ30によって後輪17を駆動させる、いわゆる電動式自動二輪車1(以下、電動二輪車1と記す)である。電動二輪車1は、駆動ユニット3、電装系等の各部を搭載する鋼製又はアルミニウム合金製の車体フレーム2に車体外装としての各種カウリングを装着して構成されている。なお、駆動ユニット3は、電動二輪車1を駆動するための主要部品であり、一般的な自動二輪車のエンジンに相当する部品である。
車体フレーム2は、いわゆるダイヤモンドフレームであり、駆動ユニット3(電動モータ30)を懸架することで、フレーム全体として剛性を得るように構成されている。車体フレーム2は、前端に位置するヘッドパイプ20から後方に向かって略水平に延びるメインフレーム21と、ヘッドパイプ20から後斜め下方に向かって延びるダウンフレーム22とを有している。
ヘッドパイプ20には、ステアリングシャフト(不図示)を介して左右一対のフロントフォーク10が操舵可能に支持されている。フロントフォーク10には前輪懸架用のフロントサスペンションが組み込まれている。フロントフォーク10の上部にはハンドル11が取り付けられており、フロントフォーク10の下部には前輪12が回転可能に支持されている。前輪12の上方には、フロントフェンダ13が設けられている。
メインフレーム21は、中空断面形状を有しており、ヘッドパイプ20から左右に分岐して車両後方に向かって延びている。また、メインフレーム21は、車両の略中央で屈曲した後、下方に向かって延びている。メインフレーム21の屈曲部分には、車両後方に向かって延びるシートレール23が連結されている。シートレール23には、シート14及びリヤカウル15が設けられている。また、メインフレーム21の下端には、スイングアーム16を支持するピボット部21aが形成されている。
スイングアーム16は、ピボット部21aから後方に向かって延び、ピボット部21aを支点に上下に揺動可能に構成される。車体フレーム2とスイングアーム16との間には、後輪懸架用のリアサスペンション18が設けられている。また、スイングアーム16の後端には、後輪17が回転可能に支持されている。後輪17の上方は、リヤカウル15の後部に設けられたリヤフェンダ15aにより覆われる。また、後輪17の左側には、ドリブンスプロケット51が設けられており、チェーン52等の伝達機構によって電動モータ30からの動力が後輪17に伝達される。
ダウンフレーム22は、基端部分(ヘッドパイプ20との連結部分)において着脱可能に構成されている。ダウンフレーム22の下端には、駆動ユニット3(電動モータ30)を支持するためのフランジ部22aが形成されている。詳細は後述するが、ダウンフレーム22がヘッドパイプ20に対して着脱可能に構成されることで、駆動ユニット3をアセンブリした状態(モジュール化した状態)で組み付けが可能になり、組み立て作業性が向上されている。
車体フレーム2の左右は、サイドカウル19によって覆われている。車両の前半部(ハンドル11やフロントフォーク10の周辺)は、フロントカウル19aによって覆われている。これらの各種カウリングによって、車両の美観性が高められている。フロントカウル19aの前面には、ヘッドランプ24が設けられている。ヘッドランプ24の上方には、風除け用のウィンドスクリーン25が設けられており、ヘッドランプ24の下方には、外部の充電スタンド(不図示)に接続可能な充電コネクタ35が設けられている。
駆動ユニット3は、車体フレーム2(メインフレーム21)の下方空間に設けられている。駆動ユニット3は、電動モータ30とギヤボックス31(変速機)とが一体となって構成されている。電動モータ30は、スイングアーム16の前方において、駆動軸30b(図2参照)が前後方向で水平となるように配置されている。駆動ユニット3及び駆動ユニット3の周辺構成については後述する。
駆動ユニット3の(車幅方向の)左右には、電動モータ30の動力源となる複数のバッテリ32(図4参照)が、電動モータ30を挟んで対向配置されている。詳細は後述するが、バッテリ32は、車両の左右両側においてそれぞれ上下に並んで2つ配置されている。バッテリ32は、直方体状の筐体内に収められており、側面視において前後方向に長い矩形状を有している。
バッテリ32は、リチウムイオン電池等の二次電池で構成される。なお、バッテリ32は、リチウムイオン電池に限らず、他のタイプの電池で構成されてもよい。複数のバッテリ32は、板金で形成されるブラケット33(図4参照)に固定された状態で電動モータ30に取り付けられる。ブラケット33の形状については後述する。
駆動ユニット3の上方には、バッテリ32に対する電流の変換を行うコンバータ34が設けられている。コンバータ34には、充電コネクタ35から延びるハーネス36が接続されている。コンバータ34の上方には、電動モータ30の駆動を制御するコントローラ37が設けられている。
コントローラ37の上方には、ヘルメット26を収納するためのヘルメットボックス27(ヘルメット収納室)が設けられている。ヘルメットボックス27には、開閉可能な蓋が設けられており、例えばフルフェイスタイプのヘルメット26の取出しが容易になっている。電動二輪車1では、ガソリン等の燃料タンクが不要なため、燃料タンクの代わりにヘルメットボックス27を設けることでスペースの有効利用及び外観意匠性の確保が図られている。
また、電動二輪車1には、車両の状態を検出する各種センサ38(図3参照)が設けられている。各種センサ38は、検出したい車両の状態(情報)の種類に応じて複数個設けられ、例えば半導体センサで構成される。車両の状態としては、速度、スロットル開度、ギヤポジション、ハンドルロックの有無やスタンドの位置等が挙げられる。
駆動ユニット3の下方には、非接触式の充電デバイス39が設けられている。詳細は後述するが、充電デバイス39は、地面に設けられた送電装置40(図4参照)に対向するように位置付けられたときに送電装置40(図4参照)から受電して非接触でバッテリ32を充電する。
このように構成される電動二輪車1では、各種センサ38によって検出される車両の状態に応じてコントローラ37が駆動ユニット3を制御し、後輪17が駆動される。また、バッテリ32は、外部の充電スタンドや充電デバイス39から電流の供給を受けることで充電される。
ところで、一般的な自動二輪車、いわゆるエンジン駆動式の自動二輪車にあっては、構成部品の中でエンジンが最も重い部品である。また、バッテリは、シート下、より具体的には、エンジンとシートとの間に配置されることが多い。このバッテリは、エンジン始動時のセルモータの駆動や、自動二輪車の各種電動部品に電力を供給する役割を果たす。このような自動二輪車においては、エンジンの上方にバッテリが配置されていても、車両全体の重心に与える影響は小さかった。
しかしながら、電動モータを駆動源とする場合、エンジン駆動式の自動二輪車に比べて大容量のバッテリが必要となる。このため、バッテリの容量が大きくなることでバッテリ自体の重量も大きくなり、車両に対する重量バランスがバッテリに集中することになる。この結果、重心位置が高くなってしまい、操縦安定性に欠けるという問題がある。
そこで、本実施の形態では、一般の自動二輪車のエンジンに相当する電動モータ30を駆動軸30b(図2参照)の延在方向が車両の前後方向となるように配置し、電動モータ30を左右で挟み込むようにして複数のバッテリ32を左右均等に設けている。これにより、電動モータ30及びバッテリ32を同じ高さで車両の下方に配置することが可能になった。この結果、車両全体として低重心化を実現することができ、電動式自動二輪車であっても操縦安定性を向上させることが可能になっている。
次に、図2及び図3を参照して、本実施の形態に係る駆動ユニット及び駆動ユニット周辺の制御系統について説明する。図2は、本実施の形態に係る駆動ユニットの上面模式図である。図3は、本実施の形態に係る駆動ユニット周辺の機能ブロック図である。
図2及び図3に示すように、駆動ユニット3は、後輪17を駆動させるための動力源となる電動モータ30と、変速機を構成するギヤボックス31とを有している。電動モータ30及びギヤボックス31は、電動モータ30の後側に位置するように前後に並んで設けられる。電動モータ30は、直流で動作するDCモータであり、コイルや磁石を収容する本体部30aから後方に向かって駆動軸30bが突出するように構成されている。
上記したように、電動モータ30は、駆動軸30bが車両の前後方向で水平となるように配置される。また、駆動軸30bは、車両の左右方向(車幅方向)の重心位置上、より具体的には、後輪17の左右方向の中心を通る直線(車両中心線C)上に配置されている。電動モータ30は重量物であり、駆動軸30bが重心位置上に配置されることで左右の重量バランスを確保することができる。この結果、操縦安定性が確保される。
ギヤボックス31は、車両の状態に応じて自動的に変速を行う変速機で構成される。ギヤボックス31内には、クラッチ44や変速用の各種ギヤが収容されている。具体的にギヤボックス31内には、駆動軸30bの他に、駆動軸30bの回転方向を変換する変換軸41、カウンタ軸42、及びドライブ軸43が収容されている。これら3つの軸(変換軸41、カウンタ軸42、ドライブ軸43)は左右方向に延びており、車両前方から変換軸41、カウンタ軸42、ドライブ軸43の順に並んで配置されている。
駆動軸30bの先端(後端)には、プライマリドライブギヤとしてのベベルギヤ30cが設けられている。変換軸41の左端には、ベベルギヤ30cに噛み合う第2のベベルギヤ41aが設けられている。カウンタ軸42の右端にはクラッチ44が設けられている。また、カウンタ軸42には、一次減速機構の一部を構成するプライマリドリブンギヤ45がクラッチ44の左隣に設けられている。プライマリドリブンギヤ45は、変換軸41の右端に設けられた伝達ギヤ41bに噛み合っている。
プライマリドリブンギヤ45より左側のカウンタ軸42には、変速用の各種ギヤ46a−fが設けられている。また、カウンタ軸42の左端側はギヤボックス31の側面を貫通しており、その端部にはクラッチアクチュエータ47が設けられている。クラッチアクチュエータ47は、コントローラ37からの指令を受けてクラッチ44の噛み合いを切替えるように動作される。
ドライブ軸43には、変速用の各種ギヤ48a−fが設けられている。各種ギヤ48a−fは対抗する各種ギヤ46a−fと常時噛み合っている。また、ドライブ軸43の左端側はギヤボックス31の側面を貫通しており、その端部にはシフトアクチュエータ49が設けられている。シフトアクチュエータ49は、コントローラ37からの指令を受けてドライブ軸43に設けられているドグクラッチ(不図示)を軸方向にスライドさせ、回転を伝達する各種ギヤ46a−f、48a−fの噛み合いを切替えるように動作される。
また、ドライブ軸43には、シフトアクチュエータ49とギヤボックス31との間にドライブスプロケット50が設けられている。ドライブスプロケット50と後輪17のドリブンスプロケット51にはチェーン52が架け渡され、ドライブ軸43の回転が後輪17に伝達される。
図3に示すように、コントローラ37は、電動モータ30の出力やバッテリ32に対する充放電電流の制御を行う。具体的にコントローラ37は、充電制御部37a、走行制御部37b及びシフト制御部37cを有している。充電制御部37aは、各種センサ38から検出される車両の状態に応じてバッテリ32の充電制御を行う。例えば、充電制御部37aは、ハンドルロック、スタンドの位置、スロットル開度等が所定の条件を満たした場合にのみ、充電コネクタ35からバッテリ32を充電可能に制御する。また、充電制御部37aは、減速時や下り坂走行時において、スロットル開度が所定値以下、かつ車速がゼロでない場合に、電動モータ30の回転から得られるエネルギーでバッテリ32を回生充電する際の電流制御を行う。
走行制御部37bは、各種センサ38から検出される車両の状態に応じてクラッチアクチュエータ47を制御し、シフト制御部37cは、各種センサ38から検出される車両の状態に応じてシフトアクチュエータ49を制御する。走行制御部37b及びシフト制御部37cは、例えばスロットル開度や車速情報に基づいて、トルク効率が最適な領域で電動モータ30を駆動できるようにクラッチアクチュエータ47及びシフトアクチュエータ49を制御する。これにより、最適なギヤ比で変速制御が行われる。
コンバータ34は、DC/DCコンバータであり、外部の充電スタンドから充電コネクタ35を経由して得られる直流電圧をバッテリ32の充電に適した直流電圧に変換してバッテリ32に電力を伝達する。バッテリ32は、外部の充電スタンド(不図示)に接続されることで、急速充電が可能になる。また、コンバータ34は、コントローラ37に対しても、コントローラ37の動作に適した直流電圧で電力を伝達する。なお、本実施の形態では、DC/DCコンバータを例に挙げたが、この構成に限定されない。例えば、家庭のAC100V/200V電源に対応させる場合には、AC/DCコンバータを用いることが好ましい。
次に、図1、図4及び図5を参照して、本実施の形態に係る駆動ユニット及びその周辺構成のレイアウトについて説明する。図4は、図1に示す電動式自動二輪車をA−A線に沿って切断したときの断面模式図である。図5は、本実施の形態に係るブラケット周辺の模式図である。図5Aはブラケット周辺の正面図であり、図5Bはブラケット周辺の上面図である。なお、図5においては説明の便宜上、一部の構成を適宜省略している。
図1において説明したように、駆動ユニット3(電動モータ30)は、スイングアーム16の前方において、車体フレーム2(メインフレーム21)の下方空間に配置されている。以下、駆動ユニット3を基準に周辺構成のレイアウト及びバッテリ32を支持するブラケット33について説明する。
図4及び図5に示すように、電動モータ30の左右には、片側に2つずつ合計4つのバッテリ32が配置されている。以下においては、便宜上、4つのバッテリのうち、上側の左右一対のバッテリ32を第1のバッテリ32aとし、下側の左右一対のバッテリ32を第2のバッテリ32bとして説明する。
4つのバッテリ32(第1のバッテリ32a及び第2のバッテリ32b)は、正面視において、概してV字状に配置されている。これにより、下方に向かうに従って車幅を小さくすることができる。この結果、車両をバンクさせてもバッテリと地面との間に隙間を確保することができ、車両のバンク角を確保することができる。また、4つのバッテリ32が左右に均等に2個ずつ設けられることで、車両全体としての重量バランスを確保することができる。
4つのバッテリ32は、下方に向かうに従って容量が大きくなっている。すなわち、第1のバッテリ32aに対して第2のバッテリ32bの容量が大きく設定されており、第1のバッテリより第2のバッテリ32bの方が下方に位置するように配置されている。この結果、下方に向かうに従ってバッテリ32の重量が大きくなる。よって、車両の更なる低重心化を実現することができる。
上記したように、電動モータ30の上方にはコンバータ34が設けられ、コンバータ34の上方にはコントローラ37が設けられている。また、コントローラ37に比べてコンバータ34の方が重量が大きくなっている。このように、重量の大きい部品を下から順に配置したことで、車両の更なる低重心化を図ることができる。また、コントローラ37が地面から離れた位置に設けられることで、コントローラ37に対する防水効果を得ることができる。
また、上記したように、コントローラ37の上方にはヘルメットボックス27が設けられている。ヘルメットボックス27は、上方に向かって膨出する正面視ドーム状に形成されている。ヘルメットボックス27の底壁は、一対のメインフレーム21の形状に沿って上方に窪んでおり、この窪んだ部分に一対のメインフレーム21が収まるようにヘルメットボックス27が車体フレーム2に取り付けられている。
このとき、ヘルメットボックス27の底壁(下端)が、メインフレーム21の上端よりも下方に位置している。このように、ヘルメットボックス27の底壁を窪ませてヘルメットボックス27をできる限り下方に配置することで、車両全体として更なる低重心化を図ることができる。また、上記したように、エンジン駆動の自動二輪車の燃料タンクに相当する部品をヘルメットボックス27に置き換えることで、ヘルメット26の収納スペースを確保しつつ、車両のデザインを損なうことが無い。
また、車体フレーム2の左右を覆うサイドカウル19と、車体フレーム2の下方空間に設けられる駆動ユニット3及びその周辺構成との間には、スペースが設けられている。より具体的には、ヘルメットボックス27の底壁とコントローラ37との間や、コントローラ37とコンバータ34との間、サイドカウル19とバッテリ32との間にスペースが設けられている。これらのスペースにより、車両前面からの走行風を通過させるためのダクトが形成されている。
このように、駆動ユニット3及びその周辺構成間のスペースを有効活用して走行風の通路を形成することにより、駆動ユニット3及びその周辺構成を冷却することが可能になる。特に、電動モータ30やバッテリ32、コンバータ34等の発熱部品の冷却効果を高めることができる。
また、上記したように、駆動ユニット3の下、より具体的にギヤボックス31の下方には、非接触式の充電デバイス39が設けられている。この充電デバイス39では、例えば、電磁誘導方式や磁界共鳴方式が採用されている。充電デバイス39は、地面に埋め込まれた送電装置40の上方で対向するように位置づけられたときに、送電装置40から受電する。充電デバイス39が受電した電流は、コンバータ34を経由して所定の電圧に変換され、バッテリ32に送られる。このように、非接触式の充電デバイス39によってもバッテリ32を充電することができる。
次に、バッテリ32を支持するブラケット33について説明する。図5Aに示すように、ブラケット33は、金属板を折り曲げ又は溶接することで形成され、正面視において概して鞍型形状を有している。より具体的にブラケット33は、正面視において下方が開口された円弧部33aと、円弧部33aの両端から上方に向かって折り返された一対の折り返し部33bとを有している。円弧部33aは、円柱状の電動モータ30(本体部30a(図2参照))の外面に沿うように形成されている。折り返し部33bは、正面視において、円弧部33aの両下端から上に向かうに従って左右方向外側に広がるように緩やかなカーブを描くように形成される。
第1のバッテリ32aは、折り返し部33bの外面の上半部に取り付けられ、第2のバッテリ32bは、折り返し部33bの外面の下半部に取り付けられる。また、図5Bに示すように、ブラケット33の前後幅はバッテリ32の前後幅の略半分の大きさを有しており、バッテリ32の略前半部のみがブラケット33に固定されている。
また、ブラケット33には、車体フレーム2に固定するための固定部33cが形成されている。固定部33cは、円弧部33aの前側の上縁部分から下方に向かって板状に延びており、正面視矩形状を有している。固定部33cには、電動モータ30の前面に形成される取付穴に対応して貫通穴33dが形成されている。
折り返し部33bの前縁には、車両前面からの走行風をバッテリ32や電動モータ30に誘導する導風部33eが形成されている。導風部33eは、図5Bに示すように、上面視において折り返し部33bの前縁から前方に向かうに従って左右方向外側に広がるように、傾斜して形成される。これにより、走行風が電動モータ30及びバッテリ32に当たり易くなり、電動モータ30及びバッテリ32の冷却効果を高めることができる。また、ブラケット33を熱伝導率の大きいアルミニウムや銅で形成することにより、ブラケット33をヒートシンクとして活用し、電動モータ30やバッテリ32の冷却効率を更に高めることができる。
このように構成されるブラケット33によれば、4つのバッテリ32が取り付けられることで、バッテリ32とブラケット33をモジュール化した状態で組み付けることができ、作業性が向上される。また、ブラケット33を組み付ける際には、ダウンフレーム22のフランジ部22aと電動モータ30との間に固定部33cを挟み込み、フランジ部22aの前面から固定部33c及び電動モータ30をボルト22bで共締めすることにより固定される。これにより、電動モータ30及びブラケット33を固定するための構成を別途用意する必要が無く、構成が簡略される。この結果、車両全体として軽量化を図ることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、電動モータ30の駆動軸30bを前後方向で水平に配置し、電動モータ30に対して左右にバッテリ32を配置したことにより、重量物である電動モータ30及びバッテリ32を同じ高さに配置することができる。これにより、車両が低重心化され、操縦安定性を向上することが可能になる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記した実施の形態においては、車体フレーム2がダイヤモンドフレームで形成される構成としたが、この構成に限定されない。車体フレーム2は、例えば、バックボーンタイプのフレームで構成されてもよい。
また、車体フレーム2が鋼製、又はアルミニウム合金で形成されるとしたが、この構成に限定されない。車体フレーム2は、CFRP(Carbon Fiber Reinforced Plastic)等の非金属材料で形成されてもよい。これにより、電動モータ30周辺の車体フレーム2の重量を小さくすることができ、結果として重心が電動モータ30周辺に偏る。この結果、更なる低重心化を図ることができる。
また、上記した実施の形態では、電動モータ30がDCモータで構成されるとしたが、この構成に限定されない。電動モータ30は、交流で駆動するACモータで構成されてもよい。この場合、バッテリ32からの直流電圧を交流電圧に変換するインバータを備えることが好ましい。
また、上記した実施の形態では、電動モータ30が1つだけ設けられる場合について説明したが、この構成に限定されない。電動モータ30とは出力特性が異なる他の電動モータ(不図示)を更に複数個備える構成にしてもよい。この場合、電動モータ30と他の電動モータとの組み合わせによって、変速ギヤの選択幅を拡げることができる。
また、上記した実施の形態において、バッテリ32が側面視において上下に2つに並んで配置される構成としたが、この構成に限定されない。例えば、図6のようにバッテリ32を配置してもよい。図6は、本実施の形態に係るバッテリの配置例を示す模式図である。なお、図6においては、説明の便宜上、左右一方側のバッテリの配置のみ示している。
図6Aに示すように、側面視でバッテリ32が上下に2つ並んでいる場合において、上下のバッテリ32を前後にずらしてもよい。また、図6Bに示すように、上下のバッテリ32を側面視で上下に傾斜させてもよい。さらに、図6Cに示すように、上下のバッテリ32を上面視で左右に傾斜させてもよい。
また、図6Dに示すように、側面視において、2つのバッテリ32が左右に並んで配置されてもよい。また、図6Eに示すように、側面視でバッテリ32が左右に2つ並んでいる場合において、左右のバッテリ32を上下にずらしてもよい。また、図6Fに示すように、左右のバッテリ32を側面視で前後に傾斜させてもよい。また、図6Gに示すように、左右のバッテリ32を上面視で左右にずらしてもよい。また、図6Hに示すように、左右のバッテリ32を上面視で左右に傾斜させてもよい。また、バッテリ32の個数は特に限定されるものではなく、片側に1つずつでも3つ以上ずつでもよい。
また、上記した実施の形態においては、ダウンフレーム22にブラケット33を固定する構成としたが、この構成に限定されない。例えば、図7に示す構成としてもよい。図7は、変形例に係るブラケットを示す模式図である。図7に示すブラケット60では、円弧部61の外面から上方に延びる板状の固定部62が左右に一対設けられている。円弧部61と各固定部62とは、例えば溶接接合される。各固定部62の上端が左右一対のメインフレーム21にそれぞれ固定されることで、ブラケット60がメインフレーム21に吊り下げられた状態となる。このように、ブラケット60がメインフレーム21に固定される構成としてもよい。この場合、車体フレーム2をクレードルタイプのフレームで構成してもよい。
以上説明したように、本発明は、低重心化して操縦安定性を向上することができるという効果を有し、特に、電動式自動二輪車に有用である。
1 電動二輪車(電動式自動二輪車)
16 スイングアーム
19 サイドカウル(カウリング)
2 車体フレーム
21 メインフレーム
22 ダウンフレーム
27 ヘルメットボックス(ヘルメット収納室)
30 電動モータ
30b 駆動軸
32 バッテリ
33 ブラケット
33e 導風部
34 コンバータ
37 コントローラ
39 充電デバイス

Claims (13)

  1. スイングアームの前方に配置される後輪駆動用の電動モータと、前記電動モータの動力源となるバッテリとを備える電動式自動二輪車であって、
    前記電動モータは、駆動軸が前後方向で水平となるように配置され、
    前記バッテリは、前記電動モータに対して左右に配置されることを特徴とする電動式自動二輪車。
  2. 前記電動モータの前記駆動軸は、車両の左右方向における車両中心線上に設けられることを特徴とする請求項1に記載の電動式自動二輪車。
  3. 前記バッテリは、正面視においてV字状に配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電動式自動二輪車。
  4. 前記バッテリは、左右に均等に複数個ずつ設けられることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電動式自動二輪車。
  5. 複数の前記バッテリは、下方に向かうに従って容量が大きくなることを特徴とする請求項4に記載の電動式自動二輪車。
  6. 前記バッテリは、ブラケットを介して前記電動モータ又は車体フレームに固定されることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の電動式自動二輪車。
  7. 前記ブラケットは、前記電動モータ及び/又は前記バッテリに対して走行風を誘導する導風部を有することを特徴とする請求項6に記載の電動式自動二輪車。
  8. 前記電動モータ及び/又は前記ブラケットは、車体フレームのダウンフレームに固定されることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の電動式自動二輪車。
  9. 前記バッテリに対する電流の変換を行うコンバータと、前記電動モータを制御するコントローラとを更に備え、
    前記コンバータは、前記電動モータの上方に設けられ、
    前記コントローラは、前記コンバータの上方に設けられることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の電動式自動二輪車。
  10. 前記電動モータ周辺の車体フレームは、非金属材料で形成されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の電動式自動二輪車。
  11. ヘルメットを収納するためのヘルメット収納室を更に備え、
    前記ヘルメット収納室は、前記電動モータの上方に設けられ、前記ヘルメット収納室の下端がメインフレームの上端よりも下方に配置されることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の電動式自動二輪車。
  12. 車体を覆うカウリングを更に備え、
    前記カウリングと前記ヘルメット収納室の底壁とによって、走行風を通過させるためのダクトを形成することを特徴とする請求項11に記載の電動式自動二輪車。
  13. 前記バッテリを非接触充電するための充電デバイスを更に備え、
    前記充電デバイスは、前記電動モータの下方に配置されることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれかに記載の電動式自動二輪車。
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