JP2017077421A - 浴槽 - Google Patents

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康裕 村上
Yasuhiro Murakami
康裕 村上
浩之 藤川
Hiroyuki Fujikawa
浩之 藤川
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Ads Murakami Co Ltd
YAESU KK
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Ads Murakami Co Ltd
YAESU KK
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Abstract

【課題】入浴者にとって邪魔にならず、立上りや出入れの際にしっかりと体を安定させることが可能な浴槽を提供する。
【解決手段】一対の長辺側壁1と一対の短辺側壁と底板3とからなる浴槽において、長辺側壁1の上端部には、人の手でつかむためのリム4が形成されており、リム4の外側には、人の手の指が嵌る把持用凹部20が長辺側壁1の長手方向に沿って形成されている。把持用凹部20は、上面部と奥面部と下面部とが連続した板材で形成されており、上面部には人の手の指を引っ掛る複数個の溝が把持用凹部20の長手方向に沿って形成されている。浴槽に入るときも出るときも、長辺側壁1の上端部にあるリム4をつかめるが、このとき、把持用凹部20に指を入れ、手に力を入れやすくなり体を安定させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、浴槽に関する。さらに詳しくは、介護用や一般家庭用の浴槽であって、出入を容易にし転倒などを防止しやすい浴槽に関する。
浴槽は一般家庭用でも、健常者のほか体力の弱った老人も利用する。また、介護用でも真に介護の必要とする人の外ほとんど自力で入浴できる人も利用する。この場合、少しでも自分の力を利用できると本人の自信につながるし、介護の手間も省けることになる。しかしながら、全て自力で入浴したり、あるいは部分的にしろ自力を使う場合、浴槽への出入りの際に体を安定させ、転倒などの事故が生じないようにしなければならない。
このような目的から手すりを取付けた浴槽も提案されている(特許文献1参照)。
この従来技術における手すりは、浴槽の一方の短辺側に装着し、浴槽の上面を横断するように張り出した棒状のものである。入浴者は必要に応じ、両手で手すりを握るとつかまり立ちをすることができる。
しかるに、上記従来技術のように、手すりが浴槽上面に張り出していると、入浴者が立ち上ったり出入りするときに体と干渉して邪魔になりやすい等の問題がある。
また、人と手すりが離れていると邪魔にはなりにくいが、浴槽に入っている人が出ようとするとき、体を寄せていって手すりをつかむようにしないと、つかめないという面倒さがある。
特開2000−217731号公報
本発明は上記事情に鑑み、入浴者にとって邪魔にならず、立上りや出入れの際にしっかりと体を安定させることが可能な浴槽を提供することを目的とする。
第1発明の浴槽は、一対の長辺側壁と一対の短辺側壁と底板とからなる浴槽において、前記一対の長辺側壁の上端部には、人の手でつかむためのリムが形成されており、前記リムの外側には、人の手の指が嵌る把持用凹部が前記長辺側壁の長手方向に沿って形成されていることを特徴とする。
第2発明の浴槽は、第1発明において、前記把持用凹部は、上面部と奥面部と下面部とが連続した板材で形成されており、前記上面部には人の手の指を引っ掛る複数個の溝が該把持用凹部の長手方向に沿って形成されていることを特徴とする。
第3発明の浴槽は、第2発明において、前記上面部は、外端面から奥に向って下傾しており、前記下面部は、奥から外端面に向って下傾していることを特徴とする。
第1発明によれば、浴槽に入るときも出るときも、長辺側壁の上端部にあるリムをつかめるが、このとき、把持用凹部に指を入れられるので、手に力を入れやすくなり体を安定させることができる。このため、浴槽内での立ち上りや浴槽への手入りが容易に行え、転倒も予防できる。しかも、浴槽の上面には入浴者の体に干渉するような邪魔物が何もないので、浴槽を広々と使うことができる。
第2発明によれば、浴槽のリムを手でつかんだとき、手の指が把持用凹部内の上面にある溝に引っ掛かるので、手が湯でぬれていてもしっかりとつかめ滑ることがない。このため、力を入れやすく立ち上りがより容易になり、転倒防止効果も高くなる。
第3発明によれば、把持用凹部の上面部が奥に向って下傾しているので、人の手でつかみやすく、下面部が奥から外端に向って下傾しているので、湯水が排水されやすく。把持用凹部をつかんだとき手が滑りにくくなる。
本発明の一実施形態に係る浴槽の平面図である。 図1の浴槽の側面図である。 図2のIII−III線断面図である。 (A)は把持用凹部の拡大断面図、(B)は溝の側面図である。
つぎに、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
図1から図3に基づき、浴槽Aの基本構造を説明する。
浴槽Aは公知のものと基本構造は同じであって、一対の長辺側壁1、1と、一対の短辺側壁2、2と、それらに連続した底辺3とからなる。
長辺側壁1、1と短辺側壁2、2の上端部はリム4に形成されている。長辺側壁1、1のリム4は人の手でつかめる幅をもつが、短辺側壁2、2のリム4はより広幅に形成されている。
これらの構成材料は公知のFRPである。
底板3の適所には排出口5が形成され、リム4の適所には排水栓の開閉用押ボタン6が形成されている。
長辺側壁1、1における長手方向の片側には内側へ膨出した膨出部7が形成されており、それには背もたれを差し込む背もたれ溝8が形成されている。この膨出部7と背もたれ溝8は任意であって、これらを有しないものも本発明に含まれる。
図3に示すように、長辺側壁1は内側板11と外側板12とから構成されている。内側板11は前記底板3に連続する板材であり、側壁を構成すると共に、上端部は折り曲げ形状になってリム4を構成している。
外側板12は概ね直立した板で上端は内側板11の上端(リム4の外端)に接続されており、下端は浴槽Aの下端まで延びている。
内側板11と外側板12との間には、取外しタイプの補強材(クリップボード)13が強固に固定されている。
リム4の外側には把持用凹部20が形成されている。この把持用凹部20はリム4を人の手でつかんだとき、手の指が嵌る大きさと形状の凹所である。
また、この把持用凹部20は、図2に示すように、長辺側壁1の両端部を除く全長にわたって形成され、長辺側壁1の長手方向に沿っている。
図4に示すリム4の幅wは40〜60mm、好ましくは45〜55mmであり、最も好ましくは50mmである。リム4の上端から把持用凹部20の上端までの寸法hは20〜40mm、好ましくは25〜35mmであり、最も好ましくは30mmである。この寸法であると、大人の手ならしっかりとつかむことができる。しかも、把持用凹部20は、長辺側壁1のほぼ全長にわたって形成されているため、利用者が浴槽A内のどの位置で、どちら向きに座っていても、腕を自然に伸ばして、リム4をつかむことができる。
図4に基づき把持用凹部20の詳細を説明する。把持用凹部20は、上面部21と奥面部22と下面部23とが連続した板材で形成されており、上面部21には人の手の指を引っ掛る複数個の溝24が把持用凹部20の長手方向に沿って形成されている。溝24の曲率半径は6mm〜8mm位で、手の指がなじむ大きさとなっている。
溝24の幅d1は10〜20mm位で、好ましくは14〜16mm位、最も好ましくは15mmである。また、溝24と溝24の間の非溝部25は幅d2が5〜9mm位で、好ましくは6〜8mm、最も好ましくは7mmである。このような寸法であると、多くの人の手でしっかりとつかむことができる。
上記の寸法であると、浴槽のリム4を手でつかんだとき、手の指が把持用凹部20内の上面にある溝24に引っ掛かるので、手が湯でぬれていてもしっかりとつかめ滑ることがない。このため、力を入れやすく立ち上りがより容易になり、転倒防止効果も高くなる。
把持用凹部20の上面部21は、外端面から奥に向って下傾しており、奥面部22は垂直であり、下面部23は、奥から外端面に向って下傾している。
上面部21の下傾角度θ1は7〜17°位であり好ましくは10〜14°、最も好ましくは12°である。この角度であると、多くの人の手でしっかりとつかむことができる。
下面部23の下傾角度θ2は、20〜60°であり、好ましくは、30〜50°、最も好ましくは40°である。この角度であると、手から滴下した水分を早く排出することができる。
上記のように、把持用凹部20の上面部21が奥に向って下傾しているので、人の手でつかみやすく、また、下面部23が奥から外端に向って下傾しているので、湯水が排水されやすく。把持用凹部をつかんだとき手が滑りにくくなる。
本実施形態の浴槽Aによれば、浴槽Aに入るときも出るときも、長辺側壁1の上端部にあるリム4をつかめるが、このとき、把持用凹部20に指を入れられるので、手に力を入れやすくなり体を安定させることができる。このため、浴槽A内での立ち上りや浴槽Aへの手入りが容易に行え、転倒も予防できる。しかも、浴槽Aの上面には入浴者の体に干渉するような邪魔物が何もないので、浴槽を広々と使うことができる。
1 長辺側壁
2 短辺側壁
4 リム
20 把持用凹部
21 上面部
23 下面部
24 溝

Claims (3)

  1. 一対の長辺側壁と一対の短辺側壁と底板とからなる浴槽において、
    前記一対の長辺側壁の上端部には、人の手でつかむためのリムが形成されており、
    前記リムの外側には、人の手の指が嵌る把持用凹部が前記長辺側壁の長手方向に沿って形成されている
    ことを特徴とする浴槽。
  2. 前記把持用凹部は、上面部と奥面部と下面部とが連続した板材で形成されており、前記上面部には人の手の指を引っ掛る複数個の溝が該把持用凹部の長手方向に沿って形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の浴槽。
  3. 前記上面部は、外端面から奥に向って下傾しており、
    前記下面部は、奥から外端面に向って下傾している
    ことを特徴とする請求項2記載の浴槽。
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