JP6068608B1 - 手摺ユニット - Google Patents

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信幸 浅井
信幸 浅井
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雅士 折原
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Abstract

【課題】精神病院、刑務所、又は警察の留置所等において、自殺を防止して安全に使用できる手摺ユニットを提供する。【解決手段】壁面7の凹部に嵌入固定可能で前面が開口2aした筺体2と、該開口2aの一方の側縁に一方の側縁が全長にわたって連設すると共に該開口2aの側方部を覆うように前記筺体2に固定されている前面板3と、該前面板3の他方の側縁に連設すると共に上端が前記筺体2の内側上面に固定し上下方向に延びる握り棒状体4とからなる。【選択図】図3

Description

本発明は、精神病院、刑務所又は警察の留置所等において使用に安全な手摺ユニットに関する。
従来、例えば、階段、廊下、トイレ、浴室等の壁面に取り付けられる手摺ユニットとして、表面側に開口し、所定の幅と深さを有する収容部を長手方向に形成してなる長尺の筺体と、該筺体の形成方向に添って配設固定されると共に、横断面形状における内側部分の略半分が前記収容部内に収まるように支持してなる手摺本体によって形成されているものが知られている(特許文献1参照。)。
特開2000−314221号公報
手摺が人体に当たるようなことを防ぐ安全性を考慮したこの従来の手摺ユニットであっても精神病院や刑務所等において、着衣等をほどいて紐状体にして該紐状体を、前記長尺の筺体内に支持した手摺本体に係止し、該紐状体を首に巻き付けて自殺を図るおそれがある問題点があった。
本発明はこのような問題点を解消し、安全で構造簡単な手摺ユニットを提供することを目的とする。
本発明はこの目的を達成すべく、壁面の凹部に嵌入固定可能で前面が開口した筺体と、該開口の一方の側縁に一方の側縁が全長にわたって連設すると共に該開口の側方部を覆うように前記筺体に固定されている前面板と、該前面板の他方の側縁に連設すると共に上端が前記筺体の内側上面に固定した握り棒状体とからなり、前記前面板の他方の側縁部を湾曲してその後方に向かう該他方の側縁部の端末を前記握り棒状体の外側面に結着した
本発明によれば、前記握り棒状体は、前記前面板の他方の側縁に連設すると共に上端が前記筺体の内側上面に固定され、該前面板の一方の側縁が前記開口の一方の側縁に全長にわたって連設しているので、前記握り棒状体に紐状体を係止しようとしても該紐状体が係止不能で外れてしまい、該紐状体を利用して自殺を図るおそれがなく安全であり、又構造が簡単である効果を有する。
本発明の実施例1の手摺ユニットの正面図である。 該手摺ユニットの右側面図である。 図1のIII―III線截断面図である。 該手摺ユニットの要部の個所の断面図である。 該手摺ユニットの使用状態の説明図である。
本発明を実施するための形態の実施例を以下に示す。
本発明の実施例1を図1乃至図5により説明する。
1は本実施例の手摺ユニットを示し、該手摺ユニット1は、例えば精神病棟のトイレの壁面7の凹部に嵌入して固定可能な縦長の筺体2と、該筺体2の前面の開口2aに固定した帯状の前面板3と、該前面板3の側縁に設けた握り棒状体4とからなり、該前面板3は、その一方の側縁を前記筺体2の一方の側縁に全長にわたって結着して連設状態に形成すると共に、他方の側縁部を後方に湾曲状に曲げて湾曲状部3aを形成し、又、前記握り棒状体4は、図3及び図4に示す如く断面長円形の筒状体からなり、断面形状における一方の湾曲部4aが他方の湾曲部4bに対して斜め後方に位置するように傾斜して外側面の長手方向に前記湾曲状部3aの端末に結着して固定され、前記前面板3の後方で上下方向に延びるように形成されている。
更に、前記握り棒状体4は、その下端と前記筺体2の内側底面との間に空間部5が形成されるように、前記前面板3よりも短く形成されている。そして、前記内側底面は立ち上がる時の一方の手を支持するための支持面6に形成されている。尚8は前記筐体2の前記壁面7への固定部を示す。
次に本実施例1の手摺ユニット1の使用について説明する。
手摺ユニット1をトイレの壁面7の凹部に嵌入固定した状態において、使用者Aは図5の(イ)の如く手摺ユニット1の支持面6に手を当て、図5の(ロ)の如く該支持面6に手を当てながら便器Bの便座に座る。その後、用を足してから該使用者Aは図5の(ハ)の如く前記手摺ユニット1の握り棒状体4を手で握る。このとき該手の人差し指や中指等Cによって図4に示す如く該握り棒状体4を一方の湾曲部4aの方から握ると共に親指Dを前面板3の湾曲状部3aと握り棒体4の外側面に当てる。そして、このように握って体を支えながら図5の(二)の如く腰を浮かせて立ち上がり図5の(ホ)の如く起立状態になり、トイレ内で便座に座ることや或いは立ち上がることが容易になる。ここで、前記棒状体4は、断面長円形の筒状体で一方の湾曲部4aが他方の湾曲部4bに対して斜め後方に位置するように傾斜して設けられているので、握り易く疲れない。
又、紐状体を握り棒状体4或いは該握り棒状体4と前面板3に回して該紐状体を固定して自殺を試みようとしても、該握り棒状体4と前面板3の他方の端縁とが連設して結着固定されているので、紐状体を該握り棒体4に回し込むことができず、又該前面板3の一方の端縁が筺体2の一方の側縁に全長にわたって連設しているので、紐状体を該握り棒体4と前面板3に回し込むこともできず、自殺を防止できる。又、紐状体の先端部を丸めこんでその丸めこんだ先端部を握り棒状体4と前面板3との鋭角の空間部に押し込んで紐状体を固定して自殺を図ろうとしても、該丸め込んだ先端部が下方に移動し該握り棒体4の下端の空間部5において外れて自殺を図ることができない。
尚、前記実施例では、前記握り棒体4の断面形状を長円状に形成したが、断面を楕円状又は円形状に形成してもよい。
本発明の手摺ユニットは、精神病院、刑務所又は警察の留置所等のトイレ等において、座ったり或いは立ち上がるのに利用されている。
1 手摺ユニット
2 筺体
2a 開口
3 前面板
3a 湾曲状部
4 握り棒状体
4a 湾曲部
5 空間部
6 支持面
7 壁面

Claims (4)

  1. 壁面の凹部に嵌入固定可能で前面が開口した筺体と、該開口の一方の側縁に一方の側縁が全長にわたって連設すると共に該開口の側方部を覆うように前記筺体に固定されている前面板と、該前面板の他方の側縁に連設すると共に上端が前記筺体の内側上面に固定し上下方向に延びる握り棒状体とからなり、
    前記前面板の他方の側縁部を湾曲してその後方に向かう該他方の側縁部の端末を前記握り棒状体の外側面に結着した手摺ユニット。
  2. 壁面の凹部に嵌入固定可能で前面が開口した筺体と、該開口の一方の側縁に一方の側縁が全長にわたって連設すると共に該開口の側方部を覆うように前記筺体に固定されている前面板と、該前面板の他方の側縁に連設すると共に上端が前記筺体の内側上面に固定し上下方向に延びる握り棒状体とからなり、
    前記握り棒状体の下端は前記筺体の内側底面との間に空間部を形成した手摺ユニット。
  3. 前記握り棒状体は断面が長円形又は楕円形に形成され、その断面の一方の湾曲部が前記前面板の後方に位置するように斜め後方に向かって設けられている請求項1又は請求項2に記載の手摺ユニット。
  4. 前記筺体の内側底面は、使用者の手の支持面に形成されている請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載の手摺ユニット。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011256595A (ja) * 2010-06-09 2011-12-22 Kanda Seisakusho Co Ltd 手摺
JP2013117106A (ja) * 2011-12-02 2013-06-13 Kanda Seisakusho:Kk 手摺
JP2015034406A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 株式会社神田製作所 手摺

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