JP2017076501A - ワイヤハーネス - Google Patents

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Abstract

【課題】被覆電線の中間部で露出する芯線に他の被覆電線の芯線をスプライス結合する作業性が良く、かつ、高い防水性および止水性を両立できるワイヤハーネスを提供する。【解決手段】スプライス結合部材40が、被覆電線W1、W2を導入可能な凹状部30A、30C等の内奥側に芯線保持部35が一体に形成され、凹状部30A、30C等の導入口側には、その入口径より小さい離間距離Bを隔てて対向する圧接刃部31、32が設けられ、その各々が、被覆電線W1、W2の軸線方向に被覆12の厚さより小さい間隔を隔てる複数の刃先部分31b、31c等を有するとともに、芯線保持部35が、軸線方向に離間する複数の圧接部分35b、35cを有しており、凹状部30A、30C等の各々に、複数対の刃先部分31b、31c等の間を通って両端側で開放され、複数の圧接部分35b、35cの間で各被覆電線W1、W2の周方向に延びる連通溝37が形成される。【選択図】図5

Description

本発明は、ワイヤハーネスに関し、特に被覆電線の中間部でその芯線と他の電線の芯線とを接合するスプライス結合部を有するワイヤハーネスに関する。
自動車等に搭載されるワイヤハーネスにおいては、被覆電線の中間部でその芯線と他の電線の芯線とをスプライス結合する場合が多いが、その場合、スプライス結合部で露出する芯線や接続用の導体が絶縁テープや保護カバー等によって覆われる。また、スプライス結合部が被水エリア内に配置される場合、確実な防水処理が要求される。
スプライス結合部を備えた従来のワイヤハーネスとしては、例えば複数の電線挿通溝が形成されたハウジングに幹線と枝線をセットする一方、電線挿通溝に対向する複数のスロットを有する圧接刃をハウジングの蓋部に装着しておき、ハウジングの閉蓋時に圧接刃により幹線および枝線の被覆をそれぞれ切開するとともにそれらの芯線同士を圧接刃によりスプライス結合するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、スプライス結合部をその両側の被覆端部と共に樹脂モールドで覆うようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−22745号公報 特開2006−228539号公報
しかしながら、幹線および枝線の芯線同士を圧接刃によりスプライス結合する従来の前者のワイヤハーネスにあっては、スプライス結合の作業性は良いものの、スプライス結合部を蓋付きのハウジングで覆う構成であったため、次のような問題があった。
すなわち、ハウジングではスプライス結合部を確実に防水できず、ワイヤハーネスの使用中に被覆電線内に負圧が発生した場合等に、スプライス結合部近傍に付着していた水が被覆電線内に入ってしまい、短絡等の原因となる可能性があった。
これに対し、スプライス結合部を両側の被覆端部と共に樹脂モールドで覆う従来の後者のワイヤハーネスでは、スプライス結合部に水が入るのを防止する防水性が得られる。しかし、その樹脂モールドのための成形作業に手間がかかるばかりか、他の部分で被覆電線内に入った水が毛細管現象等によりスプライス結合部を通過して制御回路等に入り込むのを阻止する止水性が十分でないという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決すべくなされたものであり、被覆電線の中間部で露出する芯線に他の電線の芯線をスプライス結合する場合に、スプライス結合の作業性が良く、しかも、高い防水性および止水性を両立させることができるワイヤハーネスを提供することを目的とする。
本発明に係る被覆電線の止水構造は、上記目的達成のため、それぞれ絶縁被覆材により被覆された芯線の一部を軸線方向の一部で前記絶縁被覆材の外方に露出させた複数の被覆電線と、前記複数の被覆電線の前記芯線に接触する複数の導体接触部を有するスプライス結合部材と、を備えたワイヤハーネスであって、前記スプライス結合部材が、前記被覆電線を導入可能な複数の凹状部を有するとともに、前記複数の導体接触部が前記複数の凹状部の内奥側に一体に形成され、前記スプライス結合部材の前記複数の凹状部の電線導入口側には、該電線導入口の入口径より小さい離間距離を隔てて対向する複数対の圧接刃部が設けられ、前記圧接刃部の各々が、前記被覆電線の軸線方向に前記被覆の厚さより小さい間隔を隔てて離間する複数の刃先部分を有するとともに、前記導体接触部が、前記被覆電線の軸線方向に離間する複数の圧接部分を有しており、前記複数の凹状部の各々に、互いに対向する複数対の前記刃先部分の間を通って両端側で開放され、前記複数の圧接部分の間で前記被覆電線の周方向に延びる連通溝が形成されているものである。
この構成により、本発明では、スプライス結合される複数の被覆電線の芯線とスプライス結合部材との間に、連通溝に対応する連通路が形成されることになり、スプライス結合部材の圧接刃部によって複数の被覆電線の被覆を切開して芯線同士をスプライス結合しながらも、連通路を通してスプライス結合部材の近傍で被覆電線内に止水剤を浸透させることが可能となり、スプライス結合部で防水性と止水性を両立させることが可能となる。
本発明のワイヤハーネスは、前記被覆電線の前記芯線と前記スプライス結合部材との間に前記連通溝に沿って形成される連通路を通して前記スプライス結合部材の近傍で前記被覆電線の内部に止水剤が浸透している構成とすることができる。
また、前記スプライス結合部材が、前記被覆電線の軸線方向に互いに離間する複数の平行板部と該複数の平行板部同士を一体に結合する結合部とによって構成され、前記複数の平行板部の各々が、前記複数の導体接触部、前記複数の凹状部および前記複数対の圧接刃部を有している構成としてもよい。さらに、前記止水剤が、前記被覆電線の内部に浸透した状態で硬化した樹脂によって形成されていてもよい。
本発明によれば、被覆電線の中間部で露出する芯線に他の電線の芯線をスプライス結合する場合に、スプライス結合の作業性が良く、しかも、高い防水性および止水性を両立させることができるワイヤハーネスを提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスの要部概略正面図である。 図2(a)は、一実施の形態に係るワイヤハーネスにおけるスプライス結合部材の部分正面断面図であり、図2(b)は、そのスプライス結合部材の変形態様説明図である。 図3(a)は、図2(a)におけるIIIA方向の矢視図であり、図3(b)は、図2(a)におけるIIIB方向の矢視図である。 本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスにおけるスプライス結合部材の圧接刃部の3つの態様を示す部分断面である。 図5(a)は、一実施の形態に係るワイヤハーネスにおけるスプライス結合部での絶縁被覆材の切込み部の説明図であり、図5(b)は、図5(a)におけるVB−VB矢視断面図である。 本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスの製造工程の説明図である。 本発明の一実施の形態に係るワイヤハーネスにおける被覆電線の横断面図である。 本発明の他の実施の形態に係るワイヤハーネスの製造工程の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(一実施の形態)
図1ないし図7は、本発明に係るワイヤハーネスの一実施の形態を示している。本実施の形態は、本発明を車両用ワイヤハーネスに適用するものであり、1本の被覆電線の中間部に他の1本の被覆電線の端末部をスプライス結合する構成となっている。
まず、本実施の形態の構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態のワイヤハーネス1は、絶縁被覆された複数の被覆電線W1ないしWn(nは2以上の自然数)を有しており、いずれか1本の被覆電線W1の中間部W1aと他の1本の被覆電線W2の端末部W2aとがスプライス結合されている。
図1および図7に示すように、被覆電線W1、W2は、それぞれ複数本の素線11eを束ねた芯線11と、その芯線11を同心的に取り囲む被覆12とで構成されている。芯線11は、複数本の素線11e、例えば軟銅線を撚り合わせた円形より線で構成されるが、円形圧縮されたより線でもよいし、あるいは単線の導体線でもよい。絶縁被覆材である被覆12は、例えば塩化ビニル樹脂を主体とする樹脂製のものである。
図1に示すように、被覆電線W1の長さ方向の中間部W1a(両端部から離れた部分)は、折り返された略U字形状をなしており、その略U字形状の中間部W1aの折り返し点が真直形状の被覆電線W2の端末部W2aに近接するように配置されている。
また、中間部W1aの湾曲領域の近傍には、複数の線状の切込み部13A、13Bが、被覆電線W2の端末部W2aには複数の線状の切込み部13C、13Dが、それぞれの芯線11および被覆12の軸線と交差する方向に延びるように形成されている。これら切込み部13A〜13Dは、被覆12を圧接刃により線状に切開させたもので、芯線11の一部を被覆12の外方側に露出させている。以下、被覆電線W1の切込み部13A、13Bを例にその詳細を説明するが、被覆電線W2の切込み部13C、13Dについても略同様である。
一方の切込み部13Aは、被覆電線W1の中間部W1aの湾曲領域の近傍で芯線11に対し中間部W1aの曲げ中心軸線方向(図1の紙面と直交する特定の径方向)の両側に位置するように形成されており、その径方向の両側でそれぞれ被覆12の横断面外周方向に延在している。この切込み部13Aは、それぞれの延在方向の中央側で大きく開く一対の口形のものか、中間部W1aの曲げ外側で大きく開いた1つの口形のものである。
他方の切込み部13Bは、被覆電線W1の中間部W1aの湾曲領域に対し一方の切込み部13Aよりも離隔する所定の軸方向範囲内に、芯線11に対し中間部W1aの径方向の両側に位置するように形成されている。この切込み部13Bも、それぞれ被覆12の横断面外周方向に延在するとともに、切込み部13Aと略同様に、その延在方向の中央側であるいは曲げ外側で最も大きく開いた開口形状を有している。
両切込み部13A、13Bの切込み方向は、被覆電線W1の軸線および曲げ中心軸線に対し直交する図示方向から傾斜してもよい。すなわち、切込み部の位置や向き、配置数は、任意である。
被覆電線W1の中間部W1aの湾曲領域は、一端が閉止された略有底筒状の熱収縮性の保護部材21の内方に収容されている。この保護部材21は、絶縁、耐熱および機械的保護用の任意の外装材であり、この保護部材21の内方には、防水および止水剤として機能する樹脂材25(詳細は後述する)が設けられている。
この樹脂材25は、被覆電線W1の中間部W1aを囲繞するよう保護部材21の内方に収容されつつ切込み部13A、13Bを通して中間部W1aの被覆12内方に浸透している。また、樹脂材25は、切込み部13A、13Bと両切込み部13A、13Bに隣接する被覆12の中間端部12a、12b、12cとを被覆する状態で略有底筒状に硬化している。さらに、樹脂材25は、折返し状態にされた被覆電線W1の中間部W1aに続く一対の平行な被覆12の直径の和より外径が大きく、かつ、保護部材21の軸方向における切込み部13A、13Bの形成範囲よりも軸方向長さが大きくなっている。
保護部材21は、切込み部13A、13Bに対し所定の軸方向離間距離を隔てつつ保護部材21の一端を閉止させる閉塞部22と、閉塞部22に一体に結合する筒部23とを有している。
樹脂材25は、保護部材21と被覆電線W1とに密着しつつ硬化した樹脂、例えば低粘度の熱硬化性樹脂の硬化層あるいは半硬化層によって形成されている。低粘度とは、止水剤である未硬化の流動性を有する樹脂が、切込み部13A、13B内に露出する芯線11の周囲に対し密着性が高く、切込み部13A、13B付近の素線11eの間の隙間g1、g2(図7参照)に浸透し易い程度の粘度を意味する。
あるいは、この低粘度は、例えば切込み部13A、13Bに接する環境の圧力に対して被覆電線W1の内部の圧力が低圧となるように、例えば被覆電線W1内に負圧を印加したり切込み部13A、13B内への止水剤の導入圧力を高めたりして両者間に圧力差を生じさせるようにすることで、止水剤である未硬化の流動性を有する樹脂が隙間g1、g2内に浸透し得る程度の粘度であってもよい。
そのような止水剤の樹脂を少なくとも被覆電線W1の外部で硬化させ、被覆電線W1の内部で例えば半硬化させた樹脂材25は、保護部材21と被覆電線W1の間で、閉塞部22に密着するとともに、切込み部13A、13Bから被覆12内に浸透しつつ、切込み部13A、13Bの内方で素線11eの間に形成される隙間g2内にも浸透している。
一方、保護部材21の内方には、それぞれ被覆12を切開可能な複数対の圧接刃部31、32を有するスプライス結合部材40が収納されている。
図1ないし図3に示すように、スプライス結合部材40は、被覆電線W1、W2の軸線方向である図1の上下方向に互いに離間する同形状の複数の平行板部41、42と、これら平行板部41、42同士をそれらの長手方向の中央部で一体に結合する結合部43とによって構成されている。
そして、図1中上方側の平行板部41には、長手方向の一方側に開く凹状部30Aと、長手方向の他方側に開く凹状部30Cとが設けられており、図1中下方側の平行板部42には、長手方向の一方側に開く凹状部30Bと、長手方向の他方側に開く凹状部30Dとが設けられている。
また、一方側の各凹状部30A、30Bには、被覆電線W1を保持する一方側の芯線保持部35と、複数対の圧接刃部31、32とが、それぞれ一体に設けられており、他方側の各凹状部30C、30Dには、被覆電線W2を保持する他方側の芯線保持部35と、複数対の圧接刃部31、32とが、それぞれ一体に設けられている。
具体的には、各凹状部30A、30B、30C、30Dには、前方後円墳形の凹部34が形成されており、その凹部34の入口側に、一対の圧接刃部31、32が略V字形に配置され、その凹部34の内奥側に、凹状の導体接触部である芯線保持部35が配置されている。
このスプライス結合部材40は、被覆電線W1の被覆12に一方側の凹状部30A、30Bの複数対の圧接刃部31、32により複数の切込み部13A、13Bを形成することで、被覆電線W1の被覆12を芯線11から引き剥がすことなく被覆12内の芯線11の一部を被覆12の外方側に露出させる被覆剥ぎの機能を発揮できる。また、スプライス結合部材40は、被覆電線W2の被覆12に他方側の凹状部30C、30Dの複数対の圧接刃部31、32により複数の切込み部13C、13Dを形成することで、被覆電線W2の被覆12を芯線11から引き剥がすことなく被覆12内の芯線11の一部を被覆12の外方側に露出させる被覆剥ぎの機能を発揮できるようになっている。
より具体的には、芯線保持部35は、各凹状部30A、30B、30C、30Dの圧接刃部31、32よりも凹部34の内奥側に位置し、被覆12の切込み部13A、13B、13C、13D内に入り込む状態で被覆電線W1またはW2の芯線11を保持している。
以下、凹状部30A、30B側の芯線保持部35を例にその詳細構成を説明するが、凹状部30C、30D側の芯線保持部35についても同様に構成される。
図3(a)および図3(b)に示すように、芯線保持部35は、被覆電線W1の芯線11を半周以上取り囲む馬蹄形の内周壁面35aを有している。
芯線11が複数本の素線11eで構成され、圧接刃部31、32の間で芯線11の横断面形状が略楕円形になる場合、内周壁面35aの半径rhは、被覆電線W1の芯線11の半径rcに対して、凹部34の深さ方向では大きく、図3(a)中の最小刃先間隔B(離間距離)の方向では小さくなるように設定される。すなわち、内周壁面35aの半径rhは、凹部34の深さ方向では芯線11の半径rc以上に設定されている(rc≦rh)が、これと直交する図3(a)中の最小刃先間隔Bの方向では芯線11の半径rc未満に設定される(rc>rh)。また、芯線11が円形圧縮されているか単線の導体線で構成されているような場合、この内周壁面35aの半径rhは、芯線11の半径rcよりわずかに小さい程度に設定されており、各方向で被覆電線W1の被覆12の半径(dp/2)より小さくなっている。この芯線保持部35は、略U字形の凹形状でもよい。内周壁面35aの幅は、略一定で、例えば1mm以下である。
図2(a)および図3(a)に示すように、芯線保持部35の内周壁面35aは、その一端側で圧接刃部31に隣接しており、その他端側で圧接刃部32に隣接している。
さらに、図3(a)および図3(b)に示すように、圧接刃部31、32の圧接刃面31a、32aが最も近接する最小刃先間隔Bは、圧接刃面31a、32aに接続する芯線保持部35の内周壁面35aの両端の間隔、すなわち、芯線保持部35の入口幅と略同一になっている。
この最小刃先間隔Bは、被覆電線W1が圧接刃部31、32の最小刃先間隔Bの部分を通過する際に、被覆12が圧接刃部31、32に圧接して確実に切開され得るように、被覆電線W1の芯線11の直径(2rc)よりわずかに小さい値に設定されている。
スプライス結合部材40は、このように、複数の被覆電線W1、W2を導入可能な複数の一方側の凹状部30A、30Bおよび複数の他方側の凹状部30C、30Dを有しており、複数の芯線保持部35がこれら複数の凹状部30A、30B、30C、30Dの内奥側にそれぞれ一体に形成されている。また、スプライス結合部材40の複数の凹状部30A、30B、30C、30Dの電線導入口36側には、その電線導入口36の入口径Eより小さい離間距離を隔てて複数対の圧接刃部31、32が対向している。
ところで、圧接刃部31、32の各々は、それぞれの圧接刃面31a、32a上で被覆電線W1、W2の軸線方向に被覆12の厚さより小さい間隔を隔てて離間する複数の刃先部分31b、31c、32b、32cを有しており、各芯線保持部35は、被覆電線W1、W2の軸線方向に離間する複数の圧接部分35b、35cを有している(図2参照)。
また、各凹状部30A、30B、30C、30Dには、互いに対向する複数対の刃先部分31b、31c、32b、32cの間を通って長手方向の両端側で開放されるように、連通溝37が形成されている。この連通溝37は、長手方向の中央側では複数の圧接部分35b、35cの間で、被覆電線W1またはW2の周方向に延びている。
図2(b)および図5(a)に示すように、連通溝37の溝幅は、電線導入口36側で狭く、かつ、芯線保持部35側で広くなるように、圧接刃部31、32の形成区間において徐々に変化してもよい。
図4(a)に示すように、連通溝37は、例えば矩形の横断面形状を有しているが、図4(b)に示すようなV字溝形状でもよいし、U字溝や円弧溝でもよい。
また、連通溝37を挟んで離間する圧接刃部31の複数の刃先部分31b、31cあるいは圧接刃部32の複数の刃先部分32b、32cは、図4(a)に示すように同一面上もしくは同一半径上に位置する。ただし、図4(c)に示すように、圧接刃部31の一方の刃先部分31bあるいは圧接刃部32の一方の刃先部分32bが、他方の刃先部分31cまたは32cより突出する主刃先部分となり、他方の刃先部分31cまたは32cが連通溝37を隔てて被覆12の切開部分を拡げる副刃先部となってもよい。
図5(a)および図5(b)に示すように、被覆電線W1の中間部W1aが逆U字形に折り返されてスプライス結合部材40の凹部34内に押し込まれるとき、圧接刃部31、32は被覆12に圧接することで被覆12を部分的に切開して切込み部13A、13Bを形成し、芯線保持部35は切込み部13A、13B内に露出した芯線11を径方向両側から挟圧保持しつつ収納する。
このように被覆電線W1の芯線11に対してスプライス結合部材40が装着されるとき、図5(b)に示すように、芯線保持部35内に保持された芯線11とスプライス結合部材40との間には、連通溝37に沿って連通路38が形成される。
図5(b)中に図示しないが、スプライス結合部材40の近傍では、連通路38を通して、被覆電線W1の被覆12の内部に止水剤が浸透している。ここにいう止水剤は、被覆電線W1、W2の内部に浸透した状態で硬化した樹脂材25の一部となっている。被覆12の外部で硬化した樹脂材25の残部は、切込み部13A、13Bをその両側の被覆12の切断端面部と共に覆うことで、スプライス結合部15に対する防水性を発揮する。
なお、図5(a)は、芯線保持部35によって保持されるときの被覆12の切込み部13A、13Bの一例の開口形状を例示しており、図5(b)は、その切込み部13Aの中心における被覆電線W1の中間部W1aの横断面を凹状部30Aと共に例示している。
スプライス結合部材40は、樹脂材25および被覆12のいずれよりも導電率および熱伝導率が十分に大きい材料、例えば導体である銅(Cu)等の金属からなる。
次に、本実施の形態のワイヤハーネス1の製造方法の一例について説明すると、本実施形態では、まず、図6の折返し曲げ段階に示すように、被覆電線W1の中間部W1aを折返し方向に略U字形状に湾曲させた後、図6の切開部形成段階および図5に示すように、略U字形状の被覆電線W1の中間部W1aに片側からスプライス結合部材40を係合させ、スプライス結合部材40を機能させる。
すなわち、スプライス結合部材40の一方側の凹状部30A、30Cによって、被覆電線W1の湾曲領域の被覆12を芯線11から引き剥がすことなく圧接刃部31、32により切開して、中間部W1aの曲げ中心軸線方向である径方向の両側に、被覆12内の芯線11の一部を被覆12の外方側に露出させる切込み部13A、13Bを形成する。
この切込み部13A、13Bの形成時には、湾曲した被覆電線W1の湾曲領域の被覆12に曲げ外側ほど大きい引張方向の応力が生じる状態で、その近傍および所定距離範囲内で圧接刃部31、32が被覆12に切り込むこととなる。そして、被覆電線W1の中間部W1aに切込み長さ方向の中央部で大きく開口した切込み部13A、13Bが形成される(図5(a)参照)。また、圧接刃部31、32が被覆12側に切り込む深さ位置に位置するとともに、芯線11の一部が被覆12の外方に露出した状態となる。
次いで、スプライス結合部材40の他方側の凹状部30B、30Dによって、被覆電線W2の端末部W2aで被覆12を剥がすことなく圧接刃部31、32により切開し、芯線11の一部を被覆12の外方側に露出させる切込み部13C、13Dを形成する。
次いで、図6の止水剤浸透段階に示すように、保護部材21用の有底筒状体21Mを準備し、その有底筒状体21M内に樹脂材25の材料である低粘度の未硬化の樹脂液L(例えば、熱硬化性エポキシ樹脂液)を所定量だけ投入する。
このとき、被覆電線W1、W2には切込み部13A、13Bが形成され、切込み部13A、13B内に芯線11の一部が露出しているので、低粘度で浸透性の高い樹脂液Lが被覆電線W1の切込み部13A、13Bから被覆12の内方の止水領域内に確実に浸透した状態となる。なお、このとき、スプライス結合部材40の芯線保持部35の内方側では、スプライス結合部材40と芯線11の複数の素線11eとの所要の接触圧が確保されているので、スプライス結合のための電気的接続状態も確保される。
次いで、図6の止水剤熱硬化段階に示すように、被覆電線W1、W2の切込み部13A、13Bを止水剤中に浸漬させた状態の有底筒状体21Mを外側から全体的に加熱して、有底筒状体21Mの筒部23を収縮させるとともに、その筒部23内の未硬化の樹脂液Lを硬化させる。
次に、本実施の形態の作用について説明する。
上述のように構成された本実施の形態においては、被覆電線W1、W2の所定領域内に圧接刃部31、32によって切込み部13A、13B、13C、13D(以下、切込み部13A、13B等という)が形成されるので、被覆電線W1、W2の所定領域における被覆剥ぎ作業を行う必要が無くなる。
また、切込み部13A、13B等を通して、止水剤である未硬化の樹脂液Lを被覆電線W1、W2の被覆12の内方に浸透させるとき、被覆電線W1、W2の芯線11とスプライス結合部材40の間に形成される連通路38を通して、圧接刃部31、32に近接する被覆12の切込み部13A、13Bの内方に止水剤を容易に、かつ、周方向の広範囲にわたって確実に導入できる。
また、有底筒状体21Mの熱収縮および樹脂液Lの熱硬化が外側から始まるときには、有底筒状体21Mの内方における熱硬化性の樹脂液Lの内圧が上昇する傾向となり、切込み部13A、13B等を通して、樹脂液Lが被覆電線W1、W2の被覆12の内方まで確実に浸透する。なお、被覆12の内方に外部から負圧を導入してもよい。
有底筒状体21Mが所定の収縮径まで熱収縮するとともに熱硬化性の樹脂液Lの熱硬化が完了すると、被覆電線W1、W2の防水および止水が可能なスプライス結合部15ができ上がる。
このように、本実施形態においては、高い防水性および止水性を確保できるワイヤハーネス1を、被覆剥ぎ作業無しの良好なスプライス結合作業で提供できることになる。
また、本実施形態では、切込み部13A、13B等の切開状態が、スプライス結合部材40の平行板部41、42に形成された複数対の芯線保持部35によって確実に保持されるので、被覆12の内方への止水剤の浸透状態が安定確保される。
さらに、被覆電線W1、W2の芯線11とスプライス結合部材40との間に、連通溝37に対応する連通路38が形成される。したがって、スプライス結合部材40の圧接刃部31、32によって複数の被覆電線W1、W2の被覆12を切開して芯線11同士をスプライス結合しながらも、連通路38を通してスプライス結合部材40の近傍で被覆電線W1、W2内に止水剤を浸透させることが可能となる。その結果、被覆電線W1、W2の切込み部13A、13B等から被覆12の内方側に止水剤を確実に浸透させ、スプライス結合部15における防水性と止水性を両立させることができる。
加えて、スプライス結合部材40の一対の平行板部41、42が、それぞれ複数の芯線保持部35、複数の凹状部30A、30B、30C、30Dおよび複数対の圧接刃部31、32を有しているので、スプライス結合に要する所要の電気接続状態が安定確保できるとともに、切込み部13A、13B等を一定形状に形成でき、かつ、被覆電線W1、W2に対するスプライス結合部材40の装着作業性も良好となる。
また、止水剤が、被覆電線W1、W2の内部に浸透した状態で硬化した樹脂で形成され、硬化層である樹脂材25が構成されるので、被覆電線W1、W2のスプライス結合部15のシール性のみならず結合強度をも高めることができる。
このように、本実施形態では、被覆電線W1の中間部W1aで露出する芯線11に他の被覆電線W2の芯線11をスプライス結合する作業性と、高い防水性および止水性とを両立させることができるワイヤハーネス1を提供することができる。
(他の実施の形態)
図8は、本発明の他の実施の形態に係る被覆電線の止水構造を備えたワイヤハーネスの概略の製造工程を示している。
上述の一実施形態では、被覆電線W1の中間部W1aを略U字形に折り返すものとしたが、本発明は、折返し曲げを伴わない略真直な被覆電線W1の中間部W1aでスプライス結合する場合にも適用できる。
本実施の形態においては、略真直な被覆電線W1の中間部W1aに外装される保護部材21が、完全閉止用の閉塞部22に代わる環状の止め栓52(閉塞部材)を有しており、止め栓52は、互いに凹凸係合する2つの部品で構成されている。その他の構成は上述の一実施形態と同様であるので、同一または類似構成部分については図1ないし図7に示した対応する構成要素の符号を用いて、以下、相違点について説明する。
具体的には、止め栓52は、図8の止水剤浸透段階に示すように、一対の略半筒状の栓部材52a、52bを凹凸嵌合により一体的に結合させた環状体で構成されている。また、この止め栓52の内周面側には、軸方向に離間する不図示の複数の環状リブが設けられており、その内径は、被覆12の外径よりわずかに小さくなっている。すなわち、止め栓52は、被覆12の外周に所定の締め代で密着している。
本実施形態でも、スプライス結合部材40によって、被覆電線W1、W2の被覆12を芯線11から引き剥がすことなく圧接刃部31、32により切開して、被覆電線W1、W2の径方向の両側に、被覆12内の芯線11の一部を被覆12の外方側に露出させる切込み部13A、13B等を形成することができる。したがって、本実施形態においても、上述の一実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上述の各実施形態では、スプライス結合部材40は、一対の平行板部41、42の両端側に逆向き凹状部30A、30Bおよび凹状部30C、30Dを形成する構成となっていた。しかし、スプライス結合部材40は、平行板部41に相当する1枚の板状体のみで構成されてもよいし、3枚以上の平行板部を有していてもよい。
また、各平行板部41、42の板形状は、長方形以外の多角形、楕円形等の非円形形状、あるいは円形であってもよく、図3(a)に示す平行板部41のような略長方形の板形状の角部を切除して、その全体形状を略長八角形や略楕円形にすることもできる。各平行板部41、42にそれぞれ圧接刃部31、32を有する3つ以上の凹状部を放射外方に開くように設けてもよい。
さらに、圧接刃部31、32は、略U字形状に折り返された被覆電線W1の中間部W1aのうち片側1本分の被覆12に対して切込み部13A、13Bを形成できるものであればよく、短縮したり、凹部34の入口側で圧接刃部31、32の刃先をつぶしたりしてもよい。また、スプライス結合部材40は、銅製でなく、他の導体金属製でもよい。勿論、樹脂液Lは、熱硬化型でなく、湿気硬化型等でもよい。
以上のように、本発明は、スプライス結合の良好な作業性とスプライス結合部における防水性および止水性を確保できるワイヤハーネスを提供することができ、被覆電線の中間部でその芯線と他の電線の芯線とを接合するスプライス結合部を有するワイヤハーネス全般に有用である。
1 ワイヤハーネス
11 芯線
12 被覆(絶縁被覆材)
13A、13B、13C、13D 切込み部
15 スプライス結合部
25 樹脂材(止水剤)
30A、30B、30C、30D 凹状部
31、32 圧接刃部
31b、31c、32b、32c 刃先部分
35 芯線保持部(導体接触部)
35a 内周壁面
35b、35c 圧接部分
36 電線導入口
37 連通溝
38 連通路
40 スプライス結合部材
41、42 平行板部
B 最小刃先間隔(離間距離)
W1、W2、Wn 被覆電線
W1a 中間部
W2a 端末部

Claims (4)

  1. それぞれ絶縁被覆材により被覆された芯線の一部を軸線方向の一部で前記絶縁被覆材の外方に露出させた複数の被覆電線と、前記複数の被覆電線の前記芯線に接触する複数の導体接触部を有するスプライス結合部材と、を備えたワイヤハーネスであって、
    前記スプライス結合部材が、前記被覆電線を導入可能な複数の凹状部を有するとともに、前記複数の導体接触部が前記複数の凹状部の内奥側に一体に形成され、
    前記スプライス結合部材の前記複数の凹状部の電線導入口側には、該電線導入口の入口径より小さい離間距離を隔てて対向する複数対の圧接刃部が設けられ、
    前記圧接刃部の各々が、前記被覆電線の軸線方向に前記被覆の厚さより小さい間隔を隔てて離間する複数の刃先部分を有するとともに、前記導体接触部が、前記被覆電線の軸線方向に離間する複数の圧接部分を有しており、
    前記複数の凹状部の各々に、互いに対向する複数対の前記刃先部分の間を通って両端側で開放され、前記複数の圧接部分の間で前記被覆電線の周方向に延びる連通溝が形成されていることを特徴とするワイヤハーネス。
  2. 前記被覆電線の前記芯線と前記スプライス結合部材との間に前記連通溝に沿って形成される連通路を通して前記スプライス結合部材の近傍で前記被覆電線の内部に止水剤が浸透していることを特徴とする請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記スプライス結合部材が、前記被覆電線の軸線方向に互いに離間する複数の平行板部と該複数の平行板部同士を一体に結合する結合部とによって構成され、
    前記複数の平行板部の各々が、前記複数の導体接触部、前記複数の凹状部および前記複数対の圧接刃部を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記止水剤が、前記被覆電線の内部に浸透した状態で硬化した樹脂によって形成されていることを特徴とする請求項2に記載のワイヤハーネス。
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