JP2017075941A - 酵素電極 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストの抑制且つ保存安定性向上を図る。【解決手段】電極と、電極と接触し、架橋剤,導電性高分子,及び電極との間で電子授受を行う酵素であって電子伝達サブユニットを含まない酵素を含む検知層とを含む酵素電極である。【選択図】図4

Description

本発明は、電荷移動律速電流を測定するための酵素電極に関する。
基材としての電極と、該電極の表面に酵素及び導電性粒子を架橋剤やバインダを用いて固定化した検知層とを含む酵素電極がある。酵素電極の中には、検知層中の酵素と電極との間で行われる電子の授受による電荷移動律速電流を測定して目的の物質の濃度を測定するものがある。
電荷移動律速電流を測定する酵素電極としては、例えば、検知層に酵素、導電性粒子及び架橋剤を含む酵素電極がある(例えば、特許文献1)。また、検知装置に酵素,導電性粒子,及び導電性高分子を含む酵素電極がある(例えば、特許文献2)。
特開2014−006154号公報 特開2014−006155号公報
電荷移動律速電流を測定する酵素電極は、微量の試料中の目的物質の濃度を好適に測定し得る。しかし、特許文献1や特許文献2に開示された酵素電極については、製造コストや保存安定性の面において改良の余地がある。
本発明は、製造コストを抑えることができ、且つ保存安定性の向上を図ることのできる酵素電極を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、電極と、前記電極と接触し、架橋剤,導電性高分子,及び前記電極との間で電子授受を行う酵素であって電子伝達サブユニットを含まない酵素を含む検知層とを含む酵素電極である。
本発明に係る酵素電極における酵素は、例えば、酸化還元酵素である。また、酵素は、例えば、電子伝達サブユニットを含まないチトクロムデヒドロゲナーゼである。
本発明の他の側面は、電極上に、前記電極と接触し、架橋剤,導電性高分子,及び前記電極との間で電子授受を行う酵素であって電子伝達サブユニットを含まない酵素を含む検知層を形成することを含む酵素電極の製造方法である。
本発明によれば、製造コストを抑えることができ、且つ保存安定性の向上を図ることのできる酵素電極を提供することが可能となる。
図1は、一実施形態に係る酵素電極の構造を模式的に示す図である。 図2は、本発明の測定装置の一態様を示す模式図である。 図3は、本発明の測定装置を用いた測定プログラムの一態様を示すフローチャートである。 図4は、実施例1及び比較例1の酵素電極を用いて得られた応答電流値に基づいて作成された検量線の比較を示すグラフである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る酵素電極について説明する。以下に説明する実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
<酵素電極の構成>
図1は、実施形態に係る酵素電極を模式的に示した図である。図1において、酵素電極Aは、電極1と、電極1の表面(図1では上面)に形成された検知層2とを備える。
(電極)
電極1は、金(Au),白金(Pt),銀(Ag),パラジウムのような金属材料、或いはカーボンのような炭素材料を用いて形成される。電極1は、例えば、図1に示すような絶縁性基板3上に形成される。絶縁性基板3は、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレン(PE)のような熱可塑性樹脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂のような各種の樹脂(プラスチック)、ガラス、セラミック、紙のような絶縁性材料で形成される。電極1をなす電極材料及び絶縁性基板3の材料は、公知のあらゆる材料を適用することができる。電極1及び絶縁性基板3の大きさ、厚さは適宜設定可能である。以下、絶縁性基板3と電極1との組合せを「基材」と呼ぶこともある。
(検知層)
検知層2は、電極1と接触し、酵素4と、導電性高分子5と、糖6と、架橋剤7と、を含んでおり、電子メディエータを含んでいない。実施形態に係る酵素電極を用いて測定されるのは、測定対象物質に由来する電子の電極への移動に基づく電荷移動律速電流である。これは、酵素と測定対象物質との反応によって、当該酵素から電極へ電子が移動することで生じる電流であり、時間に依存しない定常電流であり、好ましくは電気二重層の充電による過渡電流発生後の定常電流である。
電荷移動律速電流を測定するためには、作用電極を“直接電子移動型の酵素電極”とすることが好ましい。ここで、“直接電子移動型の酵素電極”とは、試薬層で酵素反応により生じた電子が、電子伝達メディエータのような酸化還元物質が関与することなく直接に或いは導電性高分子を介して、電極に伝達されることで、酵素と電極との間の電子授受が行われるタイプの酵素電極である。
なお、電子伝達メディエータを用いる場合でも、電子伝達メディエータが固定化されており拡散しないような場合は電荷移動律速電流を測定することができる。
図1に示すように、検知層2内において、酵素4の分子は、架橋剤7によって架橋され、さらに、導電性高分子5によって複雑に絡み合った構造を有している。酵素反応により生じた電子は、直接的に、または、導電性を有する導電性高分子5を伝って電極1に移動することができる。すなわち、実施形態に係る酵素電極Aは、検知層2における直接電子移動によって酵素4と電極1との間で電子授受が行われる。
なお、生理学的反応系において直接電子移動が起こる限界距離は1−2nmと云われており、電極と酵素から構成される電気化学的な反応系における電子授受においてもこれより長い距離では、メディエータの移動(例えば拡散による移動)を伴わない限りは電極上での電子授受の検知が困難となる。よって、検知層2内では、酵素4の活性部位(酵素反応により電子を生じる部位)と、導電性高分子5の導電性部位とが電子移動に好適な距離
関係、すなわち、好適な電子移動が起こる程度に導電性部位が活性部位と近い状態となっている。
(酵素)
酵素4は、例えば、酸化還元酵素が挙げられる。例えばグルコースオキシダーゼ(GOD)、ガラクトースオキシダーゼ、ビリルビンオキシダーゼ、ピルビン酸オキシダーゼ、D−又はL−アミノ酸オキシダーゼ、アミンオキシダーゼ、コレステロールオキシダーゼ、コリンオキシダーゼ、キサンチンオキシダーゼ、サルコシンオキシダーゼ、L−乳酸オキシダーゼ、アスコルビン酸オキシダーゼ、アルコールデヒドロゲナーゼ、グルタミン酸デヒドロゲナーゼ、コレステロールデヒドロゲナーゼ、アルデヒドデヒドロゲナーゼ、グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)、フルクトースデヒドロゲナーゼ、ソルビトールデヒドロゲナーゼ、乳酸デヒドロゲナーゼ、リンゴ酸デヒドロゲナーゼ、グリセロールデヒドロゲナーゼ、17Bヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ、エストラジオール17Bデヒドロゲナーゼ、アミノ酸デヒドロゲナーゼ、グリセルアルデヒド3−リン酸デヒドロゲナーゼ、3−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ、ジアホラーゼ、チトクロムオキシドレダクターゼ、カタラーゼ、ペルオキシダーゼ、グルタチオンレダクターゼ等が挙げられる。中でも、糖類の酸化還元酵素であることが好ましく、糖類の酸化還元酵素の例としては、例えば、グルコースオキシダーゼ(GOD)、ガラクトースオキシダーゼ、グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)、フルクトースデヒドロゲナーゼ、ソルビトールデヒドロゲナーゼを挙げることができる。
また、酸化還元酵素は、触媒サブユニット及び触媒ドメインとして、ピロロキノリンキノン(PQQ)、フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)のうち少なくとも一方を含むことができる。例えば、PQQを含む酸化還元酵素として、PQQグルコースデヒドロゲナーゼ(PQQGDH)が挙げられ、FADを含む酸化還元酵素として、FADを含んだαサブユニットを持つチトクロムグルコースデヒドロゲナーゼ(Cy-GDH)、グルコースオキシダーゼ(GOD)が挙
げられる。
また、酸化還元酵素は、電子伝達サブユニット若しくは、電子伝達ドメインを含むことができる。電子伝達サブユニットとしては、例えば、電子授受の機能を持つヘムを有するサブユニットが挙げられる。このヘムを有するサブユニットを含む酸化還元酵素としては、チトクロムを含むものが挙げられ、例えば、グルコースデヒドロゲナーゼや、PQQGDHとチトクロムとの融合蛋白質を適用することができる。
また、電子伝達ドメインを含む酵素としては、コレステロールオキシダーゼ、キノヘムエタノールデヒドロゲナーゼ(QHEDH (PQQ Ethanol dh)が挙げられる。さらに、電子伝達ドメインは、電子授受の機能を持つヘムを有するチトクロムを含むドメインを適用するのが好ましい。例えば、 "QHGDH" (fusion enzyme; GDH with heme domain of QHGDH))、ソルビトールデヒドロゲナーゼ(Sorbitol DH)、D-フルクトースデヒドロゲナーゼ(Fructose DH)、Agrobacterium tumefasience由来のグルコース-3-デヒドロゲナーゼ(Glucose-3-Dehydrogenase)(G3DH from Agrobacterium tumefasience)、セロビオースデヒドロゲナーゼが挙げられる。なお、上述したチトクロムを含むサブユニットの例示であるPQQGDHとチトクロムとの融合蛋白質、及びチトクロムを含むドメインの例示であるPQQGDHのチトクロムドメインは、例えば、国際公開WO2005/030807号公報に開示されている。
また、酸化還元酵素は、少なくとも触媒サブユニットおよび電子受容体の機能を持つヘムを有するチトクロムを含むサブユニットから構成されているオリゴマー酵素を適用するのが好ましい。
但し、本実施形態では、酵素として、電子伝達サブユニット又は電子伝達ドメインを有
しない酸化還元酵素が用いられる。一例としては、チトクロムグルコースデヒドロゲナーゼ(Cy-GDH)が挙げられる。Cy−GDHは、電子伝達サブユニットβと、触媒サブユニットαと、触媒サブユニットγとを有する。本実施形態では、酵素として、電子伝達サブユニットβを有しない(触媒サブユニットα及びγを有する)Cy−GDHを用いる。
電子伝達サブユニットβを有しないCy−GDHは、電子伝達サブユニットβ,触媒サブユニットα及び触媒サブユニットγを有するCy−GDHよりも安価に入手することができる。よって、電子伝達サブユニットβを有しないCy−GDHが検知層2に含まれる酵素として適用されることで、酵素電極の製造コストを抑えることができる。
また、電子伝達サブユニットβを有しないCy−GDHは、電子伝達サブユニットβ,触媒サブユニットα及び触媒サブユニットγを有するCy−GDHよりも物質としての安定性が高い。このことは、電子伝達サブユニットβを有しないCy−GDHが適用された酵素電極(バイオセンサ)は、電子伝達サブユニットβ,触媒サブユニットα及び触媒サブユニットγを有するCy−GDHが適用された酵素電極(バイオセンサ)よりも長期保存が利くことを意味する。従って、製品寿命の長い、電荷移動律速測定型の酵素電極を得ることができる。
(導電性高分子)
導電性高分子5としては、ポリピロール、ポリアニリン、ポリスチレンスルホネート、ポリチオフェン、ポリイソチアナフテン、ポリエチレンジオキシチオフェン(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)ポリ(スチレンスルホネート))、又はこれらの組み合わせ等が挙げられる。これらの市販品として、例えば、ポリピロールとして、例えば、「SSPY」(3−メチル−4−ピロールカルボン酸エチル)(化研産業株式会社製)等がある。また、ポリアニリンとして、例えば「AquaPASS 01−x」(ティーエ
ーケミカル社製)等がある。また、ポリスチレンスルホネートとして、例えば「ポリナス」(東ソー有機化学株式会社製)等がある。ポリチオフェンとして、例えば「エスペイサー100」(ティーエーケミカル社製)等がある。ポリイソチアナフテンとして、例えば「エスペイサー300」(ティーエーケミカル社製)等がある。ポリエチレンジオキシチオフェン(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)ポリ(スチレンスルホネート))として、例えば、「PEDOT−PSS」(Polyscience Inc.,)等
がある。
また、様々な属性(例えば、水溶性)を有する導電性高分子を適用することができる。導電性高分子5の官能基は、水酸基又はスルホ基を有することが好ましい。
(糖)
検知層2は、酵素と架橋剤と導電性高分子に加えて、図1に示すように糖6を含むことができる。糖6は酵素4の基質とならない糖であり、糖6の構成糖の数は、例えば、1〜6であり、好ましくは2〜6である。これらはD体、L体のいずれであってもよく、またその混合物であっても良く、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。ただし、グルコースなどの糖を測定対象とするときは、糖6として、測定対象の糖とは異なる糖であって、酵素4の基質とならない糖を用いる。
二糖類としては、キシロビオース、アガロビオース、カラビオース、マルトース、イソマルトース、ソホロース、セロビオース、トレハロース、ネオトレハロース、イソトレハロース、イヌロビオース、ビシアノース、イソプリメベロース、サンブビオース、プリメベロース、ソラビオース、メリビオース、ラクトース、リコビオース、エピセロビオース、スクロース、ツラノース、マルツロース、ラクツロース、エピゲンチビオース、ロビノビオース、シラノビオース、ルチノース等が挙げられる。三糖類としては、グルコシルト
レハロース、セロトリオース、カコトリオース、ゲンチアノース、イソマルトトリオース、イソパノース、マルトトリオース、マンニノトリオース、メレンジトース、パノース、プランテオース、ラフィノース、ソラトリオース、ウンベリフェロースなどが挙げられる。
四糖類としては、マルトシルトレハロース、マルトテトラオース、スタキオースなどが挙げられる。五糖類としては、マルトトリオシルトレハロース、マルトペンタオース、ベルバスコースなどが挙げられる。六糖類としてはマルトヘキサオースなどが挙げられる。
(架橋剤)
架橋剤7の種類として、具体的には、アルデヒド基含有化合物として、グルタルアルデヒド、ホルムアルデヒド、マロンアルデヒド、テレフタルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、バレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、シンナムアルデヒド、ニコチアルデヒド、グリセルアルデヒド、グリコアルデヒド、スクシンアルデヒド、アジプアルデヒド、イソフタルアルデヒド、テレフタルアルデヒドなどが挙げられる。カルボジイミド基含有化合物として、ヘキサメチレンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1,12−ジイソシアネートドデカン、ノルボルナンジイソシアネート、2,4−ビス−(8−イソシアネートオクチル)−1,3−ジオクチルシクロブタン、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどが挙げられる。またカルボジイミド基含有化合物はカルボジライトV−02、カルボジライトV−02−L2、カルボジライトV−04、カルボジライトV−06、カルボジライトE−02、カルボジライトV−01 、カルボジライトV−
03、カルボジライトV−05、カルボジライトV−07、カルボジライトV−09(何れも商品名、日清紡績株式会社製)などとして市販されている。
マレイミド基含有化合物として、m−マレイミドベンゾイル−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル、スルホスクシンイミジル4−(p−マレイミドフェニル)ブチレート、m−マレイミドベンゾイルスルホスクシンイミドエステル、N−γ−マレイミドブチリルオキシスクシンイミドエステル、スクシンイミジル4−(N−マレイミドメチル)シクロヘキサン1−カルボキシレート、N−スクシニミジル−2−マレイミド酢酸、N−スクシニジル−4−マレイミド酪酸、N−スクシニジル−6−マレイミドヘキサン酸、N-スク
シニジル−4−マレイミドメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸、N−スルホスクシニジル−4−マレイミドメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸、N−スクシニジル−4−マレイミドメチル安息香酸、N−スクシニジル−3−マレイミド安息香酸、N-スクシニ
ジル−4−マレイミドフェニル−4−酪酸、N−スルホスクシニジル−4−マレイミドフェニル−4−酪酸、N,N’−オキシジメチレン−ジマレイミド、N,N’−o−フェニレン-ジマレイミド、N,N’−m−フェニレン−ジマレイミド、N,N’−p−フェニレン-ジマレイミド、N,N’−ヘキサメチレン−ジマレイミド、N−スクシニジルマレイミド
カルボン酸などが挙げられる。また、サンフェルBM−G(三新化学工業株式会社製)などの市販品も挙げられる。
オキサゾリン基含有化合物として、2,2’−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−メチレン− ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−エチレン−ビス−(2−オキサ
ゾリン)、2,2’−トリメチレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−テトラメチレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−ヘキサメチレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−オクタメチレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−エチレン−ビス−(4,4’−ジメチル−2−オキサゾリン)、2,2’−p−フェニレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−m−フェニレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−m−フェニレン−ビス−(4,4’−ジメチル−2−オキサゾリン)、ビス−
(2−オキサゾリニルシクロヘキサン)スルフィド、ビス−(2−オキサゾリニルノルボルナン)スルフィドなどのオキサゾリン化合物が挙げられる。
また、付加重合性オキサゾリン化合物として2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−エチル−2−オキサゾリンなどが挙げられ、これらの1種もしくは2種以上の化合物を重合または共重合したものを使用可能である。
また、オキサゾリン基含有化合物は、エポクロスWS−500、エポクロスWS−700、エポクロスK−1010E、エポクロスK−1020E、エポクロスK−1030E、エポクロスK−2010E、エポクロスK−2020E、エポクロスK−2030E、エポクロスRPS−1005、エポクロスRAS−1005 (いずれも株式会社日本触媒社製)、NKリンカーFX(新中村化学工業株式会社製)などとして市販されている。
エポキシ基含有化合物として、具体的には、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、などが挙げられ、これらの化合物を2種以上併用して用いることもできる。またエポキシ基含有化合物は、デナコールEX−611、デナコールEX−612、デナコールEX−614、デナコールEX−614B、デナコールEX−512、デナコールEX−521、デナコールEX−421、デナコールEX−313、デナコールEX−314、デナコールEX−321、デナコールEX−810、デナコールEX−811、デナコールEX−850、デナコールEX−851、デナコールEX−821、デナコールEX−830、デナコールEX−832、デナコールEX−841、デナコールEX−861、デナコールEX−911、デナコールEX−941、デナコールEX−920、デナコールEX−145、デナコールEX−171(いずれも商品名、ナガセケムテックス株式会社製)、SR−PG、SR−2EG、SR−8EG、SR−8EGS、SR−GLG、SR−DGE、SR−4GL、SR−4GLS、SR−SEP(いずれも商品名、阪本薬品工業株式会社製)、エポライト200E、エポライト400E、エポライト400P(いずれも共栄社化学株式会社製)、などとして市販されている。
架橋剤の種類は、上記化合物、市販品に限定されず、アルデヒド基、マレイミド基、カルボジイミド基、オキサゾリン基、エポキシ基の少なくとも1つの官能基を含む化合物であってもよい。また架橋剤の形態も限定されず、モノマー、ポリマーの何れの形態であっても良い。
(導電性粒子)
検知層2は、さらに導電性粒子を含むことができる。導電性粒子は、金、白金、銀、パラジウムのような金属製粒子、或いは、炭素を材料とした高次構造体を適用することができる。高次構造体は、例えば、導電性カーボンブラック,カーボンナノチューブ(CNT)、フラーレンのような、炭素粒子又は炭素微粒子を含むことができる。導電性カーボンブラックは、例えば、ケッチェンブラック(デグザ製)、ブラックパール(キャボット)などである。
なお、検知層2の表面は、セルロースアセテートのような外層膜によって被覆されてもよい。外層膜の原料としては、その他、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケトン等
が挙げられる。
(酵素電極の作製方法)
上記した酵素電極Aは、例えば、以下のようにして作製される。すなわち、絶縁性基板3の片面に、電極1として機能する金属層を形成する。例えば、所定の厚さ(例えば100μm程度)のフィルム状の絶縁性基板3の片面に、金属材料を物理蒸着(PVD,例えばスパッタリング)、或いは化学蒸着(CVD)によって成膜することによって、所望の厚さ(例えば30nm程度)を有する金属層が形成される。金属層の代わりに、炭素材料で形成された電極層を形成することもできる。
次に、電極1上に検知層2が形成される。すなわち、酵素4、導電性高分子5、糖6、架橋剤7を含有する溶液(試薬)が調製される。ここで、糖の濃度は0.1〜2重量%が好ましく、0.2〜2重量%がより好ましい。溶液(試薬)は、電極1の表面に滴下される。溶液(試薬)が電極1上で乾燥により固化することで、電極1上に検知層2が形成された酵素電極Aを得ることができる。
実施形態に係る酵素電極を用いることにより、試料中に含まれる被検物質の濃度を電荷移動律速電流に基づいて測定することができる。ここで、測定対象物質としては本発明の酵素電極を用いた測定方法によって測定可能な物質であれば特に制限されないが、生体由来の物質であって疾患や健康状態の指標となりうる物質であることが好ましく、例えば、グルコースやコレステロールなどが挙げられる。試料は測定対象物質を含む試料であれば特に制限されないが、生体試料が好ましく、血液、尿などが挙げられる。
(バイオセンサ)
実施形態に係る酵素電極はグルコースセンサなどのバイオセンサに使用できる。バイオセンサは、酵素電極とともに対極となる電極を含む。対極としては、バイオセンサの対極として一般的に使用できるものであればよいが、例えば、スクリーン印刷により製膜したカーボン電極や、物理蒸着(PVD,例えばスパッタリング)、或いは化学蒸着(CVD)によって成膜した金属電極や、スクリーン印刷により製膜した銀/塩化銀電極を用いることができる。また、銀/塩化銀電極やスクリーン印刷により製膜したカーボン電極や、
物理蒸着(PVD,例えばスパッタリング)、或いは化学蒸着(CVD)によって成膜した金属電極を参照極とした3電極系を用いてもよい。
(測定装置)
次に、実施形態に係る酵素電極を用いて物質の濃度を測定する測定装置について説明する。ここでは、酵素電極を用いたバイオセンサの一例であるグルコースセンサを使用したグルコース測定装置について例示する。但し、測定装置は、グルコース測定装置に限定されず、酵素電極(バイオセンサ)の測定対象物質によって測定装置の用途は変わる。
図2は、測定装置B内に収容された主な電子部品の構成例を示す。制御コンピュータ18,ポテンショスタット19,電力供給装置11が、筐体内に収容された基板20上に設けられている。制御コンピュータ18は、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)のようなプロセッサと、メモリ(RAM(Random Access
Memory),及びROM(Read Only Memory))のような記録媒体と、通信ユニットとを含んでいる。
プロセッサが記録媒体(例えばROM)に記憶されたプログラムをRAMにロードして実行することによって、制御コンピュータ18は、出力部10、制御部12、演算部13及び検出部14を備えた装置として機能する。なお、制御コンピュータ18は、半導体メモリ(EEPROM,フラッシュメモリ)やハードディスクのような、プログラムやデー
タを記憶する補助記憶装置を含んでいても良い。
制御部12は、電圧印加のタイミング,印加電圧値などを制御する。電力供給装置11は、バッテリ16を有しており、制御コンピュータ18やポテンショスタット19に動作用の電力を供給する。なお、電力供給装置11は、筐体の外部に置くこともできる。
ポテンショスタット19は、作用極の電位を参照電極に対して一定にする装置であり、制御部12によって制御される。ポテンショスタット19は、端子CR,Wを用いて、グルコースセンサ17の対極と作用極との間に所定の電圧を印加し、端子Wで得られる作用極の応答電流を測定し、応答電流の測定結果を検出部14に送る。
演算部13は検出された電流値から測定対象物質の濃度の演算を行い、記憶する。出力部10は、表示ユニット15との間でデータ通信を行い、演算部13による測定対象物質の濃度の演算結果を表示ユニット15に送信する。表示ユニット15は、例えば、測定装置Bから受信されたグルコース濃度の演算結果を所定のフォーマットで表示画面に表示することができる。
図3は、制御コンピュータ18によるグルコース濃度測定処理の例を示すフローチャートである。制御コンピュータ18のCPU(制御部12)は、グルコース濃度測定の開始指示を受け付ける。すると、制御部12は、ポテンショスタット19を制御して、作用極への所定の電圧を印加し、作用極からの応答電流の測定を開始する(ステップS01)。なお、測定装置へのセンサの装着の検知を、濃度測定開始指示としてもよい。
次に、ポテンショスタット19は、電圧印加によって得られる応答電流、すなわち、試料内の測定対象物質(ここではグルコース)に由来する電子の電極への移動に基づく電荷移動律速電流、好ましくは、電気二重層の充電による過渡電流発生後、例えば、電圧印加から1〜20秒後の定常電流を測定し、検出部14へ送る(ステップS02)。
演算部13は、電流値に基づいて演算処理を行い、グルコース濃度を算出する(ステップS03)。例えば、制御コンピュータ18の演算部13は、例えば、電極上に配置されたグルコースデヒドロゲナーゼに対応する、グルコース濃度の計算式またはグルコース濃度の検量線データを予め保持しており、これらの計算式または検量線を用いてグルコース濃度を算出する。
出力部10は、グルコース濃度の算出結果を、表示ユニット15との間に形成された通信リンクを通じて表示ユニット15へ送信する(ステップS04)。その後、制御部12は、測定エラーの有無を検知し(ステップS05)、エラーがなければ測定を終了し、グルコース濃度を表示部に表示する。エラーがあればエラー表示をした後に、図3のフローによる処理を終了する。また、算出結果を記憶媒体に保存し、後から算出結果を呼び出して、表示ユニット15に表示し確認することも可能である。なお、図3の例では、算出結果の表示ユニット15への送信(ステップS04)後に、制御部12による測定エラー検知(ステップS05)を行っているが、これらのステップの順番を入れ替えることも可能である。
以下、酵素電極の実施例について説明する。
(試験1)
(試薬溶液の調製)
以下のような実施例1、比較例1に係る2種類の試薬溶液を調製した。
(実施例1)
(処方)
・ケッチェンブラック(三菱カーボンブラック製) 0.6%
・導電性高分子:スルホン化 ポリアニリン水溶液(商品名:aquaPASS−01x
、三菱レイヨン株式会社製): 0.2%
・オキサゾリン基含有ポリマーエポクロスWS-700(日本触媒):3.0%
・酵素(Cy−GDH:γα): 2.5mg/mL
・トレハロース:0.25%(酵素の保護剤)
・リン酸緩衝液(pH5.8): 5mM
なお、“%”は、試薬溶液中に含まれる試薬の重量%濃度を示す。
(比較例1)
(処方)
・ケッチェンブラック(三菱カーボンブラック製):0.6%
・導電性高分子:スルホン化 ポリアニリン水溶液(商品名:aquaPASS−01x
、三菱レイヨン株式会社製): 0.2%
・オキサゾリン基含有ポリマーエポクロスWS-700(日本触媒):3.0%
・酵素(Cy−GDH:γαβ): 2.3mg/mL
・トレハロース:0.25%(酵素の保護剤)
・リン酸緩衝液(pH5.8): 5mM
なお、“%”は、試薬溶液中に含まれる試薬の重量%濃度を示す。このように、比較例1の試薬溶液は、酵素としてサブユニットα,β及びγを有するCy−GDHが用いられている点で、サブユニットα及びγを有するCy−GDHを用いる実施例1の試薬溶液と異なる。
(酵素電極(試料)の作製)
次に、片面に金蒸着によって電極(電極層)が形成された複数の絶縁性基板(基材)を用意し、各絶縁性基板に実施例1、比較例1に係る試薬溶液を夫々分注し、低湿度乾燥炉で30分間放置し、乾燥させた。このようにして、試薬が電極上で固化することにより検知層が形成された実施例1に係る酵素電極(試料)と、比較例1に係る酵素電極(試料)とを得た。
(グルコース濃度の測定)
次に、各酵素電極を用いて、グルコース濃度0,100mg/dL,300mg/dL,600mg/dL,800mg/dLにそれぞれ調整したヒト全血に対する応答電流値の測定を行った。グルコース測定は、電極上に形成された参照極・対極(共にカーボン)、参照極(銀/塩化銀
)を用い、作用極への印加電圧を+200mV(vs.銀/塩化銀)で測定を行った。
(測定結果の評価)
図4は、実施例1及び比較例1の酵素電極を用いて得られた応答電流値に基づいて作成された検量線の比較を示すグラフである。図4に示すように、γα(実施例1)は、γαβ(比較例1)に比べて応答電流値が小さいが、検量線の直線範囲は、充分にグルコースセンサとしての実用に耐えるものであることが分かる。このように、試験1によれば、製造コストを抑えることができ、且つ検知層2の品質の安定性が向上した酵素電極を提供することが可能となる。
実施例1に係る酵素電極は、電荷移動律速電流を測定するものであるので、従来のメディエータを用いる酵素電極のように、物質の拡散状況によって測定値にばらつきがでることを回避し得る。このように、実施形態に係る酵素電極によれば、メディエータを用いる酵素電極よりも定量的な測定が可能であり(測定精度が高く)、保存安定性が向上した酵
素電極を安価に提供し得る。
A・・・酵素電極
1・・・電極
2・・・検知層
3・・・絶縁性基板
4・・・酵素
5・・・導電性高分子
6・・・糖
7・・・架橋剤(主鎖)
7’・・・架橋剤(側鎖)
B・・・測定装置
10・・・出力部
11・・・電力供給装置
12・・・制御部
13・・・演算部
14・・・検出部
15・・・表示ユニット
16・・・バッテリ
17・・・グルコースセンサ
18・・・制御コンピュータ
19・・・ポテンショスタット
20・・・基板
CR、W・・・端子

Claims (4)

  1. 電極と、
    前記電極と接触し、架橋剤,導電性高分子,及び前記電極との間で電子授受を行う酵素であって電子伝達サブユニットを含まない酵素を含む検知層と
    を含む酵素電極。
  2. 前記酵素が酸化還元酵素である
    請求項1に記載の酵素電極。
  3. 前記酵素が、電子伝達サブユニットを含まないチトクロムデヒドロゲナーゼである
    請求項1又は2に記載の酵素電極。
  4. 電極上に、前記電極と接触し、架橋剤,導電性高分子,及び前記電極との間で電子授受を行う酵素であって電子伝達サブユニットを含まない酵素を含む検知層を形成する
    ことを含む酵素電極の製造方法。
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