JP6783109B2 - バイオセンサ - Google Patents

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Description

本発明は、電荷移動律速電流を測定するためのバイオセンサに関する。
基材としての電極と、該電極の表面に酵素及び導電性粒子を架橋剤やバインダを用いて固定化した検知層とを含む酵素電極がある。酵素電極は、酵素反応により生じた電子を受け渡す構造を有する。検知層に酵素、導電性粒子及び架橋剤を含む酵素電極がある(例えば、特許文献1)。また、検知層に酵素、導電性粒子及び導電性高分子を含む酵素電極がある(例えば、特許文献2)。
特開2014−006154号公報 特開2014−006155号公報
特許文献1及び特許文献2の酵素電極には、参照極として銀塩化銀(Ag/AgCl)電極が用いられている。銀塩化銀電極は酸化すると、電極特性が劣化するという問題がある。本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、電極特性の劣化を抑止することができるバイオセンサを提供することを目的とする。
本発明の一側面は、作用極と、対極と、参照極と、前記作用極と接触し、架橋剤,導電性高分子及び前記作用極との間で電子授受を行う酵素を含む検知層と、を備え、前記参照極が分極性電極であるバイオセンサである。
本発明に係るバイオセンサにおける前記作用極及び前記対極が分極性電極であり、前記作用極、前記対極及び前記参照極が、同一の材料で形成されている。本発明に係るバイオセンサにおける前記参照極がカーボン、金、白金又はパラジウムである。
本発明によれば、電極特性の劣化を抑止することができるバイオセンサを提供することが可能となる。
図1は、実施形態に係るバイオセンサの模式図である。 図2は、実施形態に係る酵素電極の模式図である。 図3は、実施形態に係る測定装置の構成の一例を示す図である。 図4は、制御コンピュータによる測定対象物質の濃度測定処理の一例を示すフローチャートである。 図5は、試験1の測定結果を示す図である。 図6は、比較例1の測定結果を示す図である。 図7は、試験1の測定結果及び比較例1の測定結果を示す図である。 図8は、試験2の測定結果を示す図である。 図9は、比較例2の測定結果を示す図である。 図10は、試験2の測定結果及び比較例2の測定結果を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下に挙げる実施形態はそれぞれ例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
(バイオセンサ)
図1は、実施形態に係るバイオセンサ1の模式図であって、バイオセンサ1を部分的に拡大して示している。図1に示すように、バイオセンサ1は、基板2、作用極(作用電極)3、対極(対電極)4、参照極(参照電極)5及び検知層6を備える。作用極3、対極4、及び参照極5は、基板2の上面に形成されている。検知層6は、作用極3上に形成されている。また、バイオセンサ1は、図示しないスペーサ及びカバーを備える。基板2上にスペーサが設けられ、スペーサ上にカバーが設けられることにより、バイオセンサ1の内部にキャピラリが形成される。作用極3にはリード線7が電気的に接続され、対極4にはリード線8が電気的に接続され、参照極5にはリード線9が電気的に接続されている。リード線7、8及び9は、後述する測定装置の端子と電気的に接続される。
基板2、スペーサ及びカバーは、例えば、熱可塑性樹脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、ガラス、セラミック、紙等の絶縁性材料で形成される。熱可塑性樹脂は、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリエチレンテレフタレート(PET)及びポリエチレン(PE)等を含む。基板2、スペーサ及びカバーの材料は、公知のあらゆる材料を適用することができる。基板2、スペーサ及びカバーの大きさ及び厚さ等のサイズは、適宜設定可能である。
作用極3、対極4及び参照極5は、例えば、金(Au),白金(Pt),パラジウム、ルテニウム等の金属材料、或いはカーボン等の炭素材料を用いて形成される。これらの電極材料は、分極性の特性を持つ。したがって、作用極3、対極4及び参照極5は、分極性電極である。分極性電極は、ある電位範囲において外部機器等によって、分極する(電位が変化する)ことが容易な電極である。これに対して、非分極性電極は、外部機器等によって、分極させようとすると、大きな電流が流れるため、分極が起きにくい電極である。銀塩化銀電極は、非分極性電極の一例である。参照極は、非分極性電極を使用することが知られていたが、本願発明では、誠意研究の結果、参照極に分極性電極を用いることが可能であることを見出した。実施形態に係るバイオセンサ1は、分極性電極を参照極5として用いており、銀塩化銀電極を参照極5として用いていない。金,白金,パラジウム,ルテニウム等の金属材料、或いはカーボン等の炭素材料を用いて形成された電極(分極性電極)は、銀塩化銀電極と比較して、酸化に対する耐性が高い。したがって、金,白金,パラジウム,ルテニウム等の金属材料、或いはカーボン等の炭素材料を用いて形成された電極(分極性電極)は、銀塩化銀電極と比較して、電極特性の劣化が抑制される。
作用極3、対極4及び参照極5の材料は、同一であってもよいし、それぞれ異なってもよい。例えば、作用極3、対極4及び参照極5を、金,白金,パラジウム,ルテニウム及びカーボンのうちの何れか一つを用いて形成してもよい。また、例えば、金を用いて作用極3及び対極4を形成し、カーボンを用いて参照極5を形成してもよいし、或いは、カーボンを用いて作用極3及び対極4を形成し、金を用いて参照極5を形成してもよい。更に、他の遷移金属を用いて作用極3、対極4及び参照極5を形成してもよい。
(酵素電極の構成)
図2は、実施形態に係る酵素電極の模式図である。図2において、酵素電極11は、作用極3と、作用極3の表面(図1では上面)に形成された検知層6とを備える。
(検知層)
検知層6は、作用極3と接触し、酵素12と、導電性高分子13と、糖14と、架橋剤15と、を含んでおり、電子メディエータを含んでいない。
実施形態に係る酵素電極11を用いて測定されるのは、測定対象物質に由来する電子の電極への移動に基づく電荷移動律速電流である。これは、酵素12と測定対象物質との反応によって、酵素12から電極へ電子が移動する際に生じる電流であり、時間に依存しない定常電流であり、好ましくは電気二重層の充電による過渡電流発生後の定常電流である。
電荷移動律速電流を測定するためには、作用極3を“直接電子移動型の酵素電極”とすることが好ましい。ここで、“直接電子移動型の酵素電極”とは、試薬層で酵素反応により生じた電子が、電子伝達メディエータのような酸化還元物質が関与することなく直接(導電性高分子13を介する場合も含む)、電極に伝達されることにより、酵素と電極間の電子授受が行われるタイプの酵素電極である。なお、電子伝達メディエータを用いる場合でも、電子伝達メディエータが固定化されており拡散しないような場合は電荷移動律速電流を測定することができる。
図2に示すように、検知層6内において、酵素12の分子は、架橋剤15によって架橋され、さらに、導電性高分子13によって複雑に絡み合った構造を有している。酵素反応により生じた電子は、直接的に、または、導電性を有する導電性高分子13を伝って作用極3に移動することができる。すなわち、実施形態に係る酵素電極11は、検知層6における直接電子移動によって作用極3と酵素12との間で電子授受が行われる。
なお、生理学的反応系において直接電子移動が起こる限界距離は10−20Åと云われており、電極と酵素から構成される電気化学的な反応系における電子授受においてもこれより長い距離では、メディエータの移動(例えば拡散による移動)を伴わない限りは電極上での電子授受の検知が困難となる。よって、検知層6内では、酵素12の活性部位(酵素反応により電子を生じる部位)と、導電性高分子13の導電性部位とが電子移動に好適な距離関係、すなわち、好適な電子移動が起こる程度に導電性部位が活性部位と近い状態となっている。
(酵素)
酵素12は、例えば、酸化還元酵素が挙げられる。例えばグルコースオキシダーゼ(GOD)、ガラクトースオキシダーゼ、ビリルビンオキシダーゼ、ピルビン酸オキシダーゼ、D−又はL−アミノ酸オキシダーゼ、アミンオキシダーゼ、コレステロールオキシダーゼ、コリンオキシダーゼ、キサンチンオキシダーゼ、サルコシンオキシダーゼ、L−乳酸オキシダーゼ、アスコルビン酸オキシダーゼ、アルコールデヒドロゲナーゼ、グルタミン酸デヒドロゲナーゼ、コレステロールデヒドロゲナーゼ、アルデヒドデヒドロゲナーゼ、グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)、フルクトースデヒドロゲナーゼ、ソルビトールデヒドロゲナーゼ、乳酸デヒドロゲナーゼ、リンゴ酸デヒドロゲナーゼ、グリセロールデヒドロゲナーゼ、17βヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ、エストラジオール17βデヒドロゲナーゼ、アミノ酸デヒドロゲナーゼ、グリセルアルデヒド3−リン酸デヒドロゲナーゼ、3−ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ、ジアホラーゼ、チトクロムオキシドレダクターゼ、カタラーゼ、ペルオキシダーゼ、グルタチオンレダクターゼ等が挙げられる。中でも、酵素12は、糖類の酸化還元酵素であることが好ましく、糖類の酸化還元酵素の例としては、例えば、グルコースオキシダーゼ(GOD)、ガラクトースオキシダーゼ、グルコースデヒドロゲナーゼ(GDH)、フルクトースデヒドロゲナーゼ、ソルビトールデヒドロゲナーゼを挙げることができる。
また、酸化還元酵素は、触媒サブユニット及び触媒ドメインとして、ピロロキノリンキ
ノン(PQQ)、フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD)のうち少なくとも一方を含むことができる。例えば、PQQを含む酸化還元酵素として、PQQグルコースデヒドロゲナーゼ(PQQGDH)が挙げられ、FADを含む酸化還元酵素として、FADを含んだαサブユニットを持つチトクロムグルコースデヒドロゲナーゼ(Cy-GDH)、グルコースオキシダーゼ(GOD)が挙
げられる。また、酸化還元酵素は、電子伝達サブユニット若しくは、電子伝達ドメインを含むことができる。電子伝達サブユニットとしては、例えば、電子授受の機能を持つヘムを有するサブユニット挙げられる。このヘムを有するサブユニットを含む酸化還元酵素としては、チトクロムを含むものが挙げられ、例えば、グルコースデヒドロゲナーゼや、PQQGDHとチトクロムとの融合蛋白質を適用することができる。
また、電子伝達ドメインを含む酵素としては、コレステロールオキシダーゼ、キノヘムエタノールデヒドロゲナーゼ(QHEDH (PQQ Ethanol dh)が挙げられる。さらに、電子伝達ドメインは、電子授受の機能を持つヘムを有するチトクロムを含むドメインを適用するのが好ましい。例えば、 "QHGDH" (fusion enzyme; GDH with heme domain of QHGDH))、ソルビトールデヒドロゲナーゼ(Sorbitol DH)、D-フルクトースデヒドロゲナーゼ(Fructose DH)、Agrobacterium tumefasience由来のグルコース-3-デヒドロゲナーゼ(Glucose-3-Dehydrogenase)(G3DH from Agrobacterium tumefasience)、セロビオースデヒドロゲナーゼが挙げられる。なお、上述したチトクロムを含むサブユニットの例示であるPQQGDHとチトクロムとの融合蛋白質、及びチトクロムを含むドメインの例示であるPQQGDHのチトクロムドメインは、例えば、国際公開WO2005/030807号公報に開示されている。また
、酸化還元酵素は、少なくとも触媒サブユニットおよび電子受容体の機能を持つヘムを有するチトクロムを含むサブユニットから構成されているオリゴマー酵素を適用するのが好ましい。
(導電性高分子)
導電性高分子13としては、ポリピロール、ポリアニリン、ポリスチレンスルホネート、ポリチオフェン、ポリイソチアナフテン、ポリエチレンジオキシチオフェン(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)ポリ(スチレンスルホネート))、又はこれらの組み合わせ等が挙げられる。これらの市販品として、例えば、ポリピロールとして、例えば、「SSPY」(3−メチル−4−ピロールカルボン酸エチル)(化研産業株式会社製)等がある。また、ポリアニリンとして、例えば「AquaPASS 01−x」(ティー
エーケミカル社製)等がある。また、ポリスチレンスルホネートとして、例えば「ポリナス」(東ソー有機化学株式会社製)等がある。ポリチオフェンとして、例えば「エスペイサー100」(ティーエーケミカル社製)等がある。ポリイソチアナフテンとして、例えば「エスペイサー300」(ティーエーケミカル社製)等がある。ポリエチレンジオキシチオフェン(ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)ポリ(スチレンスルホネート))として、例えば、「PEDOT−PSS」(Polyscience Inc.)等
がある。また、様々な属性(例えば、水溶性)を有する導電性高分子を適用することができる。導電性高分子13の官能基は、水酸基又はスルホ基を有することが好ましい。
(糖)
糖14は酵素12の基質とならない糖であり、糖14の構成糖の数は、例えば、1〜6であり、好ましくは2〜6である。これらはD体、L体のいずれであってもよく、またその混合物であっても良く、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。ただし、グルコースなどの糖を測定対象とするときは、糖14として、測定対象の糖とは異なる糖であって、酵素12の基質とならない糖を用いる。二糖類としては、キシロビオース、アガロビオース、カラビオース、マルトース、イソマルトース、ソホロース、セロビオース、トレハロース、ネオトレハロース、イソトレハロース、イヌロビオース、ビシアノース、イソプリメベロース、サンブビオース、プリメベロース、ソラビオース、メリビオース、ラクトース、リコビオース、エピセロビオース、スクロース、ツラノー
ス、マルツロース、ラクツロース、エピゲンチビオース、ロビノビオース、シラノビオース、ルチノース等が挙げられる。三糖類としては、グルコシルトレハロース、セロトリオース、カコトリオース、ゲンチアノース、イソマルトトリオース、イソパノース、マルトトリオース、マンニノトリオース、メレンジトース、パノース、プランテオース、ラフィノース、ソラトリオース、ウンベリフェロースなどが挙げられる。四糖類としては、マルトシルトレハロース、マルトテトラオース、スタキオースなどが挙げられる。五糖類としては、マルトトリオシルトレハロース、マルトペンタオース、ベルバスコースなどが挙げられる。六糖類としてはマルトヘキサオースなどが挙げられる。
(架橋剤)
架橋剤15の種類として、具体的には、アルデヒド基含有化合物として、グルタルアルデヒド、ホルムアルデヒド、マロンアルデヒド、テレフタルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、バレルアルデヒド、イソバレルアルデヒド、シンナムアルデヒド、ニコチアルデヒド、グリセルアルデヒド、グリコアルデヒド、スクシンアルデヒド、アジプアルデヒド、イソフタルアルデヒド、テレフタルアルデヒドなどが挙げられる。カルボジイミド基含有化合物として、ヘキサメチレンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、1,12−ジイソシアネートドデカン、ノルボルナンジイソシアネート、2,4−ビス−(8−イソシアネートオクチル)−1,3−ジオクチルシクロブタン、4,4’−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、テトラメチルキシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネートなどが挙げられる。またカルボジイミド基含有化合物はカルボジライトV−02、カルボジライトV−02−L2、カルボジライトV−04、カルボジライトV−06、カルボジライトE−02、カルボジライトV−01、カルボジライトV−03、カルボジライトV−05、カルボジライトV−07、カルボジライトV−09(何れも商品名、日清紡績株式会社製)などとして市販されている。マレイミド基含有化合物として、m−マレイミドベンゾイル−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル、スルホスクシンイミジル4−(p−マレイミドフェニル)ブチレート、m−マレイミドベンゾイルスルホスクシンイミドエステル、N−γ−マレイミドブチリルオキシスクシンイミドエステル、スクシンイミジル4−(N−マレイミドメチル)シクロヘキサン1−カルボキシレート、N−スクシニミジル−2−マレイミド酢酸、N−スクシニジル−4−マレイミド酪酸、N−スクシニジル−6−マレイミドヘキサン酸、N-スクシニジル−4−マレイミド
メチルシクロヘキサン−1−カルボン酸、N−スルホスクシニジル−4−マレイミドメチルシクロヘキサン−1−カルボン酸、N−スクシニジル−4−マレイミドメチル安息香酸、N−スクシニジル−3−マレイミド安息香酸、N-スクシニジル−4−マレイミドフェ
ニル−4−酪酸、N−スルホスクシニジル−4−マレイミドフェニル−4−酪酸、N,N
’−オキシジメチレン−ジマレイミド、N,N’−o−フェニレン-ジマレイミド、N,N
’−m−フェニレン−ジマレイミド、N,N’−p−フェニレン-ジマレイミド、N,N’
−ヘキサメチレン−ジマレイミド、N−スクシニジルマレイミドカルボン酸などが挙げられる。また、サンフェルBM−G(三新化学工業株式会社製)などの市販品も挙げられる。オキサゾリン基含有化合物として、2,2’−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−メチレン− ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−エチレン−ビス−(2−オキサ
ゾリン)、2,2’−トリメチレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−テトラメチレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−ヘキサメチレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−オクタメチレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−エチレン−ビス−(4,4’−ジメチル−2−オキサゾリン)、2,2’−p−フェニレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−m−フェニレン−ビス−(2−オキサゾリン)、2,2’−m−フェニレン−ビス−(4,4’−ジメチル−2−オキサゾリン)、ビス−(2−オキサゾリニルシクロヘキサン)スルフィド、ビス−(2−オキサゾリニルノルボルナン)スルフィドなどのオキサゾリン化合物。また、付加重合性オキサゾリン化合物として2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−
ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−4−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−5−エチル−2−オキサゾリンなどが挙げられ、これらの1種もしくは2種以上の化合物を重合または共重合したものを使用可能である。またオキサゾリン基含有化合物は、エポクロスWS−500、エポクロスWS−700、エポクロスK−1010E、エポクロスK−1020E、エポクロスK−1030E、エポクロスK−2010E、エポクロスK−2020E、エポクロスK−2030E、エポクロスRPS−1005、エポクロスRAS−1005
(いずれも株式会社日本触媒社製)、NKリンカーFX(新中村化学工業株式会社製)など
として市販されている。エポキシ基含有化合物として、具体的には、ソルビトールポリグリシジルエーテル、ポリグリセロールポリグリシジルエーテル、ジグリセロールポリグリシジルエーテル、グリセロールポリグリシジルエーテル、トリメチロールプロパンポリグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールジグリシジルエーテル、プロピレングリコールジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル、などが挙げられ、これらの化合物を2種以上併用して用いることもできる。またエポキシ基含有化合物は、デナコールEX−611、デナコールEX−612、デナコールEX−614、デナコールEX−614B、デナコールEX−512、デナコールEX−521、デナコールEX−421、デナコールEX−313、デナコールEX−314、デナコールEX−321、デナコールEX−810、デナコールEX−811、デナコールEX−850、デナコールEX−851、デナコールEX−821、デナコールEX−830、デナコールEX−832、デナコールEX−841、デナコールEX−861、デナコールEX−911、デナコールEX−941、デナコールEX−920、デナコールEX−145、デナコールEX−171(いずれも商品名、ナガセケムテックス株式会社製)、SR−PG、SR−2EG、SR−8EG、SR−8EGS、SR−GLG、SR−DGE、SR−4GL、SR−4GLS、SR−SEP(いずれも商品名、阪本薬品工業株式会社製)、エポライト200E、エポライト400E、エポライト400P(いずれも共栄社化学株式会社製)、などとして市販されている。架橋剤の種類は、上記化合物、市販品に限定されず、アルデヒド基、マレイミド基、カルボジイミド基、オキサゾリン基、エポキシ基の少なくとも1つの官能基を含む化合物であってもよい。また架橋剤の形態も限定されず、モノマー、ポリマーの何れの形態であっても良い。
(導電性粒子)
検知層6はさらに導電性粒子を含むことが好ましい。導電性粒子は、金、白金、銀、パラジウムのような金属製粒子、或いは、炭素を材料とした高次構造体を適用することができる。高次構造体は、例えば、導電性カーボンブラック,ケッチェンブラック(登録商標)、カーボンナノチューブ(CNT)、フラーレンから選択される微粒子(炭素微粒子)の1種以上を含有することができる。
なお、検知層6の表面は、セルロースアセテートのような外層膜によって被覆されてもよい。外層膜の原料としては、その他、ポリウレタン、ポリカーボネート、ポリメチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ポリプロピレン、ポリエーテルエーテルケトン等が挙げられる。
(酵素電極の作製方法)
上記した酵素電極11は、例えば、以下のようにして作製される。すなわち、基板2の片面に、作用極3、対極4及び参照極5として機能する金属層を形成する。例えば、所定の厚さ(例えば100μm程度)のフィルム状の基板2の片面に、金属材料を物理蒸着(PVD,例えばスパッタリング)、或いは化学蒸着(CVD)によって成膜することによって、所望の厚さ(例えば30nm程度)を有する金属層が形成される。金属層の代わりに、スクリーン印刷により成膜したカーボン等の炭素材料で形成された電極層を形成する
こともできる。
作用極3、対極4及び参照極5を同一の材料で形成する場合、作用極3、対極4及び参照極5の形成を同一工程で行うことが可能となる。例えば、カーボンを用いて作用極3及び対極4を形成し、銀塩化銀を用いて参照極5を形成する場合、作用極3及び対極4を形成するための印刷工程と、参照極5を形成するための印刷工程とが別工程となる。一方、例えば、カーボンを用いて作用極3、対極4及び参照極5を形成する場合、作用極3、対極4及び参照極5を形成するための印刷工程が同一工程となり、銀塩化銀電極を形成するための印刷工程を省くことが可能となる。したがって、作用極3、対極4及び参照極5の形成を同一工程で行うことにより、バイオセンサ1の製造コストを下げることが可能となる。
次に、作用極3上に検知層6が形成される。すなわち、酵素12、導電性高分子13、糖14及び架橋剤15を含有する溶液(試薬)が調製される。ここで、糖14の濃度は0.1〜2重量%が好ましく、0.2〜2重量%がより好ましい。溶液(試薬)は、作用極3の表面に滴下される。溶液(試薬)が作用極3上で乾燥により固化することで、作用極3上に検知層6が形成された酵素電極11を得ることができる。
実施形態に係る酵素電極11を用いることにより、試料中に含まれる被検物質の濃度を電荷移動律速電流に基づいて測定することができる。ここで、測定対象物質としては酵素電極11を用いた測定方法によって測定可能な物質であれば特に制限されないが、生体由来の物質であって疾患や健康状態の指標となりうる物質であることが好ましく、例えば、グルコースやコレステロールなどが挙げられる。試料は測定対象物質を含む試料であれば特に制限されないが、生体試料が好ましく、血液、尿などが挙げられる。
(装置)
次に、実施形態に係る測定装置について説明する。図3は、実施形態に係る測定装置20の構成の一例を示す図である。図3には、測定装置20内に収容された主な電子部品の構成が示されている。測定装置20は、制御コンピュータ21、ポテンショスタット22、電力供給装置23及び表示装置24を備える。制御コンピュータ21、ポテンショスタット22及び電力供給装置23は、筐体25内に収容された基板上に設けられている。
制御コンピュータ21は、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)
のようなプロセッサと、メモリ(RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory))のような記憶装置と、通信ユニットとを有している。プロセッサが、ROMに記憶されたプログラムをRAMにロードして、プログラムを実行することによって、出力部30、制御部31、演算部32及び検出部33を備えた装置として機能する。なお、制御コンピュータ21は、半導体メモリ(EEPROM,フラッシュメモリ)やハードディスクのような、補助記憶装置を含んでいても良い。
制御部31は、電圧印加のタイミング、印加電圧値などを制御する。電力供給装置23は、バッテリ26を有しており、制御コンピュータ21やポテンショスタット22に動作用の電力を供給する。なお、電力供給装置23は、筐体25の外部に置くこともできる。ポテンショスタット22は、作用極3の電位を参照極5に対して一定にする装置であり、制御部31によって制御され、端子CR,Wを用いて、バイオセンサ1の作用極3と対極4との間に所定の電圧を印加し、端子Wで得られる作用極3の応答電流を測定し、応答電流の測定結果を検出部33に送る。
演算部32は、検出された電流値から測定対象物質の濃度の演算を行い、測定対象物質の濃度の演算結果を記憶装置に記憶する。出力部30は、表示装置24との間でデータ通
信を行い、測定対象物質の濃度の演算結果を表示装置24に送信する。表示装置24は、例えば、測定対象物質の濃度の演算結果を所定のフォーマットで表示画面に表示することができる。
図4は、制御コンピュータ21による測定対象物質の濃度測定処理の一例を示すフローチャートである。制御部31は、測定対象物質の濃度測定の開始指示を受け付けると、ポテンショスタット22を制御して、作用極3に所定の電圧を印加し、作用極3からの応答電流の測定を開始する(ステップS101)。なお、測定装置20に対するバイオセンサ1の装着の検知を、濃度測定の開始指示としてもよい。
次に、ポテンショスタット22は、電圧印加によって得られる応答電流を測定し、応答電流値を検出部33へ送る(ステップS102)。これにより、検出部33は、応答電流を検出する。応答電流は、試料内の測定対象物質(ここではグルコース)に由来する電子の電極への移動に基づく電荷移動律速電流である。好ましくは、応答電流は、電気二重層の充電による過渡電流発生後、例えば、電圧印加から1〜20秒後の定常電流である。
演算部32は、応答電流値に基づいて演算処理を行い、グルコース濃度を算出する(ステップS103)。例えば、演算部32は、作用極3上に配置されたグルコースデヒドロゲナーゼに対応する、グルコース濃度の計算式又はグルコース濃度の検量線データを予め保持している。演算部32は、グルコース濃度の計算式又はグルコース濃度の検量線データを用いてグルコース濃度を算出する。
出力部30は、グルコース濃度の算出結果を、表示装置24との間に形成された通信リンクを通じて表示装置24へ送信する(ステップS104)。その後、制御部31は、測定エラーの有無を検知する(ステップS105)。制御部31がエラーを検知しなかった場合(ステップS105:NO)、制御部31は測定を終了し、グルコース濃度を表示装置24に表示する。その後、図4のフローによる処理が終了する。一方、制御部31がエラーを検出した場合(ステップS105:YES)、制御部31はエラーを表示装置24に表示する(ステップS106)。その後、図4のフローによる処理が終了する。
また、制御部31は算出結果を記憶装置に保存し、任意のタイミングで記憶装置から算出結果を読み出して、表示装置24に表示してもよい。ユーザは、算出結果を任意のタイミングで確認することが可能である。なお、ここでは、算出結果の表示装置24への送信(ステップS104)後に、制御部31による測定エラー検知(ステップS105)を行っているが、これらのステップの順番を入れ替えることも可能である。上記では、測定対象物質がグルコースである場合の濃度測定処理を示したが、実施形態はこの濃度測定処理に限定されない。測定対象物質は、グルコースに限らず、他の物質であってもよい。
以下、グルコース濃度の測定試験について説明する。下記の試験1及び比較例1では、3電極系(作用極、対極及び参照極)を用いて、グルコース濃度を0mg/dL,100mg/dL,300mg/dL,600mg/dL,800mg/dLに調整した各試料に対する応答電流値の測定を行った。下記の試験2及び比較例2では、上記の3電極系を用いて、グルコース濃度を0mg/dL,100mg/dL,600mg/dLに調整した各試料に対する応答電流値の測定を行った。また、下記の試験1、比較例1、試験2及び比較例2では、上記の3電極系を用いて、26℃(±1℃)の温度にて、200mVの電位差を電極系に印加するクロノアンペロメトリー法により、応答電流値の測定を行った。
〈試験1〉
試験1における各電極の材料を以下に示す。
・作用極(WE):カーボン(面積0.5mm
・対極(CE):カーボン(面積4.8mm
・参照極(RE):カーボン(面積0.5mm
〈比較例1〉
比較例1における各電極の材料を以下に示す。
・作用極(WE):カーボン(面積0.5mm
・対極(CE):カーボン(面積4.8mm
・参照極(RE):銀塩化銀(面積0.5mm
〈測定結果〉
図5は、試験1の測定結果を示す図である。図6は、比較例1の測定結果を示す図である。図5及び図6では、応答電流値の経時変化(タイムコース)がグラフ化されている。図7は、試験1の測定結果及び比較例1の測定結果を示す図である。図7では、試験1の測定結果及び比較例1の測定結果について、電圧の印加が開始されてから8秒後(電流ピークの5秒後)の応答電流値が、グルコース濃度ごとにプロットされている。図5〜図7に示すように、参照極の材料をカーボンとする場合、参照極の材料を銀塩化銀とする場合と同様の応答電流値が測定されている。
〈試験2〉
試験2における各電極の材料を以下に示す。
・作用極(WE):カーボン(面積0.5mm
・対極(CE):カーボン(面積4.8mm
・参照極(RE):金(面積0.5mm
〈比較例2〉
比較例2における各電極の材料を以下に示す。
・作用極(WE):カーボン(面積0.5mm
・対極(CE):カーボン(面積4.8mm
・参照極(RE):銀塩化銀(面積0.5mm
〈測定結果〉
図8は、試験2の測定結果を示す図である。図9は、比較例2の測定結果を示す図である。図8及び図9では、応答電流値の経時変化(タイムコース)がグラフ化されている。図10は、試験2の測定結果及び比較例2の測定結果を示す図である。図10では、試験2の測定結果及び比較例2の測定結果について、電圧の印加が開始されてから5秒後の応答電流値が、グルコース濃度ごとにプロットされている。図8〜図10に示すように、参照極の材料を金とする場合、参照極の材料を銀塩化銀とする場合と同様の応答電流値が測定されている。
上記の試験1では、参照極の材料をカーボンとし、上記の試験2では、参照極の材料を金とする場合の例を示した。実施形態に係る参照極の材料は、カーボン及び金に限定されず、白金及びパラジウム、ルテニウム等の金属材料、或いは他の炭素材料であってもよい。
1・・・バイオセンサ
2・・・基板
3・・・作用極
4・・・対極
5・・・参照極
6・・・検知層
7、8、9・・・リード線
11・・・酵素電極
12・・・酵素
13・・・導電性高分子
14・・・糖
15・・・架橋剤
20・・・測定装置
21・・・制御コンピュータ
22・・・ポテンショスタット
23・・・電力供給装置
24・・・表示装置
25・・・筐体
26・・・バッテリ
30・・・出力部
31・・・制御部
32・・・演算部
33・・・検出部

Claims (2)

  1. 作用極と、
    対極と、
    参照極と、
    前記作用極と接触し、架橋剤,導電性高分子及び前記作用極との間で電子授受を行う酵素を含む検知層と、
    を備え、
    前記参照極が、分極性電極であり、ルテニウムであるバイオセンサ。
  2. 前記作用極及び前記対極が分極性電極であり、
    前記作用極、前記対極及び前記参照極が、同一の材料で形成されている
    請求項1に記載のバイオセンサ。
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