JP2017075538A - ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法 - Google Patents

ロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】圧縮前後の流体間で熱交換を抑制することによって、圧縮前流体の受熱を抑え、圧縮効率を向上させる。【解決手段】ロータリ圧縮機は、駆動部と、軸線O回りに回転される回転軸と、回転軸の回転に伴って軸線Oに対して偏心回転するピストンロータ13A、13Bと、ピストンロータ13A、13Bを収容する圧縮室Rが内部に形成されるとともに、該圧縮室Rに冷媒を供給する供給流路が形成されたシリンダ12A、12Bと、ピストンロータ13A、13Bによって圧縮された冷媒が排出される吐出空間を形成するハウジング11と、シリンダ12A、12Bを覆うように設けられた断熱部100A、100Bと、を備え、断熱部100A、100Bは、シリンダ12A、12Bと別体をなす部材であり、断熱部100A、100Bの内側に中空部が形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、流体を圧縮するロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法に関するものである。
ロータリ圧縮機は、回転軸と、回転軸を支持する軸受と、回転軸に偏心して取り付けられたピストンロータと、内部にピストンが配置されるシリンダと、を有する。ロータリ圧縮機は、シリンダ内に流入した流体を、ピストンロータの回転を利用して圧縮することで、圧縮流体を生成する。
従来から、ロータリ圧縮機において、流体を圧縮する際に発生する熱が、圧縮前の流体へ熱伝導してしまい、圧縮効率が低下するという課題がある。この問題を解決するために、たとえば、文献1では、断熱部材を用い、圧縮前の流体の加熱を低く抑えたロータリ圧縮機が開示されている。
実開平1−111193号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された装置では、断熱部材として弗素樹脂等で形成された層状の部材で圧縮機を覆うのみであることから、シリンダの内外における圧縮前後の冷媒同士の間で依然として熱交換が生じてしまう。これにより、圧縮効率が低下する可能性がある。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、ロータリ圧縮機における、圧縮前後における流体同士の熱の授受を抑制し、圧縮効率の向上を図ることを目的とする。
上記の問題を解決するために、本発明は以下の手段を採用している。すなわち、本発明の一態様に係るロータリ圧縮機は、駆動部と、該駆動部によって軸線回りに回転される回転軸と、該回転軸に一体に設けられて、前記回転軸の回転に伴って前記軸線に対して偏心回転するピストンロータと、該ピストンロータを収容する圧縮室が内部に形成されるとともに、該圧縮室に冷媒を供給する供給流路が形成されたシリンダと、前記シリンダを囲うことで該シリンダとの間に前記ピストンロータによって圧縮された冷媒が排出される吐出空間を形成するハウジングと、前記吐出空間における前記シリンダの外面側で前記シリンダを覆うように設けられた断熱部と、を備え、前記断熱部は、前記シリンダと別体をなす部材であり、前記断熱部の内側に中空部が形成されている。
このような構成によれば、断熱部がシリンダを覆うことで、吐出空間に排出された冷媒と、シリンダ及び供給流路中の冷媒との間で熱の授受が生じる可能性を低減することができる。さらに、このような構成によれば、断熱部をシリンダ、及び軸受部と別体とすることで、既設の装置に対しても容易にこれを適用することができる。加えて、冷媒の種類に応じて断熱部を着脱することで、装置の汎用性を高めることができる。加えて、このような構成によれば、断熱部の内部に空間が形成されているため、さらに十分な断熱効果を得られる。
さらに本発明の一態様に係るロータリ圧縮機では、前記シリンダは軸線を中心とした筒状をなして該筒状の内部空間が前記圧縮室とされるとともに、前記断熱部は前記シリンダの外面側の一部である前記軸線方向の端面側で該シリンダを覆っていてもよい。
このような構成によれば、シリンダが軸線方向の端面側から断熱部によって覆われるため、圧縮室内部を流通する冷媒と、その外面側を流通する冷媒との間における熱の授受を低減することができる。
さらに、本発明の一態様に係るロータリ圧縮機では、前記断熱部は、前記シリンダの前記軸線方向の両方の端面側で前記シリンダを挟み込むように該シリンダを覆っていてもよい。
このような構成によれば、軸線方向におけるシリンダの両方の端面側が断熱部に覆われることで、圧縮前後における冷媒同士の熱の授受をさらに低減することができる。
さらに、本発明の一態様に係るロータリ圧縮機では、前記回転軸を回転可能に支持する軸受本体、及び、前記シリンダの端面に当接する張出部を有する軸受部を備え、前記シリンダの端面と前記断熱部との間に前記張出部が介在するように構成されてもよい。
このような構成によれば、シリンダの端面に張出部が当接する場合であっても、シリンダの端面と張出部との間に断熱プレートを設けることが可能である。これにより、既設の圧縮機に対しても断熱部を追設することで、圧縮機としての性能を向上させることができる。
さらに、本発明の一態様に係るロータリ圧縮機では、前記断熱部は、前記シリンダの少なくとも一部を前記軸線の径方向外側から覆うように構成されてもよい。
このような構成によれば、断熱部がシリンダの少なくとも一部を軸線の径方向外側から覆うことで、該シリンダからの径方向外側への熱の伝播を抑制することができる。
さらに、本発明の一態様に係るロータリ圧縮機の製造方法は、軸線に対して偏心回転するピストンロータと、前記ピストンロータを収容する圧縮室が内部に形成されるとともに、該圧縮室に冷媒を供給するシリンダと、前記シリンダを囲うことで、該シリンダとの間に前記ピストンロータによって圧縮された冷媒が排出される吐出空間を形成するハウジングと、前記吐出空間における前記シリンダの外面側で前記シリンダを覆うように設けられ、内側に潤滑油が充填されるとともに前記吐出空間に連通する中空部が形成された断熱部と、を備えるロータリ圧縮機の製造方法であって、前記吐出空間に前記ピストンロータ、前記シリンダ、及び前記断熱部を配置する工程と、前記吐出空間内に潤滑油を注入する工程と、前記吐出空間に対して真空引きを行うことで、該吐出空間内の空気を外部に吸い出すとともに、前記中空部に潤滑油を充填する工程と、を含む。
このような方法によれば、吐出空間に対して真空引きを行うことのみによって、吐出空間内の空気を外部に吸い出すと同時に、断熱部の中空部に潤滑油を充填することができる。これにより、断熱材として潤滑油を併用することができる。加えて、断熱部(中空部)を完全に密閉することなく断熱部を構成することができるため、部品の精度等に余裕を持たせることができる。これにより、製造コストを低減することができる。
本発明のロータリ圧縮機、ロータリ圧縮機の製造方法によれば、圧縮前後の流体間で熱交換を抑制することによって、圧縮前流体の受熱を抑え、圧縮効率の向上させることができる。
本発明の第一実施形態におけるロータリ圧縮機の縦断面図である。 図1に示すロータリ圧縮機の主要部を示す縦断面図である。 図2に示す断熱部材のA−A断面図である。 本発明の第一実施形態に係るロータリ圧縮機の変形例を示す縦断面図である。 本発明の第二実施形態に係るロータリ圧縮機の主要部を示す縦断面図である。 図5に示す断熱部材のB−B断面図である。 本発明の第二実施形態に係るロータリ圧縮機の変形例を示す縦断面図である。 本発明の第三実施形態に係るロータリ圧縮機の主要部を示す縦断面図である。 本発明の第一実施形態に係るロータリ圧縮機の製造方法を示すフローチャートである。
以下添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態にかかる圧縮機10(ロータリ圧縮機10)について、図1〜3を参照して説明する。圧縮機10は、後述する断熱プレート100を、回転軸16、軸受部17、またはシリンダ12とは別の部材としたことを特徴とする。
以下、圧縮機10の構成、及び圧縮機10の製造方法を説明し、次いで、圧縮機10の作用・効果について説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る圧縮機10は、駆動部18と、駆動部18によって回転される回転軸16と、回転軸16の回転に伴って偏心回転するピストンロータ13A,13Bと、ピストンロータ13A,13Bを収容する圧縮室が内部に形成されたシリンダ12A,12Bと、シリンダ12A,12Bを囲うことで圧縮された冷媒が排出される吐出空間Vを形成するハウジング11と、シリンダ12A,12Bを覆うように設けられた断熱部100と、を備えている。
この圧縮機10は、円筒形状のハウジング11に、ディスク状のシリンダ12A、12Bが上下2段に設けられた、いわゆる2気筒タイプのロータリ圧縮機である。シリンダ12A、12Bの内部には、それぞれ、円筒状のシリンダ内壁面12Sが形成されている。シリンダ12A、12Bの内部には、各々、シリンダ内壁面の内側よりも小さな外形を有する円筒状のピストンロータ13A、13Bが配置されている。ピストンロータ13A、13Bは、各々、ハウジング11の中心軸線に沿った回転軸の偏心軸部14A、14Bに挿入固定されている。これにより、シリンダ12A、12Bのシリンダ内壁面12Sとピストンロータ13A、13Bの外壁面との間には、それぞれ三日月状の断面を有する空間Rが形成されている。
ここで、上段側のシリンダのピストンロータ13Aと、下段側のピストンロータ13Bとは、その位相が互いに180°だけ異なるように設けられている。
また、上下のシリンダ12A、12Bの間には、ディスク状の仕切板15が設けられている。仕切板15により、上段側のシリンダ12A内の空間Rと、下段側の空間Rとが互いに連通せずに圧縮室R1とR2とに仕切られている。
上下のシリンダ12A、12Bには、圧縮室R1、R2を、それぞれ2つに区切るベーン(図示省略)が設けられている。ベーンは、シリンダ12A、12Bの径方向に延在して形成された挿入溝に、ピストンロータ13A、13Bに対して接触・隔離する方向に進退自在に保持されている。
また、シリンダ12A、12Bには、冷媒を吐出する吐出孔(図示省略)が形成されている。この吐出孔にはリード弁(図示省略)が備えられている。圧縮された冷媒の圧力が所定値に達すると、リード弁を押して開くことで、冷媒はシリンダ12A、12Bの外部に吐出される。
回転軸16は、シリンダ12Aに固定された上部軸受部17A、及びシリンダ12Bに固定された下部軸受部17Bにより、軸線O回りに回転可能に支持されている。
回転軸16は、回転軸16の中心線に直交する方向にオフセットした偏心軸部14A、14Bを有している。これら偏心軸部14A、14Bが回転軸16の中心軸線回りに旋回することで、上下のピストンロータ13A、13Bがこの旋回に追従してシリンダ12A、12B内で、偏心転動する。このとき、前述したベーンは、その先端がピストンロータ13A、13Bの動きに追従して進退し、ピストンロータ13A、13Bに押し付けられる。
回転軸16は、上部軸受部17Aから上方(すなわち、圧縮機10から見て電動モータ18が位置する方向)に突出している。回転軸16における軸線O方向一方側の端部には、該回転軸16を回転駆動させるための電動モータ18(駆動部18)のロータ19が一体に設けられている。ロータ19の外周部に対向して、ステータ20が、ハウジング11の内周面に固定して設けられている。
上部軸受部17Aは、図2に示すように、張出部172Aと、張出部172Aから軸線O方向一方側に立ち上がる軸受本体171Aとを備えている。張出部172Aと軸受本体171Aは軸心が一致するように形成され、その軸心の周囲には回転軸16を支持される受面173Aが形成されている。上部軸受部17Aは、張出部172Aの外周面がハウジング11の内周面に対して不図示の固定部によって固定されている。固定部としては、例えば溶接や熱カシメなどが考えられる。
下部軸受部17Bは、張出部172Bと、張出部172Bから軸線O方向他方側に立ち上がる軸受本体171Bとを備えている。張出部172Bと軸受本体171Bは軸心が一致するように形成され、その軸心の周囲には回転軸16を支持される受面173Bが形成されている。
上部軸受部17Aと下部軸受部17Bは、互いの張出部172Aと172Bが軸線O方向両側から対向するように配置され、上部軸受部17Aは回転軸16をシリンダ12Aと電動モータ18の間で支持し、下部軸受部17Bは回転軸16をシリンダ12Bから下方に向けて突出する部分で支持する。
以上のように構成された上部軸受部17A,下部軸受部17Bにはそれぞれ断熱部としての断熱プレート100(上部断熱プレート100A,下部断熱プレート100B)が別体として(独立した他の部材として)設けられている。なお、これら上部断熱プレート100A、及び下部断熱プレート100Bは互いに同等の形状、寸法を有することから、以降の説明では両者を総称して断熱プレート100として説明する場合がある。
より具体的に断熱プレート100は図3に示すように、中心部に回転軸を通す穴が形成され、内部に複数の中空部104が形成された略筒状の金属部材であり、上部軸受部17Aの張出部172Aの電動モータ18側には、上部断熱プレート100Aが設けられ、下部軸受部17Bの張出部172Bの下方には下部断熱プレート100Bが設けられている。上部断熱プレート100Aと張出部172Aとは、軸線O方向から互いに当接している。同様に、下部断熱プレート100Bと張出部172Bとは、軸線O方向から互いに当接している。
上部断熱プレート100Aは、おおむね円盤状の円盤部101Aと、この円盤部101Aの外周縁から、軸線O方向に延びる円筒状の円筒部102Aと、を有している。これら円盤部101A、及び円筒部102Aは、いずれもその内部が中空に形成されている。円盤部101Aの軸線O方向一方側の面は、マフラ21Aによって覆われている。さらに、円筒部102Aは、上部軸受部17Aの張出部172Aに対して軸線O方向から当接している。
一方で、円筒部102Aは、マフラ21Aの外側に露出している。さらに、円筒部102Aは、シリンダ12Aを軸線Oの径方向外側から覆っている。
同様にして、下部断熱プレート100Bは、おおむね円盤状の円盤部101Aと、この円盤部101Aの外周縁から、軸線O方向に延びる円筒状の円筒部102Bと、を有している。すなわち、下部断熱プレート100Bの円盤部101Aは、下部軸受部17Bの張出部172Bに軸線O方向から当接し、円筒部102Bはシリンダ12Bを軸線Oの径方向外側から覆っている。
上部断熱プレート100Aには、シリンダ12Aに形成された吐出孔と、上部軸受部17Aに形成された吐出孔(図示省略)とに連通する吐出孔が形成されている。シリンダ12Aを通過してきた冷媒は、この吐出孔を通って後述するマフラ21Aの内部に吐出される。同様に、下部断熱プレート100Bには、シリンダ12Bに形成された吐出孔と、下部軸受部17Bに形成された吐出孔(図示省略)とに連通する吐出孔102Bが形成されている。シリンダ12Bを通過してきた冷媒は、この吐出孔102Bを通って後述するマフラ21Bの内部に吐出される。
断熱プレート100内に形成される複数の中空部104は、オイルによって満たされている。この時、断熱プレート内のオイルは、初めから注入されたものでもあってもよいし、冷媒圧縮時にハウジング内を流通する潤滑油をオイルとして用いてもよい。この場合、具体的には、下部断熱プレート100Bにおける軸線O方向他方側(下方)の端面に、ハウジング11内を循環する潤滑油を取り込むための潤滑油流入口(流入口)を設ける構成が考えられる。
なお、断熱プレート100内の複数の空間を満たす物質は、本実施形態で説明したオイルに限られるものではなく、シリンダや軸受を構成する物質よりも、熱伝導率が小さい物質であれば、どのような物質で満たされていても良い。また、断熱プレート100内部を密閉することができる場合には、内部に空気を充填する構成としてもよい。
さらに、断熱プレート100を構成する材料としては、上述した圧縮機10を構成する材料に比べて、平均熱伝導率が小さい材料が用いられる。
さらに、圧縮機10には、上部軸受部17Aにマフラ21Aが設けられ、下部軸受部17Bにはマフラ21Bが設けられている。上部断熱プレート100A、下部断熱プレート100Bを通ってきた冷媒は、各々、マフラ21A、マフラ21Bの内部に流入すると、脈動成分が除外される。脈動成分が除外された冷媒は、マフラ21A、マフラ21Bに形成された吐出路を通って、ハウジング11内部のハウジング11上方に向けて流入する。
図2に戻って、ハウジング11の側面(すなわち、軸線Oの外周面には、シリンダ12A、12Bの外周面に対向する位置に、開口22A、22Bが形成されている。シリンダ12A、12Bには、開口22A、22Bに対向した位置にシリンダ内壁面12Sの所定位置まで連通する吸入ポート23A、23Bが形成されている。
圧縮機10には、圧縮機10に供給するのに先立って冷媒を気液分離するアキュムレータ24がステー25を介してハウジング11に固定されている。
アキュムレータ24には、アキュムレータ24内の冷媒を圧縮機10に吸入させるための吸入管26A、26B(供給流路26A、26B)が設けられている。吸入管26A、26Bの先端部は、開口22A、22Bを通して、吸入ポート23A、23Bに接続されている。
圧縮機10は、アキュムレータ24の吸入口24aからアキュムレータ24の内部に冷媒を取り込み、アキュムレータ24内で冷媒を気液分離して、その気相を吸入管26A、26Bから、シリンダ12A、12Bの吸入ポート23A、23Bを介し、シリンダ12A、12Bの内部空間である圧縮室R1、R2に供給する。
そして、ピストンロータ13A、13Bが偏心転動することにより、圧縮室R1、R2の容積が徐々に減少して冷媒が圧縮される。圧縮された冷媒のうち、シリンダ12Aを流れる冷媒は、上部軸受部17A、上部断熱プレート、及びマフラ21Aを通過する。また、シリンダ12Bを流れる冷媒は、下部軸受部17B、下部断熱プレート100B、及びマフラ21Bを通過して、ハウジング11の内部(マフラ50A及びマフラ50Bの外部)に吐出される。この冷媒は、電動モータ18の周囲を通過してから、上部に設けられた吐出口を経由して冷凍サイクルを構成する配管27に排出される。
続いて、圧縮機10の製造方法について図9を参照して説明する。本実施形態に係る圧縮機10(ロータリ圧縮機10)の製造方法では、まず、ハウジング11によって吐出空間Vを形成する(S1)。次に、ハウジング11内の吐出空間Vにシリンダ12、ピストンロータ13A,13B、及び断熱プレート100(断熱部)を配置する(S2)。次いで、吐出空間V内に潤滑油を注入する(S3)。最後に、吐出空間Vに対して真空引きを行う(S4)。
吐出空間Vに対して真空引きを行うことで、吐出空間V内の空気を外部に吸い出すとともに、断熱プレート100の中空部104内に潤滑油が充填される。より詳細には、吐出空間V内を真空引きすることで、微小な隙間等を通じて吐出空間Vと連通する中空部104内の空気も外部に吸い出される。外部に吸い出された空気に代わって、中空部104内には上記の潤滑油としてのオイルが導かれる。これにより、中空部104はオイルによって充填された状態となる。なお、吐出空間Vの真空引きを行うに当たっては、真空ポンプを用いる例が代表的に考えられる。
次に、第一実施形態に係る圧縮機10の作用・効果について説明する。
本実施形態では、圧縮後の冷媒が、シリンダ12A、上部軸受部17A、上部断熱プレート100A、及びマフラ21A、または、シリンダ12B、下部軸受部17B、下部断熱プレート100B、及びマフラ21Bを介してハウジング11内に流入する。この際、断熱プレート100が、圧縮室Rの内外を隔てていることから、冷媒の圧縮により生じた熱が、圧縮後の冷媒を再加熱することを抑制することができるため、圧縮前の冷媒が通る吸入ポート23A、23Bの加熱を抑えることができる。これにより、圧縮前後の冷媒の熱交換を抑制することができ、圧縮効率の向上を図ることができる。
特に、断熱プレート100は、上記の各部材に比べて小さな熱伝導率を有する材料で構成されている。したがって、圧縮前後における冷媒同士の熱交換を十分に抑制することができる。
また、断熱プレート100は、回転軸16、軸受部17、またはシリンダ12とは別の部材とされている。これにより、分割体100a、100bに分離させることができるため、製造方法を簡略化することができる。また、一部の製品に限定されることなく、比較的多くの製品にこの断熱プレート100を適用できるという汎用性も有する。
さらに、上述のような構成によれば、シリンダが軸線方向の両方の端面側から断熱部によって覆われるため、圧縮室内部を流通する冷媒と、その外面側を流通する冷媒との間における熱の授受を低減することができる。
さらに、上記の圧縮機10では、シリンダ12の端面に張出部172Aが当接する場合であっても、シリンダ12の端面と張出部172Aとの間に断熱プレート100を介在させることが可能である。これにより、既設の圧縮機に対しても断熱プレート100を追設することで、圧縮機としての性能を向上させることができる。
加えて、断熱プレート100をシリンダ12、及び軸受部17と別体とすることで、既設の装置に対しても容易にこれを適用することができる。加えて、冷媒の種類に応じて断熱部を着脱することで、装置の汎用性を高めることができる。
さらに加えて、断熱プレート100の内部に中空部104が形成されるとともに、中空部104には潤滑油としてのオイルが充填されているため、さらに十分な断熱効果を得ることができる。
さらに、上述のような圧縮機10の製造方法によれば、吐出空間に対して真空引きを行うことのみによって、吐出空間V内の空気を外部に吸い出すと同時に、断熱部の中空部に潤滑油を充填することができる。これにより、断熱材として潤滑油を併用することができる。加えて、中空部104を完全に密閉することなく断熱プレート100(断熱部)を構成することができるため、部品の精度等に余裕を持たせることができる。これにより、製造コストを低減することができる。
[第一実施形態の変形例]
図4に示すように、断熱プレート100は、軸線O方向に垂直な方向に、分割体100aと分割体100bに分割することができる。この場合、断熱プレート100は、これら2つの分割体100a、100bにおける空間が形成された面同士を重ね合わせ、ボルト連結孔103(図3参照)にボルトを挿通することで固定される。このボルト連結孔103は上部断熱プレート100Aから、上部軸受部17A、シリンダ12A、仕切板15、シリンダ12B、下部軸受部17B、及び下部断熱プレート100Bと連通しており、一括で固定できるようになっている。
なお、分割体100a、100b同士の固定方法は、上記のボルト締結に限定されるものではなく、どのような固定方法であっても良い。
[第二実施形態]
図5から図7を参照して、本発明の第二実施形態について説明する。本実施形態では、断熱プレート200の配置箇所が上部軸受とシリンダ間、および下部軸受とシリンダ間であること以外は第一実施形態と同様である。
本実施形態では、冷媒圧縮時にシリンダ12A、12Bで生じる熱が、上部軸受部17A、下部軸受部17B、および圧縮前の冷媒に伝達することを抑制することができるため、圧縮効率を向上させることができる。さらに、上記の第一実施形態と同様に、断熱プレート200は、他の部材に比して小さな熱伝導率を有する材料で構成される。これにより、圧縮前後における冷媒同士の間の熱伝導をさらに抑制することができる。
なお、本実施形態では、断熱プレート200の配置箇所は、上部軸受部17Aと上側のシリンダ12A間、および下部軸受部17Bと下側のシリンダ12B間であったが、このような配置に限定されるものではなく、どちらか一方が配置されていてもよいし、第一実施形態の断熱プレート100の配置と組み合わせることも可能である。本実施形態と第一実施形態と組み合わせることによって、圧縮前後の冷媒の熱交換を抑制し、更なる圧縮効率の向上を図ることができる。
[第二実施形態の変形例]
図7に示すように、断熱プレート200は、軸線O方向に垂直な方向に、分割体200aと分割体200bに分割することができる。この場合、断熱プレート200は、これら2つの分割体200a、200bにおける空間が形成された面同士を重ね合わせ、図3と同様のボルト連結孔にボルトを挿通することで固定される。
なお、分割体200a、200b同士の固定方法は、上記のボルト締結に限定されるものではなく、どのような固定方法であっても良い。
[第三実施形態]
図8を参照して、本発明の第三実施形態について説明する。本実施形態では、断熱プレート300の形状が、上記第一、第二実施形態と異なっている。本実施形態では、断熱プレート300は、軸線O方向から見ておおむね円環状をなす中空の部材として形成されている。言い換えれば、断熱プレート300には、上記第一実施形態における円筒部102A、102Bが設けられていない。
断熱プレート300は、上部軸受部17A、下部軸受部17Bにそれぞれ当接するように、別体として(独立した他の部材として)設けられている。上部軸受部17Aの張出部172Aの電動モータ18側には上部断熱プレート300Aが設けられ、下部軸受部17Bの張出部172Bの下方には下部断熱プレート300Bが設けられている。上部断熱プレート300Aと張出部172Aとは、軸線O方向から互いに当接している。同様に、下部断熱プレート300Bと張出部172Bとは、軸線O方向から互いに当接している。
なお、これら上部断熱プレート300A、及び下部断熱プレート300Bは互いに同等の形状、寸法を有することから、以降の説明ではこれらを総称して断熱プレート300として説明する場合がある。
上部断熱プレート300A、及び下部断熱プレート300Bの内部はいずれも中空に形成された中空部304とされている。上部断熱プレート300Aの軸線O方向一方側の面はマフラ21Aによって覆われている。さらに、下部断熱プレート300Bの軸線O方向他方側の面はマフラ21Bによって覆われている。一方で、上部断熱プレート300A、及び下部断熱プレート300Bの外周面(すなわち、軸線Oに対する径方向外側を向く面)は、吐出空間V内に露出している。
上部断熱プレート300Aには、シリンダ12Aに形成された吐出孔と、上部軸受部17Aに形成された吐出孔とに連通する吐出孔が形成されている。シリンダ12Aを通過してきた冷媒は、この吐出孔を通ってマフラ21Aの内部に吐出される。同様に、下部断熱プレート300Bには、シリンダ12Bに形成された吐出孔と、下部軸受部17Bに形成された吐出孔とに連通する吐出孔が形成されている。シリンダ12Bを通過してきた冷媒は、この吐出孔を通ってマフラ21Bの内部に吐出される。
断熱プレート300内に形成された中空部304は、オイルによって満たされている。この時、断熱プレート内のオイルは、初めから注入されたものでもあってもよいし、冷媒圧縮時にハウジング内を流通する潤滑油をオイルとして用いてもよい。この場合、具体的には、下部断熱プレート300Bにおける軸線O方向他方側(下方)の端面に、ハウジング11内を循環する潤滑油を取り込むための潤滑油流入口(流入口)を設ける構成が考えられる。
なお、断熱プレート300内の複数の空間を満たす物質は、本実施形態で説明したオイルに限られるものではなく、シリンダや軸受を構成する物質よりも、熱伝導率が小さい物質であれば、どのような物質で満たされていても良い。また、断熱プレート300内部を密閉することができる場合には、内部に空気を充填する構成としてもよい。
さらに、断熱プレート300を構成する材料としては、上述した圧縮機10を構成する材料に比べて、平均熱伝導率が小さい材料が用いられる。
以上のような構成によれば、上記第一実施形態、第二実施形態と同様に、冷媒圧縮時にシリンダ12A、12Bで生じる熱が上部軸受部17A、下部軸受部17B、および圧縮前の冷媒に伝達することを抑制することができるため、圧縮効率を向上させることができる。
加えて、本実施形態に係る断熱プレート300は、上記第一実施形態、第二実施形態における断熱プレート100、200に比べて、寸法体格が小さく設定されている。このため、例えば既存の圧縮機10に断熱プレート300を追設する場合に、スペースの制約等を受ける可能性を低減することができる。
以上、本発明の各実施形態について図面を参照して説明した。しかしながら、上記実施形態は一例であって、本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、これに種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の各実施形態では、上部軸受部17Aは、張出部172Aの外周面がハウジング11の内周面に対して不図示の固定部によって固定される構成について説明した。すなわち、上部軸受部17Aの外径寸法が、ハウジング11の内径寸法と略同一に構成された例について説明した。しかしながら、張出部172Aは、上述のシリンダ12A,12Bの外径寸法と略同等の寸法を有して形成されてもよい。この場合、シリンダ12A,12Bは、ハウジング11の内周面に対して、溶接や熱カシメなどによって固定される。
さらに、シリンダ12A,12Bが断熱プレート100と干渉する場合には、シリンダ12A,12Bの間に設けられた仕切板15をハウジング11の内周面に対して固定することも可能である。
10 圧縮機(ロータリ圧縮機)
11 ハウジング
12A シリンダ
12B シリンダ
13A ピストンロータ
13B ピストンロータ
14A 偏心軸部
14B 偏心軸部
15 仕切板
16 回転軸
17A 上部軸受部
17B 下部軸受部
18 電動モータ(駆動部)
19 ロータ
20 ステータ
21A マフラ
21B マフラ
23A 吸入ポート
23B 吸入ポート
24 アキュムレータ
26A 吸入管(供給流路)
26B 吸入管(供給流路)
100 断熱プレート(断熱部)
200 断熱プレート(断熱部)
300 断熱プレート(断熱部)
V 吐出空間

Claims (6)

  1. 駆動部と、
    該駆動部によって軸線回りに回転される回転軸と、
    該回転軸に一体に設けられて、前記回転軸の回転に伴って前記軸線に対して偏心回転するピストンロータと、
    該ピストンロータを収容する圧縮室が内部に形成されるとともに、該圧縮室に冷媒を供給する供給流路が形成されたシリンダと、
    前記シリンダを囲うことで該シリンダとの間に前記ピストンロータによって圧縮された冷媒が排出される吐出空間を形成するハウジングと、
    前記吐出空間における前記シリンダの外面側で前記シリンダを覆うように設けられた断熱部と、
    を備え、
    前記断熱部は、前記シリンダと別体をなす部材であり、
    前記断熱部の内側に中空部が形成されているロータリ圧縮機。
  2. 前記シリンダは軸線を中心とした筒状をなして該筒状の内部空間が前記圧縮室とされるとともに、
    前記断熱部は前記シリンダの外面側の一部である前記軸線方向の端面側で該シリンダを覆っていることを特徴とする請求項1に記載のロータリ圧縮機。
  3. 前記断熱部は、前記シリンダの前記軸線方向の両方の端面側で前記シリンダを挟み込むように該シリンダを覆っていることを特徴とする請求項2に記載のロータリ圧縮機。
  4. 前記回転軸を回転可能に支持する軸受本体、及び、前記シリンダの端面に当接する張出部を有する軸受部を備え、
    前記シリンダの端面と前記断熱部との間に前記張出部が介在することを特徴とする請求項2又は3に記載のロータリ圧縮機。
  5. 前記断熱部は、前記シリンダの少なくとも一部を前記軸線の径方向外側から覆うことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のロータリ圧縮機。
  6. 軸線に対して偏心回転するピストンロータと、
    前記ピストンロータを収容する圧縮室が内部に形成されるとともに、該圧縮室に冷媒を供給するシリンダと、
    前記シリンダを囲うことで、該シリンダとの間に前記ピストンロータによって圧縮された冷媒が排出される吐出空間を形成するハウジングと、
    前記吐出空間における前記シリンダの外面側で前記シリンダを覆うように設けられ、内側に潤滑油が充填されるとともに前記吐出空間に連通する中空部が形成された断熱部と、
    を備えるロータリ圧縮機の製造方法であって、
    前記吐出空間に前記ピストンロータ、前記シリンダ、及び前記断熱部を配置する工程と、
    前記吐出空間内に潤滑油を注入する工程と、
    前記吐出空間に対して真空引きを行うことで、該吐出空間内の空気を外部に吸い出すとともに、前記中空部に潤滑油を充填する工程と、
    を含むロータリ圧縮機の製造方法。
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