JP2017074953A - 袋体の解袋装置及び解袋方法 - Google Patents

袋体の解袋装置及び解袋方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 袋体を解袋して袋体と内容物とを分離する作業を連続的に行うことのできる袋体の解袋装置を提供すること。
【解決手段】 袋体Fの上部F’に接触して上部を切込む開口刃機構2と、袋体Fを所定高さの上方まで持ち上げて上部が下方となるように袋体を反転させる反転部5’を有するリフト機構5と、反転された上記袋体Fを受け、上部F’が下に向いた状態で下方まで落下させるシュート6と、シュート6の内部を落下する袋体Fの側面F”に接触して袋体の側面を縦方向に切込む突出刃8と、シュート6から落下してきた袋体Fが衝突するターンテールル7と、ターンテーブル7上で衝撃により分離した袋体と内容物とをターンテーブル7からベルトコンベア9上に落下させるためのレーキ10とにより袋体の解袋装置を構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、汚染土壌、粉粒体、瓦礫等を収納するフレキシブルコンテナバッグ等の袋体を解袋して、袋体と内容物とを分離することができる袋体の解袋装置及びその解袋方法に関するものである。
この種の装置は、特許文献1に示すように、フレキシブルコンテナバッグを横行式ホイストによって吊り上げ、解体用機体内に移行し、円形開封刃上に下されることにより、当該円形開封刃、又は、当該円形開封刃及び縦型開封刃によってフレキシブルコンテナバッグの底部、又は底部及び側部を開封し、内容物を下方のホッパーに落下させる構成のものが知られている。
特開2014−193751号公報
ところで、上記従来の装置によると、フレキシブルコンテナバッグを一体ずつ横行式ホイストによって吊り下げて移動し、当該コンテナバッグの1体ずつを、解体用機体内で解袋処理する構成のものであるため、多数のフレキシブルコンテナバッグの解袋作業を行う場合は、処理に長時間を要するとの課題があった。
近年、災害時の瓦礫等を収納した多数のフレキシブルコンテナバッグの解袋作業を一度に行う必要性が増していることから、多量のフレキシブルコンテナバッグの解袋作業を連続的かつ効率的に行う装置の実現が望まれている。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、フレキシブルコンテナバッグ等の袋体を解袋して、袋体と内容物とを分離する作業を、連続的に行うことのできる袋体の解袋装置及び解袋方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、
第1に、供給される袋体の上部に位置し、昇降手段により降下することで、該袋体の上部に接触して、当該上部を切込む開口刃機構と、上記上部を切込まれた上記袋体を所定高さの上方まで持ち上げて、該上方にて当該袋体の上記上部が下方となるように当該袋体を反転させる反転部を有するリフト機構と、上記リフト機構の上記反転部近傍に位置し、反転された上記袋体を受ける入口部と、該入口部に連続して上記リフト機構の下方位置まで続く筒状部材とからなり、上記袋体を上記上部が下に向いた状態で下方まで落下させるシュートと、上記シュートの内壁に固定され、内部を落下する上記袋体の側面に接触して、当該袋体の側面を縦方向に切込む突出刃と、上面が上記シュートの下端部に位置した状態で一方向に回転する水平回転体であって、上記シュートから落下してきた上記袋体が上記上面に衝突し、衝撃により上記袋体と内容物とに分離させるためのターンテーブルと、上記ターンテーブルの上面に位置し、上記ターンテーブル上を回転してきた上記袋体と上記内容物を該ターンテーブルから移動手段上に移行させるための進路変更手段とから構成される袋体の解袋装置により構成される。
上記昇降手段は例えば昇降シリンダー(3)により構成することができる。移動手段は例えばベルトコンベア(9)により構成することができる。進路変更手段は例えばレーキ(10)により構成することができる。このように構成すると、フレキシブルコンテナバッグ等の袋体に切込みを入れ、当該袋体をリフト機構で持ち上げて反転してシュートに投入し、該シュート内を落下させ、シュート下端のターンテーブル上に落とすことで衝撃により袋体と内容物とを分離解体し、ターンテーブル上の袋体と内容物を移動手段上に移送するという一連の動作を例えば無人で、しかも多数の袋体の解袋を連続的に行うことができる。
第2に、上記リフト機構は、上記反転部と下部に各々スプロケットを配置し、上下の上記スプロケット間に掛け回された無端チエンと、該無端チエンに所定間隔毎に設けられ、上記袋体の底面を支持する複数の支持部材とから構成され、複数の上記支持部材により複数の上記袋体を連続的に上昇及び反転させるものである上記第1記載の袋体の解袋装置により構成される。
上記支持部材は例えば水平支持部材(20)により構成することができる。このように構成すると、開口刃機構により上部に切込み入れた複数の袋体を、順次リフト機構の支持部材にて上昇し、反転してシュート内に連続的に投入することができ、多量の袋体の解袋作業を効率的に連続して行うことができる。
第3に、上記突出刃は、上記シュートの途中位置の内壁に、周方向に所定間隔を以って複数固定されているものである上記第1又は2記載の袋体の解袋装置により構成される。
このように構成すると、シュート内を落下する袋体の側面の複数個所に直線的な切込みを入れることができ、上記ターンテーブル上に落下したとき、より確実に袋体を解体することができる。
第4に、上記シュートの上記下端部は、上記ターンテーブルの上記上面に近接して位置しており、上記シュートの上記下端部の側面に開口部が設けられ、該開口部から上記ターンテーブル上に該ターンテーブルの回転方向に沿う誘導体が設けられている上記第1〜3の何れかに記載の袋体の解袋装置により構成される。
上記誘導体は例えば誘導カバー(27)により構成することができる。このように構成すると、シュートからターンテーブル上に落下した袋体は、誘導体に沿って誘導されるため、解体後の袋体と内容物を適切に処理することができる。
第5に、上記開口刃機構の開口刃は、電流を流すことにより加熱されており、上記袋体の上記上面に接することで熱により上記袋体の上部を切断するものである上記第1〜4の何れかに記載の袋体の解袋装置により構成される。
このように構成すると、上記袋体の上部に、確実に切込みを入れることができる。
第6に、上記移動手段で移動中の上記袋体と上記内容物の内、上記袋体のみを取り出して袋体収納部に収納するための重機を具備した上記第1〜5の何れかに記載の袋体の解袋装置により構成される。
このように構成すると、移動手段上において、重機の例えば鋏状の解体用アタッチメントを使用することで、解体後の袋体のみを容易に取り出すことができる。
第7に、供給される袋体の上部に位置し、昇降手段により降下することで、該袋体の上部に接触して、当該上部を開口刃機構により切込む工程と、上記上部を切込まれた上記袋体の底面を支持した状態で、リフト機構により当該袋体を所定高さの上方まで持ち上げ、該リフト機構の上方の反転部にて当該袋体の上記上部が下方となるように当該袋体を反転させる工程と、上記反転部近傍に位置し、反転された上記袋体をシュートの入口部にて受け入れ、該袋体を、該入口部に連続して上記リフト機構の下方位置まで続く上記シュート内を、上記上部が下に向いた状態で落下させる工程と、上記シュートの落下途中において、シュート内壁に設けられた突出刃によって上記袋体に縦方向の切込みを入れる工程と、上記シュートから落下してきた上記袋体を上記シュートの上記下端部に位置するターンテーブル上面に衝突させ、衝撃により上記袋体と内容物に分離させる工程と、上記ターンテーブル上を回転してきた上記袋体と上記内容物を進路変更手段にて上記ターンテーブルから移動手段上に移行させる工程からなる袋体の解袋方法により構成される。
第8に、上記リフト機構は、上記反転部と下部に各々スプロケットを配置し、上下の上記スプロケット間に掛け回された無端チエンと、該無端チエンに所定間隔毎に設けられ、上記袋体の底面を支持する複数の支持部材とから構成し、順次移送されてくる複数の上記袋体の上記上部を上記開口部機構の開口刃にて順次切込み、切込んだ上記袋体を上記リフト機構の上記支持部材上に順次供給し、上記リフト機構にて、上記支持部材により複数の上記袋体を連続的に上昇及び反転させる上記第7記載の袋体の解袋方法により構成される。
本発明によれば、フレキシブルコンテナバッグ等の袋体に切込みを入れる等して開口し、当該袋体をリフト機構で持ち上げると共に反転してシュートに投入し、シュート下端のターンテーブル上に落下させることで衝撃により袋体と内容物とを分離解体し、ターンテーブル上の袋体と内容物とを移動手段にて移送する、という一連の解袋動作を、例えば無人で、しかも多数の袋体の解袋を連続的に途切れなく行うことができ、例えば汚染土壌等を収納した多量のフレキシブルコンテナバッグの解袋作業を連続的かつ安全に行うことができる、という効果を奏するものである。
また、開口刃機構により上部に切込みを入れられた複数の袋体を、順次リフト機構の支持部材にて上昇し、反転してシュート内に連続的に投入することができ、多量の袋体の解袋作業を効率的に連続的に行うことができるものである。
また、シュート内を落下する袋体の側面に複数個所の切込みを入れることができ、ターンテーブル上に袋体を落下したとき、より確実に袋体を解体することができるものである。
また、シュートからターンテーブル上に落下した袋体は、誘導体に沿って誘導されるため、解体後の袋体と内容物を適切に処理することができる。
また、移動手段上において、重機における、例えば鋏状の解体用アタッチメントを使用して、解体後の袋体のみを容易に取り出して収納することができるものである。
本発明に係る袋体の解袋装置の概略側面図である。 (a)は同上装置の開口刃の底面図、(b)は同上装置の開口刃機構の正面図である。 同上装置のリフト機構の反転部の拡大側面図である。 同上装置のケーシングを除いた状態の平面図である。 同上装置のターンテーブル近傍の平面図である。
以下、本発明に係る袋体の解袋装置1について詳細に説明する。
まず装置の全体構成を説明する。本装置は、地面G上に設置された直方体の外機枠13を有しており(図4参照)、該外機枠13の内における一端側において開口刃機構2、中央部においてケーシング16、他端側においてターンテーブル7を各々支持する内部機枠13’を有しており、上記開口刃機構2と上記ターンテーブル7は、上記内部機枠13’に支持され、地面Gから所定高さの水平板13a,13b上に設置される構成となっている。
さらに具体的装置構成は、供給されるフレキシブルコンテナバッグF(以下、袋体Fという)の上側に位置し、昇降シリンダー3(昇降手段)により降下することで、該袋体Fの上部F’に接触して、当該上部F’に切込みを入れる開口刃機構2と、上記ケーシング16内部に位置し、上部F’を切込まれた袋体Fを所定高さの上方まで持ち上げて、該上方にて当該袋体Fの上記上部F’が下方となるように当該袋体Fを反転させる反転部5’を有するリフト機構5と、同じく上記ケーシング16内において、上記リフト機構5の上記反転部5’近傍に位置し、反転された上記袋体Fを受け入れる入口部6’と、該入口部6’に連続して上記リフト機構5の下方位置まで続く筒状部材6”とからなり、上記袋体Fを上記上部F’が下に向いた状態で下方まで落下させるシュート6と、上記シュート6の内壁6aに設けられ、内部を落下する上記袋体Fの側面F”に接触して、当該袋体Fの側面F”を縦方向に切込む突出刃8と、上面7aが上記シュート6の下端部6bに位置した状態で一方向(矢印D方向)に回転する水平回転体であって、上記シュート6から落下してきた上記袋体Fが上記上面7aに衝突し、衝撃により上記袋体Fと内容物に分離させるためのターンテールル7と、上記ターンテーブル7の上面7aに位置し、ターンテーブル7上を回転してきた上記袋体Fと上記内容物を該ターンテーブル7からベルトコンベア9(移動手段)上に落下(移行)させるためのレーキ10(図5参照)、及び、上記ベルトコンベア9とから構成されている。
上記ベルトコンベア9上を移動する解体された袋体Fは、重機11によって把持して袋体収納部12に収納される(図5参照)。また、上記ベルトコンベア9を移動する内容物は、さらに次段のベルトコンベア28に落下供給(移行)され、当該ベルトコンベア28の端部から集積部等に排出される。
上記フレキシブルコンテナバッグ(袋体F)はポリエチレン、ポリプロピレン等の化学繊維により構成されており、内部に例えば、放射性物質の除染作業に伴って排出された汚染土壌、セメント、飼料、土砂等の粒状物、建築物の解体作業により排出される瓦礫等の不定形物が収納されるものである。この袋体Fは、図1、図4に示すようにその外径は円柱形であり、上部F’はその中心部を紐等で締結した閉止状態となっている。
上記開口刃機構2は次のように構成されている。上記水平板13aの袋体供給位置4上に図1の紙面に対して後方から供給される上記袋体Fは、上記供給方向とは直交する方向に押圧するプッシャ14により側面F”を矢印C方向に押されて、開口刃機構2の機枠2a内に移動する。
上記機枠2aには上部機枠2bに一対の昇降シリンダー3,3が固定されており(図2(b)も参照)、当該シリンダー3,3の伸縮ロッド3’、3’の先端には、方形支持枠2”が支持されており、当該支持枠2”下面には、円形の開口刃2’が水平に支持されている。この開口刃2’には下向きに刃が形成されている(図2(a)参照)。
上記開口刃2’はステンレス等の金属により形成され、円の切欠部2dを有しており、当該切欠部2dに設けられた電極2c,2cから上記開口刃2’に通電することにより、当該開口刃2’を加熱し得るように構成されている。
そして、上記開口刃2’の下方位置に上記袋体Fが位置した時点で、上記昇降シリンダー3,3を降下することで、上記開口刃2’の下向の刃を上記袋体Fの上部F’(上面)に接触させ、開口刃2’の熱によって上記袋体Fの上部F’に円形(正確には一部に切欠のある円形)の切込みを形成するものである。尚、この時点では、袋体Fの上部F’に切込みが入るのみであるから、未だ袋体Fの内容物は流出することはなく、袋体Fは切込みを入れる前の状態(円筒形)を維持している。上記昇降シリンダー3,3は上記袋体Fに切込みを入れた後、上昇して元の位置に復帰する。
次に、上記プッシャ14が再度伸長して、切込みが入った上記袋体Fをリフト機構5内入口部5”から移動させる。上記機枠2aは、図1において右側、即ち、リフト機構5側には開口部が設けられており、上記プッシャ14の矢印C方向の伸長により、上記開口部を介して、上記袋体Fは上記リフト機構5内部に上記入口部5”から移行される。
上記リフト機構5は次のように構成される。該リフト機構5は、上記機枠13’上に立設された搭状のケーシング16内に設けられている。即ち、ケーシング16の下端部内部において、上記水平板13aと略同一水準位置における上記ケーシング16に下部スプロケット17が回転自在に軸支されており、一方、上記ケーシング16の上端部内部に上部スプロケット18が回転自在に軸支されており、これらのスプロケット17,18間に無端チエン19が回動自在に掛け渡されている。尚、図1では途中を省略しているが、上記ケーシング16の高さは、例えば地面から6m〜7mの高さである。
そして、上記無端チエン19には、一定間隔毎に水平支持部材20が外向きに固定されており、上記チエン19の回動方向に水平状態を維持したまま移動し得るように構成されている。上記水平支持部材20は、図4に示すように、5本の水平杆20aからなるフォーク状のものであり、左右両端の水平杆には袋体Fの落下防止用の側面板21,21が立設固定されている。
上記ケーシング16の上部の上記上部スプロケット18近傍には、駆動用機枠22が固定されており、上記駆動用機枠22に駆動モータM1が設置されている。この駆動モータM1の出力軸に固定されたプーリ23と上記スプロケット18に同軸的に設けられたプーリ18aとの間に駆動ベルト24が設けられており、当該駆動モータM1によって上記無端チエン19を矢印B,B’方向に駆動し得るように構成している。従って、上記水平支持部材20は、上記下部スプロケット17と上記上部スプロケット18間を回動することにより、上記開口刃機構2で受け取った袋体Fを上方まで持ち上げるものである。
上記ケーシング16の下部における上記開口刃機構2側には上記袋体Fを受け入れるための上記入口部5”が形成されている。上記ケーシング16内では、上記水平支持部材20が一定速度で矢印B,B’方向に回動しているため、上記水平支持部材20が到来し、その高さが上記開口刃機構2の水平板13aと同一高さになるタイミングで、上記プッシャ14が伸長し、上記袋体Fが上記水平支持部材20上に載置されるように構成されている。
上記水平支持部材20は連続的に上記入口部5”位置に到来するため、上記水平支持部材20が到来する度に、上記開口刃機構2において上部F’が切込まれた袋体Fが、上記プッシャ14により連続的に順次到来する上記水平支持部材20上にタイミングを合わせて移送されるように構成されている。
上記水平支持部材20上に供給された袋体Fは、当該水平支持部材20の矢印B方向の上昇により、上記ケーシング16内を上昇し、当該ケーシング16の上端部にて反転され、上記入口部6’よりシュート6内に供給されるように構成されている。
上記シュート6は以下のように構成される。
上記入口部6’は、ホッパー状のシュート入口であり、上記水平支持部材20上に支持された袋体Fが反転し、切込みを入れられた上部F’側から上記入口部6’に落下し得るように、上記反転する上記水平支持部材20の下方近傍に位置するように構成されている。また、上記入口部6’の下部には、筒状部材6”が連続して設けられている。この筒状部材6”は、上記入口部6’の下部から、垂直下方に延長され、その下端部6bは上記水平板13b上に設けられたターンテーブル7の中心軸Pよりリフト機構5側の上面7aに近接する位置まで設けられている。このように、上記リフト機構5と平行に、上記入口部6’と筒状部材6”から構成されるシュート6が、上記ケーシング16内に固定されている。従って、上記シュート6内に投入された袋体Fは、その切込みを下に向けた状態で上記シュート5内を自然落下し得るように構成されている。
上記筒状部材6”はその断面が円形の円柱形状であり(図4、図5参照)、その円柱の直径は、上記袋体Fの直径より若干大に形成されており、従って、反転した上記袋体Fの外周面と上記筒状部材6”の内周面とは若干の間隙が形成された近接状態となり、かかる近接状態において、1個の袋体Fが当該筒状部材6”の内部を自然落下し得るように構成されている。
次に、上記シュート6内に設けられた突出刃8について説明する。
図4に示すように、上記突出刃8は、上記シュート6の筒状部材6”の上半部の同一水準位置に、内周部から筒状部材の中心方向に、周方向の一定間隔を以って4本、突出形成されている。より具体的には、上記突出刃8は、筒状部材6”の外周部から突出刃8を筒状部材内部に貫通状態で挿入した状態で、互いに周方向に90度の角度差を以って固定されている。また、これらの突出刃8は上部側に刃が形成されている。
従って、上記筒状部材6”内部を落下する袋体Fは、その外周F”と上記筒状部材6”の内周6aは近接しているため、上記袋体Fの落下途中において、上記4本の突出刃8は上記袋体Fの側面F”に接触し、これにより上記袋体Fの側面F”の90度毎の4か所に、縦方向の切込みを入れることができるように構成されている。
次に、上記ターンテーブル7について説明する。
上記ターンテーブル7を支持する上記水平板13bの上面には、内側に4つの車輪25が設けられており(図5参照)、上記ターンテーブル7の裏面側に設けられた同心円筒7b,7cの間に上記4つの車輪25が位置している。さらに、上記水平板13bの上面には、4つのスラスト車輪26が設けられており、これら4つのスラスト車輪26が上記外側の同心円筒7cの外面に接触している。これにより、上記ターンテーブル7は水平状態を維持したまま、中心軸Pを中心として矢印D方向に回転可能に設けられている。
上記ターンテーブル6の上記中心軸Pの下側には、駆動モータM2の駆動軸が接続されており、上記ターンテーブル6は上記駆動モータM2によって矢印D方向に回転駆動されるものである。
図5に示すように、上記シュート6の筒状部材6”の下端部6bは、上記中心軸Pを中心としてリフト機構5側の上面7a側に設けられている。そして、上記シュート6の下端部6bにおける上記ターンテーブル7の回転方向側には、解体された袋体Fと内容物の出口としての開口部6cが設けられている(図1参照)。尚、上記シュート6の下端の上記ターンテーブル7に対向する同テーブル7裏面に、上記袋体F等の落下の衝撃に耐えるために、補強用の車輪25’をさらに設けても良い(図5参照)。
さらに上記シュート6の上記開口部6cに連続して、上記ターンテーブル7の上面7aには、ターンテーブル7の回転方向に沿って湾曲した誘導カバー27が設けられており、当該誘導カバー27の端部開口が排出口27aとして上記ターンテーブル7の上面7aにおける中心軸Pよりコンベアベルト9側に設けられている。この誘導カバー27は、上面が閉鎖し、下面が開口している横断面「コ」字型のカバーである。従って、上記シュート6を落下して上記ターンテーブル7の上面7aに衝突した袋体F及び内容物は、上記ターンテーブル7の回転により上記シュート6の開口部6cから上記誘導カバー27内に移行し、該誘導カバー27の上記排出口27aより排出され、さらに引き続いてターンテーブル7の回転により、回転方向(矢印D方向)に移動する。
上記ターンテーブル7の上面における上記排出口27aに対向する位置には、上記ターンテーブル7上を移動してくる袋体Fと内容物とを次段のコンベアベルト9上に掻き落すためのレーキ10が、上記ターンテーブル7の上面7aに設けられている。このレーキ10は、ターンテーブル7の半径方向に対して回転方向(矢印D方向)に角度θずらした角度で固定されており(図5参照)、ターンテーブル7上を移動してくる袋体F等を矢印E方向(ベルトコンベア9方向)に移行させるものである。
よって、上記ターンテーブル7上を移動して上記レーキ10(ターンテーブル7上面に近接配置された板状部材)の前面に到達した袋体F及び内容物は、上記レーキ10によって、進行方向をベルトコンベア9方向(矢印E方向)に強制的に変更され、上記ターンテーブル7の端部から次段のベルトコンベア9上に落下供給されるように構成されている。
図5に示すように、上記ベルトコンベア9の近傍に重機11を移動させておく。尚、当該重機11はアーム11a先端に建造物等の解体用のアタッチメント11b(ハサミ状のアタッチメント)を取り付けておく。そして、上記ベルトコンベア9上を移送される解体された袋体Fを、上記アタッチメント11bで把持して、隣接して設置した袋体収納容器(袋体収納部)12内に回収することができるように構成されている。
上記ベルトコンベア9を移送される内容物は、さらに次段のベルトコンベア28に移送され、当該ベルトコンベア28によって、集積場所等に移送することができるように構成している。
本発明の袋体の解袋装置は上述のように構成されるので、次にその動作を説明する。
まず、袋体の解袋装置は、駆動モータM1を駆動して、リフト機構5が駆動中、即ち、ケーシング16内を水平支持部材20が矢印B,B’方向に昇降しており、かつ、駆動モータM2も駆動してターンテーブル7が矢印D方向に回転し、さらに、コンベアベルト9及び28も駆動状態にあるものとする。尚、袋体F内には汚染土壌が収納されているものとする。また、開口刃機構2の開口刃2’は通電により加熱されているものとする。
かかる状態において、開口刃機構2の袋体供給位置4に袋体Fが供給されると、プッシャ14を矢印C方向に短距離伸長して上記袋体Fを開口刃機構2の機枠2a内に移行する。
その後、上記開口刃機構2は、駆動シリンダー3を駆動して開口刃2’を下降し、上記袋体Fの上部F’に円形の切込みを形成し、開口刃2’は再び駆動シリンダー3によって上昇位置まで上昇する。
尚、上記袋体Fの上記袋体供給位置4への到来を図示しない位置検出センサーにて検知し、当該センサーの検知に基づいて上記プッシャ14を矢印C方向に短距離伸長して上記袋体Fを上記開口刃機構2内に移行させることができる。また、開口刃機構2内においても、上記袋体Fが搬入されたことを図示しない位置検出センサーにて検知し、当該検知に基づいて上記駆動シリンダー3を自動的に昇降させることができる。さらに、駆動シリンダー3が1回昇降したことをカウンタ等にて検出し、当該駆動シリンダー3の昇降動作終了後に、上記プッシャ14を矢印C方向に長距離伸長させて上記袋体Fを上記リフト機構5内に移行させることができる。
上記プッシャ14の上記長距離伸長動作は、リフト機構5の水平支持部材20の到来にタイミングを合わせて行われる。即ち、上記リフト機構5内の水平支持部材20が、上記開口刃機構2の出口(入口部5”)における水平板13aと同一の水準高さの位置に到来するタイミングで上記プッシャ14を長距離伸長させ、上記袋体Fを上記リフト機構5内の水平支部部材20上に移送する。
上述の動作は、袋体Fが上記袋体供給位置4に移送される度に連続して行われる。即ち、上記供給位置4の袋体Fを上記プッシャ14が開口刃機構2に移送し、当該開口刃機構2で切込まれた袋体Fを上記プッシャ14が上記リフト機構5内に移行すると、次の袋体Fは上記供給位置4に到来するので、上記プッシャ14は当該次の袋体Fを上記開口刃機構2に移送し、当該開口刃機構2で切込まれた次の袋体Fをリフト機構5内に移行する。
上記プッシャ14による最初の袋体Fのリフト機構5内への移行は、水平支持部材20が開口刃機構2の出口(入口部5”)に到来するタイミングで行われ、これにより最初の袋体Fは上記水平支持部20上に載置されたリフト機構5内を上昇する。次の袋体Fのリフト機構5内への移行は、次の水平支持部材20が上記開口刃機構2の出口(入口部5”)に到来するタイミングで行われ、これにより次の袋体Fは上記次の水平支持部材20上に載置され、該リフト機構5を上昇する。
このように、切込みを入れられた袋体Fの上記リフト機構5への移行は、上記水平支持部20の開口部(入口部5”)への到来タイミング毎に行われ、これにより、上記リフト機構5の水平支持部材20への袋体Fの移行は連続的に行われる。その結果、上記リフト機構5の各水平支持部材20上に連続して袋体Fが供給され、順次これら袋体Fはケーシング16内を上昇してく。
ケーシング16内を上昇する袋体Fは、上記ケーシング16の上端部の反転部5’において、水平支持部材20が上部スプロケット18に沿って回動するため反転し、切込みを入れられた上部F’が下側になった反転状態で、シュート6の入口部6’に落下投入される。尚、上記袋体Fが離脱した水平支持部材20は上記無端チエン19の矢印B’方向の移動により下降し、下部スプロケット17を回転して上記開口刃機構2の出口対応位置(入口部5”)において、再び袋体Fを受け取り、上昇動作する。上記リフト機構5は、これらの動作を繰り返し連続的に行う。
上記シュート6に投入された袋体Fは、その切込みを下にした状態で、シュート6内を自然落下する。そして、上記袋体Fは落下途中の、上記筒状部材6”の上半部において、上記シュート6内の突出刃8(周方向に4本)によって、外周F”の4か所を縦方向に切断され、縦方向に4か所の切込みが入れられる。
従って、上記袋体Fは、その上面F’に円形の切込み、側面F”において4本の縦方向の切込みが入れられた状態で、上記シュート6下端の回転中の上記ターンテーブル7上に衝突する。
上記袋体Fは、その上部F’に円形の切込み、側面F”に4か所の直線状切込みが入っているので、上記ターンテーブル7に衝突すると、その衝撃で袋体Fは破裂解体され、内容物が袋体Fの各切込みから噴出し、ターンテーブル7上で解体されて内容物が噴出した抜け殻状態の袋体Fと内容物は、略分離状態となる。当該ターンテーブル7は矢印D方向に回転しているので、上記抜け殻状態の袋体Fと内容物は開口部6cから誘導カバー27を通ってターンテーブル7上を矢印D方向に移行し、上記誘導カバー27の排出口27aから誘導カバー27外に排出され、さらに矢印D方向に回転する。
その後、上記排出口27aから排出された解体後の袋体Fと内容物は、ターンテーブル7上のレーキ10に当接し、これにより進路が矢印E方向、即ち、次段のベルトコンベア9方向に変更され、上記ターンテーブル7の端部から上記ベルトコンベア9上面に落下していく。
従って、上記解体後の袋体Fと内容物は、上記ベルトコンベア9を矢印H方向に進行する。その後、上記ベルトコンベア9の近傍に移動した重機11の操作者は、上記ベルトコンベア9上を流れる解体後の袋体Fのみを上記重機11の鋏状のアタッチメント11bにて把持し、ブーム11aを回動して当該袋体Fを袋体収納部12上にて離脱して、上記袋体収納部12内に解体後の袋体Fを投入する。
上記ベルトコンベア9上を移送される内容物は、次段のベルトコンベア28に供給され、当該ベルトコンベア28によって例えば内容物の集積場所まで運ばれる。
上記シュート6への袋体Fの投入は、上記リフト機構5の無端チエン19の回転に伴う各水平支持部材20の反転により、連続的に行われる。即ち、上記水平支持部材20が反転する度に、上記シュート6には袋体Fが反転状態で投入される。従って、上記シュート6内での落下からターンテーブル7上への衝突動作も連続的に行われる。
即ち、最初の袋体Fが上記ターンテーブル7上に衝突して解体され、抜け殻状態の袋体Fと内容物がターンテーブル7の回転により、矢印D方向に移動した後、次の袋体Fが上記シュート6内を落下して上記ターンテーブル7上に衝突して解体される。このような動作は、連続して行われるため、上記誘導カバー27の排出口27aから抜け殻状態の袋体Fと内容物の排出も、一定間隔を以って連続的に行われ、従って、上記ベルトコンベア9は、解体後の袋体Fと内容物を、一定間隔を以って、連続的に搬送することになる。
上記重機11の操作者は、上述のように、ベルトコンベア9上を一定間隔を以って連続的に移送される袋体Fと内容物の内、上記袋体Fのみを上記重機11にて順次取り除き、上記袋体収納部12内に収納していく。
以上のように、本発明に係る袋体の解袋装置は、連続して供給される複数の袋体Fの解袋作業(袋体と内容物の分離、袋体の回収と、内容物の集積)を連続して行うことができ、汚染土壌等を収納した大量の袋体F(フレキシブルコンテナバッグ)を、連続的に解袋処理することができるものである。
本発明は以上のように、フレキシブルコンテナバッグ等の袋体Fに切込みを入れる等して開口し、当該袋体Fをリフト機構5で持ち上げて反転してシュート6に投入して落下させ、シュート6下端のターンテーブル7上に落とすことで、衝撃により袋体Fと内容物とを分離解体し、ターンテーブル7上の袋体Fと内容物とをベルトコンベア9等にて移送する、という一連の解袋動作を、例えば完全に無人で、しかも多数の袋体Fの解袋を連続的に途切れなく行うことができ、例えば汚染土壌を収納し、作業員が近接して解体作業を行うことができない多量のフレキシブルコンテナバッグの解袋作業を、連続的かつ安全に行うことができる、という効果を奏するものである。
また、開口刃機構2により上部を切込まれた複数の袋体Fを、順次リフト機構5の水平支持部材20にて上昇し、反転してシュート6内に連続的に投入することができ、多量の袋体Fの解袋作業を効率的に連続的に行うことができるものである。
また、シュート6内を落下する袋体Fの側面F”の複数個所に直線的に切込みを入れることができ、ターンテーブル6上に袋体Fを落下したとき、より確実に袋体Fを解袋することができるものである。
また、シュート6からターンテーブル7上に落下した袋体Fは、誘導カバー27に沿って誘導されるため、解体後の袋体Fと内容物を適切に分離処理することができる。
また、ベルトコンベア9上において、重機11における、例えば鋏状の解体用アタッチメントを使用して、解体後の袋体Fのみを容易に取り出して収納することができるものである。
また、袋体Fを反転させ、切込みが入れられた上部F’を下にした状態で落下させ、ターンテーブル7上に上部F’から衝突させるため、袋体Fを効率的に解体して袋体と内容物に確実に分離することができる。
本発明は、例えば汚染土壌等を収納した多量のフレキシブルコンテナバッグの解袋作業を連続的に、かつ殆ど無人で行うことができ、例えば放射性物質を含む土壌を収納したフレキシブルコンテナバッグの解袋作業等に好適であるし、その他のフレキシブルコンテナバッグの解袋作業に広く用いることができるものである。
1 袋体の解袋装置
2 開口刃機構
2’ 開口刃
3 昇降シリンダー
5 リフト機構
5’ 反転部
6 シュート
6a 内壁
6b 下端部
6c 開口部
6’ 入口部
6” 筒状部材
7 ターンテーブル
7a 上面
8 突出刃
9 ベルトコンベア
10 レーキ
11 重機
17 下部スプロケット
18 上部スプロケット
19 無端チエン
20 水平支持部材
27 誘導カバー
F 袋体
F’ 上部

Claims (8)

  1. 供給される袋体の上部に位置し、昇降手段により降下することで、該袋体の上部に接触して、当該上部を切込む開口刃機構と、
    上記上部を切込まれた上記袋体を所定高さの上方まで持ち上げて、該上方にて当該袋体の上記上部が下方となるように当該袋体を反転させる反転部を有するリフト機構と、
    上記リフト機構の上記反転部近傍に位置し、反転された上記袋体を受ける入口部と、該入口部に連続して上記リフト機構の下方位置まで続く筒状部材とからなり、上記袋体を上記上部が下に向いた状態で下方まで落下させるシュートと、
    上記シュートの内壁に固定され、内部を落下する上記袋体の側面に接触して、当該袋体の側面を縦方向に切込む突出刃と、
    上面が上記シュートの下端部に位置した状態で一方向に回転する水平回転体であって、上記シュートから落下してきた上記袋体が上記上面に衝突し、衝撃により上記袋体と内容物とに分離させるためのターンテーブルと、
    上記ターンテーブルの上面に位置し、上記ターンテーブル上を回転してきた上記袋体と上記内容物を該ターンテーブルから移動手段上に移行させるための進路変更手段とから構成される袋体の解袋装置。
  2. 上記リフト機構は、上記反転部と下部に各々スプロケットを配置し、上下の上記スプロケット間に掛け回された無端チエンと、該無端チエンに所定間隔毎に設けられ、上記袋体の底面を支持する複数の支持部材とから構成され、
    複数の上記支持部材により複数の上記袋体を連続的に上昇及び反転させるものである請求項1記載の袋体の解袋装置。
  3. 上記突出刃は、上記シュートの途中位置の内壁に、周方向に所定間隔を以って複数固定されているものである請求項1又は2記載の袋体の解袋装置。
  4. 上記シュートの上記下端部は、上記ターンテーブルの上記上面に近接して位置しており、
    上記シュートの上記下端部の側面に開口部が設けられ、該開口部から上記ターンテーブル上に該ターンテーブルの回転方向に沿う誘導体が設けられている請求項1〜3の何れかに記載の袋体の解袋装置。
  5. 上記開口刃機構の開口刃は、電流を流すことにより加熱されており、上記袋体の上記上面に接することで熱により上記袋体の上部を切断するものである請求項1〜4の何れかに記載の袋体の解袋装置
  6. 上記移動手段で移動中の上記袋体と上記内容物の内、上記袋体のみを取り出して袋体収納部に収納するための重機を具備した請求項1〜5の何れかに記載の袋体の解袋装置。
  7. 供給される袋体の上部に位置し、昇降手段により降下することで、該袋体の上部に接触して、当該上部を開口刃機構により切込む工程と、
    上記上部を切込まれた上記袋体の底面を支持した状態で、リフト機構により当該袋体を所定高さの上方まで持ち上げ、該リフト機構の上方の反転部にて当該袋体の上記上部が下方となるように当該袋体を反転させる工程と、
    上記反転部近傍に位置し、反転された上記袋体をシュートの入口部にて受け入れ、該袋体を、該入口部に連続して上記リフト機構の下方位置まで続く上記シュート内を、上記上部が下に向いた状態で落下させる工程と、
    上記シュートの落下途中において、シュート内壁に設けられた突出刃によって上記袋体に縦方向の切込みを入れる工程と、
    上記シュートから落下してきた上記袋体を上記シュートの上記下端部に位置するターンテーブル上面に衝突させ、衝撃により上記袋体と内容物に分離させる工程と、
    上記ターンテーブル上を回転してきた上記袋体と上記内容物を進路変更手段にて上記ターンテーブルから移動手段上に移行させる工程からなる袋体の解袋方法。
  8. 上記リフト機構は、上記反転部と下部に各々スプロケットを配置し、上下の上記スプロケット間に掛け回された無端チエンと、該無端チエンに所定間隔毎に設けられ、上記袋体の底面を支持する複数の支持部材とから構成し、
    順次移送されてくる複数の上記袋体の上記上部を上記開口部機構の開口刃にて順次切込み、切込んだ上記袋体を上記リフト機構の上記支持部材上に順次供給し、
    上記リフト機構にて、上記支持部材により複数の上記袋体を連続的に上昇及び反転させる請求項7記載の袋体の解袋方法。
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