JP6396975B2 - フレキシブルコンテナ破袋システム - Google Patents
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Description
尚、本明細書では、「フレキシブルコンテナ」という用語に関し、以下では、略称として一般に定着している「フレコン」を用いる。
中間貯蔵施設では、フレコンの収容物は、分別と減容化処理のため、フレコンを破袋することで取り出される。
上述したように、フレコンの収容物は、長時間放置されることで、フレコン内、特にフレコンの底部において自重によって締め固められているものと考えられる。このため、フレコンの底面を切断したとしても、締め固められた収容物がフレコンの側面に及ぼす側圧の影響のため、摩擦力によりフレコンの底面と側面との間に収容物が滞留してしまうなど、収容物の取り出しが困難な場合があると考えられる。
さらに、特許文献1に記載のようにフレコンの下方で切刃を往復動させる方式では、切断状況を確認しづらく、切断後の工程に移行するか否かについて正確に判断することが難しいものと考えられる。
また、前記ワイヤーソーは、切断方向に循環移動するワイヤーを前記フレコンの上面に向けて押し付けて切断するように構成されるとよい。
まず、第1の実施形態のフレコン破袋システムによって破袋されるフレコン1について説明する。図1は、フレコン1の斜視図であり、図1(A)は上部を開口した状態を、図1(B)は上部を閉じた状態を示している。
内袋2は、図1(A)に破線で示すように、外袋3の内部において、外袋3と同様に袋体上部が内側に絞られて紐により縛られている。
以下、第1及び第2のワイヤーソー30、40及び組立フレーム60の詳細について図4を参照して説明する。
但し、これに限るものではなく、第1及び第2のワイヤーソー30、40の各駆動部は、組立フレーム60の天板60a上に設置されていてもよい。この場合、ワイヤーソー30(40)の昇降時におけるワイヤー32(42)の経路長は、上述した駆動部のサブプーリにより調節されるようになっている。
但し、これに限るものではなく、第1及び第2のワイヤーソー30、40は、フレコン1の上面を交差して切断可能であれば、いかなる位置に配置されていてもよい。したがって、フレコン1の上面の切断方向は、第1のワイヤーソー30による切断方向と第2のワイヤーソー40による切断方向とが直角に交わることに限るものではなく、また、搬送装置20の搬送方向Aと無関係であってもよい。
尚、本システムは、放射性物質を取り扱うことから、基本的に無人状態で且つ外部から遠隔操作可能な状態で自動運転され、その運転状態は監視カメラにより監視される。
尚、図5、6においては、便宜上、搬送装置20の複数の支柱20b及び組立フレーム60の複数の支柱60dは省略してある。
尚、図7においては、フレコン破袋システム10の下流側のみを示し、組立フレーム60については、便宜上、省略してある。また、図8においては、フレコン破袋システム10は、便宜上、省略してある。
以下では、切断装置を1つだけ用いた第2の実施形態について図9、10を参照して説明する。
第2の実施形態において、フレコン破袋システム100は、搬送装置200と、切断装置300と、を含む。
搬送部200aは、図11(A)、(B)に示すように、搬送方向Aにおいて上流側から順に、第1の搬送部200a1と、第2の搬送部200a2と、第3の搬送部200a3と、を有する。第1、第2及び第3の搬送部200a1〜200a3のそれぞれは、同時に駆動され搬送方向Aに沿ってフレコン1を搬送するようになっている。
第3の搬送部200a3の搬送方向Aにおける上流側の端部は、略半円形状に形成されている。
フレコン1が搬送装置200の第1の搬送部200a1に載置されると、搬送装置200が作動する。そして、搬送装置200は、フレコン1が第2の搬送部200a2の中央付近、すなわち、切断装置300の下方に搬送されると停止する。
尚、図12(A)において、フレコンケース81の天板81a、並びに組立フレーム83の天板83a及び複数の支柱83c〜83hについては、便宜上、省略してある。また、図12(B)において、回転手段82の駆動部82a及び駆動軸82c、並びに組立フレーム83のフレーム83b2、支柱83c〜83e及び設置台83iについては、便宜上、省略してある。
破袋後のフレコン1は、搬送方向Aに沿って搬送装置20(200)の最下流側に搬送されると、フレコンケース81内に収容される。ここで、フレコン1は、フレコンケース81が搬送装置20(200)(搬送部20a(200a))に対して傾斜しているので、フレコンケース81の最下流側に移動する(図12(A)を参照)。また、側板81kは、フレコン1がフレコンケース81の支柱81cと支柱81eとの間から設置面Gに向かって落下するのを防ぐ障壁として機能する。
したがって、放射性物質を取り扱うことから、基本的に無人状態でなされる作業の効率化を図ることができる。
3a1 側面
10 フレコン破袋システム
20 搬送装置
20a 搬送部
30 第1のワイヤーソー
40 第2のワイヤーソー
32、42 ワイヤー
32a、42a 切断部
33、43 支持体
34、44 昇降手段
Claims (8)
- 複数のフレキシブルコンテナを順次破袋するフレキシブルコンテナ破袋システムであって、
前記複数のフレキシブルコンテナを所定の方向に順次搬送する搬送装置と、
前記搬送装置の搬送路の途中で、ワイヤーソーを用いて前記フレキシブルコンテナの上面を一方向に切断すると共に前記フレキシブルコンテナの上面を前記一方向と交差する方向に切断する切断装置と、を含むことを特徴とする、フレキシブルコンテナ破袋システム。 - 前記切断装置は、前記フレキシブルコンテナの上面を切断すると共にその側面を前記上面から下方に向かって所定の深さまで切断することを特徴とする、請求項1に記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。
- 前記ワイヤーソーは、切断方向に循環移動するワイヤーを前記フレキシブルコンテナの上面に向けて押し付けて切断するように構成されていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。
- 前記切断装置は、前記フレキシブルコンテナの上面を一方向に切断する第1のワイヤーソーと、前記フレキシブルコンテナの上面を前記一方向と交差する方向に切断する第2のワイヤーソーと、を含むことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。
- 前記切断装置は、1つのフレキシブルコンテナにつき2回切断動作する1つのワイヤーソーであり、
1回目の切断動作と2回目の切断動作との間で、前記フレキシブルコンテナ又は前記ワイヤーソーを鉛直軸周りに回転させる回転手段を更に含むことを特徴とする、請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。 - 前記搬送路の終端に、前記フレキシブルコンテナを転倒させて収容物を排出させる排出位置が設定されていることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。
- 前記搬送路の終端に連結され、前記上面が切断されたフレキシブルコンテナを反転させて前記上面が下方を向いた状態とする反転装置を更に含むことを特徴とする、請求項6に記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。
- 前記反転装置は、前記上面が切断されたフレキシブルコンテナの側面を把持した状態でフレキシブルコンテナを反転させることを特徴とする、請求項7に記載のフレキシブルコンテナ破袋システム。
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