JP2017074574A - 水処理方法及び水処理装置 - Google Patents
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[1] 1 mg/L asCaCO3以下の硬度成分とシリカとを含む被処理水のpHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ当該被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整した後に、当該被処理水を逆浸透膜装置に供給して、逆浸透膜装置から排出される濃縮水中シリカ濃度を550mg/L以上とする、ことを特徴とする水処理方法。
[2] 前記被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整する前に、前記被処理水を前記逆浸透膜装置から排出される透過水と熱交換させ、前記被処理水を予備加温する、ことを特徴とする[1]に記載の水処理方法。
[3] 前記被処理水は、1 mg/L asCaCO3以上の硬度成分及びシリカを含む原水をイオン交換したものである、[1]又は[2]に記載の水処理方法。
[4] 2以上の逆浸透膜装置を用い、
1 mg/L asCaCO3以下の硬度成分とシリカとを含む第1の被処理水のpHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ当該第1の被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整した後に、当該第1の被処理水を第1の逆浸透膜装置に供給する工程、
第1の逆浸透膜装置から排出される透過水を第2の逆浸透膜装置に供給する工程、及び
第2の逆浸透膜装置から排出される濃縮水を第1の逆浸透膜装置へ供給される当該第1の被処理水に添加し、pHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ水温を25〜40℃の範囲に調整した後に第1の逆浸透膜装置に供給する工程、を少なくとも備え、
第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水中シリカ濃度を550mg/L以上とすることを特徴とする水処理方法。
[5] 前記第1の逆浸透膜装置から排出される透過水に酸を添加してpHを6.5以上10.0以下に調整した後に、前記第2の逆浸透膜装置に供給する、ことを特徴とする[4]に記載の水処理方法。
[6] 2以上の逆浸透膜装置を用い、
1 mg/L asCaCO3以下の硬度成分とシリカとを含む第1の被処理水のpHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ当該第1の被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整した後に、当該第1の被処理水を第1の逆浸透膜装置に供給する工程、及び
第1の逆浸透膜装置から排出される第1の濃縮水のpHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ水温を25〜40℃の範囲に調整した後に、第2の逆浸透膜装置に供給する工程、を少なくとも備え、
最終段の逆浸透膜装置から排出される濃縮水中シリカ濃度を550mg/L以上とすることを特徴とする水処理方法。
[7] 3以上の逆浸透膜装置を用い、
1 mg/L asCaCO3以下の硬度成分とシリカとを含む第1の被処理水のpHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ当該第1の被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整した後に、当該第1の被処理水を第1の逆浸透膜装置に供給する工程、
第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水のpHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ水温を25〜40℃の範囲に調整した後に、第2の被処理水として第2の逆浸透膜装置に供給する工程、及び
第2の逆浸透膜装置から排出される透過水を第3の逆浸透膜装置に供給し、第3の逆浸透膜装置から排出される濃縮水を前記第2の被処理水に添加する工程
を少なくとも備え、最終段の逆浸透膜装置から排出される濃縮水中シリカ濃度を550mg/L以上とすることを特徴とする水処理方法。
[8] 前記第2の逆浸透膜装置から排出される透過水に酸を添加してpHを6.5以上10.0以下に調整した後に、前記第3の逆浸透膜装置に供給する、ことを特徴とする[7]に記載の水処理方法。
[9] 前記第2の逆浸透膜装置に供給する被処理水のpH及び水温は、前記第1の逆浸透膜装置に供給する被処理水のpH及び水温よりも高くする、ことを特徴とする[4]〜[8]のいずれか1に記載の水処理方法。
[10] 前記第1の逆浸透膜装置へ供給される第1の被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整する前に、前記第1の被処理水を前記第1の逆浸透膜装置から排出される透過水及び/又は前記第2の逆浸透膜装置から排出される透過水と熱交換させ、前記第1の被処理水を予備加温することを特徴とする[4]〜[9]のいずれか1に記載の水処理方法。
[11] 前記第1の逆浸透膜装置へ供給される第1の被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整する前に、前記第1の被処理水を前記第1の逆浸透膜装置から排出される透過水と熱交換させ、前記第1の被処理水を予備加温し、
前記第2の逆浸透膜装置へ供給される第2の被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整する前に、前記第2の被処理水を前記第2の逆浸透膜装置から排出される透過水と熱交換させ、前記第2の被処理水を予備加温する
ことを特徴とする[4]〜[9]のいずれか1に記載の水処理方法。
[12] 逆浸透膜装置と、
当該逆浸透膜装置へ供給する被処理水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加するpH調整手段と、
当該逆浸透膜装置へ供給する被処理水の水温を25〜40℃に加温する加温手段と、
を具備し、[1]に記載の水処理方法を行う装置。
[13] 前記逆浸透膜装置の加温手段の上流に、前記逆浸透膜装置から排出される透過水及び/又は濃縮水を熱媒体として用いる熱交換器を具備し、[2]に記載の水処理方法を行う[12]に記載の装置。
[14] 前記逆浸透膜装置の加温手段及びアルカリ剤添加手段の上流に、イオン交換装置を具備し、[3]に記載の水処理方法を行う[12]又は[13]に記載の装置。
[15] 第1の逆浸透膜装置と、
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加する第1のpH調整手段と、
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水の水温を25〜40℃に加温する第1の加温手段と、
第2の逆浸透膜装置と、
当該第1の逆浸透膜装置から排出される透過水を当該第2の逆浸透膜装置へ供給する配管と、
当該第2の逆浸透膜装置から排出される濃縮水を当該第1の逆浸透膜装置へ供給される当該第1の被処理水に添加する配管と、
を具備し、[4]に記載の水処理方法を行う装置。
[16] 前記第1の逆浸透膜装置から排出される透過水を第2の逆浸透膜装置へ供給する配管に、酸添加手段がさらに設けられている、[15]に記載の装置。
[17] 第1の逆浸透膜装置と、
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加する第1のpH調整手段と、
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水の水温を25〜40℃に加温する第1の加温手段と、
第2の逆浸透膜装置と、
当該第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加する第2のpH調整手段と、
当該第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水の水温を25〜40℃に加温する第2の加温手段と、
を具備し、[6]に記載の水処理方法を行う装置。
[18] 第1の逆浸透膜装置と、
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加する第1のpH調整手段と、
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水の水温を25〜40℃に加温する第1の加温手段と、
第2の逆浸透膜装置と、
当該第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加する第2のpH調整手段と、
当該第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水の水温を25〜40℃に加温する第2の加温手段と、
第3の逆浸透膜装置と、
当該第2の逆浸透膜装置から排出される透過水を当該第3の逆浸透膜装置へ供給する配管と、
当該第3の逆浸透膜装置から排出される濃縮水を当該第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水に添加する配管と、
を具備し、[7]に記載の水処理方法を行う装置。
[19] 前記第2の逆浸透膜装置から排出される透過水に酸を添加する酸添加手段をさらに具備する、[18]に記載の装置。
[20] 前記第1の逆浸透膜装置の第1の加温手段の上流に、前記第1の逆浸透膜装置及び/又は第2の逆浸透膜装置から排出される透過水を熱媒体として用いる熱交換器を具備する、[15]〜[19]のいずれか1に記載の装置。
[21] 前記第1の逆浸透膜装置の第1の加温手段の上流に、前記第1の逆浸透膜装置から排出される透過水を熱媒体として用いる第1の熱交換器と、
前記第2の逆浸透膜装置の第2の加温手段の上流に、前記第2の逆浸透膜装置から排出される透過水を熱媒体として用いる第2の熱交換器と
を具備する、[15]〜[19]のいずれか1に記載の装置。
上記第1の態様において、被処理水に水酸化ナトリウムを添加してpHを9.6に調整し、20℃に加温した後、逆浸透膜装置に供給した。逆浸透膜装置の水回収率を89.4%に設定して運転した。本例で用いた被処理水はシリカ濃度が35.8mg/Lであった点を除いて他の条件は他の例と同じであったが、水回収率の設定を高くしたため、濃縮水中シリカ(SiO2)濃度は338mg/Lと濃縮率は高くなった。その結果、透過水流量の減少が著しく、3ヶ月で1/2まで減少したため運転を停止した(図4)。すなわち、pHが10未満で水回収率を高く設定すると、シリカ濃縮率は高くなるが、透過水流量が著しく減少するため、実用できない。
第2の態様において、被処理水を22℃に加温し、水酸化ナトリウムを添加してpHを10に調整して1段目の逆浸透膜装置RO−1に供給し、1段目の逆浸透膜装置RO−1からの濃縮水を35℃に加温し、水酸化ナトリウムを添加してpHを11に調整して2段目の逆浸透膜装置RO−2に供給した。1段目の逆浸透膜装置RO−1からの濃縮水中シリカ(SiO2)濃度は452mg/L、2段目の逆浸透膜装置RO−2からの濃縮水中シリカ(SiO2)濃度は833mg/Lで、最終的に得られた濃縮水中シリカ(SiO2)濃度は833mg/Lであった。1段目の逆浸透膜装置RO−1の水回収率を90.7%、2段目の逆浸透膜装置RO−2の水回収率を45.7%、全体として水回収率を95%に設定して1年間運転した結果、透過水流量の変動は少なく、回収率95%を維持できた(図5)。
第4の態様において、被処理水を25℃に加温し、水酸化ナトリウムを添加してpHを11に調整して1段目の逆浸透膜装置RO−1に供給し、1段目の逆浸透膜装置RO−1からの透過水をそのまま2段目の逆浸透膜装置RO−2に供給した。2段目の逆浸透膜装置RO−2からの濃縮水は1段目の逆浸透膜装置RO−1への被処理水に戻し入れた。1段目の逆浸透膜装置RO−1からの濃縮水中シリカ(SiO2)濃度、つまり本例において最終的に得られた濃縮水中シリカ(SiO2)濃度は712mg/Lであった。1段目の逆浸透膜装置RO−1の水回収率を94.3%、2段目の逆浸透膜装置RO−2の水回収率を96%に設定して1年間運転した結果、透過水流量の変動は少なく、透過水回収率93.6%を維持できた(図6)。透過水の電気伝導率は5.0mS/mであった。
第5の態様において、被処理水を25℃に加温し、水酸化ナトリウムを添加してpHを11に調整して1段目の逆浸透膜装置RO−1に供給した。1段目の逆浸透膜装置RO−1からの透過水に硫酸を添加してpHを10に調製した後、2段目の逆浸透膜装置RO−2に供給した。2段目の逆浸透膜装置RO−2からの濃縮水は1段目の逆浸透膜装置RO−1への被処理水に戻し入れた。1段目の逆浸透膜装置RO−1からの濃縮水中シリカ(SiO2)濃度、つまり本例において最終的に得られた濃縮水中シリカ(SiO2)濃度は712mg/Lであった。1段目の逆浸透膜装置RO−1の水回収率を94.3%、2段目の逆浸透膜装置RO−2の水回収率を96%に設定して1年間運転した結果、透過水流量の変動は少なく、透過水回収率93.6%を維持できた(図7)。透過水の電気伝導率は1.5mS/mであった。実施例2と3の結果から、2段目の逆浸透膜装置に供給する透過水に酸を添加してpHを調整することで、処理後の透過水の電気伝導率を低くすることができ、より良好な水質の透過水を得ることができるといえる。
第7の態様において、被処理水を25℃に加温し、水酸化ナトリウムを添加してpHを10に調整した後、1段目の逆浸透膜装置RO−1に供給した。1段目の逆浸透膜装置RO−1からの濃縮水を35℃に加温して水酸化ナトリウムを添加してpHを11に調整した後、2段目の逆浸透膜装置RO−2に供給した。2段目の逆浸透膜装置RO−2からの透過水に硫酸を添加してpHを10に調整した後、3段目の逆浸透膜装置RO−3に供給した。3段目の逆浸透膜装置RO−3からの濃縮水は2段目の逆浸透膜装置RO−2へ供給される1段目の逆浸透膜装置RO−1からの濃縮水に戻し入れた。1段目の逆浸透膜装置RO−1からの透過水は1段目の逆浸透膜装置RO−1への被処理水と熱交換して、被処理水を予備加温した。2段目の逆浸透膜装置RO−2からの透過水は2段目の逆浸透膜装置RO−2へ供給される1段目の逆浸透膜装置RO−1からの濃縮水と熱交換した。
第8の態様に相当する。原水としてカルシウム10mg/L、マグネシウム5mg/L、シリカ(SiO2)42mg/Lを含む井水をイオン交換してカルシウム0.03mg/L以下、マグネシウム0.03mg/L以下、シリカ(SiO2)42mg/Lを含み、pH8、水温16℃の被処理水を得た。被処理水を25℃に加温し、水酸化ナトリウムを添加してpHを11に調整して1段目の逆浸透膜装置RO−1に供給した。1段目の逆浸透膜装置RO−1からの透過水に硫酸を添加してpHを10に調整した後、2段目の逆浸透膜装置RO−2に供給した。2段目の逆浸透膜装置RO−2からの濃縮水は1段目の逆浸透膜装置RO−1への被処理水に戻し入れた。
Claims (21)
1 mg/L asCaCO3以下の硬度成分とシリカとを含む第1の被処理水のpHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ当該第1の被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整した後に、当該第1の被処理水を第1の逆浸透膜装置に供給する工程、
第1の逆浸透膜装置から排出される透過水を第2の逆浸透膜装置に供給する工程、及び
第2の逆浸透膜装置から排出される濃縮水を第1の逆浸透膜装置へ供給される当該第1の被処理水に添加し、pHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ水温を25〜40℃の範囲に調整した後に第1の逆浸透膜装置に供給する工程、を少なくとも備え、
第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水中シリカ濃度を550mg/L以上とすることを特徴とする水処理方法。
1 mg/L asCaCO3以下の硬度成分とシリカとを含む第1の被処理水のpHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ当該第1の被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整した後に、当該第1の被処理水を第1の逆浸透膜装置に供給する工程、及び
第1の逆浸透膜装置から排出される第1の濃縮水のpHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ水温を25〜40℃の範囲に調整した後に、第2の逆浸透膜装置に供給する工程、を少なくとも備え、
最終段の逆浸透膜装置から排出される濃縮水中シリカ濃度を550mg/L以上とすることを特徴とする水処理方法。
1 mg/L asCaCO3以下の硬度成分とシリカとを含む第1の被処理水のpHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ当該第1の被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整した後に、当該第1の被処理水を第1の逆浸透膜装置に供給する工程、
第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水のpHを10.0〜12.0の範囲に調整し、且つ水温を25〜40℃の範囲に調整した後に、第2の被処理水として第2の逆浸透膜装置に供給する工程、及び
第2の逆浸透膜装置から排出される透過水を第3の逆浸透膜装置に供給し、第3の逆浸透膜装置から排出される濃縮水を前記第2の被処理水に添加する工程
を少なくとも備え、最終段の逆浸透膜装置から排出される濃縮水中シリカ濃度を550mg/L以上とすることを特徴とする水処理方法。
前記第2の逆浸透膜装置へ供給される第2の被処理水の水温を25〜40℃の範囲に調整する前に、前記第2の被処理水を前記第2の逆浸透膜装置から排出される透過水と熱交換させ、前記第2の被処理水を予備加温する
ことを特徴とする請求項4〜9のいずれか1に記載の水処理方法。
当該逆浸透膜装置へ供給する被処理水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加するpH調整手段と、
当該逆浸透膜装置へ供給する被処理水の水温を25〜40℃に加温する加温手段と、
を具備し、請求項1に記載の水処理方法を行う装置。
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加する第1のpH調整手段と、
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水の水温を25〜40℃に加温する第1の加温手段と、
第2の逆浸透膜装置と、
当該第1の逆浸透膜装置から排出される透過水を当該第2の逆浸透膜装置へ供給する配管と、
当該第2の逆浸透膜装置から排出される濃縮水を当該第1の逆浸透膜装置へ供給される当該第1の被処理水に添加する配管と、
を具備し、請求項4に記載の水処理方法を行う装置。
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加する第1のpH調整手段と、
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水の水温を25〜40℃に加温する第1の加温手段と、
第2の逆浸透膜装置と、
当該第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加する第2のpH調整手段と、
当該第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水の水温を25〜40℃に加温する第2の加温手段と、
を具備し、請求項6に記載の水処理方法を行う装置。
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加する第1のpH調整手段と、
当該第1の逆浸透膜装置へ供給する第1の被処理水の水温を25〜40℃に加温する第1の加温手段と、
第2の逆浸透膜装置と、
当該第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水のpHを10.0〜12.0に調整するアルカリ剤を添加する第2のpH調整手段と、
当該第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水の水温を25〜40℃に加温する第2の加温手段と、
第3の逆浸透膜装置と、
当該第2の逆浸透膜装置から排出される透過水を当該第3の逆浸透膜装置へ供給する配管と、
当該第3の逆浸透膜装置から排出される濃縮水を当該第1の逆浸透膜装置から排出される濃縮水に添加する配管と、
を具備し、請求項7に記載の水処理方法を行う装置。
前記第2の逆浸透膜装置の第2の加温手段の上流に、前記第2の逆浸透膜装置から排出される透過水を熱媒体として用いる第2の熱交換器と
を具備する、請求項15〜19のいずれか1に記載の装置。
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