JP2017073746A - 撮像装置、撮像システム、撮像装置の駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】光信号と参照信号との比較の結果を示す信号から、メモリの制御信号を、精度よく生成する撮像装置、撮像システム、撮像装置の駆動方法を提供する。【解決手段】光信号と参照信号とを比較した結果を示す第1信号を出力する第1出力部30と、第1信号を遅延させた第2信号を出力する第2出力部31と、メモリ部の動作を制御する制御信号を第1信号と第2信号とを用いて出力する第3出力部32とを有し、第2出力部が、第2信号を出力する出力ノードと、出力ノードに電流を供給する第1電流経路23、第2電流経路217を備える。【選択図】図2
Description
本発明は、撮像装置、撮像システム、撮像装置の駆動方法に関する。
光電変換に基づく光信号を各々が出力する複数の画素と、各々が光信号と参照信号とを比較する複数の比較部とを備える撮像装置が知られている。
特許文献1には、ラッチ制御部が、比較部が出力する信号を遅延させる複数段のラッチ回路の出力と、比較部が出力する信号が入力される1段のラッチ回路の出力との論理積を得ることが記載されている。そして、特許文献1には、この論理積を制御信号とし、カウント信号が入力されるメモリの書き込みが制御信号によって制御されることが記載されている。
特許文献1には、ラッチ制御部が、比較部が出力する信号を遅延させる複数段のラッチ回路の出力と、比較部が出力する信号が入力される1段のラッチ回路の出力との論理積を得ることが記載されている。そして、特許文献1には、この論理積を制御信号とし、カウント信号が入力されるメモリの書き込みが制御信号によって制御されることが記載されている。
撮像装置では、ラッチ制御部において、比較部が出力する信号を遅延させる複数段のラッチ回路が、同一の電源配線に接続されることがある。さらに、複数のラッチ制御部が、同一の電源配線に接続されることがある。
光信号と参照信号との比較において、比較部が出力する信号の電位が変化するタイミングが、複数の比較部で近づくこと(例えば、暗い被写体のような輝度差の少ない撮影シーンの光信号のAD変換、ノイズ信号のAD変換など)がある。複数の比較部で、比較部が出力する信号の電位が変化するタイミングが近づくと、複数のラッチ制御部の間でも、出力する信号の電位の変化のタイミングが近づく。複数のラッチ制御部の間で、出力する信号の電位の変化のタイミングが揃うと、この複数のラッチ制御部に電源を供給する電源配線の電位の変動が顕著となる。この電源配線の電位の変動は、ラッチ制御回路が備えるラッチ回路の応答特性を変化させる。このラッチ回路の応答特性の変化は、比較部の信号を遅延させる複数段のラッチ回路の遅延特性を変化させる。よって、ラッチ制御部がメモリに出力する制御信号のパルスの幅の狭小化が生じたり、制御信号のパルスに遅延が生じたりする。この制御信号のパルスの狭小化は、メモリがカウント信号を取り込めない事態を生じさせる。また、制御信号のパルスの遅延は、メモリが本来取り込むべきカウント信号の値とは異なる値のカウント信号を取り込む事態を生じさせる。
このように、光信号と参照信号との比較の結果を示す信号から、メモリの制御信号を、精度よく生成することが求められている。
本発明は上記の課題を鑑みて為されたものであり、一の態様は、光電変換に基づく信号である光信号を各々が出力する複数の画素と、複数の比較部と、前記複数の比較部の各々に対応して各々が配された複数のメモリ部とを有し、前記複数の比較部の各々は、前記光信号と参照信号とが入力されるとともに、前記光信号と前記参照信号とを比較した結果を示す第1信号を出力する第1出力部と、前記第1信号が入力されるとともに、前記第1信号を遅延させた第2信号を出力する第2出力部と、前記第1信号と前記第2信号とが入力されるとともに、前記メモリ部の動作を制御する制御信号を、前記第1信号と前記第2信号とを用いて出力する第3出力部とを有し、前記第2出力部が、前記第2信号を出力する出力ノードと、前記出力ノードに電流を供給する電流源と、前記電流源と前記出力ノードとに電流を流す第1電流経路と、前記電流源と前記出力ノードとに電流を流す第2電流経路とを備えることを特徴とする撮像装置である。
また、別の一の態様は、光電変換に基づく信号である光信号を各々が出力する複数の画素と、複数の比較部と、前記複数の比較部の各々に対応して各々が配された複数のメモリ部とを有し、前記複数の比較部の各々は、前記光信号と参照信号とが入力されるとともに、前記光信号と前記参照信号とを比較した結果を示す第1信号を出力する第1出力部と、第2出力部と、前記第1出力部および前記第2出力部に接続され、前記メモリ部の動作を制御する制御信号を出力する第3出力部とを有し、前記第2出力部が、前記第3出力部に接続された出力ノードと、第1電源電圧が入力されるソースと、前記第1出力部に接続されたゲートと、前記出力ノードに接続されたドレインとを有する第1トランジスタと、第2電源電圧が入力されるソースと、基準電圧が入力されるゲートと、前記出力ノードに接続されたドレインとを有する第2トランジスタとを有し、前記比較部はさらに、前記出力ノードに接続されたソースと、所定の電位が入力されるゲートと、前記第1電源電圧が入力されるドレインとを有する第3トランジスタを有することを特徴とする撮像装置である。
また、別の一の態様は、光電変換に基づく信号である光信号を各々が出力する複数の画素と、複数の比較部と、前記複数の比較部の各々に対応して各々が配された複数のメモリ部とを有し、前記複数の比較部の各々は、前記光信号と参照信号とが入力され、前記光信号と前記参照信号とを比較した結果を示す第1信号を出力する第1出力部と、前記第1信号が入力されるとともに、前記第1信号を遅延させた第2信号を出力する第2出力部と、前記第1信号と前記第2信号とが入力されるとともに、前記メモリ部の動作を制御する制御信号を、前記第1信号と前記第2信号とを用いて出力する第3出力部とを有し、前記第2出力部が、前記第2信号を出力する出力ノードを有する撮像装置の駆動方法であって、前記第1信号の信号レベルが第1の信号レベルおよび第2の信号レベルにおいて、前記出力ノードに電流を供給することを特徴とする撮像装置の駆動方法である。
光信号と参照信号との比較の結果を示す信号から、メモリの制御信号を、精度よく生成することができる。
以下、図面を参照しながら各実施例を説明する。なお、以下の実施例ではPMOSトランジスタ、NMOSトランジスタが記載されているが、導電型は適宜変更することが可能である。
(実施例1)
図1は、本実施例の撮像装置の構成を示した図である。
図1は、本実施例の撮像装置の構成を示した図である。
撮像装置は、画素が複数列及び複数行に渡って配された画素部1を有する。画素部1に配された複数の画素の各々は、光電変換に基づく光信号を出力する。さらに撮像装置は、1列の画素に対して1つが配される複数の読み出し回路2を有する。さらに撮像装置は、複数の読み出し回路2の1つに対して1つが配される複数の比較部3と、複数の比較部3の1つに対して1つが配される複数のメモリ部4とを有する。さらに撮像装置は、複数のメモリ部4を順次走査する水平走査回路5、ランプ信号を複数の比較部3に供給するランプ信号供給部6、クロックを計数したカウント信号を供給するカウンタ7を有する。さらに撮像装置は、複数のメモリ部4から、水平走査回路5の走査によって順次信号が出力されるとともに、入力された信号を撮像装置の外部に出力する出力部8を有する。さらに撮像装置は、ランプ信号供給部6から、複数の比較部3にランプ信号を供給するランプ信号線11と、カウンタ7と複数のメモリ部4とを接続するカウント信号線12とを有する。さらに撮像装置は、各々が、1つの読み出し回路2と1つの比較部3とを接続する複数の出力信号線13とを有する。
図2は、複数の比較部3のうちの1つの比較部3の構成を示した図である。比較部3は、第1出力部30、第2出力部31、第3出力部32、出力制御部33を有する。第1出力部30は差動対を有する。この差動対は、PMOSトランジスタ211、PMOSトランジスタ213、PMOSトランジスタ214、NMOSトランジスタ215、NMOSトランジスタ216を有る。PMOSトランジスタ211のゲートには基準電圧が入力され、ソースには第1電源電圧VDDが入力される。PMOSトランジスタ211のドレインは、PMOSトランジスタ213、214のそれぞれのソースに接続される。PMOSトランジスタ211は、ゲートに入力される基準電圧に基づく電流を、PMOSトランジスタ213、214、NMOSトランジスタ215、216に供給する電流源である。PMOSトランジスタ213のゲートは、ランプ信号線11に接続され、ドレインはNMOSトランジスタ215のドレインおよびゲートに接続される。PMOSトランジスタ214のゲートは出力信号線13に接続され、ドレインはNMOSトランジスタ216のドレインに接続される。NMOSトランジスタ215、216のそれぞれのソースには、電源電圧GNDが入力される。電源電圧GNDは接地電圧である。第1電源電圧である電源電圧GNDよりも、第2電源電圧である電源電圧VDDは高い電位である。
第1出力部30は、第2出力部31に接続される。第2出力部31は、PMOSトランジスタ212とNMOSトランジスタ217を有する。第1出力部30の出力ノードである、PMOSトランジスタ214のドレインと、NMOSトランジスタ216のドレインとが接続されたノードは、NMOSトランジスタ217のゲートに接続される。このPMOSトランジスタ214のドレインと、NMOSトランジスタ216のドレインとが接続されたノードから出力される信号が、第1出力部30が出力する第1信号である。第1信号は、光信号と、参照信号の一例であるランプ信号とを第1出力部30が比較した結果を示す信号である。この第1信号が、NMOSトランジスタ217のゲートに入力される。NMOSトランジスタ217は、第1信号が第1出力部30から入力される入力トランジスタである。NMOSトランジスタ217のソースには、電源電圧GNDが入力され、ドレインは、PMOSトランジスタ212のドレインに接続される。PMOSトランジスタ212のゲートには基準電圧が入力され、ソースには電源電圧VDDが入力される。PMOSトランジスタ212のゲートに入力される基準電圧は、PMOSトランジスタ211のゲートに入力される基準電圧と同じである。第2出力部31の出力ノードは、PMOSトランジスタ212のドレインと、NMOSトランジスタ217のドレインとが接続されたノードである。PMOSトランジスタ212は、当該PMOSトランジスタ212のゲートに入力される基準電圧に基づいて、第2出力部31の出力ノードに電流を供給する電流源である。また、PMOSトランジスタ212と、NMOSトランジスタ217とによって、ソース接地増幅回路が構成される。
第3出力部32は、インバータ244、SRラッチ回路241、SRラッチ回路242、AND回路243を有する。
また、第1出力部30が出力する第1信号は第3出力部32にもまた、出力される。PMOSトランジスタ214のドレインとNMOSトランジスタ216のドレインとが接続されたノードは、第3出力部32が有するSRラッチ回路241のSノードに接続される。
第2出力部31が出力する信号は、第3出力部32に出力される。PMOSトランジスタ212のドレインと、NMOSトランジスタ2127のドレインとが接続されたノードは、インバータ244の入力ノードに接続される。インバータ244の出力ノードは、SRラッチ回路242のSノードに接続される。SRラッチ回路241のQノードと、SRラッチ回路のQBノードは、AND回路243の入力ノードに接続される。AND回路243の出力ノードは、メモリ部4に接続される。
比較部3は、出力制御部33を備える。出力制御部33は、PMOSトランジスタ22と、PMOSトランジスタ23とを有する。PMOSトランジスタ22およびPMOSトランジスタ23のゲートには、電圧Vclipが入力される。PMOSトランジスタ22のドレインには電源電圧GNDが入力され、ソースは、PMOSトランジスタ214およびNMOSトランジスタ216のドレインが接続されたノードに接続される。PMOSトランジスタ23のドレインには電源電圧GNDが入力され、ソースは、第2出力部32の出力ノードである、PMOSトランジスタ212およびNMOSトランジスタ217のドレインが接続されたノードに接続される。PMOSトランジスタ23は、電流源であるPMOSトランジスタ212から、第2出力部31の出力ノードを介して、電流が供給される。電流源であるPMOSトランジスタ212と第2出力部31の出力ノードとに電流を流す第1電流経路は、出力ノードからPMOSトランジスタ23を介して電源電圧GNDに至る経路である。また、電流源であるPMOSトランジスタ212と出力ノードとに電流を流す第2電流経路は、出力ノードからNMOSトランジスタ217を介して電源電圧GNDに至る経路である。第1電流経路は、出力ノードに接続されたソースを備える、第1導電型のトランジスタであるPMOSトランジスタ23を有する。第2電流経路は、出力ノードに接続されたドレインを備える、第1導電型とは逆の導電型のトランジスタであるNMOSトランジスタ217を有する。
図3は、図2に示した比較部3の駆動を説明したタイミング図である。
出力信号線13の電位は、画素から読み出し回路2を介して比較部3に出力される光信号の信号レベルを示している。この出力信号線13の電位の図示に合わせて、ランプ信号線11の電位を図示している。ランプ信号は、時間の経過とともに、電位が単調に増加する信号である。
時刻T1よりも前の期間では、電流源であるPMOSトランジスタ212は、電流をPMOSトランジスタ23に供給する。NMOSトランジスタ217は、PMOSトランジスタ212から電流が供給されていないため、オフしている。
時刻T1に、ランプ信号と光信号との電位の大小関係が変化する。第1信号の信号レベルは、時刻T1から時刻T3に渡って変化する。第1信号の信号レベルは時刻T3に、電圧Vclipに対し、PMOSトランジスタ22のしきい値電圧である電圧Vthpを加えた電圧となる。なお、PMOSトランジスタ23のしきい値電圧もまた電圧Vthpである。
一方、第2信号の信号レベルは、第1信号の信号レベルが変化を開始する時刻T1から遅れた時刻T2から時刻T4に渡って、電圧Vclip+Vthpから変化する。この期間、PMOSトランジスタ212からPMOSトランジスタ23に供給される電流は減少する。その一方、PMOSトランジスタ212からNMOSトランジスタ217に供給される電流は増加する。そして、時刻T4に、PMOSトランジスタ212からPMOSトランジスタ23に電流が供給されなくなるため、PMOSトランジスタ23はオフする。つまり、第1信号が第1の信号レベルの場合には、PMOSトランジスタ212はPMOSトランジスタ23に電流を供給する。そして第1信号が第2の信号レベルの場合には、NMOSトランジスタ217に電流を供給する。つまり、第1信号が第1の信号レベルの場合には第1電流経路によって、電流源であるPMOSトランジスタ212から出力ノードに電流が流れる。また、第1信号が第2の信号レベルの場合には第2電流経路によって、電流源であるPMOSトランジスタ212から出力ノードに電流が流れる。したがって、第1信号の信号レベルが第1の信号レベルと第2の信号レベルのいずれであっても、出力ノードに電流が流れる。このため、第1信号の信号レベルが変化することによる出力ノードに流れる電流の変動が、比較部3が第1電流経路と第2電流経路とを備えることのよって、抑制される。よって、本実施例の比較部3では、第1信号の信号レベルが変化することによる、電源電圧VDDおよび電源電圧GNDの電位の変動が抑制される。
この時刻T2から時刻T4において、PMOSトランジスタ212から第2出力部31の出力ノードに流れる電流は一定である。よって、第1信号の信号レベルの変化が生じても、第2出力部31の出力ノードに流れる電流量は変化しない。したがって、本実施例の比較部3は、第1信号の信号レベルの変化による、電源電圧VDD、電源電圧GNDの電位の変動が生じにくい。
SRラッチ回路241のQノードの出力は、時刻T2に第1信号がSRラッチ回路241の論理しきい値を越えることによって、LowレベルからHighレベルに変化する。
インバータ244の出力は、時刻T3に、第2信号がインバータ244の論理しきい値を越えることによって、LowレベルからHighレベルに変化する。
SRラッチ回路242のQBノードの出力は、時刻T3のインバータ244の出力の変化を受けて、HighレベルからLowレベルに変化する。
AND回路243の出力である制御信号の信号レベルは、時刻T2にHighレベルとなる。そして、時刻T3にLowレベルとなる。この制御信号が入力されるメモリ部4は、時刻T3におけるカウント信号の保持を行う。
このように本実施例の比較部3は、第1信号と、第2信号とを用いて、メモリ部4の制御を行う制御信号の生成を行う。この制御信号の生成に用いる第2信号の生成には、電流源であるPMOSトランジスタ212を用いている。
以下、比較例を説明する。図4は、比較例の比較部の構成を示している。比較部は、比較器21と、制御信号生成部40とを有する。制御信号生成部40は、比較器21の出力を遅延させる遅延回路45と、インバータ410と、AND回路450を有する。遅延回路45は、複数の遅延容量素子402、複数のインバータ403を有する。
比較器21の出力が変化すると遅延回路45内にあるインバータ403は遅延容量素子402に充放電を行い、遅延時間を生成する。この時、2つある遅延容量素子402のうちどちらか一方が、電源から電荷を充電するための充電電流が供給され、もう一方の遅延容量素子から充電された電荷を放電するために電源電圧GNDに放電電流を流す。また、インバータ403は遅延容量素子402に充電または放電を行うため、インバータ403の出力は時間をかけてLowからHighまたはHighからLowに遷移する。この遷移している期間は電源電圧VDDから電源電圧GNDに貫通電流が流れる。比較器21の出力が同時に変化する列が多い場合と、少ない場合とで動作する遅延回路45の列数が異なる。したがって、比較器21の出力が同時に変化する列数が多くなるにつれて、電源電圧GNDに流れる充放電電流量および貫通電流量が増加する。これにより、比較器21の出力が同時に変化する列数が多くなるにつれて、電源電圧VDD、電源電圧GNDの電源変動量もまた増加する。この電源変動量の増大は、インバータ403、410の論理しきい値のずれを生じさせる。また、電源変動量の増大は、インバータ403、410を構成するNMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタのゲートドレイン間電圧Vgsを変動させる。よって、電源変動量の増大は、インバータ403が遅延容量素子402に充電する電流量、放電する電流量の変動を生じさせる。したがって、比較器21の出力が同時に変化する列数によって、遅延回路45による遅延時間が異なる。
例えば、ノイズ信号や暗い被写体の撮影時の光信号のAD変換時は、比較器21の出力が同時に変化する列は多い。一方、輝度差の大きい被写体の撮影時の光信号のAD変換時では、比較器21の出力が同時に変化する列は少ない。この輝度差の大きい被写体の撮影時の光信号をAD変換して得た信号と、ノイズ信号をAD変換して得た信号とを差し引くCDS(Correlated Double Sampling)処理を行うことがある。この場合、光信号のAD変換とノイズ信号のAD変換とで、遅延回路45の遅延時間が異なるため、CDS処理の精度が低下する。よって、比較例の構成では、遅延回路45の遅延時間のばらつきによる画質の低下が生じる課題がある。
一方、本実施例の撮像装置が備える比較部3は、電流源であるPMOSトランジスタ212、第1電流経路、第2電流経路によって、第1信号を遅延させた第2信号を生成している。これにより、第2出力部32において、第1信号の信号レベルによらず、電源電圧VDDと電源電圧GNDとの間には所定の電流が流れる。よって、本実施例の比較部3は、第1信号の信号レベルが同時に変化する列数によらず、第1信号に対する第2信号の遅延を一定にしやすい。これにより、本実施例の撮像装置は、第1信号に対する第2信号の遅延時間のばらつきに起因する画質の低下が生じにくい効果を有する。
なお、本実施例では、第2出力部31がソース接地増幅回路である例を説明したが、本実施例はその構成に限定されない。第2出力部31は、差動対を備え、当該差動対に電流を供給する電流源を備える差動回路であってもよい。
なお、本実施例では、出力制御部33が、第1信号が取り得る電位の範囲を制限するPMOSトランジスタ22を設けていたが、光信号、ランプ信号が、PMOSトランジスタ211が飽和領域で動作可能な範囲内の電位であれば省略してもよい。
また、図2に示した第3出力部32は、SRラッチ回路241、SRラッチ回路242を備えていたが、この構成に限定されるものではなく、適宜他の形式のラッチ回路を用いることが可能である。
また、本実施例の図2では、PMOSトランジスタ213のゲートにランプ信号が入力され、PMOSトランジスタ214のゲートに光信号が入力される構成であったが、逆にしてもよい。この場合には、第1信号の信号レベルは、本実施例で説明したものとは逆の関係となる。この場合には、インバータ244を、第1出力部30の出力ノードとSRラッチ回路241との間の電気的経路に設けるようにすれば良い。つまり、第1出力部30の差動対では、NMOSトランジスタ215が、PMOSトランジスタ213、214の一方のみのドレインに接続される。そして当該差動対では、NMOSトランジスタ216が、PMOSトランジスタ213、214の他方のみのドレインに接続されるようにすればよい。
また、本実施例では、PMOSトランジスタ211とPMOSトランジスタ212のゲートに与えられる基準電圧は同じとしていたが、互いに異なる電圧としても良い。
また、本実施例では、カウンタ7が、複数のメモリ部4に共通のカウント信号を出力する構成を説明した。他の例として、複数のメモリ部4の各々が、クロックを計数したカウント信号を生成するカウンタであってもよい。この場合には、比較部3が出力する制御信号の信号レベルの変化に対応して、メモリ部4のカウンタが、カウント動作を停止するようにすればよい。これにより、メモリ部4は、制御信号の信号レベルが変化した時点のカウント信号を保持することができる。
なお、本実施例では、比較部3に、参照信号としてランプ信号が入力される例を説明したが、参照信号と光信号とを比較する動作を行うものであれば、他のAD変換形式であってもよい。例えば、比較部3が、逐次比較型AD変換の比較動作を行うようにしてもよい。
また、本実施例では、1列の画素に対し、1つの読み出し回路2と、1つの比較部3と、1つのメモリ部4とが配置されていた。この例に限定されるものではなく、例えば、1列の画素に対し、複数の読み出し回路2と、複数の比較部3と、複数のメモリ部4とが配置されていてもよい。また、複数列の画素に対し、1つの読み出し回路2と、1つの比較部3と、1つのメモリ部4とが配置されていてもよい。これらのような場合も、画素が配された複数列に対応して、複数の読み出し回路2の各々と、複数の比較部3の各々と、複数のメモリ部4の各々とが配置される形態に含まれる。
(実施例2)
本実施例について、実施例1と異なる点を中心に説明する。
撮像装置の全体の構成は、実施例1の図1の構成と同じである。
本実施例について、実施例1と異なる点を中心に説明する。
撮像装置の全体の構成は、実施例1の図1の構成と同じである。
図5は、本実施例の比較部3の構成を示した図である。比較部3は、第1出力部50、第2出力部51、第3出力部52、出力制御部55を有する。
第1出力部51は、ランプ信号線11と出力信号線13に接続された差動増幅回路(オペアンプ)110と、PMOSトランジスタ512と、NMOSトランジスタ513とを有する。PMOSトランジスタ512のゲートには基準電圧が入力され、ソースには電源電圧VDDが入力される。PMOSトランジスタ512は、ゲートに入力される基準電圧に基づく電流をNMOSトランジスタ513に供給する電流源である。PMOSトランジスタ512と、NMOSトランジスタ513とによってソース接地増幅回路が構成される。PMOSトランジスタ512のドレインは、NMOSトランジスタ513のドレインに接続される。NMOSトランジスタのゲートは差動増幅回路110の出力ノードに接続され、ソースには電源電圧GNDが入力される。第1出力部50の出力ノードは、PMOSトランジスタ512のドレインとNMOSトランジスタのドレインとが接続されたノードである。
第2出力部51は、PMOSトランジスタ514、NMOSトランジスタ515を有する。NMOSトランジスタ515のゲートは、第1出力部50の出力ノードに接続され、ソースには電源電圧GNDが入力されている。NMOSトランジスタ515のドレインは、PMOSトランジスタ514のドレインに接続されている。PMOSトランジスタのゲートには基準電圧が入力され、ソースには電源電圧VDDが入力される。NMOSトランジスタ515は、第1信号が第1出力部50から入力される入力トランジスタである。PMOSトランジスタ514は、ゲートに入力される基準電圧に基づく電流をNMOSトランジスタ515に供給する電流源である。第2出力部51は、PMOSトランジスタ514、NMOSトランジスタ515によって構成されるソース接地増幅回路を有する。
第2出力部51の出力ノードは、PMOSトランジスタ514のドレインとNMOSトランジスタ515のドレインとが接続されたノードである。
第1出力部50の出力ノードは、第3出力部52にもまた、接続されている。
第3出力部52は、インバータ518、SRラッチ回路519、SRラッチ回路520、AND回路521を有する。インバータ518の入力ノードは、第1出力部50の出力ノードに接続されている。インバータ518の出力ノードは、SRラッチ回路519のSノードに接続されている。SRラッチ回路520のSノードは、第2出力部51の出力ノードに接続されている。SRラッチ回路519のQノードと、SRラッチ回路520のQBノードは、AND回路521の入力ノードに接続されている。AND回路521の出力ノードは、メモリ部4に接続されている。
出力制御部55は、PMOSトランジスタ516、PMOSトランジスタ517を有する。PMOSトランジスタ516およびPMOSトランジスタ517のゲートには電圧Vclipが入力される。PMOSトランジスタ516のソースは、第1出力部50の出力ノードに接続され、ドレインには電源電圧GNDが入力される。PMOSトランジスタ517のソースは、第2出力部51の出力ノードが接続され、ドレインには電源電圧GNDが入力される。
図6は、図5に示した比較部3の駆動を示したタイミング図である。
時刻T1に、差動増幅回路110の出力の変化が開始する。
この差動増幅回路110の出力の変化に対応して、時刻T2に、第1信号の信号レベルの変化が開始する。
この第1信号の信号レベルの変化に対応して、時刻T3に、第2信号の信号レベルの変化が開始する。
これにより、第1信号と第2信号との論理積で作られる制御信号は、時刻T3から時刻T4の期間にHighレベルとなる。
この制御信号が入力されるメモリ部4は、時刻T4におけるカウント信号を保持する。
この差動増幅回路110の出力の変化に対応して、時刻T2に、第1信号の信号レベルの変化が開始する。
この第1信号の信号レベルの変化に対応して、時刻T3に、第2信号の信号レベルの変化が開始する。
これにより、第1信号と第2信号との論理積で作られる制御信号は、時刻T3から時刻T4の期間にHighレベルとなる。
この制御信号が入力されるメモリ部4は、時刻T4におけるカウント信号を保持する。
本実施例においても、第2出力部51は、電流源を備える。これにより、実施例1で述べた効果と同じ効果を、本実施例の撮像装置も得ることができる。
なお、本実施例では、第1出力部50が、差動増幅回路110の後段にソース接地増幅回路を備える構成を説明した。本実施例はこの例に限定されるものではなく、第1出力部50は、差動増幅回路110の後段に、ソース接地増幅回路の代わりに差動回路を備えていてもよい。
また、本実施例では、第2出力部51がソース接地増幅回路である構成を説明した。本実施例はこの構成に限定されるものではなく、差動対を備え、当該差動対に電流を供給する電流源を備える差動回路であってもよい。
(実施例3)
本実施例は、上述した各実施例の撮像装置を有する撮像システムに関する。
本実施例は、上述した各実施例の撮像装置を有する撮像システムに関する。
撮像システムとして、デジタルスチルカメラやデジタルカムコーダーや監視カメラなどがあげられる。図7に、撮像システムの例としてデジタルスチルカメラに撮像装置を適用した場合の模式図を示す。
図7に例示した撮像システムは、レンズの保護のためのバリア1501、被写体の光学像を撮像装置1504に結像させるレンズ1502、レンズ1502を通過する光量を可変にするための絞り1503を有する。レンズ1502、絞り1503は撮像装置1504に光を集光する光学系である。また、図7に例示した撮像システムは撮像装置1504より出力される出力信号の処理を行う出力信号処理部1505を有する。出力信号処理部1505は必要に応じて各種の補正、圧縮を行って信号を出力する動作を行う。
図7に例示した撮像システムはさらに、画像データを一時的に記憶する為のバッファメモリ部1506、外部コンピュータ等と通信する為の外部インターフェース部1507を有する。さらに撮像システムは、撮像データの記録または読み出しを行う為の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体1509、記録媒体1509に記録または読み出しを行うための記録媒体制御インターフェース部1508を有する。さらに撮像システムは、各種演算とデジタルスチルカメラ全体を制御する全体制御・演算部1510、撮像装置1504と出力信号処理部1505に各種タイミング信号を出力するタイミング供給部1511を有する。ここで、タイミング信号などは外部から入力されてもよく、撮像システムは少なくとも撮像装置1504と、撮像装置1504から出力された出力信号を処理する出力信号処理部1505とを有すればよい。
以上のように、本実施例の撮像システムは、撮像装置1504を適用して撮像動作を行うことが可能である。
なお、上記実施例は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。また、これまで述べた各実施例を種々組み合わせて実施することができる。
1 画素部
2 読み出し回路
3 比較部
4 メモリ部
5 水平走査回路
6 ランプ信号供給部
7 カウンタ
8 出力部
30、50 第1出力部
31、51 第2出力部
32、52 第3出力部
212、514 PMOSトランジスタ(電流源)
217、515 NMOSトランジスタ
2 読み出し回路
3 比較部
4 メモリ部
5 水平走査回路
6 ランプ信号供給部
7 カウンタ
8 出力部
30、50 第1出力部
31、51 第2出力部
32、52 第3出力部
212、514 PMOSトランジスタ(電流源)
217、515 NMOSトランジスタ
Claims (17)
- 光電変換に基づく信号である光信号を各々が出力する複数の画素と、
複数の比較部と、
前記複数の比較部の各々に対応して各々が配された複数のメモリ部とを有し、
前記複数の比較部の各々は、
前記光信号と参照信号とが入力されるとともに、前記光信号と前記参照信号とを比較した結果を示す第1信号を出力する第1出力部と、
前記第1信号が入力されるとともに、前記第1信号を遅延させた第2信号を出力する第2出力部と、
前記第1信号と前記第2信号とが入力されるとともに、前記メモリ部の動作を制御する制御信号を、前記第1信号と前記第2信号とを用いて出力する第3出力部とを有し、
前記第2出力部が、前記第2信号を出力する出力ノードと、前記出力ノードに電流を供給する電流源と、前記電流源と前記出力ノードとに電流を流す第1電流経路と、前記電流源と前記出力ノードとに電流を流す第2電流経路とを備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記第1信号が第1の信号レベルの場合には、前記電流源は前記第1電流経路を用いて前記出力ノードに電流を供給し、
前記第1信号が第2の信号レベルの場合には、前記電流源は前記第2電流経路を用いて前記出力ノードに電流を供給することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記第1電流経路は、前記出力ノードに接続されたソースを備える第1導電型のトランジスタを有し、
前記第2電流経路は、前記出力ノードに接続されたドレインを備える、前記第1導電型とは逆の導電型である第2導電型のトランジスタを有することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。 - 前記制御信号が、前記第1信号と前記第2信号との論理積であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第2出力部は、ゲートに前記第1信号が入力され、ソースに第1電源電圧が入力され、ドレインが前記出力ノードに接続された第1トランジスタを有し、
前記電流源が、ゲートに基準電圧が入力され、ソースに前記第1電源電圧よりも高い電圧である第2電源電圧が入力され、ドレインに前記出力ノードが接続された第2トランジスタであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記第1出力部は、
ゲートに第2基準電圧が入力され、ソースに前記第2電源電圧が入力される第3トランジスタと、
ゲートに前記光信号が入力され、ソースに前記第3トランジスタのドレインが接続される第4トランジスタと、
ゲートに前記参照信号が入力され、ソースに前記第3トランジスタのドレインが接続される第5トランジスタと、
ソースに前記第1電源電圧が入力され、ドレインおよびゲートが前記第3トランジスタと前記第4トランジスタの一方のみのドレインに接続された第6トランジスタと、
ソースに前記第1電源電圧が入力され、ゲートが前記第6トランジスタのドレインおよびゲートに接続され、ドレインが前記第3トランジスタと前記第4トランジスタの他方のみのドレインと前記第2出力部とに接続された第7トランジスタとを有することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。 - 前記基準電圧と前記第2基準電圧とが同じ値であることを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
- 前記第2出力部は、前記電流源に接続されたドレインと、前記第7トランジスタのドレインに接続されたゲートと、前記第1電源電圧が入力されるソースとを備える入力トランジスタをさらに備え、
前記比較部はさらに、
前記第7トランジスタに接続されたソースと、前記第1電源電圧が入力されるドレインと、所定の電圧が入力されるゲートとを備えるトランジスタをさらに有することを特徴とする請求項6または7に記載の撮像装置。 - 前記第1出力部が、前記光信号と前記参照信号とが入力される差動回路と、前記差動回路の出力を受けて、前記第1信号を出力するソース接地増幅回路とを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記第3出力部が、
前記第1信号が入力されるインバータと、
前記インバータの出力が入力される第1SRラッチ回路と、前記第2信号が入力される第2SRラッチ回路と、
前記第1SRラッチ回路の出力と前記第2SRラッチ回路の論理積を得て、前記論理積を前記制御信号として出力するAND回路とを有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記参照信号がランプ信号であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 前記複数のメモリ部の各々に、クロックを計数したカウント信号が入力され、
前記複数のメモリ部の各々は、前記制御信号の電位の変化に対応して、前記カウント信号を保持することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 前記複数のメモリ部の各々は、クロックを計数したカウント信号を生成し、
前記複数のメモリ部の各々は、前記制御信号の電位の変化に対応して、前記カウント信号を保持することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の撮像装置。 - 光電変換に基づく信号である光信号を各々が出力する複数の画素と、
複数の比較部と、
前記複数の比較部の各々に対応して各々が配された複数のメモリ部とを有し、
前記複数の比較部の各々は、
前記光信号と参照信号とが入力されるとともに、前記光信号と前記参照信号とを比較した結果を示す第1信号を出力する第1出力部と、第2出力部と、前記第1出力部および前記第2出力部に接続され、前記メモリ部の動作を制御する制御信号を出力する第3出力部とを有し、
前記第2出力部が、
前記第3出力部に接続された出力ノードと、
第1電源電圧が入力されるソースと、前記第1出力部に接続されたゲートと、前記出力ノードに接続されたドレインとを有する第1トランジスタと、
第2電源電圧が入力されるソースと、基準電圧が入力されるゲートと、前記出力ノードに接続されたドレインとを有する第2トランジスタとを有し、
前記比較部はさらに、
前記出力ノードに接続されたソースと、所定の電位が入力されるゲートと、前記第1電源電圧が入力されるドレインとを有する第3トランジスタを有することを特徴とする撮像装置。 - 前記第1トランジスタと前記第3トランジスタの導電型が逆であることを特徴とする請求項14に記載の撮像装置。
- 請求項1〜15のいずれか1項に記載の撮像装置と、
前記撮像装置が出力する信号を用いて画像を生成する出力信号処理部とを有することを特徴とする撮像システム。 - 光電変換に基づく信号である光信号を各々が出力する複数の画素と、
複数の比較部と、
前記複数の比較部の各々に対応して各々が配された複数のメモリ部とを有し、
前記複数の比較部の各々は、
前記光信号と参照信号とが入力され、前記光信号と前記参照信号とを比較した結果を示す第1信号を出力する第1出力部と、
前記第1信号が入力されるとともに、前記第1信号を遅延させた第2信号を出力する第2出力部と、
前記第1信号と前記第2信号とが入力されるとともに、前記メモリ部の動作を制御する制御信号を、前記第1信号と前記第2信号とを用いて出力する第3出力部とを有し、
前記第2出力部が、前記第2信号を出力する出力ノードを有する撮像装置の駆動方法であって、
前記第1信号の信号レベルが第1の信号レベルおよび第2の信号レベルにおいて、前記出力ノードに電流を供給することを特徴とする撮像装置の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015201387A JP2017073746A (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 撮像装置、撮像システム、撮像装置の駆動方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2017073746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110536081A (zh) * | 2018-05-24 | 2019-12-03 | 松下知识产权经营株式会社 | 摄像装置 |
US11778348B2 (en) | 2020-12-24 | 2023-10-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Circuit, apparatus, system, movable object, and substrate |
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2015
- 2015-10-09 JP JP2015201387A patent/JP2017073746A/ja active Pending
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