JP2017073656A - 留守番電話装置、留守番電話システム、留守番電話装置の制御方法および留守番電話装置のプログラム - Google Patents

留守番電話装置、留守番電話システム、留守番電話装置の制御方法および留守番電話装置のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
留守番電話サービスの利便性を向上させることができる、留守番電話装置、留守番電話システム、留守番電話装置の制御方法および留守番電話装置のプログラムを提供することを目的とする。
【解決手段】
第1の通信装置からメッセージを取得する録音再生手段と、録音再生手段がメッセージを取得した場合、メッセージの配信を選択する第1の信号とメッセージの削除を選択する第2の信号とを含むSMSを第2の通信装置に送信する配信制御手段と、を備え、配信制御手段は、第2の通信装置が第1の信号に基づき送信した第1の情報を受信した場合にはメッセージを配信可能な状態し、第2の通信装置が第2の信号に基づき送信した第2の情報を受信した場合にはメッセージを削除可能な状態にする、ことを特徴とする留守番電話装置。
【選択図】 図1

Description

本発明は、留守番電話装置、留守番電話システム、留守番電話装置の制御方法および留守番電話装置のプログラムに関する。
近年、Visual VoiceMail(以下、「VVM」と記載する。)等、留守番電話サービスの利便性を向上させるサービスが、種々提案されている。
例えば、特許文献1には、応答できなかった着信の着信情報と、応答できなかった際に発信元によって録音されたメッセージと、を容易に取得できる留守番電話サービスシステム等が開示されている。
また、特許文献2には、着信者側において、着信者側宛のメッセ―ジの蓄積を遅延無く知ることができる技術が開示されている。
特開2012−60458号公報 特開2009−147693号公報
VVM等の留守番電話サービスを利用するためには、所定のアプリケーションを、携帯電話機等の通信装置に導入しなければならない場合がある。そのため、例えば、留守番電話サービスのユーザは、留守番電話サービスの利用を開始するまでの間に、大きな手間を要する場合がある。
しかしながら、特許文献1および特許文献2には、上記問題を解決するための方法等について、記載も示唆もない。従って、特許文献1および特許文献2には、留守番電話サービスの利便性について、改善の余地がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、留守番電話サービスの利便性を向上させることができる、留守番電話装置、留守番電話システム、留守番電話装置の制御方法および留守番電話装置のプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様における留守番電話装置は、第1の通信装置から取得した第2の通信装置宛のメッセージの削除、又は前記メッセージの前記第2の通信装置への配信を行う留守番電話装置であって、前記第1の通信装置から前記メッセージを取得する録音再生手段と、前記録音再生手段が前記メッセージを取得した場合、前記メッセージの配信を選択する第1の信号と前記メッセージの削除を選択する第2の信号とを含むSMS(Short Message Service)を前記第2の通信装置に送信する配信制御手段と、を備え、前記配信制御手段は、前記第2の通信装置が前記第1の信号に基づき送信した第1の情報を受信した場合には前記メッセージを配信可能な状態し、前記第2の通信装置が前記第2の信号に基づき送信した第2の情報を受信した場合には前記メッセージを削除可能な状態にする、ことを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様における留守番電話システムは、留守番電話装置と、第1の通信装置と、第2の通信装置と、を備え、前記留守番電話装置は、前記第1の通信装置から取得した前記第2の通信装置宛のメッセージの削除、又は前記メッセージの前記第2の通信装置への配信を行う留守番電話装置であって、前記第1の通信装置から前記メッセージを取得する録音再生手段と、前記録音再生手段が前記メッセージを取得した場合、前記メッセージの配信を選択する第1の信号と前記メッセージの削除を選択する第2の信号とを含むSMSを前記第2の通信装置に送信する配信制御手段と、を備え、前記配信制御手段は、前記第2の通信装置が前記第1の信号に基づき送信した第1の情報を受信した場合には前記メッセージを配信可能な状態し、前記第2の通信装置が前記第2の信号に基づき送信した第2の情報を受信した場合には前記メッセージを削除可能な状態にする、ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様における留守番電話装置の制御方法は、第1の通信装置から取得した第2の通信装置宛のメッセージの削除、又は前記メッセージの前記第2の通信装置への配信を行う留守番電話装置の制御方法であって、前記第1の通信装置から前記メッセージを取得し、前記録音再生手段が前記メッセージを取得した場合、前記メッセージの配信を選択する第1の信号と前記メッセージの削除を選択する第2の信号とを含むSMSを前記第2の通信装置に送信し、前記第2の通信装置が前記第1の信号に基づき送信した第1の情報を受信した場合には前記メッセージを配信可能な状態し、前記第2の通信装置が前記第2の信号に基づき送信した第2の情報を受信した場合には前記メッセージを削除可能な状態にする、ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様における留守番電話装置のプログラムは、第1の通信装置から取得した第2の通信装置宛のメッセージの削除、又は前記メッセージの前記第2の通信装置への配信を行う留守番電話装置のコンピュータに、前記第1の通信装置から前記メッセージを取得する処理と、前記録音再生手段が前記メッセージを取得した場合、前記メッセージの配信を選択する第1の信号と前記メッセージの削除を選択する第2の信号とを含むSMSを前記第2の通信装置に送信する処理と、前記第2の通信装置が前記第1の信号に基づき送信した第1の情報を受信した場合には前記メッセージを配信可能な状態し、前記第2の通信装置が前記第2の信号に基づき送信した第2の情報を受信した場合には前記メッセージを削除可能な状態にする処理と、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、留守番電話サービスの利便性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る留守番電話装置10のブロック構成図の一例である。 本発明の第1の実施形態に係る留守番電話装置10の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る留守番電話システム100のシステム構成図の一例である。 本発明の第2の実施形態に係る留守番電話装置400のブロック構成図の一例である。 本発明の第2の実施形態に係る留守番電話装置400が録音メッセージを蓄積する動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るユーザ情報の一例である。 本発明の第2の実施形態に係る着信側装置300が留守番電話装置400に録音メッセージの配信を要求する動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る着信側装置300が表示する録音完了通知の内容の一例である。 本発明の第2の実施形態に係る着信側装置300が留守番電話装置400に録音メッセージの削除を要求する動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る着信側装置300が表示する録音完了通知の内容の一例である。 本発明の第2の実施形態に係る留守番電話装置400が着信側装置300に録音メッセージを配信する動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る着信側装置300が回線交換網500経由で留守番電話装置400にアクセスし、プッシュボタン(PB)により録音メッセージを削除する動作の一例を示すフローチャートである。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について説明する。
本実施形態に係る留守番電話装置10のブロック構成図を図1に示す。留守番電話装置10は、図1に示すように、録音再生手段11と、配信制御手段12と、を備える。ここで、留守番電話装置10は、第1の通信装置から取得した第2の通信装置宛のメッセージの削除、又は前記メッセージの前記第2の通信装置への配信を行う。
録音再生手段11は、第1の通信装置から、第2の通信装置宛のメッセージを取得する。
配信制御手段12は、録音再生手段11が第2の通信装置宛のメッセージを取得した場合、第2の通信装置宛のメッセージの配信を選択する第1の信号と、第2の通信装置宛のメッセージの削除を選択する第2の信号と、を含むSMSを第2の通信装置に送信する。また、配信制御手段12は、第2の通信装置が第1の信号に基づき送信した第1の情報を受信した場合、第2の通信装置宛のメッセージを配信可能な状態する。また、配信制御手段12は、第2の通信装置が第2の信号に基づき送信した第2の情報を受信した場合、第2の通信装置宛のメッセージを削除可能な状態にする。
次に、図2を参照しながら、留守番電話装置10の動作について説明する。
(S101)
録音再生手段11は、第1の通信装置から、第2の通信装置宛のメッセージを取得する。
(S102)
配信制御手段12は、録音再生手段11が第2の通信装置宛のメッセージを取得した場合、第2の通信装置宛のメッセージの配信を選択する第1の信号と、第2の通信装置宛のメッセージの削除を選択する第2の信号と、を含むSMSを第2の通信装置に送信する。
(S103)
配信制御手段12は、第2の通信装置が第1の信号に基づき送信した第1の情報を受信した場合、第2の通信装置宛のメッセージを配信可能な状態する。一方、配信制御手段12は、第2の通信装置が第2の信号に基づき送信した第2の情報を受信した場合、第2の通信装置宛のメッセージを削除可能な状態にする。
ここで、第2の通信装置は、第2の通信装置にデフォルトで内蔵されているSMSを受信する機能を用いて、留守番電話装置10からSMSを受信する。また、第2の通信装置は、第2の通信装置にデフォルトで内蔵されているSMSの内容を表示する機能を用いて、受信したSMSの内容を、自装置の表示部等に表示する。そのため、第2の通信装置は、留守番電話装置10に対して、第2の通信装置宛のメッセージの配信や削除を求める通知を送信する場合、専用のアプリケーションを用いる必要がない。
上記構成により、本実施形態によれば、留守番電話サービスの利便性を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本発明の第2の実施形態に係る留守番電話システム100のシステム構成図を、図3に示す。留守番電話システム100は、図3に示すように、発信側装置200と、着信側装置300と、留守番電話装置400と、回線交換網500と、パケット網600と、を備える。
発信側装置200は、回線交換網500を通じて電話を発信する機能を有する。
着信側装置300は、回線交換網500を通じて電話を着信する機能を有する。また、着信側装置300は、パケット網600を通じてデータを送受信する機能を有する。
留守番電話装置400は、着信側装置300宛のメッセージ(以下、「録音メッセージ」と記載する。)の録音を促す音声ガイダンスの再生機能を有する。また、留守番電話装置400は、録音された録音メッセージを蓄積する機能を有する。また、留守番電話装置400は、パケット網600を通じて、録音メッセージを配信する機能を有する。また、留守番電話装置400は、回線交換網500を通じて、録音メッセージを再生する機能を有する。
回線交換網500は、回線交換の仕組みによって、電話の接続や転送、SMSの送受信を実現する機能を有する。
パケット網600は、IP(Internet Protocol)パケットによって、データの送受信を実現する機能を有する。
ここで、留守番電話装置400のブロック構成図を、図4に示す。
留守番電話装置400は、図4に示すように、メッセージ制御部410と、ユーザ情報制御部420と、から構成される。
メッセージ制御部410は、メッセージ録音部411と、メッセージ蓄積部412と、メッセージ状態変更部413と、メッセージ配信部414と、メッセージ再生部415と、から構成される。
ユーザ情報制御部420は、ユーザ認証部421と、ユーザ情報蓄積部422と、から構成される。
次に、図5を参照しながら、留守番電話装置400が録音メッセージを蓄積する動作を説明する。
(S201)
発信側装置200は、着信側装置300に、回線交換網500経由で電話を発信する。
(S202)
回線交換網500は、着信側装置300が、電源オフ、電波圏外、転送設定、着信側装置300のユーザの都合等が理由で、発信側装置200からの電話に応答できなかった場合、発信側装置200から着信側装置300への電話を、留守番電話装置400に転送する。
(S203)
留守番電話装置400のメッセージ録音部411は、回線交換網500から転送された発信側装置200から着信側装置300への電話を受信する。これによって、発信側装置200と留守番電話装置400とは、回線交換網500を経由して接続する。
(S204)
メッセージ録音部411は、転送された発信側装置200から着信側装置300への電話に含まれる着信側装置300の電話番号を用いてのユーザ認証の実施を、ユーザ認証部421に要求する。ここで要求するユーザ認証は、着信側装置300が留守番電話サービスの契約者であるか否かを確認するものである。なお、留守番電話サービスとは、例えば、録音メッセージを管理・蓄積するサービスや、録音メッセージを着信側装置300に対して配信・再生するサービス、録音メッセージを削除するサービス等である。
(S205)
ユーザ認証部421は、ユーザ情報蓄積部422が蓄積しているユーザ情報のうち、発信側装置200から着信側装置300への電話に含まれる着信側装置300の電話番号に対応するユーザ情報を特定する。そして、ユーザ認証部421は、上記特定したユーザ情報に基づき、着信側装置300の電話番号が留守番電話サービスの契約者であることを確認する。例えば、ユーザ認証部421は、着信側装置300の電話番号と対応するユーザ情報として、図6に示すユーザ情報を特定する。そして、ユーザ認証部421は、図6のユーザ情報における留守番電話サービスの利用可否が「可」になっていることから、着信側装置300の電話番号が留守番電話サービスの契約者であると判定する。なお、図6は、ユーザ情報蓄積部422が蓄積しているユーザ情報の一例である。
(S206)
ユーザ認証部421は、メッセージ録音部411に、ユーザ認証の結果がOKであった旨を通知する。また、ユーザ認証部421は、ユーザ情報蓄積部422から、着信側装置300のメールボックスの所在を示すパスを取得し、これをメッセージ録音部411に通知する。例えば、ユーザ認証部421は、図6に示すユーザ情報から、着信側装置300のメールボックスの所在を示すパス「User/Number/Mail Box」を取得し、これをメッセージ録音部411に通知する。ここで、着信側装置300のメールボックスは、例えば、メッセージ蓄積部412に割当てられる。
(S207)
メッセージ録音部411は、発信側装置200に対して、録音メッセージの入力を促す音声ガイダンスの再生を行う。
(S208)
発信側装置200は、音声ガイダンスに従い録音メッセージを入力する。
(S209)
メッセージ録音部411は、発信側装置200が入力した録音メッセージを、S206で通知されたパスが示す着信側装置300のメッセージボックスに蓄積する。
この際、メッセージ録音部411は、録音メッセージに、メッセージIDと日時情報とを付与する。また、メッセージ録音部411は、配信フラグと、削除フラグと、既読フラグとをそれぞれオフに設定し、録音メッセージに付与する。また、メッセージ録音部411は、未読フラグと、新着フラグとをそれぞれオンに設定し、録音メッセージに付与する。
ここで、メッセージIDとは、録音メッセージに割当てられる固有のIDのことであり、例えば、1234等の数字で表される。また、日時情報とは、メッセージ録音部411が、発信側装置200によって入力された録音メッセージをメールボックスに蓄積した日時を表す情報であり、例えば、1420038000等のUNIX(登録商標)時間で表される。また、配信フラグとは、配信フラグを付与されている録音メッセージが、配信を許可されているか否かを表す情報である。また、削除フラグとは、削除フラグを付与されている録音メッセージが、削除可能であるか否かを表す情報である。また、既読フラグとは、既読フラグを付与されている録音メッセージが、既読であるか否かを表す情報である。また、未読フラグとは、未読フラグが付与されている録音メッセージが、未読であるか否かを表す情報である。また、新着フラグとは、新着フラグが付与されている録音メッセージが、新着であるか否かを表す情報である。すなわち、録音メッセージには、録音メッセージの状態を表す情報として、各種フラグが付与されている。
メッセージ録音部411は、録音メッセージのファイル名に各種情報を記述することにより、録音メッセージに各種情報を付与する。例えば、メッセージ録音部411は、メッセージIDとして1234を、日時情報として1420038000を録音メッセージに付与する場合、録音メッセージのファイル名を「12341420038000・・・・.wav」とする。ここで、録音メッセージのファイル名の上1〜4桁目は、メッセージIDに対応する。また、録音メッセージのファイル名の上5〜14桁目は、日時情報に対応する。
さらに、メッセージ録音部411は、オフに設定した配信フラグと削除フラグと既読フラグと、オンに設定した未読フラグと新着フラグとを録音メッセージに付与する場合、録音メッセージのファイル名を「1234142003800010100.wav」とする。ここで、ファイル名の上15桁目は未読フラグに、ファイル名の上16桁目は既読フラグに、ファイル名の上17桁目は新着フラグに、ファイル名の上18桁目は削除フラグに、ファイル名の上19桁目は配信フラグに、それぞれ対応する。なお、録音メッセージのファイル名において、各種フラグのオンは、「1」で表される。また、録音メッセージのファイル名において、各種フラグのオフは、「0」で表される。
(S210)
発信側装置200と留守番電話装置400とは、録音メッセージのメールボックスへの蓄積が完了した後、回線交換網500を経由して接続される電話を切断する。加えて、メッセージ録音部411は、録音完了通知を、SMSを用いて着信側装置300に送信する。
次に、図7を参照しながら、着信側装置300が留守番電話装置400に録音メッセージの配信を要求する動作について、説明する。なお、便宜上、本動作は、S210の後に行われるものとして説明されるが、これに限定されない。
(S301)
録音完了通知を受信した着信側装置300は、例えば図8に示すように、録音完了通知に含まれる情報に基づき、録音メッセージを受信するか又は削除するかを選択するフォームを表示する。ここで、録音完了通知に含まれる情報とは、発信側装置200の電話番号と、日時情報(図8に示す「録音日時」に対応)と、録音メッセージの再生時間(図8に示す「録音時間」に対応)と、メッセージIDとである。なお、着信側装置300は、発信側装置200の電話番号については、着信側装置300が保持している電話帳に登録されている情報、例えば、発信者氏名や会社名等を代替えして表示する(図8に示す「発信者」に対応)。また、着信側装置300は、サービス料金を無料とするモデルを採用している場合には、広告等も表示することもある。
そして、着信側装置300は、着信側装置300のユーザが録音メッセージの受信を選択した場合、留守番電話装置400のメッセージ状態変更部413に、パケット網600経由でメッセージ状態変更要求(配信)を行う。ここで、メッセージ状態変更(配信)には、着信側装置300の電話番号であるユーザIDと、着信側装置300とユーザ情報蓄積部422とで共有済みの認証パスワードと、メッセージIDと、メッセージ変更要求と、が含まれる。なお、上記メッセージ変更要求は、2桁の数値「00」で表される。また、上記メッセージ変更要求は、録音メッセージの配信を要求するものである。
(S302)
メッセージ状態変更部413は、メッセージ状態変更要求(配信)を受信した場合、メッセージ状態変更(配信)に含まれるユーザIDおよび認証パスワードを用いてのユーザ認証の実施を、ユーザ認証部421に要求する。ここで要求するユーザ認証は、メッセージ状態変更要求(配信)を行った装置が、着信側装置300であるか否かを確認するものである。
(S303)
ユーザ認証部421は、ユーザ情報蓄積部422から情報を検索し、メッセージ状態変更(配信)に含まれるユーザIDおよび認証パスワードが正しいものであることを確認する。すなわち、ユーザ認証部421は、メッセージ状態変更要求(配信)を送信した装置が、着信側装置300であると判定する。例えば、ユーザ認証部421は、ユーザ情報蓄積部422が蓄積している情報のうち、メッセージ状態変更(配信)に含まれるユーザIDに対応するユーザ情報として図6に示すユーザ情報を特定する。そして、ユーザ認証部421は、図6に示すユーザ情報における認証パスワード(12345abcde)と、メッセージ状態変更(配信)に含まれる認証パスワードが一致した場合、メッセージ状態変更要求(配信)を行った装置が、着信側装置300であると判定する。
(S304)
ユーザ認証部421は、メッセージ状態変更部413に、ユーザ認証の結果がOKであった旨を通知する。同時に、ユーザ認証部421は、ユーザ情報蓄積部422から、着信側装置300のメールボックスの所在を示すパスを取得し、これをメッセージ状態変更部413に通知する。
(S305)
メッセージ状態変更部413は、メッセージ蓄積部412が蓄積している録音メッセージのうち、メッセージ状態変更要求(配信)に含まれるメッセージIDと一致する録音メッセージを特定する。そして、メッセージ状態変更部413は、特定した録音メッセージを配信可能な状態にするため、当該録音メッセージに付与されている配信フラグをオンに設定する。
(S306)
メッセージ蓄積部412は、録音メッセージのフラグを更新した後、メッセージ状態変更部413に、フラグの更新処理が完了した旨を通知する。
(S307)
メッセージ状態変更部413は、着信側装置300に、パケット網600経由でメッセージ状態変更要求(配信)がOKとなった旨を通知する。同時に、メッセージ状態変更部413は、着信側装置300に、パケット網600を経由でメールボックス更新通知を送信する。
次に、図9を参照しながら、着信側装置300が留守番電話装置400に録音メッセージの削除を要求する動作について、説明する。なお、便宜上、本動作は、S210の後に行われるものとして説明されるが、これに限定されない。
(S401)
着信側装置300は、例えば図8に示す選択フォームに基づき、着信側装置300のユーザが録音メッセージを削除する選択をした場合、留守番電話装置400のメッセージ状態変更部413に、パケット網600経由でメッセージ状態変更要求(削除)を行う。ここで、メッセージ状態変更(削除)には、着信側装置300の電話番号であるユーザIDと、着信側装置300とユーザ情報蓄積部422とで共有済みの認証パスワードと、メッセージIDと、メッセージ変更要求と、が含まれる。なお、上記メッセージ変更要求は、2桁の数値「01」で表される。また、上記メッセージ変更要求は、録音メッセージの削除を要求するものである。
(S402)
メッセージ状態変更部413は、メッセージ状態変更要求(削除)を受信した場合、メッセージ状態変更(削除)に含まれるユーザIDおよび認証パスワードを用いてのユーザ認証の実施を、ユーザ認証部421に要求する。ここで行要求するユーザ認証は、メッセージ状態変更要求(削除)を行った装置が、着信側装置300であるか否かを確認するものである。
(S403)
ユーザ認証部421は、S303と同様に、ユーザ情報蓄積部422から情報を検索し、メッセージ状態変更(削除)に含まれるユーザIDおよび認証パスワードが正しいものであることを確認する。すなわち、ユーザ認証部421は、メッセージ状態変更要求(削除)を送信した装置が、着信側装置300であると判定する。
(S404)
ユーザ認証部421は、メッセージ状態変更部413に、ユーザ認証の結果がOKであった旨を通知する。
(S405)
メッセージ状態変更部413は、メッセージ蓄積部412から、メッセージ状態変更要求(削除)に含まれているメッセージIDと一致する録音メッセージを検索する。そして、メッセージ状態変更部413は、検索した録音メッセージを削除可能な状態にするため、録音メッセージに付与されている削除フラグをオン、新着フラグをオフに設定する。
(S406)
メッセージ蓄積部412は、録音メッセージのフラグを更新した場合、メッセージ状態変更部413に、フラグの更新処理が完了した旨を通知する。
(S407)
メッセージ状態変更部413は、着信側装置300に、パケット網600経由でメッセージ状態変更要求(削除)がOKとなった旨を通知する。
ここで、上記S210、S301−303及びS401−403における着信側装置300及び留守番電話装置400の動作の変形例について説明する。
留守番電話装置400は、S210において、メッセージIDと、蓄積した録音メッセージに対する操作情報(配信/削除)を含むリンクとをSMSに埋め込み、これを録音完了通知として着信側装置300に送信する。なお、上記リンクは、例えば、URL(Uniform Resource Locator)である。ここで、メッセージIDが1234であった場合、上記操作情報(配信)を含むリンクは、例えば、「http://voicemail.example.com/deliver/1234」となる。また、メッセージIDが1234であった場合、上記操作情報(削除)を含むリンクは、例えば、「http://voicemail.example.com/delete/1234」となる。
着信側装置300は、着信側装置300に内蔵されているSMSを受信する機能を用いて、留守番電話装置400から上記録音完了通知を受信する。そして、着信側装置300は、着信側装置300に内蔵されているSMSを表示する機能を用いて、受信した録音完了通知の内容を、例えば図10に示すように表示する。なお、上記SMSを受信する機能およびSMSを表示する機能は、着信側装置300にデフォルトで内蔵されている。
着信側装置300は、操作情報(配信/削除)の何れかのURLが選択された場合、着信側装置300に内蔵されているブラウザから、選択したURLに対してHTTPリクエストを送信する。この際、着信側装置300のユーザは、HTMLで表示されるユーザIDおよび認証パスワードの入力欄に、ユーザIDと認証パスワードとを入力する。なお、上記入力欄は、例えば、着信側装置300が具備する表示部に表示される。
留守番電話装置400は、留守番電話装置400に内蔵されているHTTPサーバ機能を用いて、着信側装置300が送信したHTTPリクエストを受信する。また、留守番電話装置400は、受信したHTTPリクエストから、メッセージIDと、メッセージの配信/削除操作の情報とを取得する。
また、留守番電話装置400は、受信したHTTPリクエストの送信元のIPアドレス、すなわち、着信側装置300のIPアドレスを特定・記憶する。そして、留守番電話装置400は、上記送信元のIPアドレスに対応する電話番号を、IPアドレスと電話番号とを対応付けて管理しているシステムに問合せ、その応答を得ることで取得する。さらに、留守番電話装置400は、上記取得した電話番号と、着信側装置300のユーザがHTMLで表示される入力欄に入力したユーザIDとを用いてユーザ認証を行う。具体的には、着信側装置300は、上記取得した電話番号と、着信側装置300のユーザがHTMLで表示される入力欄に入力したユーザIDとが一致した場合、HTTPリクエストを送信した装置が、着信側装置300であると判定する。なお、この際、留守番電話装置400は、RFC(Request For Comments)4186で定義されているEAP−SIM(Extensible Authentication Protocol−Subdcriber Identification Module) Authentication等を用いて、ユーザ認証を行うこともできる。
留守番電話装置400は、ユーザ認証の後、操作情報(配信/削除)に基づく動作を行う。具体的には、留守番電話装置400は、S304−S307又はS404−S407と同様の動作を行う。
次に、図11を参照しながら、留守番電話装置400が着信側装置300に録音メッセージを配信する動作を説明する。なお、便宜上、本動作は、S307の後に行われるものとして説明されるが、これに限定されない。
(S501)
着信側装置300は、留守番電話装置400からメールボックス更新通知を受信した場合、留守番電話装置400のメッセージ配信部414に、パケット網600経由でメッセージ配信要求を行う。ここで、メッセージ配信要求には、着信側装置300の電話番号であるユーザIDと、着信側装置300とユーザ情報蓄積部422とで共有済みの認証パスワードとが含まれる。
(S502)
メッセージ配信部414は、メッセージ配信要求を受信した場合、メッセージ配信要求に含まれるユーザIDと認証パスワードとを用いてのユーザ認証の実施を、ユーザ認証部421に要求する。ここで要求するユーザ認証は、メッセージ配信要求を行った装置が、着信側装置300であるか否かを判定するものである。
(S503)
ユーザ認証部421は、S303と同様に、ユーザ情報蓄積部422から情報を検索し、メッセージ配信要求に含まれるユーザIDおよび認証パスワードが正しいものであることを確認する。すなわち、ユーザ認証部421は、メッセージ配信要求を行った装置が、着信側装置300であると判定する。
(S504)
ユーザ認証部421は、メッセージ配信部414に、ユーザ認証の結果がOKであった旨を通知する。同時に、ユーザ認証部421は、ユーザ情報蓄積部422から、着信側装置300のメールボックスの所在を示すパスを取得し、これをメッセージ配信部414に通知する。
(S505)
メッセージ配信部414は、S504で通知されたパスに基づき、着信側装置300のメールボックスに含まれる録音メッセージのうち、配信フラグがオン、削除フラグがオフ、新着フラグがオンに設定されている録音メッセージを検索する。そして、メッセージ配信部414は、配信フラグがオン、削除フラグがオフ、新着フラグがオンに設定されている録音メッセージのファイルを取得する。
(S506)
メッセージ配信部414は、取得した録音メッセージのファイルを、パケット網600経由で着信側装置300に送信する。
(S507)
着信側装置300は、録音メッセージのファイルのダウンロードが完了した後、メッセージ配信部414に、録音メッセージの取得が完了した旨を通知する。
次に、図12を参照しながら、着信側装置300が、回線交換網500経由で留守番電話装置400にアクセスし、プッシュボタン(PB)により録音メッセージを削除する動作について説明する。
(S601)
着信側装置300は、留守番電話装置400からメールボックス更新通知を受信した場合、留守番電話装置400のメッセージ再生部415に、回線交換網500経由で発信を行う。
(S602)
メッセージ再生部415は、着信側装置300からの発信を受信する。これによって、着信側装置300と留守番電話装置400とは、回線交換網500を経由して接続する。
(S603)
メッセージ再生部415は、着信側装置300から受信した発信に含まれる着信側装置300の電話番号を用いてのユーザ認証の実施を、ユーザ認証部421に要求する。ここで要求するユーザ認証は、メッセージ再生部415に対して発信を行った装置が、着信側装置300であるか否かを確認するものである。
(S604)
ユーザ認証部421は、ユーザ情報蓄積部422から情報を検索し、着信側装置300からの発信に含まれる着信側装置300の電話番号が正しいものであることを確認する。すなわち、ユーザ認証部421は、メッセージ再生部415に対して発信を行った装置が、着信側装置300であると判定する。
(S605)
ユーザ認証部421は、メッセージ再生部415に、ユーザ認証の結果がOKであった旨を通知する。また、ユーザ認証部421は、ユーザ情報蓄積部422から、着信側装置300のメールボックスの所在を示すパスを取得する。そして、ユーザ認証部421は、取得したパスをメッセージ再生部415に通知する。
(S606)
メッセージ再生部415は、S605において通知されたパスに基づき、着信側装置300のメールボックスに含まれる録音メッセージのうち、配信フラグがオン、削除フラグがオフ、新着フラグがオンに設定されている録音メッセージを検索する。そして、メッセージ配信部414は、配信フラグがオン、削除フラグがオフ、新着フラグがオンに設定されている録音メッセージのファイルを取得する。
(S607)
メッセージ再生部415は、着信側装置300に対して、回線交換網500経由で音声ガイダンスを流す。当該音声ガイダンスは、例えば、録音メッセージを再生する旨を着信側装置300に通知するもの、録音メッセージの詳細を着信側装置300に通知するもの等である。
(S608)
そして、メッセージ再生部415は、録音メッセージを、若い番号のメッセージIDを持つものから順次再生する。ここで、録音メッセージは、例えば、着信側装置300のメールボックスに蓄積された順に、若い番号のメッセージIDが割り当てられている。
(S609)
メッセージ再生部415は、録音メッセージの再生が1つ完了する度に、着信側装置300に対して、再生が完了した録音メッセージを削除するか否かを問う音声ガイダンスを再生する。
(S610)
着信側装置300は、着信側装置300が具備するプッシュボタン(PB)が押下され、録音メッセージの削除要求が入力された場合、メッセージ再生部415に対して、録音メッセージの削除要求を通知する。なお、当該録音メッセージの削除要求は、S608において、再生が完了した録音メッセージに対するものである。
(S611)
メッセージ再生部415は、録音メッセージの削除要求を受信した場合、当該録音メッセージの削除要求に対応するメッセージ蓄積部412に蓄積されている録音メッセージを削除する。
なお、S611において、メッセージ再生部415は、受信した録音メッセージの削除要求に対応する録音メッセージに付与されている削除フラグをオン、新着フラグをオフに設定するように、メッセージ状態変更部413に指示をしてもよい。これによって、メッセージ再生部415が受信した録音メッセージの削除要求に対応する録音メッセージは、削除可能な状態になる。
(S612)
S611の後、着信側装置300と留守番電話装置400との接続は、切断される。
以上のように、留守番電話装置400は、発信側装置200が入力した録音メッセージを自身に蓄積した後、メッセージIDと、蓄積した録音メッセージに対する操作情報(配信/削除)を含むリンクとをSMSに埋め込み、これを録音完了通知として着信側装置300に送信する。そして、着信側装置300は、着信側装置300にデフォルトで内蔵されているSMSを受信する機能を用いて、留守番電話装置400から送信された録音完了通知を受信する。また、着信側装置300は、着信側装置300にデフォルトで内蔵されているSMSの内容を表示する機能を用いて、着信側装置300が具備する表示部に録音完了通知の内容を表示する。さらに、着信側装置300は、上記受信した録音完了通知に埋め込まれている操作情報(配信/削除)を含むリンクに基づき、録音メッセージを配信可能な状態にする指示、又は録音メッセージを削除可能な状態にする指示を、留守番電話装置400に通知する。上記構成により、着信側装置300のユーザは、留守番電話装置400が備える留守番電話機能を利用するために、留守番電話機能を利用するための専用のアプリケーション等を、着信側装置300に実装する必要がない。
従って、本実施形態によれば、留守番電話サービスの利便性を向上させることができる。
本実施形態において、録音メッセージの状態は、録音メッセージのファイル名に各種フラグとして記述され、管理されている。そのため、留守番電話装置400は、録音メッセージの状態を管理するデータベースを備えなくてもよい。すなわち、留守番電話装置400は、着信側装置300において再生された録音メッセージを削除する場合、録音メッセージの状態を管理するデータベースを参照しなくてよいため、録音メッセージの削除に要する時間を短縮することができる。
また、本実施形態において、留守番電話装置400は、削除フラグをONにした録音メッセージの削除のタイミングを調整することができる。例えば、留守番電話装置400は、留守番電話システム100の繁忙具合を監視し、留守番電話システム100が繁忙ではないと判断したときに、削除フラグをONにした録音メッセージを、一括して削除することができる。これにより、留守番電話装置400は、録音メッセージを削除する際に要する時間を短縮することができる。
また、本実施形態において、録音メッセージの状態は、録音メッセージのファイル名に各種フラグとして記述され、管理されている。そのため、留守番電話装置400は、録音メッセージの状態を管理するデータベースと、メッセージ蓄積部412に相当する録音メッセージを記憶するストレージとを、別個に備える必要がない。そのため、留守番電話装置400は、例えば、録音メッセージの状態を管理するデータベースの管理内容と、録音メッセージを記憶するストレージの記憶内容との間に生じる情報の不整合の発生を回避することができる。また、留守番電話装置400は、例えば、録音メッセージの状態を管理するデータベース、及び録音メッセージを記憶するストレージにゴミファイルが残り続けるといった問題を回避することができる。
また、本実施形態において、着信側装置300は、着信側装置300のユーザが必要であると判断した録音メッセージのみ、留守番電話装置400から受信する。従って、本実施形態によれば、不必要な録音メッセージの受信による、通信料金の高額化を抑制することができる。また、本実施形態によれば、着信側装置300は、不必要な録音メッセージの受信を防止することができるため、着信側装置300が備えるメモリの容量圧迫等を抑制することができる。また、本実施形態によれば、着信側装置300は、着信側装置300のユーザが望むタイミングで、録音メッセージを受信することができる。また、本実施形態によれば、留守番電話システム100の運用者等は、留守番電話サービスの利用状況に関わらず一定額の料金をユーザに課すことしかできなかった状況を改善し、留守番電話サービスの利用状況に応じた料金体系を作ることができるようになる。当該料金体系に関連して、録音メッセージの受信に伴う課金処理は、次の何れのタイミングで実施されてもよい。1つ目のタイミングは、留守番電話装置400が、着信側装置300から録音メッセージの配信を要求する旨のHTTPリクエストを受信した時である。2つ目のタイミングは、留守番電話装置400が、着信側装置300から、録音メッセージの取得が完了した旨を通知された時である。
また、本実施形態において、留守番電話システム100は、回線交換網500の代わりに、SIGTRANやVoLTE(Voiceover LTE)向けのパケット網を採用することもできる。
また、本実施形態において、留守番電話装置400は、SMSではなく、WNS(Windows(登録商標) Push Notification Services)や、MPNS(Microsoft Push Notification Service)、APNS(Apple Push Notification Service)、GCM(Google Cloud Messaging)、メール等を用いて、録音完了通知を、着信側装置300に送信してもよい。
また、本実施形態において、録音メッセージに付与されている各種情報に対して、情報の追加や削除が行われてもよい
また、本実施形態において、録音メッセージの状態を表す情報は、録音メッセージのファイル名に各種フラグとして記述されたが、これに限定されない。例えば、録音メッセージの状態は、図示しないデータベースで管理されてもよい。また、録音メッセージの状態を表す情報は、ファイルのバイナリ内の一部で実現してもよい。
また、本実施形態において、留守番電話装置400のインターフェースをAPI(Application Programming Interface)として公開してもよい。この場合、着信側装置300以外の通信装置からでも、録音メッセージの配信希望や削除希望を、留守番電話装置400に通知することが可能となる。
また、本実施形態において、メッセージ録音部411は、留守番電話装置400に具備されたが、これに限定されない。例えば、メッセージ録音部411は、留守番電話装置400以外の装置等に具備されてもよい。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、上記した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で、更なる変形・置換・調整を加えることができる。また、各実施形態を適宜組み合わせて実施してもよい。
なお、上記の特許文献の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせ、ないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得る各種変形、修正を含むことは勿論である。
10 留守番電話装置
11 録音再生手段
12 配信制御手段
100 留守番電話システム
200 発信側装置
300 着信側装置
400 留守番電話装置
410 メッセージ制御部
411 メッセージ録音部
412 メッセージ蓄積部
413 メッセージ状態変更部
414 メッセージ配信部
415 メッセージ再生部
420 ユーザ情報制御部
421 ユーザ認証部
422 ユーザ情報蓄積部
500 回線交換網
600 パケット網

Claims (10)

  1. 第1の通信装置から取得した第2の通信装置宛のメッセージの削除、又は前記メッセージの前記第2の通信装置への配信を行う留守番電話装置であって、
    前記第1の通信装置から前記メッセージを取得する録音再生手段と、
    前記録音再生手段が前記メッセージを取得した場合、前記メッセージの配信を選択する第1の信号と前記メッセージの削除を選択する第2の信号とを含むSMSを前記第2の通信装置に送信する配信制御手段と、を備え、
    前記配信制御手段は、前記第2の通信装置が前記第1の信号に基づき送信した第1の情報を受信した場合には前記メッセージを配信可能な状態し、前記第2の通信装置が前記第2の信号に基づき送信した第2の情報を受信した場合には前記メッセージを削除可能な状態にする、
    ことを特徴とする留守番電話装置。
  2. 前記メッセージと前記メッセージの状態を表す状態情報とを対応付けして保持する記憶手段を更に備え、
    前記配信制御手段は、前記第1の情報を受信した場合、前記状態情報の内容を配信可能な状態であるとの内容に設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の留守番電話装置。
  3. 前記配信制御手段は、前記第2の情報を受信した場合、前記状態情報の内容を削除可能な状態であるとの内容に設定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の留守番電話装置。
  4. 前記配信制御手段は、前記第2の通信装置からメッセージ配信要求を受信した場合、配信可能な状態にあるとの内容の前記状態情報が対応付けされている前記メッセージを、前前記第2の通信装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の留守番電話装置。
  5. 前記第1の情報は、前記メッセージの配信要求が含まれるHTTPリクエストである、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の留守番電話装置。
  6. 前記第2の情報は、前記メッセージの削除要求が含まれるHTTPリクエストである、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の留守番電話装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の留守番電話装置と、
    前記第1の通信装置と、
    前記第2の通信装置と、
    を備えることを特徴とする留守番電話システム。
  8. 前記第2の通信装置は、表示部を備え、
    前記表示部は、前記第2の通信装置が前記留守番電話装置から前記SMSを受信した場合、前記SMSに含まれる前記メッセージの配信を選択する第1の信号と、前記メッセージの削除を選択する第2の信号と、を表示する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の留守番電話システム。
  9. 第1の通信装置から取得した第2の通信装置宛のメッセージの削除、又は前記メッセージの前記第2の通信装置への配信を行う留守番電話装置の制御方法であって、
    前記第1の通信装置から前記メッセージを取得し、
    前記メッセージを取得した場合、前記メッセージの配信を選択する第1の信号と前記メッセージの削除を選択する第2の信号とを含むSMSを前記第2の通信装置に送信し、
    前記第2の通信装置が前記第1の信号に基づき送信した第1の情報を受信した場合には前記メッセージを配信可能な状態し、前記第2の通信装置が前記第2の信号に基づき送信した第2の情報を受信した場合には前記メッセージを削除可能な状態にする、
    ことを特徴とする留守番電話装置の制御方法。
  10. 第1の通信装置から取得した第2の通信装置宛のメッセージの削除、又は前記メッセージの前記第2の通信装置への配信を行う留守番電話装置のコンピュータに、
    前記第1の通信装置から前記メッセージを取得する処理と、
    前記メッセージを取得した場合、前記メッセージの配信を選択する第1の信号と前記メッセージの削除を選択する第2の信号とを含むSMSを前記第2の通信装置に送信する処理と、
    前記第2の通信装置が前記第1の信号に基づき送信した第1の情報を受信した場合には前記メッセージを配信可能な状態し、前記第2の通信装置が前記第2の信号に基づき送信した第2の情報を受信した場合には前記メッセージを削除可能な状態にする処理と、
    を実行させることを特徴とする留守番電話装置のプログラム。
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