JP2017071356A - 自動車用ドア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サッシュ20の外周縁部において縦辺部21と上辺部22とで形成される角部分に切欠部20aが設けられている。サッシュ20にはテープTが貼り付けられている。テープTは、サッシュ20の車室内側に折り返されて切欠部20aの周縁部を被覆している。切欠部20aの内方には、切欠部20aの周縁部を被覆しているテープTを覆うカバー部35が配置されている。
【選択図】図2
Description
上下方向に延びる縦辺部と、該縦辺部の上端から車両前後方向に延びる上辺部とを少なくとも有するサッシュを備えるとともに、自動車の側部に配設される自動車用ドアにおいて、
上記サッシュの外周縁部において上記縦辺部と上記上辺部とで形成される角部分には、該サッシュの一部を切り欠くことによって形成された切欠部が設けられ、
上記サッシュの上記縦辺部から上記上辺部に亘る車室外側の面には、テープが貼り付けられ、該テープは、上記サッシュの外周縁部において該サッシュの車室内側に折り返されて上記切欠部の周縁部を被覆しており、
上記切欠部の内方には、該切欠部の周縁部を被覆している上記テープを覆うカバー部が配置されていることを特徴とする。
上記カバー部は、上記切欠部の周縁部に嵌合するように形成されていることを特徴とする。
上記自動車用ドアを車室外側から見たとき、上記カバー部の外縁は、上記サッシュの上記縦辺部の外縁を上下方向に延長した延長線上及び上記サッシュの上記上辺部の外縁を車両前後方向に延長した延長線上に位置付けられることを特徴とする。
上記サッシュの車室内側には、車体の開口部と該サッシュとの間をシールする弾性材からなるウエザーストリップが配設され、
上記カバー部は、上記ウエザーストリップよりも硬質な樹脂材からなり、上記ウエザーストリップと共に上記サッシュに固定されることを特徴とする。
上記サッシュの車室内側の面には、上記カバー部を有する樹脂製部材が設けられ、
上記樹脂製部材の本体部は、上記サッシュの車室内側の面に沿うように、上記切欠部の内方に対応する部位まで延びるように形成され、
上記カバー部は、上記樹脂製部材の本体部から上記切欠部の内方へ突出していることを特徴とする。
図6に示すように、ウエザーストリップ27の延出板部27bの車室内側には、ウエザーストリップ27を構成する弾性材よりも硬質な樹脂材からなる樹脂製部材30が配設されている。樹脂製部材30の色は、テープTの色と同じ黒色に着色されている。ここで硬質な樹脂材としては、ポリアセタール(POM)、ポリプロピレン(PP)、ナイロン等が挙げられる。
以上説明したように、この実施形態によれば、フロントドア1のサッシュ20の外周縁部において縦辺部21と上辺部22とで形成される角部分に切欠部20aを設け、サッシュ20の車室外側の面に貼り付けたテープTを、サッシュ20の車室内側に折り返して切欠部20aの周縁部をテープTで被覆し、この切欠部20aの内方に、該切欠部20aの周縁部を被覆しているテープTを覆うカバー部35を配置している。これにより、サッシュ20に貼り付けられたテープTの尖った部分をカバー部35で覆って安全性を高めることができるとともに、そのカバー部35がサッシュ20の外周縁部から殆ど飛び出さないようにしてカバー部35と他の部材(例えばリヤドア2のサッシュ50等)との干渉を抑制することができる。
上記実施形態では、樹脂製部材30をウエザーストリップ27とは別体としているが、これに限らず、樹脂製部材30をウエザーストリップ27にインサート成形するようにしてもよい。また、図4では、樹脂製部材30の固定部34でウエザーストリップ27の延出板部27bを貫通して、該固定部34をインナパネル25に挿入して固定する取付構造を開示したが、両者の取付位置が離れている場合には、固定部34でウエザーストリップ27の延出板部27bを貫通させずに、該固定部34をインナパネル25に直接挿入して固定する取付構造としてもよい。
2 リヤドア
20 サッシュ
20a 切欠部
21 縦辺部
22 上辺部
27 ウエザーストリップ
30 樹脂製部品
35 カバー部
S1 縦辺部の外縁の延長線
S2 上辺部の外縁の延長線
T テープ
Claims (5)
- 上下方向に延びる縦辺部と、該縦辺部の上端から車両前後方向に延びる上辺部とを少なくとも有するサッシュを備えるとともに、自動車の側部に配設される自動車用ドアにおいて、
上記サッシュの外周縁部において上記縦辺部と上記上辺部とで形成される角部分には、該サッシュの一部を切り欠くことによって形成された切欠部が設けられ、
上記サッシュの上記縦辺部から上記上辺部に亘る車室外側の面には、テープが貼り付けられ、該テープは、上記サッシュの外周縁部において該サッシュの車室内側に折り返されて上記切欠部の周縁部を被覆しており、
上記切欠部の内方には、該切欠部の周縁部を被覆している上記テープを覆うカバー部が配置されていることを特徴とする自動車用ドア。 - 請求項1に記載の自動車用ドアにおいて、
上記カバー部は、上記切欠部の周縁部に嵌合するように形成されていることを特徴とする自動車用ドア。 - 請求項1または2に記載の自動車用ドアにおいて、
上記自動車用ドアを車室外側から見たとき、上記カバー部の外縁は、上記サッシュの上記縦辺部の外縁を上下方向に延長した延長線上及び上記サッシュの上記上辺部の外縁を車両前後方向に延長した延長線上に位置付けられることを特徴とする自動車用ドア。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の自動車用ドアにおいて、
上記サッシュの車室内側には、車体の開口部と該サッシュとの間をシールする弾性材からなるウエザーストリップが配設され、
上記カバー部は、上記ウエザーストリップよりも硬質な樹脂材からなり、上記ウエザーストリップと共に上記サッシュに固定されることを特徴とする自動車用ドア。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の自動車用ドアにおいて、
上記サッシュの車室内側の面には、上記カバー部を有する樹脂製部材が設けられ、
上記樹脂製部材の本体部は、上記サッシュの車室内側の面に沿うように、上記切欠部の内方に対応する部位まで延びるように形成され、
上記カバー部は、上記樹脂製部材の本体部から上記切欠部の内方へ突出していることを特徴とする自動車用ドア。
Priority Applications (1)
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JP2015200826A JP6602632B2 (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 自動車用ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015200826A JP6602632B2 (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 自動車用ドア |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017071356A true JP2017071356A (ja) | 2017-04-13 |
JP6602632B2 JP6602632B2 (ja) | 2019-11-06 |
Family
ID=58539058
Family Applications (1)
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JP2015200826A Active JP6602632B2 (ja) | 2015-10-09 | 2015-10-09 | 自動車用ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6602632B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112018002398B4 (de) | 2017-05-11 | 2024-09-12 | Henniges Automotive Sealing Systems North America, Inc. | Dichtungsanordnung |
-
2015
- 2015-10-09 JP JP2015200826A patent/JP6602632B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6602632B2 (ja) | 2019-11-06 |
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