JP2017071081A - タイヤ成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構造簡易に、ターンアップブラダ内の圧縮空気を迅速に排気する。【解決手段】 複数のセグメント11からなるフォーマ2を拡縮径させる拡縮径手段3と、ターンアップ手段4と、中心軸部7に外挿される支持部材10とを具える。拡縮径手段3は、支持部材10の筒状胴部10Aに外挿されるスライド体15と各セグメント11とを連結する複数のリンク部材16とを具える。ターンアップ手段4は、スライド体5の軸心方向内側面で開口する排気口30を有するブラダ−排気路26と、支持部材10の側板部10Bに取り付きかつ軸心方向外端部に弁部31を有する開閉弁27とを具える。弁部は31、スライド体15の軸心方向内側への移動に伴い排気口30と当接し、スライド体15の軸心方向外側への移動に伴い排気口30と離間する。【選択図】図2

Description

本発明は、構造簡易に、ターンアップブラダ内の圧縮空気を迅速に排気しうるタイヤ成形装置に関する。
所謂ツーステージ成形法に用いられるタイヤ成形装置として、例えば、下記の特許文献1に記載のものが知られている。この装置は、外周面上でカーカスを含むタイヤ構成部材を円筒状に巻回するフォーマと、この巻回された円筒状のタイヤ構成部材の軸心方向両端部を折り返すターンアップブラダとを具える。
前記フォーマは、周方向に配される複数のセグメントからなる。各前記セグメントは、拡縮径手段を介して半径方向内外に移動でき、これにより、フォーマの外周面を拡縮径させうる。なお拡径状態のフォーマ上で、タイヤ構成部材が円筒状に巻回され、かつ縮径状態において、ターンアップ後のタイヤ構成部材がフォーマから取り外される。
前記拡縮径手段は、軸心方向に移動可能なスライド体、及びこのスライド体と各セグメントとを連結する複数のリンク部材を具える。このリンク部材は、スライド体の軸心方向の移動を、各セグメントの半径方向の移動に変換する機能を有する。
また前記ターンアップブラダは、前記スライド体の外周面上に保持されるとともに、スライド体には、その軸心方向外端部で一端が開口し、かつ他端がターンアップブラダ内に通じる通気孔が設けられる。そして、この通気孔を用いて、ターンアップブラダ内への圧縮空気の供給及び排気が行われている。
しかし、同一の通気孔を有する配管経路を用いて供給及び排気を行うため、排気時間が長くなり、製造効率の低下を招く。なおスライド体の後端側に、エアー制御式の急速排気弁を設置することが案出されるが、この場合、設置スペースを十分に確保できず、しかも制御用の配管経路がさらに必要になるなど、装置構造の複雑化も招く。
特開2000−296563号公報
そこで発明は、構造簡易としながら、ターンアップブラダ内の圧縮空気の排気時間を短縮でき、製造効率を向上させうるタイヤ成形装置を提供することを課題としている。
本発明は、周方向に配される複数のセグメントからなり、かつ外周面上でカーカスを含むタイヤ構成部材を円筒状に巻回するフォーマと、
各前記セグメントを半径方向内外に移動させることにより前記フォーマの外周面を拡縮径させる拡縮径手段と、
前記円筒状のタイヤ構成部材の軸心方向両端部を折り返すターンアップ手段とを具えるタイヤ成形装置であって、
中心軸部に外挿される筒状胴部と、この筒状胴部から半径方向外側に突出する円盤状の側板部とからなるフォーマ支持部材を含み、
前記拡縮径手段は、前記筒状胴部に軸心方向内外に移動可能に外挿されるスライド体、及び各前記セグメントと前記スライド体の軸心方向内端部とを連結して前記スライド体の軸心方向の移動を各前記セグメントの半径方向の移動に変換する複数のリンク部材を具えるとともに、
前記ターンアップ手段は、前記スライド体に保持されるターンアップブラダと、このターンアップブラダ内に圧縮空気を供給するブラダ給気路と、前記ターンアップブラダ内の圧縮空気を排気するブラダ排気路と、該ブラダ排気路を開閉する開閉弁とを含み、
前記ブラダ排気路は、前記スライド体の軸心方向内側面で開口する排気口を有し、
前記開閉弁は、前記側板部に軸心方向内端部が取り付きかつ軸心方向外端部に弁部を有するとともに、前記弁部は、前記スライド体の軸心方向内側への移動により、前記排気口と当接してブラダ排気路を閉じるとともに、スライド体の軸心方向外側への移動により排気口と離間し、ターンアップブラダ内の圧縮空気を排気口から排出することを特徴としている。
本発明に係る前記タイヤ成形装置では、前記開閉弁は、前記弁部を前記排気口の押し付けるバネ体を具えることが好ましい。
本発明に係る前記タイヤ成形装置では、前記開閉弁は、周方向で隣り合うセグメント間の間隙部を通って軸心方向にのびることが好ましい。
本発明では、ターンアップブラダ内に圧縮空気を供給するブラダ給気路とは別に、ターンアップブラダ内の圧縮空気を排気するブラダ排気路を具えるとともに、このブラダ排気路は、スライド体の軸心方向内側面で開口する排気口を有する。
また側板部に、軸心方向外端部に弁部を有する開閉弁が取り付く。この弁部は、スライド体の軸心方向内側への移動に伴い、前記排気口と当接してブラダ排気路を閉じる。即ち、フォーマの拡径と連動して、ブラダ排気路を自動的に閉止し、ターンアップブラダの膨張を可能にする。また、弁部は、スライド体の軸心方向外側への移動に伴い、排気口と離間する。即ち、フォーマの縮径と連動して、排気口を自動的に解放し、ターンアップブラダ内の圧縮空気を排気口から排出することが可能になる。
このように、開閉弁は、フォーマの拡縮径の動作を利用して排気口を開閉している。そのため、例えばエアー制御式の急速排気弁を用いる場合に比して、制御用の空気源及びその配管経路が不要となり、装置構造を簡易化しうる。また、排気口に至るブラダ排気路の長さが短くなるため、排気時間を従来に比して例えば16秒程度短縮でき、製造効率を向上することが可能になる。
本発明のタイヤ成形装置の一実施例を示す正面図である。 フォーマが縮径状態におけるタイヤ成形装置を示す部分断面図である。 フォーマが拡径状態におけるタイヤ成形装置を示す部分断面図である。 (A)は図3におけるI−I断面図、(B)は図3におけるII−II断面図である。 開閉弁を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態のタイヤ成形装置1は、所謂ツーステージ成形法に用いられるタイヤ成形装置であって、外周面上でカーカスを含むタイヤ構成部材Tを円筒状に巻回するフォーマ2と、このフォーマ2の外周面を拡縮径させる拡縮径手段3(図2に示す)と、前記フォーマ2の軸心方向両外側に配されるターンアップ手段4とを具える。なおターンアップ手段4は、膨張可能なターンアップブラダ5(図2に示す)を有し、フォーマ2上で巻回された円筒状のタイヤ構成部材Tの軸心方向両端部を折り返す。
本例では、前記フォーマ2が、軸心方向両側に配される一対のフォーマ部6、6から形成される場合が示される。このフォーマ部6、6は、それぞれ同一軸心j上に位置する中心軸部7、7により、相対的に軸心方向に近離移動可能に支持される。本例では、各中心軸部7が、それぞれ軸心方向内外に移動可能な駆動装置8に支持される。
なお図中の符号50は、駆動装置8、8をそれぞれ軸心方向に案内するレールである。また符号51は、駆動装置8、8をそれぞれ軸心方向かつ互いに逆向きに往復移動させるシリンダ等の移動具である。
本明細書において、軸心方向「内」とは、前記フォーマ2の軸心方向中心位置Coに向く向きを意味し、軸心方向「外」とは、その逆の向きを意味する。また本例の如く、フォーマ2が一対のフォーマ部6、6から形成される場合、フォーマ部6、6間の中央位置が前記軸心方向中心位置Coをなす。
図2に示すように、タイヤ成形装置1は、前記中心軸部7に外挿されるフォーマ支持部材10を含み、このフォーマ支持部材10に、前記フォーマ2(本例ではフォーマ部6)と、拡縮径手段3と、ターンアップ手段4とが一体回転可能に支持される。
フォーマ支持部材10は、前記中心軸部7に外挿される筒状胴部10Aと、この筒状胴部10Aの軸心方向内端部から半径方向外側に突出する円盤状の側板部10Bとを具える。
前記フォーマ部6は、図4(A)の左側に示すように、周方向に配される複数のセグメント11から形成される。各セグメント11は、半径方向外面11Sが円弧状に湾曲するセグメント本体11Aと、このセグメント本体11Aから軸心jに向かって半径方向内側にのびる胴部11Bとを具える略T字状をなす。そして各外面11Sが互いに協働して、前記フォーマ2の外周面を形成する。
図2に示すように、各セグメント11は、前記側板部10Bに、ガイド部12を介して半径方向内外に移動可能に案内される。前記ガイド部12は、前記側板部10Bに配される第1のガイド部分12aと、各セグメント11に配される第2のガイド部部分12bとからなる。本例では、第1のガイド部分12aは、前記側板部10Bの軸心方向外側面に放射状に形成される例えば蟻溝等の案内溝(図4(A)の右側に示す)として形成される。また第2のガイド部分12bは、各胴部11Bの軸心方向内側面に突設されかつ前記案内溝に案内される例えば蟻ほぞ等の案内リブとして形成される。なお第2のガイド部分12bを案内溝とし、かつ第1のガイド部分12aを案内リブとして構成することもできる。
次に、前記拡縮径手段3は、図2に示すように、前記筒状胴部10Aに軸心方向内外に移動可能に外挿されるスライド体15、及び各前記セグメント11と前記スライド体15の軸心方向内端部とを連結する複数のリンク部材16を具える。
前記スライド体15は、本例では、半径方向内側部17と半径方向外側部18とを具える。半径方向内側部17は、筒状胴部10Aに外挿される軸心方向内外の側壁部分17i、17oと、この側壁部分17i、17oの半径方向外端間を継ぐ円筒状部17mとを具える。これにより、前記内側部17内に、筒状胴部10Aと、側壁部分17i、17oと、円筒状部17mとで囲まれる気密な空気室20が形成される。この空気室20は、前記筒状胴部10Aの外周面から突出する隔壁部21により、軸心方向内側の前室部20aと、軸心方向外側の後室部20bとに区分される。
前記前室部20aと後室部20bとには、それぞれ第1、第2の流路22a、22bを介して圧縮空気が交互に供給される。これにより、前記スライド体15が、軸心方向内外に駆動される。
また半径方向外側部18は、半径方向内側部17から半径方向外側に突出する軸心方向内外の側壁部分18i、18oと、この側壁部分18i、18oの半径方向外端間を継ぐ円筒状部18mとを具える。これにより、外側部18内に、円筒状部17mと、側壁部分18i、18oと、円筒状部18mとで囲まれる気密な空気室23が形成される。
また前記リンク部材16は、その長さ方向両端部が、各セグメント11における胴部11Bに設ける枢支点P1と、スライド体15の軸心方向内端部に設ける枢支点P2とで枢支される。このリンク部材16は、スライド体15の軸心方向の移動を、各セグメント11の半径方向の移動に変換でき、フォーマ2を拡縮径させる。なお図2には、縮径状態におけるタイヤ成形装置1が示されるとともに、図3には、拡径状態におけるタイヤ成形装置1が示される。
次に、前記ターンアップ手段4は、スライド体15に保持されるターンアップブラダ5と、このターンアップブラダ5内に圧縮空気を供給するブラダ給気路25と、前記ターンアップブラダ5内の圧縮空気を排気するブラダ排気路26と、該ブラダ排気路26を開閉する開閉弁27とを含む。
前記ターンアップブラダ5は、周知構造をなし、非膨張状態においては、U字状に折り畳まれて、スライド体15の外周面上に保持される。なおターンアップブラダ5の軸心方向外側の開口縁Eoは、前記スライド体15の外周面側に設ける取り付け凹部内に挟持され、かつ軸心方向内側の開口縁Eiは、前記スライド体15の内側面側に設ける取り付け凹部内に挟持される。
前記ブラダ給気路25は、本例では、前記空気室23と、前記側壁部分18oを貫通して空気室23に通じる孔部25aと、前記空気室23から側壁部分18i内を通って半径方向外側にのびる孔部25bとを含む。なお孔部25bは、スライド体15の外周面上かつ開口縁Ei、Eo間で開口する。また孔部25aには、圧縮空気供給用のホース19が接続される。
図5に示すように、前記ブラダ排気路26は、スライド体15の軸心方向内側面で開口する排気口30を有する。具体的には、本例のブラダ排気路26は、前記排気口30から側壁部分18i内を通って半径方向外側にのびるとともに、スライド体15の外周面上かつ開口縁Ei、Eo間で開口する空気取出し口29を有する。この場合、ターンアップブラダ5からの圧縮空気が、直接にブラダ排気路26を通って排気されるため、排気時間をより短縮できる。
なおブラダ排気路26としては、これ以外にも、例えば排気口30から側壁部分18iを軸心方向に貫通して空気室23に通じる貫通孔として形成することもできる。この場合、ターンアップブラダ5内の圧縮空気は、いったん前記孔部25bと空気室23とを経た後、貫通孔であるブラダ排気路26から排気される。そのため、前者の場合に比して、排気時間がやや長くなるが、従来に比して充分短縮できる。
また前記開閉弁27は、軸心方向にのびる軸状をなし、その軸心方向内端部が前記側板部10Bに取り付くとともに、軸心方向外端部に弁部31が配される。
前記弁部31は、前記スライド体15の軸心方向内側への移動により、前記排気口30と当接する当接状態(図3に示す)となり、これによりブラダ排気路26を閉じる。即ち、フォーマ2の拡径と連動して、ブラダ排気路26を自動的に閉止し、ターンアップブラダ5の膨張を可能にする。また弁部31は、スライド体15の軸心方向外側への移動により排気口30と離間する離間状態(図2に示す)となる。即ち、フォーマ2の縮径と連動して、排気口30を自動的に解放でき、ターンアップブラダ5内の圧縮空気を排気口30から排出しうる。
本例の開閉弁27は、前記弁部31を排気口30に押し付けるバネ体32を具える。具体的には、本例の開閉弁27は、バネ体32と、ベース軸部33と、スライド軸34と、ストッパ35とを具える。
前記ベース軸部33は、前記側板部10Bに例えば螺着される固定軸部33Aと、この固定軸部33Aの軸心方向外側に同心に連なりかつ中心孔33Hを有するシリンダ部33Bとを具える。なおシリンダ部33Bの軸心方向外端には、半径方向外側に小高さで突出する鍔部33B1が配される。
前記スライド軸34は、前記中心孔33H内に摺動可能に挿入されるスライド軸部34Aと、このスライド軸部34Aに例えば段差を介して同心に連なる大径な頭部34Bとを具える。そして頭部34Bの軸心方向外端部に、本例では円環状のゴム弾性体からなる弁部31が形成される。
前記バネ体32は、前記中心孔33H内、かつ中心孔33Hの底面とスライド軸34の軸心方向内端面との間に配され、前記スライド軸34を軸心方向外側に付勢する。
前記ストッパ35は、円筒状をなし、その軸心方向外端側には、前記頭部34B外周面に螺着されるネジ筒部35Aを有する。またストッパ35の軸心方向内端側には、前記鍔部33B1と当接することにより、前記スライド軸34の摺動量を規制する係止部35Bが配される。
このような開閉弁27は、前記スライド体15の軸心方向の移動量にバラツキがある場合にも、そのバラツキを、スライド軸部34Aの摺動によって吸収でき、バネ体32の付勢力によって、弁部31を必要な力で排気口30に押し付けできる。
なお開閉弁27は、図4(A)に示すように、周方向で隣り合うセグメント11、11間の間隙部を通って軸心方向にのびる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 タイヤ成形装置
2 フォーマ
3 拡縮径手段
4 ターンアップ手段
5 ターンアップブラダ
7 中心軸部
10 フォーマ支持部材
10A 筒状胴部
10B 側板部
11 セグメント
15 スライド体
16 リンク部材
25 ブラダ給気路
26 ブラダ排気路
27 開閉弁
30 排気口
31 弁部
32 バネ体
T タイヤ構成部材

Claims (3)

  1. 周方向に配される複数のセグメントからなり、かつ外周面上でカーカスを含むタイヤ構成部材を円筒状に巻回するフォーマと、
    各前記セグメントを半径方向内外に移動させることにより前記フォーマの外周面を拡縮径させる拡縮径手段と、
    前記円筒状のタイヤ構成部材の軸心方向両端部を折り返すターンアップ手段とを具えるタイヤ成形装置であって、
    中心軸部に外挿される筒状胴部と、この筒状胴部から半径方向外側に突出する円盤状の側板部とからなるフォーマ支持部材を含み、
    前記拡縮径手段は、前記筒状胴部に軸心方向内外に移動可能に外挿されるスライド体、及び各前記セグメントと前記スライド体の軸心方向内端部とを連結して前記スライド体の軸心方向の移動を各前記セグメントの半径方向の移動に変換する複数のリンク部材を具えるとともに、
    前記ターンアップ手段は、前記スライド体に保持されるターンアップブラダと、このターンアップブラダ内に圧縮空気を供給するブラダ給気路と、前記ターンアップブラダ内の圧縮空気を排気するブラダ排気路と、該ブラダ排気路を開閉する開閉弁とを含み、
    前記ブラダ排気路は、前記スライド体の軸心方向内側面で開口する排気口を有し、
    前記開閉弁は、前記側板部に軸心方向内端部が取り付きかつ軸心方向外端部に弁部を有するとともに、前記弁部は、前記スライド体の軸心方向内側への移動により、前記排気口と当接してブラダ排気路を閉じるとともに、スライド体の軸心方向外側への移動により排気口と離間し、ターンアップブラダ内の圧縮空気を排気口から排出することを特徴とするタイヤ成形装置。
  2. 前記開閉弁は、前記弁部を前記排気口の押し付けるバネ体を具えることを特徴とする請求項1記載のタイヤ成形装置。
  3. 前記開閉弁は、周方向で隣り合うセグメント間の間隙部を通って軸心方向にのびることを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤ成形装置。
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