JP2017070540A - 衣類処理装置 - Google Patents

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淳二 小谷
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Abstract

【課題】効率よく静電霧化発生手段に空気を送り込むことができ、より多くの静電霧化発生粒子を発生させること。【解決手段】送風ユニット50は、送風ファン20、渦巻ケーシング51、送風ファン20を駆動するファンモータ52とから構成し、渦巻ケーシング51は、渦巻ケーシング吸入口51aを介して吸気管路27と連通するとともに、渦巻ケーシング吹出口51bを介して第1接続ホース29と連通し、送風ファン20の回転の円周方向の外周壁に、バイパス経路入口51dとバイパス経路出口51eを設けることで、バイパス経路51fを形成し、51fバイパス経路内に静電霧化発生手段53を設けた衣類処理装置とすることで、効率よく静電霧化発生手段に空気を送り込むことができ、より多くの静電霧化発生粒子を発生させることができる。【選択図】図9

Description

本発明は、槽内に静電霧化発生粒子を供給することによって、衣類や小物などの除菌、消臭および槽内のカビ発育抑制を可能とする衣類処理装置に関するものである。
衣類処理装置である衣類乾燥機や洗濯乾燥機において衣類の乾燥を行うには、衣類を収容した回転ドラムを回転させて衣類を攪拌し、回転ドラム内に空気を送風して衣類に空気を当てることにより、空気は衣類から水分を奪って、衣類の乾燥がなされる。
近年、生活空間の衛生が着目され、除菌や消臭などを実現する衛生配慮商品が市場に多々流通している。ランドリー商品においても、洗濯槽と外槽に静電霧化発生粒子を曝露することによって、洗濯槽内に収納された衣類・小物等の除菌・消臭、および洗濯槽および外槽に発生するカビの発育抑制を可能とする機能を具備している洗濯乾燥機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図10は、特許文献1に記載された従来の洗濯乾燥機の空調送風ユニットの内部を示す斜視図、図11は、同洗濯乾燥機の空調送風ユニットの斜視図、図12は、同洗濯乾燥機の静電霧化発生手段の内部を示す断面図である。
図10、11、12において、一体で構成された蒸発器131、凝縮器132およびそれらに冷媒を循環させる圧縮機137を収容した空気調和機139と送風ユニット115とを接続した空調送風ユニット181として搭載し、循環送風経路の途中に接続している。
送風ユニット115は、渦巻ケーシング115b内に遠心タイプのファン115aを収容した遠心ファンをなしている。空気調和機139と送風ユニット115とは、空調ケース138の左右に向く長手方向の一端側の端部壁に形成した吸引排出口138aに、渦巻ケーシング115bの吸気接続口115cを嵌め合わせて互いをシール接続している。これにより、送風ユニット115の吸引力は空調ケース138内におよび、空調ケース138の他端側の吸引導入口138bから循環送風経路を通じ外槽(図示せず)内に作用するので、外槽内の空気を空調ケース138内に吸引して蒸発器131および凝縮器132を通して除湿および加熱し、除湿および加熱後の乾燥した高温空気は吸引排出口138a、吸引接続口115cを通じ渦巻ケーシング115b内に吸引し、渦巻ケーシング115bの吹き出し部115dから循環送風経路を通じ外槽内に送風する。これを繰り返して洗濯槽内の洗濯物を乾燥させる。静電霧化発生手段183は、吹き出し部115dの近傍に設置されている。
静電霧化発生手段183は、霧化放電ブロック184、高圧を発生するトランスP板185、霧化放電を制御する制御P板186、霧化放電ブロック184を封入しバイパス経路を形成する素子ハウジング187、霧化放電ブロック184を固定し、バイパス経路の入口出口形状を構成する固定板188、トランスP板185を封入するトランスP板ケース189に、リードセン結線を済ませてユニット化したものである。
特開2010−88859号公報
しかしながら、前記従来技術に係る洗濯乾燥機の空調送風ユニットでは、霧化放電ブロックは、渦巻ケーシング115bから吹き出し部115dにいたる経路の壁面のうち、遠心タイプのファンの回転軸の回転軸方向の壁面にバイパス経路を設けて、その中に収容されているので、そのバイパス経路に空気が入りにくく、静電霧化発生粒子が発生しにくいといった課題があった。
本発明は、上記課題を解決するもので、静電霧化発生粒子を効率的に発生させ風に乗せて対象物に曝露することで除菌・消臭を実現するものである。これにより、対象アイテムの幅が広がり、ランニングコストについても、放電と送風のみの動作であるため電気代が大幅に低減される。
上記目的を達成するために本発明の衣類処理装置は、本体と、前記本体に回転自在に設けられた回転ドラムと、吸気管路内に設けられ乾燥用空気を加熱する加熱部と、前記吸気管路と連通し接続ホースを介して前記回転ドラム内に乾燥用空気を送風する送風部とを備え、前記送風部は、送風ファン、渦巻ケーシング、前記送風ファンを駆動するファンモータとから構成し、前記渦巻ケーシングは、渦巻ケーシング吸入口を介して前記吸気管路と連通するとともに、渦巻ケーシング吹出口を介して接続ホースと連通し、前記送風ファンの回転の円周方向の外周壁に、バイパス経路入口とバイパス経路出口を設けることで、バイパス経路を形成し、前記バイパス経路内に静電霧化発生手段を設けたものである。
これによって、渦巻ケーシングの外周壁面部を沿って流れる空気を効率的にバイパス経路に導入することができるので、効率よく静電霧化発生手段に空気を送り込むことができ、より多くの静電霧化発生粒子を回転ドラム内に送り込むことが可能となり、静電霧化発生粒子により、十分な除菌・消臭・カビの発育抑制を実現することができる。
本発明の衣類処理装置は、渦巻ケーシングの外周壁面部を沿って流れる空気を効率的にバイパス経路に導入することができるので、効率よく静電霧化発生手段に空気を送り込むことができ、より多くの静電霧化発生粒子を回転ドラム内に送り込むことが可能となり、静電霧化発生粒子により、十分な除菌・消臭・カビの発育抑制を実現することができる。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の外観を示す斜視図 同ドラム式洗濯乾燥機の上方内部の平面図 同ドラム式洗濯乾燥機の図2におけるA−A断面図 同ドラム式洗濯乾燥機の乾燥経路の要部横断面図 同ドラム式洗濯乾燥機の図4におけるB−Bの断面図 同ドラム式洗濯乾燥機の図4におけるC−Cの断面図。 (a)同ドラム式洗濯乾燥機の第1リントフィルタユニットの斜視図(b)同ドラム式洗濯乾燥機の第2リントフィルタユニットの斜視図(c)同ドラム式洗濯乾燥機のフィルタ収容室の断面斜視図 同ドラム式洗濯乾燥機の内部の背面図 同ドラム式洗濯乾燥機の静電霧化発生手段近傍の要部断面図 従来の洗濯乾燥機の空調送風ユニットの内部を示す斜視図 同洗濯乾燥機の空調送風ユニットの斜視図 同洗濯乾燥機の静電霧化発生手段の内部を示す断面図
第1の発明は、本体と、前記本体に回転自在に設けられた回転ドラムと、吸気管路内に設けられ乾燥用空気を加熱する加熱部と、前記吸気管路と連通し接続ホースを介して前記回転ドラム内に乾燥用空気を送風する送風部とを備え、前記送風部は、送風ファン、渦巻ケーシング、前記送風ファンを駆動するファンモータとから構成し、前記渦巻ケーシングは、渦巻ケーシング吸入口を介して前記吸気管路と連通するとともに、渦巻ケーシング吹出口を介して接続ホースと連通し、前記送風ファンの回転の円周方向の外周壁に、バイパス経路入口とバイパス経路出口を設けることで、バイパス経路を形成し、前記バイパス経路内に静電霧化発生手段を設けた衣類処理装置とすることにより、渦巻ケーシングの外周壁面部を沿って流れる空気を効率的にバイパス経路に導入することができるので、効率よく静電霧化発生手段に空気を送り込むことができ、より多くの静電霧化発生粒子を回転ドラム内に送り込むことが可能となり、静電霧化発生粒子により、十分な除菌・消臭・カビの発育抑制を実現することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の前記本体内に設けられ前記回転ドラムを内包する水槽と、前記本体外の空気を乾燥用空気として取り入れる吸気口と、前記吸気口から前記回転ドラムへ前記乾燥用空気を送給する吸気経路と、前記本体外に開口する排気口と、前記回転ドラム内で衣類と熱交換した前記乾燥用空気を前記排気口へ送給する排気経路とをさらに備え、前記加熱部および前記送風部は、前記吸気経路に設けた衣類処理装置とすることにより、乾燥用空気を屋内に排出しているので、別途除湿手段を設けることなく、衣類を乾燥できるので、低コストで効率の良い乾燥を実現することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の前記吸気経路および前記排気経路は、前記本体内で、前記回転ドラムおよび前記水槽より上方に設けた衣類処理装置とすることにより、水槽内に溜められる水位よりも上方に位置しているので、水槽内に溜められる水が静電霧化発生手段に接触しにくい構成となり、静電霧化発生手段の品質を確保することができる。
以下、本開示の実施の形態について、ドラム式洗濯乾燥機を例に図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本開示が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態1は、本発明に係る衣類処理装置をドラム式洗濯機に適用したドラム式洗濯乾燥機について示すものである。図1は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の外観を示す斜視図、図2は、同ドラム式洗濯乾燥機の上方内部の平面図、図3は、同ドラム式洗濯乾燥機の図2におけるA−A断面図であり、乾燥機能の構成を重点的にして示している。
図1〜図3において、本実施の形態1に係るドラム式洗濯乾燥機1は、回転ドラム2の開口部が洗濯機筐体6の正面側で上向きとなる斜めドラム形式に構成されている。洗濯機筐体6の正面に回転ドラムに対して洗濯物を出し入れするための扉体9が開閉自在に設けられ、その上方に運転動作を選択入力する操作部17が配設される。洗濯機筐体6の上方左側には洗剤を投入するための洗剤投入部18が設けられ、右側には第1リントフィルタユニット21が引き出してメンテナンスできるように配設されている。第1リントフィルタユニット21は使用者によるメンテナンス容易化のために、洗濯機筐体6の天面部7に配設する。
洗濯機筐体6内には回転ドラム2を収容した水槽3が、ダンパー5などのサスペンション構造によって支持される。回転ドラム2は、水槽3の後部に配設されたモータ14によって回転駆動される。扉体9を開いて洗濯物出入口11から回転ドラム2内に洗濯物を投入し、洗剤投入部18に洗剤を入れて、操作部17から運転コースの選択入力および運転
開始を入力すると、水槽3内に洗剤投入部18に投入された洗剤を混合させた洗剤混合水が給水される。洗濯物の投入量に対応する給水がなされると回転ドラム2が回転駆動され、回転ドラム2の内周面に設けられた攪拌翼4が洗濯物を持ち上げて上方から落下させる叩き洗いの作用により洗い工程が実施される。この洗い工程が終了すると、排水弁12が開かれて、汚れた洗濯水は排水管路13から外部に排出される。洗い工程の後、すすぎ、脱水の各工程が実施されるが、周知の動作なので、その説明は省略する。
このドラム式洗濯乾燥機1は、操作部17からの運転コースの選択入力により、脱水工程が終了した後、洗濯物を乾燥させる乾燥工程に移行させることができる。また、回転ドラム2内に投入した濡れた衣類などを乾燥する乾燥工程のみを実施して、衣類乾燥機として動作させることもできる。この乾燥機能について以下に説明する。
図2、図3、図4〜図7に示すように、洗濯機筐体6の上部には乾燥機能の構成要素8が配設されている。図4は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機の乾燥経路の要部横断面図、図5は、同ドラム式洗濯乾燥機の図4におけるB−Bの断面図、図6は、同ドラム式洗濯乾燥機の図4におけるC−Cの断面図、図7(a)は、同ドラム式洗濯乾燥機の第1リントフィルタユニットの斜視図、図7(b)は、同ドラム式洗濯乾燥機の第2リントフィルタユニットの斜視図、図7(c)は、同ドラム式洗濯乾燥機のフィルタ収容室の断面斜視図である。
洗濯機筐体6外から洗濯機筐体6内に流入した空気を乾燥用空気として取り入れる吸気口23が洗濯機筐体6内に開口して設けられており、回転ドラム2内で衣類を乾燥させて出てくる乾燥用空気を排気するための開口部である排気口24が洗濯機筐体6外に開口して設けられている。この吸気口23と排気口24とを連通させて、乾燥用空気の乾燥経路19が形成されている。この乾燥経路19は、吸気経路25、水槽3、回転ドラム2、排気経路26により構成する。
吸気経路25は、吸気口23から回転ドラム2内へ吸気を送給する経路である。本実施の形態では吸気経路25を、吸気口23、フィルタ収容室35、吸入口33、吸気管路27、渦巻ケーシング51、第1接続ホース29、水槽3に設けた送風入口15により構成する。
排気経路26は、回転ドラム2内の衣類を乾燥させた後の乾燥用空気を、回転ドラム2内から排気口24へ排気する経路である。本実施の形態では排気経路26を、水槽3に設けた送風出口16、第2接続ホース30、フィルタ収容室35、排出口34、排気口24に連通する排気管路28により構成する。なお、排気口24には、異物の入り込みを防止する格子状のカバー体24aを設けている。
本実施の形態の様に、フィルタ収容室35内に第1リントフィルタユニット21および第2リントフィルタユニット22を装着する構成においては、フィルタ収容室35内の吸気経路25は、第1リントフィルタユニット21の第1吸入部21a、第2リントフィルタユニット22の第2吸入部22a、吸入口33の経路とする。同様に、フィルタ収容室35内の排気経路26は、第1リントフィルタユニット21の第1排出部21b、第2リントフィルタユニット22の第2排出部22b、排出口34の経路とする。
第1リントフィルタユニット21は、第1吸入部21aには、フィルタシート37を設けずに、第1排出部21bにのみフィルタシート37を設けている。第2リントフィルタユニット22は、第2吸入部22aおよび第2排出部22bともに、フィルタシート37を設けている。
吸気管路27の下流側には、加熱部であるヒータ39と送風部である送風ファン20が設けられている。送風ファン20は、吸気管路27の下流側に接続された渦巻ケーシング51内に収容されており、渦巻ケーシング51の外部に設けたファンモータ52により駆動される。吸気管路27と渦巻ケーシング51は、渦巻ケーシング吸入口51aを介して連通している。渦巻ケーシング吸入口51aより渦巻ケーシング51内に流入した空気は、送風ファン20の回転により、遠心力が働き、渦巻ケーシング51の円周方向に沿って流れ、渦巻ケーシング吹出口51bから、そこに接続された第1接続ホース29に流出する。これらの送風ファン20、渦巻ケーシング51、ファンモータ52により、送風ユニット50を構成している。
ヒータ39は、比較的コストが安く、自己温度制御を有しているなどの特徴を持つPTCヒータを用いている。また、送風ファン20は、遠心ファンを用いている。ファンを用いた場合、大きな流量を得るためには回転数やファン口径を大きくする必要がある。ファンの回転数を大きくすると、騒音や振動などで設置環境を悪くするので、ファン口径を250mm程度とし、回転数とのバランスを兼ねるようにした。
そして、送風ファン20がファンモータ52により回転駆動されることにより、吸気口23から吸入された乾燥用空気は、吸気管路27に設けられたヒータ39によって加熱され、送風入口15から水槽3内に送風される。これにより、加熱された乾燥用空気は回転ドラム2内に流入して洗濯物又は衣類(以下、総称して衣類とする)に当たり、衣類の水分を奪って吸湿した乾燥用空気となる。この吸湿した乾燥用空気は排気口24から機外へ排出される。これにより、回転ドラム2内に収容された衣類の乾燥が進行する。
なお、モータ14、ヒータ39、ファンモータ52などは、洗濯機筐体6内に配設するマイクロコントローラなどの制御部(図示せず)により制御される。制御部は、操作部17から入力される操作指示に従い、ドラム式洗濯乾燥機1を制御する。
上記構成における吸気経路25、排気経路26の構成について、図4〜図6、および図7(a)〜図7(c)を参照して以下に説明する。
吸気経路25において、フィルタ収容室35から吸気管路27への入口である吸入口33には、乾燥用空気を整流するための吸気整流部40が設けられている。また、排気経路26において、フィルタ収容室35から排気管路28への出口である排出口34には、乾燥用空気を整流するための排気整流部41が設けられている。
吸気経路25において、吸気整流部40の20mm程度下流側にヒータ39を設けている。そして、ヒータ39による加熱効率を上げるために、吸入口33に比べヒータ39の風路の水平方向の幅を図4に示すように大きくしている。さらにヒータ39の表面に放熱板39aを多数配設し放熱面積を大きくし、加熱効率を向上させている。一般的にヒータ39の放熱面積を大きくすると、圧力損失が大きくなり、流量が減少してしまう。
しかし、図5に示すように、ヒータ整流板42により、ヒータ39を通る第1の風路43と、第1の風路43の上下に設けたヒータ39を通らず直接送風ファン20に通じるその他の風路A44a(第1の風路43の上)とその他の風路B44b(第1の風路43の下)とに分割し、加熱効率の維持と流量のバランスを保つようにしている。なお、ヒータ整流板42の吸入口33側の端部42aは、吸入口33側に向かうに従い、上下方向に広がるように形成している。これにより、第1の風路43に乾燥用空気が流入しやすく、均等にヒータ39を通過するよう構成としている。なお、ヒータ整流板42は、不燃化樹脂で構成され、ヒータ39の発熱による類焼を防止することができる。
なお、ヒータ39に接続されるリード線48は、ヒータ39との接続部(図示せず)から第1の風路43の上に設けられたその他の風路A44aを通過し、吸気管路27の天面に設けた貫通孔(図示せず)を介して吸気管路27外に導出され、制御部に接続されている。これによって、リード線48は、吸気口23から吸入される冷えた機外の乾燥用空気により、常に冷却されるため、熱伝導によりヒータ39との接続部も温度が下がるので、ヒータ39の能力を向上させることができ、接続部の品質も確保することができる。
以上のように、吸気経路25において、上流側から吸気口23、ヒータ39、送風ファン20の順に配設することによって、送風ファン20の伝達熱や圧縮熱の影響を受けない乾燥用空気が均一にヒータ39を通過し、効率良く乾燥用空気を加熱することが可能となる。また、送風ファン20の下流に圧損となるヒータ39が無いため、大風量化の実現と風切音の低減も可能となる。
吸気経路25と排気経路26は、フィルタ収容室35内において第1隣接面38aで隣接して構成され、吸入口33と排出口34の下流側でヒータ39までの間で、第2隣接面38bで隣接して構成さている。この第1隣接面38aおよび第2隣接面38bは、吸気経路25の吸気と排気経路26の排気の熱交換を行う隣接区間を形成する。
本実施の形態では第1隣接面38aを、フィルタ収容室35に着脱可能に装着する第1リントフィルタユニット21に形成する。なお、第1リントフィルタユニット21を着脱可能としないフィルタ収容室の構成においては、フィルタ収容室35内に隣接面38を直接設けても良い。
第1隣接面38aおよび第2隣接面38bによる吸気経路25と排気経路26の隣接距離は、吸気経路25と排気経路26の空気が互いに熱交換可能な程度に近接する距離である。本実施の形態では、この隣接距離すなわち隣接面38の厚さを1〜2mm程度とするが、吸気と排気の空気が互いに熱交換可能な距離であれば良い。なお隣接区間における隣接面38は、単一の略平面形状のみに限らず、複数の面や曲面で形成しても良い。
また、第1リントフィルタユニット21および第2リントフィルタユニット22は、洗濯機筐体6の天面部7から外部に引き出してフィルタの清掃などのメンテナンスが容易に行い得るように構成されている。第1リントフィルタユニット21の洗濯機筐体6の天面部外表面と面一となるように構成された化粧板45の下方には、化粧板45と表面面一にして回動パネル46が設けられている。この回動パネル46の上部を指で軽く押圧すると、バネ付勢されている回動パネル46は内部下方にある回動軸(図示せず)で回動し、化粧板45の下方内部に指を入れることができ、指先で化粧板45を引くと第1リントフィルタユニット21を外部に引き出すことができる。第2リントフィルタユニット22は、上部に凸部22cを設け、この凸部22cを手前に引くことで、上部の嵌合を外し、上方に持ち上げることで、外部に引き出すことができる。
第1リントフィルタユニット21は、化粧板45の下部には周囲をパッキング部材47を設け、乾燥用空気が化粧板45の外周から漏れないように構成している。
吸気経路25は、洗濯機筐体6内の上方に位置する吸気口23を介して、機内に向けて開口している。主に洗濯機筐体6の下方を含む隙間を経て機内に流入した乾燥用空気を、吸気口23から吸気経路25に吸入する。吸気口23を洗濯機筐体6の上方に配置することで、機内上方のより暖かい空気を吸気できるとともに、機外の大きな異物等が入りにくく構成することができる。
吸気経路25は、送風ファン20の動作とともに、吸気口23を介して機内から乾燥用
空気を吸入し、吸気経路25、すなわち、第1リントフィルタユニット21の第1吸入部21a、第2リントフィルタユニット22の第2吸入部22a、吸気整流部40、ヒータ39、吸気管路27、送風ファン20、第1接続ホース29、送風入口15を介して回転ドラム2内に送風する。回転ドラム2内に送風された乾燥用空気は、衣類から水分を奪って衣類を乾燥させた後、排気経路26、すなわち、送風出口16、第2接続ホース30、第1リントフィルタユニット21の第1排出部21b、第2リントフィルタユニット22の第2排出部22b、排気整流部41を通って排気口24から機外に排気される。
第1リントフィルタユニット21の第1吸入部21a、第1排出部21bは、ともに格子状の開口部を有するよう構成し、第1排出部21bにのみ、開口部にフィルタシート37を被着している。第2リントフィルタユニット22の第2吸入部22a、第2排出部22bは、ともに格子状の開口部を有するよう構成し、ともに開口部にフィルタシート37を被着している。吸気経路25については、機内から吸入される乾燥用空気に含まれる異物は比較的少ないため、コスト等を考慮し、第2リントフィルタユニット22の第2排出部22bのみのフィルタシート37で異物を捕集することができる。一方、排気経路26については、衣類を通過した後の乾燥用空気が通過するため、リントなどの異物が多く含まれているので、第1排出部21bおよび第2排出部22bの両方にフィルタシート37で異物を捕集する。
第1リントフィルタユニット21は、第1吸入部21aと第1排出部21bとを、吸気および排気のそれぞれ下流側に備えて、第1隣接面38aを挟んで連結する。
本実施の形態では、第1リントフィルタユニット21の半殻体状の容器は、加工性、強度、取り扱い容易性などを考慮してポリプロピレン素材で構成するが、その他の素材で構成しても良い。この半殻体状の側面と底部を、格子状の開口部により構成することで、強度を確保しながら、リントを捕集するための広い開口面を確保できる。
また本実施の形態では、第1リントフィルタユニット21の第1排出部21bの底部を、第1リントフィルタユニット21の上方の化粧板45の面に対して、傾斜および段差を設けて構成する。これにより、洗濯機筐体6内の限られた空間内に第1リントフィルタユニット21を効率よく設置できるため、より広い開口部のフィルタを構成できる。
本実施の形態では、フィルタシート37を第1リントフィルタユニット21の第1排出部21b、および、第2リントフィルタユニット22の第2吸入部22a、第2排出部22bの格子状の開口部の内側の面、つまり送風方向上流側に、インサート成型により被着させる。これにより、フィルタシート37のリントを捕集する側の面には、格子などの突起物がなくなるため、使用者によるメンテナンス時のリント除去を容易にできる。
フィルタ収容室35は、洗濯機筐体6の上面部側に第1リントフィルタユニット21および第2リントフィルタユニット22を出し入れするためのフィルタ出入口36を開口しており、吸気経路25と排気経路26を隣接して構成する。第1リントフィルタユニット21の第1隣接面38aおよび第2隣接面38bは、吸気経路25と排気経路26の間における熱交換器を形成し、吸気口23から吸入された空気と、送風出口16から排出された空気との熱交換を行い、ヒータ39に至るまでの乾燥用空気を暖めるとともに、排出される乾燥用空気の温度を下げることができる。
本実施の形態では、熱交換器としての第1隣接面38aをポリプロピレン素材で構成することにより、第1リントフィルタユニット21と一体的に製造することを可能とし、製造の容易化とコスト削減を実現する。当然ながら第1隣接面38aおよび第2隣接面38bは、熱交換効率の良い鋼製素材などで構成しても良い。
また、第1隣接面38aを第1リントフィルタユニット21内で送風方向に対して傾斜して配置することにより、吸気および排気の流れを変えるとともに、吸気および排気と隣接面の接触面積を高め、熱交換をより効率的に行うことが出来る。
フィルタ収容室35に第1リントフィルタユニット21が挿入されると、フィルタ出入口36は第1リントフィルタユニット21に設けられたパッキング部材47により封止される。また第1リントフィルタユニット21は、パッキング部材47の側面に形成された凸形状によって、フィルタ出入口36に確実に固定される。
本実施の形態では、吸入口33の20mm程度下流側にヒータ39を設けているが、その吸入口33には吸気整流部40を配設しているので、フィルタ収容室35から、第1リントフィルタユニット21および第2リントフィルタユニット22を取り出した場合でも、ヒータ39が露出してしまうことは無く、使用者が誤ってヒータ39に触れてしまうといったことを防止することができる。
上記構成において静電霧化発生手段の配置、構成について、図8および図9を参照して以下に説明する。図8は、本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯乾燥機のドラム式洗濯乾燥機の内部の背面図、図4は、同ドラム式洗濯乾燥機の静電霧化発生手段近傍の要部断面図である。
渦巻ケーシング51内の空気は、送風ファン20の回転により、渦巻ケーシング51の円周方向に沿って矢印aのように流れ、矢印b、cのように、渦巻ケーシング吹出口51bから第1接続ホース29に流出する。ここで、渦巻ケーシング51の円周方向の外周壁面51cにバイパス経路入口51dとバイパス経路出口51eを設けることで、バイパス経路51fを形成している。このバイパス経路51f内には、静電霧化発生手段53を配設している。
このような構成において、静電霧化発生粒子を発生させる工程では、送風ファン20を回転させ、静電霧化発生手段53をオンする。送風ファン20の回転とともに、矢印aのような空気の流れが発生し、その矢印aの空気の一部が、送風ファン20の回転の遠心力により、矢印eのように、バイパス経路入口51dからバイパス経路51f内に流れ込み、矢印fのようにオンしている静電霧化発生手段53を通過した後、矢印gのように、バイパス経路出口51eから出て、矢印bの空気と合流して、矢印cのように、渦巻ケーシング吹出口51bから第1接続ホース29を介して、水槽3および回転ドラム2に吹き込むこととなる。これによって、静電霧化発生手段53で発生した静電霧化発生粒子は、水槽3および回転ドラム2に到達することとなる。
静電霧化発生粒子を発生させる工程は、例えば、プレ洗浄工程(洗濯する衣類の前処理に肌着などに付いた皮脂を分解し、洗濯で落としやすくする工程)、除菌・消臭工程(衣類や小物の除菌や、タバコなどの臭いが付いた衣類などの消臭する工程)、防黴工程(洗濯工程終了後に、実行することで、槽内の黴の発生をしにくくする工程)等が実行できる。
そして、静電霧化発生手段53は、ヒータ39から離れた位置に設けているので、ヒータ39の熱による影響を受けにくい構成となっている。また、吸気経路25および排気経路26は、水槽3内に溜められる水位よりも上方に位置しているので、水槽3内に溜められる水が静電霧化発生手段53に接触しにくい構成となり、静電霧化発生手段53の品質を確保することができる。そして、静電霧化発生粒子により十分な除菌・消臭・カビの発育抑制を実現できる。
以上のように、バイパス経路入口51dとバイパス経路出口51eを渦巻ケーシング51の円周方向の外周壁面51cに設けているので、渦巻ケーシング51の外周壁面部を沿って流れる空気を効率的にバイパス経路51fに導入することができる。
以上説明した実施形態は、排気式のドラム式洗濯乾燥機に適用した例を示したが、循環式乾燥のドラム式洗濯乾燥機、衣類乾燥に特化した衣類乾燥機、縦型の洗濯乾燥機にも同様に適用することができる。
以上のように、本発明にかかる衣類処理装置は、渦巻ケーシングの外周壁面部を沿って流れる空気を効率的にバイパス経路に導入することができるので、効率よく静電霧化発生手段に空気を送り込むことができ、より多くの静電霧化発生粒子を回転ドラム内に送り込むことが可能となり、静電霧化発生粒子により、十分な除菌・消臭・カビの発育抑制を実現することができるので、循環式乾燥のドラム式洗濯乾燥機、衣類乾燥に特化した衣類乾燥機、縦型の洗濯乾燥機等の家庭用機器に適用できる。
1 ドラム式洗濯乾燥機
2 回転ドラム
3 水槽
4 攪拌翼
5 ダンパー
6 洗濯機筐体
7 天面部
8 乾燥機能の構成要素
9 扉体
11 洗濯物出入口
12 排水弁
13 排水管路
14 モータ
15 送風入口
16 送風出口
17 操作部
18 洗剤投入部
19 乾燥経路
20 送風ファン
21 第1リントフィルタユニット
21a 第1吸入部
21b 第1排出部
22 第2リントフィルタユニット
22a 第2吸入部
22b 第2排出部
22c 凸部
23 吸気口
24 排気口
24a 格子状のカバー体
25 吸気経路
26 排気経路
27 吸気管路
28 排気管路
29 第1接続ホース(接続ホース)
30 第2接続ホース
33 吸入口
34 排出口
35 フィルタ収容室
36 フィルタ出入口
37 フィルタシート
38a 第1隣接面
38b 第2隣接面
39 ヒータ(加熱部)
39a 放熱板
40 吸気整流部
41 排気整流部
42 ヒータ整流板
43 第1の風路
44a その他の風路A
44b その他の風路B
45 化粧板
46 回動パネル
47 パッキング部材
48 リード線
50 送風ユニット(送風部)
51 渦巻ケーシング
51a 渦巻ケーシング吸入口
51b 渦巻ケーシング吹出口
51c 外周壁面
51d バイパス経路入口
51e バイパス経路出口
51f バイパス経路
52 ファンモータ
53 静電霧化発生手段

Claims (3)

  1. 本体と、前記本体に回転自在に設けられた回転ドラムと、吸気管路内に設けられ乾燥用空気を加熱する加熱部と、前記吸気管路と連通し接続ホースを介して前記回転ドラム内に乾燥用空気を送風する送風部とを備え、前記送風部は、送風ファン、渦巻ケーシング、前記送風ファンを駆動するファンモータとから構成し、前記渦巻ケーシングは、渦巻ケーシング吸入口を介して前記吸気管路と連通するとともに、渦巻ケーシング吹出口を介して接続ホースと連通し、前記送風ファンの回転の円周方向の外周壁に、バイパス経路入口とバイパス経路出口を設けることで、バイパス経路を形成し、前記バイパス経路内に静電霧化発生手段を設けた衣類処理装置。
  2. 前記本体内に設けられ前記回転ドラムを内包する水槽と、前記本体外の空気を乾燥用空気として取り入れる吸気口と、前記吸気口から前記回転ドラムへ前記乾燥用空気を送給する吸気経路と、前記本体外に開口する排気口と、前記回転ドラム内で衣類と熱交換した前記乾燥用空気を前記排気口へ送給する排気経路とをさらに備え、前記加熱部および前記送風部は、前記吸気経路に設けた請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記吸気経路および前記排気経路は、前記本体内で、前記回転ドラムおよび前記水槽より上方に設けた請求項2に記載の衣類処理装置。
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