JP2017070089A - 双方向絶縁型dc/dcコンバータ - Google Patents
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Abstract
【課題】1次側から2次側への電力供給と2次側から1次側への電力供給とを行うことが可能な双方向絶縁型DC/DCコンバータを提供する。
【解決手段】トランスTR1と、1次側フルブリッジ回路1と、2次側フルブリッジ回路2と、1次側LC回路3と、2次側LC回路4と、第1開閉手段S1と、第2開閉手段S2と、制御回路5とを備える。制御回路5は、順方向動作時に、第1開閉手段S1を導通状態にし、かつ第2開閉手段S1を非導通状態にするとともに、1次側フルブリッジ回路1に対して位相シフト制御を行い、2次側フルブリッジ回路2に対して同期整流制御を行う一方、逆方向動作時に、第2開閉手段S2を導通状態にし、かつ第1開閉手段S1を非導通状態にするとともに、2次側フルブリッジ回路2に対して位相シフト制御を行い、1次側フルブリッジ回路1に対して同期整流制御を行うことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】トランスTR1と、1次側フルブリッジ回路1と、2次側フルブリッジ回路2と、1次側LC回路3と、2次側LC回路4と、第1開閉手段S1と、第2開閉手段S2と、制御回路5とを備える。制御回路5は、順方向動作時に、第1開閉手段S1を導通状態にし、かつ第2開閉手段S1を非導通状態にするとともに、1次側フルブリッジ回路1に対して位相シフト制御を行い、2次側フルブリッジ回路2に対して同期整流制御を行う一方、逆方向動作時に、第2開閉手段S2を導通状態にし、かつ第1開閉手段S1を非導通状態にするとともに、2次側フルブリッジ回路2に対して位相シフト制御を行い、1次側フルブリッジ回路1に対して同期整流制御を行うことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、双方向絶縁型DC/DCコンバータに関する。
絶縁型DC/DCコンバータとしては、例えば、非特許文献1に記載のものが知られている。非特許文献1に記載の絶縁型DC/DCコンバータは、トランスと、トランスの1次側に設けられた1次側フルブリッジ回路と、トランスの2次側に設けられた2次側プッシュプル回路と、1次側フルブリッジ回路および2次側プッシュプル回路を制御する制御回路とを備え、1次側から2次側へ電力を供給する。
制御回路は、1次側フルブリッジ回路に対して、1次側フルブリッジ回路を構成する第1〜第4スイッチ素子の位相をシフトさせる位相シフト制御を行う。具体的には、1次側フルブリッジ回路の第1レグを構成する第1スイッチ素子および第2スイッチと、第2レグを構成する第3スイッチ素子および第4スイッチ素子について、第1スイッチ素子と第2スイッチ素子の位相を反転させ、第3スイッチ素子と第4スイッチ素子の位相を反転させるとともに、第1スイッチ素子および第2スイッチ素子の位相に対して第3スイッチ素子および第4スイッチ素子の位相をシフトさせる。
また、制御回路は、2次側プッシュプル回路に対して、スイッチング動作を1次側フルブリッジ回路のスイッチング動作に同期させる同期整流制御を行う。具体的には、2次側プッシュプル回路を構成する第5スイッチ素子および第6スイッチ素子について、対角に位置する1次側の第1スイッチ素子および第4スイッチ素子がともにON状態のときに2次側の第5スイッチ素子をOFF状態にし、対角に位置する1次側の第2スイッチ素子および第3スイッチ素子がともにON状態のときに2次側の第6スイッチ素子をOFF状態にする。
非特許文献1に記載の絶縁型DC/DCコンバータによれば、制御回路が、1次側フルブリッジ回路に対して位相シフト制御を行い、2次側プッシュプル回路に対して同期整流制御を行うことで、1次側から2次側への電力供給を効率よく行うことができる。
"同期整流制御内蔵、グリーン・モード、位相シフト・フルブリッジ・コントローラ"、[online]、2011年、日本テキサス・インスツルメンツ株式会社、[平成27年9月3日検索]、インターネット<URL:http://www.tij.co.jp/product/jp/ucc28950>
しかしながら、上記従来の絶縁型DC/DCコンバータは、2次側から1次側への効率のよい電力供給には対応していなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、1次側から2次側への電力供給と2次側から1次側への電力供給とを効率よく行うことが可能な双方向絶縁型DC/DCコンバータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る双方向絶縁型DC/DCコンバータは、
1次側から2次側に電力を供給する順方向動作と、前記2次側から前記1次側に電力を供給する逆方向動作とを行う双方向絶縁型DC/DCコンバータであって、
1次巻線および2次巻線を有するトランスと、
前記1次巻線に接続された1次側フルブリッジ回路と、
前記2次巻線に接続された2次側フルブリッジ回路と、
前記1次側フルブリッジ回路と前記1次側の入出力端との間に設けられた1次側LC回路と、
前記1次側LC回路に含まれる第1コイルに並列接続された第1開閉手段と、
前記2次側フルブリッジ回路と前記2次側の入出力端との間に設けられた2次側LC回路と、
前記2次側LC回路に含まれる第2コイルに並列接続された第2開閉手段と、
前記1次側フルブリッジ回路、前記2次側フルブリッジ回路、前記第1開閉手段および前記第2開閉手段を制御する制御回路と、を備え、
前記制御回路は、
前記順方向動作時に、前記第1開閉手段を導通状態にし、かつ前記第2開閉手段を非導通状態にするとともに、前記1次側フルブリッジ回路に対して、前記1次側フルブリッジ回路を構成するスイッチ素子の位相をシフトさせる位相シフト制御を行い、前記2次側フルブリッジ回路に対して、スイッチング動作を前記1次側フルブリッジ回路のスイッチング動作に同期させる同期整流制御を行う一方、
前記逆方向動作時に、前記第2開閉手段を導通状態にし、かつ前記第1開閉手段を非導通状態にするとともに、前記2次側フルブリッジ回路に対して、前記2次側フルブリッジ回路を構成するスイッチ素子の位相をシフトさせる位相シフト制御を行い、前記1次側フルブリッジ回路に対して、スイッチング動作を前記2次側フルブリッジ回路のスイッチング動作に同期させる同期整流制御を行う
ことを特徴とする。
1次側から2次側に電力を供給する順方向動作と、前記2次側から前記1次側に電力を供給する逆方向動作とを行う双方向絶縁型DC/DCコンバータであって、
1次巻線および2次巻線を有するトランスと、
前記1次巻線に接続された1次側フルブリッジ回路と、
前記2次巻線に接続された2次側フルブリッジ回路と、
前記1次側フルブリッジ回路と前記1次側の入出力端との間に設けられた1次側LC回路と、
前記1次側LC回路に含まれる第1コイルに並列接続された第1開閉手段と、
前記2次側フルブリッジ回路と前記2次側の入出力端との間に設けられた2次側LC回路と、
前記2次側LC回路に含まれる第2コイルに並列接続された第2開閉手段と、
前記1次側フルブリッジ回路、前記2次側フルブリッジ回路、前記第1開閉手段および前記第2開閉手段を制御する制御回路と、を備え、
前記制御回路は、
前記順方向動作時に、前記第1開閉手段を導通状態にし、かつ前記第2開閉手段を非導通状態にするとともに、前記1次側フルブリッジ回路に対して、前記1次側フルブリッジ回路を構成するスイッチ素子の位相をシフトさせる位相シフト制御を行い、前記2次側フルブリッジ回路に対して、スイッチング動作を前記1次側フルブリッジ回路のスイッチング動作に同期させる同期整流制御を行う一方、
前記逆方向動作時に、前記第2開閉手段を導通状態にし、かつ前記第1開閉手段を非導通状態にするとともに、前記2次側フルブリッジ回路に対して、前記2次側フルブリッジ回路を構成するスイッチ素子の位相をシフトさせる位相シフト制御を行い、前記1次側フルブリッジ回路に対して、スイッチング動作を前記2次側フルブリッジ回路のスイッチング動作に同期させる同期整流制御を行う
ことを特徴とする。
この構成によれば、1次側から2次側への電力供給と2次側から1次側への電力供給とを効率よく行うことができる。しかも、第1開閉手段および第2開閉手段を制御することにより、順方向動作時と逆方向動作時とで1次側と2次側の回路トポロジを変更(開閉手段を開閉制御)することで、順方向動作時と逆方向動作時とで同じ制御方式(位相シフト制御+同期整流制御)を採用し、制御を簡素化することができる。すなわち、この構成によれば、順方向動作時および逆方向動作時の双方において、入力側のフルブリッジ回路に対して位相シフト制御を行い、出力側のフルブリッジ回路に対して同期整流制御を行うことができる。また、この構成によれば、2次側フルブリッジ回路を備えているので、2次側プッシュプル回路を備えている場合と比較して、大電力を供給することができる。
上記双方向絶縁型DC/DCコンバータでは、
前記逆方向動作から前記順方向動作への切り替え時において、
前記制御回路は、前記第1コイルを流れる電流が前記第1開閉手段の許容電流値以下になるように、または第2開閉手段を開放する際に前記第2開閉手段に流れる電流が当該第2開閉手段の許容電流値以下になるように、前記1次側フルブリッジ回路および前記2次側フルブリッジ回路のスイッチング動作を制御した後、前記第1開閉手段を非導通状態から導通状態に、または前記第2開閉手段を導通状態から非導通状態に切り替えてもよい。
前記逆方向動作から前記順方向動作への切り替え時において、
前記制御回路は、前記第1コイルを流れる電流が前記第1開閉手段の許容電流値以下になるように、または第2開閉手段を開放する際に前記第2開閉手段に流れる電流が当該第2開閉手段の許容電流値以下になるように、前記1次側フルブリッジ回路および前記2次側フルブリッジ回路のスイッチング動作を制御した後、前記第1開閉手段を非導通状態から導通状態に、または前記第2開閉手段を導通状態から非導通状態に切り替えてもよい。
この構成によれば、第1開閉手段を非導通状態から導通状態に切り替えた際(切り換え直後)に、または第2開閉手段を導通状態から非導通状態に切り替える際(切り換え直前)に、第1開閉手段または第2開閉手段に許容電流値を超える電流が流れるのを防ぐことができる。すなわち、この構成によれば、逆方向動作から前記順方向動作への切り替え時に第1開閉手段または第2開閉手段の電流による劣化や破損を抑制することができる。
上記双方向絶縁型DC/DCコンバータでは、
前記順方向動作から前記逆方向動作への切り替え時において、
前記制御回路は、前記第2コイルに流れる電流が前記第2開閉手段の許容電流値以下になるように、または第1開閉手段を開放する際に前記第1開閉手段に流れる電流が当該第1開閉手段の許容電流値以下になるように、前記1次側フルブリッジ回路および前記2次側フルブリッジ回路のスイッチング動作を制御した後、前記第2開閉手段を非導通状態から導通状態に、または前記第1開閉手段を導通状態から非導通状態に切り替えてもよい。
前記順方向動作から前記逆方向動作への切り替え時において、
前記制御回路は、前記第2コイルに流れる電流が前記第2開閉手段の許容電流値以下になるように、または第1開閉手段を開放する際に前記第1開閉手段に流れる電流が当該第1開閉手段の許容電流値以下になるように、前記1次側フルブリッジ回路および前記2次側フルブリッジ回路のスイッチング動作を制御した後、前記第2開閉手段を非導通状態から導通状態に、または前記第1開閉手段を導通状態から非導通状態に切り替えてもよい。
この構成によれば、第2開閉手段を非導通状態から導通状態に切り替えた際(切り換え直後)に、または前記第1開閉手段を導通状態から非導通状態に切り替える際(切り換え直前)に、第2開閉手段または第1開閉手段に許容電流値を超える電流が流れるのを防ぐことができる。すなわち、この構成によれば、順方向動作から逆方向動作への切り替え時に第1開閉手段または第2開閉手段の電流による劣化や破損を抑制することができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る別の双方向絶縁型DC/DCコンバータは、
1次側から2次側に電力を供給する順方向動作と、前記2次側から前記1次側に電力を供給する逆方向動作とを行う双方向絶縁型DC/DCコンバータであって、
1次巻線および2次巻線を有するトランスと、
前記1次巻線に接続された1次側フルブリッジ回路と、
前記2次巻線に接続された2次側フルブリッジ回路と、
前記2次側フルブリッジ回路と前記2次側の入出力端との間に設けられた2次側LC回路と、
前記1次側フルブリッジ回路および前記2次側フルブリッジ回路を制御する制御回路と、を備え、
前記制御回路は、
前記順方向動作時および前記逆方向動作に、前記1次側フルブリッジ回路に対して、前記1次側フルブリッジ回路を構成するスイッチ素子の位相をシフトさせる位相シフト制御を行い、前記2次側フルブリッジ回路に対して、スイッチング動作を前記1次側フルブリッジ回路のスイッチング動作に同期させる同期整流制御を行う
ことを特徴とする。
1次側から2次側に電力を供給する順方向動作と、前記2次側から前記1次側に電力を供給する逆方向動作とを行う双方向絶縁型DC/DCコンバータであって、
1次巻線および2次巻線を有するトランスと、
前記1次巻線に接続された1次側フルブリッジ回路と、
前記2次巻線に接続された2次側フルブリッジ回路と、
前記2次側フルブリッジ回路と前記2次側の入出力端との間に設けられた2次側LC回路と、
前記1次側フルブリッジ回路および前記2次側フルブリッジ回路を制御する制御回路と、を備え、
前記制御回路は、
前記順方向動作時および前記逆方向動作に、前記1次側フルブリッジ回路に対して、前記1次側フルブリッジ回路を構成するスイッチ素子の位相をシフトさせる位相シフト制御を行い、前記2次側フルブリッジ回路に対して、スイッチング動作を前記1次側フルブリッジ回路のスイッチング動作に同期させる同期整流制御を行う
ことを特徴とする。
この構成によれば、順方向動作時も逆方向動作時も、1次側フルブリッジ回路に対して位相シフト制御を行い、2次側フルブリッジ回路に対して同期整流制御を行えばよいので、制御をより簡素化することができる。
本発明によれば、1次側から2次側への電力供給と2次側から1次側への電力供給とを効率よく行うことが可能な双方向絶縁型DC/DCコンバータを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る双方向絶縁型DC/DCコンバータの実施形態について説明する。
図1に、本発明の一実施形態に係る双方向絶縁型DC/DCコンバータ100を示す。双方向絶縁型DC/DCコンバータ100は、1次巻線および2次巻線を有するトランスTR1を備え、1次側(1次巻線側)から2次側(2次巻線側)に電力を供給する順方向動作と、2次側から1次側に電力を供給する逆方向動作とを行う。順方向動作により、1次側の入出力端T1、T1’に接続された蓄電池または直流電源E1を放電または電力供給させ、2次側の入出力端T2、T2’に接続された直流電源または蓄電池E2に電力供給または充電することができる。逆方向動作により、2次側の入出力端T2、T2’に接続された直流電源または蓄電池E2から電力供給または放電させ、1次側の入出力端T1、T1’に接続された蓄電池または直流電源E1を充電または電力供給することができる。
双方向絶縁型DC/DCコンバータ100は、1次側フルブリッジ回路1と、2次側フルブリッジ回路2と、1次側LC回路3と、2次側LC回路4と、制御回路5と、第1開閉手段S1と、第2開閉手段S2とを備える。
1次側フルブリッジ回路1は、第1スイッチ素子Q1と、第2スイッチ素子Q2と、第3スイッチ素子Q3と、第4スイッチ素子Q4とを含む。第1スイッチ素子Q1は第1レグの上アームを構成し、第2スイッチ素子Q2は第1レグの下アームを構成する。第3スイッチ素子Q3は第2レグの上アームを構成し、第4スイッチ素子Q4は第2レグの下アームを構成する。第1スイッチ素子Q1と第2スイッチ素子Q2の接続点aには1次巻線の一端が接続され、第3スイッチ素子Q3と第4スイッチ素子Q4の接続点bには1次巻線の他端が接続されている。第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4は、制御回路5の制御下でスイッチング動作を行う。第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4としては、IGBTやMOSFET等のスイッチング動作を行うパワー素子を用いることができる。
第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4のそれぞれには、ダイオードD1〜D4が逆並列接続されている。ダイオードD1〜D4としては、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4の各寄生ダイオードや、当該寄生ダイオードとは別のダイオード素子を用いることができる。さらに、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4のそれぞれには、コンデンサ(図示略)が並列接続されている。コンデンサとしては、第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4の各寄生容量や、当該寄生容量とは別のコンデンサ素子を用いることができる。
2次側フルブリッジ回路2は、第5スイッチ素子Q5と、第6スイッチ素子Q6と、第7スイッチ素子Q7と、第8スイッチ素子Q8とを含む。第5スイッチ素子Q5は第1レグの上アームを構成し、第6スイッチ素子Q6は第1レグの下アームを構成する。第7スイッチ素子Q7は第2レグの上アームを構成し、第8スイッチ素子Q8は第2レグの下アームを構成する。第5スイッチ素子Q5と第6スイッチ素子Q6の接続点cには2次巻線の一端が接続され、第7スイッチ素子Q7と第8スイッチ素子Q8の接続点dには2次巻線の他端が接続されている。第5〜第8スイッチ素子Q5〜Q8は、制御回路5の制御下でスイッチング動作を行う。第5〜第8スイッチ素子Q5〜Q8としては、IGBTやMOSFET等のスイッチング動作を行うパワー素子を用いることができる。
第5〜第8スイッチ素子Q5〜Q8のそれぞれには、ダイオードD5〜D8が逆並列接続されている。ダイオードD5〜D8としては、第5〜第8スイッチ素子Q5〜Q8の各寄生ダイオードや、当該寄生ダイオードとは別のダイオード素子を用いることができる。さらに、第5〜第8スイッチ素子Q5〜Q8のそれぞれには、コンデンサ(図示略)が並列接続されている。コンデンサとしては、第5〜第8スイッチ素子Q5〜Q8の各寄生容量や、当該寄生容量とは別のコンデンサ素子を用いることができる。
1次側LC回路3は、第1コンデンサC1と、第1コイルL1とを含む。第1コンデンサC1の一端は、1次側の高電位側の入出力端T1に接続され、第1コンデンサC1の他端は、1次側の低電位側の入出力端T1’に接続されている。第1コイルL1の一端は、第1コンデンサC1の一端に接続され、第1コイルL1の他端は、1次側フルブリッジ回路1の第1スイッチ素子Q1および第3スイッチ素子Q3に接続されている。第1コイルL1には、第1開閉手段S1が並列接続されている。
第1開閉手段S1は、制御回路5の制御下で導通状態と非導通状態とが切り替わる。第1開閉手段S1としては、リレーや、スイッチング動作を行うIGBTやMOSFET等のパワー素子を用いることができる。
2次側LC回路4は、第2コンデンサC2と、第2コイルL2とを含む。第2コンデンサC2の一端は、2次側の高電位側の入出力端T2に接続され、第2コンデンサC2の他端は、2次側の低電位側の入出力端T2’に接続されている。第2コイルL2の一端は、2次側フルブリッジ回路2の第5スイッチ素子Q5および第7スイッチ素子Q7に接続され、第2コイルL2の他端は、第2コンデンサC2の一端に接続されている。第2コイルL2には、第2開閉手段S2が並列接続されている。
第2開閉手段S2は、制御回路5の制御下で導通状態と非導通状態とが切り替わる。第2開閉手段S2としては、リレーや、スイッチング動作を行うIGBTやMOSFET等のパワー素子を用いることができる。
制御回路5は、例えばマイコンやFPGA(フィールドプログラマブル・ゲートアレイ)等の制御用IC(集積回路)により構成され、第1開閉手段S1、第2開閉手段S2、1次側フルブリッジ回路1および2次側フルブリッジ回路2を制御する。具体的には、1次側から2次側に電力を供給する順方向動作時において、制御回路5は、第1開閉手段S1を導通状態、第2開閉手段S2を非導通状態にするとともに、1次側フルブリッジ回路1に対して位相シフト制御を行い、2次側フルブリッジ回路2に対して同期整流制御を行う。一方、2次側から1次側に電力を供給する逆方向動作において、制御回路5は、第1開閉手段S1を非導通状態、第2開閉手段S2を導通状態にするとともに、1次側フルブリッジ回路1に対して同期整流制御を行い、2次側フルブリッジ回路2に対して位相シフト制御を行う。
順方向動作時において、第1開閉手段S1を導通状態、第2開閉手段S2を非導通状態にすることで、1次側回路(1次側フルブリッジ回路1および1次側LC回路3)が電圧型DC/DCコンバータとして機能し、2次側回路(2次側フルブリッジ回路2および2次側LC回路4)が電流型DC/DCコンバータとして機能する。一方、逆方向動作時において、第1開閉手段S1を非導通状態、第2開閉手段S2を導通状態にすることで、1次側が電流型DC/DCコンバータとして機能し、2次側が電圧型DC/DCコンバータとして機能する。このように、順方向動作時と逆方向動作時とで1次側と2次側の回路トポロジを変更することで、順方向動作時および逆方向動作時の双方において、入力側のフルブリッジ回路に対して位相シフト制御を行い、出力側のフルブリッジ回路に対して同期整流制御を行うことができ、言い換えれば、順方向動作時と逆方向動作時とで同じ制御方式(位相シフト制御+同期整流制御)を採用することができる。その結果、制御を簡素化することができる。
制御回路5は、第1開閉手段S1を非導通状態から導通状態に切り替える場合、または導通状態から非導通状態に切り替える場合、第1コイルL1に流れる電流が第1開閉手段S1の許容電流値以下になるように、または第1開閉手段S1を開放する際に第1開閉手段S1に流れる電流が第1開閉手段S1の許容電流値以下になるように、1次側フルブリッジ回路1および2次側フルブリッジ回路2のスイッチング動作を制御した後、第1開閉手段S1を非導通状態から導通状態に、または導通状態から非導通状態に切り替えることができる。例えば、第1コイルL1または第1開閉手段S1に流れる電流を測定する第1測定手段を設け、第1測定手段の測定値が上記許容電流値以下になるように、制御回路5は、1次側フルブリッジ回路1および2次側フルブリッジ回路2のPWMデューティを低下させる。もしくは、制御回路5は、第1コイルL1に流れる電流が上記許容電流値以下となるPWMデューティの値を予め記憶しておき、第1開閉手段S1を切り替える際に、PWMデューティを上記値まで低下させてもよい。これにより、第1開閉手段S1に許容電流値を超える電流が流れるのを防ぐことができ、第1開閉手段S1の電流による劣化や破損を抑制することができる。
制御回路5は、第2開閉手段S2を非導通状態から導通状態に切り替える場合、または導通状態から非導通状態に切り替える場合、第2コイルL2に流れる電流が第2開閉手段S2の許容電流値以下になるように、または第2開閉手段S2を開放する際に第2開閉手段S2に流れる電流が第2開閉手段S2の許容電流値以下になるように、1次側フルブリッジ回路1および2次側フルブリッジ回路2のスイッチング動作を制御した後、第2開閉手段S2を非導通状態から導通状態に、または導通状態から非導通状態に切り替えることができる。例えば、第2コイルL2または第2開閉手段S2に流れる電流を測定する第2測定手段を設け、第2測定手段の測定値が上記許容電流値以下になるように、制御回路5は、1次側フルブリッジ回路1および2次側フルブリッジ回路2のPWMデューティを低下させる。もしくは、制御回路5は、第2コイルL2に流れる電流が上記許容電流値以下となるPWMデューティの値を予め記憶しておき、第2開閉手段S2を切り替える際に、PWMデューティを上記値まで低下させてもよい。これにより、第2開閉手段S2に許容電流値を超える電流が流れるのを防ぐことができ、第2開閉手段S2の電流による劣化や破損を抑制することができる。
制御回路5は、逆方向動作から順方向動作への切り替え時に、第1コイルL1を流れる電流が第1開閉手段S1の許容電流値以下になるように、または第2開閉手段S2を開放する際に第2開閉手段S2に流れる電流が当該第2開閉手段S2の許容電流値以下になるように、1次側フルブリッジ回路1および2次側フルブリッジ回路2のスイッチング動作を制御した後、第1開閉手段S1を非導通状態から導通状態に、第2開閉手段S2を導通状態から非導通状態に切り替える。一方、制御回路5は、順方向動作から逆方向動作への切り替え時に、第2コイルL2に流れる電流が第2開閉手段S2の許容電流値以下になるように、または第1開閉手段S1を開放する際に第1開閉手段S1に流れる電流が当該第1開閉手段S1の許容電流値以下になるように、1次側フルブリッジ回路1および2次側フルブリッジ回路2のスイッチング動作を制御した後、第1開閉手段S1を導通状態から非導通状態に、第2開閉手段S2を非導通状態から導通状態に切り替える。
次に、図2を参照して、制御回路5の制御方式(位相シフト制御+同期整流制御)を説明する。図2は、順方向動作時における第1〜第8スイッチ素子Q1〜Q8のタイミングチャートである。なお、図2では、1次側フルブリッジ回路1のPWMデューティ(第1スイッチ素子Q1および第4スイッチ素子Q4のPWMデューティ)が50%に設定されているものとする。
上記のとおり、制御回路5は、順方向動作時に1次側フルブリッジ回路1に対して位相シフト制御を行う。具体的には、制御回路5は、第2スイッチ素子Q2のOFF時間を第1スイッチ素子Q1のON時間よりも若干長くして、第1スイッチ素子Q1と第2スイッチ素子Q2とがともにOFF状態になるデッドタイム(図2の時間t2〜t3)を含むように、第1スイッチ素子Q1と第2スイッチ素子Q2の位相を反転させる。同様に、制御回路5は、第3スイッチ素子Q3のOFF時間を第4スイッチ素子Q4のON時間よりも若干長くして、第3スイッチ素子Q3と第4スイッチ素子Q4とがともにOFF状態になるデッドタイム(図2の時間t4〜t5)を含むように、第3スイッチ素子Q3と第4スイッチ素子Q4の位相を反転させる。さらに、制御回路5は、第1スイッチ素子Q1および第2スイッチ素子Q2の位相に対して、第3スイッチ素子Q3および第4スイッチ素子Q4の位相をシフトさせる。
また、制御回路5は、順方向動作時に2次側フルブリッジ回路2に対して同期整流制御を行う。具体的には、制御回路5は、第1スイッチ素子Q1がONするタイミングで第5スイッチ素子Q5をONさせ、第1スイッチ素子Q1がOFFするタイミングで第5スイッチ素子Q5をOFFさせる。同様に、制御回路5は、第2スイッチ素子Q2がON(OFF)するタイミングで第6スイッチ素子Q6をON(OFF)させ、第3スイッチ素子Q3がON(OFF)するタイミングで第7スイッチ素子Q7をON(OFF)させ、第4スイッチ素子Q4がON(OFF)するタイミングで第8スイッチ素子Q8をON(OFF)させる。
時間t1〜t2における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態1−3)は、図3(A)のとおりである。状態1−3では、第1スイッチ素子Q1、第4スイッチ素子Q4、第5スイッチ素子Q5および第8スイッチ素子Q8がON状態となり、トランスTR1の1次巻線に電流が流れ、2次側に電力が供給される。
時間t2における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態2−1)は、図3(B)のとおりである。状態2−1では、第1スイッチ素子Q1および第5スイッチ素子Q5がゼロ電圧スイッチング(ZVS)でターンOFFし、第1スイッチ素子Q1および第5スイッチ素子Q5のコンデンサが充電されるとともに、第2スイッチ素子Q2および第6スイッチ素子Q6のコンデンサが放電する。
時間t2の直後における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態2−2)は、図3(C)のとおりである。状態2−2では、第1スイッチ素子Q1および第5スイッチ素子Q5のコンデンサの充電が完了し、第2スイッチ素子Q2および第6スイッチ素子Q6のコンデンサの放電も完了するが、トランスTR1には継続して電流が流れ、2次側に電力が供給される。
時間t3における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態2−3)は、図4(A)のとおりである。状態2−3では、第4スイッチ素子Q4および第8スイッチ素子Q8がON状態のまま、第2スイッチ素子Q2および第6スイッチ素子Q6がゼロ電圧スイッチングでターンONする。
時間t4における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態3−1)は、図4(B)のとおりである。状態3−1では、第4スイッチ素子Q4および第8スイッチ素子Q8がゼロ電圧スイッチングでターンOFFし、第4スイッチ素子Q4および第8スイッチ素子Q8のコンデンサが充電されるとともに、第3スイッチ素子Q3および第7スイッチ素子Q7のコンデンサが放電する。
時間t4の直後における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態3−2)は、図4(C)のとおりである。状態3−2では、第4スイッチ素子Q4および第8スイッチ素子Q8のコンデンサの充電が完了し、第3スイッチ素子Q3および第7スイッチ素子Q7のコンデンサの放電が完了して、トランスTR1に流れる電流が終息する。
時間t5〜t6における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態3−3)は、図5(A)のとおりである。状態3−3では、第2スイッチ素子Q2、第3スイッチ素子Q3、第6スイッチ素子Q6および第7スイッチ素子Q7がON状態となり、トランスTR1の1次巻線に状態1−3のときと逆向きの電流が流れ、2次側に電力が供給される。
時間t6における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態4−1)は、図5(B)のとおりである。状態4−1では、第2スイッチ素子Q2および第6スイッチ素子Q6がゼロ電圧スイッチングでターンOFFし、第2スイッチ素子Q2および第6スイッチ素子Q6のコンデンサが充電されるとともに第1スイッチ素子Q1および第5スイッチ素子Q5のコンデンサが放電する。
時間t6の直後における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態4−2)は、図5(C)のとおりである。状態4−2では、第2スイッチ素子Q2および第6スイッチ素子Q6のコンデンサの充電が完了し、第1スイッチ素子Q1および第5スイッチ素子Q5のコンデンサの放電も完了するが、トランスTR1には継続して電流が流れ、2次側に電力が供給される。
時間t7における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態4−3)は、図6(A)のとおりである。状態4−3では、第3スイッチ素子Q3および第7スイッチ素子Q7がON状態のまま、第1スイッチ素子Q1および第5スイッチ素子Q5がゼロ電圧スイッチングでターンONする。
時間t8における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態1−1)は、図6(B)のとおりである。状態1−1では、第3スイッチ素子Q3および第7スイッチ素子Q7がゼロ電圧スイッチングでターンOFFし、第3スイッチ素子Q3および第7スイッチ素子Q7のコンデンサが充電されるとともに第4スイッチ素子Q4および第8スイッチ素子Q8のコンデンサが放電する。
時間t8の直後における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態1−2)は、図6(C)のとおりである。状態1−2では、第3スイッチ素子Q3および第7スイッチ素子Q7のコンデンサの充電が完了し、第4スイッチ素子Q4および第8スイッチ素子Q8のコンデンサの放電が完了して、トランスTR1に流れる電流が終息する。
双方向絶縁型DC/DCコンバータ100では、状態1−3の時間(時間t1〜t2)および状態3−3の時間(時間t5〜t6)が長いほど、1次側から2次側に供給される電力は大きくなる。
制御回路5は、逆方向動作時に、2次側フルブリッジ回路2に対して位相シフト制御を行うが、具体的には、第6スイッチ素子Q6のOFF時間を第5スイッチ素子Q5のON時間よりも若干長くして、第5スイッチ素子Q5と第6スイッチ素子Q6とがともにOFF状態になるデッドタイムを含むように、第5スイッチ素子Q5と第6スイッチ素子Q6の位相を反転させ、かつ第7スイッチ素子Q7のOFF時間を第8スイッチ素子Q8のON時間よりも若干長くして、第7スイッチ素子Q7と第8スイッチ素子Q8とがともにOFF状態になるデッドタイムを含むように、第7スイッチ素子Q7と第8スイッチ素子Q8の位相を反転させ、さらに、第5スイッチ素子Q5および第6スイッチ素子Q6の位相に対して、第7スイッチ素子Q7および第8スイッチ素子Q8の位相をシフトさせる。2次側フルブリッジ回路2のPWMデューティ(第5スイッチ素子Q5および第8スイッチ素子Q8のPWMデューティ)を50%に設定した場合、逆方向動作時における第5〜第8スイッチ素子Q5〜Q8のスイッチングパターンは、図2に示す順方向動作時における第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4のスイッチングパターン(順方向動作時における第5〜第8スイッチ素子Q5〜Q8のスイッチングパターン)と一致する。
さらに、制御回路5は、逆方向動作時に1次側フルブリッジ回路1に対して同期整流制御を行うが、具体的には、第5スイッチ素子Q5がON(OFF)するタイミングで第1スイッチ素子Q1をON(OFF)させ、第6スイッチ素子Q6がON(OFF)するタイミングで第2スイッチ素子Q2をON(OFF)させ、第7スイッチ素子Q7がON(OFF)するタイミングで第3スイッチ素子Q3をON(OFF)させ、第8スイッチ素子Q8がON(OFF)するタイミングで第4スイッチ素子Q4をON(OFF)させる。このため、逆方向動作時における第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4のスイッチングパターンは、図2に示す順方向動作時における第5〜第8スイッチ素子Q5〜Q8のスイッチングパターン(順方向動作時における第1〜第4スイッチ素子Q1〜Q4のスイッチングパターン)と一致する。
なお、図2において状態1−3をQ1、Q5信号の立ち下がりかつQ4、Q8信号の立ち上がりで規定しているが、Q1、Q5信号の立ち上がりかつQ4、Q8信号の立ち下がりとしてもよい。また同様に、状態3−3をQ2、Q6信号の立ち下がりかつQ3、Q7信号の立ち上がりで規定しているが、Q2、Q6信号の立ち上がりかつQ3、Q7信号の立ち下がりとしてもよい。
結局、本実施形態に係る双方向絶縁型DC/DCコンバータ100によれば、順方向動作により1次側から2次側への電力供給を効率よく行うことができ、逆方向動作により2次側から1次側への電力供給を効率よく行うことができる。
双方向絶縁型DC/DCコンバータ100では、順方向動作時と逆方向動作時とで同じ制御方式(位相シフト制御+同期整流制御)になる。言い換えれば、順方向動作時および逆方向動作時の双方において、入力側のフルブリッジ回路に対して位相シフト制御を行い、出力側のフルブリッジ回路に対して同期整流制御を行う。しかも、双方向絶縁型DC/DCコンバータ100では、順方向動作時における第1〜第8スイッチ素子Q1〜Q8のスイッチングパターンと、逆方向動作時における第1〜第8スイッチ素子Q1〜Q8のスイッチングパターンとを一致させている。このため、本実施形態に係る双方向絶縁型DC/DCコンバータ100によれば、制御回路5による制御を簡素化することができる。
また、本実施形態に係る双方向絶縁型DC/DCコンバータ100によれば、順方向動作時も逆方向動作時も、スイッチ素子がゼロ電圧スイッチングでターンONまたはターンOFFするので、スイッチング時の損失が低減し、高効率の変換を行うことができる。さらに、本実施形態に係る双方向絶縁型DC/DCコンバータ100によれば、2次側フルブリッジ回路2を備えているので、2次側プッシュプル回路を備えている場合と比較して、大電力を供給することができる。
以上、本発明に係る双方向絶縁型DC/DCコンバータの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、図1に示す双方向絶縁型DC/DCコンバータ100において、制御部5の制御を、下記の第1、第2変形例のように、変更または追加することができる。
[第1変形例]
第1変形例は、第1開閉手段S1および第2開閉手段S2を制御することにより、順方向動作時と逆方向動作時とで1次側と2次側の回路トポロジを変更(開閉手段を開閉制御)することで、順方向動作時と逆方向動作時とで同じ制御方式(位相シフト制御+同期整流制御)を採用している点において上記実施形態と共通しているが、同期整流制御におけるスイッチ素子を切り替えるタイミングが上記実施形態と異なる。
第1変形例は、第1開閉手段S1および第2開閉手段S2を制御することにより、順方向動作時と逆方向動作時とで1次側と2次側の回路トポロジを変更(開閉手段を開閉制御)することで、順方向動作時と逆方向動作時とで同じ制御方式(位相シフト制御+同期整流制御)を採用している点において上記実施形態と共通しているが、同期整流制御におけるスイッチ素子を切り替えるタイミングが上記実施形態と異なる。
すなわち、第1変形例では、制御回路5は、順方向動作時に1次側フルブリッジ回路1に対して位相シフト制御を行い、2次側フルブリッジ回路2に対して1次側フルブリッジ回路1のONタイミングに同期した同期整流制御を行う一方、逆方向動作時に1次側フルブリッジ回路1に対して2次側フルブリッジ回路2のONタイミングに同期した同期整流制御を行い、2次側フルブリッジ回路2に対して位相シフト制御を行う。
図7に、順方向動作時における第1〜第8スイッチ素子Q1〜Q8のタイミングチャートを示す。同図に示すように、1次側フルブリッジ回路1に対する位相シフト制御は、上記実施形態と同様である。一方、2次側フルブリッジ回路2に対する同期整流制御について、制御回路5は、第1スイッチ素子Q1および第4スイッチ素子Q4がともにON状態のときにのみ第6スイッチ素子Q6および第7スイッチ素子Q7をOFF状態にし、第2スイッチ素子Q2および第3スイッチ素子Q3がともにON状態のときにのみ第5スイッチ素子Q5および第8スイッチ素子Q8をOFF状態にする。
時間t1〜t2における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態1−2)は、図8(A)のとおりである。状態1−2では、第1スイッチ素子Q1、第4スイッチ素子Q4、第5スイッチ素子Q5および第8スイッチ素子Q8がON状態となり、トランスTR1の1次巻線に電流が流れ、2次側に電力が供給される。
時間t2における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態2−1)は、図8(B)のとおりである。状態2−1では、第1スイッチ素子Q1がゼロ電圧スイッチングでターンOFFし、第6スイッチ素子Q6および第7スイッチ素子Q7がハードスイッチングでターンONする。なお、ハードスイッチングは、スイッチ素子の電流路の両端電圧が0になったときにターンON/ターンOFFさせるゼロ電圧スイッチングとは異なり、スイッチ素子の電流路の両端電圧とは無関係にターンON/ターンOFFさせる方式である。ハードスイッチングの場合、制御は簡単になるが、ゼロ電圧スイッチングと比べて、スイッチング時の損失が増加する。
時間t3における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態2−2)は、図8(C)のとおりである。状態2−2では、第2スイッチ素子Q2がゼロ電圧スイッチングでターンONする。
時間t4における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態3−1)は、図8(D)のとおりである。状態3−1では、第4スイッチ素子Q4がゼロ電圧スイッチングでターンOFFする。
時間t5における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態3−2)は、図9(A)のとおりである。状態3−2では、第3スイッチ素子Q3がゼロ電圧スイッチングでターンONし、トランスTR1の1次巻線に状態1−2のときと逆向きの電流が流れ、2次側に電力が供給される。
時間t6における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態4−1)は、図9(B)のとおりである。状態4−1では、第2スイッチ素子Q2がゼロ電圧スイッチングでターンOFFし、第5スイッチ素子Q5および第8スイッチ素子Q8がハードスイッチングでターンONする。
時間t7における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態4−2)は、図9(C)のとおりである。状態4−2では、第1スイッチ素子Q1がゼロ電圧スイッチングでターンONする。
時間t8における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態1−1)は、図9(D)のとおりである。状態1−1では、第3スイッチ素子Q3がゼロ電圧スイッチングでターンOFFする。
このように、第1変形例でも、順方向動作時に、第1開閉手段S1を導通状態にし、かつ第2開閉手段S2を非導通状態にする一方、逆方向動作時に、第2開閉手段S2を導通状態にし、かつ第1開閉手段S1を非導通状態にすることで、1次側から2次側への電力供給と2次側から1次側への電力供給とを効率よく行うことができる。しかも、上記のように制御を行えば、先の実施形態とは異なり位相シフト側と同期整流側で制御タイミングは異なるが、先の実施形態に比べ同期整流側の還流期間が長くなるので、効率の向上を見込むことができる。
[第2変形例]
第2変形例における制御回路5は、第1変形例とは異なり、順方向動作時および逆方向動作時の双方において、1次側フルブリッジ回路1に対して位相シフト制御を行い、2次側フルブリッジ回路2に対して1次側フルブリッジ回路1のONタイミングに同期した同期整流制御を行う。
第2変形例における制御回路5は、第1変形例とは異なり、順方向動作時および逆方向動作時の双方において、1次側フルブリッジ回路1に対して位相シフト制御を行い、2次側フルブリッジ回路2に対して1次側フルブリッジ回路1のONタイミングに同期した同期整流制御を行う。
第2変形例では、制御回路5は、第2開閉手段S2を常に非導通状態にするため、第2変形例では、順方向動作時に2次側が軽負荷になって2次側の入出力端T2、T2’に電力が入力され、第2コイルL2にエネルギーが蓄積されると、一定の条件下で2次側から1次側に電力を供給する逆方向動作に切り替わる(例えば、図11(D)、図12(D)参照)。すなわち、第2変形例では、制御回路5が、1次側フルブリッジ回路1に対して位相シフト制御を行い、2次側フルブリッジ回路2に対して同期整流制御を行っても、逆方向動作になる場合がある。その場合について、図10〜図12を参照して説明する。なお、制御回路5は、2次側の入出力端T2、T2’に電力が入力された時点でも順方向動作を維持するため、第1開閉手段S1を導通状態にしたままとする。
図10に、第1〜第8スイッチ素子Q1〜Q8のタイミングチャートを示す。同図に示すように、1次側フルブリッジ回路1に対する位相シフト制御については、第1スイッチ素子Q1および第2スイッチ素子Q2の位相に対する第3スイッチ素子Q3および第4スイッチ素子Q4の位相のシフト量が最小となる。一方、2次側フルブリッジ回路2に対する同期整流制御については、第1変形例と同様に、第1スイッチ素子Q1および第4スイッチ素子Q4がともにON状態のときにのみ第6スイッチ素子Q6および第7スイッチ素子Q7がOFF状態となり、第2スイッチ素子Q2および第3スイッチ素子Q3がともにON状態のときにのみ第5スイッチ素子Q5および第8スイッチ素子Q8がOFF状態となる。
時間t2〜t5における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態2−1、状態2−2、状態3−1)は、図11(A)〜(C)のとおりである。状態2−1、状態2−2、状態3−1では、2次側フルブリッジ回路2の4つのスイッチ素子(第5スイッチ素子Q5、第6スイッチ素子Q6、第7スイッチ素子Q7および第8スイッチ素子Q8)がON状態となるので、トランスTR1の2次巻線に電流が流れることなく第2コイルL2に電流が流れ、第2コイルL2にエネルギーが蓄積される。
時間t5〜t6における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態3−2)は、図11(D)のとおりである。状態3−2では、第2スイッチ素子Q2および第3スイッチ素子Q3がON状態となり、第5スイッチ素子Q5および第8スイッチ素子Q8がOFF状態となるので、トランスTR1の2次巻線に電流が流れ、1次側に電力が供給される。
時間t6〜t9における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態4−1、状態4−2、状態1−1)は、図12(A)〜(C)のとおりである。状態4−1、状態4−2、状態1−1では、2次側フルブリッジ回路2の4つのスイッチ素子がON状態となるので、トランスTR1の2次巻線に電流が流れることなく第2コイルL2に電流が流れ、第2コイルL2にエネルギーが蓄積される。
時間t9〜t10における双方向絶縁型DC/DCコンバータ100の状態(状態1−2)は、図12(D)のとおりである。状態1−2では、第1スイッチ素子Q1および第4スイッチ素子4がON状態となり第6スイッチ素子Q6および第7スイッチ素子Q7がOFF状態となるので、トランスTR1の2次巻線に状態3−2のときと逆向きの電流が流れ、1次側に電力が供給される。
第2変形例では、上記のとおり第2コイルL2にエネルギーが蓄積されるので、制御回路5が、1次側フルブリッジ回路1に対して位相シフト制御を行い、2次側フルブリッジ回路2に対して同期整流制御を行っても、逆方向動作になる場合がある。なお、第2変形例では、第1開閉手段S1が常に導通状態、第2開閉手段S2が常に非導通状態になるため、第1コイルL1、第1開閉手段S1および第2開閉手段S2を省略することができる。このように第2変形例では、第1開閉手段S1および第2開閉手段S2の開閉を行うことなく、逆方向動作が可能になるので瞬時の電力変換の方向反転を行うことができる。
[その他の変形例]
1次側フルブリッジ回路1とトランスTR1の1次巻線の接続関係は適宜変更することができる。同様に、2次側フルブリッジ回路2とトランスTR1の2次巻線の接続関係も適宜変更することができる。例えば、図1で第5スイッチ素子Q5と第6スイッチ素子Q6の接続点cに接続されている2次巻線の一端を第7スイッチ素子Q7と第8スイッチ素子Q8の接続点dに接続し、第7スイッチ素子Q7と第8スイッチ素子Q8の接続点dに接続されている2次巻線の他端を第5スイッチ素子Q5と第6スイッチ素子Q6の接続点cに接続することができる。
1次側フルブリッジ回路1とトランスTR1の1次巻線の接続関係は適宜変更することができる。同様に、2次側フルブリッジ回路2とトランスTR1の2次巻線の接続関係も適宜変更することができる。例えば、図1で第5スイッチ素子Q5と第6スイッチ素子Q6の接続点cに接続されている2次巻線の一端を第7スイッチ素子Q7と第8スイッチ素子Q8の接続点dに接続し、第7スイッチ素子Q7と第8スイッチ素子Q8の接続点dに接続されている2次巻線の他端を第5スイッチ素子Q5と第6スイッチ素子Q6の接続点cに接続することができる。
位相シフト制御におけるスイッチングパターンおよび同期整流制御におけるスイッチングパターンは、適宜変更することができる。
1 1次側フルブリッジ回路
2 2次側フルブリッジ回路
3 1次側LC回路
4 2次側LC回路
5 制御回路
100 双方向絶縁型DC/DCコンバータ
2 2次側フルブリッジ回路
3 1次側LC回路
4 2次側LC回路
5 制御回路
100 双方向絶縁型DC/DCコンバータ
Claims (4)
- 1次側から2次側に電力を供給する順方向動作と、前記2次側から前記1次側に電力を供給する逆方向動作とを行う双方向絶縁型DC/DCコンバータであって、
1次巻線および2次巻線を有するトランスと、
前記1次巻線に接続された1次側フルブリッジ回路と、
前記2次巻線に接続された2次側フルブリッジ回路と、
前記1次側フルブリッジ回路と前記1次側の入出力端との間に設けられた1次側LC回路と、
前記1次側LC回路に含まれる第1コイルに並列接続された第1開閉手段と、
前記2次側フルブリッジ回路と前記2次側の入出力端との間に設けられた2次側LC回路と、
前記2次側LC回路に含まれる第2コイルに並列接続された第2開閉手段と、
前記1次側フルブリッジ回路、前記2次側フルブリッジ回路、前記第1開閉手段および前記第2開閉手段を制御する制御回路と、を備え、
前記制御回路は、
前記順方向動作時に、前記第1開閉手段を導通状態にし、かつ前記第2開閉手段を非導通状態にするとともに、前記1次側フルブリッジ回路に対して、前記1次側フルブリッジ回路を構成するスイッチ素子の位相をシフトさせる位相シフト制御を行い、前記2次側フルブリッジ回路に対して、スイッチング動作を前記1次側フルブリッジ回路のスイッチング動作に同期させる同期整流制御を行う一方、
前記逆方向動作時に、前記第2開閉手段を導通状態にし、かつ前記第1開閉手段を非導通状態にするとともに、前記2次側フルブリッジ回路に対して、前記2次側フルブリッジ回路を構成するスイッチ素子の位相をシフトさせる位相シフト制御を行い、前記1次側フルブリッジ回路に対して、スイッチング動作を前記2次側フルブリッジ回路のスイッチング動作に同期させる同期整流制御を行う
ことを特徴とする双方向絶縁型DC/DCコンバータ。 - 前記逆方向動作から前記順方向動作への切り替え時において、
前記制御回路は、前記第1コイルを流れる電流が前記第1開閉手段の許容電流値以下になるように、または第2開閉手段を開放する際に前記第2開閉手段に流れる電流が当該第2開閉手段の許容電流値以下になるように、前記1次側フルブリッジ回路および前記2次側フルブリッジ回路のスイッチング動作を制御した後、前記第1開閉手段を非導通状態から導通状態に、または前記第2開閉手段を導通状態から非導通状態に切り替える
ことを特徴とする請求項1に記載の双方向絶縁型DC/DCコンバータ。 - 前記順方向動作から前記逆方向動作への切り替え時において、
前記制御回路は、前記第2コイルに流れる電流が前記第2開閉手段の許容電流値以下になるように、または第1開閉手段を開放する際に前記第1開閉手段に流れる電流が当該第1開閉手段の許容電流値以下になるように、前記1次側フルブリッジ回路および前記2次側フルブリッジ回路のスイッチング動作を制御した後、前記第2開閉手段を非導通状態から導通状態に、または前記第1開閉手段を導通状態から非導通状態に切り替える
ことを特徴とする請求項1または2に記載の双方向絶縁型DC/DCコンバータ。 - 1次側から2次側に電力を供給する順方向動作と、前記2次側から前記1次側に電力を供給する逆方向動作とを行う双方向絶縁型DC/DCコンバータであって、
1次巻線および2次巻線を有するトランスと、
前記1次巻線に接続された1次側フルブリッジ回路と、
前記2次巻線に接続された2次側フルブリッジ回路と、
前記2次側フルブリッジ回路と前記2次側の入出力端との間に設けられた2次側LC回路と、
前記1次側フルブリッジ回路および前記2次側フルブリッジ回路を制御する制御回路と、を備え、
前記制御回路は、
前記順方向動作時および前記逆方向動作に、前記1次側フルブリッジ回路に対して、前記1次側フルブリッジ回路を構成するスイッチ素子の位相をシフトさせる位相シフト制御を行い、前記2次側フルブリッジ回路に対して、スイッチング動作を前記1次側フルブリッジ回路のスイッチング動作に同期させる同期整流制御を行う
ことを特徴とする双方向絶縁型DC/DCコンバータ。
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