JP2017069241A - 半導体レーザ素子用パッケージおよび半導体レーザ装置 - Google Patents

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【課題】搭載される半導体レーザ素子から出射されるレーザ光の光路のずれが抑制される半導体レーザ素子用パッケージおよび半導体レーザ装置を提供する。【解決手段】半導体レーザ素子用パッケージは、上面側に開口した凹部5と、凹部5の底面に設けられた段差部5aと、段差部5aの上側に設けられた、半導体レーザ素子10を搭載する搭載部2aと、段差部5aの下側に設けられた、搭載部2aに搭載される半導体レーザ素子10から出射されるレーザ光を反射してレーザ光の光軸の向きを変える反射ミラー部3と段差部5aと反射ミラー部3との間の部分に段差部5aに沿って設けられた、幅方向に平行な断面における断面形状が曲線状であるか、または直線状部分が曲線状部分で接続された形状である溝部4とを備える基板2を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、例えば光通信分野、プロジェクタまたはヘッドアップディスプレイ等の各種の画像表示分野、およびヘッドライト等の各種の照明分野で用いられる、各種の半導体レーザ素子を搭載する半導体レーザ素子用パッケージおよび半導体レーザ装置に関するものである。
近年、半導体レーザ素子としてレーザダイオード等を搭載した電子装置が、光通信分野に加えて、各種の画像表示分野および照明分野等で展開されようとしている。
このような電子装置用の光素子搭載用パッケージとして、例えば発光素子から出射される光を反射して光路を90°屈折させるマイクロミラーを有し、このマイクロミラーと発光素子を搭載する搭載部との間に溝部を有する構成のマイクロミラー装置がある。
特開2001−116913号公報
上述のマイクロミラー装置の溝部は、底面と内側面との交差部分が角部となっており、発光素子動作時の発熱または外部環境の温度上昇などによって光素子搭載用パッケージが加熱されたり、外力が加えられたりしたときに、応力が角部に集中してクラックが生じ易い。この角部にクラックが生じると、反射ミラー部の反射面が変位して反射光の光路がずれてしまう可能性があった。
本発明の1つの態様に係る半導体レーザ素子用パッケージは、上面側に開口した凹部と、前記凹部の底面に設けられた段差部と、前記凹部の底面のうち前記段差部の上側に設けられた、半導体レーザ素子を搭載する搭載部と、前記凹部の底面のうち前記段差部の下側に設けられた、前記搭載部に搭載される前記半導体レーザ素子から出射されるレーザ光を反射して前記レーザ光の光軸の向きを変える反射ミラー部と、前記凹部の底面のうち前記段差部と前記反射ミラー部との間の部分に前記段差部に沿って設けられた、幅方向に平行な断面における断面形状が曲線状であるか、または直線状部分が曲線状部分で接続された形状である溝部とを備える基板を有することを特徴とする。
本発明の1つの態様に係る半導体レーザ装置は、上記の半導体レーザ素子用パッケージと、前記搭載部に搭載された半導体レーザ素子と、前記基板の上面に前記凹部を塞いで接合された、前記反射ミラー部で反射されたレーザ光が透過する光学レンズを備える蓋体とを有することを特徴とする。
本発明の1つの態様に係る半導体レーザ素子用パッケージによれば、溝部の断面形状が曲線状であるか、または直線状部分が曲線状部分で接続された形状であることから、溝部が角部を有しないので、溝部への応力の集中を緩和して溝部にクラックが生じることを抑制することができ、反射ミラー部の変位による反射光の光路ずれを抑制することができる。
本発明の1つの態様に係る半導体レーザ装置によれば、上記の半導体レーザ素子用パッケージを用いることにより、光学特性に優れた半導体レーザ装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る半導体レーザ素子用パッケージの構成を示す斜視図である。 実施形態に係る半導体レーザ素子用パッケージの構成を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は(a)に示す切断面線A−Aで切断した断面図である。 本発明の実施形態に係る半導体レーザ装置の構成を示す断面図である。 本発明の他の実施形態に係る半導体レーザ素子用パッケージの構成を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は(a)に示す切断面線B−Bで切断した断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る半導体レーザ素子用パッケージの構成を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は(a)に示す切断面線C−Cで切断した断面図である。
本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る半導体レーザ素子用パッケージの構成を示す斜視図である。図2は、実施形態に係る半導体レーザ素子用パッケージの構成を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は(a)に示す切断面線A−Aで切断した断面図である。図3は、本発明の実施形態に係る半導体レーザ装置の構成を示す断面図である。
本実施形態の半導体レーザ素子用パッケージ1は、図1および図2に示すように、上面側に開口するとともに底面に段差部5aが設けられた凹部5を備え、凹部5の底面のうち段差部5aの上側に半導体レーザ素子を搭載する搭載部2aが設けられた基板2を有する。この基板2の凹部5は、凹部5の底面のうち段差部5aの下側に設けられた、搭載部2aに搭載される半導体レーザ素子から出射されるレーザ光を反射してレーザ光の光軸の向きを変える反射ミラー部3と、凹部5の底面のうち段差部5aと反射ミラー部3との間の部分に段差部5aに沿って設けられた、幅方向に平行な断面における断面形状が曲線状である溝部4とを有する。
本実施形態の半導体レーザ装置100は、図3に示すように、半導体レーザ素子用パッケージ1と、半導体レーザ素子用パッケージ1の搭載部2aに搭載された半導体レーザ素子10と、基板2の上面に凹部5を塞いで接合された、反射ミラー部3で反射されたレーザ光が透過する光学レンズ12を備える蓋体11とを有する。半導体レーザ装置100は、例えば光通信分野、プロジェクタまたはヘッドアップディスプレイ等の各種の画像表示分野、およびヘッドライト等の各種の照明分野で用いられる。
基板2は、例えば矩形状の板状の部材であり、段差部5aの上側の面に、平坦面である搭載部2aを有している。半導体レーザ素子10は、基板2の搭載部2aに、はんだまたはろう材などの接合部材13によって接合されて搭載される。
基板2には、例えば酸化アルミニウム質焼結体(アルミナセラミックス),窒化アルミニウム質焼結体,ムライト質焼結体またはガラスセラミック焼結体等のセラミックスを用いることができる。基板2は、このようなセラミックスからなる複数の絶縁層が積層されて形成されていてもよいし、所定の形状に成形できるような金型を用いて、セラミックグリーンシートを加圧成形することによって形成されていてもよい。
また、基板2が樹脂材料を用いて作製される場合は、例えばエポキシ樹脂,ポリイミド樹脂,アクリル樹脂,フェノール樹脂,ポリエステル樹脂,または四フッ化エチレン樹脂を始めとするフッ素系樹脂等を用いることができる。
基板2が例えば酸化アルミニウム質焼結体から成る複数の絶縁層が積層されて形成されている場合であれば、まず、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化マグネシウムおよび酸化カルシウム等の原料粉末に適当な有機バインダーおよび溶剤等を添加混合して泥漿状とする。次に、これをドクターブレード法やカレンダーロール法等によってシート状に成形してセラミックグリーンシートを得る。その後、セラミックグリーンシートに適当な打抜き加工を施すとともにこれを複数枚積層する。そして、これを高温(約1600℃)で焼成することによって製作される。また、所定の形状に成形できるような金型を用いて、セラミックグリーンシートを加圧することによって所定の形状に成形し、これを同様に高温で焼成することによって製作してもよい。
半導体レーザ素子10は、レーザダイオードなどの発光素子であり、端面出射型の発光素子である。搭載部2aに搭載された半導体レーザ素子10が出射するレーザ光は、その光軸が、搭載部2aの平坦面に平行となっている。このようなレーザ光を半導体レーザ装置100の外部に取り出すために、凹部5の底面のうち段差部5aの下側に反射ミラー部3が設けられる。
反射ミラー部3は、半導体レーザ素子10から出射されるレーザ光の光路上に配置されており、反射ミラー部3の表面である反射面3aによってレーザ光を反射して、レーザ光の光軸の向きを変えている。すなわち、反射ミラー部3は半導体レーザ素子10から出射されるレーザ光に対する光路変換部材である。本実施形態の反射ミラー部3の反射面3aは、基板2の材質が表面に露出した状態である。ただし、反射ミラー部3の反射面3aは、基板2の材質が表面に露出した状態に限定されず、その表面に蒸着法やスパッタリング法を用いて誘電体多層膜や蒸着膜が形成されたものであってもよい。また、反射ミラー部3は、ガラスに反射板を形成された反射ミラーを貼付けたものであってもよい。
本実施形態においては、反射ミラー部3は、反射面3aが搭載部2aの平坦面に対して、すなわちレーザ光の光軸に対して45°の角度になるように設けられる。これによって、半導体レーザ素子10から出射されたレーザ光の光軸を90°変換させて上方に向けて反射して、半導体レーザ装置100の外部にレーザ光を取り出すことができる。
溝部4は、基板2の凹部5の底面のうち段差部5aと反射ミラー部3との間の部分に段差部5aに沿って設けられており、幅方向に平行な断面における断面形状が、曲線状であるか、または直線状部分が曲線状部分で接続された形状である。この断面形状は、溝部4の長さ方向の全体にわたって一様である。すなわち、本実施形態において、基板2に設けられた溝部4の内面は角部を有していない。
溝部4の断面形状が曲線状である場合は、曲線状が円形状の一部、楕円形状の一部、二次曲線の一部などであってもよく、これらを組み合わせた形状であってもよい。
本実施形態においては、溝部4の幅方向に平行な断面における断面形状が、直線状部分が曲線状部分で接続された形状である。さらに本実施形態は、溝部4の断面形状が、溝部4の深さが深くなるにしたがって幅が狭くなる形状である。
具体的には、溝部4は、搭載部2aの端面(段差部5aの側面)が下方に延出した第1面4aと、反射ミラー部3の反射面3aが下方に延出した第2面4bと、これらを繋ぐ所
定の曲率半径Rを有する曲面4cとを含んで構成されている。
本実施形態では、溝部4が角部を有していないので、溝部4への応力の集中を緩和して溝部4にクラックが生じることを抑制することができ、クラックが生じることによって引き起こされる反射面3aの変位による反射光の光路ずれを抑制することができる。
溝部4の幅方向に平行な断面において、本実施形態では、曲面4cの曲率半径Rは、例えば0.01mm〜0.1mmとすることができ、好ましくは0.02mm〜0.085mmである。Rが0.02mmよりも小さいと溝部4にクラックが生じることを抑制する効果が小さくなり、Rが0.09mmよりも大きいと溝部4が浅くなってしまう。これらの場合には、半導体レーザー素子10を搭載する際の位置合わせのばらつきが大きくなるという不具合が、また、溝部4を更に大きくすると半導体レーザー素子10と反射ミラー部3との距離が長くなって最適な光学設計ができなくなるという不具合が発生する。
凹部5は、基板2の上面に上面側に開口するように設けられ、その底面に搭載部2a、反射ミラー部3および溝部4を備えている。本実施形態では、凹部5を備えた基板2は、各部の間に明確な境界はなく、同一材料からなり、一体化されている。
半導体レーザ素子用パッケージ1は、半導体レーザ素子10と外部回路とを電気的に接続するための外部接続端子8a、信号配線(貫通導体)8bおよび素子接続端子8cを含む導電性部材8を備えている。半導体レーザ素子10と素子接続端子8cとは、例えばボンディングワイヤ9によって電気的に接続されている。
導電性部材8を構成する材料としては、タングステン(W),モリブデン(Mo),マンガン(Mn),銀(Ag)または銅(Cu)等の金属材料を用いることができる。
蓋体11は、セラミック材料または金属材料からなる板状部材であり、その一部に光学レンズ12が備えられる。蓋体11は、半導体レーザ素子10が搭載された状態の半導体レーザ素子用パッケージ1の内部空間の気密性を確保するために、凹部5の周囲の基板2の上面に接合される。
蓋体11と半導体レーザ素子用パッケージ1との接合、詳細には蓋体11と凹部5の周囲の基板2の上面との接合には、例えばろう材等からなる封止材を用いる。また、シールリングを介して溶接によって蓋体11を接合するようにしてもよい。光学レンズ12は、蓋体11に設けられた貫通孔に嵌め込まれて固定されており、蓋体11を凹部5の周囲の基板2の上面に接合したときに反射ミラー部3の上方に位置するように設けられる。
半導体レーザ素子10から出射されたレーザ光は、反射ミラー部3の反射面3aで光軸の向きが90°変えられて、搭載部2aの平坦面に直交する方向であって、基板2から離なれる方向に進行する。光軸の向きが変えられたレーザ光は、反射ミラー部3の上方に位置する光学レンズ12を透過して半導体レーザ装置100の外部に取り出される。
光学レンズ12は、半導体レーザ装置100の使用目的に合わせて、集光レンズ,拡散レンズまたはコリメータレンズ(平行光レンズ)等の光学特性がそれぞれ異なるレンズから適宜選択すればよい。
上記の半導体レーザ素子用パッケージ1を用いることにより、光学特性に優れた半導体レーザ装置100を提供することができる。
ここで、基板2の各部位が同一材料からなり、一体化されている半導体レーザ素子用パ
ッケージ1の製造方法について説明する。本実施形態の製造方法は、熱可塑性シートを用いたモールド工法を利用するものである。この熱可塑性シートは、加熱することで軟化して流動性を発現するセラミックシートである。なお、この熱可塑性シートとしては、例えばアルミナ,窒化アルミニウムまたはガラスセラミックスを主成分にし、バインダーおよび可塑剤などの有機成分を添加して、60〜80℃における弾性率を低く調整したテープを用いる。
また、製造しようとする半導体レーザ素子用パッケージ1の形状に対応する鋳型を作製する。
半導体レーザ素子用パッケージ1の製造方法では、まず、熱可塑性シートに厚み方向に貫通する貫通孔を形成し、この貫通孔に貫通導体用の導電性ペーストを充填するとともに、各接続端子用の導電性ペーストを従来公知のスクリーン印刷法によって熱可塑性シート表面に印刷する。
次に、導電性ペーストが充填および印刷された熱可塑性シートに、流動性が発現する温度条件の加熱下で鋳型を押し付けて、この熱可塑性シートを所望の形状に変形させる。このとき、反射ミラー部3および搭載部2aが鋳型に合って盛り上がるように形成され、溝部4が鋳型に合って窪むように形成される。そして、変形後の熱可塑性シートを焼成することによって、半導体レーザ素子用パッケージ1を製造することができる。
このようなモールド工法を利用した製造方法では、1枚の熱可塑性シートを鋳型によって変形させて焼成するので、半導体レーザ素子用パッケージ1は、全体が熱可塑性シートに用いた材料で同一材料となり、各部の間に境界が存在しない一体化されたものとして得られる。
モールド工法は、鋳型を用いて型押しで半導体レーザ素子用パッケージ1を製造するので、微小な凹凸形状に対応することが可能であり、角部を有していない溝部4を形成することが容易である。また、グリーンシートを複数枚積層した積層体を焼成する方法等に比べて、容易かつ短時間で半導体レーザ素子用パッケージ1を製造することができる。
次に、図4は、本発明の他の実施形態に係る半導体レーザ素子用パッケージの構成を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)に示す切断面線B−Bで切断した断面図である。
本実施形態は、図4(b)の断面図に示すように、溝部6の断面形状が上記実施形態の溝部4の断面形状と異なっている点以外は同じであるので、同じ部位については同じ参照符号を付して説明は省略する。搭載部2aの端面(段差部5aの側面)が下方に延出した第1面6aと、反射ミラー部3の反射面3aが下方に延出した第2面6bと、平坦状の底面である第3面6cと、第1面6aと第3面6cとを繋ぐ所定の曲率半径R1を有する第1曲面6dと、第2面6bと第3面6cとを繋ぐ所定の曲率半径R2を有する第2曲面6eとを含んで構成されている。この例においても、溝部6が角部を有していないので、溝部6への応力の集中を緩和して溝部6にクラックが生じることを抑制することができ、クラックが生じることによって引き起こされる反射面3aの変位による反射光の光路ずれを抑制することができる。
本実施形態において、第1曲面6dの曲率半径R1は、例えば0.01mm〜0.2mmとすることができ、好ましくは0.05mm〜0.175mmである。R1が0.01mmよりも小さいとクラックが生じることを抑制する効果が小さくなり、R1が0.2mmよりも大きいと溝部6が浅くなってしまう。また、第2曲面6eの曲率半径R2は、例
えば0.005mm〜0.3mmとすることができ、好ましくは0.1mm〜0.25mmである。R2が0.005mmよりも小さいとクラックが生じることを抑制する効果が小さくなり、R2が0.3mmよりも大きいと溝部6が浅くなってしまう。
図5は、本発明のさらに他の実施形態に係る半導体レーザ素子用パッケージ1Bの構成を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)は(a)に示す切断面線C−Cで切断した断面図である。
本実施形態は、溝部7が、上記の実施形態と同様に、幅方向に平行な断面における断面形状が直線状部分が曲線状部分で接続された形状であることに加えて、幅方向に垂直な断面における断面形状も直線状部分が曲線状部分で接続された形状である。すなわち、凹部5の内壁面5bと溝部7の底面との接続部分が曲線状である。
これにより、凹部5の内壁面5bと溝部7の底面との接続部分が角部ではないので、その接続部分への応力の集中を緩和して溝部7の端部にクラックが生じることを抑制することができ、クラックが生じることによって引き起こされる反射面3aの変位による反射光の光路ずれを抑制することができる。
1,1A,1B 半導体レーザ素子用パッケージ
2 基板
2a 搭載部
3 反射ミラー部
3a 反射面
4,6,7 溝部
5 凹部
5a 段差部
5b 内壁面
8 導電性部材
8a 外部接続端子
8b 信号配線
8c 素子接続端子
9 ボンディングワイヤ
10 半導体レーザ素子
11 蓋体
12 光学レンズ
13 接合部材
100 半導体レーザ装置

Claims (5)

  1. 上面側に開口した凹部と、
    前記凹部の底面に設けられた段差部と、
    前記凹部の底面のうち前記段差部の上側に設けられた、半導体レーザ素子を搭載する搭載部と、
    前記凹部の底面のうち前記段差部の下側に設けられた、前記搭載部に搭載される前記半導体レーザ素子から出射されるレーザ光を反射して前記レーザ光の光軸の向きを変える反射ミラー部と、
    前記凹部の底面のうち前記段差部と前記反射ミラー部との間の部分に前記段差部に沿って設けられた、幅方向に平行な断面における断面形状が曲線状であるか、または直線状部分が曲線状部分で接続された形状である溝部と
    を備える基板を有することを特徴とする半導体レーザ素子用パッケージ。
  2. 前記溝部の断面形状は、溝部の深さが深くなるにしたがって幅が狭くなる形状であることを特徴とする請求項1記載の半導体レーザ素子用パッケージ。
  3. 前記反射ミラー部と前記基板とは、同一材料からなり一体化されていることを特徴とする請求項1または2記載の半導体レーザ素子用パッケージ。
  4. 前記反射ミラー部と前記基板とは、セラミック材料からなることを特徴とする請求項3記載の半導体レーザ素子用パッケージ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の半導体レーザ素子用パッケージと、
    前記搭載部に搭載された半導体レーザ素子と、
    前記基板の上面に前記凹部を塞いで接合された、前記反射ミラー部で反射されたレーザ光が透過する光学レンズを備える蓋体と
    を有することを特徴とする半導体レーザ装置。
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