JP2017069223A - 芯線の保持、固定機能を有した同軸ケーブルコネクタ - Google Patents

芯線の保持、固定機能を有した同軸ケーブルコネクタ Download PDF

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Abstract

【課題】複雑な構造の端子を用いることなく、主としてハウジングによって同軸ケーブルの芯線を確実に端子に接続し、保持、固定することができる簡易な構造の同軸ケーブルコネクタを提供すること等。【解決手段】端子と、前記端子を支持するハウジングと、ハウジングの少なくとも一部を覆う外部導体シェルと、を備える。ハウジングは、同軸ケーブルの芯線が設置され該芯線を端子の少なくとも一部と接続させることができる設置面と、該設置面を挟んで対向する各側に芯線を設置面に圧着する対の圧着片を有しており、対の圧着片はそれぞれ、相手圧着片の対向側に設置面に沿って凹凸状の自由端を有しており、自由端の少なくとも一部は、設置面の上方にて相手圧着片の自由端と補完的に噛み合う。【選択図】図2

Description

本発明は、同軸ケーブルコネクタであって、特に、芯線の保持、固定機能を有した同軸ケーブルコネクタに関する。
特許文献1、2に従来の同軸ケーブルコネクタの一例が示されている。
図18、図19に、特許文献1に示された同軸ケーブルコネクタの概略断面図を示す。この種の同軸ケーブルコネクタは、例えば、移動電話、スマートホン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ノート型パソコン等の情報機器や、家電製品等の電気機器の内部に使用される。
コネクタの外殻は筒状の外部導体シェル101によって形成されている。外部導体シェル101は、金属板材をプレス成形して作られており、縦軸線105を中心軸線とする胴部106と、この胴部106から一体に延設されたホルダ部107から成っている。外部導体シェル101によって形成された筒状部の内部には、端子103が配置されており、同軸ケーブル104の芯線115と電気的に結合された状態で保持されている。
ホルダ部107は、図18に見られるように、コネクタ組立前は縦軸線105に平行に胴部6から直立しているが、組立時には、図19に示すように、縦軸線105に直角の横軸線108に沿った方向に折り曲げられる。ホルダ部107が縦軸線105に直角の横軸線108に沿った方向に折り曲げられたとき、外部導体シェル101は、同軸ケーブル104の外部導体112と電気的に接続される。また、このとき、ハウジング10の一部102Cは、外部導体シェル101の内壁に設けた突起107aとの接触を通じてホルダ部107の折曲げに従って従軸線108方向に屈曲し、この結果、折り曲げられたハウジング10の一部102Cが端子103と外部導体シェル101との間に配置されて、それらの間の電気的接続を防止する。更にこのとき、同軸ケーブル104の芯線115は、ハウジング10の一部102Cと、端子103の導体接続部103aとの間に、挟み込まれた状態で固定される。
特許文献2には、外部導体シェルの折り曲げ方向やこれに伴うハウジングの折り曲げ方向を、特許文献1と異なり、同軸ケーブルに対して直交する方向としたもの、更に言えば、同軸ケーブルの芯線を挟んで対向する各側にそれぞれが配置された対を成す絶縁折曲げ部やシェル折曲げ部を設けることによって、芯線の両側からハウジングやシェルを接近させることができる同軸ケーブルコネクタが開示されている。但し、ここでは、同軸ケーブルの芯線を支持するために主として端子が用いられており、板ばねを略くの字形状に折曲げて形成された互いに対向する一対の端子に同軸ケーブルの芯線を挟み込む構造となっている。
特許2504704号 特開2002−324636号
特許文献1の構造では、芯線115を固定する部分102Cが、ハウジング102の前端部から同軸ケーブル104の芯線115や絶縁体114に及ぶような大きさとされているため、コネクタが大型化するといった問題がある。
一方、特許文献2の構造によれば、芯線の両側から絶縁折曲げ部やシェル折曲げ部を接近させるようにしているため、特許文献1の構造に比べれば装置の小型化が図られることになるが、ここでは、同軸ケーブルの芯線を支持するために、複雑な構造を有する端子が使用されていることから、この結果、コネクタの大型化してしまうといった問題点を有している。
本発明は、これら従来のコネクタ構造における問題点を解決するためになされたものであり、複雑な構造の端子を用いることなく、主としてハウジングによって同軸ケーブルの芯線を確実に端子に接続し、保持、固定することができる簡易構造の同軸ケーブルコネクタを提供することを目的とする。また、小型化、低背化されたケーブルコネクタを提供することを目的とする。
(1) 本発明の同軸ケーブルコネクタは、端子と、前記端子を支持するハウジングと、前記ハウジングの少なくとも一部を覆う外部導体シェルと、を備え、前記ハウジングは、同軸ケーブルの芯線が設置され該芯線を前記端子の少なくとも一部と接続させることができる設置面と、該設置面を挟んで対向する各側に前記芯線を設置面に圧着する対の圧着片を有しており、前記対の圧着片はそれぞれ、相手圧着片の対向側に前記設置面に沿って凹凸状の自由端を有しており、前記自由端の少なくとも一部は、前記設置面の上方にて相手圧着片の自由端と補完的に噛み合うことを特徴として有している。
ハウジングに設けた凹凸状の自由端の少なくとも一部が設置面の上方にて互いに補完的に噛み合わされる構造となっているため、例えば、同軸ケーブルの芯線がばらけた状態にあっても、それら芯線を設置面と自由端との間の閉じた断面空間に、確実に保持、固定することができる。この場合、芯線を固定するために、例えば、複雑な構造の端子を使用する必要等はなく、従って、コネクタの構造を簡易化することができ、この結果、コネクタの小型化、低背化を図ることもできる。更に、自由端を完全に噛み合わせることなく、芯線を保持、固定することができるため、様々な径のケーブルに適用することができる。
(2) 上記(1)に記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記外部導体シェルは、前記設置面を挟んで対向する各側にそれぞれが配置された対を成すカシメ部を有し、前記対の圧着片はそれぞれ前記対のカシメ部によって外部から覆われているのが好ましい。
この構成によれば、同軸ケーブル10の芯線14の保持、固定を、カシメ部のかしめ作業と同時に行うことができるため、作業を簡易化することができる。
(3) 上記(1)又は(2)に記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記圧着片は、前記設置面との突合せ面に、前記設置面に向かって突出する突出部を有していてもよい。
圧着片に突出部を設けることによって、同軸ケーブルの芯線を、設置面と圧着片(の突出部)との間により確実に固定することができる。
(4) 上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記設置面から露出する前記端子の接続部は、前記設置面から突出し又は窪んでいる部分を有していてもよい。
設置面における端子の露出部を突出させ又は窪ませることにより、同軸ケーブルの芯線を露出面と圧着片との間により確実に固定することができる。
(5) 上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記圧着片は、前記設置面に沿って前記設置面を超えて延在していてもよい。
圧着片を設置面を超えて延在させることにより、同軸ケーブルの芯線だけでなく、端子の接触部とは反対側に延びる部分、即ち、絶縁体13や外部導体12の露出を防止することができる。
(6) 上記(1)乃至(5)のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記対の圧着片に設けた凹凸状の自由端はそれぞれ、前記対の圧着片の噛み合わせ方向において所定の厚みを有する少なくとも1つの凹部又は凸部から形成されており、前記少なくとも1つの凹部及び凸部は各々、前記噛み合わせ方向に沿って厚肉とされた部分と前記噛み合わせ方向に沿って薄肉とされた部分の組み合わせから成るのが好ましい。
凹部又は凸部を、各々、厚肉部分と薄肉部分の組み合わせによって形成することにより、設置面と圧着片との間に同軸ケーブルをより確実に保持、固定することができるとともに、相手圧着片との噛み合わせの力を軽減する効果が期待できる。
(7) 上記(6)に記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記厚肉部分と前記薄肉部分は、前記凹部及び凸部の各々において、交互に設けられているのが好ましい。
厚肉部分と薄肉部分を交互に形成することにより、より効率的に力を分散させる効果が期待できる。
(8) 上記(1)乃至(7)のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記端子は前記ハウジングと一体成形されていてもよい。
(9) 上記(1)乃至(8)のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記同軸ケーブルコネクタはライトアングル型コネクタであってもよい。
本発明によれば、複雑な構造の端子を用いることなく、同軸ケーブルの芯線を確実に端子に接続し、保持、固定することができる簡易構造の同軸ケーブルコネクタが提供される。また、これによって、小型化、低背化された同軸ケーブルコネクタを提供する。
同軸ケーブルが結線された本発明の同軸ケーブルコネクタの底側平面図である。 本発明の同軸ケーブルコネクタの分解斜視図である。 ハウジングの底側斜視図である。 ハウジングの上側斜視図と、外部導体シェルの底側斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 ハウジングの変形例を示す図である。 同軸ケーブルコネクタの組み立て工程を説明する図である。 同軸ケーブルコネクタの組み立て工程を説明する図である。 同軸ケーブルコネクタの組み立て工程を説明する図である。 同軸ケーブルコネクタの組み立て工程を説明する図である。 圧着片による芯線の保持、固定プロセスを説明する図である。 圧着片による芯線の保持、固定プロセスを説明する図である。 圧着片による芯線の保持、固定プロセスを説明する図である。 圧着片によるばらけた芯線の保持、固定プロセスを説明する図である。 圧着片による太い芯線の保持、固定プロセスを説明する図である。 図14に示した本発明による圧着片との比較例である。 図15に示した本発明による圧着片との比較例である。 従来の同軸ケーブルコネクタのコネクタ構造の概略断面図である。 従来の同軸ケーブルコネクタのコネクタ構造の概略断面図である。
添付図面を参照しつつ、本発明の好適な一つの実施形態について説明する。尚、ここでは、いわゆるライトアングル型コネクタを説明するが、本発明は、これに限定されるものではない。
図1は、同軸ケーブル10が結線された本発明の同軸ケーブルコネクタ1の底側平面図、図2は、この同軸ケーブルコネクタ1の分解斜視図を、それぞれ示す。同軸ケーブルコネクタ1は、中心軸線を挟んで左右対称形状を成し、主に、導電性の端子20と、端子20と一体成形された絶縁性のハウジング40と、ハウジング40の少なくとも一部と同軸ケーブル10の少なくとも一部を覆う外部導体シェル70を備える。尚、端子20とハウジング40は一体成形されているため、実際にはこれらを分解することはできないが、図2では、便宜上、これらを分離した状態を示している。同軸ケーブルコネクタ1の組立時には、端子20及びハウジング40や、同軸ケーブル10は、図示矢印「β」方向に沿って、同軸ケーブルコネクタ1の底側から上側に向かってこれらの順に外部導体シェル70に配置され、外部導体シェル70に固定されることになる。
同軸ケーブル10は、従来一般の同軸ケーブルと同じ構造、即ち、最外殻から中心に向かって、絶縁被覆11、外部導体12、絶縁体13、芯線14を有する。この構造はよく知られているため、詳細な説明をしない。
端子20は、同軸ケーブル10の軸線方向αに沿って所定の長さを有する。本体部26の中間付近には段部25が設けられており、この段部25によって、一体成形されたハウジング40において、端子20の後端側(24)を前端側(22)よりも同軸ケーブル10に接近させ、その一方で、端子20の前端側(22)を後端側(24)よりも外部導体シェル70の面78に近接するようになっている。端子20の後端側(24)には、同軸ケーブル10の芯線14と接触させる接続部24が設けられており、この接続部24には、同軸ケーブルコネクタ1の組み立て時に、同軸ケーブル10の芯線14が設置される。また、端子20の前端側(22)には、相手コネクタの中心端子(図示されていない)と接触させる接触部22が設けられている。接触部22は、相手コネクタとの接触側に向って立ち上げられた状態で設けられており、相手コネクタの中心端子を中心に挟み込むことができる2つの片から成る弾性変位部22’として形成されている。勿論、弾性接触部22’として形成されている必要はなく、例えば、単なる挿入孔として形成されていてもよい。
図3は、端子20と一体成形されたハウジング40の底側斜視図、図4は、その表側斜視図である。図4には、更に、外部導体シェル70の底側斜視図が、図2のものとは角度を変えて示されている。また、図5は、図1のA−A線断面図である。
ハウジング40は、主に、本体部46と、本体部46の先端側に設けた円筒部42、更に、本体部46の後端側に設けたケーブル固定部(41、50等)を備える。
これらの各部は、樹脂モールドによって端子20と一体成形されている。但し、端子20の一部は、この一体成形後も外部に露出したままである。端子20の露出部には、接続部24は勿論、接触部22の底側の一部の接触部22の弾性変位部22’とその周辺部や、接触部22の上面側の一部、即ち、端子20の厚さ方向において端子20の接触部22とは反対の側(上面側)に位置付けられた、外部導体シェル70との対面側の一部が含まれる。尚、接触部22の上面側の一部も露出しているのは、一体成形時における特有の問題によるものである。即ち、一体成形時における樹脂の流れに対抗して端子20の振れを確実に抑制するには、端子20の一部を金型によって押える必要があるが、このとき、本来的に露出させる必要のある底側の弾性変位部22’とともに、弾性変位部22’の上面側を金型で押えるのが効果的である。しかしながら、金型で押えた部分は、結果的に樹脂の貫通孔48による露出部27として残ることになり、よって、端子20の露出部27には、端子の厚さ方向において、端子20の接触部22とは反対の側に位置付けたものが含まれることになる。
本体部46は、全体として略立方形状を有するが、その上面に相手コネクタの接近側に向って突出した突出部47を有している。この突出部47は、外部導体シェル70の略円筒部72の不連続部分73を補足する部分として使用できる。
本体部先端側の円筒部42は、上面部45から相手コネクタとの接触側に向って突出しており、その中心に、端子20の接触部22が配置されている。相手コネクタとの嵌合時には、円筒部42は相手コネクタの円筒シェルの内部に挿入され、これと同時に、円筒部42の中心に配置された接触部22に円筒シェルの中心に配置された中心端子(図示されていない)が挿入、接触される。円筒部42の上面部45から先側及び左右側方に向かって延びた3本の突起44は、ハウジング40を外部導体シェル70に位置決めするために利用することができる。
本体部後端側のケーブル固定部(41、50等)には、同軸ケーブル10の芯線14を設置する設置面41が設けられている。端子20とハウジング40との一体成形後も、端子20の接続部24は、この設置面41から露出した状態とされる。尚、設置面41は略平坦であるが、接続部24を設置面41から突出或いは窪んだ状態としてもよい。これによって、端子20と芯線14との接触を確実にすることができる。図示の例では、窪み部43としてある。
芯線14を固定するため、ケーブル固定部(41、50等)に、対を成す圧着片50A、50Bが設けられている。これら対の圧着片50A、50Bは、それぞれ、設置面41を挟んで対向する各側において一辺53のみにおいて支持され、各支持部53A、53Bを中心として、芯線14が設置される設置面41に向かって折り曲げることができるようになっている。
この設置面41に対向する面が圧着面である。圧着面は、圧着片50A、50Bによって形成される。芯線14をより確実に圧着、固定するため、各圧着片50A、50Bの、相手側の圧着片50B、50Aとの対向側に、凹凸状の自由端を設けている。これら凹凸状の自由端は、設置面41に沿って(同軸ケーブル10が配置された後は、同軸ケーブル10の軸線方向αに沿って)設けられる。各圧着片50A、50Bの自由端はそれぞれ、設置面41に沿って、少なくとも1つの突部(52A、54B、55B)と少なくとも1つの窪部(54A、55A、52B)を有する。設置面41に沿ってこれら突部(52A、54B、55B)と窪部(54A、55A、52B)を相隣り合って連続的に配置することで、各圧着片50A、50Bのそれぞれにおいて、凹凸状の自由端を形成している。例えば、圧着片50Aでは、1つの突部52Aとこの1つの突部52Aを設置面41に沿って両側から挟み込む2つの窪部54A、55Aとによって凹凸状の自由端が形成されており、一方、圧着片50Bでは、1つの窪部52Aとこの1つの窪部52Aを設置面41に沿って両側から挟み込む2つの突部54B、55Bとによって凹凸状の自由端が形成されている。尚、必ずしも、図3等に示す実施形態のように、3つ(以上)の突部や窪部を設ける必要はなく、例えば、図6に示すように、各圧着片50A、50Bの自由端のそれぞれにおいて、1つの窪部54A’、52B’と1つの突出部54B’、52A’が形成されていれば足りる。ここで、図3等の実施形態に対応する部材には、図6においても同じ番号を用いている。
これら各圧着片50A、50Bの窪部と突部はそれぞれ、対の圧着片50A、50Bの噛み合わせ方向に沿って所定の厚みを有する。例えば、圧着片50Aの窪部54A、55Aは、噛み合わせ方向に沿って厚肉とされているのに対し、突部52Aは、噛み合わせ方向に沿って薄肉とされている。また、圧着片50Bの突部54B、55Bは、噛み合わせ方向に沿って厚肉とされているのに対し、窪部52Bは、噛み合わせ方向に沿って薄肉とされている。
ここで、圧着片50Aでは、中心に位置する薄肉の突部52Aが厚肉の窪部54A、55Aに比べて突合せ側に突出した状態とされているのに対し、圧着片50Bでは、中心に位置する薄肉の窪部52Bが厚肉の突部54B、55Bに比べて突合せ側に引っ込んだ状態とされているため、これらの圧着片50A、50Bが支持辺53を中心として設置面41に向かって回動されたとき、これら凹凸状の自由端の少なくとも一部が、設置面41の上方にて相手圧着片の自由端と補完的に噛み合わされることになる。尚、上記のように、薄肉の突部52Aや窪部52Bのそれぞれを、厚肉の窪部54A、55Aや突部54B、55Bによって挟み込むように形成することにより、薄肉部分の破損防止のストッパとして厚肉部分を利用することもできる。また、薄肉部分を設けることにより、空気層を設けてインピーダンス整合を容易にすることができる。更に、厚肉部分と薄肉部分を交互に形成することにより、自由端同士を互いに突き合わせたときに、より効率的に力を分散させる効果が期待できる。また、図示の例では、各圧着片50A、50Bの、設置面41との突合せ面51A、51Bは、平坦に示されているが、設置面41と圧着片50A、50Bとの間により確実に固定するため、これら圧着片50A、50Bの突合せ面51A、51Bに、設置面41に向かって突出する突出部(図示されていない)を設けてもよい。更に、図示のように、各圧着片50A、50Bの後端側を、設置面41に沿って該設置面41を超えて延在させてもよい。例えば、圧着片50Aに、設置面41に沿って該設置面41を超えて張り出すとともに圧着片50B側に突出した張出部56、57を設け、一方、圧着片50Bに、設置面41に沿って該設置面41を超えて張り出した鍔状の張出部57を設けることによって、芯線14だけでなく、絶縁体13や外部導体12の上部にも各圧着片50A、50Bの一部を位置付けて、それらの露出を防止することが可能となる。尚、圧着片50A、50Bの一方に、厚肉部分(や薄肉部分)の厚み方向に沿って、薄肉部を複数個、相手圧着片に対する突出の度合いを変えた状態で段状に設け、圧着片50A、50Bの他方に、これに対応する段状の薄肉部を設けてもよい。これによっても、上に説明した実施形態と同様の効果が得られる。
外部導体シェル70は、一枚の板状金属を打ち抜き、折り曲げることによって形成される。外部導体シェル70には、主に、ハウジング40や同軸ケーブル10が配置される配置面85と、この配置面85の先端側に設けられた略円筒部72と、更に、複数のカシメ部80、83、84とを含む。略円筒部72は、相手コネクタとの嵌合時に、相手コネクタの円筒シェル(図示されていない)と接続される部分である。配置面85の先端側は、全体として、スコップ形状を成し、さじ部を構成する一部である立ち上げ部74によって略円筒部72を包囲して、略円筒部72の強度を強化した構造となっている。
図4によく示されているように、ハウジング40は、外部導体シェル70との対向面45に外部導体シェル70に向って隆起した隆起部49を有する。この隆起部49は、例えば、全体として十字形状を有し、端子20の一部の露出部27を露出させる貫通孔48を交点とした、所定幅を有する2本の直線部分から成っており、特に、一方の直線部分は、同軸ケーブル10の軸線方向αに沿って端子20の前端側から段部25の長さ以上に長く延びている。このハウジング40の隆起部49に対応して、外部導体シェル70には、ハウジング40の面45と対向する面78に、ハウジング40と対向する側とは反対側に向かって窪んだ十字状の窪み部79が設けられている。隆起部49は、この窪み部79に収容可能であるこれら隆起部49と窪み部79を設けたことにより、外部導体シェル70にハウジング40を配置した際、端子20とハウジング40の一体成形時に生じた貫通孔48による端子20の露出部27を外部導体シェル70から引き離し、露出部27と外部導体シェル70との間の絶縁距離を大きくすることができる。従って、簡易な構造で端子20と外部導体シェル70を確実に絶縁し、しかも、コネクタを低背化させることができる。また、隆起部49と窪み部79を設けたことにより、ハウジング40を外部導体シェル70に配置する際、窪み部79に隆起部49を嵌め込むようにして、ハウジング40を外部導体シェル70の所定位置に容易に位置決めすることができる。尚、隆起部49や窪み部79の形状は十字に限らず、例えば、三角形状や四角形状等でもよい。また、隆起部49に対して窪み部79の窪みの程度を大きくてもよい。更に、隆起部49は、図4に示した実施形態のように、貫通孔48の縁の周囲を完全に覆っている必要はなく、貫通孔48の縁付近には隆起部49を設けずに、縁から離れた部分にのみ隆起部を設けてもよい。要は、隆起部49と窪み部79を利用して、露出部27を外部導体シェル70から引き離すことができれば足り、従って、例えば、十字部分が不連続に形成されていてもよい。特に、外部導体シェル70は板状金属から形成されているため、窪み部79は打ち出し加工によって簡単に形成することができ、製造コストを安価に抑えることができる。また、窪み部79は、外部導体シェル70の強度の補強にも役立つ。
略円筒部72は、折曲部72’にて折曲可能な状態で配置面85に連結されている。外部導体シェル70の所定位置にハウジング40が配置された後、略円筒部72は、配置面85に向かって折り曲げられる。尚、図1乃至図6は全て、略円筒部72が折り曲げられた後の状態を示している。略円筒部72が折り曲げられたとき、略円筒部72の切り欠き71と、ハウジング40と対面している外部導体シェル70の面78との間に、円筒部42の表部45から延びる左右の突起44がそれぞれ挟み込まれ、これにより、外部導体シェル70にハウジング40を簡単に固定することができる。同様に前方の突起44‘が係合する突起を外部導体シェル70の折曲部72’の内面に設けられている。
カシメ部は、配置面85を挟んで対向する各側にそれぞれが配置された対を成すカシメ部として形成されている。ここでは同軸ケーブル10の軸線方向αに沿って計3組、即ち、前側カシメ部80、中間カシメ部83、後側カシメ部84が設けられている。前側カシメ部80A、80Bは、主に、対を成す圧着片50A、50Bを外部からかしめるためのもの、中間カシメ部83A、Bは、主に、外部導体12をかしめためのもの、後側カシメ部84A、Bは、主に、絶縁被覆11をかしめるためのものである。
図7乃至図10を参照して、同軸ケーブルコネクタ1の組み立て工程を説明する。尚、図9と図10は、共に、組立完了後の状態を示したものであるが、図9では、便宜上、前側カシメ部80の一部を取り除いて、圧着片50A、50Bの状態を示している。
図7に示すように外部導体シェル70にハウジング40を取り付けた後、図8に示すように、同軸ケーブル10を、ハウジング40や外部導体シェル70に位置付ける。このとき、同軸ケーブル10の芯線14は、ハウジング40の設置面41に設置され、また、同軸ケーブル10の外部導体12は、中間カシメ部83の対応位置に、更に、同軸ケーブル10の絶縁被覆11は、後側カシメ部84の対応位置に、それぞれ配置される。
次いで、図9、図10に示すように、前側カシメ部80A、80B、中間カシメ部83、後側カシメ部84を、それぞれ、ハウジング40や同軸ケーブル10に対してかしめる。このとき、各圧着片50A、50Bは、前側カシメ部80A、80Bとの接触を通じて設置面41に向かって折り曲げられ、この結果、同軸ケーブル10の芯線14は、圧着片50A、50Bと設置面41との間に挟み込まれ、そこに固定される。この構成によれば、同軸ケーブル10の芯線14の保持、固定を、前側カシメ部80A、80Bのかしめ作業と同時に行うことができるため、作業を簡易化することができる。尚、同軸ケーブル10の絶縁体13については、対の圧着片50A、50Bが折り曲げられたときに対の圧着片50A、50Bの張出部56、57によって覆われるようになっているだけで、カシメ部は特に存在しない。
中間カシメ部83が外部導体12に対してかしめられたとき、外部導体シェル70は、中間カシメ部83と外部導体12との接触を通じて、外部導体12と電気的に接続される。この結果、同軸ケーブルコネクタ1と相手コネクタとの嵌合時には、外部導体シェル70の略円筒部72と相手コネクタの円筒シェルとの接続を通じて、同軸ケーブル10の外部導体12と相手コネクタの円筒シェルとが電気的に接続される。同様の方法で、後側カシメ部84は絶縁被覆11に対してかしめられるが、勿論、ここでは電気的な接続は生じない。尚、図8等から明らかなように、同軸ケーブルコネクタ1の組み立て後においても、略円筒部72は、略円筒部72の円筒方向(図2の矢印「β」方向)において、同軸ケーブル10と重なりを有することはないため、外部導体シェル70とハウジング40の対面方向において寸法が大きくなることはなく、従って、コネクタの低背化を図ることができる。
次いで、図7乃至図10とともに図11乃至図17をも参照して、前側カシメ部80A、80Bや圧着片50A、50Bによる、同軸ケーブル10の芯線14の保持、固定方法を詳細に説明する。
図11は、図8に対応する図であって、各圧着片50A、50Bを設置面41に向かって折り曲げる前の状態を示す図、図12は、各圧着片50A、50Bを設置面41に向かって折り曲げている途中の段階を示す図、図13は、図10(図9)に対応する図であって、各圧着片50A、50Bを設置面41に向かって折り曲げて、同軸ケーブル10の芯線14を完全に保持、固定した状態を示す図である。尚、各図において、(a)は、底側平面図を、(b)は、各図におけるA−A線断面図をそれぞれ示す。
各図の(b)によく示されているように、前側カシメ部80A、80Bは各々、底部80aと、この底部80aから相手コネクタとの接触側に向って立ち上げられた側部80bと、更に、圧着片50に向かって側部80bの所定位置80dで折り曲げることができる翼部80cを有する。折り曲げ部80dには、外面から配置面85側に向って打ち出されることにより係止部81が形成されており、この係止部81に、ハウジング40の突出し部58を係止させることにより、ハウジング40を外部導体シェル70に固定することができるようになっている。
図11に示すように、同軸ケーブル10を、ハウジング40や外部導体シェル70に配置した後、図12に示すように、前側カシメ部80A、80B、特に、翼部80cの部分を、ハウジング40や同軸ケーブル10に対してかしめる。このとき、対の圧着片50A、50Bはそれぞれ、前側カシメ部80A、80Bの翼部80cによって外部から覆われるような状態で、設置面41に向かって折り曲げられる。このように、前側カシメ部80A、80Bとともに圧着片50A、50Bを移動させるように構成したことにより、同軸ケーブル10の芯線14の保持、固定を、カシメ部のかしめ作業と同時に行うことができ、作業を簡易化することができる。圧着片50A、50Bが折り曲げられたとき、各圧着片50A、50Bの凹凸状の自由端の少なくとも一部は、設置面41の上方にて互いに補完的に噛み合わされて、設置面41と自由端との間に閉じた断面空間「K」を形成し得る。従って、図14に示すように、例えば、同軸ケーブル10の芯線14aがばらけた状態にある場合であっても、それら芯線14aを設置面41と自由端との間の閉じた断面空間「K」に、確実に捉え、その後、保持、固定することができる。また、図15に示すように、例えば、同軸ケーブル10の芯線14bが太い場合であっても、そのような大きさの芯線14bの頂上付近に圧着片50を位置付けて芯線14bを上方から確実に押え込むことができる。尚、仮に、本発明のような凹凸状の自由端を各圧着片50A、50Bが有していない場合には、自由端同士が完全に突き合わされるまで、設置面41と自由端との間に閉じた断面空間を形成することができないため、図16に示すように、例えば、同軸ケーブル10の芯線14aがばらけた状態にある場合には、芯線14aの一部を圧着片50によって捉え、押え込むことが不可能となる可能性があり、また、自由端同士が完全に突き合わされるまで、芯線14bの頂上付近に圧着片50を位置付けることができないため、図17に示すように、例えば、同軸ケーブル10の芯線14bが太い場合には、芯線14bを上方から押え込むことが不可能となる可能性がある。
このように、本構成によれば、同軸ケーブルの芯線がばらけた状態にあっても、また、芯線径の許容範囲も大きくても、同軸ケーブルを、より確実に保持、固定することができる。この場合、芯線を固定するために、例えば、複雑な構造の端子を使用する必要等はなく、従って、コネクタの構造を簡易化することができ、この結果、コネクタの小型化、低背化を図ることもできる。
尚、特に図示しないが、圧着片50A、50Bの、設置面41との突合せ面51に、設置面41に向かって突出する突出部を設けてもよい。このような突出部を設けることにより、同軸ケーブル10の芯線14を、設置面41と圧着片片50A、50B(の突出部)との間により確実に固定することができる。
勿論、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、種々の変更が可能であることは勿論である。従って、本発明の請求項の範囲には、当業者が通常行う種々の変形例が含まれる。例えば、端子20とハウジング40は必ずしも一体成形する必要はなく、ハウジング40に端子20が設けられていれば足りる。
設置面を挟んで対向する各側にそれぞれが支持された対を成す圧着片を有するコネクタに幅広く適用することができる。
1 同軸ケーブルコネクタ
10 同軸ケーブル
11 絶縁被膜
12 外部導体
13 絶縁体
14 芯線
20 端子
24 露出部(接続部)
40 ハウジング
41 設置面
42 円筒部
46 本体部
48 露出部(穴)
49 隆起部
50 圧着片
70 外部導体シェル
72 略円筒部
80A、80B 前側カシメ部
83 中間カシメ部
84 後側カシメ部
85 配置面
(1) 本発明の同軸ケーブルコネクタは、端子と、前記端子を支持するハウジングと、前記ハウジングの少なくとも一部を覆う外部導体シェルと、を備え、前記ハウジングは、同軸ケーブルの芯線が設置され該芯線を前記端子の少なくとも一部と接続させることができる設置面と、該設置面を挟んで対向する各側に前記芯線を設置面に圧着する対の圧着片を有しており、前記外部導体シェルは、前記設置面を挟んで対向する各側にそれぞれが配置された対を成すカシメ部を有し、前記対の圧着片はそれぞれ、前記対のカシメ部の一部によって前記設置面に向って折り曲げることができるように構成されており、前記一部によって前記対の圧着片を折り曲げたときに該一部によって押圧される前記対の圧着片の被押圧面は平らな面を有することを特徴としている
(2) 上記(1)に記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記被押圧面を押圧する前記一部の押圧面は平らな面を有するのが好ましい。
(3) 上記(1)又は(2)に記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記対の圧着片はそれぞれ、相手圧着片の対向側に前記設置面に沿って凹凸状の自由端を有しており、前記自由端の少なくとも一部は、前記設置面の上方にて相手圧着片の自由端と補完的に噛み合うことにより、前記平らな面を有する前記被圧着面を形成していてもよい。
ハウジングに設けた凹凸状の自由端の少なくとも一部が設置面の上方にて互いに補完的に噛み合わされる構造となっているため、例えば、同軸ケーブルの芯線がばらけた状態にあっても、それら芯線を設置面と自由端との間の閉じた断面空間に、確実に保持、固定することができる。この場合、芯線を固定するために、例えば、複雑な構造の端子を使用する必要等はなく、従って、コネクタの構造を簡易化することができ、この結果、コネクタの小型化、低背化を図ることもできる。更に、自由端を完全に噛み合わせることなく、芯線を保持、固定することができるため、様々な径のケーブルに適用することができる。
(4) 上記(1)乃至(3)のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記一部によって前記対の圧着片を折り曲げたときに、前記対のカシメ部は、矩形の断面を形成するものであってもよい
(5) 上記(1)乃至(4)のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記ハウジングは、相手コネクタの中心端子と接触し得る前記端子の接触部が配置される円筒部と、前記設置面に設置される前記同軸ケーブルの軸線方向において、前記円筒部と前記対の圧着片との間に、前記設置面から前記相手コネクタとの接触側に向って立ち上げられた立上部と、を有しており、前記設置面は、前記一部によって前記対の圧着片を折り曲げる以前の状態において、前記立上部と前記対の圧着片とによって三方向を取り囲まれていてもよい
(6) 上記(1)乃至()のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記同軸ケーブルコネクタはライトアングル型コネクタであってもよい。
(7) 上記(1)乃至(6)のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタにおいて、前記対の圧着片は、前記立設部分とは独立して折り曲げることができる状態で、前記本体部と一体成形されているのが好ましい。

Claims (9)

  1. 端子と、
    前記端子を支持するハウジングと、
    前記ハウジングの少なくとも一部を覆う外部導体シェルと、を備え、
    前記ハウジングは、同軸ケーブルの芯線が設置され該芯線を前記端子の少なくとも一部と接続させることができる設置面と、該設置面を挟んで対向する各側に前記芯線を設置面に圧着する対の圧着片を有しており、
    前記対の圧着片はそれぞれ、相手圧着片の対向側に前記設置面に沿って凹凸状の自由端を有しており、前記自由端の少なくとも一部は、前記設置面の上方にて相手圧着片の自由端と補完的に噛み合うことを特徴とする同軸ケーブルコネクタ。
  2. 前記外部導体シェルは、前記設置面を挟んで対向する各側にそれぞれが配置された対を成すカシメ部を有し、前記対の圧着片はそれぞれ前記対のカシメ部によって外部から覆われている請求項1に記載の同軸ケーブルコネクタ。
  3. 前記圧着片は、前記設置面との突合せ面に、前記設置面に向かって突出する突出部を有する請求項1又は2に記載の同軸ケーブルコネクタ。
  4. 前記設置面から露出する前記端子の接続部は、前記設置面から突出し又は窪んでいる部分を有する請求項1乃至3のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタ。
  5. 前記圧着片は、前記設置面に沿って前記設置面を超えて延在している請求項1乃至4のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタ。
  6. 前記対の圧着片に設けた凹凸状の自由端はそれぞれ、前記対の圧着片の噛み合わせ方向において所定の厚みを有しており、前記少なくとも1つの凹部及び凸部は各々、前記噛み合わせ方向に沿って厚肉とされた部分と前記噛み合わせ方向に沿って薄肉とされた部分の組み合わせから成る請求項1乃至5のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタ。
  7. 前記厚肉部分と前記薄肉部分は、前記凹部及び凸部の各々において、交互に設けられている請求項6に記載の同軸ケーブルコネクタ。
  8. 前記端子は前記ハウジングと一体成形されている請求項1乃至7のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタ。
  9. 前記同軸ケーブルコネクタはライトアングル型コネクタである請求項1乃至8のいずれかに記載の同軸ケーブルコネクタ。
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