JP2017069073A - コネクタホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を増大させずにワイヤを容易に保持する。【解決手段】コネクタA54及びコネクタB55を保持するコネクタホルダ44に、コネクタ保持孔74、75を設け、さらにワイヤA60を保持するワイヤ保持孔70と、ワイヤB61、ワイヤC62、ワイヤD63を保持するワイヤ保持孔73を設ける。コネクタ保持孔74には外部へ連通する切り欠き部72aを設け、さらに連通部71aでワイヤ保持孔70と連通させる。コネクタ保持孔75も同様に構成する。ワイヤA60を切り欠き部72aからワイヤ保持孔70へ入れ、コネクタA54をコネクタ保持孔74で固定するとワイヤA60がワイヤ保持孔70内へ固定される。ワイヤB61、ワイヤC62、ワイヤD63も同様にコネクタB55によりワイヤ保持孔73内へ固定される。【選択図】図2

Description

この発明は、ワイヤを固定して保持できるようにしたコネクタホルダに関する。
電線の一端に設けられるコネクタを保持するコネクタホルダを設け、このコネクタホルダを車体へ支持させることにより、コネクタを車体へ支持することは公知である。
また、電線等の線状をなすワイヤを車体へ配線・配管する際、その途中を車体フレームへ取付けられた支持装置を介してガイドもしくは保持するものもある。
例えば、特許文献1にはワイヤの中間部をガイドするための支持装置が記載されており、このワイヤの支持装置は、左右方向(車幅方向)へ長い板状部材の中央部を上方へ凸に湾曲させて車体フレームへ上から重ね、さらに左右方向へ延出する部分の先端を上方へ折り曲げることにより左右部分を上方へ開放された収納部とし、この収納部へワイヤを収納するとともに、支持装置の上から燃料タンクで押さえつけることにより、支持装置を車体フレームへ固定すると同時に、ワイヤを収納部内へ保持させるようになっている。
また、複数のワイヤをひとまとめにして車体へ保持させるものとして、例えば、下向きに開放された略U字状の嵌合部と、上向きに開放された略U字状の止め部を一体に有する略S字状の止め具を設け、嵌合部を車体へ嵌合固定し、止め部に複数のワイヤを一緒に支持させたものもある。
特開2007−91195号公報
上記従来技術のように、ワイヤを車体側へ保持するための支持装置や止め具を用いると、これら支持装置や止め具を別体の専用部材として形成しなければならなくなるので、部品点数が多くなり、車体側への取付工数も増大する。
しかも上記支持装置は、収納部が複数のワイヤを緩く収容するように大きな容量になっているため、ワイヤは少なくも左右方向の動きが自由になり確実に固定されないため、ワイヤをガイドできるが、固定することが難しかった。
また、上記止め具は止め部を折り曲げる等すれば複数のワイヤを固定できるが、この折り曲げ程度を適切に調節しなければならないので、精度良く固定するには手間がかかった。
一方、ワイヤ配線部の近くには、コネクタホルダが設けられていることがある。そこでこのコネクタホルダを利用してワイヤを保持できれば、専用のワイヤ保持部材を省略可能になり、さらにワイヤを簡単に固定できる可能性があることを着想した。
そこで、本発明は、コネクタホルダを利用してワイヤを保持し、部品点数を増大させずに、ワイヤとコネクタを容易に保持できるコネクタホルダを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載した発明は、電線(54c、54d、55c、55d)の端部に設けられたコネクタ(54、55)を保持するコネクタホルダ(44)において、
前記コネクタホルダ(44)には、前記コネクタを保持するコネクタ保持孔(74、75)と、ワイヤ(60、61、62、63)を保持するワイヤ保持孔(70、73)とが設けられ、
このコネクタ保持孔の一部には前記コネクタホルダの外部に連通する切り欠き部(72a、72b)が形成され、
この切り欠き部(72a、72b)と異なる位置で前記コネクタ保持孔(74、75)の他の一部に前記ワイヤ保持孔(70、73)と連通する連通部(71a、71b)を形成したことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は上記請求項1において、
前記コネクタ(54、55)は、第1の電線(54c、55c)の端部に配置された第1コネクタ(54a、55a)と、
第2の電線(54d、55d)の端部に配置された第2コネクタ(54b、55b)と、
これら第1コネクタ(54a、55a)と第2コネクタ(54b、55b)とを結合するロック部(59a、59b)とを備え、
このロック部(59a、59b)は、少なくとも一部が前記切り欠き部(72a、72b)に収納されることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は上記請求項2において、
前記コネクタホルダ(44)には前記コネクタ保持孔(74、75)と前記ワイヤ保持孔(70、73)が形成されるホルダ部(50)が構成され、
前記第1コネクタ(54a、55a)には前記ホルダ部(50)の一側面に当接する第1壁部(54e、55e)が構成され、
前記第2コネクタ(54b、55b)には前記ホルダ部(50)の他側面に当接する第2壁部(54g、55g)が構成され、
前記第1壁部と前記第2壁部とで前記ホルダ部(50)を挟持することを特徴とする。
請求項4に記載した発明は上記請求項1〜3のいずれか1項において、
ヘッドパイプ(20)から後方へ延びる左右一対のメインフレーム(22)と、
前記メインフレームの後部から後方へ延びるシートレール(26)とで構成される鞍乗り型車両で、
前記左右一対のメインフレーム(22)の上面にまたがるように前記コネクタホルダ(44)が配置され、
前記コネクタ保持孔(74、75)は前記ホルダ部(50)に複数構成されるとともに、車幅方向に並べて配置されていることを特徴とする。
請求項5に記載した発明は上記請求項4において、
上面視で前記コネクタ保持孔(74、75)は前記左右一対のメインフレーム(22)の間に配置され、
後面視で前記コネクタホルダ(44)の上面には荷重受け部(52)が左右一対のメインフレーム(22)間をつなぐように構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載した発明は上記請求項5において、
前記荷重受け部(52)の一部には前記切り欠き部(72a、72b)が構成され、
前記荷重受け部(52)のうち前記切り欠き部(72a、72b)に臨む部分(52a)は前記切り欠き部(72a、72b)に沿うように前記コネクタ保持孔(74、75)まで形成されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ワイヤ保持孔に切り欠き部とコネクタ保持孔を介しワイヤを挿通した後に、コネクタ保持孔にコネクタを固定すると、ワイヤはワイヤ保持孔内へ容易に固定される。このため、コネクタホルダを利用してワイヤを保持でき、ワイヤを固定するための専用部材を削減できる。また、容易にワイヤを固定できる。
そのうえ、コネクタを外すだけでワイヤも開放することができるため、メンテナンス時の工程も削減できる。
請求項2の発明によれば、コネクタ保持孔に連通する切り欠き部に、コネクタのロック部を収めるので、ワイヤを通過させるための切り欠き部を利用してコネクタのロック部を収めることができ、コネクタホルダ側へロック部を収納するための孔を特別に形成する必要がなく、これを削減できる。
請求項3の発明によれば、コネクタをコネクタ保持孔に保持することで、コネクタ保持孔の中心方向から外周方向へ向かうコネクタの移動を規制できる。
さらに、第1壁部と第2壁部でコネクタホルダを挟持することで、コネクタ保持孔挿通方向へのコネクタの移動を規制できる。
これにより、コネクタがコネクタホルダへ強固に固定されるため、コネクタでワイヤを強固に固定できることになる。このため、コネクタホルダにより、ワイヤとコネクタの双方を強固に固定することができる。
請求項4の発明によれば、鞍乗り型車両においては、ヘッドパイプの前方や周辺に電装品が集中しやすいという特性がある。そこでヘッドパイプの近傍に複数のコネクタを車幅方向へ並べて配置することで、複数のコネクタを固定でき、かつ着脱が容易になるため、メンテナンス性能が向上する。
請求項5の発明によれば、コネクタ保持孔を左右のメインフレーム間に配置することで、配線を左右のメインフレーム間に納めることができ、車幅方向の増大を避けることができる。
また、コネクタホルダに上方より一定以上の外力がかかった際には、左右のメインフレーム間をつなぐように荷重受け部が構成され、コネクタホルダが高剛性になっているため、荷重受け部で外力を受け止め、コネクタやワイヤへ不適切に大きな力が掛からないようにすることができる。
請求項6の発明によれば、切り欠き部に沿って荷重受け部が形成されているため、この荷重受け部により切り欠き部を補強できるとともに、ワイヤを挿通する際のガイドとしても使用できる。またコネクタ保持孔にコネクタを保持していない際に、ワイヤが切り欠き部から急に抜け出すことを阻止する返し構造としての機能も満たす。
実施例に係る自動二輪車の左側面図 メインフレーム上に支持されている状態のコネクタホルダの斜視図 図2の3−3線断面図 図3の4−4線に沿うセンターカバーを含む断面図 一部のコネクタを分解して示す組み付け斜視図 コネクタホルダの平面図 コネクタホルダの正面図 コネクタホルダを斜め上前方から示す斜視図
以下、図面に基づいて本願発明の実施形態を説明する。図1以下は、シートに跨って走行する鞍乗り型車両の一例である自動二輪車に関する実施例を示す。なお、以下の説明において、車両の前後・左右・上下とは、車両の使用状態を基準とし、具体的には車両の進行方向を基準とし、必要に応じて、図中に、前方をFr、後方をRr、左方をLH、右方をRH、上方をUpと矢示する。部品単体に関する方向は車体取付状態を基準にする。
図1に示す自動二輪車は、車体フレーム10の前後に前輪12と後輪14を支持し、中間部にパワーユニット16を支持している。パワーユニット16の上方にはシート18が配置されている。このシート18に乗員が跨って走行するようになっている。
車体フレーム10は、前端のヘッドパイプ20と、これから左右へ枝分かれして拡開しながら斜め下がりに後方へ延びる左右一対のメインフレーム22と、その各後端部からパワーユニット16の後方を下方へ延出するピボットフレーム24と、左右のメインフレーム22の各後部から斜め上がりに後方へ延出してシート18を支持する左右一対のシートレール26を備える。
前輪12は、ヘッドパイプ20へ回動自在に支持されたハンドル軸28の下端に連結された左右一対のフロントフォーク30に支持され、操向自在になっている。
後輪14は、ピボットフレーム24に前端を軸着されたスイングアーム32の後端に支持され、スイングアーム32の後端部とシートレール26の後端部間にクッションユニット34が設けられている。
車体の周囲は、車体カバーで覆われており、この車体カバーは、車体前部を覆うフロントカバー36、車体中央部を覆うセンターカバー38等を備えている。
また、ハンドル軸28の上部は、ハンドルカバー40で覆われ、その前面にはヘッドライト42が臨んでいる。ハンドルカバー40の左右両側面には、図示しないがウインカも設けられ、さらに、上部にはメータが配置されている。このように、ヘッドパイプ20の前方や上方等の周辺部には、多くの電装品が配置されている。29はハンドルである。
メインフレーム22前端部のヘッドパイプ20近傍後方には、コネクタホルダ44が設けられている。
コネクタホルダ44は、ヘッドライト42等へ接続する電線の接続部に設けられるコネクタを保持するための部材であり、詳細は後述する。コネクタホルダ44の上方は、センターカバー38により覆われている。センターカバー38のうちコネクタホルダ44の上方における部分は、上方から外力Fを受けることがある荷重受け面をなす。
以下、コネクタホルダ44について詳述する。図2は、センターカバー38を除いた状態でメインフレーム22上に支持されているコネクタホルダ44を斜め後ろ上方から示す斜視図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線に沿うセンターカバー38を含む断面図である。図5は一部のコネクタを分解して示す組み付け斜視図である。
図2、3において、コネクタホルダ44は比較的剛性のある樹脂から構成され、左右のメインフレーム22間に架け渡されて支持されている。コネクタホルダ44は左右に設けられている円弧状部44aがメインフレーム22の上面に重なることにより、メインフレーム22上に位置決め支持され、前端部左右側面にてネジ46により、メインフレーム22の外側面に設けられているステー22aへ締結固定されている。ステー22aは左右のメインフレーム22にそれぞれ設けられている。
メインフレーム22の後部上には、左右の円弧状部44a間に延びるブリッジ状のホルダ部50が一体に立設されている。ホルダ部50は立て壁状のホルダ本体部51と、その周囲に形成される厚肉部である荷重受け部52を備えている。
荷重受け部52は、ホルダ本体部51の上端縁部及び左右両側端縁部を厚肉化したものである。
ホルダ部50には、車両左側から順に、コネクタA54、コネクタB55、コネクタC56、コネクタD57、コネクタ58が保持されている。この例では、5個のコネクタがほぼ一列に並んで保持されている。但し、保持されるコネクタの数は任意である。
各コネクタは、車体後方側の第1コネクタ54a、55a、56a、57a、58aと、車体前方側の第2コネクタ54b、55b、56b、57b、58bとからなり、前後方向から結合一体化されている。第1コネクタは、例えば雄型端子を備えた雄型コネクタであり、第2コネクタは、例えば、雌型端子を備えた雌型コネクタである。ただし、それぞれは雌雄が反対であってもよい。
各第1コネクタ54a、55a、56a、57a、58aからは、第1電線54c、55c、56c、57c、58cが後方へ延出している。各第1電線54c、55c、56c、57c、58cは、車体一側(この例では左側)へ集合され、ひとまとめに束ねられて集束されている。この集束部は、コネクタホルダ44の後方へ張り出す後部44bの一部に形成された段部44e上に配置される。段部44eは、円弧状部44aの車体一側(この例では左側)を一段低くして形成された凹部であり、ここに集束部を配置することにより、集束部が車体上方へ盛り上がらないようにされている。
各第2コネクタ54b、55b、56b、57b、58bからは、第2電線54d、55d、56d、57d、58dが車体前方へ延出している。
各第2電線54d、55d、56d、57d、58dも車体一側(この例では左側)へ集められて束ねられ、外観上一本の太い集束線材をなすメインハーネス59になっている。メインハーネス59は図示しないが、ヘッドパイプ20の近傍を通ってヘッドパイプ20の前方へ配線される。
コネクタA54の下方には、ホルダ部50を前後方向へ貫通するワイヤA60が配置されている(図3参照)。この例におけるワイヤA60は電線であり、ホルダ部50部分で前後方向に接続され、後方側部分60aはほぼ第1電線54cの下に重なっている。ワイヤA60の前方側部分も第2電線54dの下に重なって前方へ延出し、メインハーネス59へ集束される。
なお、ワイヤは、電線のみならず、リモートコントロール用ケーブルや流体通路をなすチューブもしくはホース等の各種線状部材の総称であり、いずれも含むものとする。後述する他のワイヤB、C、Dも同様である。
コネクタB55の下方には、ワイヤB61、ワイヤC62、ワイヤD63が上下方向へ一列に重なって配置され、それぞれホルダ部50を前後方向へ貫通して延出している(図3参照)。この例では、ワイヤB61、ワイヤC62、ワイヤD63は、それぞれホルダ部50の前後部分がホルダ部50で分断されずに連続する単一の電線であり、ホルダ部50より後方部分は、第1電線55cの下に重なって後方へ延出している。
また、前方部分は、それぞれ前方へ延び、ワイヤB61はコネクタホルダ44の前端部に支持されているバンクアングルセンサ64のコネクタ64aへ接続している。
バンクアングルセンサ64は、車両の左右方向に対する傾き角度を検出するセンサであり、コネクタホルダ44の前端に起立形成された前端壁44cへボルト64bで固定され、車体中心上に配置されている。
ワイヤC62とワイヤD63は、メインハーネス59と反対側(この例では右側)へ曲げられ、コネクタホルダ44の前端部右側の側方へ張り出す突部47a上へ2本一緒にしてクランプバンド65で途中を固定されてさらに前方へ延出している。なお、メインハーネス59も、コネクタホルダ44の前端部左側にクランプバンド66で途中を固定され、さらに前方へ延出している。
コネクタホルダ44の後部44bのうち、段部44eが形成されず相対的に高くなっている部分の下方には、スタータマグネット67が配置されている。スタータマグネット67はエンジンスタータに用いられる電装品であり、図3に示すように、メインフレーム22の内側面に一端を固定されて車体内方へ延出するブラケット68に支持されている。69はハーネスであり、車体後方へ延出している。コネクタホルダ44は後述するように高剛性になっており、この剛性の高い後部44bの段部44eより高くなっている部分下方にスタータマグネット67が配置されているため、コネクタホルダ44の後部44b下のスペースを有効活用できるとともに、スタータマグネット67へ上方から荷重がかかりにくくなっている。
図4はコネクタA54部分を示し、コネクタA54はホルダ部50に保持され、前後方向へ抜け出さないようになっている。図中の丸囲みした拡大部4Aに一部を切り欠いて示すように、第1コネクタ54aと第2コネクタ54bは、ホルダ本体部51を前後方向から挟持し、第2コネクタ54bの本体部上に形成されて後方へ突出するロック爪部54hが第1コネクタ54a上部に形成されているロック孔部54fへ入ってロックされることにより強固に結合され、前後方向へ抜け止めされてホルダ本体部51へ固定される(詳細は後述)。
ホルダ本体部51に固定されたコネクタA54は、下方に位置するワイヤA60の上方を覆い、ワイヤA60が上方へ抜け出さないようになっている。
すなわち、ワイヤA60が挿通されているワイヤ保持孔70の上部であるコネクタ保持孔74との連通部71a(いずれも後述)をコネクタA54にて塞がれるため、ワイヤA60はワイヤ保持孔70から連通部71aを通って上方のコネクタ保持孔74へ抜け出すことができないので、上下方向の移動はワイヤ保持孔70内に制限される。
なお、このワイヤA60の上下方向移動は、ワイヤ保持孔70の深さを設定することにより、固定からある程度の移動を許容する状態まで自由に調整できる。
また、ワイヤA60のホルダ部50に対する挿通方向(すなわち前後方向)における移動は、固定する必要がない限りある程度許容され、この例では前後方向へ移動可能になっている。
本例におけるワイヤA60は、ホルダ部50の下方にて前後に分離され、後方側の部分60aと前方側の部分60bをなし、それぞれがコネクタ60cで結合されている。ただし、このように前後に分離されず、ホルダ部50の前後部分が連続する単一の部材であってもよい。前方側部分60bはメインハーネス59へ集束されている。
ホルダ部50の上端部は、後方へ略直角に曲がるフランジ状の荷重受け部52をなす。荷重受け部52は、ホルダ部50の荷重受け部52を除く立壁状の部分であるホルダ本体部51の板厚の略2倍程度の肉厚(前後方向の厚さ)を有するため、ホルダ部50の上端縁から両側端縁にかけて周囲の端縁を高剛性にし、さらにホルダ部50のみならずコネクタホルダ44全体を高剛性にしている。また、荷重受け部52がホルダ本体部51の上端部を後方へ略L字形に屈曲させて形成しているため、荷重受け面積を大きくしている。
荷重受け部52とその上方のセンターカバー38との間には所定の間隙が形成され、通常時(センターカバー38に所定以上の大きな外力Fがかからない状態)には、センターカバー38と荷重受け部52は非接触である。
ただし、センターカバー38は荷重受け面になっているため、上方から所定以上の大きな外力Fがかかると、センターカバー38が下方へ撓み変形して荷重受け部52へ接触し、さらにホルダ部50を下方へ押す。しかし、荷重受け部52が比較的大きな荷重受け面積を有し、かつ高剛性になっており、しかも左右の両端は円弧状部44aへ接続しているため、荷重受け部52はこの大きな外力Fに耐え、速やかに外力Fを円弧状部44aからメインフレーム22へ伝達して分散させるため、変形を免れることができる。
コネクタA54は、図5に示すように、例えば内外に嵌合する角筒状の部材である第1コネクタ54aと第2コネクタ54bからなる。これら角筒状の部分をコネクタの本体部ということにする。第1コネクタ54aは、第2コネクタ54bとの結合方向で、第2コネクタ54bと反対側の端部をフランジ状に形成し、車体後方からホルダ部50の一側面へ当接して、前方への抜け止めとなる第1壁部54eが形成される。また、第1壁部54eの上部には、略門型をなすロック孔部54fが一体に形成される。
第2コネクタ54bの後方端面は、ホルダ部50の他側面へ当接して後方への抜け止めをなす第2壁部54gをなす。さらに、第2コネクタ54bの本体部上には、前方へ突出する先端が爪形状のロック爪部54hが形成される。ホルダ部50を挟んで第1コネクタ54aと第2コネクタ54bが嵌合すると、ロック爪部54hの先端がロック孔部54fの孔へ入ってからその周囲へ結合することによりロックされ、第1コネクタ54aと第2コネクタ54bが確実に導通接続するよう結合される。
なお、ロック孔部54fとロック爪部54hからなるものをロック部とし、各コネクタのロック部を59a、59b、59c、59d、59eとする。本例における各ロック部の構造は同じである。但し、一部に異なる構造のロック部を用いることは自由である。
なお、コネクタ58のロック部59eのみは向きが他と90°異なって、いわば横向きになっている。
コネクタホルダ44は、メインフレーム22に沿って前方斜め上がりに配置され、前端部のバンクアングルセンサ64は上方へ起立した状態で支持されている。バンクアングルセンサ64の近傍におけるセンターカバー38はヘッドパイプ20(図1)の後方近傍にて、上方へ屈曲し、この屈曲部下方の空間を利用してバンクアングルセンサ64が配置されている。
次に、図6〜8により、コネクタホルダ44の単品構造についてさらに詳細に説明する。
図6〜8は、コネクタホルダ44の単品図であり、図6は平面図、図7は正面図、図8は斜め上前方から示す斜視図である。
図6に示すように、コネクタホルダ44は平面視略台形状をなし、前端壁44cの前端部が上底、後部44bの後端部が下底に相当する。左右の円弧状部44aは前方へ向かって集束するように内側へ傾斜している。前端壁44cの左右には、上方から切り欠き状に形成された孔47eが形成され、ここにボルト64b(図2)を通すようになっている。
この孔47eは、コネクタホルダ44を成形するとき金型により同時に形成され、成形後に後加工で孔開き加工をする必要がない。
前端部右側の突部47aには、クランプバンド65(図2)を取付けるための孔47bが形成されている。また、前端部左側部47cにも、クランプバンド66(図2)を取付けるための孔47dが形成されている。
左右の中間側部45は、円弧状部44aより一段低くなっており、メインフレーム22の外側面へ重なるように下方へ垂下するフランジ45aが形成され、ここに切り欠き状の孔45bが形成されている(図8参照)。この孔は、ネジ46(図2)を通すためのものであり、孔47dと同様に成形時に形成される。
フランジ45aより後方の左右には、内方へ湾曲した凹部45cが形成され、この凹部45cの上部に沿って、平面視略L字状に曲がったガイド壁45dが立設している。
ガイド壁45dの上端部外側には、外方へ突出する突起45eが一体に形成され、ホルダーカバー80(図2)を係止するようになっている。ホルダーカバー80は、ホルダ部50の上方を中心に覆う防水カバーである。
次に、図7を中心にしてホルダ部50について説明する。
ホルダ部50の本体部51には、左から順に、コネクタ保持孔74、75、76、77、78が形成されている。各コネクタ保持孔74、75、76、77、78は、対応するコネクタのうち、第1コネクタ54a、55a、56a、57a、58aの本体部が貫通する大きさ及び形状になっている。
このうちコネクタ保持孔74は、その下部から下方へより幅の狭いワイヤ保持孔70が切り欠き状に形成され、ワイヤ保持孔70の上部はコネクタ保持孔74の下部と連通部71aにて連通している。
ワイヤ保持孔70の幅は、ワイヤA60の線径程度に形成される。深さは任意である。
コネクタ保持孔74の上方は、ワイヤ保持孔70と同等程度以上の幅を有する切り欠き部72aにより上方へ開放されている。したがってワイヤ保持孔70は、連通部71a、コネクタ保持孔74、切り欠き部72aを介して上方へ開放され、上方からワイヤA60を出し入れ可能である。
切り欠き部72aの両側は、荷重受け部52の延長部52aが下方へ屈曲して延び、コネクタ保持孔74の上端まで達している。したがって、切り欠き部72aの両側は延長部52aにより補強されている。またコネクタ保持孔74の上部は、荷重受け部52の各下端が接近方向に張り出しているため、間口を狭められた状態をなし、ワイヤーがコネクタ保持孔74から切り欠き部72a内へ向け出そうとするとき、係合してこれを阻止することにより、抜け出しにくくする、一種の返し構造になっている。切り欠き部72aはロック部59aを収容可能な幅である。
なお、荷重受け部52は、コネクタ保持孔74及び75の上方で、切り欠き部72a、72bにて分断されている(図6、8参照)。
コネクタ保持孔75の下方にも、ワイヤB61、ワイヤC62、ワイヤD63を収容するワイヤ保持孔73が形成される。このワイヤ保持孔73も、ワイヤB61等を収容可能な形状と大きさ並びに任意の深さを有し、コネクタ保持孔75から下方へ切り欠き状に形成され、上端で連通部71bを介してコネクタ保持孔75へ連通している。
また、コネクタ保持孔75の上部にも切り欠き部72bが形成され、この両側は、荷重受け部52から連続する延長部52aで補強されて、その下端はコネクタ保持孔75の上部へ達している。切り欠き部72bは切り欠き部72aと同様のものであり、ロック部59bを収容可能である。
コネクタ保持孔76、77、78は、ワイヤ保持孔70や切り欠き部72a等が形成されず、各第1コネクタ56a、57a、58aの本体筒部を貫通する大きさ及び形状の孔となっている。また、各コネクタ保持孔周囲の一部を拡大してロック凹部76a、77a、78aが形成されている。ロック凹部76a、77a、78aは、ロック部59c、59d、59eのロック爪を通すための凹部であり、ホルダ本体部51に対してコネクタ保持孔側から切り込まれるようにして切り欠き状に形成されている。
本体部51を挟んで、例えば、コネクタC56の第1コネクタ56aと第2コネクタ56bを結合すると、第2コネクタ56b側のロック爪がロック凹部76aを通って後方へ突出、第1コネクタ56aのロック孔部へ係合するようになっている。
次に、本実施例の作用を説明する。
まず、図4に示すように、ワイヤA60をワイヤ保持孔70へ入れ、ワイヤB61、ワイヤC62、ワイヤD63をワイヤ保持孔73へ入れる。このとき、ワイヤA60は予め後方側の部分60aと前方側の部分60bをコネクタ60cで結合してあれば、そのままの状態で上方から切り欠き部72aへ入れて下方へ移動させ、コネクタ保持孔74から連通部71aを通ってワイヤ保持孔70へ入れる。
ワイヤ保持孔70の左右幅はワイヤA60の線径程度になっているので、ワイヤ保持孔70内では、ワイヤA60は左右方向へは移動できない状態になるが、上方への抜け出し及び前後方向への移動は可能である。
なお、ワイヤA60を、後方側の部分60aと前方側の部分60bに分離してあれば、それぞれの端部をワイヤ保持孔70へ前後方向から差し込み、ワイヤ保持孔70内でコネクタ60cにより結合することもできる。
ワイヤB61、ワイヤC62、ワイヤD63は、それぞれ上方から切り欠き部72bへ入れて下方へ移動させ、コネクタ保持孔75から連通部71bを通ってワイヤ保持孔73へ入れる。ワイヤ保持孔73の左右幅は、3本のワイヤB61、ワイヤC62及びワイヤD63のうち最大の線径程度になっており、ワイヤ保持孔73の深さは、これら3本のワイヤを各線径を合計した程度になっているので、各ワイヤB61、ワイヤC62及びワイヤD63は、ワイヤ保持孔73内へ上下方向へ重なって入る。これらのワイヤは左右方向へは移動できない状態になるが、上方への抜け出し及び前後方向への移動は可能である。
次に、コネクタA54及びコネクタB55をホルダ本体部51へ取付ける。
コネクタA54は、第1コネクタ54aの本体部を後方からコネクタ保持孔74へ差し込み、第1壁部54eをホルダ本体部51の後面へ当接させる。続いて第2コネクタ54bの本体部を前方から後方へ差し込み、第1コネクタ54aの本体部の周囲へ外嵌し、第2壁部54gをホルダ本体部51の前面へ当接させる。同時に、ロック爪部54hが切り込み部72aを通って、第1コネクタ54aのロック孔部54fへ係合してロックされる。
これにより、図4に示すように、コネクタA54は、第1コネクタ54aの第1壁部54eと第2コネクタ54bの第2壁部54gがホルダ本体部51を前後方向から挟持し、かつロック部59aによる結合により、前後方向へ抜け出さない。また、コネクタ保持孔74は第1コネクタ54aの本体部における外形に沿う穴形状及び寸法になっているので、コネクタA54は、コネクタ保持孔74の中心から周囲方向へ向かう移動を規制され、ホルダ本体部51に対して強固に結合される。
その結果、図3に示すように、ホルダ本体部51に固定されたコネクタA54は、連通部71aを塞ぐため、ワイヤA60はワイヤ保持孔70から連通部71aを通って上方のコネクタ保持孔74へ抜け出し、さらには切り欠き部72aから外方へ抜け出すことができなくなる。このため、ワイヤA60はワイヤ保持孔70内へ、上方への抜け止め及び左右方向への移動を規制された状態で容易に固定される。
コネクタB55も同様にホルダ本体部51へ強固に固定され、ロック部59bはその一部(ロック爪部)が切り欠き部72bへ収容される。
これにより、図3に示すように、ホルダ本体部51に固定されたコネクタB55は、連通部71bを塞ぐため、ワイヤB61、ワイヤC62及びワイヤD63はワイヤ保持孔73から連通部71bを通って上方のコネクタ保持孔75へ抜け出し、さらには切り欠き部72bから外方へ抜け出すことができなくなる。このため、ワイヤB61、ワイヤC62及びワイヤD63はワイヤ保持孔73内へ、上方への抜け止め及び左右方向への移動を規制された状態で容易に固定される。
このようにすると、ワイヤ保持のために特別な専用部材を設ける必要がなく、電線のコネクタ保持のために設けられるコネクタホルダ44を利用できるので、部品点数並びに専用部材の車体への取付工数を削減できる。
しかも、各ワイヤA60、ワイヤB61、ワイヤC62及びワイヤD63をコネクタA54及びコネクタB55の取付だけで容易に固定できるようになる。
このため、コネクタホルダを利用してワイヤを保持でき、ワイヤを固定するための専用部材を削減できる。また、容易にワイヤを固定できる。
そのうえ、コネクタA54及びコネクタB55を外すだけで、各ワイヤA60、ワイヤB61、ワイヤC62及びワイヤD63をワイヤ保持孔70及び73から開放して出し入れ可能になるため、メンテナンスが容易になり、メンテナンス時の工程も削減できる。
なお、前記従来技術の略S字状止め具は、ワイヤを固定する点で本実施例と類似するが、この従来技術で例えば2本のワイヤを束ねて固定する場合は、2本共を均等に保持する把持力や構造が必要である。一方、コネクタA54及びコネクタB55は、もともとコネクタ保持孔74及び75の中心から周囲方向への移動並びに結合方向への移動を規制するようにホルダ部50へ固定されているため、特殊な構造が必要なく、各ワイヤA60、ワイヤB61、ワイヤC62及びワイヤD63を強固に保持できる。またコネクタA54及びコネクタB55は、第1コネクタ54a及び55aと第2コネクタ54b及び55bとに容易に分離できるので、各ワイヤA60、ワイヤB61、ワイヤC62及びワイヤD63を無理に引っ張ったりせずに容易に取り外すことができる。
また、コネクタ保持孔74及び75に連通する切り欠き部72a及び72bを設けたので、この切り欠き部72a及び72bにロック部59a及び59bの一部(ロック爪部54h)を通すことができるので、ワイヤA60、ワイヤB61、ワイヤC62及びワイヤD63を通過させるための切り欠き部72a及び72bを利用してコネクタのロック部59a及び59bを収めることができ、ホルダ本体部51側へロック部を収納するための孔を特別に形成する必要がなく、これを削減できる。
また、切り欠き部72a及び72bに沿って荷重受け部52の延長部52aが形成されているため、この延長部52aにより切り欠き部72a及び72bを補強できるとともに、ワイヤを挿通する際のガイドとしても使用できる。またコネクタ保持孔74又は75にコネクタA54又はコネクタB55を保持していない状態で、既にワイヤ保持孔70又は73内にワイヤが挿通されている場合には、ワイヤが切り欠き部72a又は72bから急に抜け出そうとする場合があるが、この場合には、コネクタ保持孔74及び75の各上部における間口を狭めるように延長部52aの下端が張り出しているため、ワイヤの抜け出しを阻止する返し構造となり、ワイヤを不用意に抜け出しにくくする。
また、図3及び図7を参照すると明らかなように、コネクタ保持孔74、75、76、77及び78を左右のメインフレーム22間に配置したので、これらのコネクタに接続する配線を左右のメインフレーム22間に納めることができ、車幅方向の増大を避けることができる。
また、図4に示すように、コネクタホルダ44の上方に位置するセンターカバー38に一定以上の外力Fがかかった際には、センターカバー38が下方へ変形してコネクタホルダ44から立設するホルダ部50の上面へ当接し、ホルダ部50へ外力が加わる可能性がある。しかし、ホルダ部50の周囲には荷重受け部52が形成され、左右のメインフレーム22間をつないでいるので、ホルダ部50のみならずコネクタホルダ44が高剛性になっているため、荷重受け部52で外力Fを受け止め、各コネクタや各ワイヤへ不適切に大きな力が掛からないようにすることができる。
さらに、図1に示すように、コネクタホルダ44はヘッドパイプ20の近傍後方に配置されている。一般に鞍乗り型車両においては、ヘッドパイプ20の前方や周辺に電装品が集中しやすいという特性がある。そこでヘッドパイプ20の近傍にて、図2に示すように、複数のコネクタを車幅方向へ並べて配置することで、複数のコネクタを配線の集中部近傍へ固定でき、一つのコネクタホルダ44で複数のコネクタを効率的に固定できる。そのうえ、着脱が容易になるため、メンテナンス性能が向上する。
なお、本願発明は上記の実施例に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、ワイヤ保持孔70、73は必ずしも上下方向に設けられるものではなく、左右方向もしくは斜め方向に形成されてもよい。また、一つのコネクタ保持孔74、75に対して一つずつ設けるばかりでなく、複数設けることもできる。
さらに、切り欠き部72a、72bをワイヤ保持孔70、73と一直線上に形成するばかりでなく、互いに位置をずらせて設けることもできる。
さらに、ワイヤを保持できるコネクタ保持孔の数は1又は複数の任意である。
20:ヘッドパイプ、22:メインフレーム、44:コネクタホルダ、50:ホルダ部、
52:荷重受け部、54:コネクタA、55:コネクタB、54a・55a:第1コネクタ、54b・55b:第2コネクタ、59a・59b:ロック部、60・61・62・63:ワイヤ、70・73:ワイヤ保持孔、71a・71b:連通部、72a・72b:切り欠き部、74・75:コネクタ保持孔

Claims (6)

  1. 電線(54c、54d、55c、55d)の端部に設けられたコネクタ(54、55)を保持するコネクタホルダ(44)において、
    前記コネクタホルダ(44)には、前記コネクタを保持するコネクタ保持孔(74、75)と、ワイヤ(60、61、62、63)を保持するワイヤ保持孔(70、73)とが設けられ、
    このコネクタ保持孔の一部には前記コネクタホルダの外部に連通する切り欠き部(72a、72b)が形成され、
    この切り欠き部(72a、72b)と異なる位置で前記コネクタ保持孔(74、75)の他の一部に前記ワイヤ保持孔(70、73)と連通する連通部(71a、71b)を形成したことを特徴とするコネクタホルダ。
  2. 前記コネクタ(54、55)は、第1の電線(54c、55c)の端部に配置された第1コネクタ(54a、55a)と、
    第2の電線(54d、55d)の端部に配置された第2コネクタ(54b、55b)と、
    これら第1コネクタ(54a、55a)と第2コネクタ(54b、55b)とを結合するロック部(59a、59b)とを備え、
    このロック部(59a、59b)は、少なくとも一部が前記切り欠き部(72a、72b)に収納されることを特徴とする請求項1記載のコネクタホルダ。
  3. 前記コネクタホルダ(44)には前記コネクタ保持孔(74、75)と前記ワイヤ保持孔(70、73)が形成されるホルダ部(50)が構成され、
    前記第1コネクタ(54a、55a)には前記ホルダ部(50)の一側面に当接する第1壁部(54e、55e)が構成され、
    前記第2コネクタ(54b、55b)には前記ホルダ部(50)の他側面に当接する第2壁部(54g、55g)が構成され、
    前記第1壁部と前記第2壁部とで前記ホルダ部(50)を挟持することを特徴とする請求項2記載のコネクタホルダ。
  4. ヘッドパイプ(20)から後方へ延びる左右一対のメインフレーム(22)と、
    前記メインフレームの後部から後方へ延びるシートレール(26)とで構成される鞍乗り型車両で、
    前記左右一対のメインフレーム(22)の上面にまたがるように前記コネクタホルダ(44)が配置され、
    前記コネクタ保持孔(74、75)は前記ホルダ部(50)に複数構成されるとともに、車幅方向に並べて配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のコネクタホルダ。
  5. 上面視で前記コネクタ保持孔(74、75)は前記左右一対のメインフレーム(22)の間に配置され、
    後面視で前記コネクタホルダ(44)の上面には荷重受け部(52)が左右一対のメインフレーム(22)間をつなぐように構成されていることを特徴とする請求項4記載のコネクタホルダ。
  6. 前記荷重受け部(52)の一部には前記切り欠き部(72a、72b)が構成され、
    前記荷重受け部(52)のうち前記切り欠き部(72a、72b)に臨む部分(52a)は前記切り欠き部(72a、72b)に沿うように前記コネクタ保持孔(74、75)まで形成されていることを特徴とする請求項5記載のコネクタホルダ。
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