JP2017067369A - 五徳及びガスコンロ - Google Patents

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大輝 下谷
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Abstract

【課題】コストアップを抑制しつつ、高齢者や目の不自由な人でもバーナの燃焼の有無を容易に確認できるようにすることを目的とする。
【解決手段】五徳30は、バーナ20に設けられたバーナヘッド21の周囲に放射状に配列された複数の爪31を備える。この複数の爪31は、調理器具が載置される載置部43をそれぞれ有する。複数の爪31のうち少なくともいずれかの爪31の載置部43には、バーナヘッド21の周囲に形成される炎と炎色反応を起こす炎色剤を含む炎色反応部44が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、五徳及びガスコンロに関する。
通常、ガスコンロにおいて、バーナヘッドの周囲に形成される炎は、青色である。ところが、この青色の炎は、高齢者や目の不自由な人にとって見えづらい場合がある。そこで、バーナの燃焼の有無を確認しやすくするために、バーナヘッドの周囲に形成される炎で加熱されることにより赤く発光する耐熱体をバーナヘッドの周縁に設ける技術や、バーナヘッドの周囲に形成される炎に炎色反応を起させる機構をバーナに設ける技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−230704号公報
しかしながら、バーナヘッドの周縁に耐熱体を設けても、実際の調理環境下では鍋やフライパン等の調理器具がバーナヘッドの上方に配置されるため、調理者から耐熱体が確認しづらい虞がある。
また、バーナは、ガスコンロ毎に構造が異なり、複数種類のガスコンロで共通の構造とすることが困難である。このため、発光する耐熱体をバーナヘッドに有するバーナや、バーナヘッドの周囲に形成される炎に炎色反応を起させる機構を有するバーナをガスコンロ毎に製造する場合には、コストアップになる。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであって、コストアップを抑制しつつ、高齢者や目の不自由な人でもバーナの燃焼の有無を容易に確認できるようにすることを目的とする。
請求項1に記載の五徳は、ガスコンロのバーナに設けられたバーナヘッドの周囲に放射状に配列されると共に、調理器具が載置される載置部をそれぞれ有する複数の爪と、前記複数の爪のうち少なくともいずれかの爪の前記載置部に設けられ、前記バーナヘッドの周囲に形成される炎と炎色反応を起こす炎色剤を含む炎色反応部と、を備える。
この五徳によれば、複数の爪のうち少なくともいずれかの爪の載置部には、バーナヘッドの周囲に形成される炎と炎色反応を起こす炎色剤を含む炎色反応部が設けられている。したがって、バーナの燃焼時には、炎色反応部の炎色剤による炎色反応により、炎(直火)の視認性が向上するので、高齢者や目の不自由な人でもバーナの燃焼の有無を容易に確認することができる。
しかも、炎色剤を含む炎色反応部は、バーナに比して構造が簡素であり部品の共通化が容易な五徳に設けられているので、コストアップを抑制することができる。
なお、請求項2に記載のように、請求項1に記載の五徳において、前記炎色反応部は、前記複数の爪のうち少なくとも前記ガスコンロの手前側に位置する爪の前記載置部に設けられていても良い。
このように、炎色反応部が、複数の爪のうち少なくともガスコンロの手前側に位置する爪の載置部に設けられていると、少なくともガスコンロの手前側において炎色反応が起きるので、炎(直火)の視認性をより一層向上させることができる。
また、請求項3に記載のように、請求項1又は請求項2に記載の五徳において、前記炎色反応部は、前記複数の爪の各々における前記載置部に設けられていても良い。
このように、炎色反応部が、複数の爪の各々における載置部(全ての載置部)に設けられていると、複数の載置部で同様に炎色反応を生じさせることができ、複数の載置部で炎の色が異なることを防止できるので、高齢者や目の不自由な人でも安心してガスコンロを利用することができる。
また、請求項4に記載のように、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の五徳において、前記載置部は、前記バーナヘッドの径方向外側から前記バーナヘッドに向けて延び、前記炎色反応部は、前記載置部の先端部に設けられ、前記炎色反応部を含む前記載置部の先端部は、前記載置部の基端部に比して幅広でも良い。
このように、炎色反応部を含む載置部の先端部が、載置部の基端部に比して幅広であると、炎色反応部の表面積を拡大することができる。これにより、炎色反応を起こした炎が拡がるため、炎の視認性をより一層向上させることができる。
また、請求項5に記載のように、請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の五徳において、前記炎色反応部は、前記爪と別部材でも良い。
このように、炎色反応部は、爪と別部材であると、炎色反応部を除く部分については、これまでの五徳をそのまま使用することができるので、コストアップをより一層抑制することができる。
また、請求項6に記載のように、請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の五徳において、前記炎色反応部は、前記炎色剤と接着剤とを混合した塗料により形成されていても良い。
このように、炎色反応部が、炎色剤と接着剤とを混合した塗料により形成されていると、この塗料を塗布することにより、五徳に炎色反応部を容易に形成することができる。したがって、このことによっても、コストアップを抑制することができる。
請求項7に記載のガスコンロは、バーナと、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の五徳とを備える。
このガスコンロによれば、請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の五徳を備えるので、コストアップを抑制しつつ、高齢者や目の不自由な人でもバーナの燃焼の有無を容易に確認することができる。
なお、請求項8に記載のように、請求項7に記載のガスコンロにおいて、前記バーナヘッドの周壁部には、第一炎孔が形成された第一炎孔形成部と、前記第一炎孔よりも開口面積の大きい第二炎孔が形成された第二炎孔形成部とが設けられ、前記爪は、前記バーナヘッドの周方向における前記第二炎孔形成部と対応する位置に配置されていても良い。
このように、爪が、バーナヘッドの周方向における第二炎孔形成部(第一炎孔よりも開口面積の大きい第二炎孔が形成された部分)と対応する位置に配置されていると、この爪(載置部)に設けられた炎色反応部に、より大きな炎が触れるので、炎色反応が生じる領域が増加し、炎の視認性をより一層向上させることができる。
また、請求項9に記載のように、請求項7に記載のガスコンロにおいて、前記バーナヘッドの周壁部には、第一炎孔が形成された第一炎孔形成部と、前記第一炎孔よりも開口面積の大きい第二炎孔が形成された第二炎孔形成部とが設けられ、前記爪は、前記バーナヘッドの周方向における前記第二炎孔形成部と対応する位置に配置されていても良い。
このように、爪が、バーナヘッドの周方向における炎孔と対応する位置に配置されていると、この爪(載置部)に設けられた炎色反応部に炎がより近い位置で触れるので、炎色反応が生じる領域が増加し、炎の視認性をより一層向上させることができる。
以上詳述したように、本発明によれば、コストアップを抑制しつつ、高齢者や目の不自由な人でもバーナの燃焼の有無を容易に確認することができる。
本発明の一実施形態に係るガスコンロの斜視図である。 図1に示される五徳及びその周辺部の拡大斜視図である。 図1に示されるガスコンロの使用状態を示す図である。 本発明の一実施形態の第一変形例を示す図である。 本発明の一実施形態の第二変形例を示す図である。 本発明の一実施形態の第三変形例を示す図である。 本発明の一実施形態の第四変形例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係るガスコンロ10は、一対のバーナ20と、一対の五徳30とを備える。一対のバーナ20は、ガスコンロ10の横幅方向に並んで配置されている。各バーナ20には、概略円盤状のバーナヘッド21が設けられている。このバーナヘッド21は、ガスコンロ10の天板11上に配置されている。一対の五徳30は、各バーナヘッド21に対応してそれぞれ設けられている。
図2に具体的に示されるように、バーナヘッド21の周壁部には、複数の第一炎孔22が形成された第一炎孔形成部23と、複数の第二炎孔24が形成された第二炎孔形成部25とが設けられている。この第一炎孔形成部23と第二炎孔形成部25とは、バーナヘッド21の周方向に交互に形成されている。第一炎孔形成部23において、複数の第一炎孔22は、バーナヘッド21の周方向に並んで形成されており、同様に、第二炎孔形成部25において、複数の第二炎孔24は、バーナヘッド21の周方向に並んで形成されている。
第一炎孔22は、バーナヘッド21の高さ方向に長さの短い四角孔により形成されているが、第二炎孔24は、バーナヘッド21の高さ方向に長さの長い四角孔により形成されており、第一炎孔22よりも開口面積が大きくなっている。このバーナヘッド21の周方向に配列された複数の第一炎孔22及び第二炎孔24から噴出されるガスが着火されることにより、バーナヘッド21の周囲には、炎が形成される。なお、バーナヘッド21の近傍には、立ち消え安全装置用の熱センサ12と、温度検出用の熱センサ13とが設けられている。
五徳30は、複数の爪31と、連結部32とを有している。複数の爪31は、バーナヘッド21の周囲に放射状に配列されており、連結部32は、バーナヘッド21の周方向に沿って延びて複数の爪31を連結している。
この五徳30は、天板11とは別部材に構成されており、天板11から取り外し可能とされている。また、五徳30は、図示しない位置決め部によってバーナヘッド21の周方向に位置決めされた状態で天板11に固定される。五徳30がバーナヘッド21の周方向の正規の位置に位置決めされた状態において、各爪31は、バーナヘッド21の周方向における第一炎孔形成部23と対応する位置に配置される。
爪31は、より具体的には、基部41と、立ち上がり部42と、載置部43とを有する。基部41は、バーナヘッド21の径方向外側に向けて延びており、立ち上がり部42は、基部41の外側端から上側に向けて延びている。載置部43は、立ち上がり部42の上端に設けられており、バーナヘッド21の径方向外側からバーナヘッド21に向けて延びている。
この載置部43は、水平に形成されており、載置部43の上には、鍋やフライパンなどの調理器具が載置される。この載置部43の先端部43Aには、炎色反応部44が設けられている。この炎色反応部44は、平面視にてU字状であり、載置部43の先端部43Aに保持されている。炎色反応部44が載置部43の先端部43Aに設けられた分、炎色反応部44を含む載置部43の先端部43Aは、載置部43の基端部43Bよりも幅広とされている。
この炎色反応部44には、バーナヘッド21の周囲に形成される炎と炎色反応を起こす炎色剤が含まれている。この炎色剤を含む炎色反応部44を形成する方法としては、例えば、炎色剤を含む塗料の塗布や吹き付けなどの他に、炎色剤を混ぜて成型する方法を採用することが可能である。
本実施形態において、五徳30のうち炎色反応部44を除く部分は、耐熱塗装が施された鋼材により形成されており、炎色反応部44は、一例として、炎色剤と接着剤とを混合した塗料により形成されている。そして、五徳30のうち炎色反応部44を除く部分の製造後(耐熱塗装後)、炎色剤と接着剤とを混合した塗料を載置部43の先端部43Aに塗布し、その後に脱湿処理することで、載置部43の先端部43Aに平面視にてU字状の炎色反応部44が形成されている。
なお、炎色剤に混合される接着剤としては、例えば、アルミナなどの耐火性のセラミックスを主成分とするものが好適に使用される。また、炎色剤としては、例えば、塩化リチウム、塩化ナトリウム、及び、塩化ストロンチウムのいずれかを主成分とするものが好適に使用される。
炎色剤として塩化リチウムが使用された場合には、炎色反応により炎を赤色にすることができ、炎色剤として塩化ナトリウムが使用された場合には、炎色反応により炎を黄色にすることができる。また、炎色剤として塩化ストロンチウムが使用された場合には、炎色反応により炎を赤紫色にすることができる。
図3には、上述のガスコンロ10の使用状態が示されている。載置部43の上に調理器具50が載置された状態において、載置部43(特に先端部43A)は、バーナヘッド21の周囲に形成された炎26に触れる箇所であり、この載置部43に炎色反応部44が設けられることにより、炎26に炎色反応が起こり、炎26の色が視認性の高い色に変更される。載置部43の先端部43Aに設けられる炎色反応部44の長さは、炎色反応部44とバーナヘッド21との相対位置や、炎26の大きさ等に応じて適宜設定される。
次に、本発明の一実施形態の作用及び効果について説明する。
以上詳述したように、本発明の一実施形態に係るガスコンロ10によれば、五徳30に形成された各爪31の載置部43には、バーナヘッド21の周囲に形成された炎と炎色反応を起こす炎色剤を含む炎色反応部44が設けられている。したがって、バーナ20の燃焼時には、炎色反応部44の炎色剤による炎色反応により、炎(直火)の視認性が向上するので、高齢者や目の不自由な人でもバーナ20の燃焼の有無を容易に確認することができる。
しかも、炎色剤を含む炎色反応部44は、バーナ20に比して構造が簡素であり部品の共通化が容易な五徳30に設けられているので、コストアップを抑制することができる。
このように、本発明の一実施形態にこのガスコンロ10によれば、爪31の載置部43に炎色反応部44を有する五徳30を備えるので、コストアップを抑制しつつ、高齢者や目の不自由な人でもバーナ20の燃焼の有無を容易に確認することができる。
また、図2に示されるように、本発明の一実施形態に係る五徳30によれば、炎色反応部44が、複数の爪31のうち少なくともガスコンロ10の手前側に位置する爪31の載置部43に設けられているので、少なくともガスコンロ10の手前側において炎色反応を起こすことができる。これにより、炎(直火)の視認性をより一層向上させることができる。
さらに、炎色反応部44は、複数の爪31の各々における載置部43(全ての載置部43)に設けられているので、複数の載置部43で同様に炎色反応を生じさせることができ、複数の載置部43で炎の色が異なることを防止できる。これにより、高齢者や目の不自由な人でも安心してガスコンロ10を利用することができる。
また、炎色反応部44を含む載置部43の先端部43Aは、載置部43の基端部43Bに比して幅広であるので、炎色反応部44の表面積を拡大することができる。これにより、炎色反応を起こした炎が拡がるため、炎の視認性をより一層向上させることができる。
また、炎色反応部44は、爪31と別部材であり、炎色反応部44を除く部分については、これまでの五徳をそのまま使用することができる。したがって、コストアップをより一層抑制することができる。
また、炎色反応部44は、炎色剤と接着剤とを混合した塗料により形成されているので、この塗料を塗布することにより、五徳30に炎色反応部44を容易に形成することができる。したがって、このことによっても、コストアップを抑制することができる。
また、一般に、五徳は、例えばバーナ等と比べて、ガスコンロを構成する部品のなかでも安価である。したがって、本実施形態の五徳30の継続的な使用により炎色反応部44が消失した場合でも、新しい五徳30と交換することで、再び炎色反応を起こすことができる。これにより、高齢者や目の不自由な人に対して、バーナ20の燃焼の有無を容易に確認できる状態を継続して提供することができる。
また、一般に、五徳は、複数種類のガスコンロで共通化を図り易いので、大幅なコストアップをすること無く、多くの種類のガスコンロに本実施形態の五徳30を適用することができる。
次に、本発明の一実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態において、炎色反応部44は、より好ましくは、複数の爪31の各々における載置部43(全ての載置部43)に設けられるが、全ての載置部43に設けられていなくても良い。
また、炎色反応部44は、複数の爪31のうち少なくともガスコンロ10の手前側に位置する爪31の載置部43に設けられるのが望ましく、複数の爪31のうちガスコンロ10の奥側に位置する爪31の載置部43に設けられていなくても良い。
また、上記実施形態において、炎色反応部44は、炎色剤と接着剤とを混合した塗料が載置部43の先端部43Aに塗布されることにより形成されている。しかしながら、炎色反応部44は、平面視にてU字状の独立した部品により形成され、載置部43の先端部43Aに装着されても良い。
また、上記実施形態において、炎色反応部44を含む載置部43の先端部43Aは、載置部43の基端部43Bよりも幅広とされているが、図4に示されるように、炎色反応部44を含む載置部43の先端部43Aは、載置部43の基端部43Bと同じ幅で形成されていても良い。また、この場合に、炎色反応部44は、例えば、炎色剤を含む塗料の塗布や吹き付けなどの他に、炎色剤を混ぜて成型することで形成されても良い。
また、上記実施形態において、炎色反応部44は、載置部43の先端部43Aにのみ設けられているが、図5に示されるように、炎色反応部44は、載置部43の先端部43Aから基端部43Bに亘って設けられていても良い。また、特に図示しないが、炎色反応部44は、載置部43の基端部43Bや載置部43の長さ方向の中央部など、載置部43のうち炎が触れる箇所であればどの箇所に設けられても良い。
また、上記実施形態では、五徳30がバーナヘッド21の周方向の正規の位置に位置決めされた状態において、爪31は、バーナヘッド21の周方向における第一炎孔形成部23と対応する位置に配置されるが、図6に示されるように、爪31は、バーナヘッド21の周方向における第二炎孔形成部25と対応する位置に配置されていても良い。
このように、爪31が、バーナヘッド21の周方向における第二炎孔形成部25(第一炎孔22よりも開口面積の大きい第二炎孔24が形成された部分)と対応する位置に配置されていると、この爪31(載置部43)に設けられた炎色反応部44に、より大きな炎が触れるので、炎色反応が生じる領域が増加し、炎の視認性をより一層向上させることができる。
なお、図6に示される変形例において、第一炎孔形成部23は、複数の第一炎孔22を有するが、第一炎孔形成部23における第一炎孔22の数は、一つでも良い。同様に、第二炎孔形成部25は、複数の第二炎孔24を有するが、第二炎孔形成部25における第二炎孔24の数は、一つでも良い。
また、上記実施形態において、バーナヘッド21の周壁部には、第一炎孔22が形成された第一炎孔形成部23と、第一炎孔22よりも開口面積の大きい第二炎孔24が形成された第二炎孔形成部25とが設けられているが、図7に示されるように、バーナヘッド21の周壁部には、同じ大きさの複数の炎孔28がバーナヘッド21の周方向に配列して形成されていても良い。そして、五徳30がバーナヘッド21の周方向の正規の位置に位置決めされた状態において、爪31は、バーナヘッド21の周方向における炎孔28(いずれか一つの炎孔28)と対応する位置に配置されていても良い。
このように、爪31が、バーナヘッド21の周方向における炎孔28と対応する位置に配置されていると、この爪31(載置部43)に設けられた炎色反応部44に炎がより近い位置で触れるので、炎色反応が生じる領域が増加し、炎の視認性をより一層向上させることができる。
なお、上記複数の変形例のうち組み合わせ可能な変形例は、適宜組み合わされて実施可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10…ガスコンロ、11…天板、20…バーナ、21…バーナヘッド、22…第一炎孔、23…第一炎孔形成部、24…第二炎孔、25…第二炎孔形成部、26…炎、28…炎孔、30…五徳、31…爪、32…連結部、41…基部、42…立ち上がり部、43…載置部、43A…先端部、43B…基端部、44…炎色反応部、50…調理器具

Claims (9)

  1. ガスコンロのバーナに設けられたバーナヘッドの周囲に放射状に配列されると共に、調理器具が載置される載置部をそれぞれ有する複数の爪と、
    前記複数の爪のうち少なくともいずれかの爪の前記載置部に設けられ、前記バーナヘッドの周囲に形成される炎と炎色反応を起こす炎色剤を含む炎色反応部と、
    を備える五徳。
  2. 前記炎色反応部は、前記複数の爪のうち少なくとも前記ガスコンロの手前側に位置する爪の前記載置部に設けられている、
    請求項1に記載の五徳。
  3. 前記炎色反応部は、前記複数の爪の各々における前記載置部に設けられている、
    請求項1又は請求項2に記載の五徳。
  4. 前記載置部は、前記バーナヘッドの径方向外側から前記バーナヘッドに向けて延び、
    前記炎色反応部は、前記載置部の先端部に設けられ、
    前記炎色反応部を含む前記載置部の先端部は、前記載置部の基端部に比して幅広である、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の五徳。
  5. 前記炎色反応部は、前記爪と別部材である、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の五徳。
  6. 前記炎色反応部は、前記炎色剤と接着剤とを混合した塗料により形成されている、
    請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の五徳。
  7. バーナと、
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の五徳と、
    を備えるガスコンロ。
  8. 前記バーナヘッドの周壁部には、第一炎孔が形成された第一炎孔形成部と、前記第一炎孔よりも開口面積の大きい第二炎孔が形成された第二炎孔形成部とが設けられ、
    前記爪は、前記バーナヘッドの周方向における前記第二炎孔形成部と対応する位置に配置されている、
    請求項7に記載のガスコンロ。
  9. 前記バーナヘッドの周壁部には、前記バーナヘッドの周方向に配列された複数の炎孔が形成され、
    前記爪は、前記バーナヘッドの周方向における前記炎孔と対応する位置に配置されている、
    請求項7に記載のガスコンロ。
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