JP2017067129A - ねじ軸、ナット、ボールねじ装置 - Google Patents

ねじ軸、ナット、ボールねじ装置 Download PDF

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圭祐 武藤
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豊 永井
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Masahiro Nobutomo
雅弘 信朝
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【課題】軽量化したねじ軸、ナット、及び、ボールねじ装置を提供する。【解決手段】外周面にねじ溝2dが形成され、ねじ溝2d上に配置された複数の転動体7を介してナット3が外嵌することでボールねじ装置1を構成するねじ軸2であって、ねじ溝2dが形成された表層部6が、ねじ溝2dに沿って螺旋状に繊維Fが巻き付けられた繊維強化プラスチックからなるものとする。また、表層部6は、径方向において、ねじ溝2dの深さよりも厚いものとする。【選択図】 図2

Description

本発明は、工作機械、建設機械などに用いられ、回転運動を直線運動に変換するボールねじ装置に用いられるねじ軸及びナット、並びに、ボールねじ装置に関する。
工作機械や建設機械などに用いられるボールねじ装置においては軽量化の要請がある。そのため、ボールねじ装置のナットを高分子材料により形成したものがある(特許文献1)。
また、運動案内装置において、軌道を構成する軌道部材と、その軌道部材中を移動する移動部材とを繊維強化プラスチック(FRP)により形成したものがある(特許文献2)。
特開平8−121561号公報 特許第4813373号公報
近年、省エネルギーなどの観点から、ボールねじ装置の更なる軽量化が望まれている。
このような点に鑑みて、本発明は、軽量化したねじ軸、ナット、及び、ボールねじ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明では、
外周面にねじ溝が形成され、前記ねじ溝上に配置された複数の転動体を介してナットが外嵌することでボールねじ装置を構成するねじ軸であって、
前記ねじ溝が形成された表層部が、前記ねじ溝に沿って螺旋状に繊維が巻き付けられた繊維強化プラスチックからなることを特徴とするねじ軸を提供する。
好ましくは、前記表層部は、径方向において、前記ねじ溝の深さよりも厚い。
また、好ましくは、前記表層部は、径方向内側に形成された筒状の深部と一体的に形成されている。
また、好ましくは、前記深部は、繊維をヘリカル巻きした繊維強化プラスチックからなる。
また、好ましくは、前記繊維強化プラスチックが炭素繊維強化プラスチックである。
また、上記課題を解決するために本発明では、上記ねじ軸を有することを特徴とするボールねじ装置を提供する。
また、上記課題を解決するために本発明では、
筒状部を有し、前記筒状部の内側にねじ溝が形成され、前記ねじ溝上に配置された複数の転動体を介してねじ軸に外嵌することでボールねじ装置を構成するナットであって、
前記ねじ溝が形成された内径部が、前記ねじ溝に沿って螺旋状に繊維が巻き付けられた繊維強化プラスチックからなることを特徴とするナットを提供する。
好ましくは、前記内径部は、径方向において、前記ねじ溝の深さよりも厚い。
また、好ましくは、前記内径部は、径方向外側に形成された筒状の外径部と一体的に形成されている。
また、好ましくは、前記外径部は、繊維をヘリカル巻きした繊維強化プラスチックからなる。
また、好ましくは、前記繊維強化プラスチックが炭素繊維強化プラスチックである。
また、上記課題を解決するために本発明では、上記ナットを有することを特徴とするボールねじ装置を提供する。
また、上記課題を解決するために本発明では、
第1のねじ溝が形成された表層部が、前記第1のねじ溝に沿って螺旋状に繊維が巻き付けられた繊維強化プラスチックからなるねじ軸と、
前記ねじ軸が貫通した筒状部を有し、前記筒状部の内径部に前記第1のねじ溝に対応する第2のねじ溝が形成されており、前記内径部が前記第2のねじ溝に沿って螺旋状に繊維が巻き付けられた繊維強化プラスチックからなるナットと、を有することを特徴とするボールねじ装置を提供する。
好ましくは、前記表層部は、径方向において、前記第1のねじ溝の深さよりも厚い。
また、好ましくは、前記表層部は、径方向内側に形成された筒状の深部と一体的に形成されている。
また、好ましくは、前記深部は、繊維をヘリカル巻きした繊維強化プラスチックからなる。
また、好ましくは、前記繊維強化プラスチックが炭素繊維強化プラスチックである。
また、好ましくは、前記内径部は、径方向において、前記第2のねじ溝の深さよりも厚い。
また、好ましくは、前記内径部は、径方向外側に形成された筒状の外径部と一体的に形成されている。
また、好ましくは、前記外径部は、繊維をヘリカル巻きした繊維強化プラスチックからなる。
また、好ましくは、前記繊維強化プラスチックが炭素繊維強化プラスチックである。
本発明によれば、軽量化したねじ軸、ナット、及び、ボールねじ装置を提供することができる。
本願の実施形態に係るボールねじ装置を示す平面図である。 本願の実施形態に係るボールねじ装置のねじ軸を示す一部切り欠き平面図である。 本願の実施形態に係るボールねじ装置の図2に示すA−A断面図である。 本願のボールねじ装置のナットを示す一部切り欠き平面図である。
以下、本願の実施形態に係るボールねじ装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本願の実施形態に係るボールねじ装置1を示す平面図である。図1に示すとおり、ボールねじ装置1は、棒状のねじ軸2と、ねじ軸2に外嵌したナット3とを有している。
ねじ軸2は、外周面に螺旋状の第1のねじ溝2dが形成されたねじ溝部2aと、ねじ溝部2aの一方の端部に連続して形成された駆動側端部2bと、ねじ溝部2aの他方の端部に連続して形成された反駆動側端部2cとを有している。駆動側端部2bは、ねじ軸2を回転させるトルクを電動モータなどの不図示の駆動機構から受ける。
ナット3は、内側をねじ軸2が通る筒状部3aと、筒状部3aの一方の端部に一体的に形成されたフランジ3bとを有する。筒状部3aの内周面には、ねじ溝部2aに形成された第1のねじ溝2dに対応する第2のねじ溝3cが形成されている(図4参照)。
筒状部3aとねじ溝部2aの間には、複数の転動体(ボール7)が介在している(図2参照)。ボール7は、第1のねじ溝2dと第2のねじ溝3cが形成する転動路内に並んで収容されている。
ナット3の筒状部3aには、径方向に貫通した長円状の貫通孔に、上記転動体を循環させるコマ4a、4bが挿入されている。コマ4a、4bは、樹脂から形成されており、筒状部3aの内側に形成された第2のねじ溝3cの離れた2箇所をつなぐ通路を形成し、転動路と共にボール7が循環する無限循環路を構成する。
以上の構成により、ボールねじ装置1は、ねじ軸2とナット3とが相対回転することで、ねじ軸2とナット3が軸方向に相対移動する。
図2は本願の実施形態に係るボールねじ装置1のねじ軸2を示す一部切り欠き平面図である。図2に向かって右上側は軸線方向に切断した断面を示している。図3は本願の実施形態に係るボールねじ装置1の図2に示すA−A断面図である。
ねじ軸2のねじ溝部2aは、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)によって、中空に形成されている。ねじ軸2は、ボールねじ装置1の大部分を占めるため、金属材料から炭素繊維強化プラスチックへ変更することで、ボールねじ装置1は、強度を保ちながら、大幅な軽量化を実現することができる。また、ねじ溝部2aを中空の円筒状とすることで更なる軽量化を図ることができる。ねじ軸2の材料は、炭素繊維強化プラスチックが好ましいが、その他の繊維強化プラスチック(FRP)を用いることもできる。
ねじ軸2は、図2及び図3に示すように、径方向内側に円筒状に形成された深部5と、深部5の径方向外周を覆う円筒状の表層部6とから形成されている。深部5と表層部6は一体的に形成されている。
深部5は、炭素繊維がヘリカル巻きによって巻き付けられたCFRPによって形成されている。ヘリカル巻きとすることで、深部5に必要な強度を出しやすくなる。
図2において、破線Fは表層部6における炭素繊維の巻き付け方向を示している。表層部6は、炭素繊維が第1のねじ溝2dに沿って螺旋状に巻き付けて形成されている。つまり、炭素繊維が第1のねじ溝2dとほぼ等しいリード角で巻き付けられており、第1のねじ溝2dと交錯していない。
表層部6は、径方向において、第1のねじ溝2dの深さよりも厚い。言い換えれば、表層部6は、内周面が第1のねじ溝2dの最も深い部分(最も径方向内側の部分)よりも径方向内側に位置している。したがって、第1のねじ溝2dは全体が表層部6に形成されており、深部5までは達していない。第1のねじ溝2dの内側表面は全て第1のねじ溝2dに平行に巻かれた炭素繊維によって強化された炭素繊維強化プラスチックによって形成されている。
図4は本願の実施形態に係るボールねじ装置1のナット3を示す一部切り欠き平面図である。中心軸線よりも上側はナット3を中心軸線方向に切断した断面を示している。
図4に示すように、ナット3は、上述のコマ4a、4bを除いて、径方向外側の部分を形成する筒状の外径部8と、筒状をして、外径部8の径方向内側に一体的に形成された内径部9とから構成されている。外径部8と内径部9は、いずれも炭素繊維強化プラスチックから形成されている。これにより、ナット3は、強度を保ちながら大幅に軽量化することができ、ボールねじ装置1をより軽量化することができる。なお、コマ4a、4bも炭素繊維強化プラスチックなどの繊維強化プラスチックから形成しても良い。
外径部8は、炭素繊維がヘリカル巻きによって巻き付けられ、形成されている。炭素繊維をヘリカル巻きとすることで、外径部8に必要な強度を出しやすくなる。
内径部9は、図4において破線Fで示すように、炭素繊維が第2のねじ溝3cに沿って螺旋状に巻き付けて形成されている。つまり、炭素繊維が第2のねじ溝3cとほぼ等しいリード角で巻き付けられており、第2のねじ溝3cと交錯していない。
内径部9は、径方向において、第2のねじ溝3cの深さよりも厚い。言い換えれば、内径部9は、外周面が第2のねじ溝3cの最も深い部分(最も径方向外側の部分)よりも径方向外側に位置している。したがって、第2のねじ溝3cは全体が内径部9に形成されており、外径部8までは達していない。第2のねじ溝3cの内側表面は全て第2のねじ溝3cに平行に巻かれた炭素繊維によって強化された炭素繊維強化プラスチックによって形成されている。
ねじ軸2とナット3の成形はフィラメントワインディングにより行うことができる。仕上げに塑性加工を行っても良い。ねじ溝部2aは、外周面に螺旋状の溝を形成した芯部材に、炭素繊維を巻きつけることで形成しても良いし、研削によって形成しても良い。
ねじ軸2とナット3との間に介在する複数のボール7は、セラミックにより形成することが好ましい。これにより、ボールねじ装置1は、強度を保ちながら、更に軽量化することができる。
以上に説明した本実施形態によれば、従来のボールねじ装置に比して大幅に軽量化したボールねじ装置を実現することができる。本実施形態は、特に、高い精度が要求されない大型のボールねじ装置、例えば、パワーショベル用ボールねじ装置に好適に用いることができる。
本実施形態は、フィラメント束(繊維)を巻き付ける方向が機械的強度および密着性と密接に関係している点に着目し、ねじ軸2に必要な機械的特性(引張り強度、曲げ強度、疲労強度)を満足しやすいものとしている。具体的には、接着用の樹脂を含浸させたフィラメント束を第1、第2のねじ溝2d、3cと平行するように螺旋状に巻き付けることにより、第1、第2のねじ溝2d、3cを形成する際の研削や、ボールねじ装置1が作動した際に繰り返しボール7が第1、第2のねじ溝2d、3c上を通過しても強化繊維が切断されにくいものとしている。これにより、高い強度と耐久性を備えながら軽量化されたボールねじ装置1を実現することができる。
以上、本願発明の説明のために具体的な実施形態を示したが、本願発明はこれに限られるものではなく、種々の変更、改良が可能である。
例えば、ねじ軸2は、一部のみをFRP製とすることができる。駆動側端部2bと反駆動側端部2cとを金属製とし、FRP製のねじ溝部2aの端部に固定した構成としても良い。また、ナット3も、筒状部3aをFRP製とし、フランジ3bを金属製とするなど、一部のみをFRP製とすることができる。
炭素繊維強化プラスチック以外の繊維強化プラスチックとしては、例えば、ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)、ガラス長繊維強化プラスチック(GMT)、ボロン繊維強化プラスチック(BFRP)、アラミド繊維強化プラスチック(AFRP、KFRP)、ダイニーマ(ポリエチレン)繊維強化プラスチック(DFRP)、パラ系アラミド繊維強化プラスチック、ポリアレリート繊維強化プラスチック、及び、ポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール繊維強化プラスチックを用いることができる。強化繊維の物性としては、引張り強度が2GPa以上で、かつ引張弾性率が50GPa以上のものが望ましい。
また、転動体としてのボール7は、セラミック製に限らず、金属製とすることもできる。
また、ボールねじ装置1の循環方式は、上述のように樹脂からなるコマ4a、4bを用いたコマ式が軽量化のためには好ましいが、その他の循環方式を採用することもできる。例えば、エンドデフレクタ式、チューブ式、エンドキャップ式などの循環方式を採用することもできる。
また、ねじ軸2の端部の構成は、上記実施形態に示したものに限られず、用途などに応じて変更することができる。
また、ねじ軸2の表層部6は、第1のねじ溝2dの深さと同じ厚さとするか、ねじ溝の深さよりも薄いものとすることもできる。ただし、この場合であっても、ボール7と接触する面は表層部6(第1のねじ溝2dに沿って繊維を巻き付けた部分)とすることが好ましい。
また、ねじ軸2の深部5は、中空の筒状とすることで軽量化を図ることができるが、中実の円柱状のものとすることもできる。
また、ねじ軸2の深部5は、繊維強化プラスチックによって形成することで軽量化を図ることができるが、金属など、繊維強化プラスチック以外の材料によって形成することもできる。
また、ナット3の内径部9は、径方向において、第2のねじ溝3cの深さと同じ厚さとするか、ねじ溝の深さよりも薄いものとすることもできる。ただし、この場合であっても、ボール7と接触する面は内径部9(第2のねじ溝3cに沿って繊維を巻き付けた部分)とすることが好ましい。
また、ナット3の外径部8は、繊維強化プラスチックによって形成することで軽量化を図ることができるが、金属など、繊維強化プラスチック以外の材料によって形成することもできる。
1 ボールねじ装置
2 ねじ軸
2a ねじ溝部
2b 駆動側端部
2c 反駆動側端部
2d 第1のねじ溝
3 ナット
3a 筒状部
3b フランジ
3c 第2のねじ溝
4a、4b コマ
5 深部
6 表層部
7 ボール
8 外径部
9 内径部

Claims (21)

  1. 外周面にねじ溝が形成され、前記ねじ溝上に配置された複数の転動体を介してナットが外嵌することでボールねじ装置を構成するねじ軸であって、
    前記ねじ溝が形成された表層部が、前記ねじ溝に沿って螺旋状に繊維が巻き付けられた繊維強化プラスチックからなることを特徴とするねじ軸。
  2. 前記表層部は、径方向において、前記ねじ溝の深さよりも厚いことを特徴とする請求項1に記載のねじ軸。
  3. 前記表層部は、径方向内側に形成された筒状の深部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のねじ軸。
  4. 前記深部は、繊維をヘリカル巻きした繊維強化プラスチックからなることを特徴とする請求項3に記載のねじ軸。
  5. 前記繊維強化プラスチックが炭素繊維強化プラスチックであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のねじ軸。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載のねじ軸を有することを特徴とするボールねじ装置。
  7. 筒状部を有し、前記筒状部の内側にねじ溝が形成され、前記ねじ溝上に配置された複数の転動体を介してねじ軸に外嵌することでボールねじ装置を構成するナットであって、
    前記ねじ溝が形成された内径部が、前記ねじ溝に沿って螺旋状に繊維が巻き付けられた繊維強化プラスチックからなることを特徴とするナット。
  8. 前記内径部は、径方向において、前記ねじ溝の深さよりも厚いことを特徴とする請求項7に記載のナット。
  9. 前記内径部は、径方向外側に形成された筒状の外径部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項7又は8に記載のナット。
  10. 前記外径部は、繊維をヘリカル巻きした繊維強化プラスチックからなることを特徴とする請求項9に記載のナット。
  11. 前記繊維強化プラスチックが炭素繊維強化プラスチックであることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか一項に記載のナット。
  12. 請求項7乃至11のいずれか一項に記載のナットを有することを特徴とするボールねじ装置。
  13. 第1のねじ溝が形成された表層部が、前記第1のねじ溝に沿って螺旋状に繊維が巻き付けられた繊維強化プラスチックからなるねじ軸と、
    前記ねじ軸が貫通した筒状部を有し、前記筒状部の内径部に前記第1のねじ溝に対応する第2のねじ溝が形成されており、前記内径部が前記第2のねじ溝に沿って螺旋状に繊維が巻き付けられた繊維強化プラスチックからなるナットと、を有することを特徴とするボールねじ装置。
  14. 前記表層部は、径方向において、前記第1のねじ溝の深さよりも厚いことを特徴とする請求項13に記載のボールねじ装置。
  15. 前記表層部は、径方向内側に形成された筒状の深部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項13又は14に記載のボールねじ装置。
  16. 前記深部は、繊維をヘリカル巻きした繊維強化プラスチックからなることを特徴とする請求項15に記載のボールねじ装置。
  17. 前記繊維強化プラスチックが炭素繊維強化プラスチックであることを特徴とする請求項13ないし16のいずれか一項に記載のボールねじ装置。
  18. 前記内径部は、径方向において、前記第2のねじ溝の深さよりも厚いことを特徴とする請求項13ないし17のいずれか一項に記載のボールねじ装置。
  19. 前記内径部は、径方向外側に形成された筒状の外径部と一体的に形成されていることを特徴とする請求項13ないし18のいずれか一項に記載のボールねじ装置。
  20. 前記外径部は、繊維をヘリカル巻きした繊維強化プラスチックからなることを特徴とする請求項19に記載のボールねじ装置。
  21. 前記繊維強化プラスチックが炭素繊維強化プラスチックであることを特徴とする請求項13ないし20のいずれか一項に記載のボールねじ装置。
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