JP2017065817A - エレベータのドア安全装置の調整方法及び障害物センサの動作範囲調整治具 - Google Patents
エレベータのドア安全装置の調整方法及び障害物センサの動作範囲調整治具 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 前記調整時に、前記動作範囲が通過可能な穴21を有する調整治具20を使用する。この調整治具20の一辺Wをドア3に当て、他辺Lを縦枠2に当てる。そうすると、調整治具20の穴21内に前記障害物センサの動作範囲があれば、前記調整治具20は検出されず、また前記動作範囲が穴21を外れると調整治具20が検出されるため、動作範囲が適正範囲にあるか否かが容易に判断できる。これにより、動作範囲の調整を容易に行なうことができる。
【選択図】 図1
Description
また、ブザー音は色々変更可能であるし、音声合成の代わりに専用のブザー等を使用することもできる。
本発明は、上記の課題を解決することを目的とするものである。
更に本発明は、前記調整治具は、一辺と、この一辺と直交方向の他辺とを有するL字形を成していることを特徴とするものである。
この穴21は一辺Wから所定距離a、一辺Wと直交方向の他辺Lから所定距離bだけあけて設けられており、辺Lと平行方向の長さはc、辺Wと平行方向の長さはdとなっている。また穴21と、他の辺W1,L1との間の部分は、図1に示すように、作業者14の手15で持つ箇所であるから任意の大きさとなっている。尚、図5,図6と同一符号は同一のものを示している。
尚、保守点検時などにおける調整の場合、動作範囲13は既に据付時などに設定されているので、電子ブザー音が鳴らない場合は正常とみなして再調整をしないこともあり得る。
これらはあくまでも一例であって、状況に応じて適宜寸法を変更すればよい。また、必ずしもa=bである必要はない。
この実施の形態は、辺Lに直交する辺Laを追加したものである。この実施の形態であれば、辺Laを縦枠2に当てることにより、調整治具20の穴21のある面を水平に保つことが容易になり、より正確に調整作業を行なうことができる。尚、この辺Laは下方ではなく上方に向いていてもよい。
更に、辺Lの代わりに辺Wに直交する辺を追加してもよいし、辺L,Wの両方に直交する辺を追加してもよい。
一般に障害物センサ5は、その動作範囲13がドア3と縦枠2の隙間ぎりぎりのところに来るように設置されている。従って動作範囲13の調整は、障害物センサ5がドア3と縦枠2を検出しないように調整しておけば実用上問題はない。
そこで、ドア3と縦枠2からの距離のみを調整できるようにしたものが、図4に示す実施の形態である。
本実施の形態も、図1,2の実施の形態と同様に、辺W0,L0をドア3,縦枠2に当てて使用し、動作範囲13が空間23に位置して、障害物センサ5が調整治具22を検出しないように調整する。これにより、調整治具を図2の場合よりも、よりシンプルな形状にすることができる。更に、図3の実施の形態と同じく、辺W0とL0の一方又は両方に、直交する辺を追加してもよい。
また、前記の実施の形態では、ドア安全装置の確認モードの設定及び解除や電子ブザーを使用しているが、本発明はこれらに限定されることはない。本発明は、動作範囲13の確認を対象としているため、従来のように、障害物センサ5が調整治具20,22を検出すれば、ドア3の開動作を停止したり、LED等を点灯させるものであっても適用することができる。
更に本発明は、エレベータの据付時(新設工事)における調整や、経年変化やかご床マットを交換したとき、定期検査やメンテナンス時など、動作範囲の調整が必要な場合にはいつでも容易に実施可能である。
2 縦枠
3 ドア
4 トランサム
5 障害物センサ
13 動作範囲
14 作業者
15 作業者の手
20,22 調整治具
21 穴(非検出部)
23 空間(非検出部)
Claims (5)
- エレベータドアと前記ドアの収容部との隙間付近、又は前記ドアと前記ドアよりも低速のドアとの隙間付近に、障害物センサの動作範囲を有し、
前記ドアの開動作時、前記動作範囲に障害物の存在を検出すると、前記ドアの開動作の停止や反転制御を行うようにしたエレベータのドア安全装置であって、前記障害物センサの動作範囲を調整する方法において、
一辺から所定距離離れるとともに、前記一辺と直交方向の他辺から所定距離離れた位置であって、前記障害物センサによって検出されない非検出部を有する調整治具の前記一辺を前記ドアに当てるとともに、前記他辺を前記収容部又は前記低速のドアに当てることにより、前記障害物センサが前記調整治具を検出しないことを確認することを特徴とするエレベータのドア安全装置の調整方法。 - 前記ドアの収容部は、かごの縦枠又は乗場の三方枠であることを特徴とする請求項1に記載のエレベータのドア安全装置の調整方法。
- エレベータドアと前記ドアの収容部との隙間付近、又は前記ドアと前記ドアよりも低速のドアとの隙間付近に、障害物センサの動作範囲を有し、
前記ドアの開動作時、前記動作範囲に障害物の存在を検出すると、前記ドアの開動作の停止や反転制御を行うようにしたエレベータのドア安全装置であって、前記障害物センサの動作範囲を調整するときに使用する調整治具において、
前記調整治具は、一辺から所定距離離れるとともに、前記一辺と直交方向の他辺から所定距離離れた位置であって、前記障害物センサによって検出されない非検出部を有しており、前記一辺を前記ドアに当てるとともに、前記他辺を前記収容部又は前記低速のドアに当てることにより、前記障害物センサが前記調整治具を検出しないことを確認する構成であることを特徴とする障害物センサの動作範囲調整治具。 - 前記非検出部は、前記一辺と平行方向が前記他辺と平行方向よりも長くなっている穴形状となっていることを特徴とする請求項3に記載の障害物センサの動作範囲調整治具。
- 前記調整治具は、一辺と、この一辺と直交方向の他辺とを有するL字形をなしていることを特徴とする請求項3に記載の障害物センサの動作範囲調整治具。
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JP2009298491A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Fujitec Co Ltd | エレベータのドア安全装置 |
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- 2015-09-28 JP JP2015189703A patent/JP6540429B2/ja active Active
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