JP2017065199A - 画像形成装置、プログラム、及び画像形成方法 - Google Patents

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琢史 川口
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Abstract

【課題】ヘッドの移動速度や用紙の搬送速度を変更すること無く、生産性を向上させる。【解決手段】用紙にインク滴をノズルから吐出することで印字する吐出手段と、吐出手段を主走査方向に移動させる移動手段と、用紙を副走査方向に搬送する搬送手段と、用紙の副走査方向の移動時間が吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で吐出手段が主走査方向に等速移動中のみ印字する通常印字を行い、用紙の副走査方向の搬送時間が吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で吐出手段が主走査方向に加減速中及び等速移動中に印字する加減速中印字を行う制御手段と、を備える。【選択図】図11

Description

本発明は、画像形成装置、プログラム、及び画像形成方法に関する。
シリアルインクジェットプリンタは、以下の2つもしくは3つの動作を繰り返して1ページの印字を行う。
(1)ヘッドを移動しながら、ノズルから用紙にインクを吐出して印字を行う。
(2)用紙を次の印字位置まで搬送する。
(3)待ち時間:(1)の開始を、(2)の搬送完了する(もしくは搬送完了予定)まで待つ。但し「用紙搬送」時間が短ければ不要である。
シリアルインクジェットプリンタの1ページ当たりのスループットは、上記「(1)の時間+(2)の時間+((3)の時間)」×1ページ印字のための繰り返し回数で決まる。
スループットを向上させる手段として、(1)や(2)の速度を上げるという方法があるが、モーターや波形生成回路等のコストに影響する。また、制御の速度を上げることにより、インクの着弾位置制御、ヘッド/用紙の停止位置(時間)等、技術的課題も生じる。
上記課題を解決するために、「ヘッド移動」、「用紙搬送」の間に発生する「待ち時間」を利用して、ヘッドのメンテナンス処理を実行する技術が既に知られている。
しかし、今までの「待ち時間」にヘッドのメンテナンス処理を実行する制御は、あくまでも、ヘッドのメンテナンスによる生産性の低下を抑える事が目的であり、生産性の向上には繋がらないという問題があった。
そこで、種々の提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の発明は、インクジェット記録装置、及び該装置の制御方法に関するものであり、具体的には、記録ヘッドが予備吐出を行わず印字可能な時間の上限として設定される予備吐出周期時間と、前回の予備吐出からの経過時間と、予備吐受け部材の位置から記録媒体上の記録領域の範囲に対する往復に必要な時間とを計時し、この計時した時間に基づき、記録ヘッドを予備吐受け部材の位置まで移動させて予備吐出を行うか否かを判定して制御するものである。
すなわち、特許文献1には、生産性向上の目的で、「ヘッド移動」、「用紙搬送」の間に発生する「待ち時間」を利用して、ヘッドのメンテナンス処理実行する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、生産性の向上という問題は解消できていない。
そこで、本発明の目的は、ヘッドの移動速度や用紙の搬送速度を変更すること無く、生産性を向上させることにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、用紙にインク滴をノズルから吐出することで印字する吐出手段と、前記吐出手段を主走査方向に移動させる移動手段と、前記用紙を副走査方向に搬送する搬送手段と、前記用紙の副走査方向の移動時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で前記吐出手段が主走査方向に等速移動中のみ印字する通常印字を行い、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で前記吐出手段が主走査方向に加減速中及び等速移動中に印字する加減速中印字を行う制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ヘッドの移動速度や用紙の搬送速度を変更すること無く、生産性を向上させることができる。
インクジェットプリンタの副走査としての用紙搬送の説明図である。 図1に示したインクジェットプリンタのヘッドの主走査方向の移動についての説明図である。 図1、2に示したインクジェットプリンタのハードウェアブロック図の一例である。 図1、2に示したインクジェットプリンタ100の機能ブロック図の一例である。 インクジェットプリンタの一般的な印字方法の説明図である。 通常印字についての説明図である。 加減速中印字についての説明図である。 通常のヘッド移動開始についての説明図である。 見切りによるヘッド移動開始についての説明図である。 ヘッドの移動開始を、ヘッドが待機している場合の説明図である。 通常印字と加減速中印字とを切り替える処理のフローの一例である。 コントローラ/エンジン間で共有される、ページデータ(メモリ共有)の一例である。 (a)、(b)は、印字モードと、副走査方向の移動距離との関係を示す図である。 高解像度印刷高速処理を行う場合の説明図である。 通常印字と加減速中印字とを切り替える処理を示すフローの一例である。 通常印字と加減速中印字とを切り替える処理のフローの一例である。
<概要>
本発明の実施の形態を説明する。本発明は、シリアルプリンタの一種であるインクジェットの印字方法に際して、以下の特徴を有する。
要するに、副走査方向の「用紙搬送」から主走査方向の「ヘッド移動」の間に発生する待ち時間の有無に応じて、「ヘッド移動」時の印字方法を最適な方法に切り替えることを特徴とする。
「ヘッド移動」時の印字方法
・通常印字:ヘッドが等速で移動中に印字(インクの吐出)を行う。ヘッドの加速、減速中は、挙動が乱れ、画質が低下する可能性があるため印字を行わない。
・加減速中印字:インクの吐出タイミングを、加速移動中、減速移動中、及び等速移動中も速度変動を考慮しながら印字する加減速中印字を行う。
<実施形態>
本実施形態を、画像形成装置としてのインクジェットプリンタについて以下の図面を用いて詳細に解説する。
[構成]
図1は、インクジェットプリンタの副走査としての用紙搬送の説明図である。図2は、図1に示したインクジェットプリンタのヘッドの主走査方向の移動についての説明図である。
ここで、廉価なプリンタでは、図1に示すようなベルト搬送方式ではなく、複数のコロによる搬送方式もあるが、本願では、どちらの構成でも成立する。
図1に示すインクジェットプリンタ100は、用紙Pを給紙するための給紙装置を有し、給紙装置からの用紙の有無を検知する用紙検知センサ15を有する。用紙検知センサ15は例えばマイクロスイッチ等のスイッチが用いられる。用紙検知センサ15を通過した用紙Pは、回転可能なクラッチ付給紙コロ16により搬送ローラ3と反転ローラ2との間に挿入され、搬送ベルト13で副走査方向に搬送される。搬送ベルト13は搬送ローラ3とテンションローラ11との間に架け渡されており、スプリングにより外側にテンションが付与されている。
搬送ローラ3とテンションローラ11との間にはベルトガイド12が配置され搬送ベルト13を平行に支持する。用紙Pは先端コロ4及び第2先端コロ6により搬送ベルト13上に搬送される。反転ローラ2と搬送ローラ3との間には用紙Pの後端を検知する後端検知センサ1が配置されている。後端検知センサ1は、例えばマイクロスイッチが用いられるが、本発明はこれに限定されず、光インタラプトを用いてもよい。用紙の通貨は第2レジストセンサ5により検知される。第2レジストセンサ5は例えば、フォトインタラプタ等の光学センサが用いられる。ベルトガイド12及び搬送ベルト13の上にはヘッド7が用紙Pの搬送方向である副走査方向と直交する方向、すなわち主走査方向に移動可能なキャリッジ17に取り付けられている。ヘッド7により印字された用紙Pは搬送ベルト13により図示しないモーター及び拍車8,9により排紙コロ10で排紙されるようになっている。帯電ローラ14は、搬送ベルト13に用紙が静電気により貼りついた状態で搬送されるためのローラである。
図2に示すインクジェットプリンタ100のキャリッジ17は、ヘッド7として例えば4個のヘッド7Y,7M,7C,7Kを有する。ヘッド7Yはイエローのインク滴を吐出するノズルを有し、ヘッド7Mはマゼンタのインク滴を吐出するノズルを有し、ヘッド7Cはシアンのインク滴を吐出するノズルを有し、ヘッド7Kはブラックのインク滴を吐出するノズルを有する。キャリッジ17はガイドロッド20に沿って搬送ベルト13上を主走査方向に往復移動することができるようになっており、キャリッジ17の位置は、エンコーダセンサ18及びエンコーダシート19により検出可能である。キャリッジ17には用紙Pを検出するための第1レジストセンサ22が設けられている。
インクジェットプリンタ100は、用紙搬送により、ヘッド7の下に用紙Pが停止し、その上を、ヘッド7がインクを吐出しながら移動することにより、1スキャン分の印字を行う装置である。
図3は、図1、2に示したインクジェットプリンタのハードウェアブロック図の一例である。
インクジェットプリンタ100は、CPU31、HDD32、ROM33、RAM34、I/O35、操作表示部36、ヘッド駆動回路37、ヘッド38、ヘッド移動用モーター39、ヘッドセンサ40、用紙給紙用モーター41、用紙検知センサ42、用紙搬送用モーター43、及びセンサ群44を有する。
ヘッド38はヘッド7、ヘッド7Y、ヘッド7M、ヘッド7C、及びヘッド7Kの総称である。
センサ群44は、後端検知センサ1、第2レジストセンサ5、及び第1レジストセンサ22の総称である。図中45はバスラインである。
CPU(Central Processing Unit)31は、インクジェットプリンタ100を統括制御する素子であり、例えばマイクロプロセッサが挙げられる。HDD(Hard Disk Drive)32は、画像や文字の情報を記憶する記憶素子である。ROM(Read Only Memory)33は、インクジェットプリンタ100の制御プログラムを記憶した読み出し専用の記憶素子であり、例えばマスクROMが挙げられる。RAM(Random Access Memory)34は、ROM33から読み出された制御プログラムを一時的に格納する書き換え自在な記憶素子であり、例えば、フラッシュメモリが挙げられる。
I/O35は外部の回路と接続するための素子である。操作表示部36は、インクジェットプリンタ100をユーザが操作するための装置であり、例えば、液晶表示素子、各種ボタン、各種キーを有する。ヘッド駆動回路37は、ヘッド7の各ノズルからインク滴を吐出する素子(圧電素子、ヒータ)に電圧を印加して駆動する回路である。ヘッド移動用モーター39は、キャリッジ17(図1、2参照)を移動させるためのモーターであり、例えばステッピングモーターが挙げられる。用紙給紙用モーター41は、クラッチ付給紙コロ16(図1)を回転させることで用紙Pを給紙させるモーターである。用紙搬送用モーター43は搬送ローラ3を回転するためのモーターである。ヘッドセンサ40は、例えば図2に示したエンコーダセンサ18及びエンコーダシート19によって実現される。
図4は、図1、2に示したインクジェットプリンタ100の機能ブロック図の一例である。
インクジェットプリンタ100は、操作表示手段50、記憶手段51、入出力手段52、算出手段53、給紙手段54、搬送手段55、移動手段56、吐出手段57、及び制御手段58を有する。
操作表示手段50は、図3に示した操作表示部36によって実現される。記憶手段51は、図3に示したHDD32、ROM33、及びRAM34によって実現される。入出力手段52は、図3に示したI/O35によって実現される。算出手段53は、搬送手段55による用紙Pの移動量、吐出手段57の主走査方向の速度及び吐出手段57の副走査方向の速度に基づいて、用紙Pの副走査方向の搬送時間が吐出手段57の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きいか否かを算出する。算出手段53は、図3に示したCPU31、HDD32、ROM33、RAM34によって実現される。
給紙手段54は、図3に示した用紙給紙用モーター41、ヘッドセンサ40、及び図1に示したクラッチ付給紙コロ16によって実現される。搬送手段55は、用紙Pを副走査方向に搬送する手段であり、図3に示した用紙搬送用モーター43、センサ群44、及び図1に示した搬送ローラ3、搬送ベルト13、テンションローラ11、及びベルトガイド12によって実現される。移動手段56は、吐出手段57を主走査方向に移動させる手段であり、図3に示したヘッド移動用モーター39及びヘッドセンサ40によって実現される。吐出手段57は、用紙Pにインク滴をノズルから吐出する手段であり、図3に示したヘッド7及びヘッド駆動回路37によって実現される。制御手段58は、図3に示したCPU31、ROM33、及びRAM34によって実現される。
ここで、吐出手段57は、ノズルが一定の個数主走査方向に配列されたノズル列が副走査方向に所定の距離だけずれて複数列配置されていてもよい。
<印字方法>
図5は、インクジェットプリンタの一般的な印字方法の説明図である。
インクジェットプリンタは、用紙Pの副走査方向の搬送と、ヘッド7(7Y,7M,7C,7K)の主走査方向の移動とを繰り返すことにより、用紙Pに1ページ分の印字を行う。
すなわち、各ヘッド7Y,7M,7C,7Kが図に示す右端の位置から左端側に移動しつつ用紙Pに印字し、左端に到達した後副走査方向である矢印方向に移動し、左端から右端側に移動しつつ用紙Pに印字する動作を繰り返すことで1ページ分の印字が行われる。
・印字方法
図6は、通常印字についての説明図である。図7は、加減速中印字についての説明図である。
図6、7において、横軸は、図1に示したインクジェットプリンタの主走査方向の位置を示し、縦軸は、キャリッジ17の移動速度を示す。
図6における通常印字は、記録用紙領域内においてキャリッジ17の主走査方向の速度が一定の範囲内で印字を開始して後終了することが示されている。
図7における加減速中印字は、記録用紙領域内においてキャリッジ17の主走査方向の速度が加速中に印字を開始し、キャリッジ17の速度が減速して停止する前に印字が終了することが示されている。
ヘッド7の移動(キャリッジ17の移動)開始〜停止: 「加減速中印字」の方が、「通常印字」より短時間である。これは、「加減速中印字」の方が、ヘッド7の移動距離が短いためである。
印字(印写とも言う。)開始〜停止: 「通常印字」の方が、「加減速中印字」より短時間である。これは、「通常印字」は最高速(等速)の領域で印字するためである。
・ヘッド移動開始のタイミング
図8は、通常のヘッド移動開始についての説明図である。図9は、見切りによるヘッド7の移動開始についての説明図である。
図8、9において、横軸は、図1に示したインクジェットプリンタの主走査方向の位置と、図2に示したインクジェットプリンタの副走査方向の位置とを示し、縦軸は、キャリッジの速度を示す。
図8を参照して、通常のヘッド移動開始について説明する。
キャリッジ17が副走査方向に一定速度で移動して減速して停止すると、キャリッジ17が副走査方向の停止したことを制御手段53(図3参照)が確認する。キャリッジ17が主走査方向に起動すると、主走査方向に移動しつつ印字区間で用紙Pに印字する。
主走査と副走査とを連動して制御することで印字品質を保証している。
図9を参照して、見切りによるヘッド移動開始について説明する。
制御手段53は副走査の停止時間を予測して、副走査停止まで等速になるよう主走査を起動する。主走査と副走査とのタイミングを制御することで印刷速度を向上させている。
ヘッド移動(主走査)により、印字する場合、以下の2つのタイミングによる方法がある。
紙搬送停止後に、ヘッド移動を開始する(通常のヘッド移動開始)。
用紙搬送が停止する時間を予測し、用紙搬送が停止するタイミングと、ヘッドがインク滴を吐出して印字するタイミングとが一致するように、ヘッド移動を開始する(見切りによるヘッド移動開始)。
「通常のヘッド移動開始」の場合、生産性に関する「ヘッド移動」の時間は、「ヘッド移動開始〜停止」となる。
「見切りによるヘッド移動開始」の場合、生産性に関する「ヘッド移動」の時間は、「印字(印写)開始〜停止」となる。
但し、印字(印写)以外の「ヘッド移動の時間」は、「用紙搬送の時間」に行うため、生産性に影響しない。
・「印字方法」と「ヘッド移動開始のタイミング」との関係性について
これら、「タイミング」と「印字方法」との組み合わせによる、時間の関係は、以下の通りである。
(1)「通常ヘッド移動開始」の場合、「加減速中印字」は「通常印字」より、常に短時間である。
(2)「見切りによるヘッド移動開始」の場合、「通常印字」と「加減速中印字」のどちらが短時間かは条件によって変わる。
その条件とは、以下の通りである。
(a)「ヘッド移動開始」を、ヘッドが待っている場合は、「通常印字」の方が、短時間である。
(b)「ヘッド移動開始」を、ヘッドが待っていない場合は、「加減速中印字」の方が短時間である。
※この条件により、2つの印字方法を切り替える事が、本願の特徴である。
・制御の切り替え条件について
図10は、ヘッドの移動開始を、ヘッドが待機している場合の説明図である。
ヘッド移動(主走査方向)、用紙搬送(副走査方向)にかかる時間を、図10のように縦軸を速度とし、横軸を時間として表記する。
加速区間の時間(T(acc))、t(acc)/減速区間の時間(T(slow)、t(slow))は、通常、モーターの出力特性や部品の摩擦や剛性等、物理特性に依存して計算式で求められないため、決められた「目標速度」に対して実測値から算出している。ここで、目標速度とは、等速区間での速度を言う。
また、等速域時間(t(eq))は、「副走査の移動距離」/「目標速度」にて、求める事が出来る。
但し、T(mov) = t(acc) + t(eq) + t(slow)
尚、「副走査の移動距離」は、1バンド毎に異なる可能性がある(ホワイトスキップ処理等)。
ここで、ホワイトスキップ処理とは、例えば、用紙Pの上部と下部に印刷データがあり、中央付近にはデータが存在しない印刷データの場合、上部の印字が終わったあと、データが存在しない中央付近を、用紙搬送で飛ばす処理をいう。これに対して、ホワイトスキップを行わない場合は、インクは吐出しないが、ヘッドを走査させ、用紙Pを一定間隔で送る動作を繰り返す事になる。
「ヘッド移動開始」を、ヘッドが待っているというのは、「T(mov) > T(slow)+T(acc)」という事になる。
「通常印字」と「加減速中印字」とを切り替える処理について述べる。
<前提>
バンド毎に、制御の切り替えを行うため、「バンドの印字開始」時、制御切り替えのための判断/切り替えを行う。
本制御は、エンジンFWで行っており、「バンドの印字開始」のタイミングは、上位モジュールである「コントローラFW」からのトリガーで実行される。
コントローラの「Nバンド目の印字開始」というトリガーを受け、エンジンFWは、コントローラ/エンジン間で共有された印字情報(図:コントローラ/エンジン間で共有される、ページデータ)を元に、バンドの印字を行う。
<動作1>
図11は、通常印字と加減速中印字とを切り替える処理のフローの一例である。
(I)「バンドの印字開始」時に、次バンドの位置情報(y)を「ページデータ」より取得する(S1〜S2)。
(II) T(slow)/T(acc)、t(slow)/t(acc)は、主走査、副走査の目標速度によって、固定的に決まる(S3)。
目標速度は、印字モードによって決定するため、「印字モード/T(slow)/T(acc)、t(slow)/t(acc)」のテーブルにて内部的に固定値で持っている情報から、それぞれの値を取得する(S4)。
(III)(I)、(II)の情報から、「ヘッドの移動待ち時間」が発生するか否かの判定を行い(S5)、通常印字(S6)か、加減速中印字(S8)か制御を切り替えてバンドの印字が完了する(S7)。
図12は、コントローラ/エンジン間で共有される、ページデータ(メモリ共有)の一例である。
印字モード、ページ幅高さ、カラー/モノクロ、及び用紙Pの種類がページ情報である。バンドの印字開始位置(x,y)、バンドの印字解像度(x,y)、バンドの画像形式、及びバンドの印字データが1バンド目データである。同様にバンドの印字開始位置(x,y)、バンドの印字解像度(x,y)、バンドの画像形式、及びバンドの印字データがNバンド目データである。バンドの印字開始位置(x,y)、バンドの印字解像度(x,y)、バンドの画像形式、及びバンドの印字データがN+1バンド目データである。
図13(a)、(b)は、印字モードと、副走査方向の移動距離との関係を示す図である。
一般的に、インクジェットでは、ノズル密度以上の解像度で印字を行うための、マルチパス/マルチスキャンで印字を行う。
マルチスキャン/マルチパスで行うためには、図13(a)、(b)のように、同じ印字領域に複数回ヘッドを通過させるため、印字モードにより、副走査の移動距離が決まる。
例えば、1/2インターレースであれば、ヘッドの長さの1/2移動距離となり(図13(a))、1/4インターレースであれば、ヘッドの長さの1/4移動距離となる(図13(b))。
副走査の移動距離が、印字モードにより、決まるため、印字モードが決まれば、「ヘッド移動開始」に待ち時間が発生するか否かが確定する。ただし、ホワイトスキップがあった場合は、成立しない。この場合、生産性が落ちるが、画像としての問題はない。
図14は、高解像度印刷高速処理を行う場合の説明図である。
尚、図13では等量送りとなっているが、図14のように、非対象(微小送り、ヘッド幅送りの繰り返し)の場合もあり、この場合は、往路、復路で、「加減速中印字」と「通常印字」とが切り替わる事になる。つまり、「加減速中印字」はヘッドの加速中及び減速中だけでなく等速移動中も印字することを意味する。図14中の○は微小送りの移動量を示しており、多くの場合は「微小送り」=「最小副走査移動量」である。
<動作2>
図15は、通常印字と加減速中印字とを切り替える処理を示すフローの一例である。
(i)「バンドの印字開始」時に、印字モードを「ページデータ」より取得する(S1)。
※次バンドの位置情報(y)は、印字モードによって、固定的に決まる。
その他、減速時間T(slow)/T(acc)、及び加速時間t(slow)/t(acc)」も、印字モードで固定的に決まるためである。
「印字モード/印字制御(通常印字もしくは加減速中印字)」の組み合わせテーブルを内部でテーブルとして持つ。
(ii)通常印字の印字モードか否かの印字モード情報により(S11)、通常印字(S12)か、加減速中印字(S14)かの印字制御の切り替えを行い、バンドの印字が完了する(S13)。
<動作3>
図16は、通常印字と加減速中印字とを切り替える処理のフローの一例である。
動作1では、次のバンド開始位置までの「副走査移動距離」から、時間算出を行い、制御の切り替えを行う。しかし、バンド毎にデータを処理するインクジェットプリンタの場合、「バンドの開始」時に、まだ、次のバンド開始位置が情報として分からないケースが存在する。
生産性向上のため、「ページデータ」の1バンド目のデータ生成完了時に、バンドの印字開始のトリガーをかける。そのため、次バンドの情報が揃っている事は保障されない。その場合は、動作2の方式で制御切り替えの判断を行う。すなわち、動作1及び動作2の問題点を、組み合わせにより補完することになる。
バンドの印字が開始されると(S20)、次のバンドの印字開始位置(y)を取得したか否かを判断し(S21)、次のバンドの印字開始位置(y)を取得した場合(S21/YES)、移動時間T(mov)の算出を行い(S22)、T(slow),T(acc)の取得を行う(S23)。
T(mov)>T(slow)+T(acc)か否かを判断し(S24)、T(mov)>T(slow)+T(acc)である場合(S24/YES)、通常印字を行い(S25)、バンドの印字が完了する(S27)。T(mov)>T(slow)+T(acc)でない場合(S24/NO)、加減速中印字を行い(S26)、バンドの印字が完了する(S27)。
次のバンドの印字開始位置(y)を取得しなかった場合(S21/NO)、待ち時間が発生する印字モードか否か判断し(S28)、待ち時間が発生する印字モードである場合(S28/YES)、通常印字を行い(S29)、バンドの印字が完了する(S30)。待ち時間が発生する印字モードでない場合(S28/NO)、加減速中印字を行い(S31)、バンドの印字が完了する(S30)。
バンドの印字が完了した場合(S27,S30)、バンドの印字開始に戻る(S20)。
<作用効果>
本実施形態によれば、用紙搬送からヘッド移動の間に発生する待ち時間に応じて、ヘッド移動時の印字方法を最適化するので、ヘッド移動及び用紙搬送の向上をすることなく、生産性の向上ができる。すなわち、コストアップや新規技術課題が発生することがない。
用紙搬送に必要な時間は、搬送量、ヘッドの長さ、スキャン数/パス数、もしくは搬送速度で決まる。そのため、印字モードから、ヘッドの待ち時間が発生するか、しないか簡単に判断できる。
シリアルプリンタの場合、上位モジュールから、1スキャン毎のデータを渡されるが、次のスキャン情報が、既に存在することは、保証されていない。次のスキャンデータが無い場合でも、最適な印字方法が選択できる。
<プログラム>
以上で説明した本発明に係る画像形成装置は、コンピュータで処理を実行させるプログラムによって実現されている。よって、一例として、プログラムにより本発明の機能を実現する場合の説明を以下で行う。
例えば、
吐出手段、移動手段、搬送手段及び制御手段を備えた画像形成装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
コンピュータに、
吐出手段が、用紙にインク滴をノズルから吐出することで印字する手順、
移動手段が、吐出手段を主走査方向に移動させる手順、
搬送手段が、用紙を副走査方向に搬送する手順、
制御手段が、用紙の副走査方向の搬送時間が吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で吐出手段の主走査方向に等速移動中のみ印字する通常印字を行い、用紙の副走査方向の搬送時間が吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で吐出手段の主走査方向の加減速中及び等速移動中に印字する加減速中印字を行う手順、
を実行させるためのプログラムが挙げられる。
このようなプログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。
<記憶媒体>
ここで、記憶媒体としては、例えばCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体、フラッシュメモリ、RAM、ROM、FeRAM等の半導体メモリやHDDが挙げられる。
CD-ROMは、Compact Disc Read Only Memoryの略である。フレキシブルディスクは、Flexible Disk:FDを意味する。CD-Rは、CD Recordableの略である。FeRAMは、Ferroelectric RAMの略で、強誘電体メモリを意味する。
尚、上述した実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
1 後端検知センサ
2 反転ローラ
3 搬送ローラ
4 先端コロ
5 第2レジストセンサ
6 第2先端コロ
7、7Y、7M、7C、7K、38 ヘッド
8、9 拍車
10 排紙コロ
11 テンションローラ
12 ベルトガイド
13 搬送ベルト
14 帯電ローラ
15 用紙検知センサ
16 クラッチ付給紙コロ
17 キャリッジ
18 エンコーダセンサ
19 エンコードシート
20 ガイドロッド
22 第1レジストセンサ
31 CPU
32 HDD
33 ROM
34 RAM
35 I/O
36 操作表示部
37 ヘッド駆動回路
39 ヘッド移動用モーター
40 ヘッドセンサ
41 用紙給紙用モーター
42 用紙検知センサ
43 用紙搬送用モーター
44 センサ群
45 バスライン
50 操作表示手段
51 記憶手段
52 入出力手段
53 算出手段
54 給紙手段
55 搬送手段
56 移動手段
57 吐出手段
58 制御手段
100 画像形成装置(インクジェットプリンタ)
P 用紙
特開2005−131873号公報

Claims (10)

  1. 用紙にインク滴をノズルから吐出することで印字する吐出手段と、
    前記吐出手段を主走査方向に移動させる移動手段と、
    前記用紙を副走査方向に搬送する搬送手段と、
    前記用紙の副走査方向の移動時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で前記吐出手段が主走査方向に等速移動中のみ印字する通常印字を行い、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で前記吐出手段が主走査方向に加減速中及び等速移動中に印字する加減速中印字を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 用紙にインク滴をノズルから吐出することで印字する吐出手段と、
    前記吐出手段を主走査方向に移動させる移動手段と、
    前記用紙を副走査方向に搬送する搬送手段と、
    スキャン数もしくはパス数により前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で前記吐出手段が主走査方向に等速移動中のみ印字する通常印字を行い、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で前記吐出手段が主走査方向の加減速中及び等速移動中に印字する加減速中印字を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 用紙を副走査方向に搬送する搬送手段と、
    前記用紙にインク滴をノズルから吐出することで印字する吐出手段と、
    前記吐出手段を主走査方向に移動させる移動手段と、
    前記用紙を副走査方向に搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段による前記用紙の移動量、前記吐出手段の主走査方向の速度及び前記吐出手段の副走査方向の速度に基づいて、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きいか否かを算出する算出手段と、
    前記用紙の副走査方向の移動時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で前記吐出手段が主走査方向に等速移動中のみ印字する通常印字を行い、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で前記吐出手段の加減速中及び等速移動中に印字する加減速中印字を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記吐出手段は、前記ノズルが一定の個数主走査方向に配列されたノズル列が副走査方向に所定の距離だけずれて複数列配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 吐出手段、移動手段、搬送手段及び制御手段を備えた画像形成装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記吐出手段が、用紙にインク滴をノズルから吐出することで印字する手順、
    前記移動手段が、前記吐出手段を主走査方向に移動させる手順、
    前記搬送手段が、前記用紙を副走査方向に搬送する手順、
    前記制御手段が、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で前記吐出手段の主走査方向に等速移動中のみ印字する通常印字を行い、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で前記吐出手段の主走査方向の加減速中及び等速移動中に印字する加減速中印字を行う手順、
    を実行させるためのプログラム。
  6. 吐出手段、移動手段、搬送手段及び制御手段を備えた画像形成装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記吐出手段が、用紙にインク滴をノズルから吐出することで印字する手順、
    前記移動手段が、前記吐出手段を主走査方向に移動させる手順、
    前記搬送手段が、前記用紙を副走査方向に搬送する手順、
    前記制御手段が、スキャン数もしくはパス数により前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で前記吐出手段の主走査方向に等速移動中のみ印字する通常印字を行い、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で前記吐出手段の主走査方向の加減速中及び等速移動中に印字する加減速中印字を行う手順、
    を実行させるためのプログラム。
  7. 搬送手段、吐出手段、移動手段、搬送手段、算出手段及び制御手段を備えた画像形成装置のコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記吐出手段が、前記用紙にインク滴をノズルから吐出することで印字する手順、
    前記移動手段が、前記吐出手段を主走査方向に移動させる手順、
    前記搬送手段が、前記用紙を副走査方向に搬送する手順、
    前記算出手段が、前記搬送手段による前記用紙の移動量、前記吐出手段の主走査方向の速度及び前記用紙の副走査方向の速度に基づいて、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きいか否かを算出する手順、
    前記制御手段が、前記用紙の副走査方向の移動時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で前記吐出手段の主走査方向に等速移動中のみ印字する通常印字を行い、前記用紙の副走査方向の移動時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で前記吐出手段の主走査方向の加減速中及び等速移動中に印字する加減速中印字を行う手順、
    を実行させるためのプログラム。
  8. 用紙の副走査方向の搬送時間が前記用紙にインクを吐出する吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で前記吐出手段を主走査方向に等速移動中のみ前記用紙に印字する通常印字を行い、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で前記吐出手段の主走査方向の加減速中及び等速移動中に前記用紙に印字する加減速中印字を行うことを特徴とする画像形成方法。
  9. スキャン数もしくはパス数により用紙の副走査方向の搬送時間が前記用紙にインクを吐出する吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で前記吐出手段が主走査方向に等速移動中のみ前記用紙に印字する通常印字を行い、前記吐出手段の副走査方向の移動時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で前記吐出手段が主走査方向の加減速中及び等速移動中に前記用紙に印字する加減速中印字を行うことを特徴とする画像形成方法。
  10. 算出手段が、搬送手段による用紙の移動量、吐出手段の主走査方向の速度及び前記吐出手段によりインクが吐出される用紙の副走査方向の速度に基づいて、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きいか否かを算出し、
    前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和より大きい状態で前記吐出手段の主走査方向に等速移動中のみ前記用紙に印字する通常印字を行い、前記用紙の副走査方向の搬送時間が前記吐出手段の主走査方向の減速時間と加速時間との和以下の状態で前記吐出手段の主走査方向の加減速中及び等速移動中に前記用紙に印字する加減速中印字を行うことを特徴とする画像形成方法。
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