JP2017064973A - インクジェット印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】インクジェットヘッドの冷却効率を向上できるインクジェット印刷装置を提供する。【解決手段】インクジェット印刷装置は、ヘッド配列方向に沿って配置された複数のインクジェットヘッド21を有するヘッド列LA〜LDと、ヘッド列LA〜LDに対してヘッド配列方向の一方側から空気を吹き付ける吹付部31と、ヘッド列LA〜LDに対するヘッド配列方向の他方側におけるヘッド列LA〜LDの延長線上に配置された吸引口38から空気を吸引する吸引部32とを備え、吸引部32は、吸引口38からヘッド列側へ延びる筒状のダクト40A〜40Dを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、インクジェットヘッドからインクを吐出して印刷するインクジェット印刷装置に関する。
主走査方向に沿って配置された複数のインクジェットヘッドを有し、用紙を副走査方向に搬送しつつインクジェットヘッドからインクを吐出して印刷するインクジェット印刷装置が知られている。
この種のものを含め、インクジェット印刷装置では、インクジェットヘッドを駆動させると、駆動回路等が発熱する。発熱による温度上昇はインクジェットヘッドの故障等の要因となる。このため、インクジェットヘッドを冷却する必要がある。
これに対し、特許文献1には、主走査方向に沿って配置された複数のインクジェットヘッドを挟んで2つのファンを配置したインクジェット印刷装置が開示されている。このインクジェット印刷装置では、一方のファンがインクジェットヘッドに空気を吹き付け、他方のファンが空気を吸引する。これにより発生する冷却風でインクジェットヘッドが冷却される。
特開2010−264752号公報
しかしながら、上述のようにファンによりインクジェットヘッドを冷却する技術では、冷却風がインクジェットヘッドに当たって発散し、冷却効率が低下することがあった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、インクジェットヘッドの冷却効率を向上できるインクジェット印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴は、ヘッド配列方向に沿って配置された複数のインクジェットヘッドを有するヘッド列と、前記ヘッド列に対して前記ヘッド配列方向の一方側から空気を吹き付ける吹付部と、前記ヘッド列に対する前記ヘッド配列方向の他方側における前記ヘッド列の延長線上に配置された吸引口から空気を吸引する吸引部とを備え、前記吸引部は、前記吸引口から前記ヘッド列側へ延びる筒状のダクトを有することにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴は、前記インクジェットヘッドが千鳥配置となるよう複数の前記ヘッド列が配置され、各インクジェットヘッドの前記ヘッド配列方向の前記一方側にそれぞれ配置された、水平面に垂直かつ前記ヘッド配列方向に平行な板状の複数の整風リブをさらに備えることにある。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第1の特徴によれば、吸引部は、吸引口からヘッド列側へ延びる筒状のダクトを有する。このため、吸引部が、ダクトを介して空気を吸引するので、ダクトに向けて冷却風を集中させ、風速を上げることができる。これにより、下流側のインクジェットヘッドほど冷却性が低下することを抑制できる。この結果、インクジェットヘッドの冷却効率を向上できる。
本発明に係るインクジェット印刷装置の第2の特徴によれば、各インクジェットヘッドのヘッド配列方向の一方側にそれぞれ配置された整風リブにより、冷却風の発散を抑制し、冷却風の損失を低減できる。これにより、インクジェットヘッドの冷却効率をより向上できる。
第1実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。 図1に示すインクジェット印刷装置の印刷部の斜視図である。 図2に示す印刷部の平面図である。 図3のA−A線に沿った断面図である。 図2に示す印刷部の上方から見たヘッドホルダ内の気流を示す図である。 図2に示す印刷部の側方から見たヘッドホルダ内の気流を示す図である。 第2実施形態における印刷部の斜視図である。 図7に示す印刷部の平面図である。 図8のB−B線に沿った断面図である。 図7に示す印刷部の上方から見たヘッドホルダ内の気流を示す図である。 第3実施形態における印刷部の斜視図である。 図11に示す印刷部の平面図である。 図12のC−C線に沿った断面図である。 図11に示す印刷部の側方から見たヘッドホルダ内の気流を示す図である。 第4実施形態における印刷部の斜視図である。 図15に示す印刷部の平面図である。 図16のD−D線に沿った断面図である。 図15に示す印刷部の上方から見たヘッドホルダ内の気流を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。
以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。図2は、図1に示すインクジェット印刷装置の印刷部の斜視図である。図3は、図2に示す印刷部の平面図である。図4は、図3のA−A線に沿った断面図である。以下の説明において、図1の紙面に直交する方向を前後方向とし、紙面表方向を前方とする。また、図1における紙面の上下左右を上下左右方向とする。
図1に示すように、第1実施形態に係るインクジェット印刷装置1は、搬送部2と、印刷部3とを備える。
搬送部2は、用紙Pを搬送する。搬送部2は、搬送ベルト11と、駆動ローラ12と、従動ローラ13,14,15と、用紙吸着ファン16とを備える。
搬送ベルト11は、用紙Pを吸着保持して搬送する。搬送ベルト11は、駆動ローラ12および従動ローラ13〜15に掛け渡される環状のベルトである。搬送ベルト11には、複数のベルト穴(図示せず)が形成されている。搬送ベルト11は、用紙吸着ファン16の駆動によりベルト穴に発生する吸着力により、上面に用紙Pを吸着保持する。搬送ベルト11は、図1における時計回り方向に回転することで、吸着保持した用紙Pを右方向に搬送する。
駆動ローラ12は、搬送ベルト11を図1における時計回り方向に回転させる。駆動ローラ12は、モータ(図示せず)により回転駆動される。
従動ローラ13〜15は、駆動ローラ12とともに搬送ベルト11を支持する。従動ローラ13〜15は、搬送ベルト11を介して駆動ローラ12に従動回転する。従動ローラ13は、駆動ローラ12と同じ高さで、駆動ローラ12の左方に配置されている。従動ローラ14,15は、駆動ローラ12および従動ローラ13の下方において、互いに左右方向に離間して、同じ高さに配置されている。
用紙吸着ファン16は、下方向への気流を生じさせる。これにより、用紙吸着ファン16は、搬送ベルト11のベルト穴を介して空気を吸引してベルト穴に負圧を発生させ、用紙Pを搬送ベルト11上に吸着させる。用紙吸着ファン16は、環状の搬送ベルト11に囲まれた領域に配置されている。
印刷部3は、搬送部2により搬送される用紙Pに画像を印刷する。印刷部3は、搬送部2の上方に配置されている。図1〜図4に示すように、印刷部3は、複数のインクジェットヘッド21と、ヘッドホルダ22と、ヘッド冷却部23とを備える。
インクジェットヘッド21は、用紙Pにインクを吐出して画像を印刷する。インクジェットヘッド21は、ヘッド配列方向である前後方向(主走査方向)に延びるヘッド列を複数形成して配置されている。本実施形態では、図2、図3に示すように、12個のインクジェットヘッド21が、左右方向(副走査方向)に並列配置された4列のヘッド列LA〜LDを形成している。
ヘッド列LA〜LDは、それぞれ前後方向に沿って等間隔で配置された3つのインクジェットヘッド21を有する。ヘッド列LA〜LDの各インクジェットヘッド21は、隣接するヘッド列間で前後方向における位置が半ピッチ分だけずれるように配置されている。これにより、12個のインクジェットヘッド21が千鳥配置されている。
インクジェットヘッド21は、複数のノズル(図示せず)と、ノズルからインクを吐出させるピエゾ素子(図示せず)と、ピエゾ素子を駆動させる駆動回路(図示せず)と、放熱部26とを有する。放熱部26は、駆動回路の駆動により生じる熱をインクジェットヘッド21の外部に放出する。放熱部26は、インクジェットヘッド21の左側面に配置されている。
ヘッドホルダ22は、インクジェットヘッド21を保持する。ヘッドホルダ22は、中空状の略直方体形状に形成されている。ヘッドホルダ22には、上部を覆う蓋(図示せず)が設けられる。ヘッドホルダ22の底面には、各インクジェットヘッド21が取り付けられる複数の開口部が形成されている。ヘッドホルダ22は、その開口部からインクジェットヘッド21の下端部を下方に突出させて、インクジェットヘッド21を保持している。
ヘッド冷却部23は、冷却風によりインクジェットヘッド21を冷却する。ヘッド冷却部23は、吹付部31と、吸引部32とを備える。
吹付部31は、インクジェットヘッド21へ空気を吹き付ける。吹付部31は、ヘッドホルダ22の前側に配置されている。吹付部31は、吹付チャンバ36と、吹付ファン37とを備える。
吹付チャンバ36は、吹付ファン37による風をヘッド列LA〜LDへ分配する。吹付チャンバ36は、左右方向に細長い形状で中空状に形成されている。吹付チャンバ36には、4つの吹付口36a〜36dが形成されている。
吹付口36a〜36dは、吹付チャンバ36からの空気の流出口である。吹付口36a〜36dは、ヘッドホルダ22内に開口している。吹付口36a〜36dは、ヘッド列LA〜LDの前側において、それぞれヘッド列LA〜LDの延長線上に配置されている。
吹付ファン37は、吹付チャンバ36内へ送風する。これにより、吹付チャンバ36の吹付口36a〜36dを介してヘッド列LA〜LDに前側から空気が吹き付けられる。
吸引部32は、ヘッドホルダ22から空気を吸引する。吸引部32は、ヘッドホルダ22の後側に配置されている。吸引部32は、吸引チャンバ38と、吸引ファン39と、ダクト40A〜40Dとを備える。
吸引チャンバ38は、ヘッドホルダ22と吸引ファン39との間の空気の流路を形成する。吸引チャンバ38は、左右方向に細長い形状で中空状に形成されている。吸引チャンバ38には、4つの吸引口38a〜38dが形成されている。
吸引口38a〜38dは、吸引チャンバ38への空気の流入口である。吸引口38a〜38dは、ヘッドホルダ22内に開口している。吸引口38a〜38dは、ヘッド列LA〜LDの後側において、それぞれヘッド列LA〜LDの延長線上に配置されている。すなわち、吸引口38a〜38dは、ヘッド列LA〜LDを挟んで、それぞれ吹付口36a〜36dに対向して配置されている。
吸引ファン39は、吸引チャンバ38の一端から空気を吸引する。これにより、吸引チャンバ38の吸引口38a〜38dを介してヘッドホルダ22から空気が吸引される。
ダクト40A〜40Dは、吹付口36a〜36dから吸引口38a〜38dへ向かう冷却風の発散を抑制し、直進性を向上させる。ダクト40A〜40Dは、それぞれ吸引口38a〜38dに取り付けられている。ダクト40A〜40Dは、吸引口38a〜38dからヘッド列LA〜LD側(前側)へ延びる筒状に形成されている。ダクト40A〜40Dは、対応するヘッド列LA〜LDの最も後側のインクジェットヘッド21の近傍まで延びている。ダクト40A〜40Dは、前側へ向かうほど外径が大きくなる部分円錐形状を有する。ダクト40A〜40Dは、前端(上流端)の開口部が、その開口面視において、インクジェットヘッド21の放熱部26の少なくとも一部と重なるように配置されている。
次に、インクジェット印刷装置1の動作について説明する。
インクジェット印刷装置1で印刷を行う際、駆動ローラ12および用紙吸着ファン16が駆動を開始する。駆動ローラ12の駆動により、搬送ベルト11が図1における時計回り方向に回転する。用紙吸着ファン16の駆動により、搬送ベルト11のベルト穴を介して空気が吸引され、ベルト穴に吸着力が発生する。
また、吹付ファン37および吸引ファン39が駆動を開始する。吹付ファン37の駆動により、吹付チャンバ36の吹付口36a〜36dを介してヘッド列LA〜LDへ空気が吹き付けられる。また、吸引ファン39の駆動により、ダクト40A〜40Dおよび吸引口38a〜38dを介してヘッドホルダ22から空気が吸引される。これにより、図5、図6に示すように、ヘッドホルダ22内に前側から後側へ流れる冷却風Wが生じる。
図示しない給紙部から搬送部2へ用紙Pが給紙されると、用紙Pは、ベルト穴における吸着力により搬送ベルト11に吸着保持されつつ搬送される。インクジェットヘッド21は、搬送される用紙Pにインクを吐出して画像を印刷する。指定印刷枚数が複数枚の場合、インクジェットヘッド21は、順次給紙されて搬送ベルト11上を搬送される各用紙Pにインクを吐出して画像を印刷する。
インクジェットヘッド21が駆動されると、インクジェットヘッド21は発熱する。これに対し、インクジェット印刷装置1では、冷却風Wによりインクジェットヘッド21が冷却される。
ここで、冷却風Wは、インクジェットヘッド21に当たると発散する。このため、本実施形態と異なりダクト40A〜40Dがない場合、下流側(後側)ほどインクジェットヘッド21に当たる冷却風Wが弱くなる。また、冷却風Wはインクジェットヘッド21の放熱により温められるため、下流側ほど冷却風Wの温度が高くなる。このため、ダクト40A〜40Dがない場合、下流側のインクジェットヘッド21ほど冷却性が低く、温度が上昇しやすい。
これに対し、本実施形態のインクジェット印刷装置1では、吸引部32がダクト40A〜40Dを介して空気を吸引することで、冷却風Wの発散が抑制され、直進性が向上する。これにより、ダクト40A〜40Dに向けて冷却風Wが集中し、風速が上がる。このため、下流側のインクジェットヘッド21ほど冷却性が低下することが抑制される。
また、ダクト40A〜40Dは、前端(上流端)の開口部が、その開口面視において、インクジェットヘッド21の放熱部26の少なくとも一部と重なるように配置されているので、放熱部26に当たる冷却風Wの風速を上げることができる。このため、インクジェットヘッド21が効率的に冷却される。
印刷された用紙Pは、搬送部2を抜けると、図示しない排紙部へ搬送されて排紙される。最後の用紙Pが排紙されると、駆動ローラ12、用紙吸着ファン16、吹付ファン37、および吸引ファン39が停止する。これにより、印刷動作が終了する。
以上説明したように、インクジェット印刷装置1では、吸引部32は、吸引口38a〜38dからヘッド列LA〜LD側へ延びる筒状のダクト40A〜40Dを有する。このため、吸引部32がダクト40A〜40Dを介して空気を吸引するので、ダクト40A〜40Dに向けて冷却風Wを集中させ、風速を上げることができる。これにより、下流側のインクジェットヘッド21ほど冷却性が低下することを抑制できる。この結果、インクジェットヘッド21の冷却効率を向上できる。
(第2実施形態)
上述した実施形態の印刷部を変更した第2実施形態について説明する。図7は、第2実施形態における印刷部の斜視図である。図8は、図7に示す印刷部の平面図である。図9は、図8のB−B線に沿った断面図である。
図7〜図9に示すように、第2実施形態における印刷部3Aは、上述した第1実施形態の印刷部3に対し、ダクト40A〜40Dを省略し、複数の整風リブ41を設けた構成である。
整風リブ41は、冷却風Wの発散を抑えるように冷却風Wを整風する部材である。整風リブ41は、水平面に垂直かつ主走査方向に平行な板状に形成されている。整風リブ41は、各インクジェットヘッド21の上流側近傍に配置されている。すなわち、整風リブ41は、各ヘッド列LA〜LDの前後方向のインクジェットヘッド間、および最上流のインクジェットヘッド21の上流側近傍に配置されている。
印刷部3Aにおいて、吹付ファン37および吸引ファン39が駆動されると、ヘッドホルダ22内では、図10のように冷却風Wが流れる。
図10に示すように、印刷部3Aでは、整風リブ41が、インクジェットヘッド21に当たった冷却風Wが左右方向に逃げるのを抑制する。例えば、ヘッド列LBの最上流のインクジェットヘッド21に当たって左方向へ流れた冷却風Wの一部が、ヘッド列LAの最上流のインクジェットヘッド21の上流側の整風リブ41により後方向へと方向転換される。これにより、整風リブ41がなければヘッド列LAの左側へ流出していた冷却風Wを、整風リブ41によりヘッド列LAの最上流のインクジェットヘッド21に当てることができる。
以上説明したように、第2実施形態では、整風リブ41により冷却風Wの発散を抑制し、冷却風Wの損失を低減できる。これにより、インクジェットヘッド21の冷却効率を向上できる。
(第3実施形態)
上述した実施形態の印刷部を変更した第3実施形態について説明する。図11は、第3実施形態における印刷部の斜視図である。図12は、図11に示す印刷部の平面図である。図13は、図12のC−C線に沿った断面図である。
図11〜図13に示すように、第3実施形態における印刷部3Bは、上述した第2実施形態の印刷部3Aに対し、複数の傾斜部材42を設けた構成である。
傾斜部材42は、ヘッド列LA〜LDの上方を流れる冷却風Wを下方へ流し、ヘッド列LA〜LDへ導く。傾斜部材42は、各ヘッド列LA〜LDの上方に配置されている。傾斜部材42は、前後方向においては、各ヘッド列LA〜LDの中央のインクジェットヘッド21の前側(上流側)近傍に配置されている。換言すれば、傾斜部材42は、前後方向において、各ヘッド列LA〜LDの最上流のインクジェットヘッド21の後側(下流側)近傍に配置されている。傾斜部材42は、後側が前側よりも低くなるように傾斜した傾斜面42aを有する。
印刷部3Bでは、図14に示すように、ヘッド列LA〜LDの上方を通る冷却風Wが傾斜部材42の傾斜面42aに当たり、傾斜面42aに沿って下方へ流れ、ヘッド列LA〜LDへ導かれる。これにより、ヘッド列LA〜LDを通る冷却風Wが強まり、インクジェットヘッド21の冷却効率が向上する。
ここで、前述のように、冷却風Wの温度は後側(下流側)ほど高くなる。これに対し、傾斜部材42は、各ヘッド列LA〜LDの最上流のインクジェットヘッド21の後側近傍に配置されているので、比較的低温の冷却風Wをヘッド列LA〜LDへ上方から送り込むことができる。
以上説明したように、第3実施形態では、傾斜部材42によりヘッド列LA〜LDの上方を通る冷却風Wをヘッド列LA〜LDへ導くので、インクジェットヘッド21の冷却効率をより向上できる。
(第4実施形態)
上述した実施形態の印刷部を変更した第4実施形態について説明する。図15は、第4実施形態における印刷部の斜視図である。図16は、図15に示す印刷部の平面図である。図17は、図16のD−D線に沿った断面図である。
図14〜図16に示すように、第4実施形態における印刷部3Cは、上述した第1実施形態の印刷部3に対し、第2実施形態の印刷部3Aと同様の複数の整風リブ41を追加した構成である。
印刷部3Cにおいて、吹付ファン37および吸引ファン39が駆動されると、ヘッドホルダ22内では、図18のように冷却風Wが流れる。
図18に示すように、印刷部3Cでは、上述した第2実施形態の印刷部3Aと同様に、整風リブ41が、インクジェットヘッド21に当たった冷却風Wが左右方向に逃げるのを抑制する。これにより、冷却風Wの発散を抑制し、冷却風Wの損失を低減できる。
また、印刷部3Cでは、第1実施形態の印刷部3と同様に、吸引部32がダクト40A〜40Dを介して空気を吸引することで、冷却風Wの発散が抑制され、直進性が向上する。これにより、ダクト40A〜40Dに向けて冷却風Wが集中し、風速が上がる。この結果、下流側のインクジェットヘッド21ほど冷却性が低下することを抑制できる。
このように、第4実施形態では、ダクト40A〜40Dと整風リブ41とを組み合わせたので、インクジェットヘッド21の冷却効率をより向上できる。
(その他の実施形態)
上述のように、本発明は第1〜第4実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
上述した第3実施形態では、傾斜部材42を各ヘッド列LA〜LDに1つずつ配置したが、各ヘッド列LA〜LDにそれぞれ複数の傾斜部材42を配置してもよい。例えば、すべてのインクジェットヘッド21の上流側近傍に傾斜部材42を配置してもよい。
上述した第4実施形態の印刷部3Cに第3実施形態の傾斜部材42を追加してもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 インクジェット印刷装置
2 搬送部
3,3A,3B,3C 印刷部
21 インクジェットヘッド
22 ヘッドホルダ
23 ヘッド冷却部
26 放熱部
31 吹付部
32 吸引部
36 吹付チャンバ
36a〜36d 吹付口
37 吹付ファン
38 吸引チャンバ
38a〜38d 吸引口
39 吸引ファン
40A〜40D ダクト
41 整風リブ
42 傾斜部材
42a 傾斜面
LA〜LD ヘッド列
W 冷却風

Claims (2)

  1. ヘッド配列方向に沿って配置された複数のインクジェットヘッドを有するヘッド列と、
    前記ヘッド列に対して前記ヘッド配列方向の一方側から空気を吹き付ける吹付部と、
    前記ヘッド列に対する前記ヘッド配列方向の他方側における前記ヘッド列の延長線上に配置された吸引口から空気を吸引する吸引部とを備え、
    前記吸引部は、前記吸引口から前記ヘッド列側へ延びる筒状のダクトを有することを特徴とするインクジェット印刷装置。
  2. 前記インクジェットヘッドが千鳥配置となるよう複数の前記ヘッド列が配置され、
    各インクジェットヘッドの前記ヘッド配列方向の前記一方側にそれぞれ配置された、水平面に垂直かつ前記ヘッド配列方向に平行な板状の複数の整風リブをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット印刷装置。
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