JP2017062282A - 撮像装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法 - Google Patents

撮像装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2017062282A
JP2017062282A JP2015186219A JP2015186219A JP2017062282A JP 2017062282 A JP2017062282 A JP 2017062282A JP 2015186219 A JP2015186219 A JP 2015186219A JP 2015186219 A JP2015186219 A JP 2015186219A JP 2017062282 A JP2017062282 A JP 2017062282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angle
filter
unit
rotation
polarizing filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015186219A
Other languages
English (en)
Inventor
拓弥 石井
Takumi Ishii
拓弥 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015186219A priority Critical patent/JP2017062282A/ja
Publication of JP2017062282A publication Critical patent/JP2017062282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Blocking Light For Cameras (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】効果的なフィルタ角度まで撮像装置が自動で回転させる際、フィルタの回転角度をより小さくすることを可能にした撮像装置を提供すること。
【解決手段】回転角に応じて一定方向の光の通過を制限する偏光フィルタと、前記偏光フィルタを回転駆動させる回転駆動制御手段と、前記偏光フィルタの目標角度Θを設定するフィルタ角度設定手段を有し、前記回転駆動制御手段は、現在のフィルタ角度Θ’と、前記目標角度Θとの差分が90°未満なら角度Θまで、90°以上なら角度Θ+180まで回転量の少ない方向から前記偏光フィルタを回転駆動させることを特徴とする。
【選択図】図5

Description

本発明は、撮像装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法に関する。
レンズに装着することで特定方向の光線成分を遮断し、ガラスや水面等への光反射を除去する偏光フィルタが一般的に知られている。偏光フィルタを回転させると、遮断する光線成分の方向を変更することができる。
従来、撮影者が手動でフィルタ部材を回転させながら、所望の方向の光線成分を遮断できる効果的なフィルタ角度を探していた。そこで、効果的なフィルタ角度を撮像装置が自動で探索そして回転させる技術が検討されている。
特許文献1には、偏光フィルタを180°回転させると同時に被写体輝度を取得し、目標のフィルタ角度Θを定めた後、Θ+180°まで偏光フィルタを自動で回転させる技術が開示されている。
また特許文献2では、特定のフィルタ角度を0°とし、フィルタ回転部の電力供給がONからOFFになった時、現在のフィルタ角度ΘがΘ≧180°ならばΘ-180°を、Θ<180°ならばΘ°を目標角度に設定する。そしてフィルタ角度を0°に回転させる。その後、フィルタ回転部の電力供給がOFFから再びONになると、先程決めておいた目標角度まで偏光フィルタを自動で回転させる技術が開示されている。
また特許文献3には、撮像装置内に搭載されている部材により光学フィルタを回転させ、更に回転角度を測定する技術が開示されている。
特開2007-003970号公報 特開2014-048388号公報 特許第3950549号公報
しかしながら、上述の特許文献1、2に開示された従来技術ではどちらも最大180°弱まで回転させる可能性があり、回転角度が大きければ回転に時間を要してしまう。
そこで、本発明の目的は、効果的なフィルタ角度まで撮像装置が自動で回転させる際、フィルタの回転角度をより小さくすることを可能にした撮像装置を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
回転角に応じて一定方向の光の通過を制限する偏光フィルタと、
前記偏光フィルタを回転駆動させる回転駆動制御手段と
前記偏光フィルタの目標角度Θを設定するフィルタ角度設定手段を有し、
前記回転駆動制御手段は
現在のフィルタ角度Θ’と、前記目標角度Θとの差分が
90°未満なら角度Θまで、
90°以上なら角度Θ+180まで
回転角度の小さい方向から前記偏光フィルタを回転駆動させる
ことを特徴とする。
本発明によれば、偏光フィルタの目標角度までの回転制御をより効率的に行う撮像装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る撮像装置100の構成を示すブロック図 偏光フィルタの角度設定を表す概念図 本発明の第1の実施形態に係る撮像装置100による偏光フィルタ回転制御処理の詳細について説明したフローチャート 偏光フィルタの回転方向や回転角度等を整理した表 図3のS307〜S310でのフィルタの回転について表した図 図3のS302〜S303における評価値取得と目標角度Θの設定について詳細に説明したフローチャート 図3のS302において表示部106に表示するために撮像された画像群の内のある4枚の撮像画像の例を表した図 図7(A)〜(D)の撮像画像に対して各々の輝度値平均と、偏光フィルタ111の角度を記した図 図3のS302〜S303における評価値取得と目標角度Θの設定について詳細に説明したフローチャート 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置100の構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る撮像装置100による偏光フィルタ回転制御処理の詳細について説明したフローチャート プレビュー画像を表示している際の撮像装置100、及びプレビュー画像と偏光フィルタ1011の角度を照らし合わせた概念図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態にかかわる撮像装置100の機能構成を示すブロック図である。
101は、撮像装置100の操作者が撮像装置100に対して各種の指示を入力するために操作するスイッチやボタンなどにより構成されている操作部である。102は、同図に示す各部の動作を制御するものであり、操作部101からの指示に応じて各部を制御する制御部である。
なお、操作部101の中には、シャッタースイッチも含まれており、このシャッタースイッチが半押しの場合には、信号SW1が操作部101から制御部102に対して通知される。また、シャッタースイッチが全押しされている場合には、信号SW2が操作部101から制御部102に対して通知される。
103は、光電変換機能を備えたCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子で、レンズ107a、露出機構108aを介して入射される光を受け、その光量に応じた電荷を出力する。107は、被写体にピントを合わせるべくレンズ107aを動作させるAF処理部であり、108は画面が最適な露出になるように露出機構108aを制御するAE処理部である。
104は、撮像素子103から出力された画像信号に対して各種の画像処理を行い、処理済みの画像信号を出力する画像処理部である。画像処理部104は、例えば、撮像素子103から受けた画像信号をデジタル画像信号に変換し出力する。更にYUV画像信号に変換して出力も行う。
105は画像処理部104から出力されたデジタル画像信号に対して評価値を算出する評価値算出部である。評価値算出部は例えば、デジタル画像信号群の1つである輝度値の、全画素平均を算出し、評価値とする。106は、液晶画面などにより構成されており、画像処理部104による処理済みの画像データに基づいた画像を表示する表示部である。109は、画像処理部104から出力されたデジタル画像信号の圧縮方式をJPEGなどの圧縮方式に変換し、画像記録部110に出力する圧縮方式変換部である。
画像記録部110は、圧縮方式変換部109から受けた圧縮方式変換済みのデジタル画像信号を、撮像装置100内の不図示のメモリや、撮像装置100に挿入されている外部メモリなどに記録する処理を行う。111は、特定方向の光線成分を遮断し、ガラスや水面等への光反射を除去する偏光フィルタである。なお偏光フィルタは180°回転させると除去する光反射の方向が一致する特性を有している。
112は、現在の偏光フィルタの角度を測定するフィルタ角度測定部である。なお本実施形態においてのフィルタ角度とは、図2の▼印に示すように特定のフィルタの位置を基準の0°として扱っている。113は、評価値取得部105にて取得した評価値を基に、偏光フィルタ111をどの角度にまで回転させるかを定めるフィルタ角度設定部である。
114はフィルタ角度測定部112から現在のフィルタ角度Θ’を、フィルタ角度設定部113から偏光フィルタ111の目標角度Θをそれぞれ取得し、現在のフィルタ角度Θ’から目標角度Θまでの回転に必要なモータ駆動パルス数の算出を行い、前記モータ駆動パルス数の分だけ偏光フィルタ111を回転させるフィルタ回転制御部である。
次に、図3を参照して、撮像装置100による偏光フィルタ回転制御処理の詳細について説明する。なお、本実施形態の各図のフローチャートの各ステップの処理は、特に断らない限り、制御部102が制御プログラムに従って撮像装置100の各構成要素を制御することにより実施される。
図3は撮像装置100による偏光フィルタ回転制御処理の詳細について説明したフローチャートである。
S301にて、信号SW1が操作部101から制御部102に対して通知された場合は、処理をS302へと進める。なお、信号SW1が操作部101から制御部102に対して通知されていない場合は、何も実行せずフローを終了する。
S302にて、フィルタ回転制御部114は偏光フィルタ111を180°回転させる。またその回転動作と同時に、表示部106に表示するために撮像しているライブビュー画像を、画像処理部104を通じて画像信号を評価値算出部105に出力する。そして、評価値算出部105は、出力された画像信号に含まれる輝度値情報又は彩度値情報に基づいた評価値を算出する。
なお、評価値算出部105に対して行う画像信号の出力は毎フレーム行ってもよいし、または所定の回転角毎に行ってもよい。所定の回転角ごとに画像信号の出力を行うためには、フィルタ角度測定部112が偏光フィルタの角度を測定し、所定の角度のフィルタ回転が行われば制御部102に通知し、その通知を受けて制御部102が画像処理部104を通じて画像信号を評価値算出部105に出力することで実現する。S303にてフィルタ角度設定部113は、評価値算出部105から評価値情報を取得し、前記評価値情報に基づいて偏光フィルタ111の目標角度Θを設定する。
図4はそれぞれ回転方向や角度等を整理した表である。表は2つの条件項目次第で、回転角度や方向が変わることを示している。各項目は左から現在の偏光フィルタ111の角度Θ’と目標角度Θとの差分角度、現在の偏光フィルタ111の角度Θ’と目標角度Θの角度比較、S307〜S310にて各々回転させる新目標角度Θn、偏光フィルタ111を回転させる方向、そして図5のどのパターン図に該当するかを示しており、新目標角度Θnとは180°回転させると除去する光反射の方向が一致する偏光フィルタの特性に基づき、目標角度Θから、より一層回転角度が少なくなる新しい目標角度のことである。なお偏光フィルタ111の回転制御はこの4パターンの内のいずれかに該当する。
図5は図4の4パターンの制御に関して図示したものである。S304にてフィルタ角度測定部112は、現在の偏光フィルタ111の角度Θ’を測定し、フィルタ角度設定部113に現在の偏光フィルタ111の角度Θ’を出力する。そしてフィルタ角度設定部113は、現在の偏光フィルタ111の角度Θ’と、偏光フィルタ111の目標角度Θの差分角度を算出する。
そして、前記差分角度が90°未満ならば処理をS305へと進め、前記差分角度が90°以上ならば処理をS306へと進める。S305にて、現在の偏光フィルタ111の角度Θ’が目標角度Θ未満か否か判定する。目標角度Θ未満であれば処理をS307へ、目標角度Θ以上であれば処理をS308へと進める。
S306にて、現在の偏光フィルタ111の角度Θ’が目標角度Θ未満か否か判定する。目標角度Θ未満であれば処理をS309へ、目標角度Θ以上であれば処理をS310へと進める。S307にてフィルタ回転制御部114は、図4、5に示すように現在の偏光フィルタ角度Θ’から偏光フィルタ111を目標角度Θまで時計回りに回転させる。S308にてフィルタ回転制御部114は、図4、5に示すように現在の偏光フィルタ角度Θ’から偏光フィルタ111を目標角度Θまで反時計回りに回転させる。
S309にてフィルタ回転制御部114は、図4、5に示すように現在の偏光フィルタ角度Θ’から偏光フィルタ111を目標角度Θに180°加えた(Θ+180)°まで反時計回りに回転させる。S310にてフィルタ回転制御部114は、図4、5に示すように現在の偏光フィルタ角度Θ’から偏光フィルタ111を目標角度Θに180°加えた(Θ+180)°まで時計回りに回転させる。
S311にてAE処理部108は、画像処理部104から画像信号を取得し、最適な露出となるように露出制御を行う。S312にてAF処理部108は、画像処理部104から画像信号を取得し、被写体にピントを合わせるべくフォーカス制御を行う。S313にて、信号SW2が操作部101から制御部102に対して通知された場合は、処理をS314へと進める。なお、信号SW2が操作部101から制御部102に対して通知されていない場合は、何も実行せず待機する。S314にて、撮像装置100は静止画撮影を行う。
次に、図6を参照して、S302〜S303における輝度値に基づいた評価値取得と目標角度Θの設定に関する処理の詳細について説明する。
図6はS302〜S303における評価値取得と目標角度Θの設定について詳細に説明したフローチャートである。なお本フローでは輝度値に基づいて評価値を設定する。図7(A)〜(D)はフィルタ回転制御部114が偏光フィルタ111を180°回転させている間に、表示部106に表示するために撮像されたライブビュー画像群の内のある4枚の撮像画像である。図8は図7(A)〜(D)の4枚の撮像画像に対して各々の輝度値平均と、図7(A)〜(D)の画像を撮像した時の偏光フィルタ111の角度を記した図である。
S601にて、評価値算出部105はフィルタ角度測定部112から現在の偏光フィルタ111の角度Θ’を取得する。S602にて画像処理部104は、図7(E)に示すように前記撮像画像から全画素の輝度値を算出し、評価値算出部105はその全画素の輝度値を取得する。なお画像処理部104は、撮像画像から一定間隔ごとの画素、例えば10画素間隔、の輝度値を算出して評価値算出部105に出力しても良い。
S603にて、評価値算出部105は、図8(A)〜(D)に示すように画像処理部104から取得した各画素ごとの輝度値の総和を演算し、その総和を輝度値を取得した分の画素数で割ることで撮像画像全体の平均輝度値を算出する。そして、フィルタ角度測定部112から現在の偏光フィルタ111の角度Θ’を取得し、前記平均輝度値と紐付けて記憶する。
S604にて、フィルタ回転制御部114は、フィルタ角度測定部112から現在のフィルタ角度Θ’の情報を取得する。そして、回転開始前の時点から偏光フィルタ111が180°回転されていれば、偏光フィルタ111の回転を終了し、処理をS605へと進める。回転前の時点から偏光フィルタ111の回転角度が180°に達していなければ、S601からの処理を繰り返す。
S605にてフィルタ角度設定部113は、評価値算出部105から全ての算出した平均輝度値を取得し、その中から最小の平均輝度値である時の偏光フィルタ111の角度を目標角度Θとして設定する。図8の例では、(A)の最も撮像画像の輝度値平均が小さいフィルタ角度110°が目標角度Θとして設定される。
なお本フローでは撮像画像全ての評価値を算出しているが、所定の回転角度毎に評価値を算出するとしても良い。その場合は、S601にて評価値算出部105が現在の偏光フィルタ111の角度Θ’を取得した段階で、所定の回転角度に達していなければ、その撮像画像に対しては処理をS602へと進めずフローを終了する。
次に、図9を参照して、S302〜S303における彩度値に基づいた評価値取得と目標角度Θの設定に関する処理の詳細について説明する。
図9はS302〜S303における評価値取得と目標角度Θの設定について詳細に説明したフローチャートである。本フローでは輝度値に基づいて彩度値を設定する。なお、先述のS601〜S605と基本的には同じようなフローであるので、S601〜S605と差分のある箇所だけ説明する。
S902にて、画像処理部104は前記撮像画像から各画素ごとの彩度値を算出し、評価値算出部105はその各画素ごとの彩度値情報を取得する。S903にて、評価値算出部105は、画像処理部104から取得した各画素ごとの彩度値の総和を演算し、その総和を画素数で割ることで撮像画像全体の平均彩度値を算出する。そして、フィルタ角度測定部112から取得した現在の偏光フィルタ111の角度と紐付けて記憶する。
S905にてフィルタ角度設定部113は、評価値算出部105から全ての算出した平均彩度値を取得し、その中から最大の平均彩度値である時の偏光フィルタ111の角度を目標角度Θとして設定する。なお本フローでは撮像画像全ての評価値を算出しているが、所定の回転角度毎に評価値を算出するとしても良い。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態にかかわる撮像装置100の一例について説明する。
本発明の第1の実施形態では、撮像装置100が偏光フィルタ回転の目標角度を決定していたのに対し、第2の実施形態は撮像装置100の操作者が偏光フィルタ回転の目標角度を決定することを特徴とする。
図10は本発明の第2の実施形態にかかわる撮像装置100の機能構成を示すブロック図である。なお、図10は図1の第1の実施形態にかかわる撮像装置100の機能構成から一部のみ変更したものであるので、図1との差分のみ説明する。
1005は画像処理部1004から出力されたプレビュー画像のデジタル画像信号を記憶するプレビュー記憶部である。プレビュー画像とは後述のS1102にて生成される、所定の偏光フィルタ角度においてのライブビューのイメージ画像のことである。1013は、操作部1001を通して撮像装置100の操作者から指定された偏光フィルタ1011の角度を目標角度Θとして定めるフィルタ角度設定部である。なお、操作者による偏光フィルタ1011の角度指定は操作部1001から行われる。また前記フィルタ角度設定部は、フィルタ角度測定部112で測定している現在のフィルタ角度から、前記目標角度までのフィルタ回転に必要なモータ駆動パルス数の算出も行う。
次に、図11を参照して、撮像装置100による偏光フィルタ回転制御処理の詳細について説明する。なお、本実施形態の各図のフローチャートの各ステップの処理は、特に断らない限り、制御部1002が制御プログラムに従って撮像装置100の各構成要素を制御することにより実施される。
S1101にて、制御部1002は、撮像装置100の操作者から操作部1001を通じて偏光フィルタ効果のプレビュー表示の指示を受諾する。S1102にて、フィルタ回転制御部1014は偏光フィルタ1011を180°回転させる。またその回転動作中に、所定の角度毎に表示部1006に表示するために撮像しているライブビュー画像を、画像処理部1004を通じて画像信号をプレビュー記憶部1005に出力する。
またそれと同時に、フィルタ角度測定部1012は、プレビュー記憶部1005に出力された画像信号の元となるライブビュー画像が撮像された時の、偏光フィルタ1011の角度をプレビュー記憶部1005に出力する。そして、プレビュー記憶部1005は、出力された画像信号と偏光フィルタ1011の角度を一対にして、不図示のメモリに1枚ごとに記憶する。
なお所定の回転角ごとに画像信号の出力を行うためには、フィルタ角度測定部1012がフィルタ角度を算出し、所定の角度のフィルタ回転が行われば制御部1002に通知し、その通知を受けて制御部1002が画像処理部1004を通じて画像信号をプレビュー記憶部1005に出力することで実現する。
図12(A)はプレビュー画像を表示している時の撮像装置100の一例を表す図、図12(B)は各プレビュー画像が撮像された時の偏光フィルタ1011の角度を表した図である。
図12(A)において、11は撮像装置100、12は撮影設定やメニュー設定等の操作を行うための十字型操作ボタン、13は撮像画像やメニュー画面等を表示する表示部1006、14は撮影設定やメニュー項目等の決定を受け付ける決定ボタン、15は撮影画像を確認する再生ボタン、16は静止画を撮影するレリーズボタン、17の太枠は現在選択しているプレビュー画像を表す枠である。
図12(A)に示すように、S1103にて表示部106はプレビュー記憶部から1枚または複数枚のプレビュー画像の画像信号を受け取り、プレビュー画像を表示する。S1104にて撮像装置100は、操作者から希望のプレビュー画像の選択がなされるのを受け付ける。図12(A)に示す例に照らし合わせると、操作者が十字型操作ボタン12を操作して太枠を移動させることで所望のプレビュー画像を選択し、操作者が決定ボタン14を押下することにより、操作者希望のプレビュー画像の選択を受け付けることが可能となる。そして選択されたプレビュー画像においての偏光フィルタ1011の角度をフィルタ角度設定部1013に出力し、処理をS1105へと進める。
また不図示であるが、操作部の中にキャンセル指示部を設け、S1104にて撮像装置100の操作者から、これまた不図示であるがキャンセル指示がなされればその後の処理を行わずフローを終了する、としても良い。S1105にてフィルタ角度設定部1013は、S1104にて出力されたフィルタ角度を、目標角度Θに設定する。S1106にてフィルタ角度測定部1012は、現在の偏光フィルタ1011の角度Θ’を測定し、フィルタ角度設定部1013に現在の偏光フィルタ1011の角度Θ’を出力する。そしてフィルタ角度設定部1013は、現在の偏光フィルタ1011の角度Θ’と、偏光フィルタ1011の目標角度Θの差分角度を算出する。
そして、前記差分角度が90°未満ならば処理をS1107へと進め、前記差分角度が90°以上ならば処理をS1108へと進める。S1107にて、現在の偏光フィルタ1011の角度Θ’が目標角度Θ未満か否か判定する。目標角度Θ未満であれば処理をS1109へ、目標角度Θ以上であれば処理をS1110へと進める。S1108にて、現在の偏光フィルタ111の角度Θ’が目標角度Θ未満か否か判定する。目標角度Θ未満であれば処理をS1111へ、目標角度Θ以上であれば処理をS1112へと進める。
S1109にてフィルタ回転制御部1014は、図4、5に示すように現在の偏光フィルタ角度Θ’から偏光フィルタ1011を目標角度Θまで時計回りに回転させる。S1110にてフィルタ回転制御部1014は、図4、5に示すように現在の偏光フィルタ角度Θ’から偏光フィルタ1011を目標角度Θまで反時計回りに回転させる。S1111にてフィルタ回転制御部1014は、図4、5に示すように現在の偏光フィルタ角度Θ’から偏光フィルタ1011を目標角度Θに180°加えた(Θ+180)°まで反時計回りに回転させる。S1112にてフィルタ回転制御部114は、図4、5に示すように現在の偏光フィルタ角度Θ’から偏光フィルタ1011を目標角度Θに180°加えた(Θ+180)°まで時計回りに回転させる。
S1113にてAE処理部1008は、画像処理部1004から画像信号を取得し、最適な露出となるように露出制御を行う。S1114にてAF処理部1008は、画像処理部1004から画像信号を取得し、被写体にピントを合わせるべくフォーカス制御を行う。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
11 撮像装置100、12 十字型操作ボタン、13 表示部1006、14 決定ボタン、
15 再生ボタン、16 レリーズボタン、17 プレビュー画像選択枠、
100 撮像装置、101 操作部、102 制御部、103 撮像素子、
104 画像処理部、105 評価値算出部、106 表示部、107 AF処理部、
107a レンズ、108 AE処理部、108a メカ機構、109 圧縮方式変換部、
110 画像記録部、111 偏光フィルタ、112 フィルタ角度測定部、
113 フィルタ角度設定部、114 フィルタ回転制御部

Claims (6)

  1. 回転角に応じて一定方向の光の通過を制限する偏光フィルタと、
    前記偏光フィルタを回転駆動させる回転駆動制御手段と
    前記偏光フィルタの目標角度Θを設定するフィルタ角度設定手段を有し、
    前記回転駆動制御手段は
    現在のフィルタ角度Θ’と、前記目標角度Θとの差分が
    90°未満なら角度Θまで、
    90°以上なら角度Θ+180まで
    回転角度の小さい方向へ前記偏光フィルタを回転駆動させる
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記フィルタ角度設定手段は、前記偏光フィルタを180°回転させ、その回転動作中に画角内の評価値を取得し、前記評価値に基づいて目標角度Θを設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像装置の操作者が任意のフィルタ角度を目標角度Θとして設定できるフィルタ角度指示手段を有し、
    前記フィルタ角度設定手段は、前記フィルタ角度指示手段によって指示されたフィルタ角度を目標角度Θとして設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記フィルタ角度設定手段は、前記偏光フィルタを180°回転させ、その回転動作中に撮像画角の輝度値を取得し、前記輝度値が最も低くなった時のフィルタ角度を目標角度Θとして設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記フィルタ角度設定手段は、前記偏光フィルタを180°回転させ、その回転動作中に撮像画像の彩度値を取得し、前記彩度値が最も高くなった時のフィルタ角度を目標角度Θとして設定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  6. 前記回転駆動制御手段は、前記現在のフィルタ角度Θ’と前記目標角度Θの角度比較結果に基づいて、回転方向を決定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
JP2015186219A 2015-09-24 2015-09-24 撮像装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法 Pending JP2017062282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015186219A JP2017062282A (ja) 2015-09-24 2015-09-24 撮像装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015186219A JP2017062282A (ja) 2015-09-24 2015-09-24 撮像装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017062282A true JP2017062282A (ja) 2017-03-30

Family

ID=58430067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015186219A Pending JP2017062282A (ja) 2015-09-24 2015-09-24 撮像装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017062282A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111432132A (zh) * 2020-05-09 2020-07-17 深圳传音控股股份有限公司 一种图像获取方法、装置及介质

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111432132A (zh) * 2020-05-09 2020-07-17 深圳传音控股股份有限公司 一种图像获取方法、装置及介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9113071B2 (en) Imaging device, imaging method, and imaging program for displaying a composite image indicating focus deviation
JP3675412B2 (ja) 撮像装置
JPWO2016052418A1 (ja) カメラ本体
JP6533344B2 (ja) レンズ装置、カメラシステム、及びレンズ駆動方法
JP2019219583A (ja) 電子機器およびその制御方法
JP5607260B2 (ja) 撮影装置、撮影方法及びプログラム
JP5871989B2 (ja) 撮影装置、撮影方法及びプログラム
JP5896763B2 (ja) 光学機器および自動焦点調節を行う方法
JP5667726B2 (ja) レンズ交換式カメラ及びファインダの表示方法
JP6525792B2 (ja) レンズ制御装置およびレンズ制御装置の制御方法
JP2010124120A (ja) オートフォーカスシステム
JP2004212556A (ja) 撮像装置
JP7062455B2 (ja) 電子機器及びその制御方法
JP2009253669A (ja) 画像処理装置およびデジタルカメラ
JP2019219584A (ja) 電子機器およびその制御方法
JP5081133B2 (ja) オートフォーカスシステム
WO2013153713A1 (ja) 撮像装置および撮影方法
JP2011035642A (ja) 多眼撮影装置およびその調整方法並びにプログラム
JP2006276683A (ja) 撮像装置及びプログラム
JP2017062282A (ja) 撮像装置及び回転光学要素の回転駆動制御方法
JP6286631B2 (ja) オートフォーカスモジュール及びビデオカメラ
JP2011118021A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP2009033612A (ja) 撮像装置
JP6558902B2 (ja) 複眼撮像装置、複眼撮像装置の制御方法、複眼撮像制御プログラム、および記憶媒体
JP2014042126A (ja) 撮影装置及び撮影装置の自動連続撮影方法