JP2017060971A - レーザ加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】曲率可変ミラーの曲率を変化させても、レーザビームの光路を変えることなく、高精度なレーザ加工が行うことができるレーザ加工装置を提供する。
【解決手段】本開示のレーザ加工装置は、 レーザ発振器と、第1の曲率可変ミラーと、加工ヘッドと、加工テーブルと、制御装置とを有する。レーザ発振器は、レーザビームを出射する。第1の曲率可変ミラーは、レーザビームを反射し、凹形状である反射面の曲率が変化する。加工ヘッドは、レーザビームを集光し、被加工物に照射する。加工テーブルは、被加工物が搭載される。制御装置は、レーザ発振器のレーザ出力と、第1の曲率可変ミラーの曲率と、加工ヘッドと被加工物との相対位置と、を制御する。さらに、第1の曲率可変ミラーは、反射面の中心位置を変えずに曲率を変化させる。
【選択図】図4

Description

本開示は、レーザ加工装置に関し、特に、レーザビームを集光する曲率可変ミラーに関するものである。
図9、図10、図11を用いて、特許文献1に記載された、従来のレーザ加工機900およびレーザビームコリメーション装置920について説明する。図9は、従来のレーザ加工機900の概略を示すブロック図である。図10、図11は、従来のレーザビームコリメーション装置920のコリメーションミラー部を示す断面図である。
図9に示すように、従来のレーザ加工機900は、レーザ発振器910と、レーザビームコリメーション装置920と、平面反射鏡930と、加工ヘッド940と、コリメーション制御装置950と、NC(Numerical Control)装置960とを有する。レーザ発振器910は、レーザビームを発振し、レーザビーム911をレーザビームコリメーション装置920に向けて出射する。レーザビームコリメーション装置920は、平面鏡921とコリメーションミラー922とを有し、レーザビーム911を平行化してコリメート光912を平面反射鏡930に出射する。コリメーションミラー922の曲率Rは変化可能である。平面反射鏡930は、コリメート光912を加工ヘッド940に向けて反射する。加工ヘッド940は、集光レンズ941を有し、コリメート光912を被加工物970に集光する。
また、図9に示すように、コリメーション制御装置950は、制御信号951によって、コリメーションミラー922の曲率Rを制御する。NC装置960は、加工ヘッド940の駆動機構(図示せず)を制御し、加工ヘッド940を被加工物970上の任意の位置に移動する。
図10に示すように、コリメーションミラー922の表側の周縁は、ミラーホルダー923の支持部924によって支持されており、コリメーションミラー922の裏側の中央部は、加圧手段であるアクチュエータ925によって支持されている。コリメーション制御装置950からの制御信号951は、信号線926を介してアクチュエータ925に伝達される。図11に示すように、アクチュエータ925は制御信号951に基づいてコリメーションミラー922の中央部を裏側から加圧し、コリメーションミラー922の曲率Rを変化させる。
以上のように、従来のレーザ加工機900のコリメーションミラー922では、容易に、精度良く、理想的な放物面となるように変化させることができ、レーザ加工の精度が向上するとされている。
特開平11−14945号公報
しかしながら、従来のコリメーションミラー922は、周縁がミラーホルダー923の支持部924によって固定されており、中央部がアクチュエータ925によって加圧されて曲率を変化させる。このため、コリメーションミラー922の中央部の位置が前後方向に移動し、レーザビーム911を反射させる位置が前後に変化してしまい、レーザビーム911の光路が変化してしまう。すなわち、図11に示すように、コリメーションミラー922が変形する前の光路(点線の矢印)とコリメーションミラー922を変形させた後の光路(実線の矢印)とが異なってしまう。本開示は、レーザビームの光路を変えることなく、曲率可変ミラーの曲率を変化させることで、高精度なレーザ加工が行うことができるレーザ加工装置を提供する。
上記課題を解決するために、本開示のレーザ加工装置は、 レーザ発振器と、第1の曲率可変ミラーと、加工ヘッドと、加工テーブルと、制御装置とを有する。レーザ発振器は、レーザビームを出射する。第1の曲率可変ミラーは、レーザビームを反射し、凹形状である反射面の曲率が変化する。加工ヘッドは、レーザビームを集光し、被加工物に照射する。加工テーブルは、被加工物が搭載される。制御装置は、レーザ発振器のレーザ出力と、第1の曲率可変ミラーの曲率と、加工ヘッドと被加工物との相対位置と、を制御する。さらに、第1の曲率可変ミラーは、反射面の中心位置を変えずに曲率を変化させる。
以上により、本開示のレーザ加工装置は、レーザビームの光路を変えることなく、曲率可変ミラーの曲率を変化させることで、高精度なレーザ加工が行うことができる。
図1は、実施の形態1のレーザ加工装置1の概略構成を示す図である。 図2は、実施の形態1における、反射面RF1が平面である時の曲率可変ミラー30の状態を示す断面図である。 図3は、実施の形態1における、反射面RF1が曲率R1の凹面であり、位置調整が不要である場合の曲率可変ミラー30の状態を示す断面図である。 図4は、実施の形態1における、反射面RF1が曲率R1の凹面であり、位置調整が必要である場合の曲率可変ミラー30の状態を示す断面図である。 図5は、実施の形態2のレーザ加工装置2の概略構成を示す図である。 図6は、実施の形態2における、反射面RF2が平面である時の曲率可変ミラー130の状態を示す断面図である。 図7は、実施の形態2における、反射面RF2が曲率R2の凸面であり、位置調整が不要である場合の曲率可変ミラー130の状態を示す断面図である。 図8は、実施の形態2における、反射面RF2が曲率R2の凹面であり、位置調整が必要である場合の曲率可変ミラー130の状態を示す断面図である。 図9は、従来のレーザ加工機900の概略を示すブロック図である。 図10は、従来のレーザビームコリメーション装置920のコリメーションミラー部を示す断面図である。 図11は、従来のレーザビームコリメーション装置920のコリメーションミラー部を示す断面図である。
以下に本開示を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、図1〜図4を用いて、本実施の形態にかかるレーザ加工装置1について説明する。図1は、本実施の形態のレーザ加工装置1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施の形態のレーザ加工装置1は、レーザ発振器10と、全反射ミラー20と、曲率可変ミラー30(第1の曲率可変ミラー)と、全反射ミラー40と、加工ヘッド50と、加工テーブル60と、加工ヘッド移動装置70と、制御装置80とを有する。
レーザ発振器10は、制御装置80によって制御され、レーザを発振して、全反射ミラー20に向けてレーザビームLBを出射する。レーザ発振器10としては、例えば、ガスレーザ発振器である。なお、レーザビームLBは、進行方向に垂直な断面では面積を有するが、本明細書においては、最も強度が強い点をレーザビームLBの光軸とし、レーザビームLBの光路とは、レーザビームLBの光軸が通過する位置とする。
全反射ミラー20は、反射面が平面であり、レーザ発振器10からのレーザビームLBを曲率可変ミラー30に向けて反射する。なお、本実施の形態では、全反射ミラー20の反射面の法線をレーザビームLBの光軸から45度傾けることで、レーザビームLBの進行方向を90度変化させている。また、全反射ミラー20の裏面には、冷却機構が設けられていることが好ましい。
曲率可変ミラー30は、制御装置80によって制御され、反射面が凹形状の曲面であり、全反射ミラー20からのレーザビームLBを全反射ミラー40に向けて反射する。なお、曲率可変ミラー30に到達したレーザビームLBは拡散光であるが、曲率可変ミラー30によってコリメートされ、平行光となったレーザビームLBが全反射ミラー40に向けて反射される。また、本実施の形態では、曲率可変ミラー30の反射面の法線をレーザビームLBの光軸から45度傾けることで、レーザビームLBの進行方向を90度変化させている。曲率可変ミラー30の詳細については、後述する。
全反射ミラー40は、反射面が平面であり、曲率可変ミラー30からのレーザビームLBを加工ヘッド50に向けて反射する。なお、本実施の形態では、全反射ミラー40の反射面の法線をレーザビームLBの光軸から45度傾けることで、レーザビームLBの進行方向を90度変化させている。また、全反射ミラー40の裏面には、冷却機構が設けられていることが好ましい。
加工ヘッド50は、内部に集光レンズ(図示せず)を有しており、全反射ミラー40からの平行化されているレーザビームLBを集光し、加工テーブル60に搭載された被加工物Wに照射する。集光レンズは、制御装置80に制御され、Z軸方向に移動でき、加工ヘッド50から被加工物Wに照射されるレーザビームLBの焦点位置のZ軸方向を調整できる。また、加工ヘッド50は、側面からアシストガス(点線の矢印)が導入できるようになっており、加工ヘッド50の先端からは、アシストガスを被加工物に吹き付けることができる。これにより、被加工物Wのレーザ加工が行われる。なお、アシストガスは必ずしも必要ではない。
加工ヘッド移動装置70は、制御装置80によって制御され、X軸モータ71とY軸モータ72とを有し、加工ヘッド50の位置をXY平面において調整できる。加工ヘッド移動装置70によって加工ヘッド50を移動させることで、被加工物Wの加工位置(レーザビームLBの照射位置)を移動させることができる。
なお、本実施の形態では、加工ヘッド移動装置70によって加工ヘッド50を移動させているが、これに限らず、加工テーブル60によって被加工物Wを移動させて、レーザビームLBの照射位置のXY平面の移動を行ってもよい。また、加工ヘッド50内の集光レンズを上下に移動させているが、これに限らず、加工テーブル60によって被加工物Wを移動させて、レーザビームLBの照射位置のZ軸方向の移動を行ってもよい。
次に、図2〜図4を用いて、本実施の形態の曲率可変ミラー30について、具体的に説明する。図2は、本実施の形態における、反射面RF1が平面である時の曲率可変ミラー30の状態を示す断面図である。図3は、本実施の形態における、反射面RF1が曲率R1の凹面であり、位置調整が不要である場合の曲率可変ミラー30の状態を示す断面図である。図4は、本実施の形態における、反射面RF1が曲率R1の凹面であり、位置調整が必要である場合の曲率可変ミラー30の状態を示す断面図である。
図2〜図4に示すように、曲率可変ミラー30は、ミラー31と、位置制御装置32と、位置調整部材33とを有する。ミラー31は、制御装置80によって制御され、反射面RF1の曲率R1を変化させることができる。位置制御装置32は、制御装置80によって制御され、位置調整部材33によって、ミラー31の位置を制御できる。また、ミラー31の裏面には、冷却機構が設けられていることが好ましい。
図2に示すように、ミラー31の反射面RF1が平面である時は、レーザビームLBの光軸は、ミラー31の反射点P1によって反射される。ミラー31の反射点P1はミラー31の中心であり、この時のレーザビームLBの光路を、レーザ加工装置1におけるレーザビームLBの基準光路とする。
次に、図3を用いて、ミラー31の反射面RF1を曲率R1の凹面に変化させた場合の曲率可変ミラー30について説明する。図3では、ミラー31は、反射面RF1の中心の位置を変えずに、反射面RF1の周辺を突出させて凹形状となる。この場合、ミラー31の反射点P1の位置は変わらないため、位置制御装置32によるミラー31の位置調整は不要である。そして、曲率可変ミラー30は、レーザビームLBの光路を基準光路としたままで、レーザビームLBを平行化することができる。
次に、図4を用いて、ミラー31の反射面RF1を曲率R1の凹面に変化させた場合の曲率可変ミラー30について説明する。図4では、ミラー31は、反射面RF1の周辺の位置を変えずに、反射面RF1の中心を後退させて凹形状となる。この場合、ミラー31の反射点P1の位置が後退するため、位置調整部材33によって、ミラー31の位置を前方に押し出す必要がある。これにより、曲率可変ミラー30は、レーザビームLBの光路を基準光路としたままで、レーザビームLBを平行化することができる。
なお、ミラー31の周辺および中心の両方の位置を変えて、ミラー31の反射面RF1を凹形状とする場合であっても、ミラー31の反射点P1の位置が元の位置に戻るように、位置調整部材33によって、ミラー31の位置を移動させればよい。
(実施の形態2)
次に、図5〜図8を用いて、本実施の形態にかかるレーザ加工装置2について説明する。なお、実施の形態1と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。図5は、本実施の形態のレーザ加工装置2の概略構成を示す図である。
図5に示すように、本実施の形態のレーザ加工装置2は、レーザ加工装置2の全反射ミラー40を曲率可変ミラー130(第2の曲率可変ミラー)とした点、および、曲率可変ミラー30の曲率が異なり、その他の構成は同じである。
曲率可変ミラー30は、制御装置80によって制御され、反射面が凹形状の曲面であり、全反射ミラー20からのレーザビームLBを曲率可変ミラー130に向けて反射する。本実施の形態の曲率可変ミラー30に到達したレーザビームLBは拡散光であるが、曲率可変ミラー30によって集光され、収束光となったレーザビームLBが曲率可変ミラー130に向けて反射される。すなわち、本実施の形態の曲率可変ミラー30は、実施の形態1よりも曲率が大きくなっている。その他の点については、実施の形態1と同様である。
曲率可変ミラー130は、制御装置80によって制御され、反射面が凸形状の曲面であり、曲率可変ミラー30からのレーザビームLBを加工ヘッド50に向けて反射する。なお、曲率可変ミラー130に到達したレーザビームLBは収束光であるが、曲率可変ミラー130によってコリメートされ、平行光となったレーザビームLBが加工ヘッド50に向けて反射される。また、本実施の形態では、曲率可変ミラー130の反射面の法線をレーザビームLBの光軸から45度傾けることで、レーザビームLBの進行方向を90度変化させている。曲率可変ミラー130の詳細については、後述する。
次に、図6〜図8を用いて、本実施の形態の曲率可変ミラー130について、具体的に説明する。図6は、本実施の形態における、反射面RF2が平面である時の曲率可変ミラー130の状態を示す断面図である。図7は、本実施の形態における、反射面RF2が曲率R2の凸面であり、位置調整が不要である場合の曲率可変ミラー130の状態を示す断面図である。図8は、本実施の形態における、反射面RF2が曲率R2の凸面であり、位置調整が必要である場合の曲率可変ミラー130の状態を示す断面図である。
図6〜図8に示すように、曲率可変ミラー130は、ミラー131と、位置制御装置132と、位置調整部材133とを有する。ミラー131は、制御装置80によって制御され、反射面RF2の曲率R2を変化させることができる。位置制御装置132は、制御装置80によって制御され、位置調整部材133によって、ミラー131の位置を制御できる。また、ミラー131の裏面には、冷却機構が設けられていることが好ましい。
図6に示すように、ミラー131の反射面RF2が平面である時は、レーザビームLBの光軸は、ミラー131の反射点P2によって反射される。ミラー131の反射点P2はミラー131の中心であり、この時のレーザビームLBの光路を、レーザ加工装置2におけるレーザビームLBの基準光路とする。
次に、図7を用いて、ミラー131の反射面RF2を曲率R2の凸面に変化させた場合の曲率可変ミラー130について説明する。図7では、ミラー131は、反射面RF2の中心の位置を変えずに、反射面RF2の周辺を後退させて凸形状となる。この場合、ミラー131の反射点P2の位置は変わらないため、位置制御装置132によるミラー131の位置調整は不要である。そして、曲率可変ミラー130は、レーザビームLBの光路を基準光路としたままで、レーザビームLBを平行化することができる。
次に、図8を用いて、ミラー131の反射面RF2を曲率R2の凸面に変化させた場合の曲率可変ミラー130について説明する。図8では、ミラー131は、反射面RF2の周辺の位置を変えずに、反射面RF2の中心を突出させて凸形状となる。この場合、ミラー31の反射点P2の位置が突出するため、位置調整部材133によって、ミラー131の位置を後退させる必要がある。これにより、曲率可変ミラー130は、レーザビームLBの光路を基準光路としたままで、レーザビームLBを平行化することができる。
なお、ミラー131の周辺および中心の両方の位置を変えて、ミラー131の反射面RF2を凸形状とする場合であっても、ミラー131の反射点P2の位置が元の位置に戻るように、位置調整部材133によって、ミラー131の位置を移動させればよい。
また、本実施の形態では、曲率可変ミラー30によって反射された収束光の焦点よりも手前に曲率可変ミラー130を設ける必要がある。そして、曲率可変ミラー30によって反射された収束光の焦点よりも遠くに曲率可変ミラー130が設けられている場合は、曲率可変ミラー130は、反射面RF2を凹形状にしてレーザビームLBを平行化すればよい。その場合も、必要に応じて、位置調整部材133によって、ミラー131の反射点P2の位置を調整し、レーザビームLBの光路を基準光路とすればよい。
実施の形態1では、曲率可変ミラー30によってレーザビームLBを平行化するため、曲率可変ミラー30に達したときのレーザビームLBの幅でレーザビームLBは平行化される。それに対し、本実施の形態では、曲率可変ミラー30によってレーザビームLBを集光してから、曲率可変ミラー130で平行化するため、曲率可変ミラー30に達したときのレーザビームLBの幅よりも狭い幅で曲率可変ミラー130によって平行化できる。
本開示のレーザ加工装置は、レーザビームの光路を変えることなく、曲率可変ミラーの曲率を変化させることで、高精度なレーザ加工が行うことができ、産業上有用である。
1、2 レーザ加工装置
10 レーザ発振器
20 全反射ミラー
30、130 曲率可変ミラー
31、131 ミラー
32、132 位置制御装置
33、133 位置調整部材
40 全反射ミラー
50 加工ヘッド
60 加工テーブル
70 加工ヘッド移動装置
71 X軸モータ
72 Y軸モータ
80 制御装置
LB レーザビーム
P1、P2 反射点
R、R1、R2 曲率
RF1、RF2 反射面
W 被加工物
900 レーザ加工機
910 レーザ発振器
911 レーザビーム
912 コリメート光
920 レーザビームコリメーション装置
921 平面鏡
922 コリメーションミラー
923 ミラーホルダー
924 支持部
925 アクチュエータ
926 信号線
930 平面反射鏡
940 加工ヘッド
941 集光レンズ
950 コリメーション制御装置
951 制御信号
960 装置
970 被加工物

Claims (6)

  1. レーザビームを出射するレーザ発振器と、
    前記レーザビームを反射し、凹形状である反射面の曲率が変化する第1の曲率可変ミラーと、
    前記レーザビームを集光し、被加工物に照射する加工ヘッドと、
    前記被加工物が搭載される加工テーブルと、
    前記レーザ発振器のレーザ出力と、前記第1の曲率可変ミラーの曲率と、前記加工ヘッドと前記被加工物との相対位置と、を制御する制御装置と、を備え、
    前記第1の曲率可変ミラーは、前記反射面の中心位置を変えずに前記曲率を変化させるレーザ加工装置。
  2. 前記第1の曲率可変ミラーは、第1のミラーと前記第1のミラーの位置を変更する第1のミラー移動装置とを有し、
    前記第1のミラーは曲率の変化に伴って中心位置が移動し、
    前記第1のミラー移動装置は、前記中心位置の移動した方向と逆方向に、前記中心位置が移動した距離だけ前記第1のミラーを移動させる請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記レーザビームを反射し、凸形状である反射面の曲率が変化する第2の曲率可変ミラーをさらに備え、
    前記第2の曲率可変ミラーは、前記第1の曲率可変と前記加工ヘッドとの間に設けられた請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記第2の曲率可変ミラーは、第2のミラーと前記第2のミラーの位置を変更する第2のミラー移動装置とを有し、
    前記第2のミラーは曲率の変化に伴って中心位置が移動し、
    前記第2のミラー移動装置は、前記中心位置の移動した方向と逆方向に、前記中心位置が移動した距離だけ前記第2のミラーを移動させる請求項3に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記制御装置は、前記加工ヘッドの位置を移動させて前記加工ヘッドと前記被加工物との相対位置を制御する請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  6. 前記制御装置は、前記加工テーブルを駆動して前記加工ヘッドと前記被加工物との相対位置を制御する請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
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