JP2017060155A5 - - Google Patents

Description

本発明に係わる撮像素子は、被写体からの光を光電変換する複数の画素が配置された画素部と、前記画素部から信号を読み出す読み出し部と、前記読み出し部により読み出された信号のうち、画像を生成するための信号として、前記画素部の全領域の画素の信号を撮像素子の外部に出力するとともに、前記撮像素子を備える装置の駆動制御に用いる評価値を算出するための信号として、前記画素部の一部の領域の画素の信号を前記撮像素子の外部に出力する出力部と、を備えることを特徴とする。

Claims (14)

1. 被写体からの光を光電変換する複数の画素が配置された画素部と、
   前記画素部から信号を読み出す読み出し部と、
   前記読み出し部により読み出された信号のうち、画像を生成するための信号として、前記画素部の全領域の画素の信号を撮像素子の外部に出力するとともに、前記撮像素子を備える装置の駆動制御に用いる評価値を算出するための信号として、前記画素部の一部の領域の画素の信号を前記撮像素子の外部に出力する出力部と、
   を備えることを特徴とする撮像素子。
2. 前記画素から出力される信号をデジタル信号に変換するＡＤ変換部を有することを特徴とする請求項１に記載の撮像素子。
3. 前記画素部において被写体が存在する領域である被写体領域を検出するための被写体検出部をさらに備え、前記出力部は、前記撮像素子を備える装置の駆動制御に用いる評価値を算出するための信号については、前記被写体領域の画素の信号を前記撮像素子の外部に出力することを特徴とする請求項１または２に記載の撮像素子。
4. 前記被写体検出部は、人物または動物の顔または目を検出することを特徴とする請求項３に記載の撮像素子。
5. 前記被写体検出部は、ディープラーニングによるパターン認識処理を行うことで、被写体を検出することを特徴とする請求項３または４に記載の撮像素子。
6. 前記画素のそれぞれは、１つのマイクロレンズと複数の光電変換部とを有することを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の撮像素子。
7. 前記撮像素子を備える装置の駆動制御に用いる評価値を算出するための信号とは、焦点検出制御を行うための信号であり、前記出力部は、前記画素部の全領域のうちの一部の領域の画素からの信号であり、位相差検出方式の焦点検出制御に用いる位相差評価値を算出する基となる信号を前記撮像素子の外部に出力することを特徴とする請求項６に記載の撮像素子。
8. 前記読み出し部は、全ての前記複数の光電変換部の信号を読み出すことを特徴とする請求項６に記載の撮像素子。
9. 前記撮像素子を備える装置の駆動制御に用いる評価値を算出するための信号とは、自動露光制御を行うための信号であり、前記出力部は、前記画素部の全領域のうちの一部の領域の画素からの信号であり、自動露光制御に用いる測光評価値を算出する基となる信号を前記撮像素子の外部に出力することを特徴とする請求項１または２に記載の撮像素子。
10. 前記測光評価値を算出するための測光部をさらに備えることを特徴とする請求項９に記載の撮像素子。
11. 被写体からの光を光電変換する複数の画素が配置された画素部と、
    前記画素部から信号を読み出す読み出し部と、
    位相差検出方式の焦点検出制御に用いる位相差評価値を算出するための位相差検出部と、
    前記読み出し部により読み出された信号のうち、画像を生成するための信号として前記画素部の全領域の画素の信号を撮像素子の外部に出力するとともに、前記画素部の一部の領域の画素の信号を用いて前記位相差検出部により算出された前記位相差評価値を前記撮像素子の外部に出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする撮像素子。
12. 複数の基板を積層した積層型の構造を有することを特徴とする請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の撮像素子。
13. 請求項１乃至１２のいずれか１項に記載の撮像素子と、
    前記一部の領域を選択するための選択手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
14. 前記一部の領域をユーザが指定するモードと、前記一部の領域を自動で選択するモードのいずれかを設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項１３に記載の撮像装置。