JP2017059949A - 撮像装置、表示装置及び撮像装置の制御方法 - Google Patents

撮像装置、表示装置及び撮像装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの指定した領域の表示を適切に行うことができるように、ユーザの操作を補助する。【解決手段】撮像光学系を含む撮像手段と、前記撮像光学系の撮像方向を変更する第1の変更手段と、第1の座標値および第2の座標値を含むとともに、前記第1の変更手段の撮像方向を指示するための第1の命令を受信する受信手段と、前記撮像手段が撮像する撮像画像内の関心領域を設定する設定手段と具備し、前記第1の変更手段は、前記受信手段が受信する第1の命令、及び前記設定手段により設定される関心領域に基づき前記撮像光学系の撮像方向を変更する。【選択図】図6

Description

本発明は撮像装置、表示装置及び撮像装置の制御方法に関し、特に、ネットワークを介してパン/チルト/ズームを制御されることが可能な撮像装置に関する。
従来、監視カメラ等、ユーザがジョイスティック等の指示装置を介して操作することにより、撮影する方向や、望遠/広角等の光学系の焦点距離を変更して、撮影画角を変更することが可能な撮影装置が提案されている。また、デジタルカメラや携帯端末において、それに搭載されるモニタに表示された画像上で画像のズーム等の指示を行うことが提案されている。
例えば、特許文献1では、携帯端末上に指示したズーム領域を画面上に表示し、ズーム領域を画面全体に拡大表示することで、任意に指定した表示画面領域のズームを容易に可能にする携帯端末装置が提案されている。
特開2004−157869号公報
しかしながら、従来のパン/チルト/ズームが可能な撮像装置においては、パン/チルト/ズームの機械的な制限により、必ずしも、任意に指定した領域を画面全体に拡大表示することができない場合がある。
また、前述した携帯端末などにおいては、画面が小さいため、ユーザが所望の領域を所望通りに指定できない場合があり得る。
本発明は前述の問題点に鑑み、ユーザの指定した領域の表示を適切に行うことができるように、ユーザの操作を補助することが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮像光学系を含む撮像手段と、前記撮像光学系の撮像方向を変更する第1の変更手段と、第1の座標値および第2の座標値を含むとともに、前記第1の変更手段の撮像方向を指示するための第1の命令を受信する受信手段と、前記撮像手段が撮像する撮像画像内の関心領域を設定する設定手段と具備し、前記第1の変更手段は、前記受信手段が受信する第1の命令、及び前記設定手段により設定される関心領域に基づき前記撮像光学系の撮像方向を変更することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの指定した領域の表示を適切に行うことができるように、ユーザの操作を補助することが可能な撮像装置を提供することが可能である。
本発明の実施形態に係る撮像システムの構成例を説明する図である。 本発明の実施形態に係り、(a)は撮像装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図、(b)は表示装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るクライアントと撮像装置との間におけるコマンドシーケンスを説明する図である。 本発明の実施形態に係る撮像方向調整コマンド及びレスポンスの構造を説明する図である。 本発明の実施形態に係る座標系の構成を説明する図である。 本発明の実施形態に係るクライアントの表示画面において、指定されたパン/チルト/ズームが動作可動領域から外れた場合について説明する図である。
(第1の実施形態)
以下に、図面を参照して本発明の撮像装置の実施形態を説明する。
図1(a)は、本発明の実施形態に係る撮像システムのシステム構成の一例を示す図である。本実施形態に係る撮像システムでは、撮像装置100がネットワーク300を介して外部装置であるクライアント200に接続される。これにより、撮像装置100は、ネットワーク300を介してクライアント200と通信可能となる。撮像装置100は、撮像した撮像画像を、ネットワーク300を介してクライアント200に配信する。
ここで、クライアント200は、外部装置の一例であり、たとえば表示装置や情報処理装置により構成される。なお、本実施形態における撮像装置100は、動画像を撮影する監視カメラであり、より詳細には、監視に用いられる撮像装置であるものとし、撮像装置100とクライアント200の間の通信は、例えば、ONVIFで規定される通信を実行する。また、本実施形態における撮像装置100は、壁面や天井に設置されるものとする。
図2(b)は、クライアント200のハードウェア構成例を示したブロック図である。
図2(b)において、CPU201は、コンピュータシステムの制御を司る中央演算装置である。CPU201が、制御プログラムに基づいて、情報の演算や加工、各ハードウェアの制御を実行することにより後述する各機能を構成し、各処理を実現する。
RAM202は、ランダムアクセスメモリであり、CPU201の主メモリとして、実行プログラムのロードやプログラム実行に必要なワークメモリとして機能する。
ROM203は、CPU201の動作処理手順を規定する制御プログラムを記録しているリードオンリーメモリーである。ROM203には、コンピュータシステムの機器制御を行うシステムプログラムである基本ソフト(OS)を記録した領域と、システムを稼動するために必要な情報などが記録された領域がある。ROM203の代わりに後述のHDD205を用いる場合もある。
NETIF204は、ネットワークインターフェースであり、ネットワークを介して送受信されるデータの入出力制御を行う。
HDD205は、ハードディスクドライブ(HDD)であり、記憶装置である。HDD205は、アプリケーションプログラムや、画像情報などのデータ保存用に用いられる。
バス206は、前述した各ユニット間でデータをやりとりするための入出力バス(アドレスバス、データバス、及び制御バス)である。
表示部210は、複数の操作画面を表示し、表示した操作画面をユーザが操作するためにタッチすると、タッチに関する情報を取得するタッチパネルを備えた、タッチ入力機能を有する。
ネットワーク300は、例えばEthernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成される。本実施形態においては、撮像装置100とクライアント200との間の通信を行うことができるものであればその通信規格、規模、構成を問わない。
例えば、ネットワーク300は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等のいずれにより構成されてもよい。なお、本実施形態における撮像装置100は、例えば、PoE(Power Over Ethernet(登録商標))に対応していてもよく、LANケーブルを介して電力を供給されてもよい。
クライアント200は、撮像装置100に対してコマンドを送信する。たとえば、クライアント200は、規定されたフォーマットで撮像装置100の撮像方向、または画角を変更するためのコマンド(リクエスト)を送信する。
撮像装置100は、クライアント200から受信した撮像方向(パン、チルト)を変更するためのコマンドに応じて撮像方向を変更する。また、撮像装置100は、クライアント200から受信した画角(ズーム)を変更するための命令に応じて画角を変更する。
図1(b)は、本実施形態に係る撮像装置100が撮像方向変更、または画角変更するための駆動機構の一例を示す図である。
パン駆動機構111は、撮像装置100の撮像方向をパン方向に変更させる。また、チルト駆動機構112は、撮像装置100の撮像方向をチルト方向に変更させる。さらに、ズーム機構113は、撮像装置100の画角を変更させる。
すなわち、これら、パン駆動機構111、チルト駆動機構112、ズーム機構113は、それぞれ撮像装置100のパン、チルト、ズームを変更することにより、撮像部103の撮像位置を変更するPTZ駆動機構を構成する。なお、本実施形態において、パン駆動機構111、チルト駆動機構112及びズーム機構113のそれぞれは、ステッピングモータ及びギヤ等から構成されているものとする。
図2(a)は、本実施形態に係る撮像装置100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2(a)において、122は撮像光学系における前玉レンズ、124はバリエータレンズ、126は撮像素子、128は映像信号処理回路、130は符号化回路、132はバッファ、134は通信回路(以下、I/Fと称する)、136は通信端子である。
142はパン駆動回路、143はチルト駆動回路、144はバリエータレンズ駆動回路(以下、ズーム駆動回路と称する)である。
146は中央演算処理回路(以下、CPUと称する)、148は電気的に消去可能な不揮発性メモリ(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory;EEPROM)である。
以下に、図2(a)を参照して動作を説明する。
撮像される被写体からの光線は、撮像光学系の前玉レンズ122及びバリエータレンズ124を介して、撮像素子126に入射され光電変換される。
ズーム駆動回路144は、CPU146からの駆動信号に基づき、バリエータレンズ124を光軸方向に移動させる。このバリエータレンズ124の移動に伴い、撮像光学系の焦点距離が変化する。焦点距離が可変の、焦点距離変更可能な撮像光学系を構成することにより、本実施形態の撮像装置100が送出する映像の撮像画角を変更させる第2の処理を行うことが可能となる。
前述したように、図2(a)において、142はパン駆動回路、143はチルト駆動回路であり、撮像方向(パン、チルト)を変更する第1の処理を行う。CPU146からパン駆動回路142に入力される駆動信号に基づき、不図示のパン駆動モーターが駆動される。当該の駆動動作により、図1(b)のパン駆動機構111が駆動され、撮像装置100におけるパン方向の撮影方向が変化される。
同様に、CPU146からチルト駆動回路143に入力される駆動信号に基づき不図示のチルト駆動モーターが駆動されることにより、チルト駆動機構112が駆動され、撮像装置100におけるチルト方向の撮影方向が変化される。
本実施形態では、通常撮影がなされる場合、CPU146の指示によって、映像信号処理回路128からは輝度信号と色差信号とが符号化回路130に出力される。符号化回路130において符号化された映像信号は、バッファ132、I/F134、及び通信端子136を介して外部に送信される。
以下に、図3を用いて、クライアント200と撮像装置100との間において、画角及び撮影方向を設定変更する典型的なBoxZoomコマンドシーケンスを説明する。ここでトランザクションとは、クライアント200から撮像装置100へ送信されるコマンドと、それに対して撮像装置100からクライアント200へ返送するレスポンスのペアのことを指している。
図3において、1201は、GetServiceCapabilitiesコマンドのトランザクションである。GetServiceCapabilitiesコマンドは、撮像装置100がサポートする機能を示す機能情報を返送するように指示するコマンド(第2のコマンド)である。本機能情報には、SetBoxZoomコマンドの情報を含む。
ユーザが、クライアント200における不図示の映像表示部で、第1の座標(例えば、X1座標)と第2の座標(例えば、X2座標)との設定を確定すると、クライアント200はSetBoxZoomコマンドを発行する。
撮像装置100は、当該のSetBoxZoomコマンドに基づき、取得した第1および第2の座標から撮像装置100の画角と方向との変更値を算出し、算出した変更値に基いて撮像装置100を駆動する。
1202は、GetCofigurationsコマンドのトランザクションである。当該コマンドにより、クライアント200は、撮像装置100のPTZ設定の情報を取得する。当該のコマンドに対して、撮像装置100は、当該撮像装置100に設定されている全てのPTZ設定のリストを返す。当該PTZ設定のリスト内には、複数のPTZ設定を含むことができるとともに、各PTZ設定を識別するためのtoken情報が含まれる。当該のtoken情報を、本実施形態では、ConfigurationTokenと称する。
1203は、GetConfigurationOptionsコマンドのトランザクションである。
クライアント200は、ConfigurationTokenを含ませて、当該コマンドを発行する。
撮像装置100は、GetConfigurationOptionsレスポンスに、ConfigurationToken指定された設定における、可能なオプション情報を格納する。そして、GetConfigurationOptionsレスポンスをクライアント200に送信する。
例えば、本実施形態では、GetConfigurationOptionsレスポンスは、前述したSetBoxZoomコマンドに設定可能なProfileTokenのリスト情報を含む。クライアント200は、ProfileTokenのリストから、所望のProfileTokenを選択して、SetBoxZoomコマンドを発行する。
1204は、SetBoxZoomコマンドのトランザクションである。このコマンド(第1の命令)により、クライアント200は、撮像装置100に、SetBoxZoomリクエスト情報、ProfileToken情報、第1の座標および第2の座標を含めて、SetBoxZoomコマンドを送信する。
SetBoxZoomコマンドを受信した撮像装置100は、ProfileToken情報、第1の座標、及び第2の座標を、不図示の記憶部に記憶するとともに、SetBoxZoomレスポンスをクライアント200に送信する。
また、撮像装置100は、第1の座標、及び第2の座標に基づき、当該撮像装置100が撮影している画像の撮像画角を変更する。すなわち、撮像装置100は、前述のパン、チルト、及びズーム機構の駆動を行う。本実施形態の撮像装置100は、これらのパン、チルト、及びズーム機構の駆動を行う際に、物体が画角端付近に位置していた場合には、当該の物体が画角内に入るように、パン/チルト/ズーム動作を調整する。
図4は、SetBoxZoomコマンド、及びSetBoxZoomレスポンスの構造を示す図である。
図4(a)は、SetBoxZoomコマンドを示す図である。
図4(a)において、3001は宛先アドレス、3003は送信元アドレス、3005はSetBoxZoomリクエストを示すデータフィールド、3007はプロファイルトークン・フィールドである。
3009は開始点座標フィールド、3015は終了点座標フィールドである。開始点座標フィールド3009、及び終了点座標フィールド3015は、それぞれ、X座標フィールドとY座標フィールドを含む。
3011は開始点のX座標フィールド、3013は開始点のY座標フィールドである。また、3017は終了点のX座標フィールド、3019は終了点のY座標フィールドである。
宛先アドレス3001には、SetBoxZoomコマンドの送信先である撮像装置のアドレスが格納され、送信元アドレス3003には送信元であるクライアントのアドレスが格納される。
図4(b)は、SetBoxZoomレスポンスの構造を示す図である。
図4(b)において、3021は宛先アドレス、3023は送信元アドレス、3025はSetBoxZoomレスポンス・フィールドである。
図4(b)に示すように、SetBoxZoomレスポンスでは、SetBoxZoomレスポンス・フィールド3025によって、当該パケットがSetBoxZoomレスポンスであることを示す。また、宛先アドレス3021には、SetBoxZoomレスポンスの送信先であるクライアントのアドレスが格納され、送信元アドレス3023には送信元である撮像装置のアドレスが格納される。
本実施形態において、クライアント200が送信するSetBoxZoomコマンドの内の第1の座標値の一部が第2の座標値の一部より小さい場合に焦点距離を長く変更する。例えば、図4(a)で示されるSetBoxZoomコマンドにおいて、開始点のX座標フィールド3011の値が、終了点のX座標フィールド3017の値よりも小さい場合に、撮像装置100におけるズーム光学系の焦点距離を長くするように調整される。
また、例えば、開始点のX座標フィールド3011の値が、終了点のX座標フィールド3017の値よりも大きい場合に、本実施形態に係る撮像装置100のズーム光学系の焦点距離を短くするように調整される。
さらに、例えば、開始点のX座標フィールド3011の値と、終了点のX座標フィールド3017との差分が所定の値よりも小さい場合に、制御コマンド内の当該座標値に係る点を、現在の撮像画像の略中央に位置するようにパン及びチルトが調整される。
SetBoxZoomコマンドを受信した撮像装置100は、当該コマンドに格納された情報に基づいて、パン/チルト/ズームの動作を開始する。前述したように、開始点のX座標フィールド3011の値が、終了点のX座標フィールド3017の値よりも小さい場合には、所謂ズーム・イン動作を行う。この際のズーム動作は、開始点座標フィールド3009と終了点座標フィールド3015で指定される矩形の範囲をズーム・イン動作後の撮影範囲とするように、パン/チルト/ズームの動作が調整される。
また、開始点のX座標フィールド3011の値が、終了点のX座標フィールド3017の値よりも大きい場合には、所謂ズーム・アウト動作が行われる。この際、撮像装置100は、開始点座標フィールド3009と終了点座標フィールド3015で指定される矩形の範囲の中心を撮影範囲の中心とするように、パン/チルトの動作が調整される。また、ズーム・アウトのズーム動作は、開始点座標フィールド3009と終了点座標フィールド3015で指定されている矩形の範囲により決められ、ズーム・アウト前の撮影画角が矩形の範囲になるようにズームの動作が調整される。
本実施形態では、ズーム・アウト動作時のズーム後の撮影範囲を、開始点座標フィールド3009と終了点座標フィールド3015で指定される矩形の範囲としているが、他の指定方法でズーム・アウト動作時のズーム後の撮影範囲を決めてもよい。例えば、ズーム・アウト前の撮影画角内における二点の座標を開始点座標フィールド3009、及び終了点座標フィールド3015に指定する方法でズーム・アウトを動作させてもよい。
この場合、ズーム比は、例えば、撮影範囲の横方向長さ(X方向長さ)に対する、開始点座標フィールド3009と終了点座標フィールド3015で指定される矩形のX方向長さの比を用いる。また、ズーム比を、撮影範囲の縦方向長さ(Y方向長さ)に対する、開始点座標フィールド3009と終了点座標フィールド3015で指定される矩形のY方向長さの比を用いて指定してもよい。さらに、ズーム比を、撮影範囲の対角方向長さと、開始点座標フィールド3009と終了点座標フィールド3015で指定される矩形の対角方向長さの比で指定してもよい。
次に、図5を用いて、本実施形態に係る座標系の構成を説明する。
図5において、3502は撮影範囲(現在の撮影画角)を示す撮影枠、3503は、クライアント側におけるユーザの指定操作に応じて入力された座標値を示す、SetBoxZoomコマンドの開始点座標フィールド3009と終了点座標フィールド3015とで規定される矩形範囲である。この矩形範囲は撮像画像内の関心領域を示す。
ズーム・インの場合、3504はSetBoxZoomコマンドの開始点座標、3505はSetBoxZoomコマンドの終了点座標、3506は指定された矩形範囲3503の中心位置であり、中心座標を示す。
図5に示された本実施形態の座標系において、撮影枠3502は、X座標値、及びY座標値の範囲が、それぞれ−1から+1となるように構成される。当該の座標系は、例えば、正規化座標系と呼称される。
本実施形態では、正規化座標系において、撮影枠3502のX座標値、及びY座標値の範囲は、撮像装置100のパン/チルト/ズームを動作させても変動しないように構成される。すなわち、本実施形態の正規化座標系では、現在の撮影範囲(撮影画角)を、撮像装置100のパン/チルト/ズーム動作によらず、X座標値、及びY座標値が−1から+1になるように構成される。
SetBoxZoomコマンドの開始点座標3504のX座標値をX1、Y座標値をY1とする。この場合、図4における開始点のX座標フィールド3011の値はX1が格納される。また、開始点のY座標フィールド3013にはY1が格納される。
次に、図6においてズーム・イン時に指定されたパン/チルト/ズームが、指定の位置、画角が動作可動領域から外れた場合について説明する。
図6に示された4502は、クライアント側で映像を出力しているモニタでの表示エリアである。矩形4503はSetBoxZoomコマンドを指定するためにマウスにより指定するエリアであり、4506は指定した矩形4503の中心座標を示す。モニタは、図5と同様のフィールド座標を持つ。
矩形4507はSetBoxZoomで指定されるエリアに対するパン/チルト/ズームの可動可能領域によりズームされるエリアであり、関心領域設定時にその設定位置に対する駆動可能な関心領域の焦点距離可動領域を表示する。4508はそのパン/チルトの位置である。SetBoxZoomにて指定位置がパン/チルト/ズームの可動領域から外れた場合、矩形4507のエリアにパン/チルト/ズームの動作が調整される。これにより、矩形4507とパン/チルトの位置4508を表示し、SetBoxZoomで指定したエリアにパン/チルト/ズームの動作が調整されないことを示す。
矩形4507は、現在の撮像装置のパン/チルト/ズーム位置と、撮像装置のパン/チルト/ズームの可動可能領域とで比較計算し算出される。また、クライアントから撮像装置に問い合わせてもよい。矩形4507が画面4502上に入らない場合は、撮像画像内の焦点距離可動範囲と中心位置範囲を表示してもよい。すなわち、矩形ではなく、画面上に入る矩形の一部のみとパン/チルトの位置4508を表示してもよい。
また、パン/チルトの位置4508は、矩形4507が画面4502で表示可能な場合は省略してもよい。この矩形4507、パンチ/チルトの位置4508はSetBoxZoomで指定する矩形4503がパン/チルト/ズームが指定の位置、画角が動作可動領域から外れない場合でも表示していてもよい。
ズーム・アウトも同様に、パン/チルト/ズームの可動範囲を超えた場合は、ズーム・アウトに対応したパン/チルト/ズームの動作が調整される矩形4507とパン/チルトの位置4508を表示する。
(その他の実施例)
本発明は、前述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 撮像装置
122 前玉レンズ
124 バリエータレンズ
126 撮像素子
128 映像信号処理回路
130 符号化回路
132 バッファ
134 I/F
136 通信端子
142 パン駆動回路
143 チルト駆動回路
144 ズーム駆動回路
146 CPU
148 不揮発性メモリ

Claims (14)

  1. 撮像光学系を含む撮像手段と、
    前記撮像光学系の撮像方向を変更する第1の変更手段と、
    第1の座標値および第2の座標値を含むとともに、前記第1の変更手段の撮像方向を指示するための第1の命令を受信する受信手段と、
    前記撮像手段が撮像する撮像画像内の関心領域を設定する設定手段と、
    を具備し、
    前記第1の変更手段は、
    前記受信手段が受信する第1の命令、及び前記設定手段により設定される関心領域に基づき前記撮像光学系の撮像方向を変更することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像光学系は焦点距離が可変であるとともに、当該焦点距離を変更する第2の変更手段をさらに具備し、
    前記第2の変更手段は、
    前記第1の命令において、
    前記第1の座標値の少なくとも一部が前記第2の座標値の少なくとも一部よりも小さい場合に、焦点距離を長く変更し、
    前記第1の座標値の少なくとも一部が前記第2の座標値の少なくとも一部よりも大きい場合に、焦点距離を短く変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1の変更手段は、
    前記第1の命令において、前記第1の座標値の少なくとも一部と前記第2の座標値の少なくとも一部との差分が所定の値よりも小さい場合に、当該座標値の画面上の位置が撮像画像の略中央に設定されるように撮像方向を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記第1の変更手段は、
    前記設定手段により設定される関心領域が撮像画像内に位置するように前記撮像光学系の撮像方向を変更することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記第2の変更手段は、
    前記第1の命令に基づき前記撮像光学系の焦点距離を短く変更する場合に、
    前記設定手段により設定される関心領域が撮像画像内に位置するように前記撮像光学系の焦点距離を変更することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  6. 前記設定手段により設定される関心領域は、
    ネットワークを介して接続された外部装置により設定された領域の位置であることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記受信手段が前記第1の命令を実行すること可能であるか否かを問い合わせる第2の命令を受信した場合に、
    前記第2の命令を受信したことに応じて、前記第1の命令を実行すること可能であることを示す情報を含ませて送信する送信手段を具備することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記送信手段は、
    前記関心領域に対し、その設定位置に対する撮像画像内の駆動可能な撮像画角の問い合わせに対する撮像画角の情報を含ませて送信することを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 撮像装置とネットワークを介して接続された表示装置であって、
    前記撮像装置が撮像する撮像画像を表示する表示手段と、
    ユーザにより領域を指定する指定手段とを具備し、
    前記指定手段により指定された領域が前記撮像装置により関心領域として設定され、
    前記表示手段は、
    前記関心領域の設定時にその設定位置に対する駆動可能な関心領域の焦点距離可動領域を撮像画像に表示することを特徴とする表示装置。
  10. 前記表示手段は、
    前記関心領域の設定時にその設定位置に対する駆動可能な関心領域の中心位置を撮像画像に表示することを特徴とする請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記表示手段は、
    前記関心領域の設定時にその設定位置に対する駆動可能な関心領域の焦点距離可動領域が撮像画像から外れる場合に、撮像画像内の焦点距離可動範囲を表示することを特徴とする請求項9または10に記載の表示装置。
  12. 前記表示手段は、
    前記関心領域の設定時にその設定位置に対する駆動可能な関心領域の焦点距離可動領域が撮像画像から外れる場合のみ、中心位置範囲を撮像画像に表示することを特徴とする請求項9〜11の何れか1項に記載の表示装置。
  13. 撮像光学系を含む撮像工程と、
    前記撮像光学系の撮像方向を変更する第1の変更工程と、
    第1の座標値および第2の座標値を含むとともに、前記第1の変更工程の撮像方向を指示するための第1の命令を受信する受信工程と、
    前記撮像工程において撮像する撮像画像内の関心領域を設定する設定工程と、
    を具備し、
    前記第1の変更工程は、
    前記受信工程において受信する第1の命令、及び前記設定工程において設定される関心領域に基づき前記撮像光学系の撮像方向を変更することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  14. 撮像光学系を含む撮像工程と、
    前記撮像光学系の撮像方向を変更する第1の変更工程と、
    第1の座標値および第2の座標値を含むとともに、前記第1の変更工程の撮像方向を指示するための第1の命令を受信する受信工程と、
    前記撮像工程において撮像する撮像画像内の関心領域を設定する設定工程とをコンピュータに実行させ、
    前記第1の変更工程は、
    前記受信工程において受信する第1の命令、及び前記設定工程において設定される関心領域に基づき前記撮像光学系の撮像方向を変更するようコンピュータを制御することを特徴とするプログラム。
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