JP2018050148A - 情報処理装置およびその制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ライブ画像が表示されたタッチパネル上でのピンチ操作に応じて、撮像装置の光学レンズの焦点距離を変更する場合に、ユーザがスムーズに操作できるようにすることを目的とする。【解決手段】 撮像装置から受信したライブ画像データを、タッチパネルを備える表示装置に表示させ、タッチパネル上に対するピンチ操作を検知し、ピンチ操作が検知された複数のタッチ位置の間の距離にしたがって、ライブ画像データを縮小または拡大して表示させる。ピンチ操作が終了すると、その直前に検知されたタッチ位置の間の距離に基づくライブ画像データの拡大率と撮像装置に現在設定されている第1の焦点距離に基づき、第2の焦点距離を算出し、撮像装置へ送信する。撮像装置は第2の焦点距離にしたがってレンズユニットを調整し、撮像処理を実行する。【選択図】 図3

Description

本発明は、外部の撮像装置と通信し、遠隔操作することが可能な情報処理装置およびその制御方法およびプログラムに関する。
従来、管理端末のタッチパネル上で操作者によるタッチジェスチャ操作を認識し、それに応じて映像撮影装置の動作を制御することが行われている(特許文献1参照)。例えば、タッチパネルの画面に触れた2本の指の距離を狭めたり、広げたりすることで、表示映像をズームすることが行われている。
特開2010−258878号公報
一方、撮像装置の光学レンズの焦点距離を変更する場合、光学レンズの位置を物理的に移動させるのには時間がかかる。よって、ユーザの端末において、ライブ画像が表示された画面上でタッチジェスチャ操作による指示を受け付けてから、指示を撮像装置に送信し、撮像装置がそれに応答して光学レンズの位置を移動させ、撮像処理が行われるまでに時間がかかっていた。さらに、撮像処理により得られたライブ画像が撮像装置からユーザの端末へ送信され、ユーザの端末の画面の表示が更新されるまでにも時間がかかってしまう。これにより、ユーザがジェスチャ操作した結果が直ぐに画面の表示に反映されないため、ユーザがスムーズに操作できないという問題があった。
本願に係る発明の一つは、レンズユニットを備える撮像装置と通信可能な情報処理装置であって、ライブ画像データを前記撮像装置から受信する受信手段と、前記ライブ画像データを、タッチパネルを備える表示装置に表示させる表示制御手段と、前記ライブ画像データが表示されたタッチパネル上に対するピンチ操作を検知する検知手段と、前記表示制御手段は、前記ピンチ操作が検知された複数のタッチ位置の間の距離にしたがって、前記ライブ画像データを縮小または拡大して前記表示装置に表示させ、前記ピンチ操作が終了すると、前記ピンチ操作が終了する直前に検知されたタッチ位置の間の距離に基づくライブ画像データの拡大率と撮像装置に現在設定されている第1の焦点距離に基づき、第2の焦点距離を算出する算出手段と、前記第2の焦点距離を前記撮像装置へ送信する送信手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ライブ画像が表示されたタッチパネル上でのピンチ操作に応じて、ライブ画像の表示態様を変更して、焦点距離の変更後の画角のイメージを提示する。そして、ピンチ操作が終了するとき焦点距離を算出して撮像装置へ変更を指示するので、ユーザはスムーズに操作することができる。
本発明の一実施形態における撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態における情報処理装置の動作の一例を示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態における情報処理装置の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における情報処理装置の表示部に表示される画面上での操作の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態における拡大率の求め方の一例を説明するためのである。 本発明の一実施形態における情報処理装置の表示部に表示される画面上での操作の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態における情報処理装置の動作の一例を示す図である。 本発明の一実施形態における情報処理装置の動作の一例を示す図である。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第1の実施形態)
本実施形態では、光学ズーム機能を搭載した撮像装置と携帯電話などの情報処理装置とが通信し、情報処理装置から撮像装置を遠隔操作する。
図1は、本実施形態の撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。撮像装置は例えば、デジタルカメラによって実現されるが、これに限られない。
制御部101は、入力された信号や、後述のプログラムに従って撮像装置100の各部を制御する。制御部101は例えばCentral Processing Unit(CPU)により実現される。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102は、撮像部102に含まれるレンズユニットで結像された被写体光を電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行いデジタルデータを画像データとして出力する。撮像した画像データはバッファメモリに蓄えられた後、制御部101にて所定の演算を行い、記録媒体110に記録される。また、図示はしないが、撮像装置100はマイクも備え、マイクで集音した音声もデジタルデータに変換され、画像データに付属する音声データとしてや、または、単独の音声データとして記録媒体110に記録される。また、レンズユニットは複数のレンズから構成され光学的なズームが可能なものである。また、接続部111で接続された外部装置からの要請により、ライブ画像データを出力することも可能である。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部101で実行される後述のプログラム等が格納される。
作業用メモリ104は、撮像部102での撮像処理により得られた画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106に表示させるために表示用の画像データを保持する画像表示用メモリ、制御部101の作業領域等として使用される。
操作部105は、撮像装置100に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部105は例えば、ユーザが撮像装置100の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、撮影を指示するためのレリーズスイッチ、画像データの再生を指示するための再生ボタンなどの操作部材を含む。また、後述する表示部106に形成されるタッチパネルも操作部105に含まれる。なお、レリーズスイッチは、SW1およびSW2を有する。レリーズスイッチが、いわゆる半押し状態となることにより、SW1がONとなる。これにより、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の撮影準備を行うための指示を受け付ける。また、レリーズスイッチが、いわゆる全押し状態となることにより、SW2がONとなる。これにより、撮影記録を行うための指示を受け付ける。
表示部106は、撮影の際のビューファインダー画像の表示、撮影した画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部106は必ずしも撮像装置100が内蔵する必要はない。撮像装置100は内部又は外部の表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体110は、レリーズ指示に応答して撮像部102から出力された画像データを記録することができる。記録媒体110は、撮像装置100に着脱可能なよう構成してもよいし、撮像装置100に内蔵されていてもよい。すなわち、撮像装置100は少なくとも記録媒体110にアクセスする手段を有していればよい。
接続部111は、外部装置と接続するためのインターフェースである。撮像装置100は、接続部111を介して、外部装置と通信し、データのやりとりを行うことができる。なお、本実施形態では、接続部111は外部装置とWi−FiやBluetooh(登録商標)等の無線通信を介して接続するためのインターフェースを含む。制御部101は、接続部111を制御することで外部装置との通信を実現する。なお、通信方式はこれらに限定されるものではなく、また有線通信であってもよい。
図2は、本実施形態の情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置200は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレットデバイス、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置により実現される。なお、情報処理装置200は、単一のコンピュータ装置で実現してもよいし、必要に応じた複数のコンピュータ装置に各機能を分散して実現するようにしてもよい。複数のコンピュータ装置で構成される場合は、互いに通信可能なようにLocal Area Network(LAN)などで接続されている。
制御部201は、入力された信号や、後述のプログラムに従って情報処理装置200の各部を制御する。制御部201は例えばCentral Processing Unit(CPU)により実現される。なお、制御部201が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
不揮発性メモリ203は、電気的に消去・記録可能な不揮発性のメモリであり、制御部201で実行される各種プログラム等が格納される。撮像装置100と通信するためのプログラムも不揮発性メモリ203に保持され、カメラ通信アプリケーションとしてインストールされているものとする。なお、本実施形態における情報処理装置200の各種処理は、カメラ通信アプリケーションにより提供されるプログラムを読み込むことにより実現される。なお、カメラ通信アプリケーションは情報処理装置200にインストールされたOS(Operating System)の基本的な機能を利用するためのプログラムを有しているものとする。なお、情報処理装置200のOSが本実施形態における処理を実現するためのプログラムを有していてもよい。
作業用メモリ204は、データを一時的に保存するバッファメモリや、表示部206の画像表示用メモリや、制御部201の作業領域等として使用される。
操作部205は、情報処理装置200に対する指示をユーザから受け付けるために用いられる。操作部205は例えば、ユーザが情報処理装置200の電源のON/OFFを指示するための電源ボタンや、表示部206に形成されるタッチパネルなどの操作部材を含む。
表示部206は、画像データの表示、対話的な操作のための文字表示などを行う。なお、表示部206は必ずしも情報処理装置200が内蔵する必要はない。情報処理装置200は表示部206と接続することができ、表示部206の表示を制御する表示制御機能を少なくとも有していればよい。
記録媒体210は、各種データを記録することができる。記録媒体210は、情報処理装置200に着脱可能なよう構成してもよいし、情報処理装置200に内蔵されていてもよい。すなわち、情報処理装置200は少なくとも記録媒体210にアクセスする手段を有していればよい。
接続部211は、外部装置と接続するためのインターフェースである。情報処理装置200は、接続部211を介して、外部装置と通信し、データのやりとりを行うことができる。なお、本実施形態では、接続部211は外部装置とWi−FiやBluetooth(登録商標)等の無線通信を介して接続するためのインターフェースを含む。制御部201は、接続部211を制御することで外部装置との通信を実現する。なお、通信方式はこれらに限定されるものではなく、また有線通信であってもよい。
公衆網接続部212は、公衆無線通信を行う際に用いられるインターフェースである。情報処理装置200は、公衆網接続部212を介して、他の機器と音声通話をしたり、データ通信をしたりすることができる。なお、接続部211および公衆網接続部212は必ずしも独立したハードウェアで構成する必要はなく、例えば一つのアンテナで兼用することも可能である。
次に、図3に示すフローチャート図を参照して、情報処理装置200が撮像装置100を遠隔操作してその撮像処理を制御する際の動作について説明する。なお、本動作は、情報処理装置200の制御部201が不揮発性メモリ203に保持されたカメラ通信アプリケーションやOSにしたがって各種デバイスを制御することにより実現される。
制御部201は、カメラ通信アプリケーションのメニュー画面を表示し、ユーザからの操作を受け付け、リモート撮影の開始を指示されたか否かを判定する(S301)。
ユーザの操作に応答してリモート撮影の開始の指示を受け付けると(S301でYes)、制御部201は接続処理を実行し、情報処理装置200の接続部211と撮像装置100の接続部111との間で通信を確立する(S302)。なお、既に接続部211と接続部111との間で通信が確立されていれば、ステップS302の処理は省略できる。
制御部201は、撮像装置100に対して、リモート撮影モードに遷移するように指示を送信する(S303)。撮像装置100でのリモート撮影モードとは、撮像装置100が外部装置からの命令にしたがって撮像処理を実行するモードである。撮像装置100はリモート撮影モードの間、撮影準備の状態で外部装置(ここでは情報処理装置200)からの命令を待つ。撮像装置100は撮影準備の状態で、撮像部102の撮像処理により得られた画像データをライブ画像として出力することができる。
そして、制御部201はレンズ情報と現在設定されている焦点距離情報(FocalLengthCurrent)を撮像装置100から取得する(S304)。レンズ情報は具体的には、光学レンズのワイド端の焦点距離(FocalLengthWide)、テレ端の焦点距離(FocalLengthTele)を示す情報である。なお、取得したデータは、作業用メモリ204に格納される。
制御部201はライブ画像を撮像装置100から受信し、表示部206に図4に示すようにライブ画像を表示させる(S305)。
図4はライブ画像が表示される画面400の一例を示す図である。光学ズーム調整領域403は撮像装置100の光学ズームの焦点距離を遠隔操作で指定するためのもので、スライダー404を移動させることでポジションを指定する。スライダー404を最も左側に移動させると、焦点距離がワイド端に設定され、逆に最も右側にスライダー404を移動させると、焦点距離がテレ端に設定される。そして、本実施形態では、光学ズーム調整領域403を操作する以外に、ライブビュー領域402へのタッチ操作を検知し、同時にタッチが検知されている2箇所の距離の変化によって光学レンズの焦点距離を設定することができる。ここで、同時にタッチが検知されている2箇所の距離の変化によって、2箇所の距離が近付く場合の操作をピンチイン、2箇所の距離が遠ざかる場合の操作をピンチアウトと言い、これらをまとめてピンチ操作と言う。そして、レリーズボタン405は撮像装置100への撮影記録の指示を受け付けるためのものである。レリーズボタン405への押下操作を受け付けると、情報処理装置200は撮像装置100に対して撮影記録のための命令を発行する。終了ボタン401はカメラ通信アプリケーションの終了指示を受け付けるためのもので、このボタンに対する押下操作を受け付けると、撮像装置100との接続を切断し、本アプリケーションを終了する。ライブビュー領域402には、撮像装置100から受信したライブ画像を表示し、ユーザは画角を確認することができる。
次に、制御部201は、ライブビュー領域402上でピンチ操作が検知されたか否か、すなわち、上述したズームレンズの焦点距離の変更指示の受け付けを開始したか否かを判定する(S306)。ピンチ操作を受け付けると(S306でYes)、制御部201は、一連のピンチ操作の動きに連動して、表示されているライブ画像の一部を切りだして拡大表示したり、ライブ画像の全体を縮小して表示したりする(S307)。なお、一連のピンチ操作を受け付けている間は、タッチ位置が変化しても、光学レンズの焦点距離を変更させる命令は撮像装置100には送信されない。
そして、制御部201は、ライブビュー領域402上でのピンチ操作が検知されなくなったか否か、すなわち、焦点距離の変更指示の受け付けを終了したか否かを判定する(S308)。例えば、ピンチ操作をしていた指が表示部206のタッチパネルから離れると、ライブビュー領域402上でのピンチ操作が検知されなくなる。
次に、制御部201は、ピンチ操作が検知されなくなる直前のタッチ位置の距離に応じて新しい焦点距離(FocalLengthNew)を算出する(S309)。なお、制御部201はステップS306でピンチ操作を受け付けた後、タッチ位置をバッファに格納し、ピンチ操作に連動して更新している。よって、制御部201は、最後にバッファに格納されているタッチ位置をピンチ操作が検知されなくなる直前のタッチ位置として読み出して、ステップS309の処理に使用する。
そして、制御部201は算出されたFocalLengthNewを撮像装置100へ送信する(S310)。これにより、撮像装置100は、情報処理装置200から受信した新しい焦点距離に変更して撮像処理を実行し、それにより得られたライブ画像を情報処理装置200へ送信する。情報処理装置200はステップS305において、ライブ画像をライブビュー領域402に表示させる。
図5、図6、図7を参照して、ライブビュー領域402上でのピンチ操作とライブ画像の表示ついて説明する。
図5(a)、(b)、(c)は、ライブビュー領域402上でピンチアウト操作を受け付け、ライブ画像を拡大表示し、撮像装置100の焦点距離を現在よりもテレ側へ変更するよう指示する際の動作を説明するための図である。図5(a)はピンチ操作を受け付ける前のライブビュー領域402を示したものであり、撮像装置100から受信されたライブ画像の全体が表示されている。ライブビュー領域402上でピンチアウト操作を受け付けると、図5(b)に示すように、ピンチ操作のタッチ位置の距離の変化に応じてライブ画像の一部が切りだされ、ライブビュー領域402のサイズに合わせて拡大されて表示される。これにより、ライブ画像の表示は荒くなってしまうけれども、焦点距離を変更することによって、現在のライブ画像の画角がどのように変化するかを、図5(b)の画面で見て確認することができるので、ユーザはズームの調整をし易くなる。なお、本実施形態では、ライブ画像の中央を中心として拡大表示がされる場合について説明するが、ピンチ操作のタッチ位置間の中央を中心として拡大表示するようにしてもよい。そして、ピンチアウト操作のタッチ位置に応じた新しい焦点距離への変更指示が撮像装置100へ送信された後、変更された焦点距離での撮像処理により得られたライブ画像が受信され、図5(c)に示すようにライブビュー領域402に表示される。
次に、図6(a)、(b)、(c)は、ライブビュー領域402上でピンチイン操作を受け付け、ライブ画像を縮小表示し、撮像装置100の焦点距離を現在よりもワイド側へ変更するよう指示する際の動作を説明するための図である。図6(a)はピンチ操作を受け付ける前のライブビュー領域402を示したものであり、撮像装置100から受信されたライブ画像の全体が表示されている。ライブビュー領域402上でピンチイン操作を受け付けると、図6(b)に示すように、ピンチ操作のタッチ位置の距離の変化に応じてライブ画像の全体が縮小されて、ライブビュー領域402に表示される。これにより、実際の撮像処理により得られる画角の一部しか表示されないけれども、焦点距離を変更することによって、現在のライブ画像の画角がどのように変化するかを、図6(b)の画面で見て確認することができるので、ユーザはズームの調整をし易くなる。なお、図6(b)では、ライブ画像のサイズが縮小されて表示されるので、ライブ画像の周囲に余白領域601も表示される。そして、ピンチイン操作のタッチ位置に応じた新しい焦点距離への変更指示が撮像装置100へ送信された後、変更された焦点距離での撮像処理により得られたライブ画像が受信され、図6(c)に示すようにライブビュー領域402に表示される。
ここで、図7を参照して、ピンチ操作時のライブ画像の拡大率の求め方を説明する。図7(a)はピンチ操作が開始された時の状態を示し、図7(b)はピンチ操作中の状態を示す。それぞれの状態において、ピンチ操作のタッチ位置間の距離Lを求める。図7(a)の場合、2つのタッチ位置の座標をそれぞれP1a(x1a,y1a),P1b(x1b,y1b)とすると、2点間の距離L1は、式701で求められる。一方、図7(b)の場合、2点間の距離L2も同様に、式702で求められる。そして、ピンチ操作時のライブ画像の拡大率MRは、MR=L1/L2で求めることができる。
次に、図8を参照して、ステップS309における新しい焦点距離(FocalLengthNew)の算出処理について説明する。
まず、制御部201は、ピンチ操作が検知されなくなる直前のタッチ位置を用いて、図7に示した通り、拡大率MRを求める(S801)。制御部201は、ステップS304で取得されたFocalLengthCurrentに拡大率MRを乗算することにより、撮像装置100に設定する新しい焦点距離(FocalLengthNew)を求める(S802)。制御部201はFocalLengthNewを、ステップS304で取得されたFocalLengthTeleと比較し(S803)する。FocalLengthNewがFocalLengthTeleより小さければ(S803でYes)、FocalLengthNewをFocalLengthWideと比較する(S804)。FocalLengthNewがFocalLengthWideより大きければ(S804でYes)、FocalLengthNewを撮像装置100へ送信する(S805)。そして、撮像装置100から現在の焦点距離を受信し、ステップS304で取得された撮像装置100の現在の焦点距離を更新する(S806)。なお、FocalLengthNewがFocalLengthTeleより大きければ(S803でNo)、FocalLengthNewにFocalLengthTeleの値が代入される(S807)。また、FocalLengthNewがFocalLengthWideより小さければ(S804でNo)、FocalLengthNewにFocalLengthWideの値が代入される(S808)。
なお、ピンチ操作中にFocalLengthNewを算出し、FocalLengthTeleやFocalLengthWideとの比較を行ってもよい。そして、ライブ画像の拡大表示範囲に制限を設けたり、縮小表示のサイズに制限を設けたりして、ピンチイン・ピンチアウト操作の範囲を制限するようにしてもよい。これにより、ユーザは撮像装置100のレンズユニットのスペックの範囲内で焦点距離の変更の指定を行うことができ、無駄な操作を行うのを防ぐことができる。
図9は、情報処理装置200のライブ画像の表示処理を説明するための図である。図9において横軸は時間軸である。901はライブビュー領域402に対するピンチ操作の開始と終了を示す。902はライブビュー領域402に表示される表示用データを示し、表示用データは作業用メモリ204に格納される。903は撮像装置100から定期的に受信されるライブ画像データを示し、ライブ画像データはバッファに一時的に保存されている。ライブ画像データの一部を切りだして拡大したり、ライブ画像データの全体を縮小したりして表示用データが生成される。904は撮像装置100における焦点距離の調整の動作を示す。
時間T0からT1の間は、撮像装置100から受信したライブ画像データから拡大処理や縮小処理なしで表示用データが生成され、ライブビュー領域402に表示される。時間T1でピンチ操作が開始されると、ライブ画像に対して上述の拡大処理や縮小処理が施されて表示用データが生成され、ライブビュー領域402に表示される。時間T2でピンチ操作が終了すると、焦点距離の変更指示が撮像装置100へ送信される。これに応答して、撮像装置100は新たに設定された焦点距離にしたがって光学レンズの位置を移動させ、撮像処理を実行する。ピンチ操作が終了してから、撮像装置100が焦点距離を変更する動作をしている間は、ピンチ操作が終了した時点の表示用データが表示される。その後、撮像処理により得られたライブ画像が撮像装置100から受信されると、新たな表示用データが生成され、ライブビュー領域402に表示される。
なお、撮像装置100のズームポジションの調整処理中に、情報処理装置において新たなピンチ操作が実行されると、その旨の通知が撮像装置100へ送信される。これに応答して、撮像装置100のズームポジション移動処理は中断される。そして、そのときのライブ画像データが撮像装置100から情報処理装置200へ送信され、上述の処理を繰り返す。
(他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。

Claims (5)

  1. レンズユニットを備える撮像装置と通信可能な情報処理装置であって、
    ライブ画像データを前記撮像装置から受信する受信手段と、
    前記ライブ画像データを、タッチパネルを備える表示装置に表示させる表示制御手段と、
    前記ライブ画像データが表示されたタッチパネル上に対するピンチ操作を検知する検知手段と、
    前記表示制御手段は、前記ピンチ操作が検知された複数のタッチ位置の間の距離にしたがって、前記ライブ画像データを縮小または拡大して前記表示装置に表示させ、
    前記ピンチ操作が終了すると、前記ピンチ操作が終了する直前に検知されたタッチ位置の間の距離に基づくライブ画像データの拡大率と撮像装置に現在設定されている第1の焦点距離に基づき、第2の焦点距離を算出する算出手段と、
    前記第2の焦点距離を前記撮像装置へ送信する送信手段を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記受信手段が、前記撮像装置が前記第2の焦点距離に基づき前記レンズユニットの調整処理を実行することにより生成された新たなライブ画像データを受信するまでの間、前記表示制御手段は、前記ピンチ操作が終了する直前に表示されていた前記縮小または拡大されたライブ画像データを前記表示装置に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記ライブ画像データを縮小して前記表示装置に表示させるとき、余白領域とともに表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. レンズユニットを備える撮像装置と通信可能な情報処理装置の制御方法であって、
    ライブ画像データを前記撮像装置から受信するステップと、
    前記ライブ画像データを、タッチパネルを備える表示装置に表示させるステップと、
    前記ライブ画像データが表示されたタッチパネル上に対するピンチ操作を検知するステップと、
    前記ピンチ操作が検知された複数のタッチ位置の間の距離にしたがって、前記ライブ画像データを縮小または拡大して前記表示装置に表示させるステップと、
    前記ピンチ操作が終了すると、前記ピンチ操作が終了する直前に検知されたタッチ位置の間の距離に基づくライブ画像データの拡大率と撮像装置に現在設定されている第1の焦点距離に基づき、第2の焦点距離を算出するステップと、
    前記第2の焦点距離を前記撮像装置へ送信するステップを備えたことを特徴とする制御方法。
  5. コンピュータを請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるプログラム。
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