JP2014154905A - 撮像装置、遠隔操作端末、カメラシステム、撮像装置の制御方法およびプログラム、遠隔操作端末の制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】遠隔操作可能な遠隔操作端末を使用して、ユーザーが意図とした通りのズーミング動作を実現する。
【解決手段】遠隔操作端末(200)により外部から制御される撮像装置(100)であって、変倍動作を行うための変倍レンズ(102)を光軸方向に移動させる駆動手段(110)と、前記遠隔操作端末に基準画像を送信する送信部(117)と、前記遠隔操作端末から前記基準画像のズーム倍率およびズーム時間に関する情報を受信する受信部(118)と、前記ズーム時間に前記ズーム倍率となるように前記駆動手段を制御する制御手段(116)と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】遠隔操作端末(200)により外部から制御される撮像装置(100)であって、変倍動作を行うための変倍レンズ(102)を光軸方向に移動させる駆動手段(110)と、前記遠隔操作端末に基準画像を送信する送信部(117)と、前記遠隔操作端末から前記基準画像のズーム倍率およびズーム時間に関する情報を受信する受信部(118)と、前記ズーム時間に前記ズーム倍率となるように前記駆動手段を制御する制御手段(116)と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ズーム機能を有する撮像装置と、該撮像装置を外部から制御する遠隔操作端末からなる撮影システムに関するものである。
特許文献1では、テレビ撮像用カメラのズームのプリセット位置を遠隔操作端末からの遠隔操作により任意の位置に設定可能なテレビ撮像用プリセット位置制御システムが開示されている。
また、特許文献2では、操作者が遠隔地のカメラ1から送られてくる画像をディスプレイ9上で確認しながらポインティング装置8を操作することによりズームアップしたい範囲を指定する。そして、指定された範囲をディスプレイ9の画面全体に表示できるようにカメラ1のレンズ画角とカメラ1の方向を制御することで操作者の望む被写体の像をディスプレイ9上に表示させる遠隔カメラ操作機能を有するテレビ会議装置が開示されている。
しかしながら、上記従来例では、遠隔地にあるカメラに対して遠隔操作端末を用いた遠隔操作により、ズームの設定変更が行えるものの、微妙な速度変化を伴ったズーミングなどの操作をコントロールできず、撮影操作による微妙な表現ができない問題があった。
また、遠隔操作の手段にワイヤレス環境(たとえば、WifiやBlueTooth(登録商標)など)を用いた場合は、操作命令中に通信が途切れてしまったり、通信速度によっては操作に遅延等が発生してしまう可能性がある。そのため、ユーザーの意図した撮影ができない問題があった。また、上記従来例では、撮像装置側で遠隔操作端末から指示したズーミング動作を行う場合、撮影する環境が再現できなければ、行えないデメリットもあった。
本発明は上記の問題を鑑みて、遠隔操作可能な遠隔操作端末を使用して、ユーザーが意図とした通りのズーミング動作を実現する撮像装置を提供することを例示的目的とする。
本発明の一側面としての撮像装置は、遠隔操作端末により外部から制御される撮像装置であって、変倍動作を行うための変倍レンズを光軸方向に移動させる駆動手段と、前記遠隔操作端末に基準画像を送信する送信部と、前記遠隔操作端末から前記基準画像のズーム倍率およびズーム時間に関する情報を受信する受信部と、前記ズーム時間に前記ズーム倍率となるように前記駆動手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、遠隔操作可能な遠隔操作端末を使用して、ユーザーが意図とした通りのズーミング動作を実現できる。
以下、添付図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1および図2は、本発明の実施形態におけるズーム機能を有する撮像装置及び、該撮像装置を遠隔(外部)から操作する機能を有する遠隔操作端末の構成を示すブロック図である。本発明における撮影システム(カメラシステム)は、図1に示す撮像装置100と、図2に示す遠隔操作端末200とにより構成されている。
まず、本発明の実施形態における撮像装置100について説明する。図1には、本発明の実施形態であるズームレンズ群を含む撮影光学系を搭載した撮像装置100としてのビデオカメラの構成を示す。なお、本発明は、ビデオカメラに限らず、デジタルスチルカメラ等、各種の撮像装置100にも適用できる。
101は固定されている前玉レンズユニット、102は光軸方向に移動して変倍動作を行うズームレンズユニット(変倍レンズ)、103は絞り、104は固定されている固定レンズユニットである。105は焦点調節機能と変倍による像面移動を補正するコンペセータ機能とを兼ね備え、ズームレンズユニット102の光軸後方にあって光軸方向に移動するフォーカスレンズユニット(フォーカスコンペレンズ)である。これらレンズユニットおよび絞りにより構成される撮影光学系は、物体側(図の左側)から順に、正、負、正、正の光学パワーを有する4つのレンズユニットで構成されたリアフォーカス光学系である。なお、図中には、各レンズユニットが1枚のレンズにより構成されているように記載されているが、実際には、1枚のレンズにより構成されていてもよいし、複数枚のレンズにより構成されていてもよい。
106はCCDやCMOSセンサにより構成される撮像素子である。撮影光学系を通ってきた物体からの光束はこの撮像素子106上に結像する。撮像素子106は、結像した物体像を光電変換して撮像信号を出力する。撮像信号は、増幅器(AGC)107で最適なレベルに増幅されてカメラ信号処理回路108へと入力される。カメラ信号処理回路108は、入力された撮像信号を標準テレビ信号に変換し、該標準テレビ信号は、記録部109に送られ撮影映像として記録される。なお、記録部109には、FLASHメモリ、ハードディスク、DVD、テープメディアなどが用いられる。
また、増幅器(AGC)107の出力信号は、AF信号処理回路112へも入力される。AF信号処理回路112では、撮影画像のコントラストに応じた情報を検出する。AF信号処理回路112で生成されたAF評価値信号(鮮鋭度信号)は、カメラマイコン113との通信によりデータとして読み出される。
カメラマイコン113は、ズームレンズユニット102、およびフォーカスレンズユニット105の駆動制御をするレンズ制御部(制御手段)116を含む。レンズ制御部116は、ズームレンズユニット102を、例えばズームスイッチなどの操作部材(不図示)の操作されている方向に対応したテレまたはワイド方向に駆動するための信号を出力する。そして、該信号を受信したズーム駆動源(駆動手段)110はズームレンズユニット102を該方向へと駆動する。また、カメラマイコン113は、AF信号処理回路112から得られるAF評価値信号に基づいて、レンズ制御部116およびフォーカシング駆動源111を介して、フォーカスレンズユニット105を駆動させピントを合わせる、所謂AF動作を行う。本実施例ではズーム駆動源110、およびフォーカシング駆動源111に関しては、パルスモータを想定して述べるが、ほかの駆動源(たとえば、VCM(ボイスコイルモータ)など)でも構わない。
基準画像生成部114は、遠隔操作端末200で拡大・縮小シミュレーションを行うための基準画像Pをカメラ信号処理回路108の出力信号に基づいて生成する。基準画像Pに関しては、遠隔操作端末200で、電子的な拡大・縮小処理のシミュレーションを行うのに用いられる。また、基準画像Pは、拡大処理が行われるため、画角が広い、もっとも広角端(ワイド端)の画像を採用する。基準画像Pの取得方法については後述する。
ズーム倍率テーブル115は、図3に示すような、ズームレンズユニット102のズーム位置とズームレンズユニット102の倍率との関係を表したテーブルデータを格納する場所である。
データ受信部(第2の受信部)118は、遠隔操作端末200より得られた駆動情報(後述する撮影データX)を駆動データ生成部119に受け渡す。データ送信部(第1の送信部)117は、基準画像生成部114で生成された基準画像Pや、後述する駆動データ生成部119により生成したズームレンズユニット102の駆動条件に合わせた撮像装置100による駆動データYを遠隔操作端末200に送信する。
駆動データ生成部119は、データ受信部118から得られる遠隔操作端末200からの撮影データX(ズーム時間、拡大・縮小率)を取得する。そして、ズーム倍率テーブル115とズーム駆動源110の駆動条件に合わせて、実際に動かすズームレンズユニット102の駆動データYを決定する。
続いて、遠隔操作端末200の構成について図2を用いて説明する。
まず、208は撮像装置100のデータ送信部117から送られてくる情報を受信する端末情報受信部である。端末情報受信部208は、データ送信部117から送られてくる基準画像Pを受信し、表示制御部203はこの基準画像Pを表示部201に表示させる。拡大情報設定部(設定手段)202では、基準画像Pの拡大・縮小倍率の設定と拡大・縮小時間の設定をおこなう。拡大倍率の設定は基準画像Pを電子的に拡大して、ユーザーが実際に拡大された画像を見ながら行うことができる。
拡大情報設定部202は、操作ボタンなどの操作部材から構成されても良いが、本実施例では以下で説明するように表示部201の表示画面上に図4に示すようなタッチパネル400を設けている。
ここで、図4を用いて、撮影データXの設定の仕方について説明する。タッチパネル400は、操作部材の一部として利用され得る回路部を含む構成部材であって、表示部201の表示画面上に重畳配置される。
図4では、タッチパネル400を用いた基準画像Pの拡大方法の例について説明する。図4に示される表示部201には、基準画像Pが表示されている。ユーザーがタッチパネル400を用いて、基準画像P上の被写体401aを2本の指で開いたり、つまんだりする(ピンチ動作)ことで、被写体401aは、電子的に拡大・縮小される。ユーザーは、このピンチ動作を行うことで被写体401aの大きさを所望の大きさまで拡大するように調整する。被写体401aの電子的な拡大方法は、上述した方法以外でも例えば画面上に操作部材を模したような画像を操作することで実現しても構わない。
続いて、拡大時間の設定の例について述べる。図4(a)から図4(b)のように、前述したピンチ動作により電子的に拡大された被写体401bを、指でなぞるようにタイムラインバー402上に移動させる(ドラッグ動作)。図4(b)に示すように、表示部201上には、タイムラインバー402が表示されている。また、タイムラインバー402上には、被写体を拡大するのに要する時間を示す時間情報が表示されている。ユーザーは、タイムラインバー402上の時間情報を基に、ドラッグ動作により、図4(a)の被写体401aから図4(b)の電子的に拡大された被写体401bまで拡大するのに要する時間(拡大時間)の設定を行う。タイムラインバー402は、画角変化の全体の流れを時系列で管理して、表示部201上に表すユーザーインターフェイスである。
本実施例では、さらに前述したピンチ動作を繰り返し、図4(b)に示す被写体401bから図4(c)に示す被写体401cのように拡大している。そして、前述した図4(b)のときと同様にタイムラインバー402上にドラッグ動作を行うことで、図4(b)の被写体401bから図4(c)の電子的に拡大された被写体401cまで拡大するのに要する時間を設定する。このとき、拡大情報設定部202は、図4(a)〜(c)に示す操作に対して、拡大時間(ズーム時間)と拡大倍率(ズーム倍率)を表す図5に示すような拡大情報を生成する。なお、本実施例では、図4(c)において図4(b)に示す被写体401bを拡大しているが、これを縮小するようにしてもよい。
図5は、上述した操作を行った結果、拡大情報から撮影データXを生成した例である。この例では、図5(a)で示すようにズームレンズユニット102を1倍から2倍までT1秒かけて行い、2倍から10倍までをT1秒からT2秒にかけて拡大を行う。拡大情報設定部202は、これを図5(b)のようにテーブル化して撮影データXとして、端末制御マイコン204内の撮影シミュレーション生成部205に送り込む。
端末制御マイコン204は、撮影シミュレーション生成部205と撮像装置操作部206とを含む。
撮影シミュレーション生成部(撮影シミュレーション手段)205は、拡大情報設定部202により得られた撮影データXの指定通りに、電子的な拡大・縮小を用いて基準画像Pを拡大処理した映像を生成し、表示制御部203を経由して表示部201に表示する。
端末情報受信部(第1の受信部)208は、後述する撮像装置100のデータ送信部117から送られる駆動データYを受信し、撮影シミュレーション生成部205に転送したり、基準画像Pの受信をおこない、拡大情報設定部202に送る役割を担う。
撮像装置操作部206は拡大情報設定部202により生成された撮影データXを端末情報送信部207を介して撮像装置100に転送したり、リハーサル動作の指示をおこなう。
端末情報送信部(第2の送信部)207は、撮像装置100のデータ受信部118に撮影データXを送信したり、撮像装置操作部206からのリハーサル動作の駆動指示を送信したりする。
次に撮像装置100内のカメラマイコン113で行われる制御についてフローチャートを用いて説明する。
まずは、図6を用いて、基準画像生成部114にて実行される基準画像Pの取り込みについて説明する。まず遠隔操作端末200から、画像取り込み指示を受けているかをS601で判定する。取り込み指示を受けているのならば、S602に進み、そうでない場合は処理を終了する。S602では、ズームレンズユニット102が広角端(ワイド端)であるかを判定し、広角端(ワイド端)にない場合はS603にてズームレンズユニット102を広角端(ワイド端)まで駆動するようズーム駆動源110に指示を送り、S604に進む。広角端(ワイド端)である場合はS603を経由せずにS604へ進む。S604ではズームレンズユニット102が広角端(ワイド端)に位置するときの画像を基準画像Pとして取り込む。続くS605では基準画像Pの取り込みが終了したと判定されたならば、S606に進み、遠隔操作端末200へ基準画像Pを転送してS607へ進む。基準画像Pの取り込みが終了していないと判定されたならば、基準画像Pの取り込みが終了するまでS605の動作を繰り返す。S607では、基準画像Pの転送が終了したと判定されたならば、処理を終了する。転送が終了していないと判定されたならば、転送が終了するまでS607の動作を繰り返す。
次に撮像装置100内のカメラマイコン113内の駆動データ生成部119の処理を説明する。ここで説明する駆動データ生成部119での処理は、遠隔操作端末200から取得した撮影データXが該撮像装置100のズームレンズユニット102の駆動条件で駆動できるかを判定する。ここで、駆動できないと判定された場合は、撮影データXを駆動データYとして再設定(変更)して、遠隔操作端末200に送信する。
以下、本実施形態の判定手段、演算手段、および変更手段として機能する駆動データ生成部119の処理について図7〜図9を用いて詳しく説明する。
まず、S701にて、遠隔操作端末200よりズームレンズユニット102の駆動情報である撮影データXを取得する。S702では、撮影データXにて設定されているズーム倍率が、ズームレンズユニット102の最大倍率に対して足りているかを判定する。足りていないと判定された場合は、S703へ進む。足りていると判定された場合は、S703を経由せずにS704に進む。ここで、S702で行われる処理を前述の説明で使用した図5(a)を用いて説明する。例えばズームレンズユニット102の最大倍率が9倍である場合で、遠隔操作端末200から得られた図5(a)に示す撮影データXの最大倍率が10倍である場合を想定する。この場合、撮影データXにて設定されるズーム倍率に対して、ズームレンズユニット102のズーム倍率が足りないことになる。このような場合はS703に進み、図8に示すように撮影データXの最大倍率に制限をかける処理を行い、時間T2の時点で9倍に到達するようにする。換言すれば、撮影データXにて設定されるズームの最大倍率をズームレンズユニット102の最大倍率となるように再設定を行う。
次にS704に進み、撮影データXの倍率データと駆動時間と図3のズーム倍率テーブルとによりズーム速度を演算する。S705では、S704にて演算された速度がズームレンズユニット102の最高速度を上回っているかを判定する。上回っていると判定された場合は、S706にて、ズーム速度を遅くするよう制限をかけて、処理を終了する。換言すれば、演算されるズーム速度がズームレンズユニット102の最高速度となるように再設定を行う。上回っていないと判定された場合は、S706を経由せずに処理を終了する。
S705からS706で行われる処理を図8を例にとって説明する。仮にズームレンズユニット102の、ズーム倍率が1倍のときの位置を0、2倍の位置をα、9倍の位置をβとした場合、0からT1までのズーム速度Vαと、T1からT2までのズーム速度Vβは、それぞれ、以下の数式(1)、数式(2)で表わされる。
Vα=α/T1・・・(1)
Vβ=(β−α)/(T2−T1)・・・(2)
ズーム速度Vαが、ズームレンズユニット102の最大駆動速度Vγ(=α/T3)を上回っている(Vγ<Vα)ようならば、ズーム速度にリミッタ処理を施し、撮影データXを更新する。具体的には、ズーム速度をVαからVγに変更し、変更されたズーム速度Vγに合わせて撮影データXのズーム時間をT1からT3に変更する。結果として、図9のように時間T3のときにズーム倍率2倍のズーム位置にズームレンズユニット102が到達でき、時間T3+(T2−T1)のときにズーム倍率9倍の位置にズームレンズユニット102が到達できるようになる。この処理により、ズームレンズユニット102の駆動条件に合わせた撮影データXを最適化して、駆動データYへの変換が実行される。
Vβ=(β−α)/(T2−T1)・・・(2)
ズーム速度Vαが、ズームレンズユニット102の最大駆動速度Vγ(=α/T3)を上回っている(Vγ<Vα)ようならば、ズーム速度にリミッタ処理を施し、撮影データXを更新する。具体的には、ズーム速度をVαからVγに変更し、変更されたズーム速度Vγに合わせて撮影データXのズーム時間をT1からT3に変更する。結果として、図9のように時間T3のときにズーム倍率2倍のズーム位置にズームレンズユニット102が到達でき、時間T3+(T2−T1)のときにズーム倍率9倍の位置にズームレンズユニット102が到達できるようになる。この処理により、ズームレンズユニット102の駆動条件に合わせた撮影データXを最適化して、駆動データYへの変換が実行される。
以上のように生成された駆動データYは、データ送信部117を介して、再び遠隔操作端末200に送られる。
そして、遠隔操作端末200内の端末制御マイコン204内にある撮影シミュレーション生成部205では、撮像装置100で決定した駆動データYの指定通りに、電子ズームを用いて基準画像Pを拡大処理した映像を生成する。生成した映像は、表示制御部203に送り、表示部201に表示される。これにより、ズームレンズユニット102の駆動条件を加味した撮影シミュレーションが可能となり、ユーザーが確認することが可能となる。
また、遠隔操作端末200内の表示制御部203は、駆動データYから得られた撮影シミュレーションした映像(第2のズーム動作映像)と撮影データXから得られた撮影シミュレーションした映像(第1のズーム動作映像)を重畳して表示することも可能である。これにより、ユーザーは2つの映像の差異を確認することが可能となる。
ここで、ユーザーが納得するシミュレーションが得られれば、実際にシミュレーション通りに撮像装置100を動作させることになる。このように、撮像装置100を動作させることにより、遠隔操作可能な遠隔操作端末200を使用して、ユーザーが意図とした通りのズーミング動作を実現できる。
続いて、撮像装置の駆動方法について図10を用いて、図9の駆動データYを適用した場合の例を説明する。
撮像装置100によるズームレンズユニット102の駆動制御はカメラマイコン113内のレンズ制御部116にて実行される。まず、S1001にて、駆動指示があるかどうかを判定する。この駆動指示は、遠隔操作端末200内の撮像装置操作部206にて発行され、通信を介して撮像装置100に伝達される。S1001にて駆動指示があると判定されたならS1002に進み、駆動データ生成部119から駆動データYを取得して、S1003に進む。駆動指示がないと判定された場合は、処理を終了する。
S1003では、時間カウンタTをスタートさせる。この時間カウンタTは、ズームレンズユニット102が駆動してからの時間を計測するカウンタである。
続いて、S1004にて、図9の駆動データYに示されている、ズームレンズユニット102の初速度であるVγをズーム駆動源110に駆動ズーム速度として与え、ズームレンズユニット102を駆動させる。
続くS1005では、ズームレンズユニット102を駆動させてからの経過時間がT3を過ぎたかを判定し、T3を過ぎた場合にはS1006に進む。T3を過ぎていない場合にはS1005の処理を繰り返す。S1006では、図9の駆動データYに示されている、ズームレンズユニット102の速度であるVβをズーム駆動源110に駆動ズーム速度として与え、ズームレンズユニット102の駆動速度を変更する。
続くS1007では、ズームレンズユニット102を駆動させてからの経過時間がT3+(T2−T1)が過ぎたかを判定し、T3+(T2−T1)を過ぎた場合にはS1008に進み、ズームレンズユニット102の駆動を停止し、処理を終了する。T3+(T2−T1)を過ぎていない場合は、S1008の処理を繰り返す。
以上説明したように、本発明によれば、予め遠隔操作端末の電子的な拡大による画像シミュレーションにより速度変化を伴ったズーミング操作を設定できるため、本番撮影においてユーザーが要求する微妙なズーミング動作を実現することができる。
また、撮影環境を実際に再現せずに、遠隔操作端末側でズーミング動作をシミュレーションしてリハーサルし、その情報を撮像装置側に転送するため、本番撮影で通信遅延や通信断絶が原因で、ユーザーが意図しない撮影状態になることを未然に防ぐことができる。
また、撮影のリハーサル動作を遠隔操作端末側のみで行うことができるため、撮影する環境が再現できなくてもズーミング動作の設定を行うことができる。
また、レンズ固有の画角変化情報を撮像装置側に持たせることで、撮像装置やレンズに依存せずにリハーサル環境を構築することができる。
本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。
(他の実施形態)
本発明の目的は以下のようにしても達成できる。すなわち、前述した実施形態の機能を実現するための手順が記述されたソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、撮像装置および遠隔操作端末に供給する。そしてその撮像装置および遠隔操作端末のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するのである。
(他の実施形態)
本発明の目的は以下のようにしても達成できる。すなわち、前述した実施形態の機能を実現するための手順が記述されたソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、撮像装置および遠隔操作端末に供給する。そしてその撮像装置および遠隔操作端末のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行するのである。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体および制御プログラムは本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどが挙げられる。また、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等も用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行可能とすることにより、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、以下の場合も含まれる。まず記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う。
本発明は、コンパクトデジタルカメラ、一眼レフカメラ、ビデオカメラなどの撮像装置と、携帯電話、スマートフォン、携帯ゲーム機などの遠隔操作端末とからなるカメラシステムに好適に利用できる。
100‥‥撮像装置
110‥‥ズーム駆動源
116‥‥レンズ制御部
117‥‥データ送信部
118‥‥データ受信部
110‥‥ズーム駆動源
116‥‥レンズ制御部
117‥‥データ送信部
118‥‥データ受信部
Claims (13)
- 遠隔操作端末により外部から制御される撮像装置であって、
変倍動作を行うための変倍レンズを光軸方向に移動させる駆動手段と、
前記遠隔操作端末に基準画像を送信する送信部と、
前記遠隔操作端末から前記基準画像のズーム倍率およびズーム時間に関する情報を受信する受信部と、
前記ズーム時間に前記ズーム倍率となるように前記駆動手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記変倍レンズの位置とズーム倍率の関係を示すテーブルデータと、
前記ズーム倍率および前記ズーム時間と前記テーブルデータに基づいて、前記変倍レンズのズーム速度を演算する演算手段と、を有し、
前記制御手段は、前記ズーム速度に基づいて、前記駆動手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記ズーム倍率が前記変倍レンズの最大倍率を上回っていないか判定するとともに、前記ズーム速度が前記駆動手段の最大駆動速度を上回っていないか判定する判定手段と、
前記判定手段により前記最大倍率を上回っていたと判定された場合に、前記ズーム倍率を変更するとともに、前記判定手段により前記最大駆動速度を上回っていたと判定された場合に、前記ズーム時間を変更する変更手段と、を有し、
前記送信部は、前記変更手段によって変更された前記ズーム倍率および前記ズーム時間を前記遠隔操作端末に送信することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。 - 前記基準画像は、前記変倍レンズが広角端に位置するときに撮像素子により取得された画像であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 撮像装置を外部から制御する遠隔操作端末であって、
前記撮像装置から基準画像を受信する受信部と、
前記基準画像を表示する表示部と、
前記表示部に表示される前記基準画像のズーム倍率およびズーム時間を設定する設定手段と、
前記設定手段で設定された前記ズーム倍率および前記ズーム時間に関する情報を前記撮像装置に送信する送信部と、
を有することを特徴とする遠隔操作端末。 - 前記基準画像、前記ズーム倍率、および前記ズーム時間に基づいて、電子的に第1のズーム動作映像を生成して、前記表示部に表示する撮影シミュレーション手段と、を有することを特徴とする請求項5に記載の遠隔操作端末。
- 前記撮影シミュレーション手段は、前記撮像装置により前記ズーム倍率および前記ズーム時間が変更されたとき、変更されたズーム倍率およびズーム時間に基づいた第2のズーム動作映像を電子的に生成して、前記表示部に表示することを特徴とする請求項6に記載の遠隔操作端末。
- 前記撮影シミュレーション手段は、前記第1のズーム動作映像と前記第2のズーム動作映像を前記表示部に重畳して表示することを特徴とする請求項7に記載の遠隔操作端末。
- 撮像装置と、前記撮像装置を外部から制御する遠隔操作端末と、からなるカメラシステムであって、
前記撮像装置に設けられ、変倍動作を行うための変倍レンズを光軸方向に移動させる駆動手段と、
前記撮像装置に設けられ、前記遠隔操作端末に基準画像を送信する第1の送信部と、
前記遠隔操作端末に設けられ、前記撮像装置から前記基準画像を受信する第1の受信部と、
前記遠隔操作端末に設けられ、前記基準画像を表示する表示部と、
前記遠隔操作端末に設けられ、前記表示部に表示される前記基準画像のズーム倍率およびズーム時間を設定する設定手段と、
前記遠隔操作端末に設けられ、前記設定手段で設定された前記ズーム倍率および前記ズーム時間に関する情報を前記撮像装置に送信する第2の送信部と、
前記撮像装置に設けられ、前記遠隔操作端末から前記ズーム倍率および前記ズーム時間に関する情報を受信する第2の受信部と、
前記撮像装置に設けられ、前記ズーム時間に前記ズーム倍率となるように前記駆動手段を制御する制御手段と、
を有することを特徴とするカメラシステム。 - 変倍動作を行うための変倍レンズを光軸方向に移動させる駆動手段を有し、遠隔操作端末により外部から制御される撮像装置の制御方法であって、
前記遠隔操作端末に基準画像を送信するステップと、
前記遠隔操作端末から前記基準画像のズーム倍率およびズーム時間に関する情報を受信するステップと、
前記ズーム時間に前記ズーム倍率となるように前記駆動手段を制御するステップと、
を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 変倍動作を行うための変倍レンズを光軸方向に移動させる駆動手段を有し、遠隔操作端末により外部から制御される撮像装置に、
前記遠隔操作端末に基準画像を送信するステップと、
前記遠隔操作端末から前記基準画像のズーム倍率およびズーム時間に関する情報を受信するステップと、
前記ズーム時間に前記ズーム倍率となるように前記駆動手段を制御するステップと、
を実行させることを特徴とする撮像装置の制御プログラム。 - 撮像装置を外部から制御する遠隔操作端末の制御方法であって、
前記撮像装置から基準画像を受信するステップと、
前記基準画像を表示部に表示するステップと、
前記表示部に表示される前記基準画像のズーム倍率およびズーム時間を設定するステップと、
前記設定ステップで設定された前記ズーム倍率および前記ズーム時間に関する情報を前記撮像装置に送信するステップと、
を有することを特徴とする遠隔操作端末の制御方法。 - 撮像装置を外部から制御する遠隔操作端末に、
前記撮像装置から基準画像を受信するステップと、
前記基準画像を表示部に表示するステップと、
前記表示部に表示される前記基準画像のズーム倍率およびズーム時間を設定するステップと、
前記設定ステップで設定された前記ズーム倍率および前記ズーム時間に関する情報を前記撮像装置に送信するステップと、
を実行させることを特徴とする遠隔操作端末の制御プログラム。
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