JP2017059948A - ファクシミリ装置及びファクシミリシステム - Google Patents

ファクシミリ装置及びファクシミリシステム Download PDF

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Abstract

【課題】送信側ファクシミリ装置に原稿傾き補正機能がなくても、受信側ファクシミリ装置により傾いた原稿をまっすぐにして原稿の端部分まで途切れずに印刷可能にする。【解決手段】送信側のファクシミリ装置1は、原稿搬送部6と、原稿の傾斜角度を検出する原稿角度検出部101と、傾斜角度に基づいて原稿の全領域の画像を読み取るのに必要な読取サイズを設定する読取サイズ設定部102と、画像読取部5と、原稿画像と傾斜角度と原稿サイズを送信するファクシミリ通信部71とを備える。受信側ファクシミリ装置1'では、原稿画像補正部103が、送信側ファクシミリ装置1から受信した原稿画像と原稿の傾斜角度及び原稿サイズを用いて、傾斜角度が閾値以上のとき、原稿画像を傾斜補正すると共に、本来の原稿領域以外の余分な領域を削除する。【選択図】図3

Description

本発明は、ファクシミリ装置及びファクシミリシステムに関し、特に、斜行搬送されて読み取られた原稿画像を補正するための技術に関する。
原稿搬送装置を備えたファクシミリ装置においては、読み取り対象の原稿が斜行状態で搬送されることがある。当該ファクシミリ装置が、原稿を斜行状態のままで読み取ると、原稿読取部分を示す画像が傾いてしまい、更には、そのような傾いた状態の原稿画像が受信側のファクシミリ装置に送信される。そして、当該傾いた原稿画像を受信したファクシミリ装置では、傾いた状態の原稿を示す画像が印刷されてしまう。特に、文書の場合、傾きがわずかでも目立ちやすいため、画像の傾きを補正することが望ましい。
例えば、下記特許文献1では、原稿の読み取り時に原稿の傾き補正を行う技術が開示されている。また、下記特許文献2では、原稿の傾斜角度を計算し、読み取り画像と合わせて原稿の傾斜角度を送信する技術が開示されている。これらの技術によれば、受信側のファクシミリ装置で受信画像を適宜回転補正することができる。
特開2006−303805号公報 特開2007−37067号公報
しかしながら、ファクシミリ装置のローエンド機には上記特許文献1のような原稿傾き補正機能が備わっていないものがある。また、例えば、斜行搬送されるA4サイズの原稿を原稿サイズA4で読み取る場合に、斜行搬送された状態の原稿を読み取ると、原稿の端の部分が正しく読み取られないおそれがある。このようにして読み取った原稿画像を送信しても、受信側のファクシミリ装置では、画像の回転補正を行うことができずに、傾いた状態の原稿を示す画像が印刷されたり、更に、原稿の端の部分を示す画像が印刷されない、という問題が生じる。
また、原稿傾き補正ができないローエンドのファクシミリ装置であっても、上記特許文献2のように原稿の傾斜角度を検出する機能を有するものがある。そのようなファクシミリ装置では、読み取り画像と合わせて原稿の傾斜角度を受信側のファクシミリ装置に送信することで、受信側のファクシミリ装置が回転補正処理の機能を有していれば、当該傾斜角度に基づいて適宜回転補正が可能になる。しかし、例えば、送信側のファクシミリ装置において、斜行搬送されるA4サイズの原稿を原稿サイズA4で読み取ると、原稿の端の部分が読取範囲からはみ出て正しく読み取りできず、このように読み取った原稿画像を送信しても、受信側のファクシミリ装置では、原稿の端の部分を示す画像が印刷されない、という問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、送信側のファクシミリ装置に原稿傾き補正機能がなくても、受信側のファクシミリ装置において当該原稿を示す原稿画像をまっすぐに補正可能にでき、原稿の端の部分を示す画像まで途切れさせることなく、原稿画像を印刷可能にすることを目的とする。
本発明の一局面に係るファクシミリ装置は、読取対象の原稿を搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部により搬送される原稿の画像を読み取る画像読取部と、
前記画像読取部による読取時における原稿の傾斜角度を検出する原稿角度検出部と、
前記傾斜角度に基づいて、前記原稿搬送部により搬送される原稿の全領域の画像を前記画像読取部が読み取るのに必要な当該原稿のサイズよりも大きな読取サイズを設定する読取サイズ設定部と、
前記読取サイズ設定部により設定された前記読取サイズで前記原稿を前記画像読取部に読み取らせる制御部と、
前記画像読取部による前記読取サイズでの読取で得られた原稿画像と、前記原稿角度検出部により検出された傾斜角度と、前記原稿のサイズとを送信するファクシミリ通信部とを備えたものである。
また、本発明の別の一局面に係るファクシミリ装置は、他のファクシミリ装置から、原稿画像と、原稿の傾斜角度と、当該原稿の原稿サイズとを受信するファクシミリ送受信部と、
前記ファクシミリ送受信部で受信された前記原稿画像を当該傾斜角度の分だけ、前記傾斜角度が示す前記原稿の傾斜と逆方向に回転させ、当該回転させた画像から、前記原稿サイズが示す本来の原稿領域以外の余分な領域を削除する画像補正処理を実行する原稿画像補正部と、
前記原稿画像補正部により補正された原稿画像を記録紙に形成する画像形成部とを備えたものである。
また、本発明の別の一局面に係るファクシミリシステムは、送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置を備えるファクシミリシステムであって、
前記送信側ファクシミリ装置は、
読取対象の原稿を搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部により搬送される原稿の画像を読み取る画像読取部と、
前記画像読取部による読取時における原稿の傾斜角度を検出する原稿角度検出部と、
前記傾斜角度に基づいて、前記原稿搬送部により搬送される原稿の全領域の画像を前記画像読取部が読み取るのに必要な当該原稿のサイズよりも大きな読取サイズを設定する読取サイズ設定部と、
前記読取サイズ設定部により設定された前記読取サイズで前記原稿を前記画像読取部に読み取らせる制御部と、
前記画像読取部による前記読取サイズでの読取で得られた原稿画像と、前記原稿角度検出部により検出された傾斜角度と、前記原稿のサイズとを送信するファクシミリ通信部とを備え、
前記受信側ファクシミリ装置は、
前記送信側ファクシミリ装置から、原稿画像と、原稿の傾斜角度と、当該原稿の原稿サイズとを受信するファクシミリ通信部と、
前記傾斜角度が閾値よりも大きいとき、前記原稿画像を当該傾斜角度の分だけ、前記傾斜角度が示す前記原稿の傾斜と逆方向に回転させ、当該回転させた画像から前記原稿サイズが示す本来の原稿領域以外の余分な領域を削除する画像補正処理を実行する原稿画像補正部と、
前記補正された原稿画像を記録紙に形成する画像形成部とを備えるものである。
本発明によれば、送信側のファクシミリ装置に原稿傾き補正機能がなくても、受信側のファクシミリ装置において当該原稿を示す原稿画像をまっすぐに補正可能にでき、原稿の端の部分を示す画像まで途切れさせることなく、原稿画像を印刷可能にすることができる。
本発明の一実施形態に係る送信側ファクシミリ装置の外観を示す斜視図である。 送信側ファクシミリ装置の主要内部構成例を示す機能ブロック図である。 傾いた原稿を読み取るために必要な読取サイズを説明する図である。 受信側ファクシミリ装置の主要内部構成例を示す機能ブロック図である。 原稿画像補正部による原稿画像の補正を説明する図である。 送信側ファクシミリ装置による原稿画像の送信処理を示すフローチャートである。 受信側ファクシミリ装置による原稿画像の受信処理を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る送信側ファクシミリ装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る送信側ファクシミリ装置の外観を示す斜視図である。
本発明の一実施形態に係る送信側ファクシミリ装置1は、ファクシミリ通信機能、コピー機能、プリンター機能、及びスキャナー機能等の複数の機能を兼ね備えた複合機である。図1に示すように、送信側ファクシミリ装置1は、装置本体2と、装置本体2の上方に配置された画像読取部5と、画像読取部5と装置本体2との間に設けられた連結部3とから構成される。
送信側ファクシミリ装置1の外郭を構成する筐体7には、送信側ファクシミリ装置1の様々な機能を実現するための複数の構成機器が収容されている。例えば、筐体7には、画像読取部5、画像形成部12(図2及び図4)、定着部13(図2及び図4)、給紙部30等が収容されている。
画像読取部5は、原稿搬送部6と、原稿搬送部6により搬送されてくる原稿又は不図示のコンタクトガラスに載置された原稿を光学的に読み取るスキャナーとを有するADF(Auto Document Feeder)である。画像読取部5は、ファクシミリ送信対象の原稿を1枚ずつ読み取ることで、画像形成対象となる画像を取得する。
画像形成部12は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、及び転写装置を備え、画像読取部5によって読み取られた画像や、ネットワーク接続されたパーソナルコンピューターや他のファクシミリ装置から送られてくるプリント対象データを用いて、給紙部30から供給される記録紙に画像を形成(印刷)する。画像形成済みの記録紙は定着部13による定着処理を受けた後、排出トレイ4に排出される。
操作部47は、例えば、当該送信側ファクシミリ装置1により可能な機能の実行を指示するためのスタートキーや操作者の操作を確定させる決定キー(エンターキー)、更に、数値入力を行うための数値入力キー等を備える。
また、操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。表示部473はタッチパネルになっており、操作者は表示部473に表示される画像やアイコンに触れることで送信側ファクシミリ装置1を操作することができる。
次に、送信側ファクシミリ装置1の構成を説明する。図2は送信側ファクシミリ装置1の主要内部構成例を示す機能ブロック図である。
送信側ファクシミリ装置1は、制御ユニット10を備える。制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成される。
画像読取部5は、制御ユニット10による制御の下、光照射部及びCCDセンサー等を有する読取機構を備える。画像読取部5は、光照射部により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿から画像を読み取る。画像読取部5は、原稿搬送部6により搬送される原稿の画像を、読取サイズ設定部102により設定された読取サイズで読み取ることができる。
画像処理部31は、画像読取部5で読み取られた原稿画像を、必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部31は、画像読取部5により読み取られた画像が画像形成部12により画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の予め定められた画像処理を行う。
画像メモリー32は、画像読取部5による読取で得られた原稿画像を一時的に記憶したり、画像形成部12による画像形成の対象となる画像を一時的に保存する領域である。
画像形成部12は、画像読取部5で読み取られた原稿画像、ネットワーク接続されたコンピューター200から受信した印刷データ等の画像形成を行う。
定着部13は、画像形成部12の画像形成処理により表面に画像(トナー像)が形成された記録紙を加熱し、熱圧着により当該画像を記録しに定着させる定着処理を行う。
操作部47は、送信側ファクシミリ装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者からの指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。
ファクシミリ通信部71は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送受信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部91は、LANボード等の通信モジュールから構成され、当該ネットワークインターフェイス部91に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内のコンピューター200等と種々のデータの送受信を行う。送信側ファクシミリ装置1には複数のコンピューター200が接続され得る。
HDD92は、画像読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
駆動モーター70は、画像形成部12や定着部13等における各回転部材及び搬送ローラー対等に回転駆動力を付与する駆動源である。
制御ユニット10は、制御部100と、原稿角度検出部101と、読取サイズ設定部102とを備えている。
制御ユニット10は、HDD92にインストールされているファクシミリ処理プログラムに従った動作により、制御部100、原稿角度検出部101、及び読取サイズ設定部102として機能する。但し、制御部100、原稿角度検出部101、及び読取サイズ設定部102は、制御ユニット10によるファクシミリ処理プログラムに従った動作によらず、それぞれハード回路により構成することも可能である。
制御部100は、画像読取部5、原稿搬送部6、画像処理部31、画像メモリー32、画像形成部12、定着部13、操作部47、表示部473、ファクシミリ通信部71、ネットワークインターフェイス部91、及びHDD(ハードディスクドライブ)92等と接続され、これら各部の駆動制御を行う。
原稿角度検出部101は、原稿搬送部6により搬送される原稿の傾斜角度を検出する。ここでいう「原稿の傾斜角度」とは、原稿読取時の主走査方向に対する、原稿搬送方向においての原稿端のずれ角度のことである。原稿角度検出部101は、既知の原稿搬送時における原稿端の傾き検出方法により、原稿の傾斜角度を検出する(例えば特開2014−5095号公報参照)。
読取サイズ設定部102は、原稿角度検出部101により検出された傾斜角度に基づいて、原稿搬送部6により搬送される原稿の全領域の画像を読み取るのに必要な読取サイズを検出し、当該検出した読取サイズを画像読取部5に設定する。
図3は、傾いた原稿を読み取るために必要な読取サイズを説明する図である。読取対象の原稿Dのサイズは、主走査方向の長さXと、副走査方向(原稿搬送方向)の長さYとにより定まる。原稿Dが原稿搬送部6で搬送される際に、原稿Dが主走査方向に対して傾斜角度θだけ傾いたとする。このように傾いた原稿Dの全領域の画像を読み取るには、原稿Dよりも大きいサイズの仮想的な原稿D'の画像を読み取る必要が生じる。例えば、読取サイズ設定部102は、仮想的な原稿D'のサイズを、主走査方向の長さがY・sinθ+X・cosθ、副走査方向の長さがX・sinθ+Y・cosθの計算式により算出する。読取サイズ設定部102は、これら計算式に従って、原稿搬送部6により搬送される原稿の全領域の画像を読み取るのに必要な読取サイズを計算して設定する。
なお、原稿の傾きはごくわずか(傾斜角度θ≒0°)であるから、cosθ≒1と近似することができる。従って、仮想的な原稿D'の主走査方向及び副走査方向の長さを、それぞれ、主走査方向の長さY・sinθ+X、副走査方向の長さX・sinθ+Yとしてもよい。
あるいは、原稿DはA4、A5、B4、B5等の定型規格サイズであるから、原稿Dのサイズ及び傾斜角度別に仮想的な原稿D'のサイズを予め計算しておき、それをテーブルに登録しておいてもよい。例えば、A4サイズの原稿Dの読取時に、原稿Dが主走査方向に対して傾いたことを読取サイズ設定部102が検出した場合、読取サイズ設定部102は、A4サイズよりも大きいB4サイズを上記読取サイズとして画像読取部5に設定するようにしてもよい。但し、この場合、上記計算式により算出された仮想的な原稿D'がB4サイズ以下となっているものとする。これにより、読取サイズ設定部102は、仮想的な原稿D'のサイズを都度計算した算出結果毎に様々な読取サイズを画像読取部5に設定する必要がなくなるため、画像読取部5が備えるべき読取サイズ性能が簡易なもので足りる。
次に、受信側ファクシミリ装置1'の構成を説明する。図4は受信側ファクシミリ装置1'の主要内部構成例を示す機能ブロック図である。受信側ファクシミリ装置1'の構成は、送信側ファクシミリ装置1と比較して、原稿角度検出部101及び読取サイズ設定部102を備えておらず、原稿画像補正部103を備える。受信側ファクシミリ装置1'についてのその他の構成は、送信側ファクシミリ装置1と同様である。以下、受信側ファクシミリ装置1'の構成で送信側ファクシミリ装置1の構成と相違する原稿画像補正部103についてのみ説明する。なお、受信側ファクシミリ装置1'におけるファクシミリ通信部71は、送信側ファクシミリ装置1との通信に必要なデータ通信制御を行う。
原稿画像補正部103は、送信側ファクシミリ装置1から受信した原稿画像を、これと共に受信した当該原稿の上記傾斜角度及び原稿サイズに従って、当該原稿画像に当該傾斜が生じていない状態となるよう既知の回転処理等により補正する。
図5は、原稿画像補正部103による原稿画像の補正を説明する図である。例えば、図3に示した仮想的な原稿D'の画像を受信してそれを補正する場合、原稿画像補正部103は、受信した原稿画像D'を、仮想的な原稿D'の画像の中心座標位置を回転軸にして、他のファクシミリ装置(送信側ファクシミリ装置)から受信した原稿の傾斜角度θ分だけ、原稿の傾斜と逆方向に回転させる。これにより、原稿画像補正部103は、受信した原稿画像D'において傾いて配置されていた元の原稿Dの画像の向きが、当該傾きが生じていない状態に補正する。
受信した原稿画像D'を回転させて得られる原稿画像D"(図5)は、原稿Dよりもサイズが大きいままである。そこで、原稿画像補正部103は、回転後の原稿画像D"から、他のファクシミリ装置から当該原稿画像D'及びその傾斜角度と共に受信した当該原稿Dの原稿サイズを用いて、本来の原稿Dの領域以外の余分な領域(図5に示した上下マージンα及び左右マージンβ)を削除する。これにより、受信側のファクシミリ装置1において、受信した原稿画像の傾きを補正して正しい向き及びサイズの元の原稿通りの画像を取得できる。
次に、送信側ファクシミリ装置1による原稿画像の送信処理及び受信処理について個別に説明する。図6は、送信側ファクシミリ装置1による原稿画像の送信処理を示すフローチャートである。
送信側ファクシミリ装置1において、ファクシミリ送信の開始が指示されると、制御部100は、原稿搬送部6に、載置された原稿の搬送を開始させる(S11)。そして、搬送される原稿の先端部分が画像読取部5に差し掛かると、原稿角度検出部101は当該原稿の傾斜角度を検出する(S12)。このとき、原稿角度検出部101は、更に、既知の検出方法により、当該原稿の原稿サイズも検出しておく(S12)。
原稿の傾斜角度が検出されると、読取サイズ設定部102は、当該傾斜角度を用いて、上述した計算又は上記テーブルの参照により、原稿搬送部6により搬送されている上記原稿の全領域の画像を読み取るのに必要な読取サイズを算出して、当該算出した読取サイズで画像読取部5が原稿を読み取るように、当該読取サイズを画像読取部5に設定する(S13)。
制御部100による制御の下、画像読取部5は、読取サイズ設定部102により設定されたサイズ、すなわち、原稿よりも一回り大きなサイズで、原稿搬送部6により搬送される原稿の画像を読み取る(S14)。これにより、原稿が斜行搬送されても、原稿の端の部分を示す画像まで途切れさせることなく、原稿を完全に読み取ることができる。
原稿読取部5の読取により得られた原稿画像は画像メモリー32に一時的に記憶される。制御部100による制御の下、ファクシミリ通信部71は、画像メモリー32に保存された上記原稿画像を読み出し、受信側としての相手先のファクシミリ装置に、当該読み出した原稿画像と、上記検出された原稿の傾斜角度及び原稿サイズを合わせて送信する(S15)。
なお、送信側ファクシミリ装置1が原稿画像補正部103のような機能を備えていれば、画像読取部5による読取で得られた原稿画像を補正してから相手先のファクシミリ装置に送信することができる。しかし、原稿画像補正部103のような機能を備えていないローエンド機である送信側ファクシミリ装置1では、上記斜行による不具合を補正することができない。そのため、送信側ファクシミリ装置1は、画像読取部5で読み取ったままの原稿画像と、原稿の傾斜角度及び健康サイズとを相手先のファクシミリ装置に送信する。
一方、図7は、受信側ファクシミリ装置1'による原稿画像の受信処理を示すフローチャートである。
まず、受信側ファクシミリ装置1'のファクシミリ通信部71が、送信側ファクシミリ装置1から、原稿画像と原稿の傾斜角度及び原稿サイズ(A4やB4等)の情報を受信する(S21)。受信した原稿画像は、画像メモリー32に一時的に記憶される。
原稿画像補正部103は、受信した原稿画像の補正を行うか否かを判断するために、受信した傾斜角度と閾値とを比較する(S22)。例えば、閾値は、原稿画像補正部103での補正可能な原稿の傾斜が最大で±2°程度であるとした場合に、±0.5〜1°程度に設定する。
ここで、原稿画像補正部103が、受信した傾斜角度が閾値以上であると判断した場合(S22でYES)、制御部100が、当該受信した原稿画像の斜行補正を行うか否かの指示の入力を促すメッセージを表示部473に表示させる(S23)。
操作者から、上記受信された原稿画像の斜行補正を実行する旨の指示が操作部47に入力された場合(S24でYES)、原稿画像補正部103は、画像メモリー32に記憶されている上記受信された原稿画像(例えば図5に示した原稿画像D')を、送信側ファクシミリ装置1から受信された上記傾斜角度が示す傾斜角度θ分だけ、上記傾斜角度が示す原稿の傾斜方向とは逆方向に回転させる斜行補正処理を行う(S25)。この斜行補正処理により、受信した原稿画像に含まれる元の原稿(例えば図5に示した元の原稿D)の画像の向きが、傾きを有していないまっすぐな状態(原稿端を示す画像が上記主走査方向に対して傾いていない状態)に補正される。
続いて、原稿画像補正部103は、上記斜行補正処理後の原稿画像から、上記受信した原稿サイズが示す本来の原稿領域以外の余分な領域を削除する(S26)。具体的には、図5に示したように、原稿画像補正部103は、斜行補正処理後の原稿画像D"から元の原稿Dの画像の上下マージンα及び左右マージンβを削除する。例えば、原稿画像補正部103は、上記斜行補正処理後の原稿画像と座標中心位置を合わせて、上記受信された原稿サイズが示すサイズからなる領域を設定し、この領域外となる画像部分を削除することにより、元の原稿Dの画像の上下マージンα及び左右マージンβを削除する。この後、制御部100は、画像形成部12に、当該削除加工後の原稿画像の画像形成を記録紙に対して行わせ、更に定着部13が定着処理を行って、記録紙に当該削除加工後の原稿画像が印刷される(S27)。
一方、原稿画像補正部103により、上記受信された傾斜角度が閾値よりも小さいと判断された場合と(S22でNO)、操作者から、上記受信された原稿画像の斜行補正を実行しない旨の指示が操作部47に入力された場合は(S24でNO)、原稿画像補正部103は、受信した原稿画像の斜行補正処理及び削除加工を行うことなく、当該原稿画像を縮小する縮小処理を行う(S28)。その後、制御部100は、画像形成部12に、当該縮小処理後の原稿画像の画像形成を記録紙に対して行わせ、更に定着部13が定着処理を行って、記録紙に当該縮小処理後の原稿画像が印刷される(S27)。
なお、当該縮小処理における縮小率は、受信した原稿画像のサイズと、上記受信した原稿サイズとに基づいて算出された、受信した原稿画像のサイズを当該受信した原稿サイズにするための比率が用いられる。
以上のように、本実施形態によると、送信側ファクシミリ装置1に原稿傾きを補正する機能がなくても、受信側ファクシミリ装置1'において、当該原稿を示す原稿画像をまっすぐな状態に補正可能となり、原稿の端の部分を示す画像まで途切れさせることなく、原稿画像を印刷可能にすることができる。
また、受信側ファクシミリ装置1'では、そのファクシミリ通信部71が、送信側ファクシミリ装置1から、原稿画像と原稿の傾斜角度及び原稿サイズ(A4やB4等)の情報を受信したとき(S21)、上記S22以降の処理に代えて次に示す処理を行うようにしてもよい。例えば、受信側ファクシミリ装置1'の原稿画像補正部103は、当該受信されたデータに上記原稿の傾斜角度が含まれているか否かを判断し、当該受信されたデータに上記原稿の傾斜角度が含まれている場合にS25及びS26の画像補正処理を実行する。また、当該原稿画像補正部103は、当該受信されたデータに上記原稿の傾斜角度が含まれていない場合には、上記原稿画像を上記原稿サイズが示す大きさに縮小する縮小処理(S28)を実行する。
また、送信側ファクシミリ装置1から、上記のように読取サイズを拡大させて読み取られた原稿画像、傾斜角度、及び原稿サイズを受信したファクシミリ装置が、上記斜行補正処理及び削除加工を行う機能を備えていない場合は(受信側ファクシミリ装置1'でもないローエンドのファクシミリ装置の場合)、当該ファクシミリ装置は、内蔵する画像処理部により、当該受信した原稿画像を当該原稿サイズが示す大きさに縮小する処理を行うようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、本発明に係るファクシミリ装置の一実施形態として複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、ファクシミリ専用機でもよい。
また、上記実施形態では、図1乃至図7を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。
1 送信側ファクシミリ装置
1' 受信側ファクシミリ装置
5 画像読取部
6 原稿搬送部
12 画像形成部
71 ファクシミリ通信部
101 原稿角度検出部
102 読取サイズ設定部
103 原稿画像補正部

Claims (6)

  1. 読取対象の原稿を搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部により搬送される原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部による読取時における原稿の傾斜角度を検出する原稿角度検出部と、
    前記傾斜角度に基づいて、前記原稿搬送部により搬送される原稿の全領域の画像を前記画像読取部が読み取るのに必要な当該原稿のサイズよりも大きな読取サイズを設定する読取サイズ設定部と、
    前記読取サイズ設定部により設定された前記読取サイズで前記原稿を前記画像読取部に読み取らせる制御部と、
    前記画像読取部による前記読取サイズでの読取で得られた原稿画像と、前記原稿角度検出部により検出された傾斜角度と、前記原稿のサイズとを送信するファクシミリ通信部とを備えたファクシミリ装置。
  2. 他のファクシミリ装置から、原稿画像と、原稿の傾斜角度と、当該原稿の原稿サイズとを受信するファクシミリ送受信部と、
    前記ファクシミリ送受信部で受信された前記原稿画像を当該傾斜角度の分だけ、前記傾斜角度が示す前記原稿の傾斜と逆方向に回転させ、当該回転させた画像から、前記原稿サイズが示す本来の原稿領域以外の余分な領域を削除する画像補正処理を実行する原稿画像補正部と、
    前記原稿画像補正部により補正された原稿画像を記録紙に形成する画像形成部とを備えたファクシミリ装置。
  3. 前記原稿画像補正部は、前記傾斜角度が閾値以上であるか否かを判断し、前記傾斜角度が閾値以上である場合に前記画像補正処理を実行し、前記傾斜角度が閾値よりも小さいときは、前記原稿画像を前記原稿サイズが示す大きさに縮小する縮小処理を実行する請求項2に記載のファクシミリ装置。
  4. 前記原稿画像補正部は、前記ファクシミリ送受信部に受信されたデータに前記原稿の傾斜角度が含まれている場合に前記画像補正処理を実行し、前記ファクシミリ送受信部で受信されたデータに前記原稿の傾斜角度が含まれていない場合には、前記原稿画像を前記原稿サイズが示す大きさに縮小する縮小処理を実行する請求項2に記載のファクシミリ装置。
  5. 操作者から前記画像補正処理の実行を指示する画像補正指示の入力を受け付ける指示受付部と、
    前記原稿画像補正部は、前記指示受付部に前記画像補正指示が受け付けられたとき、前記画像補正処理を実行する請求項2に記載のファクシミリ装置。
  6. 送信側ファクシミリ装置と受信側ファクシミリ装置を備えるファクシミリシステムであって、
    前記送信側ファクシミリ装置は、
    読取対象の原稿を搬送する原稿搬送部と、
    前記原稿搬送部により搬送される原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部による読取時における原稿の傾斜角度を検出する原稿角度検出部と、
    前記傾斜角度に基づいて、前記原稿搬送部により搬送される原稿の全領域の画像を前記画像読取部が読み取るのに必要な当該原稿のサイズよりも大きな読取サイズを設定する読取サイズ設定部と、
    前記読取サイズ設定部により設定された前記読取サイズで前記原稿を前記画像読取部に読み取らせる制御部と、
    前記画像読取部による前記読取サイズでの読取で得られた原稿画像と、前記原稿角度検出部により検出された傾斜角度と、前記原稿のサイズとを送信するファクシミリ通信部とを備え、
    前記受信側ファクシミリ装置は、
    前記送信側ファクシミリ装置から、原稿画像と、原稿の傾斜角度と、当該原稿の原稿サイズとを受信するファクシミリ通信部と、
    前記傾斜角度が閾値よりも大きいとき、前記原稿画像を当該傾斜角度の分だけ、前記傾斜角度が示す前記原稿の傾斜と逆方向に回転させ、当該回転させた画像から前記原稿サイズが示す本来の原稿領域以外の余分な領域を削除する画像補正処理を実行する原稿画像補正部と、
    前記補正された原稿画像を記録紙に形成する画像形成部とを備えるファクシミリシステム。
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