JP2017058464A - 転写装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】転写部材へのトナーの固着を抑制する。【解決手段】円筒状の表面層と、該表面層の内側に配置され該表面層よりも軟質である軟質層と、を有し、転写位置でトナー画像を記録媒体に転写する転写部材と、前記転写部材に角部が接触位置で接触し、前記転写部材の一方向への回転により前記転写部材からトナーを除去する除去部材と、前記一方向における前記転写位置から前記接触位置までの間で前記表面層に接触して、前記回転に対して抵抗を付与する付与部材と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、転写装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、転写ロールの表面に角部(エッジ)を接触させて当該表面に付着したトナーを除去するクリーニングブレードを備えた画像形成装置が開示されている。
特開2002−116642号公報
円筒状の表面層と、該表面層の内側に配置され該表面層よりも軟質である(やわらかい)軟質層と、を有する二次転写ロール等の転写部材では、表面層の内側の軟質層が表面層よりも軟質であるため、表面層でうねり(凹凸)が生じる場合がある。表面層でうねりが生じていると、表面層の凹部分でトナーが滞留しやすくなる。そして、転写部材に付着したトナーをクリーニングブレード等の除去部材で除去する際に、除去部材と転写部材との摩擦熱と、除去部材の転写部材への押し付け力とにより、表面層の凹部分に滞留したトナーが、転写部材へ固着する場合がある。
本発明は、転写位置から除去部材の接触位置までの間において転写部材が表面層に抵抗を受けずに回転する構成に比べ、転写部材へのトナーの固着を抑制することを目的とする。
請求項1の発明は、円筒状の表面層と、該表面層の内側に配置され該表面層よりも軟質である軟質層と、を有し、転写位置でトナー画像を記録媒体に転写する転写部材と、前記転写部材に角部が接触位置で接触し、前記転写部材の一方向への回転により前記転写部材からトナーを除去する除去部材と、前記一方向における前記転写位置から前記接触位置までの間で前記表面層に接触して、前記回転に対して抵抗を付与する付与部材と、を備える。
請求項2の発明では、前記付与部材は、前記表面層に対する接触部分と非接触部分とを、前記転写部材の回転軸方向に沿って、交互に複数有している。
請求項3の発明では、前記付与部材は、空隙を有する発泡材料で構成されている。
請求項4の発明は、記録媒体の縁に余白部分が形成されない縁なしのトナー画像を形成する形成部と、前記形成部が形成したトナー画像が転写される転写体と、前記転写体に転写されたトナー画像を記録媒体に転写する請求項1〜3のいずれか1項に記載の転写装置と、を備える。
本発明の請求項1の構成によれば、転写位置から除去部材の接触位置までの間において転写部材が表面層に抵抗を受けずに回転する構成に比べ、転写部材へのトナーの固着を抑制できる。
本発明の請求項2の構成によれば、付与部材が転写部材の回転軸方向の全部で表面層に接触する構成に比べ、付与部材の接触部分で生じる転写部材へのトナーの固着を抑制できる。
本発明の請求項3の構成によれば、空隙を有さない部材で付与部材が構成されている場合に比べ、付与部材の接触部分で生じる転写部材へのトナーの固着を抑制できる。
本発明の請求項4の構成によれば、転写位置から除去部材の接触位置までの間において転写部材が表面層に抵抗を受けずに回転する構成に比べ、転写部材へのトナーの固着に起因する画像不良を抑制できる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を示す概略図である。 本実施形態に係る転写装置の構成を示す概略図である。 二次転写ロールとブレードとの隙間にトナー及び媒体成分が進入した状態を示す模式図である。 変形例に係る転写装置の構成を示す概略図である。
以下に、本発明に係る実施形態の一例を図面に基づき説明する。
(画像形成装置10)
まず、画像形成装置10の構成を説明する。図1は、画像形成装置10の構成を示す概略図である。
画像形成装置10は、図1に示されるように、各構成部品が内部に収容される画像形成装置本体11(筐体)を備えている。画像形成装置本体11の内部には、用紙等の記録媒体Pが収容される複数の収容部12と、記録媒体Pに画像を形成する画像形成部14と、記録媒体Pに形成された画像を記録媒体Pに定着する定着装置60と、が設けられている。画像形成装置本体11の内部には、さらに、収容部12から画像形成部14へ記録媒体Pを搬送する搬送部16と、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部20と、が設けられている。また、画像形成装置本体11の上部には、定着装置60によって画像が定着された記録媒体Pが排出される排出部18が設けられている。
画像形成部14は、記録媒体Pの縁に余白部分が形成されない縁なし画像を記録媒体Pに形成可能とされている。具体的には、画像形成部14は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー画像を形成する形成部の一例としての画像形成ユニット22Y、22M、22C、22K(以下、22Y〜22Kと示す)と、画像形成ユニット22Y〜22Kで形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト24(転写体の一例)と、を備えている。さらに、画像形成部14は、各画像形成ユニット22Y〜22Kで形成されたトナー画像を中間転写ベルト24に転写する一次転写ロール26と、一次転写ロール26によって中間転写ベルト24に転写されたトナー画像を中間転写ベルト24から記録媒体Pへ転写する二次転写ロール28を含む転写装置70と、を備えている。なお、画像形成部14は、上記の構成に限られず、他の構成であっても良く、記録媒体Pに画像を形成するものであればよい。
画像形成ユニット22Y〜22Kは、水平方向に対して傾斜した状態で、画像形成装置本体11の内部に配置されている。また、画像形成ユニット22Y〜22Kは、一方向(例えば、図1における反時計回り方向)へ回転する感光体32をそれぞれ有している。なお、各画像形成ユニット22Y〜22Kは、同様に構成されているので、図1において、画像形成ユニット22M、22C、22Kにおける各部の符号を省略している。
各感光体32の周囲には、感光体32の回転方向上流側から順に、感光体32を帯電させる帯電装置としての帯電ロール23と、帯電ロール23によって帯電した感光体32を露光して感光体32に静電潜像を形成する露光装置36と、露光装置36によって感光体32に形成された静電潜像を現像してトナー画像を形成する現像装置38と、が設けられている。
露光装置36は、制御部20から送られた画像信号に基づき静電潜像を形成するようになっている。制御部20から送られる画像信号としては、例えば、制御部20が外部装置から取得した画像信号がある。
現像装置38は、感光体32へ現像剤を供給する現像剤供給体38Aと、現像剤供給体38Aへ付与される現像剤を攪拌しながら搬送する複数の搬送部材38Bと、を備えている。
中間転写ベルト24は、環状に形成されると共に、画像形成ユニット22Y〜22Kの上側に配置されている。中間転写ベルト24の内周側には、中間転写ベルト24が巻き掛けられる巻掛ロール42、43、44が設けられている。中間転写ベルト24は、例えば、巻掛ロール44が回転駆動することによって、感光体32と接触しながら一方向(例えば、図1における時計回り方向)へ循環移動(回転)するようになっている。なお、巻掛ロール42は、二次転写ロール28に対向する対向ロールとされている。
一次転写ロール26は、中間転写ベルト24を挟んで感光体32に対向している。一次転写ロール26と感光体32との間が、感光体32に形成されたトナー画像が中間転写ベルト24に転写される一次転写位置T1とされている。
そして、一次転写ロール26には、トナー極性とは逆極性の一次転写電圧(一次転写電流)が印加されるようになっている。これにより、感光体32と一次転写ロール26との間に一次転写電界が形成されて、感光体32に形成されたトナー画像に対して静電力が作用し、当該トナー画像が一次転写位置T1で中間転写ベルト24に転写される。
転写装置70の二次転写ロール28は、中間転写ベルト24を挟んで巻掛ロール42に対向している。二次転写ロール28と巻掛ロール42との間が、中間転写ベルト24に転写されたトナー画像が記録媒体Pに転写される二次転写位置T2とされている。
そして、巻掛ロール42にトナー極性と同極性の二次転写電圧(二次転写電流)が印加されるようになっている。これにより、巻掛ロール42と二次転写ロール28との間に二次転写電界が形成されて、中間転写ベルト24のトナー画像に対して静電力が作用し、当該トナー画像が二次転写位置T2で記録媒体Pに転写される。
搬送部16は、収容部12に収容された記録媒体Pを送り出す送出ロール46と、送出ロール46に送り出された記録媒体Pが搬送される搬送路48と、搬送路48に沿って配置され送出ロール46によって送り出された記録媒体Pを二次転写位置T2へ搬送する複数の搬送ロール50と、を有している。
定着装置60は、二次転写位置T2に対する搬送方向下流側に配置されている。定着装置60では、加熱ロール62による加熱と、加圧ロール64による加圧とによって、中間転写ベルト24から記録媒体Pに転写されたトナー画像を記録媒体Pに定着させる。
次に、本実施形態に係る画像形成装置10における、記録媒体Pへ画像を形成する画像形成動作について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10では、収容部12から送出ロール46によって送り出された記録媒体Pが、複数の搬送ロール50によって二次転写位置T2へ送り込まれる。
一方、画像形成ユニット22Y〜22Kでは、帯電ロール23によって帯電した感光体32が、露光装置36によって露光されて感光体32に静電潜像が形成される。その静電潜像が現像装置38によって現像されて感光体32にトナー画像が形成される。画像形成ユニット22Y〜22Kで形成された各色のトナー画像は、一次転写位置T1にて中間転写ベルト24に転写されて、カラー画像が形成される。そして、中間転写ベルト24に形成されたカラー画像が、二次転写位置T2にて記録媒体Pへ転写される。
トナー画像が転写された記録媒体Pは、定着装置60へ搬送され、転写されたトナー画像が定着装置60により定着される。トナー画像が定着された記録媒体Pは、搬送ロール52によって排出部18に排出される。以上のように、一連の画像形成動作が行われる。
ここで、縁なしのトナー画像を記録媒体Pに形成する場合には、記録媒体Pの縁部に余白部分が形成されないように、記録媒体Pのサイズよりも大きいサイズのトナー画像が各色の感光体32に形成される。このトナー画像が中間転写ベルト24に転写されてから、記録媒体Pに転写される。このように、中間転写ベルト24に転写されるトナー画像のサイズは、記録媒体Pのサイズよりも大きいため、記録媒体Pに転写されなかったトナー画像が、中間転写ベルト24から二次転写ロール28の表面に転移する。本実施形態では、二次転写ロール28のトナー画像が記録媒体Pの裏面(画像形成が形成される面とは反対側の面)に転移するのを抑制するため、後述のように、ブレード72にて、二次転写ロール28の表面に付着したトナーが除去する。なお、縁なしのトナー画像を形成しない場合でも、中間転写ベルト24に付着したトナー等が、二次転写ロール28の表面に転移するため、後述のブレード72を設ける構成としてもよい。
(転写装置70)
次に、本実施形態に係る転写装置70の構成を説明する。図2は、本実施形態に係る転写装置70の構成を示す概略図である。
転写装置70は、図2に示されるように、前述の二次転写ロール28(転写部材の一例)と、二次転写ロール28に付着したトナーを除去するブレード72(除去部材の一例)と、パッド98(付与部材の一例)と、を備えている。以下に、二次転写ロール28、ブレード72及びパッド98の具体的な構成について説明する。
(二次転写ロール28)
二次転写ロール28は、前述のように、中間転写ベルト24上のトナー画像を二次転写位置T2(転写位置の一例)にて記録媒体Pに転写する転写ロールである。二次転写ロール28は、導電性を有する円筒状又は円柱状の支持体82(シャフト)と、支持体82の外周面に設けられ導電性を有する弾性層84(軟質層の一例)と、弾性層84の外周を被覆し導電性を有する円筒状のチューブ90(表面層の一例)と、を備えている。以下、支持体82、弾性層84及びチューブ90の具体的な構成について説明する。
(支持体82)
支持体82としては、例えば、鉄(快削鋼等)、銅、真鍮、ステンレス、アルミニウム、ニッケル等の金属の部材が挙げられる。また、支持体82としては、例えば、外側の面にメッキ処理を施した部材(例えば樹脂やセラミック部材)、導電剤の分散された部材(例えば樹脂やセラミック部材)等を用いてもよい。
(弾性層84)
弾性層84は、チューブ90の内側(内周)に配置されており、チューブ90よりも軟質である(柔らかい)。具体的には、弾性層84は、例えば、ゴム材料(弾性材料)と発泡剤、必要に応じて、導電剤と、その他の添加剤と、を含んで構成されている。
ゴム材料としては、例えば、少なくとも化学構造中に二重結合を有する、所謂、弾性材料が挙げられる。ゴム材料としては、具体的には、例えば、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、エピクロルヒドリンゴム(ECO)、ブチルゴム、ポリウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ブタジエンゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド共重合ゴム、エピクロルヒドリン−エチレンオキシド−アリルグリシジルエーテル共重合ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン3元共重合ゴム(EPDM)、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)、天然ゴム等、及びこれらを混合したゴムが挙げられる。
発泡剤としては、ベンゼンスルホニルヒドラジド、アゾジカルボンアミド(ADCA)、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、ジニトロソペンタメチレンテトラアミン(DPT)、ジニトロソペンタスチレンテトラミンやベンゼンスルホニルヒドラジド誘導体、オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド(OBSH)、二酸化炭素を発生する重炭酸アンモニウム、重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、窒素を発生するニトロソスルホニルアゾ化合物、N,N’−ジメチル−N,N’−ジニトロソフタルアミド、トルエンスルホニルヒドラジド、P−トルエンスルホニルセミカルバジド、P,P’−オキシービス(ベンゼンスルホニルセミカルバジド)等が挙げられる。
導電剤は、ゴム材料の導電性が低い場合やゴム材料が導電性を有しない場合など、必要に応じて用いる。導電剤としては、イオン導電剤や、カーボンブラック等の電子導電剤が挙げられる。
その他の添加剤としては、例えば、発泡助剤、軟化剤、可塑剤、硬化剤、加硫剤、加硫促進剤、酸化防止剤、界面活性剤、カップリング剤、充填剤(シリカ、炭酸カルシウム等)などの通常弾性層に添加され得る材料が挙げられる。
弾性層84の硬度は、例えば、10度以上40度以下とされている。なお、本実施形態における硬度は、アスカーC型の硬度計によって測定された硬度である。以下に示す硬度も、アスカーC型の硬度計によって測定された硬度である。
(チューブ90)
チューブ90の材料としては、例えば、ポリイミド、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルサルファイド、ポリエーテルイミド、ポリアリレート等の樹脂材料が挙げられる。チューブ90が含む導電剤としては、カーボンブラック等の導電剤が挙げられる。
チューブ90の硬度は、弾性層84の硬度よりも高く、例えば、20度以上50度以下とされている。なお、対向ロール42の硬度は、チューブ90の硬度よりも高く、例えば、70度以上80度以下とされている。
(ブレード72)
ブレード72は、弾性材料で構成され、長手方向断面が矩形状に形成されている。また、弾性材料としては、例えば、ポリウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、エチレン、プロピレン、ジエンゴム等のゴム材などが挙げられる。また、ブレード72としては、厚み方向に積層された二層構造のブレードを用いてもよい。
ブレード72は、断面視にてL字形状とされた支持材としての板金76に一端側が、接着等によって固定されている。
ブレード72の硬度は、チューブ90及び弾性層84の硬度よりも高く、例えば、60度以上90度以下とされている。
ブレード72は、端面72T(上面)と、二次転写ロール28に対向する側の側面72Sとで形成されるエッジ72A(角部の一例)が、二次転写ロール28のチューブ90の表面に接触位置S1で接触している。
ブレード72では、エッジ72Aが二次転写ロール28の表面に接触した状態で、二次転写ロール28が一方向(図2の矢印A方向)へ回転することで、二次転写ロール28の表面に付着したトナーを除去する。なお、ブレード72は、二次転写ロール28の回転によって、エッジ72Aが矢印A方向側(下側)に引っ張られ、端面72T(上面)が二次転写ロール28側(右側)へ向くように変形される(図3参照)。
(パッド98)
パッド98は、二次転写ロール28の軸方向に沿って長さを有すると共に、図2に示されるように、側面視(側断面視)にて矩形状に形成されている。
このパッド98は、二次転写ロール28の二次転写位置T2に対する二次転写ロール28の回転方向下流側であって、ブレード72の接触位置S1に対する二次転写ロール28の回転方向上流側に配置されている。したがって、パッド98は、二次転写ロール28の回転方向(図2の矢印A方向)における二次転写位置T2から接触位置S1までの間でチューブ90に二次転写ロール28の軸方向に沿って接触している。パッド98は、二次転写ロール28のチューブ90に接触することで、二次転写ロール28の回転に対して抵抗を付与する。
パッド98が二次転写ロール28のチューブ90に接触する接触位置S2と、二次転写ロール28の軸中心Cと、ブレード72の接触位置S1とで形成される角度θは、90度以内であることが望ましく、さらに45度以内であることが望ましい。さらに、パッド98は、ブレード72に接触しない範囲で、ブレード72(接触位置S1)に接近して配置されることが望ましい。なお、ここでの接触位置S1及び接触位置S2は、二次転写ロール28の周方向に幅を有して接触する場合には、周方向中心の位置を接触位置とする。
また、パッド98は、発泡ウレタン等の発泡材料(スポンジ)で構成されている。発泡材料としては、例えば、内部の空隙が独立している独立気泡型の発泡材料が用いられる。
このように、パッド98が発泡材料で構成されることで、発泡材料に複数形成された空隙(気泡)部分では、チューブ90に対して非接触となる。したがって、パッド98は、チューブ90に対する接触部分と非接触部分とを、二次転写ロール28の回転軸方向に沿って、交互に複数有している。
(実施形態に係る作用)
次に、実施形態に係る作用として、縁なしのトナー画像を記録媒体Pに形成する場合について説明する。
縁なしのトナー画像を記録媒体Pに形成する場合には、記録媒体Pのサイズよりも大きいサイズのトナー画像が各色の感光体32に形成される。このトナー画像が中間転写ベルト24に転写されてから、記録媒体Pに転写される。このように、中間転写ベルト24に転写されるトナー画像のサイズは、記録媒体Pのサイズよりも大きいため、記録媒体Pに転写されなかったトナー画像が、二次転写位置にて、中間転写ベルト24から二次転写ロール28の表面に転移する。
また、二次転写位置において、記録媒体Pに含まれる成分としての例えば炭酸カルシウム(以下、媒体成分という)が、二次転写電界における静電力により、二次転写ロール28に付着する。二次転写ロール28に転移したトナー及び媒体成分は、ブレード72によって除去される。
ここで、二次転写ロール28では、弾性層84がチューブ90よりも軟質であるため、チューブ90の表面でうねり(凹凸)が生じている。チューブ90の表面でうねりが生じていると、チューブ90の表面の凹部分でトナー及び媒体成分が滞留しやすい。そして、パッド98を有さない比較例の構成では、チューブ90でのうねり(凹凸)が維持されるため、チューブ90の表面の凹部分で滞留したトナー100及び媒体成分200が、図3に示されるように、ブレード72と二次転写ロール28との間のくさび状(側面視三角形状)の隙間Hに進入する。
そして、ブレード72と二次転写ロール28との摩擦熱Eと、ブレード72の二次転写ロール28への押し付け力Fとが、隙間Hに侵入したトナー100に作用する。これにより、当該トナー100が溶融して当該トナー100が潰れる。そして、チューブ90の表面の凹部分で滞留したトナー100及び媒体成分200は、当該凹部分に滞留したまま、接触位置S1を繰り返し通過することでトナー100及び媒体成分200が固着し、二次転写ロール28上に薄膜300が形成される(フィルミング現象)。
これに対して、本実施形態では、パッド98が二次転写ロール28のチューブ90に接触することで、二次転写ロール28の回転に対して抵抗を付与する。
これにより、チューブ90に対して、接触位置S1で二次転写ロール28の回転方向上流側へ引っ張られる張力が作用する。このため、接触位置S1においてチューブ90でのうねり(凹凸)が縮小されるため、トナー及び媒体成分がチューブ90の表面で滞留しにくく、チューブ90の表面に滞留した状態で接触位置S1を繰り返し通過することが抑制される。したがって、トナーが二次転写ロール28に固着しにくく、二次転写ロール28上に薄膜300が形成される現象(フィルミング現象)が生じにくい。
また、本実施形態では、パッド98は、空隙を有する発泡材料で構成されており、チューブ90に対する接触部分と非接触部分とを、二次転写ロール28の回転軸方向に沿って、交互に複数有している。このため、パッド98が二次転写ロール28の回転軸方向の全部でチューブ90に接触する比較例に比べ、パッド98と二次転写ロール28との間でトナーが塞き止められにくい。このため、パッド98と二次転写ロール28との摩擦熱と、パッド98の二次転写ロール28への押し付け力とが、トナーに作用しにくく、パッド98と二次転写ロール28との接触部分で生じる二次転写ロール28へのトナーの固着が抑制される。
また、本実施形態では、パッド98として、独立気泡型の発泡材料を用いているため、連続気泡型の発泡材料の用いた場合に比べ、トナーがパッド98の内部に進入しにくく、トナーがパッド98で滞留しにくい。このため、パッド98と二次転写ロール28との摩擦熱と、パッド98の二次転写ロール28への押し付け力とが、トナーに作用しにくく、パッド98と二次転写ロール28との接触部分で生じる二次転写ロール28へのトナーの固着が抑制される。
以上のように、トナーが二次転写ロール28に固着しにくく、フィルミング現象が生じにくいので、フィルミング現象に起因する画像不良が抑制される。
(パッド98の変形例)
前述の実施形態では、付与部材の一例としてパッド98を用いたが、これに限られない。例えば、図4に示されるように、パッド98に替えて、付与ロール198を用いてもよい。
付与ロール198は、例えば、軸部198Aと、軸部198Aの外周に設けられた外周部198Bと、を有している。外周部198Bは、パッド98と同様に、発泡ウレタン等の発泡材料(スポンジ)で構成されている。発泡材料としては、例えば、内部の空隙が独立している独立気泡型の発泡材料が用いられる。外周部198Bが発泡材料で構成されることで、発泡材料に複数形成された空隙(気泡)部分では、チューブ90に対して非接触となる。したがって、付与ロール198は、チューブ90に対する接触部分と非接触部分とを、二次転写ロール28の回転軸方向に沿って、交互に複数有している。
また、付与ロール198は、軸部198Aを通じて駆動部199から駆動力が付与されて、二次転写ロール28と同一方向(矢印B方向)に回転するようになっている。付与ロール198は、二次転写ロール28のチューブ90に接触すると共に、矢印B方向に回転することで、二次転写ロール28の回転に対して抵抗を付与する。
変形例では、前述のパッド98の場合と同様の作用を有すると共に、付与ロール198が駆動力により回転するので、付与ロール198の駆動力を制御することで、二次転写ロール28の回転に対する抵抗を調整しやすい。
(他の変形例)
本実施形態では、除去部材の一例として、弾性材料で構成されたブレード72を用いたが、これに限られない。除去部材の一例としては、例えば、金属材料(例えば、ステンレス)で構成された板状のスクレーパを用いてもよい。なお、スクレーパは、ステンレス以外の金属材料で構成されていてもよい。
本実施形態では、パッド98及び付与ロール198の外周部198Bとして、独立気泡型の発泡材料を用いたが、これに限られず、例えば、連続気泡型の発泡材料を用いてもよい。パットの密度としては、200〜500kg/m、好ましくは300〜350kg/m(試験方法 JIS K 6401)が好ましい。
本実施形態では、パッド98及び付与ロール198の外周部198Bとして、発泡材料を用いたが、これに限られず、例えば、複数の毛状(糸状)で構成されたブラシを用いてもよい。なお、ブラシにおいても、チューブ90に対する接触部分と非接触部分とを、二次転写ロール28の回転軸方向に沿って、交互に複数有している。
本実施形態では、縁なし画像を記録媒体Pに形成可能とされていたが、これに限られず、記録媒体Pに縁なし画像を形成しない画像形成装置であってもよい。
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形、変更、改良が可能である。例えば、上記に示した変形例は、適宜、複数を組み合わせて構成してもよい。
(評価)
パッド98を有する前述の転写装置70を画像形成装置10に適用した実施例と、パッド98を有さない転写装置を画像形成装置10に適用した比較例とにおいて、フィルミング現象(トナー及び媒体成分が固着して二次転写ロール上に薄膜が形成される現象)の有無について評価した。フィルミング現象は、電子顕微鏡(SEM)にて観察することで確認した。
画像形成装置10としては、(実機ApeosPort V C7775ColourMultifunction Printer(富士ゼロックス株式会社製))を用いた。
二次転写ロール28は、外径20.5mmとし、以下の構成とした。
支持体82:SUM材
弾性層84:導電性発泡ポリウレタン、厚み4mm、硬度35°±5°(アスカーC型の硬度計による測定)
チューブ90:導電性ポリイミド、厚み40μm
ブレード72として、厚み方向に積層された二層構造のブレードを用いた。
第一層(二次転写ロール28側の層):材料ウレタンゴム、厚さ0.5mm、硬度78°(アスカーC型の硬度計による測定)、反撥弾性43%
第二層(二次転写ロール28とは反対側の層):材料ウレタンゴム、厚さ1.5mm、硬度63°(アスカーC型の硬度計による測定)、永久伸び0.5%、反撥弾性33%
なお、反撥弾性(%)の測定は、JIS K6255(1996年)に準じて50℃環境下にて行われる。永久伸びは、JIS K6262(1997年)に準拠して測定される。
パッド98として、発泡ウレタンを用いた。パッド98は、厚さ3mm、密度320kg/m(試験方法JIS K 6401)、食い込み量1mmとされている。
比較例は、パッド98を設けていない点を除いて実施例と同一構成とされている。
この結果、実施例では、フィルミング現象が発生していなかったのに対して、比較例では、フィルミング現象が発生していた。
また、実施例と比較例とで、数枚に画像を形成した後、装置停止した状態で、二次転写ロール28(チューブ90)の表面の接触位置S1及びその近傍での最大高さうねりWzを測定した。この結果、比較例では、4.32μmであったのに対して、実施例では1.25μmであった。なお、装置の動作中では、最大高さうねりWzはさらに低い値となっていると考えられる。また、最大高さうねりWzは、JIS B 0601:2001に準拠し、測定機(Surfcom,東京精機(株)製)を用いて測定した。
10 画像形成装置
22Y〜22K画像形成ユニット(形成部の一例)
24 中間転写ベルト(転写体の一例)
28 二次転写ロール(転写部材の一例)
70 転写装置
72 ブレード(除去部材の一例)
84 弾性層(軟質層の一例)
90 チューブ(表面層の一例)
98 パッド(付与部材の一例)
198 付与ロール(付与部材の一例)

Claims (4)

  1. 円筒状の表面層と、該表面層の内側に配置され該表面層よりも軟質である軟質層と、を有し、転写位置でトナー画像を記録媒体に転写する転写部材と、
    前記転写部材に角部が接触位置で接触し、前記転写部材の一方向への回転により前記転写部材からトナーを除去する除去部材と、
    前記一方向における前記転写位置から前記接触位置までの間で前記表面層に接触して、前記回転に対して抵抗を付与する付与部材と、
    を備える転写装置。
  2. 前記付与部材は、前記表面層に対する接触部分と非接触部分とを、前記転写部材の回転軸方向に沿って、交互に複数有している請求項1に記載の転写装置。
  3. 前記付与部材は、空隙を有する発泡材料で構成されている請求項1に記載の転写装置。
  4. 記録媒体の縁に余白部分が形成されない縁なしのトナー画像を形成する形成部と、
    前記形成部が形成したトナー画像が転写される転写体と、
    前記転写体に転写されたトナー画像を記録媒体に転写する請求項1〜3のいずれか1項に記載の転写装置と、
    を備える画像形成装置。
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