JP2006220998A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2006220998A JP2005035394A JP2005035394A JP2006220998A JP 2006220998 A JP2006220998 A JP 2006220998A JP 2005035394 A JP2005035394 A JP 2005035394A JP 2005035394 A JP2005035394 A JP 2005035394A JP 2006220998 A JP2006220998 A JP 2006220998A
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Abstract

【課題】縁無し印字における廃トナー容器の収容効率の向上を図ることができる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】トナー像が形成された像担持体に押圧され、トナー像を転写材へ転写して画像を形成する転写ローラで、転写ローラ表面に接触し転写ローラを清掃するクリーニング部材と、転写ローラから除去されたトナーを収容する廃トナー収容容器とを具備した画像形成装置において、転写ローラと略平行で、転写ローラにおける両端部から中央に向かって廃トナーを搬送する廃トナー拡散手段を、廃トナー収容容器内部に有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機やプリンタとされる電子写真方式或は静電記録方式の電子写真画像形成装置に関するものである。
従来の、転写材への2次転写を行う2次転写ローラで、クリーニング部材によって2次転写ローラを清掃する画像形成装置には、2次転写ローラの下方に、除去した廃トナーを収容する廃トナー収容容器を設置したものがある(例えば、特許文献1)。
特開2001−356619号公報
しかしながら、上記従来例では、転写材の全面に渡って画像を形成する縁無し印字において、図9に示すように廃トナー容器の両端部に廃トナーWが集中して堆積してしまう。
縁無し印字では転写材サイズよりも大きなトナー像を形成して2次転写をするために、転写材サイズより外側のトナーが2次転写ローラ上に残る。この残ったトナーはクリーニング部材によって除去され廃トナー容器に収容される。特に、転写材の両端部の外側では廃トナーが集中して堆積する。
そのため、廃トナー容器の容積を十分に使い切るより以前に、廃トナーが容器の両端部近傍において上部にまで堆積して、廃トナー容器を交換する必要が生じるという課題がある。
本出願に係る発明の目的は、縁無し印字における廃トナー容器の収容効率の向上を図ることができる画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、トナー像が形成された像担持体に押圧され、トナー像を転写材へ転写して画像を形成する転写ローラで、転写ローラ表面に接触し転写ローラを清掃するクリーニング部材と、転写ローラから除去されたトナーを収容する廃トナー収容容器とを具備した画像形成装置において、転写ローラと略平行で、転写ローラにおける両端部から中央に向かって廃トナーを搬送する廃トナー拡散手段を、廃トナー収容容器内部に有することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、トナー像が形成された像担持体に押圧され、トナー像を転写材へ転写して画像を形成する転写ローラで、転写ローラ表面に接触し転写ローラを清掃するクリーニング部材と、転写ローラから除去されたトナーを収容する廃トナー収容容器とを具備した画像形成装置において、転写ローラと略平行で、転写ローラにおける両端部から中央に向かって廃トナーを搬送する廃トナー拡散手段を、廃トナー収容容器上部に配置することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、トナー像が形成された像担持体に押圧され、トナー像を転写材へ転写して画像を形成する転写ローラで、転写ローラ表面に接触し転写ローラを清掃するクリーニング部材と、転写ローラから除去されたトナーを収容する廃トナー収容容器とを具備した画像形成装置において、転写ローラと略平行で、転写ローラから駆動を伝達されて回転駆動され、転写ローラにおける両端部から中央に向かって、それぞれ逆の螺旋方向で形成されているスクリューを、廃トナー収容容器内部に有することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、トナー像が形成された像担持体に押圧され、トナー像を転写材へ転写して画像を形成する転写ローラで、転写ローラ表面に接触し転写ローラを清掃するクリーニング部材と、転写ローラから除去されたトナーを収容する廃トナー収容容器とを具備した画像形成装置において、転写ローラと平行で、画像形成装置本体から駆動を伝達されて回転駆動され、転写ローラにおける両端部から中央に向かって、それぞれ逆の螺旋方向で形成されているスクリューを、廃トナー収容容器内部に有することを特徴とする。
本発明によれば、転写材全面に渡って画像を形成する縁無し印字を行う際に、廃トナー容器の両端部に堆積した廃トナーを崩して中央に搬送することで、廃トナー容器の収容効率を向上することができる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図8は本発明の実施の形態の一例を示したものである。
図2は本発明の実施の形態が具現化される電子写真画像形成装置の一実施形態を示す写真画像形成装置の全体構成説明図である。
本実施の形態では、図2に示すように、斜め方向に並設された像担持体となるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の4個の電子写真感光体ドラム1a,1b,1c,1d(以下、単に「感光体ドラム1」と言う)を備えている。感光体ドラム1に対向した位置には、感光体ドラム1の表面に形成されたトナー像が一次転写される中間転写体となる中間転写ベルト12eが駆動ローラ12g、テンションローラ12f及び従動ローラ12hにより張架されている。中間転写ベルト12eを挟んで従動ローラ12gに対向する位置には、二次転写手段16が配置されている。
各感光体ドラム1に形成されたトナー像は、転写手段12a,12b,12c,12dの作用により中間転写ベルト12eに一次転写される。各感光体ドラム1の周囲には、その回転方向上流側から順に、一次帯電器2a,2b,2c,2d(以下、単に「一次帯電器2」と言う)、現像手段40a,40b,40c,40d(以下、単に「現像手段40」と言う)、クリーニング手段8a,8b,8c,8d(以下、単に「クリーニング手段8」と言う)が配置されている。
一次帯電器2は、感光体ドラム1の表面を均一に帯電するための帯電手段である。一次帯電器2により一様に帯電された感光体ドラム1の表面は、画像情報に基づいて露光手段3よりレーザビームが照射されて静電潜像が形成される。現像手段40は、静電潜像が形成された感光体ドラム1の表面に各色のトナーを付着させてトナー画像として顕像化する。クリーニング手段8は、転写後の感光体ドラム1の表面に残留したトナーを除去する。
一方、給紙カセットからピックアップローラ9により繰り出された転写材500は、図示しない分離手段により1枚ずつ分離給送される。その後、搬送ローラ対13によりレジストローラ対17に送られ、レジストローラ対17により、所定のタイミングで中間転写ベルト12eと二次転写手段100との間に搬送される。最後に、二次転写手段100の作用により中間転写ベルト12eに一次転写されたトナー像が転写材500に二次転写される。
トナー像が転写された転写材500は、定着手段14によりトナー像が定着された後、排出ローラ対20により搬送されて、装置本体の上部に設けられた排出トレイ21上に排出される。
次に、図1、図3及び図4により二次転写手段100と、本発明の特徴的構成である拡散部材の配置構成について説明する。
101は2次転写ローラ、111はクリーニングブレード、150は廃トナー容器、152は拡散部材を示す。
図1に示すように、2次転写ローラ101は、2次転写ローラ部101bと2次転写ローラ芯金101aで構成されており、軸受け110を介して廃トナー容器150に位置決めされている。2次転写ローラ101の一端には2次転写ローラ駆動ギア120が設置されており、2次転写ローラ101と共に回転するように構成されている。
廃トナー容器150にはクリーニングブレード111が設置されており、2次転写ローラ101に対して所定の位置で正確に接触するように構成されている。クリーニングブレード111の両端部には第1のシール部材112が設置され、端部からの廃トナー漏れを防止するように構成されている。更に、クリーニングブレード111の上流にはスクイシート113(図3参照)が設置されており、上流からの廃トナー漏れを防止するように構成されている。
拡散部材152は、2次転写ローラ101の軸線Sと拡散部材152の軸線Tが略平行で、尚且つクリーニングブレード111と2次転写ローラ101が接触する位置の下方で、廃トナー容器150の上部に配置されている(図3参照)。これによって、図6の(a)〜(c)に示すように、廃トナー容器150に堆積した廃トナーの上部のみを中央側に搬送するため、徐々に中央の空間に廃トナーを蓄積することができる。
図1に示すように、拡散部材152は、一端が廃トナー容器150の内部に設けられた第1の軸受け部151に嵌合する。他端には拡散部材152と共に回転するように構成された拡散部材駆動ギア160が設置される。拡散部材駆動ギア160の円筒部161が第二の軸受け部153と嵌合することで、廃トナー容器150に対する拡散部材152の位置が決定される。
又、第2のシール部材162は廃トナー容器150と拡散部材駆動ギア160の間で圧縮され、廃トナー漏れを防止するように構成されている。
拡散部材152には両端から中央に向かって螺旋形状が設けられている。この螺旋形状は、駆動側からは左巻き螺旋152aで、非駆動側からは右巻き螺旋152bで形成されている。従って、拡散部材152が図4における半時計方向に回転駆動することで、拡散部材152の中央に向かって搬送力を発生するように構成されている。本実施の形態では、上記の螺旋形状となっているものの、図4における拡散部材152の回転方向が時計方向に設定される構成では、螺旋方向は逆となり、駆動側からは右巻き、非駆動側からは左巻きとなる。
中間ギア170は、中間ギア軸154に嵌合して設置され、図4に示すように2次転写ローラ駆動ギア120からの駆動力を拡散部材駆動ギア160に伝達する。又、中間ギア170は、爪172によって抜け止めが構成されている。更に、中間ギア170には中間ギアフランジ171が設けられている。中間ギアフランジ171は、2次転写ローラ駆動ギア120、拡散部材駆動ギア160に係合して両者の抜け止めとなるように構成されている。
ここで、図5によって、転写材500全面に渡って画像を形成する縁無し印字について説明する。
縁無し印字では、中間転写体12e上に転写材500よりも広い範囲のトナー像を形成する。このトナー像を二次転写手段100によって転写材500に転写することで、縁無し印字を成すことができる。
この際、図5に矢印で示す転写材500の搬送方向先端側の先端トナー像501と、搬送方向後端側の後端トナー像502及び転写材500の両端側の両端トナー像503は、転写材500に転写されず2次転写ローラ101上に転写され、クリーニングブレード111によって除去されて、廃トナー容器150に堆積する。特に、両端トナー像503は廃トナー容器150の両端に集中的に堆積する。
図7は本発明の実施の形態の構成において縁無し印字を行った際、廃トナーの堆積途中の状態を示している。
縁無し印字を行った際、中央部での廃トナーWの堆積に比べて、両端に廃トナーWが集中的に堆積する。縁無し印字が継続されると、両端部に堆積した廃トナーWが、廃トナー容器150の上部に配置された拡散部材152に到達する。拡散部材152は、回転駆動されているため、駆動側に堆積した廃トナーWは左巻き螺旋152aによって中央に搬送される。同じく、非駆動側に堆積した廃トナーWは右巻き螺旋152bによって中央に搬送される。
更に、縁無し印字が継続されても、拡散部材152によって廃トナーWは中央部に向かって搬送され、図8に示すように均一に収容される。これによって、廃トナーWの廃トナー容器150への収容が効率的に行われる。
尚、上述した実施の形態では、拡散部材152の駆動力を2次転写ローラ101から得る構成を説明したものの、これに限定されることは無く、画像形成装置本体から駆動力を得る構成でも構わない。
又、本実施の形態はモノクロ、カラーを問わず、縁無し印字であれば同様の効果が得られる。
拡散部材の配置構成を説明する図である。 電子写真画像形成装置の構成を示す図である。 拡散部材の配置構成を説明する主断面図である。 拡散部材への駆動伝達構成を説明する図である。 縁無し印字を説明する図である。 敗トナーが拡散部材により拡散される様子を説明する図である。 拡散部材の配置構成と廃トナーの堆積状態を説明する図である。 拡散部材の配置構成と廃トナーの堆積状態を説明する図である。 従来例における廃トナーの堆積状態を説明する図である。
符号の説明
101 二次転写ローラ
111 クリーニングブレード
120 二次転写ローラ駆動ギア
150 廃トナー容器
152 拡散部材
160 拡散部材駆動ギア
170 中間ギア

Claims (4)

  1. トナー像が形成された像担持体に押圧され、トナー像を転写材へ転写して画像を形成する転写ローラで、転写ローラ表面に接触し転写ローラを清掃するクリーニング部材と、転写ローラから除去されたトナーを収容する廃トナー収容容器とを具備した画像形成装置において、
    転写ローラと略平行で、転写ローラにおける両端部から中央に向かって廃トナーを搬送する廃トナー拡散手段を、廃トナー収容容器内部に有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記廃トナー拡散手段は、廃トナー容器の上部に配置されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記廃トナー拡散部材は、前記転写ローラから駆動を伝達されて回転駆動され、転写ローラにおける両端部から中央に向かってそれぞれ逆の螺旋方向で形成されているスクリューであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記廃トナー拡散部材は、画像形成装置本体から駆動を伝達されて回転駆動され、転写ローラにおける両端部から中央に向かって、それぞれ逆の螺旋方向で形成されているスクリューであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
JP2005035394A 2005-02-14 2005-02-14 画像形成装置 Withdrawn JP2006220998A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017058464A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 富士ゼロックス株式会社 転写装置及び画像形成装置

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