JP2017056945A - 収納袋 - Google Patents

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拓也 秋葉
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Abstract

【課題】この発明は、簡易な構成により安価かつ容易に、シート材の破断を検知して患者の服薬確認を行う。【解決手段】内容物Mが収容される空間をシート材2の内部に有し、該シート材2を破断することにより内容物Mを取り出すことができる収納袋1であって、シート材2には、破断する方向(矢印A方向)と交差するように帯状又は線状の破断判別エリア5が形成され、破断判別エリア5は他の部分6と物理的性質が異なるように設けられる。【選択図】図1

Description

本発明は、薬、サプリメントなどの内容物を収納する収納袋に関する。
病院や薬局などにおいては、薬ごとの個別の包装から、1回に服用すべき分の薬をまとめて袋詰めする一包化が進んでいる。
このように一包化された薬を患者が服用したか否かの確認は、患者の自己申告又は医師や看護師の聞き取り等によって行われていたが確実ではなく、近年、薬の飲み忘れを発生させないための様々な技術が提供されている。
例えば、特許文献1に示される開封検出シートは、包装材として用いられるシート本体と、該シート本体上に形成された複数の導線を有する導線部とを具備するものである。前記導線部を構成する複数の導線は、シート本体の開封に伴って断線され、この断線の有無を電気的に確認することによって服薬の確認を行うものである。
また、特許文献2に示される薬収納容器は、破断線に沿って封止部分が切離し可能な構成とされ、封止部分に非接触で読取が可能なICチップが装着されたものである。該特許文献2では、被投薬者の腕に別途装着された被投薬者側ICチップによって、容器側の封止部分にICチップが存在しているか否かを検知することにより、該容器の開封がなされたか否かを判断するようにしている。
特開2013−166590号公報 特開2005−82223号公報
しかしながら、特許文献1に示される技術では、破断を検出するための導線を備えた基板をシート本体に設ける必要があり、再使用されないが故にコストダウンが求められる包装材のコストが高くなるという問題がある。また、導線を備えた包装材は、従来の紙や樹脂シートの生産するための既存の設備をそのまま使用することができないという問題がある。
一方、特許文献2に示される技術では、薬収納容器の封止部分にICチップを装着し、かつ患者側にも検出センサとなる被投薬者側ICチップを装着する必要があり、紙製の薬包紙を用いる場合に比してコストの高いICチップ、及び通信システムが必要となるという問題がある。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、簡易な構成によって、シート材の破断を検知して患者の服薬確認を行うことが可能な収納袋を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明は、内容物が収容される空間をシート材の内部に有する収納袋であって、前記シート材には、破断する方向と交差するように帯状又は線状の破断判別エリアが形成され、前記破断判別エリアは他の部分と物理的性質が異なるように設けられることを特徴とする。
本発明によれば、安価な収納袋により、容易に患者の服薬確認を行うことが可能となる。
本発明に係る収納袋を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る収納袋を示す図であって、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図である。 第1実施形態のシート材を製造するためのローラ装置を示す斜視図である。 本発明に係る収納袋を破断した場合の開封音を検知するためのシステム図である。 本発明の第2実施形態に係る収納袋を示す図であって、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線に沿う断面図である。 第2実施形態のシート材を製造するためのローラ装置を示す斜視図である。 本発明の変形例1に係る収納袋を示す図であって、(A)は(B)のA−A線に沿う断面図、(B)は表面側のシート表面を示す平面図、(C)は裏面側のシート表面を示す平面図である。 変形例1の第2例に係る収納袋を示す図であって、(A)は(B)のA−A線に沿う断面図、(B)は表面側のシート表面を示す平面図である。 本発明の変形例2に係る収納袋を示す図であって、(A)は(B)のA−A線に沿う断面図、(B)は表面側のシート表面を示す平面図である。 本発明の変形例3に係る収納袋を示す平面図である。 本発明の変形例4に係る収納袋を示す図であって、(A)は表面側のシート表面を示す平面図、(B)は裏面側のシート表面を示す平面図である。 変形例4の第2例に係る表面側のシート表面を示す平面図である。
本発明の実施形態について図1を参照して説明する。
図1に符号1で示されるものは本発明の最少構成の収納袋であって、2枚のシート材2の周縁部3が機械的にあるいは接着剤等を用いて貼り合わされた構造とされ、これらのシート材2の間に薬、サプリメント等の内容物Mが収容される内部空間4が形成されている。
収納袋1のシート材2は、例えば、矢印Aで示す方向へ破断可能とされ、該破断により、内部空間4の一部を開口状態として、内容物Mを取り出しすることが可能になっている。
また、シート材2には、破断する方向(矢印A方向)と交差するように帯状又は線状の破断判別エリア5が形成されている。
該破断判別エリア5は他の部分6と物理的性質が異なるように設けられている。
以上のように構成された収納袋1では、他の部分6と物理的性質が異なる破断判別エリア5と交差するように破断した場合に、特有な周波数の破断音が発せられる。
そして、この特有な破断音を、スマートフォン又はウェアラブル端末等の電子機器に内蔵される既存のマイクロフォンを利用してすることにより、患者が収納袋1を破ったか否かを容易に判別することができる。
また、このような薬の服用判別は、破断する方向(矢印A方向)と交差するように帯状又は線状の破断判別エリア5をシート材2に形成した上で、この破断判別エリア5を破断した際に生じる特有の破断音を、既存のスマートフォン又はウェアラブル端末等で監視するだけで行うことができる。
この収納袋1が破断により特有の破断音を発することから、破断音を検出することによって、容易に患者の服薬確認を行うことが可能となる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について、図2〜図4を参照して説明する。
図2(A)及び(B)に符号10で示されるものは本発明の第1実施形態に係る収納袋であって、同形状に形成された2枚のシート材11の周縁部12が結合されて、内部に薬、サプリメント等の内容物Mが収容される内部空間13が形成されている。
収納袋10を構成するシート材11は、矢印Aで示すように一の周縁部12に沿って破断可能とされ、該破断により、該シート材11の内部空間13を開口させて、内部に収容された内容物Mを取り出し可能になっている。
また、シート材11には、破断する方向(矢印A方向)と交差するように所定幅の帯状又は線状の破断判別エリア14が複数形成され、これによって破断判別エリア14が全体として縞状に形成されている。
これら破断判別エリア14は、図2(A)及び(B)に示されるように、一方のシート材11の表面に該シート材11と一体に形成されているものであって、図中水平方向に互いに間隔をおきかつ図中縦方向に沿い複数本配置されている。
なお、これら破断判別エリア14をシート材11の表面に一体形成する場合には、例えば、図3に示すように、一対のローラ50,51の一方側の外周面でかつ周方向に沿うように、凹状の溝52を複数形成した上で、ローラ50,51を矢印a及びb方向にそれぞれ回転させることで、該ローラ50,51間にて、溶融して押出したシート材11を型押しする。
そして、このようなローラ50,51の型押しにより、一方のシート材11の表面に他の部分15と物理的性質が異なる破断判別エリア14が設けられる。
具体的には、本例の収納袋10では、破断判別シート14が配置されているシート材11上のエリアが、該破断判別シート14が配置されていない他の部分15のエリアより大きな膜厚に形成されることで、破断に要する力や破断に際して発生する音の周波数や振幅に影響する物理的性質、例えば、厚さ、密度、単位面積当たりの重量等を異ならせて構成されている。
そして、収納袋10のシート材11が矢印A方向に向かって、該シート11上の破断判別エリア14を横断するように破断された場合には、他の部分15との物理的性質の相違に基づき、該破断判別エリア14から他の部分とは異なる破断音が発せられる。
ここでの破断音は、破断判別エリア14の配置間隔に対応した周期でかつ所定の振幅を有する周波数を有する特有の波形を有する。
また、この特有な破断音は、図4に示されるように、スマートフォン又はウェアラブル端末等の電子機器16に内蔵される既存のマイクロフォン16Aを利用して検出されるものである。
電子機器16は、音声を収集するマイクロフォン16Aと、機器の制御を行うための中央制御装置(以下CPUと称す)16B、データを外部に送受信する通信手段16Cを有するものであって、マイクロフォン16Aにより検出した音声は、内蔵のCPU16Bに供給される。
このCPU16Bは、破断音の周波数及びその波動の振幅から、患者が収納袋10を破ってその内容物Mである薬を服用したか否かの有無を判断して、その結果を、内蔵の通信手段16Cを通じて外部のサーバー17にするものである。
そして、サーバー17では、通信手段16Cを経由して得た薬の服用情報を蓄積し、この蓄積した薬の服用情報を病院等からの要求に応じて出力することができる。
なお、上記実施形態の電子機器16では、収納袋10のシート材11の破断を検出するための専用のアプリケーションを予めインストールして常駐させることで、24時間、患者の服薬を検出することができる。
また、本実施形態では、電子機器16のCPU16Bにて破断音の周波数及びその波動の振幅から服薬の有無を判断したが、これに限定されず、CPU16Bでは通信手段16Cを通じて音声データをサーバー17に供給するだけとし、該サーバー17や、さらにこのサーバー17を経由して接続された医療機関の端末等にて、破断音の周波数及びその波動の振幅から服薬の有無を判断しても良い。
以上詳細に説明したように、第1実施形態に係る収納袋10では、破断する方向(矢印A方向)と交差するように一定幅の帯状又は線状の破断判別エリア14をシート材11上に複数形成したので、矢印A方向に沿うシート材11の開封がなされた場合に、物理的性質が異なる破断判別エリア14から特有な周波数の破断音、換言すれば特有の周期で他の部分とは異なる破断音が発せられる。
そして、この破断音を、スマートフォン又はウェアラブル端末等の携帯端末16に内蔵される既存のマイクロフォン16Aを利用して常時検出するようにすれば、患者が収納袋10を破ってその内容物Mである薬を服用したか否かを容易に判別することができる。
また、このような薬の服用判別は、破断する方向(矢印A方向)と交差するように破断判別エリア14をシート材11に形成した上で、この破断判別エリア14を破断した際に生じる特有の破断音を、既存のスマートフォン又はウェアラブル端末等で監視するだけで行うことができる。
これによって上記収納袋10では、安価かつ容易に患者の服薬確認を行うことが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について、図5及び図6を参照して説明する。
第2実施形態に示される収納袋20が第1実施形態の収納袋10と構成を異にするのは、帯状又は線状の破断判別エリア21についての構成である。
すなわち、第2実施形態に示される破断判別エリア21は、図5(A)及び(B)に示されるように、一方のシート材22の表面に密着しかつ該シート材22と別体に設けられたものであって、図中水平方向に互いに間隔をおきかつ図中縦方向に沿い複数配置されている。
なお、これら破断判別エリア21をシート材22の表面に形成する場合には、例えば、図6に示されるように、ローラ60,61を矢印a及びb方向にそれぞれ回転させつつ、該ローラ60,61間にシート材22とともに、別途の帯状又は線状の凸状材23を供給することで、シート材22上に該凸状材23を密着及び積層させる。
そして、このような凸状材23によってシート材22上に破断判別エリア21を形成するものである。
ここで、凸状材23をシート材22上に密着させる場合には、これら凸状材23及びシート材22を加熱溶融した状態で圧着する、又は接着剤により凸状材23をシート材22上に接着する。
なお、シート材22上に積層する凸状材23は、シート材22と同じ材料であっても良いし、該シート材22と異なる密度の材料を用いることで、開封時に、他の部分とは異なる周期の破断音を発生させても良い。
そして、以上のような収納袋20では、破断判別シート21が配置されるシート材22上のエリアが、該破断判別シート21が配置されていない他の部分15のエリアより膜厚が大きく形成されることで、破断音に影響を与える物理的性質が相違するよう構成されている。
そして、収納袋20のシート材22が矢印A方向に破断され、かつこのときに該シート22上の破断判別エリア21が横断するように破断された場合には、他の部分15との物理的性質の相違に基づき該破断判別エリア21から特有の周期で破断音が発せられる。
以上詳細に説明したように第2実施形態に係る収納袋20では、第1実施形態と同様、破断する方向(矢印A方向)と交差するように一定幅の帯状又は線状の破断判別エリア21をシート材22上に複数形成したので、袋開封時に矢印A方向に沿うシート材22の破断がなされた場合に、物理的性質が異なる破断判別エリア21から特有の破断音が発せられることになる。なお破断判別エリアを構成する帯状または線状部分の形状は、図示の実施形態の如く直線に限られず、複数並べられた曲線の帯状または線状、のこぎり形の帯状または線状等であっても良い。
そして、この特有な破断音を、スマートフォン又はウェアラブル端末等の携帯端末16に内蔵される既存のマイクロフォン16Aを利用して常時検出するようにすれば、患者が収納袋20を破ってその内容物Mである薬を服用したか否かを容易に判別することができる。
また、このような薬の服用判別は、破断する方向(矢印A方向)と交差するように帯状又は線状の破断判別エリア21をシート材22に形成した上で、この破断判別エリア21を破断した際に生じる特有の破断音を、既存のスマートフォン又はウェアラブル端末等で監視するだけで行うことができる。
これによって上記収納袋20では、安価かつ容易に患者の服薬確認を行うことが可能となる。
第1及び第2実施形態の収納袋10,20では、破断判別エリアの構成材をシート材11,22と一体又は別体に形成したが、これに加えて以下の変形例のようにしても良い。
(変形例1)
第1及び第2実施形態では、2枚のシート材11,22のいずれか一方側に破断判別エリア14,21を形成したが、2枚のシート材11,22の両側の表面(表側、裏側の2つの表面)に破断判別エリア14,21をそれぞれ形成しても良い。
このとき、変形例1では、図7に示されるように、2枚のシート材11,22の各側(表側、裏側)に形成する破断判別エリア14,21を、互いの設置間隔が異なるように2種類設定することにより、袋開封時に、異なる周波数の破断音を発生させても良い。
なお、図7において、周波数の異なる2種類の破断判別エリアを、第1破断判別エリア14,21及び第2破断判別エリア14´,21´で示す。
これにより、変形例1では、袋開封時に矢印A方向に沿うシート材11,22の破断がなされた場合に、物理的性質が異なる2種類の破断判別エリア14,21及び破断判別エリア14´,21´から、より特有な周波数の破断音が発せられることになり、携帯端末16を使用した薬の服用検知を確実に行うことが可能となる。
また、図7の変形例1に限定されず、図8に示されるように、一方の側(表側又は裏側)のシート材11,22の表面に、袋開封時に異なる周波数の破断音を発生させる2種類の破断判別エリア14,21及び破断判別エリア14´,21´を一定間隔で交互に設けても良い。
(変形例2)
変形例2の収納袋10,20では、図9に示されるように、凸状に形成された破断判別エリア14,21の内部にさらに物理的性質が異なる内部エリア24が長さ方向に沿って設けられている。
この内部エリア24は、例えば袋開封時に「プチプチ」と破裂音を発生可能な空気袋であっても、破断判別エリア14,21の構成素材とは密度、性質が異なる材料であっても良く、袋開封時に、特有な周波数の破断音が発せられるのであれば構成内容は限定されるものではない。
(変形例3)
変形例3の収納袋10,20では、シート材11,22を矢印Aで示す方向に破断するに際して、図10に示されるように、破断するラインに沿うようにミシン目が形成され、さらに破断線の端部に切込み30が形成されている。
なお、本例に追加して、シート材11,22上にて、破断するラインの上側に「線に沿って切り取って下さい」との文字を入れて、収納袋10,20の利用者に破断位置を正しく認識させるようにしても良い。
(変形例4)
変形例4の収納袋10,20では、互いに直交する位置関係にある、上側又は側方側のいずれの側から破断可能とするために、図11に示されるように、表側のシート材11,22の表面にて破断判別エリア14,21が縦方向に設けられ、かつ裏側のシート材11,22の表面にて破断判別エリア14,21が横方向に設けられている。
また、本例に限定されず、図12に示されるように、シート材11,22の一方側(本例では表側)の表面にて、破断判別エリア14,21を縦方向及び横方向となる格子状に設けることにより、互いに直交する位置関係にある、上側又は側方側のいずれの側から収納袋10,20を破断可能としても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上記実施形態、変形例に示した種々の例は、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜、組み合わせることが可能であることは当然である。
本発明は、薬、サプリメントなどの内容物を内部空間に収納する収納袋に関する。
1 収納袋
2 シート材
4 内部空間
5 破断判別エリア
6 他の部分
10 収納袋
11 シート材
14 破断判別エリア
15 他の部分
16 電子機器
20 収納袋
21 破断判別エリア
22 シート材

Claims (12)

  1. 内容物が収容される空間をシート材の内側に有し、該シート材を破断することにより内容物を取り出すことができる収納袋であって、
    前記シート材には、破断する方向と交差するように帯状又は線状の破断判別エリアが形成され、
    前記破断判別エリアは他の部分と物理的性質が異なることを特徴とする収納袋。
  2. 前記破断判別エリアの構成材は前記シート材と一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載の収納袋。
  3. 前記破断判別エリアの構成材は前記シート材と別体に形成され、該シート材の表面に密着されることを特徴とする請求項1に記載の収納袋。
  4. 前記破断判別エリアは、前記破断の方向へ相互に間隔をおいて複数並べられた帯状領域により構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の収納袋。
  5. 前記破断判別エリアは表裏で対をなす前記シート材の少なくとも一方側に形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の収納袋。
  6. 前記破断判別エリアは格子状に形成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の収納袋。
  7. 前記破断判別エリアは互いに周波数の異なる第1破断判別エリアと第2破断判別エリアとから構成され、これら第1破断判別エリア及び第2破断判別エリアは、表裏で対をなす前記シート材の一方側及び他方側にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の収納袋。
  8. 前記破断判別エリアは互いに周波数の異なる第1破断判別エリアと第2破断判別エリアから構成され、これら第1破断判別エリア及び第2破断判別エリアは、前記シート材の少なくとも一方側にて交互に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の収納袋。
  9. 前記第1破断判別エリアと第2破断判別エリアとは、前記破断の方向へ相互に間隔をおいて複数並べられた帯状領域の相互間隔が互いに異なることを特徴とする請求項7または8のいずれか1項に記載の収納袋。
  10. 前記破断判別エリアは、他のエリアと密度、厚さ、素材の少なくともいずれかが異なることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の収納袋。
  11. 前記破断判別エリアは、他のエリアと強度が異なることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の収納袋。
  12. 前記破断判別エリアを交差するように破断した際に発せられる破断音は、スマートフォン又はウェアラブル端末等の電子機器に内蔵される既存のマイクロフォンに検出可能な周波数帯域であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の収納袋。
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