JP5372005B2 - 医療用複室容器及びこれを用いた薬剤混合の認識方法、医療用複室容器の誤使用防止システム、薬剤入り医療用複室容器 - Google Patents
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Description
本願は、2008年10月28日に日本に出願された特願2008−276469号、及び2009年3月2日に日本に出願された特願2009−048238号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
そこで、本発明は、薬剤の混合作業を容易に、かつ目視のみに頼ることなく確実に行え、医療行為の正確性を確実に確認できるRFIDを用いた医療用複室容器、これを用いた薬剤混合の認識方法、医療用複室容器の誤使用防止システムおよび薬剤入り医療用複室容器の提供を目的とする。
また、RFIDは、使い捨て用途としては構成が複雑で、高コストであるという問題があった。
そこで、本発明は、使い捨て用途として誤使用防止システムを必要としない場合に、RFIDを用いず、薬剤の混合作業を容易に、かつ目視のみに頼ることなく確実に行える低コストの医療用複室容器と、これを用いた薬剤混合の認識方法および薬剤入り医療用複室容器の提供を目的とする。
(1)可撓性を有する容器本体を有し、該容器本体は該容器本体の対向面を剥離可能な弱シール部により2以上の薬剤収納室に区画され、前記弱シール部を容器本体の外側から挟持するようにRFIDと該RFIDの通信を妨げる金属層とが設けられ、
前記弱シール部を剥離することにより、前記RFIDと前記金属層とが離間してRFIDが通信可能となることを特徴とする、医療用複室容器。
(2)可撓性を有する容器本体を有し、該容器本体は該容器本体の対向面を剥離可能な弱シール部により2以上の薬剤収納室に区画され、前記弱シール部を容器本体の外側から挟持するように共振タグと該共振タグの通信を妨げる金属層とが設けられ、
前記弱シール部を剥離することにより、前記共振タグと前記金属層とが離間して共振タグが通信可能となることを特徴とする、医療用複室容器。
(4)2種以上の薬剤を収容した前記(2)に記載の医療用複室容器を用いた薬剤混合の認識方法であって、前記弱シール部がシールされた状態とし、前記弱シール部を剥離することで前記2種以上の薬剤を混合すると共に、前記共振タグと前記金属層とを離間させることで、発信手段からの電磁波に前記共振タグを共振させてエコー波を発信させ、前記エコー波を受信手段が受信することで、前記弱シール部の剥離を認識することを特徴とする、薬剤混合の認識方法。
(6)前記(1)に記載の医療用複室容器と、前記RFIDに予め入力された固有情報を読み取り、読み取った固有情報を出力する出力手段と、前記医療用複室容器を支持し、識別情報が与えられている識別支持手段と、前記医療用複室容器が前記識別支持手段に支持されたことを検知し、その検知情報を出力する検知手段と、前記検知手段から出力された検知情報に基づいて、前記識別支持手段の識別情報を出力する識別情報出力手段と、前記出力手段から出力された固有情報と、前記識別情報出力手段から出力された識別情報と、予め入力された識別支持手段と医療用複室容器の対応情報とを照合し、照合結果を出力する照合手段と、前記照合手段から出力された照合結果を受け、該照合結果に応じた報知をする報知手段とを有することを特徴とする、医療用複室容器の誤使用防止システム。
(8)前記(2)に記載の医療用複室容器に薬剤を収容したことを特徴とする、薬剤入り医療用複室容器。
(9)可撓性を有する容器本体を有し、該容器本体は該容器本体の対向面を剥離可能な弱シール部により2以上の薬剤収納室に区画され、前記弱シール部を挟持するように2つのRFIDが互いの通信が妨げられるように設けられ、
前記弱シール部を剥離することにより、前記RFID同士が離間して少なくとも一つのRFIDの通信が可能となることを特徴とする、医療用複室容器。
また、本発明は、使い捨て用途として誤使用防止システムを必要としない場合に、RFIDを用いず、薬剤の混合作業を容易に、かつ目視のみに頼ることなく確実に行える低コストの医療用複室容器と、これを用いた薬剤混合の認識方法および薬剤入り医療用複室容器を提供できる。
本発明の医療用複室容器について、以下に実施形態を挙げて説明する。
本発明の第一の実施形態にかかる医療用複室容器について、図1、図2を用いて説明する。図1は、本発明の医療用複室容器10の一例を示す斜視図である。図2は、図1のI−I’ 線に沿う断面図である。
アンテナ部34としては、金属箔、あるいは、エッチング方式、印刷方式等でパターニングされた金属線等が挙げられる。
金属層40の形態は、弱シール部26がシールされた状態で、RFID30の通信を不可能な状態にできればよく、使用するRFID30の能力を勘案して決定することが好ましい。例えば、金属の薄膜や金属蒸着膜を挙げることができる。
金属層40の大きさは、弱シール部26がシールされた状態で、RFID30を通信不可にできるものであればよく、RFID30の種類等を勘案して決定することができる。例えば、RFID30と同等以上の大きさとすることが好ましい。
まず、可撓性フィルム11と可撓性フィルム12とを重ね合わせ、側端部17側の周縁部をヒートシールすることにより融着する。次いで、第一薬剤収納室22と第二薬剤収納室24とに区画する位置に、剥離可能なシールをして弱シール部26を設ける。弱シール部26を挟持するように、RFID30と金属層40とを配置する。そして、RFID30は、ICチップ32が可撓性フィルム11と接するように接着剤38で貼着し、一方、金属層40を可撓性フィルム12側の面に設ける。排出口14を下端部15側の任意の位置に位置するように、可撓性フィルム11と可撓性フィルム12とで排出口14を挟み込み、下端部15側をヒートシールすることにより融着する。こうして、医療用複室容器10を得ることができる。
まず、可撓性フィルム11と可撓性フィルム12とを重ね合わせ、側端部17側の周縁部をヒートシールすることにより融着する。排出口14を下端部15側の任意の位置に位置するように、可撓性フィルム11と可撓性フィルム12とで排出口14を挟み込み、下端部15側をヒートシールすることにより融着する。第一薬剤収納室22と第二薬剤収納室24とに区画する位置に、剥離可能なシールをして弱シール部26を設ける。次いで、上端部13から第一薬剤収納室22に任意の量の第一薬剤Aを充填する。上端部13側をヒートシールにより融着し、融着された上端部13側の任意の位置を穿孔して、掛吊孔16を設ける。次いで、排出口14から第二薬剤収納室24内に第二薬剤Bを充填し、排出口14をゴム栓等で閉栓し、さらに剥離可能に保護フィルムで排出口14を覆う。
その後、弱シール部26を挟持するように可撓性フィルム11側にRFID30を設け、可撓性フィルム12側に金属層40を形成することで、医療用複室容器10に第一薬剤A及び第二薬剤Bを収容した薬剤入り医療用複室容器を得ることができる。
まず、図2に示すように、弱シール部26がシールされた状態の医療用複室容器10を用意する。この時点では、弱シール部26がシールされた状態、即ち、予め任意の固有情報が入力されたRFID30と金属層40とが弱シール部26を介して隣接する状態では、RFID30は通信不能となっている。
次に、図2に示す医療用複室容器10の第一薬剤収納室22又は第二薬剤収納室24を外部から任意の圧力で押圧すると、図4に示すように、弱シール部26が剥離し、第一薬剤収納室22と第二薬剤収納室24とが連通する。そして、第一薬剤Aと第二薬剤Bとが混合される。
また、金属層40の代わりに、もう一つのRFID31(図示省略)を用いて、二つのRFID30、31により弱シール部を挟持することでも、弱シール部の剥離によって少なくとも一つのRFIDを通信可能とすることで、目視に頼ることなく薬剤の混合作業を容易かつ確実に行える。
この場合、もう一つのRFID31は、RFID30と同様にタグ状あるいはラベル状等のアンテナ付ICチップである。RFID31の周波数も、RFID30と同様に医療用複室容器の使用態様に応じて決定することができる。二つのRFID30、31の周波数は異なっていてもよく、同じでもよい。ただし周波数の同じRFID30、31を二つ用いることで、一つのRFIDリーダ/ライタでそれぞれの情報を読み取ることが可能であるため、好ましい。
本発明の第二の実施形態にかかる医療用複室容器について、図5、図6を用いて説明する。図5は、本発明の医療用複室容器310の一例を示す斜視図である。図6は、図5のII−II’線に沿う断面図である。
共振タグは、共振ラベル、RFタグ、RFラベルなどと呼ばれる他、慣用的には万引き防止タグなどとも呼ばれている。そして、例えば小売店で商品に取り付けられ、商品が不当に持ち出された場合には、共振タグが発信したエコー波を受信手段が受信して警報ブザーが鳴るようにするなどして、万引きを防止するための手段として利用されている。
このように弱シール部326がシールされ、剥離していない場合には、金属層340が共振タグ330の近傍に位置しているために、共振タグ330の通信が阻害されてしまう。そのため、発信手段から上述した特定の周波数の電磁波が発信されていても、共振タグ330は共振しない。
この例の共振タグ330は、タグ状、ラベル状等のシート状に形成されたものであって、フィルム状の基材336の一方の面に、面状の電極332aと、この電極332aに連続した渦巻き状のアンテナ部334とが形成され、他方の面に、電極332aと対をなす電極332bと、この電極332bに連続したリード線部337とが形成されたものである。そして、リード線部337の端部337aとアンテナ部334の端部334aとが、基材336を貫通する接続部339により互いに接続され、全体としてLC共振回路が形成されている。また、この例では、共振タグ330の他方の面、すなわちリード線部337が形成された側の面が、接着剤338により可撓性フィルム311に貼着されている。
電極332a、332b、アンテナ部334、リード線部337は、アルミニウムなどの金属から形成される。形成方法には特に制限はなく、基材336に貼り合わされたアルミニウム箔をエッチングする方法や、パターン印刷による方法など、公知の方法が挙げられる。
また、共振タグ330の共振周波数としては、共振タグ330が発信手段からの電磁波と共振してエコー波が発せられ、これを受信手段が受信できるものであればよく、制限はない。具体的には、8.2MHz、9.5MHz、10.5MHz等が挙げられ、医療用複室容器310の使用態様に応じて決定される。
金属層340の形態は、弱シール部326がシールされた状態で、共振タグ330の通信を不可能な状態にできればよく、使用する共振タグ330の能力を勘案して決定することが好ましい。例えば、金属の薄膜や金属蒸着膜を挙げることができる。
金属層340の大きさは、弱シール部326がシールされた状態で共振タグ330を通信不能にさせ、共振タグ330を発信手段からの電磁波に共振しない状態にできるものであればよく、共振タグ330の種類等を勘案して決定することができる。例えば、共振タグ330と同等以上の大きさとすることが好ましい。
共振タグ330のリード線部337の形成された面が可撓性フィルム311と接するように接着剤338で貼着し、一方、金属層340を可撓性フィルム312側の面に設ける。
また、弱シール部326を剥離した際の共振タグ330と金属層340の離間の程度は、共振タグ330に対する金属層340の影響が排除され、共振タグ330が発信手段から発せられる特定の周波数と共振可能となる距離であればよく、共振タグ330の能力に応じて決定することができる。例えば、離間距離は5mm以上となることが好ましい。
まず、図6に示すように、弱シール部326がシールされた状態の医療用複室容器310を用意する。この時点では、弱シール部326がシールされた状態、即ち、共振タグ330と金属層340とが弱シール部326を介して隣接する状態では、発信手段から特定の周波数の電磁波が発せられていても、共振タグ330の通信が金属層340の影響により阻害され、共振タグ330は共振しない。そのため、共振タグ330はエコー波を発信せず、チェッカーなどの受信手段とは通信しない。
次に、図6に示す医療用複室容器310の第一薬剤収納室322又は第二薬剤収納室324を外部から任意の圧力で押圧すると、図8に示すように、弱シール部326が剥離し、第一薬剤収納室322と第二薬剤収納室324とが連通する。そして、第一薬剤Aと第二薬剤Bとが混合される。
上述の医療用複室容器10、310は、第一薬剤収納室22、322と第二薬剤収納室24、324との2つの薬剤収納室に区画された容器本体20、320を有するが、本発明の医療用複室容器10、310は、容器本体20、320が3つ以上の薬剤収納室に区画されていてもよい。
本発明の医療用複室容器の誤使用防止システム(以下、単に「誤使用防止システム」ということがある)について、以下に実施形態を挙げて説明する。
本発明の第一の実施形態にかかる誤使用防止システムについて、図9を用いて説明する。図9は、第一の実施形態にかかる誤使用防止システム100の構成図である。誤使用防止システム100は、RFID30を有する医療用複室容器10と出力手段120と支持手段130と検知手段140と確認手段150と警告手段160とで構成されている。
まず、RFID30に任意の固有情報が入力されている医療用複室容器10を支持手段130で支持する。この時点では、医療用複室容器10は弱シール部26がシールされた状態であるため、RFID30と金属層40とが弱シール部26を介して隣接しており(図2参照)、RFID30は通信不能となっている。この状態で、検知手段140は医療用複室容器10が支持手段130で支持されたことを検知して、その検知情報を出力する。確認手段150は、出力された検知情報を受信する。この際、RFID30は通信不能であるため、出力手段120はRFID30に入力された固有情報を読み取れず、固有情報を出力できない。確認手段150は、RFID30の固有情報が読み取れない状態で、支持手段130に医療用複室容器10が支持されたことを確認すると、その確認結果を出力する。警告手段160は、出力された確認結果を受信し、警告を発する。こうして、弱シール部26が剥離開通していない医療用複室容器10、即ち、第一薬剤Aと第二薬剤Bとが混合されていない医療用複室容器10が誤って使用されることを防止することができる。
本発明の第二の実施形態にかかる誤使用防止システムについて、図10を用いて説明する。図10は、第二の実施形態にかかる誤使用防止システム200の構成図である。誤使用防止システム200は、RFID30を有する医療用複室容器10と出力手段120と識別支持手段230と検知手段140と識別情報出力手段250と照合手段260と報知手段270とで構成されている。
まず、RFID30に任意の固有情報が入力されている医療用複室容器10を用意する。この時点では、医療用複室容器10は弱シール部26がシールされた状態であるため、RFID30と金属層40とが弱シール部26を介して隣接しており(図2参照)、RFID30は通信不能となっている。医療用複室容器10の使用に際しては、弱シール部26を剥離して、第一薬剤収納室22と第二薬剤収納室24とを連通し、医療用複室容器10を図4の状態とする。こうして、RFID30は、RFID30と金属層40とが弱シール部26の剥離に伴って離間し、通信可能となる。出力手段120は、通信可能となったRFID30の固有情報を読み取って出力する。出力された固有情報は、照合手段260で受信される。
また、上述した第一及び第二の実施形態にかかる誤使用防止システムにおいて、金属層40の代わりにRFID30と同じ周波数のもう一つのRFID31(図示省略)を用いることで、RFID30、RFID31にそれぞれ異なる情報を入力することができ、より多くの情報を有効利用することができる。
実施例1には、図1に示す医療用複室容器10と同様の医療用複室容器を下記仕様にて製造して用いた。製造した医療用複室容器の第一薬剤収納室には水1000mLを充填し、第二薬剤収納室には水1000mLを充填した。RFIDハンディタイプリーダ(ハンディターミナルBHT−103BID、株式会社デンソーウェーブ製)を医療用複室容器から25mm離して設置した。
この状態で、医療用複室容器の弱シール部を剥離して、第一薬剤収納室と第二薬剤収納室とを連通させ、その際のRFIDハンディタイプリーダでの受信状況を確認した。10袋の医療用複室容器について、同様のRFIDハンディタイプリーダでの受信状況の確認を行った。
可撓性フィルム材質:ポリエチレン
第一薬剤収納室:幅29cm×長さ16cm
第二薬剤収納室:幅29cm×長さ17cm
RFID:UPM社製、13.56MHz
金属層:70mm×25mm、アルミニウム箔/紙/粘着材層、総厚:73μm
13.56MHzのRFIDに換えて、952〜954MHzのRFIDを用いた他は、実施例1と同様に受信状況の確認を行った。
実施例3には、図5に示す医療用複室容器310と同様の医療用複室容器を下記仕様にて製造して用いた。製造した医療用複室容器の第一薬剤収納室には水1000mLを充填し、第二薬剤収納室には水1000mLを充填した。
ついで、こうして調製された水入り医療用複室容器の弱シール部に、周波数8.2MHzの電磁波を発信する発信手段としての機能と、共振タグが発信するエコー波を受信する受信手段としての機能とを備えた共振タグハンディタイプリーダ(BODY SCANNER、gatway社製)を近づけた。この時点では、共振タグハンディタイプリーダは、何も受信しなかった。
この状態で、医療用複室容器の弱シール部を剥離して、第一薬剤収納室と第二薬剤収納室とを連通させ、その際の共振タグハンディタイプリーダでのエコー波の受信状況を確認した。
合計3袋の水入り医療用複室容器について、同様の操作を行い、受信状況を確認した。
可撓性フィルム材質:ポリエチレン
第一薬剤収納室:幅29cm×長さ16cm
第二薬剤収納室:幅29cm×長さ17cm
共振タグ:(株)三宅製、型番DS3040、共振周波数8.2MHz、厚み20μmのポリプロピレン製基材を具備
金属層:金属層としての36mm×46mmのアルミニウム箔の片面に、紙基材と粘着剤層とが順次積層された総厚73μmの積層体使用
このことから、本発明の医療用複室容器では、弱シール部が剥離したことを共振タグハンディタイプリーダ等での受信により確認でき、薬剤の混合作業を目視のみに頼ることなく確実に行えることが明らかとなった。
共振タグおよび金属層として下記のものを使用した以外は、実施例3と同様の仕様により、水入り医療用複室容器を製造した。
そして、周波数8.2MHzの電磁波を発信する発信手段としての機能と、共振タグが発信するエコー波を受信する受信手段としての機能とを備えた送受信手段を設置し、この送受信手段から電磁波を発信し続けた。一方、水入り医療用複室容器を作業台上に平置きした状態で、その弱シール部を剥離し、第一薬剤収納室と第二薬剤収納室とを連通させた。送受信手段としては、タカヤ(株)製のディアクティベータLC−02Bのタグ消去機能をカットしたものを用いた。
その結果、弱シール部が剥離されると、送受信手段がエコー波を受信することが確認できた。
このような操作を合計3袋について行った結果、3袋全てにおいて、弱シール部の剥離によって、送受信手段がエコー波を受信することが確認できた。
このことから、本発明の医療用複室容器では、弱シール部が剥離したことを設置型の送受信手段等での受信により確認でき、薬剤の混合作業を目視のみに頼ることなく確実に行えることが明らかとなった。
金属層:金属層としての25mm×106mmのアルミニウム箔の片面に、紙基材と粘着剤層とが順次積層された総厚73μmの積層体使用
実施例5には、金属層40を、RFID30と同じ周波数のRFID31に代えた以外は、図1に示す医療用複室容器10と同様の医療用複室容器を下記仕様にて製造して用いた。製造した医療用複室容器の第一薬剤収納室には水1000mLを充填し、第二薬剤収納室には水1000mLを充填した。RFIDハンディタイプリーダ(ハンディリーダ/ライタXIT‐150‐BR、株式会社ウェルキャット製)を医療用複室容器から15mm離して設置した。
この状態で、医療用複室容器の弱シール部を剥離して、第一薬剤収納室と第二薬剤収納室とを連通させ、その際のRFIDハンディタイプリーダでの受信状況を確認した。5袋の医療用複室容器について、同様のRFIDハンディタイプリーダでの受信状況の確認を行った。
可撓性フィルム材質:ポリエチレン
第一薬剤収納室:幅29cm×長さ16cm
第二薬剤収納室:幅29cm×長さ17cm
RFID30、31:凸版フォームズ株式会社製 13.56MHz ラベル0873
11、12 可撓性フィルム
20 容器本体
22 第一薬剤収納室
24 第二薬剤収納室
26 弱シール部
30 RFID
40 金属層
100、200誤使用防止システム
120 出力手段
130 支持手段
140 検知手段
150 確認手段
160 警告手段
230 識別支持手段
250 識別情報出力手段
260 照合手段
270 報知手段
310 医療用複室容器
311、312 可撓性フィルム
320 容器本体
322 第一薬剤収納室
324 第二薬剤収納室
326 弱シール部
330 共振タグ
340 金属層
Claims (9)
- 可撓性を有する容器本体を有し、該容器本体は該容器本体の対向面を剥離可能な弱シール部により2以上の薬剤収納室に区画され、前記弱シール部を容器本体の外側から挟持するようにRFIDと該RFIDの通信を妨げる金属層とが設けられ、
前記弱シール部を剥離することにより、前記RFIDと前記金属層とが離間してRFIDが通信可能となることを特徴とする、医療用複室容器。 - 可撓性を有する容器本体を有し、該容器本体は該容器本体の対向面を剥離可能な弱シール部により2以上の薬剤収納室に区画され、前記弱シール部を容器本体の外側から挟持するように共振タグと該共振タグの通信を妨げる金属層とが設けられ、
前記弱シール部を剥離することにより、前記共振タグと前記金属層とが離間して共振タグが通信可能となることを特徴とする、医療用複室容器。 - 2種以上の薬剤を収容した請求項1に記載の医療用複室容器を用いた薬剤混合の認識方法であって、
前記弱シール部がシールされた状態とし、
前記弱シール部を剥離することで前記2種以上の薬剤を混合すると共に、前記RFIDと前記金属層とを離間させて前記RFIDを通信可能とし、通信可能となったRFIDから予め入力された固有情報を出力手段で読み取ることで、前記弱シール部の剥離を認識することを特徴とする、薬剤混合の認識方法。 - 2種以上の薬剤を収容した請求項2に記載の医療用複室容器を用いた薬剤混合の認識方法であって、
前記弱シール部がシールされた状態とし、
前記弱シール部を剥離することで前記2種以上の薬剤を混合すると共に、前記共振タグと前記金属層とを離間させることで、発信手段からの電磁波に前記共振タグを共振させてエコー波を発信させ、前記エコー波を受信手段が受信することで、前記弱シール部の剥離を認識することを特徴とする、薬剤混合の認識方法。 - 請求項1に記載の医療用複室容器と、
前記RFIDに予め入力された固有情報を読み取り、読み取った固有情報を出力する出力手段と、
前記医療用複室容器を支持する支持手段と、
前記医療用複室容器が前記支持手段に支持されたことを検知し、その検知情報を出力する検知手段と、
前記検知手段から出力された検知情報を受信し、かつ、前記RFIDから固有情報が読み取れないことを確認し確認結果を出力する確認手段と、
前記確認手段から出力された確認結果に基づいて警告する警告手段とを有することを特徴とする、医療用複室容器の誤使用防止システム。 - 請求項1に記載の医療用複室容器と、
前記RFIDに予め入力された固有情報を読み取り、読み取った固有情報を出力する出力手段と、
前記医療用複室容器を支持し、識別情報が与えられている識別支持手段と、
前記医療用複室容器が前記識別支持手段に支持されたことを検知し、その検知情報を出力する検知手段と、
前記検知手段から出力された検知情報に基づいて、前記識別支持手段の識別情報を出力する識別情報出力手段と、
前記出力手段から出力された固有情報と、前記識別情報出力手段から出力された識別情報と、予め入力された識別支持手段と医療用複室容器の対応情報とを照合し、照合結果を出力する照合手段と、
前記照合手段から出力された照合結果を受け、該照合結果に応じた報知をする報知手段とを有することを特徴とする、医療用複室容器の誤使用防止システム。 - 請求項1に記載の医療用複室容器に薬剤を収容したことを特徴とする、薬剤入り医療用複室容器。
- 請求項2に記載の医療用複室容器に薬剤を収容したことを特徴とする、薬剤入り医療用複室容器。
- 可撓性を有する容器本体を有し、該容器本体は該容器本体の対向面を剥離可能な弱シール部により2以上の薬剤収納室に区画され、前記弱シール部を挟持するように2つのRFIDが互いの通信が妨げられるように設けられ、
前記弱シール部を剥離することにより、前記RFID同士が離間して少なくとも一つのRFIDの通信が可能となることを特徴とする、医療用複室容器。
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