JP2017054872A - ウェーハ研削方法及びウェーハ研削装置 - Google Patents
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Description
図1は、実施形態のウェーハ研削装置10の斜視図であり、図2はウェーハ研削装置10の平面図である。また、図3は、ウェーハ研削装置10の構成を示したブロック図である。
カセット収納部14には、裏面研削前の複数枚のウェーハWが収納されたカセット30と、裏面研削終了後のウェーハWが収納されるカセット32が着脱自在に装着される。
アライメント部18は、カセット30から搬出されたウェーハWを所定の位置に位置合わせする装置である。アライメント部18で位置合わせされたウェーハWは、ウェーハ搬送装置16の吸着部34に再度吸着保持された後、空のテーブル36に搬送され、テーブル36の上面の吸着面にウェーハWの表面側が吸着保持される。テーブル36は、インデックステーブル20の上面に設置され、また、同機能を備えたテーブル38、40、42がインデックステーブル20の上面に設置されている。
インデックステーブル20は円盤状に構成され、図2の破線で示す回転軸44を介して本体12に回転自在に支持されている。また、回転軸44には、図2の破線で示すモータ46の回転軸(不図示)が連結されている。よって、インデックステーブル20はモータ46の動力によって回転され、このモータ46が図3のコントローラ26によって制御されている。なお、前述した4台のテーブル36〜42は、インデックステーブル20の回転軸44を中心とする同心円上に90度の間隔をもって設置されている。
図1、図2において、テーブル36はウェーハWの受取位置に、テーブル38は粗研削部22による粗研削加工位置に、テーブル40は精研削部24による精研削加工位置に、テーブル42はウェーハWの受渡位置にそれぞれ配置される。
粗研削部22は、ウェーハWの裏面を粗研削するカップ型砥石(粗研削手段)48、モータ50、送込装置52、接触式厚さ測定手段であるインプロセスゲージ(株式会社東京精密製品、パルコムシリーズ。In Process Gage。以下、「IPG」と言う。)54を備える。
図1、図2の如く、精研削部24は、ウェーハWの裏面を精研削するカップ型砥石(精研削手段)64、モータ66、送込装置68、非接触式厚さ測定手段であるノンコンタクトインプロセスゲージ(No Contact In Process Gage。以下、「NCIG」と言う。)70を備える。
図6は、粗研削部22による粗研削工程(S(Step)10、S20)、精研削部24による精研削工程(S40、S50、S60、S70)を含むウェーハ研削方法のフローチャートである。
図8(A)は、テーブル36が粗研削位置に移動した図である。この後、図8(B)の如く、ウェーハWの上方からカップ型砥石48を下降移動させ、ウェーハWの裏面にカップ型砥石48が当接したところで粗研削を開始する(S10)。
粗研削工程が行われた後、図8(C)の如く、カップ型砥石64による精研削を開始する(S40)。精研削工程では、ウェーハWの裏面に対して離れた位置からウェーハWの厚さ測定するNCIG70によってウェーハWのみの厚さを測定しながら、NCIG70によって測定されるウェーハWの厚さに基づき、ウェーハWの厚さが第1厚さBとなるまでカップ型砥石64によってウェーハWの裏面を精研削する(S70)。ウェーハWの厚さが第1厚さBに到達すると、カップ型砥石48を上方に退避移動させる。その後、インデックステーブル20を90度回動させてテーブル36を受渡位置に移動させる。
粗研削工程(S10、S20)では、カップ型砥石48による送込速度を第1送込速度V1に制御して、初期厚さAから第2厚さCまでウェーハWの裏面を粗研削する。
精研削工程は、第1精研削工程(S40、S50)と第2精研工程(S60、S70)とに分けて実施する。
精研削工程が行われた後、カップ型砥石64の送り込みを停止して、カップ型砥石64によってスパークアウトをS1時間実行する。
Claims (6)
- ウェーハの表面に形成された複数の半導体素子を区画するダイシングラインに沿って前記ウェーハの表面側から前記ウェーハの厚さよりも浅い溝を加工する溝加工工程が行われた後、前記表面に保護テープが貼り付けられた前記ウェーハの表面側をテーブルによって保持し、前記ウェーハの裏面を研削して前記ウェーハを仕上げ厚さである第1厚さまで薄化するウェーハ研削方法であって、
前記ウェーハの裏面に接触して前記ウェーハの厚さを測定する接触式厚さ測定手段によって前記ウェーハの厚さを測定しながら、前記接触式厚さ測定手段によって測定される前記ウェーハの厚さに基づき、前記ウェーハの厚さが前記第1厚さよりも厚い第2厚さとなるまで粗研削手段によって前記ウェーハの裏面を粗研削する粗研削工程と、
前記粗研削工程が行われた後、前記ウェーハの裏面に対して離れた位置から前記ウェーハの厚さ測定する非接触式厚さ測定手段によって前記ウェーハの厚さを測定しながら、前記非接触式厚さ測定手段によって測定される前記ウェーハの厚さに基づき、前記ウェーハの厚さが前記第1厚さとなるまで精研削手段によって前記ウェーハの裏面を精研削する精研削工程と、
を備える、ウェーハ研削方法。 - 前記粗研削工程は、
前記粗研削手段による送込速度を第1速度に制御して前記第2厚さまで前記ウェーハの裏面を粗研削し、
前記精研削工程は、
前記精研削手段による送込速度を前記第1速度よりも低速な第2速度に制御して、前記ウェーハを前記第2厚さよりも薄く前記第1厚さよりも厚い第3厚さとなるまで精研削する第1精研削工程と、
前記第1精研削工程が行われた後、前記精研削手段による送込速度を前記第2速度よりも低速な第3速度に制御して前記ウェーハを前記第1厚さとなるまで精研削する第2精研削工程と、
を有する、請求項1に記載のウェーハ研削方法。 - 前記精研削工程が行われた後、前記精研削手段の送り込みを停止して、前記精研削手段によってスパークアウトを実行するスパークアウト工程を備える、請求項1又は2に記載のウェーハ研削方法。
- ウェーハの表面に形成された複数の半導体素子を区画するダイシングラインに沿って前記ウェーハの表面側から前記ウェーハの厚さよりも浅い溝を加工する溝加工工程が行われた後、前記表面に保護テープが貼り付けられた前記ウェーハの表面側をテーブルによって保持し、前記ウェーハの裏面を研削して前記ウェーハを仕上げ厚さである第1厚さまで薄化するウェーハ研削装置であって、
前記テーブルに保持された前記ウェーハの裏面を粗研削する粗研削手段と、
前記テーブルに保持されたウェーハの裏面に接触して前記ウェーハの厚さを測定する接触式厚さ測定手段と、
前記テーブルに保持された前記ウェーハの裏面を精研削する精研削手段と、
前記テーブルに保持された前記ウェーハの裏面に対して離れた位置から前記ウェーハの厚さ測定する非接触式厚さ測定手段と、
前記接触式厚さ測定手段によって前記ウェーハの厚さを測定しながら、前記接触式厚さ測定手段によって測定される前記ウェーハの厚さに基づき、前記ウェーハの厚さが前記第1厚さよりも厚い第2厚さとなるまで前記粗研削手段によって前記ウェーハの裏面を粗研削させる制御手段であって、前記粗研削が行われた後、前記非接触式厚さ測定手段によって前記ウェーハの厚さを測定しながら、前記非接触式厚さ測定手段によって測定される前記ウェーハの厚さに基づき、前記ウェーハの厚さが前記第1厚さとなるまで前記精研削手段によって前記ウェーハの裏面を精研削させる制御手段と、
を備える、ウェーハ研削装置。 - 前記制御手段は、前記粗研削手段による送込速度を第1速度に制御して前記第2厚さまで前記ウェーハの裏面を粗研削させ、その後、前記精研削手段による送込速度を前記第1速度よりも低速な第2速度に制御して、前記ウェーハを前記第2厚さよりも薄く前記第1厚さよりも厚い第3厚さとなるまで精研削させ、その後、前記精研削手段による送込速度を前記第2速度よりも低速な第3速度に制御して前記ウェーハを前記第1厚さとなるまで精研削させる、請求項4に記載のウェーハ研削装置。
- 前記制御手段は、前記精研削手段の送り込みを停止して、前記精研削手段によってスパークアウトを実行させる、請求項4又は5に記載のウェーハ研削装置。
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