JP6624512B2 - ウェーハ研削方法及びウェーハ研削装置 - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態のウェーハ研削装置10の斜視図であり、図2はウェーハ研削装置10の平面図である。また、図3は、ウェーハ研削装置10の構成を示したブロック図である。
カセット収納部14には、裏面研削前の複数枚のウェーハWが収納されたカセット30と、裏面研削終了後のウェーハWが収納されるカセット32が着脱自在に装着される。
アライメント部18は、カセット30から搬出されたウェーハWを所定の位置に位置合わせする装置である。アライメント部18で位置合わせされたウェーハWは、ウェーハ搬送装置16の吸着部34に再度吸着保持された後、空のテーブル36に搬送され、テーブル36の上面の吸着面にウェーハWの表面側が吸着保持される。テーブル36は、インデックステーブル20の上面に設置され、また、同機能を備えたテーブル38、40、42がインデックステーブル20の上面に設置されている。
インデックステーブル20は円盤状に構成され、図2の破線で示す回転軸44を介して本体12に回転自在に支持されている。また、回転軸44には、図2の破線で示すモータ46の回転軸(不図示)が連結されている。よって、インデックステーブル20はモータ46の動力によって回転され、このモータ46が図3に示すコントローラ26によって制御されている。なお、前述した4台のテーブル36〜42は、インデックステーブル20の回転軸44を中心とする同心円上に90度の間隔をもって設置されている。
図1、図2において、テーブル36はウェーハWの受取位置に、テーブル38は粗研削部22による粗研削位置に、テーブル40は精研削部24による精研削位置に、テーブル42はウェーハWの受渡位置にそれぞれ配置される。
粗研削部22は、ウェーハWの裏面を粗研削するカップ型砥石48、モータ50、送込装置52、非接触式厚さ測定手段であるノンコンタクトインプロセスゲージ(Non Contact In Process Gage。以下、「NCIG」と言う。)54を備える。
図1、図2に示すように、精研削部24は、ウェーハWの裏面を精研削するカップ型砥石64、モータ66、送込装置68、NCIG70を備える。
図9は、粗研削部22による粗研削工程(ステップS10、S20)、精研削部24による精研削工程(ステップS40、S50、S60、S70)を含むウェーハ研削方法の処理の一例を示すフローチャートである。また、図10は、粗研削工程及び精研削工程における経過時間と切削溝2の底の厚さDxとの関係を示す図であり、図11(A)〜(E)は、粗研削部22及び精研削部24の研削加工動作を示した説明図である。
ウェーハWの表面には、不図示のダイシング装置により切削溝2が形成されている。ウェーハWは、ウェーハWの表面をテーブル36の吸着面側に向けて、テーブル36に吸着保持される。
精研削工程は、第1精研削工程(ステップS40、S50)と第2精研工程(ステップS60、S70)との2つの工程に分けて実施する。
ステップS80では、カップ型砥石64の送り込みを停止して、カップ型砥石64によってスパークアウトを設定時間S1だけ実行する。これにより、ウェーハW(チップ)の裏面の切り残しを除去し、ウェーハWの仕上げ面である裏面の品質が向上する。
上記の実施形態では、NCIG54を用いて切削溝2の底の深さDxを算出したが、切削溝2の底の深さDxを算出する方法はこれに限定されない。
Claims (13)
- 表面に切削溝が形成されたウェーハの裏面に対して単位時間当たりの研削量が相対的に大きい粗研削を行う粗研削工程と、
前記粗研削を行いながら、前記ウェーハの裏面側から光を照射することにより前記切削溝の底と前記裏面との距離を非接触で測定する測定工程と、
前記測定した距離と閾値とを比較する比較工程と、
前記測定した距離が前記閾値以下になると前記裏面に対して前記単位時間当たりの研削量が相対的に小さい精研削を行う精研削工程と、
を備えたウェーハ研削方法。 - 前記粗研削工程は、前記裏面を一定の方向に向けて前記ウェーハを回転させ、
前記測定工程は、前記非接触で測定する測定位置を前記ウェーハの面内で走査する請求項1に記載のウェーハ研削方法。 - 表面に切削溝が形成されたウェーハの裏面に対して単位時間当たりの研削量が相対的に大きい粗研削を行う粗研削工程と、
前記粗研削を行いながら前記切削溝の底と前記裏面との距離を非接触で測定する測定工程と、
前記測定した距離と閾値とを比較する比較工程と、
前記測定した距離が前記閾値以下になると前記裏面に対して前記単位時間当たりの研削量が相対的に小さい精研削を行う精研削工程と、
を備え、
前記粗研削工程は、前記裏面を一定の方向に向けて前記ウェーハを回転させ、
前記測定工程は、前記非接触で測定する測定位置を前記ウェーハの面内で走査するウェーハ研削方法。 - 前記測定工程は、前記ウェーハにおける前記切削溝の底と前記裏面との距離の面内分布を算出し、
前記粗研削工程は、前記面内分布を低減するように前記粗研削を行う請求項2又は3に記載のウェーハ研削方法。 - 前記ウェーハを可視光で照射する照射工程と、
前記照射した可視光のうち前記ウェーハを透過した可視光を受光する受光工程と、
を備え、
前記測定工程は、前記受光工程において受光した光に基づいて前記切削溝の底と前記裏面との距離を測定する請求項1に記載のウェーハ研削方法。 - 表面に切削溝が形成されたウェーハの裏面に対して単位時間当たりの研削量が相対的に大きい粗研削を行う粗研削工程と、
前記粗研削を行いながら前記切削溝の底と前記裏面との距離を非接触で測定する測定工程と、
前記測定した距離と閾値とを比較する比較工程と、
前記測定した距離が前記閾値以下になると前記裏面に対して前記単位時間当たりの研削量が相対的に小さい精研削を行う精研削工程と、
前記ウェーハを可視光で照射する照射工程と、
前記照射した可視光のうち前記ウェーハを透過した可視光を受光する受光工程と、
を備え、
前記測定工程は、前記受光工程において受光した光に基づいて前記切削溝の底と前記裏面との距離を測定するウェーハ研削方法。 - 表面に切削溝が形成されたウェーハの裏面に対して単位時間当たりの研削量が相対的に大きい粗研削を行う粗研削部と、
前記粗研削を行いながら、前記ウェーハの裏面側から光を照射することにより前記切削溝の底と前記裏面との距離を非接触で測定する測定部と、
前記測定した距離と閾値とを比較する比較部と、
前記測定した距離が前記閾値以下になると前記裏面に対して前記単位時間当たりの研削量が相対的に小さい精研削を行う精研削部と、
を備えたウェーハ研削装置。 - 前記粗研削部は、前記裏面を一定の方向に向けて前記ウェーハを回転させ、
前記測定部は、前記非接触で測定する測定位置を前記ウェーハの面内で走査する請求項7に記載のウェーハ研削装置。 - 前記測定部は、前記ウェーハにおける前記切削溝の底と前記裏面との距離の面内分布を算出し、
前記粗研削部は、前記面内分布を低減するように前記粗研削を行う請求項8に記載のウェーハ研削装置。 - 前記ウェーハを可視光で照射する照射部と、
前記照射した可視光のうち前記ウェーハを透過した可視光を受光する受光部と、
を備え、
前記測定部は、前記受光部において受光した光に基づいて前記切削溝の底と前記裏面との距離を測定する請求項7に記載のウェーハ研削装置。 - 表面に切削溝が形成されたウェーハの裏面に対して単位時間当たりの研削量が相対的に大きい粗研削を行う粗研削部と、
前記粗研削を行いながら前記切削溝の底と前記裏面との距離を非接触で測定する測定部と、
前記測定した距離と閾値とを比較する比較部と、
前記測定した距離が前記閾値以下になると前記裏面に対して前記単位時間当たりの研削量が相対的に小さい精研削を行う精研削部と、
を備え、
前記粗研削部は、前記裏面を一定の方向に向けて前記ウェーハを回転させ、
前記測定部は、前記非接触で測定する測定位置を前記ウェーハの面内で走査するウェーハ研削装置。 - 前記測定部は、前記ウェーハにおける前記切削溝の底と前記裏面との距離の面内分布を算出し、
前記粗研削部は、前記面内分布を低減するように前記粗研削を行う請求項11に記載のウェーハ研削装置。 - 表面に切削溝が形成されたウェーハの裏面に対して単位時間当たりの研削量が相対的に大きい粗研削を行う粗研削部と、
前記粗研削を行いながら前記切削溝の底と前記裏面との距離を非接触で測定する測定部と、
前記測定した距離と閾値とを比較する比較部と、
前記測定した距離が前記閾値以下になると前記裏面に対して前記単位時間当たりの研削量が相対的に小さい精研削を行う精研削部と、
前記ウェーハを可視光で照射する照射部と、
前記照射した可視光のうち前記ウェーハを透過した可視光を受光する受光部と、
を備え、
前記測定部は、前記受光部において受光した光に基づいて前記切削溝の底と前記裏面との距離を測定するウェーハ研削装置。
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