JP2017053306A - 高圧ポンプおよびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ロータリ弁の回転動作を良好にすることの可能な高圧ポンプを提供する。【解決手段】 ポンプボディ10が有する収容穴33の内側にロータリ弁34が設けられる。ロータリ弁34に設けられた連通路40は、ロータリ弁34が所定の回転角に位置するとき、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32とを連通する。モータ35は、連通路40を構成する流路のうちでロータリ弁34の径方向の外壁に設けられた溝流路42が収容穴33の内壁の全周に面するように、ロータリ弁34を軸周りに正転方向および逆転方向に回転駆動する。これにより、ロータリ弁34に設けられた溝流路42から収容穴33の内壁の全周に燃料が供給される。【選択図】図7

Description

本発明は、高圧ポンプおよびその制御方法に関する。
従来、燃料タンクから供給された燃料を加圧し、インジェクタが取り付けられた燃料レールへ圧送する高圧ポンプが知られている。
特許文献1に記載の高圧ポンプは、燃料が加圧される加圧室に燃料を供給する燃料通路にロータリ弁を備えている。この高圧ポンプは、ロータリ弁を軸周りに回転することにより、燃料通路から加圧室へ燃料が供給される状態と、燃料通路を閉塞して加圧室で燃料が加圧される状態とを切り替えるものである。
特開2015−155688号公報
特許文献1に記載の高圧ポンプは、ロータリ弁を収容する収容穴の内壁とロータリ弁の外壁との隙間から高圧燃料が漏れることを抑制するため、その隙間が小さく設定されている。しかし、収容穴の内壁とロータリ弁の外壁との隙間を小さくすると、ロータリ弁の回転動作が悪化し、ロータリ弁の焼き付きが生じるおそれがある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、ロータリ弁の回転動作を良好にすることの可能な高圧ポンプ及びその制御方法を提供することを目的とする。
第1発明の高圧ポンプは、プランジャ、ポンプボディ、ロータリ弁、連通路および駆動制御部を備える。ポンプボディは、プランジャの往復移動により燃料が加圧される加圧室に燃料を供給する燃料通路、及び、その燃料通路に中心軸が交差する筒状の収容穴を有する。ロータリ弁は、収容穴の内壁に摺接し、軸周りに正転方向および逆転方向に回転可能に設けられる。連通路は、ロータリ弁に設けられ、ロータリ弁が所定の回転角に位置するとき、燃料通路のうちで収容穴に対して加圧室とは反対側に位置する上流側燃料通路と、燃料通路のうちで収容穴より加圧室側に位置する下流側燃料通路とを連通する。駆動制御部は、連通路を構成する流路のうちでロータリ弁の径方向の外壁に設けられた1箇所又は複数箇所の溝流路が収容穴の内壁の全周に面するように、ロータリ弁を軸周りに正転方向および逆転方向に回転駆動する。
これにより、駆動制御部は、ロータリ弁に設けられた溝流路から収容穴の内壁の全周に燃料を供給することが可能である。したがって、この高圧ポンプは、ロータリ弁の回転動作を良好にして、ロータリ弁の焼き付きを防ぐことができる。
第2発明は、高圧ポンプの制御方法の発明である。この制御方法では、駆動制御部は、ロータリ弁の径方向の外壁に設けられた1箇所又は複数箇所の溝流路が収容穴の内壁の全周に面するように、ロータリ弁を軸周りに正転方向および逆転方向に回転駆動する。
これにより、第2発明も、第1発明と同様の作用効果を奏することが可能である。
本発明の第1実施形態による高圧ポンプが用いられる燃料供給系統の構成図である。 第1実施形態の高圧ポンプが備えるロータリ弁の斜視図である。 図2のIII方向から見たロータリ弁の斜視図である。 図1のIV−IV線の断面図である。 第1実施形態の高圧ポンプの断面図である。 図5のVI−VI線の断面図である。 高圧ポンプの動作を示すタイムチャートである。 図1および図5のVIII−VIII線断面において、ロータリ弁の動作を示す説明図である。 図1および図5のIX−IX線におけるばね部材等の断面図である。 第2実施形態におけるばね部材等の断面図である。 第3実施形態の高圧ポンプの動作を示すタイムチャートである。 第4実施形態の高圧ポンプの動作を示すタイムチャートである。 第5実施形態のロータリ弁の斜視図である。 第6実施形態のロータリ弁の斜視図である。 第7実施形態による高圧ポンプの断面図である。 第7実施形態のロータリ弁の斜視図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。なお、複数の実施形態において、実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1から図9を参照して説明する。
図1に示すように、第1実施形態の高圧ポンプ1は、内燃機関の燃料供給系統2に用いられる。燃料供給系統2では、燃料タンク3から低圧ポンプ4によって汲み上げられた燃料が低圧燃料配管5を経由し、高圧ポンプ1の燃料通路31,32に供給される。高圧ポンプ1は、燃料通路31,32から加圧室23に導入した燃料をプランジャ22の軸方向の往復運動によって加圧し、吐出通路61から吐出する。吐出通路61から吐出された高圧燃料は、高圧燃料配管6を圧送され、デリバリパイプ7に蓄圧される。その高圧燃料は、デリバリパイプ7に接続するインジェクタ8から内燃機関の各気筒内に噴射される。
高圧ポンプ1の構成を説明する。
高圧ポンプ1は、外殻を構成するポンプボディ10と、その内側に形成されたシリンダ部20、燃料吸入部30および燃料吐出部60を備えている。
シリンダ部20に形成されたシリンダ21は、プランジャ22を往復移動可能に収容する。シリンダ21の深部に、燃料が加圧される加圧室23が形成される。プランジャ22の加圧室23と反対側の端部には、スプリング座24が取り付けられている。スプリング座24とポンプボディ10との間に設けられたスプリング25は、プランジャ22をカム9側に付勢している。そのため、矢印Aに示す方向にカム9が回転すると、プランジャ22は、シリンダ21の軸方向に往復移動する。プランジャ22の往復移動により加圧室23の容積が変化し、加圧室23に燃料が吸入、加圧される。なお、ポンプボディ10のカム9側に取り付けられたシール部材26は、プランジャ22の外周を囲い、シリンダ21とプランジャ22との隙間から燃料が漏れることを防いでいる。
燃料吸入部30は、ポンプボディ10に形成された燃料通路31,32、その燃料通路31,32に交差する収容穴33に設けられたロータリ弁34、およびそのロータリ弁34を駆動するモータ35等から構成されている。
燃料通路31,32は、低圧燃料配管5と加圧室23とを連通する。収容穴33は、円筒状に形成され、その中心軸が燃料通路31,32に交差または直交するように設けられている。以下の説明において、燃料通路31,32のうち収容穴33に対して加圧室23とは反対側に位置する部分を上流側燃料通路31と称する。また、燃料通路31,32のうち収容穴33より加圧室23側に位置する部分を下流側燃料通路32と称する。
ロータリ弁34は、収容穴33の内側で軸周りに正転方向または逆転方向に回転可能に設けられる。なお、正転方向とはロータリ弁34の周方向における一方向をいい、逆転方向とはロータリ弁34の周方向における正転方向とは逆向きの方向をいう。ロータリ弁34は、正転方向または逆転方向に回転することにより、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32との連通と遮断を切り替えるものである。
図2および図3に示すように、ロータリ弁34は、ほぼ円筒状に形成され、その外径が収容穴33の内径より僅かに小さく形成されている。そのため、ロータリ弁34は、径方向の外壁が収容穴33の内壁に摺接する。
ロータリ弁34には、連通路40が設けられている。この連通路40は、ロータリ弁34が所定の回転角に位置するとき、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32とを連通するものである。連通路40は、外周流路41、溝流路42および切欠溝43を有している。
外周流路41は、上流側燃料通路31に連通する位置に設けられ、ロータリ弁34の外壁を周方向に全周に亘り延びている。
溝流路42は、ロータリ弁34の径方向の外壁を軸方向に延び、下流側燃料通路32と外周流路41とを連通する。この溝流路42は、ロータリ弁34の軸に対して対称となる位置でロータリ弁34の径方向の外壁に設けられた第1溝流路421と第2溝流路422とを有する。第1溝流路421と第2溝流路422とは、ロータリ弁34を径方向に貫通する第1貫通路44により連通している。
切欠溝43は、外周流路41に対し溝流路42とは軸方向の反対側に位置する部分において、ロータリ弁34の径方向の外壁に設けられ、外周流路41に連通している。この切欠溝43は、ロータリ弁34の軸に対して対称となる位置に設けられた第1切欠溝431と第2切欠溝432とを有する。ロータリ弁34を軸方向から見て、第1切欠溝431と第1溝流路421とは重なる位置に設けられ、第2切欠溝432と第2溝流路422とは重なる位置に設けられている。なお、図2および図3では、ロータリ弁34に作用するスラスト力を低減するために、第1切欠溝431と第2切欠溝432はいずれもロータリ弁34の先端まで形成されていない。なお、第1切欠溝431と第2切欠溝432は、ロータリ弁34の先端まで形成してもよい。
また、ロータリ弁34には、下流側燃料通路32に連通可能な位置に第1圧力調整溝45および第2圧力調整溝46が設けられている。この第1圧力調整溝45および第2圧力調整溝46はいずれも、第1溝流路421および第2溝流路422に対して、周方向に90°ずれた位置に設けられている。第1圧力調整溝45と第2圧力調整溝46とは、ロータリ弁34を径方向に貫通する第2貫通路47により連通している。
図1に示すように、ロータリ弁34の一端は、接続部材36を介してモータ35のシャフト37に接続されている。このモータ35は、例えばステッピングモータであり、エンジンの電子制御装置(ECU)39の通電により駆動制御される。なお、モータ35およびECU39は、特許請求の範囲に記載の「駆動制御部」の一例に相当する。
ロータリ弁34の外周には、接続部材36に対しモータ35とは反対側の位置に、Oリング50が取り付けられている。Oリング50は、収容穴33からモータ35側に燃料が流れることを防いでいる。
図1および図9に示すように、モータ35のシャフト37には、ばね部材51が設けられている。ばね部材51は、一端511がモータ35のシャフト37に係止され、他端512がポンプボディ10に係止されている。ばね部材51は、例えばゼンマイばね、または、捩りコイルばね等から構成され、シャフト37に対し逆転方向のみに、ばね荷重を印加するものである。また、モータ35のシャフト37には、ばね部材51から軸方向に離れた位置に凸部52が設けられている。一方、ポンプボディ10には、その凸部52に当接可能なストッパ53が設けられている。この凸部52とストッパ53との当接により、シャフト37の逆転方向の回転が規制される。
なお、ばね部材51は、シャフト37に対し正転方向のみにばね荷重を印加する構成としてもよい。この場合、ストッパ53は、凸部52の正転方向の回転を規制する位置に設けられることとなる。
高圧ポンプ1は、ばね部材51とストッパ53を備えることにより、仮にモータ35に障害が発生した際、ばね部材51の弾性力により、凸部52とストッパ53とが当接する位置にロータリ弁34を戻すことができる。したがって、凸部52とストッパ53とが当接する位置を、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32とが連通路40を介して連通する位置とすれば、高圧ポンプ1は、モータ35が故障した際のフェールセーフ機能を備えることが可能である。
なお、ばね部材51の一端511をモータ35のシャフト37に係止することに代えて、ロータリ弁34に係止する構成としてもよい。また、ばね部材51の他端512をポンプボディ10に係止することに代えて、モータ35のハウジングに係止する構成としてもよい。本実施形態のモータ35のシャフト37は、特許請求の範囲に記載の「駆動制御部が有する回転部」の一例に相当し、モータ35のハウジングは、特許請求の範囲に記載の「動制御部が有する固定部」の一例に相当する。
図1及び図4に示すように、ロータリ弁34が所定の回転角に位置するとき、ロータリ弁34に設けられた外周流路41、第1溝流路421および第2溝流路422を介して、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32とが連通する。
一方、ロータリ弁34が図1及び図4に示した回転角から90°回転した状態を、図5及び図6に示す。この状態で、下流側燃料通路32は、第1圧力調整溝45、第2貫通路47および第2圧力調整溝46に連通している。ここで、第1圧力調整溝45および第2圧力調整溝46の外側の箇所においてロータリ弁34の径方向の外壁と収容穴33の内壁との隙間は、第1圧力調整溝45および第2圧力調整溝46からの燃料リーク量を極めて少量に制限することの可能な間隔に設定されている。したがって、図5及び図6に示した状態でプランジャ22が上昇すると、下流側燃料通路32および加圧室23の燃料が十分に加圧される。
燃料吐出部60は、吐出通路61の内壁に形成された弁座62と、その弁座62に対し着座および離座可能に設けられた吐出弁63と、その吐出弁63を弁座62側へ付勢するスプリング64とを備えている。
図1に示すように、高圧燃料配管6から吐出弁63が受ける力とスプリング64の付勢力との和よりも、加圧室23から吐出弁63が受ける力が小さいとき、吐出弁63は弁座62に着座する。これにより、加圧室23から高圧燃料配管6への燃料の吐出が停止する。
一方、図5に示すように、高圧燃料配管6から吐出弁63が受ける力とスプリング64の付勢力との和よりも、加圧室23から吐出弁63が受ける力が大きくなると、吐出弁63は弁座62から離座する。これにより、加圧室23の燃料は、吐出通路61から高圧燃料配管6へ吐出される。
次に、高圧ポンプ1の制御方法について説明する。
まず、ECU39からモータ35に通電されると、モータ35はロータリ弁34を所定角度(例えば180°)正転方向へ回転する。図7では、制御開始時にモータ35がロータリ弁34を所定角度(例えば180°)回転させた回転角度を0°としている。図7において回転角度が0°の状態で、ロータリ弁34に設けられた連通路40は、図1、図4および図8(A)に示すように、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32とを連通する。なお、図8では、説明のため、上流側燃料通路31、下流側燃料通路32および第1貫通路44の位置を破線で示している。
このように、制御開始時にロータリ弁34を所定角度回転することで、図9に示したフェールセーフ機構を構成するストッパ53と凸部52とが離れた状態になる。そのため、後述する制御において、ロータリ弁34を正転方向および逆転方向へ、所定の回転角ごとに切り替えて回転させることが可能になる。
(1)吸入行程
図7の時刻t0からt1にかけてプランジャ22が下降すると、加圧室23の容積が増加し、加圧室23の燃料が減圧される。このとき、モータ35の回転角度は0°であり、図8(A)に示すように、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32とはロータリ弁34の連通路40を通じて連通している。一方、吐出弁63は弁座62に着座し、吐出通路61を閉塞している。そのため、燃料通路31,32から加圧室23に燃料が吸入される。
(2)調量行程
図7の時刻t1からt7にかけてプランジャ22が上昇するとき、時刻t2まではモータ35の回転角度は0°を維持している。時刻t2からモータ35は正転方向へ回転動作を開始し、時刻t4でモータ35は正転方向へ90°回転する。図8(A)から(C)に示すように、ロータリ弁34も正転方向へ90°回転し、ロータリ弁34の連通路40と下流側燃料通路32との連通を次第に遮断する。ロータリ弁34の連通路40と下流側燃料通路32とが連通しているとき、加圧室23の燃料は下流側燃料通路32からロータリ弁34の連通路40を通じて上流側燃料通路31側へ戻される。
(3)吐出行程
時刻t2から時刻t4の間にモータ35が正転方向へ回転するにつれ、ロータリ弁34の連通路40と下流側燃料通路32とが連通する開口面積が次第に小さくなる。それと共に、プランジャ22の上昇に伴って加圧室23の燃料が次第に加圧される。時刻t3で吐出弁63が弁座62から離座すると、加圧室23から吐出通路61を経由して燃料が吐出する。その後、時刻t5まで、ロータリ弁34は正転方向へ90°回転した状態を維持している。
(4)無吐出行程
時刻t5からモータ35は逆転方向への回転動作を開始し、時刻t7でモータ35は0°の位置に戻る。このとき、図8(C)から(E)に示すように、ロータリ弁34も逆転方向へ回転するにつれ、連通路40と下流側燃料通路32とが連通する面積が大きくなる。これに伴い、加圧室23の燃料は下流側燃料通路32からロータリ弁34の連通路40を通じて上流側燃料通路31側へ戻されるので、加圧室23の燃料圧力は減少する。時刻t6で吐出弁63が弁座62に着座すると、加圧室23から吐出通路61を経由した燃料吐出が停止し、無吐出状態となる。
(5)吸入行程(2回目)
次の吸入行程において、時刻t7からt8にかけてプランジャ22が下降すると、加圧室23の燃料が減圧され、燃料通路31,32から加圧室23に燃料が吸入される。
(6)調量行程(2回目)
次の調量行程において、時刻t8からt14にかけてプランジャ22が上昇するとき、時刻t9まではモータ35の回転角度は0°を維持している。時刻t9からモータ35は逆転方向へ回転動作を開始し、時刻t11でモータ35は逆転方向へ−90°回転する。図8(E)から(G)に示すように、ロータリ弁34も逆転方向へ−90°回転し、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32との連通を次第に遮断する。
(7)吐出行程(2回目)
時刻t10で吐出弁63が弁座62から離座すると、加圧室23から吐出通路61を経由して燃料が吐出する。その後、時刻t12まで、ロータリ弁34は逆転方向へ−90°回転した状態を維持している。
(8)無吐出行程(2回目)
時刻t12からモータ35は正転方向への回転動作を開始し、時刻t14でモータ35は0°の位置に戻る。このとき、図8(G)、(H)及び(A)に示すように、ロータリ弁34も正転方向へ回転する。時刻t13で吐出弁63が弁座62に着座すると、加圧室23から吐出通路61を経由した燃料吐出が停止し、無吐出状態となる。
高圧ポンプ1は、時刻14以降も、上述した吸入行程、調量行程、吐出行程および無吐出行程を繰り返し実行する。なお、本実施形態では、吸入行程、調量行程、吐出行程および無吐出行程を「1回の燃料吐出」と称することとする。
上述した高圧ポンプ1の制御において、例えば時刻t2からt7における説明のように、ロータリ弁34を正転方向へ90°回転して燃料通路31,32を遮断状態とした後、ロータリ弁34を逆転方向へ90°度回転して燃料通路31,32を連通状態とする動作を第1正逆転動作と称する。また、例えば時刻t9からt14における説明のように、ロータリ弁34を逆転方向へ90°回転して燃料通路31,32を遮断状態とした後、ロータリ弁34を正転方向へ90°度回転して燃料通路31,32を連通状態とする動作を第2正逆転動作と称する。
本実施形態の高圧ポンプ1の制御では、この第1正逆転動作と第2正逆転動作とを、1回の燃料吐出ごとに切り替えるものである。これにより、第1溝流路421および第2溝流路422は収容穴33の内壁の全周に面することになるので、第1溝流路421および第2溝流路422からロータリ弁34の外壁および収容穴33の内壁の全周に、常に燃料が供給される。
本実施形態の高圧ポンプ1は、次の作用効果を奏する。
(1)第1実施形態では、モータ35は、ロータリ弁34に設けられた第1溝流路421または第2溝流路422が収容穴33の内壁の全周に面するように、ロータリ弁34を軸周りに正転方向および逆転方向に回転駆動する。
これにより、ロータリ弁34に設けられた溝流路42から収容穴33の内壁の全周に燃料を供給することが可能である。したがって、この高圧ポンプ1は、ロータリ弁34の回転動作を良好にして、ロータリ弁34の焼き付きを防ぐことができる。
(2)第1実施形態では、モータ35は、ロータリ弁34の回転方向を所定の回転角(90°)ごとに切り替えて回転駆動する。
これにより、高圧ポンプ1は、モータ35のシャフト37に対し正転方向または逆転方向の一方のみに荷重を印加するばね部材51を設けることが可能となる。したがって、高圧ポンプ1は、この制御により、モータ35が故障した際のフェールセーフ機能を備えることが可能である。
(3)第1実施形態では、モータ35は、第1正逆転動作と第2正逆転動作とを1回の燃料吐出ごとに切り替える。
これにより、第1溝流路421および第2溝流路422は、収容穴33の内壁の全周に短い時間間隔で面することになる。したがって、溝流路42からロータリ弁34の外壁および収容穴33の内壁の全周に燃料を常に供給することができる。
(4)第1実施形態では、ロータリ弁34の溝流路42は、ロータリ弁34の軸を挟んで対称位置に設けられた第1溝流路421と第2溝流路422とを有する。
これにより、ロータリ弁34を180°回転することで、溝流路42からロータリ弁34の外壁および収容穴33の内壁の全周に燃料を供給することができる。ロータリ弁34は、溝流路42の数を2本のみとすることで、圧力調整溝45,46の外側の箇所においてロータリ弁34の外壁と収容穴33の内壁との摺接面積(シール面)を大きく確保することが可能である。したがって、この高圧ポンプ1は、吐出行程において、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32との連通をロータリ弁34で遮断する際のシール性を高めることができる。
(5)第1実施形態では、ロータリ弁34の連通路40は、外周流路41に対し溝流路42とは軸方向の反対側に位置する部分に、ロータリ弁34の径方向の外壁に設けられた切欠溝43を有する。
これにより、切欠溝43からロータリ弁34の外壁および収容穴33の内壁に燃料が供給される。したがって、ロータリ弁34のうち、外周流路41に対し溝流路42とは軸方向の反対側に位置する部分の回転動作を良好にすることができる。
(6)第1実施形態では、高圧ポンプ1は、モータ35のシャフト37に対し正転方向または逆転方向の一方のみに荷重を印加するばね部材51をさらに備える。
これにより、仮にモータ35またはECU39が故障した場合にも、ばね部材51の付勢力により燃料通路31,32が連通状態となる位置にロータリ弁34を戻すことが可能である。したがって、高圧ポンプ1は、フェールセーフ機能を備えることができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図10に示す。第2実施形態では、第1実施形態と比べて、モータ35が故障した際のフェールセーフ機構を構成するためのばね部材54が異なっている。ばね部材54は、コイルスプリングにより構成され、一端541がモータ35のシャフト37に係止され、他端542がポンプボディ10に係止されている。ばね部材54は、シャフト37に対し逆転方向のみにばね荷重を印加するものである。第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、仮にモータ35に障害が発生した際、ばね部材54の弾性力により、凸部52とストッパ53とが当接する位置にロータリ弁34を戻すことができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図11に示す。第3実施形態では、第1実施形態と比べて、高圧ポンプ1の制御方法が異なっている。
(1)吸入行程
図11の時刻t30からt31にかけてプランジャ22が下降すると、加圧室23の燃料が減圧され、燃料通路31,32から加圧室23に燃料が吸入される。
(2)調量行程
時刻t31からt37にかけてプランジャ22が上昇するとき、時刻t32まではモータ35の回転角度は0°を維持している。時刻t32からモータ35は正転方向へ回転動作を開始し、時刻t34でモータ35は正転方向へ90°回転する。これにより、ロータリ弁34も正転方向へ90°回転し、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32との連通を次第に遮断する。
(3)吐出行程
時刻t33で吐出弁63が弁座62から離座すると、加圧室23から吐出通路61を経由して燃料が吐出する。その後、時刻t35まで、ロータリ弁34は正転方向へ90°回転した状態を維持している。
(4)無吐出行程
時刻t35からモータ35はさらに正転方向への回転動作を開始し、時刻t37でモータ35は180°まで回転する。これにより、ロータリ弁34も正転方向へ180°回転し、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32とを次第に連通する。時刻t36で吐出弁63が弁座62に着座すると、加圧室23から吐出通路61を経由した燃料吐出が停止し、無吐出状態となる。
(5)吸入行程(2回目)
次の吸入行程において、時刻t37からt38にかけてプランジャ22が下降すると、加圧室23の燃料が減圧され、燃料通路31,32から加圧室23に燃料が吸入される。
(6)調量行程(2回目)
次の調量行程において、時刻t38からt44にかけてプランジャ22が上昇するとき、時刻t39まではモータ35の回転角度は180°を維持している。時刻t39からモータ35はさらに正転方向へ回転動作を開始し、時刻t41でモータ35は正転方向へ270°回転する。ロータリ弁34も正転方向へ270°回転し、上流側燃料通路31と下流側燃料通路32との連通を次第に遮断する。なお、第3実施形態において、フェールセーフ機構を構成するばね部材51およびストッパは、モータ35のシャフト37が270°またはそれ以上回転することを許容するものである。
(7)吐出行程(2回目)
時刻t40で吐出弁63が弁座62から離座すると、加圧室23から吐出通路61を経由して燃料が吐出する。その後、時刻t42まで、ロータリ弁34は正転方向へ270°回転した状態を維持している。
(8)無吐出行程(2回目)
時刻t42からモータ35は逆転方向への回転動作を開始し、時刻t44でモータ35は180°の位置に戻る。このとき、ロータリ弁34も逆転方向へ回転する。時刻t43で吐出弁63が弁座62に着座すると、加圧室23から吐出通路61を経由した燃料吐出が停止し、無吐出状態となる。
高圧ポンプ1は、時刻44以降も、上述した吸入行程、調量行程、吐出行程および無吐出行程を繰り返し実行する。
上述した第3実施形態の制御において、例えば時刻t32からt41における説明のように、ロータリ弁34を正転方向へ90°回転して燃料通路31,32を遮断状態とした後、さらにロータリ弁34を正転方向へ90°度回転して燃料通路31,32を連通状態とする動作を正転連続動作と称する。
また、例えば時刻t42からt58のように、ロータリ弁34を逆転方向へ90°回転して燃料通路31,32を連通状態とした後、さらにロータリ弁34を逆転方向へ90°度回転して燃料通路31,32を遮断状態とする動作を逆転連続動作と称する。
第3実施形態の高圧ポンプ1の制御では、この正転連続動作と逆転連続動作とを、ロータリ弁34の所定の回転角ごとに切り替えるものである。第3実施形態では、フェールセーフ機能を構成するばね部材51の許容範囲内で正転連続動作または逆転連続動作を行うことが可能である。
この制御によっても、ロータリ弁34の溝流路42からロータリ弁34の外壁および収容穴33の内壁の全周に燃料を供給することが可能である。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図12に示す。第4実施形態は、第1、第3実施形態と比べて、高圧ポンプ1の制御方法が異なっている。
第4実施形態の高圧ポンプ1の制御では、第1正逆転動作と第2正逆転動作とを、2回の燃料吐出ごとに切り替えている。この制御によっても、第1溝流路421および第2溝流路422からロータリ弁34の外壁および収容穴33の内壁の全周に燃料を供給することが可能である。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態を図13に示す。第5実施形態では、ロータリ弁34に設けられた連通路40は、4本の切欠溝431−434を有している。4本の切欠溝431−434は、ロータリ弁34の周方向に90°間隔で設けられている。第5実施形態においても、4本の切欠溝431−434を有する連通路40からロータリ弁34の外壁および収容穴33の内壁の全周に燃料を供給することが可能である。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態を図14に示す。第6実施形態では、ロータリ弁34に設けられた連通路40は、ロータリ弁34の径方向の外壁を周方向に延びるように設けられた複数の細溝48を有する。細溝48は、溝流路42に連通している。また、細溝48は、第1圧力調整溝45および第2圧力調整溝46からロータリ弁34の軸方向に離れた位置に設けられている。第6実施形態においても、複数の細溝48を有する連通路40からロータリ弁34の外壁および収容穴33の内壁の全周に燃料を供給することが可能である。
(第7実施形態)
本発明の第7実施形態を図15および図16に示す。第7実施形態では、ロータリ弁34に設けられた連通路40は、内側流路400および径流路401を有する。内側流路400は、ロータリ弁34の内側を軸方向に延び、上流側燃料通路31および下流側燃料通路32に連通する。径流路401は、ロータリ弁34の径方向の外壁に設けられた開口402と、内側流路400とを連通する。この構成により、内側流路400を流れる燃料は、径流路401を通り、ロータリ弁34の径方向の外壁に設けられた開口402から、ロータリ弁34の外壁と収容穴33の内壁との隙間に流出する。したがって、第7実施形態においても、内側流路400および径流路401を有する連通路40からロータリ弁34の外壁および収容穴33の内壁の全周に燃料を供給することが可能である。
(他の実施形態)
上述した実施形態では、ロータリ弁34に設けられた連通路40が有する溝流路42は、2個または4個とした。これに対し、他の実施形態では、溝流路42は、1個又は2個以上としてもよい。
上述した実施形態では、モータ35のシャフト37に凸部52を設け、ポンプボディ10にストッパ53を設けた。これに対し、他の実施形態では、モータ35のシャフト37と同期して回転するギアを設け、そのギアの回転を規制するストッパを設けてもよい。これにより、ロータリ弁34を270°以上回転させることが可能である。
このように、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、上述した複数の実施形態の構成を組み合わせることに加え、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・高圧ポンプ
31 ・・・上流側燃料通路(燃料通路)
32 ・・・下流側燃料通路(燃料通路)
33 ・・・収容穴
34 ・・・ロータリ弁
35 ・・・モータ(駆動制御部)
39 ・・・電子制御装置(駆動制御部)
40 ・・・連通路
42 ・・・溝流路
421・・・第1溝流路
422・・・第2溝流路

Claims (11)

  1. プランジャ(22)と、
    前記プランジャの往復移動により燃料が加圧される加圧室(23)に燃料を供給する燃料通路(31,32)、及び、その燃料通路に中心軸が交差する筒状の収容穴(33)が設けられたポンプボディ(10)と、
    前記収容穴の内壁に摺接し、軸周りに正転方向および逆転方向に回転可能に設けられたロータリ弁(34)と、
    前記ロータリ弁に設けられ、前記ロータリ弁が所定の回転角に位置するとき、前記燃料通路のうちで前記収容穴に対して加圧室とは反対側に位置する上流側燃料通路(31)と、前記燃料通路のうちで前記収容穴より加圧室側に位置する下流側燃料通路(32)とを連通する連通路(40)と、
    前記連通路を構成する流路のうちで前記ロータリ弁の径方向の外壁に設けられた1箇所又は複数箇所の溝流路(42)が前記収容穴の内壁の全周に面するように、前記ロータリ弁を軸周りに正転方向および逆転方向に回転駆動する駆動制御部(35)と、を備えた高圧ポンプ。
  2. 前記駆動制御部は、前記ロータリ弁の回転方向を所定の回転角ごとに切り替えて回転駆動するものである請求項1に記載の高圧ポンプ。
  3. 前記駆動制御部は、
    前記ロータリ弁を正転方向へ所定角度回転して前記燃料通路を遮断状態とし、前記ロータリ弁を逆転方向へ所定角度回転して前記燃料通路を連通状態とする動作を含む第1正逆転動作と、
    前記ロータリ弁を逆転方向へ所定角度回転して前記燃料通路を遮断状態とし、前記ロータリ弁を正転方向へ所定角度回転して前記燃料通路を連通状態とする動作を含む第2正逆転動作とを、所定回数の燃料吐出ごとに切り替えるものである請求項1または2に記載の高圧ポンプ。
  4. 前記駆動制御部は、前記第1正逆転動作と前記第2正逆転動作とを1回の燃料吐出ごとに切り替えるものである請求項3に記載の高圧ポンプ。
  5. 前記駆動制御部は、
    前記ロータリ弁を正転方向へ回転して前記燃料通路を遮断状態とし、さらに前記ロータリ弁を正転方向へ所定角度回転して前記燃料通路を連通状態とする動作を含む正転連続動作と、
    前記ロータリ弁を逆転方向へ所定角度回転して前記燃料通路を遮断状態とし、さらに前記ロータリ弁を逆転方向へ所定角度回転して前記燃料通路を連通状態とする動作を含む逆転連続動作とを、前記ロータリ弁の所定の回転角ごとに切り替えるものである請求項1または2に記載の高圧ポンプ。
  6. 前記溝流路は、前記ロータリ弁の軸を挟んで対称位置に設けられた第1溝流路と第2溝流路とを有するものである請求項1から5のいずれか一項に記載の高圧ポンプ。
  7. 前記連通路は、
    前記ロータリ弁の外壁を周方向に延び、前記上流側燃料通路または前記下流側燃料通路の一方に連通する外周流路(41)と、
    前記ロータリ弁の径方向の外壁を軸方向に延び、前記上流側燃料通路または前記下流側燃料通路の他方と前記外周流路とを連通する前記溝流路(42)と、
    前記外周流路に対し前記溝流路とは軸方向の反対側に位置する部分において、前記ロータリ弁の径方向の外壁に設けられ、前記外周流路に連通する切欠溝(43)と、を有するものである請求項1から6のいずれか一項に記載の高圧ポンプ。
  8. 前記連通路は、
    前記ロータリ弁の外壁を周方向に延び、前記上流側燃料通路または前記下流側燃料通路の一方に連通する位置に設けられる外周流路と、
    前記ロータリ弁の径方向の外壁を軸方向に延び、前記上流側燃料通路または前記下流側燃料通路の他方と前記外周流路とを連通する前記溝流路と、
    前記ロータリ弁の径方向の外壁を周方向に延び、前記溝流路に連通する細溝(48)と、を有するものである請求項1から6のいずれか一項に記載の高圧ポンプ。
  9. 前記連通路は、
    前記ロータリ弁の内側を軸方向に延び、前記上流側燃料通路および前記下流側燃料通路に連通する内側流路(400)と、
    前記ロータリ弁の径方向の外壁に設けられた開口(402)と前記内側流路とを連通する径流路(401)と、を有するものである請求項1から8のいずれか一項に記載の高圧ポンプ。
  10. 一端(511,541)が前記駆動制御部が有する回転部または前記ロータリ弁に係止され、他端(512,542)が前記駆動制御部が有する固定部または前記ポンプボディに係止され、前記回転部または前記ロータリ弁に対し正転方向または逆転方向の一方のみにばね荷重を印加するばね部材(51、54)をさらに備える請求項1から9のいずれか一項に記載の高圧ポンプ。
  11. プランジャと、
    前記プランジャの往復移動により燃料が加圧される加圧室に燃料を供給する燃料通路、及び、その燃料通路に中心軸が交差する筒状の収容穴を有するポンプボディと、
    前記収容穴の内壁に摺接し、軸周りに正転方向および逆転方向に回転可能に設けられたロータリ弁と、
    前記ロータリ弁に設けられ、前記ロータリ弁が所定の回転角に位置するとき、前記燃料通路のうち前記収容穴に対して前記加圧室とは反対側に位置する上流側燃料通路と、前記燃料通路のうち前記収容穴より前記加圧室側に位置する下流側燃料通路とを連通する連通路と、
    前記ロータリ弁を軸周りに回転駆動する駆動制御部(35,39)と、を備えた高圧ポンプの制御方法であって、
    前記駆動制御部は、前記連通路を構成する流路のうちで前記ロータリ弁の径方向の外壁に設けられた1箇所又は複数箇所の溝流路が前記収容穴の内壁の全周に面するように、前記ロータリ弁を軸周りに正転方向および逆転方向に回転駆動する高圧ポンプの制御方法。
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