JP2017052066A - 包丁研ぎ機及び包丁研ぎ方法 - Google Patents

包丁研ぎ機及び包丁研ぎ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】一般の人でも簡単な操作で包丁を研ぐことができ、ソリを有する包丁であっても容易に研ぐことができる包丁研ぎ機及び包丁研ぎ方法を提供する。【解決手段】本包丁研ぎ方法は、外径dの砥石車の外周がなす砥石円Cにおいて頂点Sの近傍の点Pを原点CO、紙面上において前記砥石円Cの中心Oから頂点Sに向かう方向をZ軸、そのZ軸に垂直な方向をX軸とするXYZ座標系を定め、z=tの直線が砥石円Cと交わる点を点Qとするとき、z=0のXY平面上に包丁を載置した状態で、刃先が常に点Qにあるように前記包丁をY方向に摺動しつつ、前記砥石車をZ方向に上下動させて研ぎを行う包丁研ぎ方法であって、前記P点及び点Qは、前記砥石車の外径d、前記包丁の厚さt及び刃角γに基づいて定められ、前記包丁の刃先のいずれの部分も点QのX座標を越えてマイナス側に入らないように行われる。【選択図】図1

Description

本発明は、刃先の全長にわたって刃角がほぼ同一の状態に研ぐことができる包丁研ぎ機及び包丁研ぎ方法に関する。
包丁の切れ味は調理の早さばかりでなく、調理されたものの味にも影響を与えるため、しばしば包丁研ぎを行って包丁の切れ味を維持する必要がある。包丁研ぎは、包丁をその刃角に合わせて砥石面に傾斜させるとともに往復動させる方向に対して一定の傾斜角を維持して研がなければならないとされ、適切に研がれた包丁は刃先の全長にわたって刃角が同一で刃幅(切刃の幅)が同一であるとされる。しかしながら、包丁研ぎは、一般の人にとって容易ではなく、熟練を要するとされる。このため、一般の人でも包丁を容易に研ぐことができる包丁研ぎ機又は包丁研ぎ器が求められている。
特許文献1に、機枠と、機枠に収容され上面に研磨面を形成し横方向に往復直線動する砥石と、砥石の往復直線動で形成される往復動研磨面の真上位置に下り傾斜の傾斜下端を近接させて機枠に組み付けられ、回転角度調整自在に所定の傾斜角度で保持される刃物置き台と、を備えたことを特徴とする刃物研ぎ機が提案されている。この刃物研ぎ機は、コンパクトで、刃物を容易かつ良好に研ぐことができるとされる。
特許文献2に、砥石の研磨面と包丁の刃の面とがなす角度(刃付け角度)と、砥石の長手方向と包丁の長手方向とがなす角度(研ぎ角度)を一定に保って、包丁をみねに向かう方向でのみ研ぐことができる安価で安全な包丁研ぎ器が提案されている。すなわち、ベースフレームの端部に砥石を取り付ける砥石支持部材と、砥石の長手方向に往復動可能にベースフレームに取り付けられ、刃付け角度と研ぎ角度が一定になるように包丁を取り付け、その包丁を砥石に接触させて砥石の長手方向に往復動させることができるホルダを設けたスライドフレームと、を有する包丁研ぎ器が提案されている。
特開2011-104718号公報 特開2008-260095号公報
包丁は、一定の刃角を有しているので、包丁研ぎにおいてこの刃角を維持するように行わなければならない。特許文献1又は特許文献2に記載の包丁研ぎ機又は包丁研ぎ器(包丁研ぎ機)においては、刃先の直線部分又は刃先の一部については、一定の刃付け角度及び研ぎ角度に包丁を固定して包丁研ぎを行うことができる。しかしながら、包丁は、そりを有するものが多く、このようなそりを有する包丁を特許文献1又は2に記載の包丁研ぎ機により研ぐのは容易ではない。
また、一般に包丁の刃角は30°であるとか、あるいは32°前後がよいとか、切れ味をよくするにはさらに鋭角であるのがよいなどとされる。しかしながら、包丁の刃角はほぼ一定であるから、必ずしも刃角が種々に調整できる包丁研ぎ機でなくても充分である。むしろ簡単な構造で、一般の人でも容易に使用することができる包丁研ぎ機が求められる。かかる観点からすると、特許文献1又は2に記載の包丁研ぎ機は複雑な構造を有しており、煩雑な操作が求められる。
本発明は、このような従来の問題点及び要請に鑑み、一般の人でも簡単な操作で包丁を研ぐことができ、そりを有する包丁であっても容易に研ぐことができる包丁研ぎ機及び包丁研ぎ方法を提供することを目的とする。
本発明に係る包丁研ぎ機は、盤面上に包丁を摺動して包丁研ぎを行う平盤と、モータで駆動される回転軸に同一径の左と右の砥石車が隙間Sをもって離隔して設けられたグラインダーと、前記平盤とグラインダーを取り付ける基台と、を有する包丁研ぎ機であって、前記平盤は、前記グラインダーに対向する前端が直線状で、その前端に対して直角方向に前記砥石車の上縁部が各々入り込む切込み溝が突堤を挟むように対称に設けられて、その対称線上前記突堤の先端部に起立する押当てピンを有し、前記平盤の盤面上がXY面となり、そのXY面において前記押当てピンの中心線が交わる点を原点とし、前記対称線をX軸、前記平盤の前端と平行な方向をY軸とするXYZ座標系を定めたとき、前記グラインダーは、X軸が前記砥石車の隙間Sの中点を通り、前記回転軸がY軸から離心距離eを有してそのY軸に平行になるように配設され、前記砥石車が前記平盤の盤面に対してZ方向に相対移動可能になっている。
上記発明において、X軸上に中心があり、包丁のそりの曲率に基づいて定められる半径を有し押当てピンの中心を通る円の円周上にあって、切込み溝を挟んで突堤に対向する平盤上の対称位置に起立し、前記押当てピンと外径が同等の左と右の補助ピンを設けるのがよい。
また、押当てピンのX座標より0.1〜0.5mm大きいX座標であって、切込み溝を挟んで突堤に対向する平盤上の対称位置に起立し、前記押当てピンと外径が同等の左と右の補助ピンを設けることができる。
また、補助ピンのX座標と同じX座標であって、X軸に対して対称で間隔が包丁の刀身のほぼ1/3〜1/2の位置に、前記補助ピンと外径が同等の左と右の案内ピンを設けるのがよい。
また、上記発明において、離心距離eは調整することができるようになっているのがよい。
また、平盤は、その盤面部が平面視でT字形をしているのがよい。
また、本発明に係る包丁研ぎ機は、盤面上に包丁を摺動して包丁研ぎを行う平盤と、
モータで駆動される回転軸に同一径の砥石車イとロが隙間Sをもって離隔して設けられたグラインダーと、前記平盤とグラインダーを取り付ける基台と、を有する包丁研ぎ機であって、前記平盤は、前記グラインダーに対向する前端が直線状で、その前端に対して直角方向に前記砥石車イ、ロの上縁部が入り込む切込み溝が設けられ、その切込み溝の中心線上にあって先端部に起立する押当てピンを有し進退可能に突出するシャフトと、前記平盤の前端の近傍で前記切込み溝の対向する縁部に前記中心線に対称に起立し、前記補助ピンと外径が同等の補助ピンイ、ロを有し、前記押当てピンは、前記シャフトの進退により前記補助ピンイ、ロよりも前記平盤の前端側の所定の位置に配設され、前記グラインダーは、前記隙間Sの中点が前記中心線上にあって、前記シャフトが前記砥石車イ、ロに挟み込まれるように配設され、前記砥石車イ、ロが前記平盤の盤面に対して上下方向に相対移動可能になっている包丁研ぎ機。
また、本発明に係る包丁研ぎ機は、盤面上に包丁を摺動して包丁研ぎを行う平盤と、モータで駆動される回転軸に同一径の砥石車イとロが隙間Sをもって離隔して設けられたグラインダーと、前記平盤とグラインダーを取り付ける基台と、を有する包丁研ぎ機であって、前記平盤は、前記グラインダーに対向する前端が直線状で、その前端に対して直角方向に前記砥石車イ、ロの上縁部が入り込む切込み溝が設けられ、その切込み溝の中心線上にあって先端部に起立する押当てピンを有するシャフトが突出するとともに、前記平盤の前端の近傍で前記切込み溝の対向する縁部に、前記中心線に対称に起立し、外径が同等の補助ピンイ、ロを有し、前記押当てピンは、前記補助ピンイ、ロよりも前記平盤の前端側の所定の位置にあって前記シャフトに脱着可能に配設され、外径の異なる複数の交換可能なものからなり、前記グラインダーは、前記隙間Sの中点が前記中心線上にあって、前記シャフトが前記砥石車イ、ロに挟み込まれるように配設され、前記砥石車イ、ロが前記平盤の盤面に対して上下方向に相対移動可能になっている包丁研ぎ機。
本発明に係る包丁研ぎ方法は、外径dの砥石車の外周がなす砥石円Cにおいて頂点Sの近傍の点Pを原点CO、その砥石円Cの中心Oから頂点Sに向かう方向をZ軸、前記砥石円Cの面内でそのZ軸に垂直な方向をX軸とするXYZ座標系を定め、z=tの直線が砥石円Cと交わる点を点Qとするとき、z=0のXY平面上に包丁を載置した状態で、刃先が常に点Qにあるように前記包丁をY方向に摺動しつつ、前記砥石車をZ方向に上下動させて研磨を行う包丁研ぎ方法であって、前記P点及び点Qは、前記砥石車の外径d、前記包丁の厚さt及び刃角γに基づいて定められ、前記包丁の刃先のいずれの部分も点QのX座標を越えてマイナス側に入らないように行われる。
本発明に係る包丁研ぎ機は、簡単な構造であって、一般の人でも容易にそりを有する包丁を研ぐことができる。
本発明に係る包丁研ぎ方法の説明図である。 本発明に係る包丁研ぎ方法の技術に関する説明図である。 本発明に係る包丁研ぎ機の平面を示す模式図である。 本発明に係る包丁研ぎ機の正面を示す模式図である。 本発明に係る包丁研ぎ機の押当てピン回りを示す模式図である。図5(a)は第1の実施例の平面図、図5(b)は第2の実施例の平面図、図5(c)は、第1、第2の実施例の正面図である。 本発明に係る包丁研ぎ機の他の実施例の模式図である。 本発明に係る包丁研ぎ機の他の実施例の模式図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を基に説明する。図1及び2は、本発明に係る包丁研ぎ方法の説明図である。本発明に係る包丁研ぎ方法は、和包丁又は洋包丁のいずれについても適用することができ、また、片刃又は諸刃のいずれの包丁についても適用することができる。以下、図1に示す一般的な片刃の和包丁を例にとって説明する。図1において、包丁は、厚さt及び刃幅bを有し、刃先には刃角γが設けられている。なお、諸刃の場合は、刃角の1/2(片刃と同じ形態)について適用する。
本発明に係る包丁研ぎ方法は、図1に示すように、外径dの砥石車の外周がなす砥石円Cにおいて頂点Sの近傍の点Pを原点CO、紙面上において前記砥石円Cの中心Oから頂点Sに向かう方向をZ軸、そのZ軸に垂直な方向をX軸とするXYZ座標系を定め、z=tの直線が砥石円Cと交わる点を点Qとするとき、z=0のXY平面上に包丁を載置した状態で、刃先が常に点Qにあるように前記包丁をY方向に摺動しつつ、前記砥石車をZ方向に上下動させて研磨を行う包丁研ぎ方法である。そして、この包丁研ぎ方法は、前記P点及び点Qは、前記砥石車の外径d、前記包丁の厚さt及び刃角γに基づいて定められ、前記包丁の刃先のいずれの部分も点QのX座標を越えてマイナス側に入らないように行われる。すなわち、例えば、点QのX座標がx=-10であるとすると、包丁のいずれの刃先もx=-10以上(プラス側)の範囲にある状態で研磨が行われる。そして、かかる状態は、包丁研ぎの際に常に維持される。
図1において、Tで表示する直線は、砥石円Cの周上の点Qにおける接線である。角SOQ=α、角QOP=βとすると、刃角γ=α+1/2×βである。すなわち、砥石車の外径d(砥石円Cの直径d)、包丁の厚さt及び刃角γが定まれば、砥石円Cの周上の点P及び点Qが定まる。なお、本包丁研ぎ方法は、図1に示すように、包丁の切刃部が凹面状になるが、充分大きな外径の砥石車を使用すればほぼ平面状に研ぐことができる。例えば外径10cmの砥石車であれば充分である。
本包丁研ぎ方法は、包丁の刃先が常に砥石円Cの周上の点Qに当たる状態にして砥石車をZ方向に上下動させて包丁を研磨することに特徴がある。すなわち、図2に示すように、厚さtを有する包丁の素材9を水平状態にして、砥石車1の周上の点Qに当てた状態を保持しつつ砥石車1を上下方向(Z方向)に高さhほど上昇させると、刃角γを有する包丁8(80)を作製することができる。すなわち、切れが悪くなった包丁81を図2に示す包丁8の状態にして包丁研ぎを行えば、元の包丁80のように再生することができる。刃角γが異なる包丁85は、図2に示す砥石車1の周上の点Q5に当てた状態で包丁研ぎをすることにより元の包丁のように再生することができる。
本包丁研ぎ方法は、図3〜5に示す包丁研ぎ機により好適に実施することができる。図3は本包丁研ぎ機の平面を示し、図4は正面を示す。図5は、本包丁研ぎ機の押当てピン回りの部分図であり、図5(a)は平面、図5(b)は正面を示す。本包丁研ぎ機10は、図3に示すように、平盤13とグラインダー14を有しており、これらが基台11に取り付けられている。
平盤13は、グラインダー14に対向する前端が直線状になっており、その盤面上において包丁を摺動して包丁研ぎを行う。包丁研ぎは、平盤13の盤面がほぼ水平になっているのが作業がし易い。平盤13の平盤本体130は、突堤132と、その先端部に起立する押当てピン135を有する。そして、切込み溝133(133A、133B)が突堤132を挟むように対称に設けられている。すなわち、切込み溝133Aと切込み溝133Bは、押当てピン135の中心を通る対称線Pに対称に設けられている。切込み溝133A、133Bは、それぞれ砥石車15A、15Bの上縁部が入り込む大きさになっている。切込み溝133の幅は砥石車15の板厚よりわずかに大きく、突堤132の幅は以下に説明する隙間Sよりわずかに小さくなっている。
平盤130の盤面部、すなわち平盤本体130は、図3に示すように、平面視でT字形をしているのが好ましい。平盤本体130の包丁研ぎを行うa部(以下に説明する押当てピン135、補助ピン136、案内ピン137などが配設される部分)は、包丁研ぎを行うときに包丁が平盤13の盤面上を安定して摺動できるように所定の長さと幅を有する。しかし、平盤本体130のb部は、包丁の刃元を研ぎ終わったときに包丁の柄部分が当たる部分であり、包丁の刃元まで完全に研ぐことができるようになっていなければならないから、幅が細くなっている。なお、本例の平盤13は、基台11に一体的に固定されているが、基台11に対して移動可能、例えば平盤本体130が上下又は水平方向に移動可能に基台11に取り付けられるようになっているものであってもよい。
グラインダー14は、昇降手段12を介して基台11に取り付けられている。図4に示すように、グラインダー14を固定したブラケット145が、基台11に設けられた昇降手段12に保持されており、グラインダー14は上下(Z方向)に昇降可能になっている。この昇降手段12は、中心部にねじ穴を設けた調整盤121が、基台11から起立するねじ123に螺合しており、ブラケット145は、基台11から起立するガイドピン124に案内されて昇降手段12に保持されている。調整盤121を回転することによってブラケット145を上下動させ、砥石車15を上下動させることができるようになっている。なお、本例は、砥石車15をZ方向に上下動させ、平盤13を水平状態で固定したままに保持する構造になっているが、砥石車15の位置を固定して平盤をZ方向に上下動可能にする構造であってもよい。
グラインダー14は、図5(a)に示すように、回転軸143に隙間Sをもって離隔して設けられた同一径の左と右の砥石車15A、15Bを有している。隙間Sは、包丁の仕様、加工精度、作業性等を考慮して定められるが、例えば、4〜15mmとすることができる。
本包丁研ぎ機10において、平盤13の盤面上がXY面となり、そのXY面において押当てピン135の中心線が交わる点を原点とし、対称線PをX軸、平盤13の前端と平行な方向をY軸とするXYZ座標系を定めたとき、グラインダー14は、図5(a)及び図5(c)に示すように、砥石車15(15A、15B)の上縁部が平盤13の切込み溝133(133A、133B)に各々入り込み、X軸が砥石車15A、15Bの隙間Sの中点を通り、回転軸143がY軸に平行であってY軸と離心距離eを有するように配設される。離心距離eは、包丁の刃角γ及び砥石車15の外径によって適切な数値が定められる。この離心距離eにより、図1における点Qに相当する包丁の研磨位置が定まる。
本包丁研ぎ機10により、包丁研ぎは以下の様に行われる。先ず、図5(a)に示すように包丁30の刃先30aが押当てピン135に当たるようにした状態で、図5(c)に示す矢印方向(Z方向)に砥石車15を回転させながら上昇させる。砥石車15が刃先30aに接触し、研磨が始まると砥石車15の上昇を止める。次に、刃先30aを押当てピン135に押し当てたままで包丁30をY方向に摺動する。包丁30のY方向の摺動において、包丁30の切っ先が押当てピン135に当たった状態で止めることが重要である。切っ先が押当てピン135から離れると、切っ先が押当てピン135を越え(押当て位置より-x方向にふれる)、過剰な研磨又は折損を生じる恐れがあるからである。刃先30aの全体にわたって研磨を行い、その結果において刃幅が同一でないときは、さらに、砥石車15を上昇させて、上記作業を繰り返す。本包丁研ぎ機10においては、押当てピン135に対して左と右の砥石車15A、15Bが対称に設けられているので、刃先30aの全体にわたって均一な研磨を効率的に行うことができる。
また、この包丁研ぎにおいて重要なことは、図5(a)に示す砥石車15Aが入り込む切込み溝133Aと、砥石車15Bが入り込む切込み溝133Bのそれぞれの縁部のほぼ等しいa1、a2の位置(a1≒b1)における平盤13の前端から刃先30aまでの寸法b1、b2がほぼ等しくなる(b1≒b2)ように包丁を配して研磨することである。これにより刃先30aの全長に亘って均一な刃幅を有するように研ぐことができる。なお、図5(a)に示す包丁30はそりを有する部分を表しているが、包丁30の直線部分を研磨するときも同様である。
包丁30のそりを有する部分又は直線部分の研磨を行うのに、包丁が常にa1≒b1及びb1≒b2となるように研磨を行うためには、少々の経験を要す。このため、誰でも、包丁研ぎをさらに容易に行うには、図5(b)に示すように、切込み溝133を挟んで突堤132に対向する平盤上の対称位置に起立し、外径が押当てピン135と同じ大きさを有する左と右の補助ピン136A、136Bを設けるのがよい。補助ピン136Aと136Bとの間隔は、特に限定されないが、砥石車15の板厚の3〜4倍にすることができる。そして、補助ピン136(136A、136B)を配設する位置は、以下の様にすることができる。すなわち、X軸上に中心があって、包丁30のそりの曲率に基づいて定められる半径を有し、押当てピン135の中心を通る円の円周(そり円)上に設けることができる(Aタイプ)。または、押当てピン135のX座標より0.1〜0.5mm大きいX座標位置、すなわち、押当てピン135が補助ピン136よりマイナス側に0.1〜0.5mm突出している状態に配設することができる(Bタイプ)。
Aタイプの場合において、包丁30のそりを有する部分の包丁研ぎを行うときは、刃先30aを押当てピン135及び補助ピン136A、136Bに押し当てたまま、包丁30を単にY方向に摺動するだけで包丁研ぎを行うことができる。そして、包丁30の直線部分を研ぐときは、包丁30の刃先30aを補助ピン136A、136Bに押し当てて包丁30をY方向に摺動して研磨を行う。これにより、包丁30の刃先30aの全長に亘って均一な刃幅を有するように研ぐことができる。
Bタイプの包丁研ぎにおいては、包丁30の直線部分を研ぐときは、Aタイプの包丁研ぎと同様に、包丁30の刃先30aを補助ピン136A、136Bに押し当てて包丁30をY方向に摺動して研磨を行う。しかしながら、包丁30のそりを有する部分の包丁研ぎは、以下の様に行われる。例えば、押当てピン135のマイナス側の突出量を0.1〜0.2mmとする包丁研ぎ機10の場合は、通常のそりを有する包丁30は、刃先30aを押当てピン135及び補助ピン136A、136Bに押し当てた状態で研磨を行う。しかし、そりの大きい包丁30の研磨を行うには、刃先30aと補助ピン136Aとの隙間、刃先30aと補助ピン136Bとの隙間がほぼ等しくなるようにして研磨を行う。一方、押当てピン135のマイナス側の突出量を0.3〜0.4mmとする包丁研ぎ機10の場合は、そりの大きい包丁30の研磨は、刃先30aを押当てピン135及び補助ピン136A、136Bに押し当てて行う。そして、通常のそりを有する包丁30は、刃先30aを押当てピン135及び補助ピン136A、136Bに押し当てた状態で研磨を行うことになり、刃先30aの刃幅が0.1〜0.2mm程度大きくなるが、この程度の刃幅のバラツキは実用上問題はない。
本包丁研ぎ機10は、さらに、図5(b)に示すように、補助ピン135のX座標と同じX座標であって、X軸に対して対称で間隔が包丁30の刀身のほぼ1/3〜1/2の位置に、外径が補助ピン135と同じ大きさを有する左と右の案内ピン137(137A、137B)を設けるのがよい。これにより包丁30の刃先30aの平盤13の前端からの位置が明確になり、包丁研ぎをより容易に行うことができる。
以上、本発明に係る包丁研ぎ方法及び包丁研ぎ機について説明した。本発明に係る包丁研ぎ方法又は包丁研ぎ機は、熟練のない一般の人でも包丁のそりの有無にかかわらず容易に、刃先の全長に亘って刃幅がほぼ同一になるように包丁研ぎを行うことができる。しかしながら、少々高度な包丁研ぎを行うためには、上記包丁研ぎ機10において、グラインダー14の離心距離eを調整することができる構造にすることができる。この場合は、図2に示したように、種々の刃角γを有する包丁研ぎを行うことができる。
また、包丁30は、刃先30aが直線状からなるもの、そりを有する部分と直線部分を有してなるもの、あるいはそりの大きい包丁からそりの小さい包丁まで種々様々である。このため、種々の包丁30を容易に研ぐことができる包丁研ぎ機10としては、図6に示すように押当てピン135が、補助ピン136A、136Bの位置を基準にして、その基準位置から突出する突出量を調整することができるようになったものが好ましい。
図6(a)に示す包丁研ぎ機は、盤面上に包丁を摺動して包丁研ぎを行う平盤13と、モータ140で駆動される回転軸143に同一径の砥石車イ15Aと砥石車ロ15Bが隙間Sをもって離隔して設けられたグラインダー14と、平盤13とグラインダー14を取り付ける基台11と、を有する包丁研ぎ機10であって、平盤13は、グラインダー14に対向する前端が直線状で、その前端に対して直角方向に砥石車イ15Aと砥石車ロ15Bの上縁部が入り込む切込み溝133が設けられ、その切込み溝133の中心線上にあって先端部に起立する押当てピン135を有し進退可能に突出するシャフト134と、平盤13の前端の近傍で切込み溝133の対向する縁部に、前記中心線に対称に起立する補助ピンイ136A、補助ピンロ136Bとを有する。そして、押当てピン135は、シャフト134を進退させることにより、補助ピンイ136A、補助ピンロ1
36Bよりも平盤13の前端側の所定の位置に配設されるようになっている。グラインダー14は、前記隙間Sの中点が前記中心線上にあって、シャフト134が砥石車イ15A、砥石車ロ15Bに挟み込まれるように配設されている。また、砥石車イ15A、砥石車ロ15Bは、図4に示す包丁研ぎ機と同様に、平盤13の盤面に対して上下方向に相対移動可能になっている。
図6(b)に示すように、押当てピン135はシャフト134の先端部に起立しており、シャフト134は平盤本体130に一体に固定されたシャフト保持筒138に保持されている。シャフト134は、押しボルト21を回転することによりシャフト保持筒138から進退し、シャフト134のシャフト保持筒138(平盤本体130)からの突出量が調整できるようになっている。押しボルト21は、シャフト134に設けられたねじに螺合しており、シャフト134は、回止めボルト22によって空回りしないようになっている。
このシャフト134の突出量により、押当てピン135の平盤13の前端からの位置を調整することができ、押当てピン135が補助ピンイ136A、補助ピンロ136Bよりも平盤13の前端側の所定の位置(突出した位置)にあるように調整することができる。この押当てピン135の補助ピンイ136A、補助ピンロ136Bから突出した位置(突出量)を調整することにより、種々のそりを有する包丁を均一な刃幅で研ぐことができる。例えば、押しボルト21の頭に目盛りを設けることにより、その回転量によって押当てピン135の突出量を調整することができ、目盛り1はそりの小さい包丁を研ぐ場合、目盛り3はそりが中程度の包丁、目盛り5はそりが大きい包丁を研ぐ場合の設定などとすることができる。
また、本発明に係る包丁研ぎ機は、押当てピン135が補助ピンイ136A、補助ピンロ136Bよりも平盤13の前端側に突出した状態に配設され、押当てピン135が外径の異なる複数のものからなり、シャフト134に交換可能になったものであってもよい。すなわち、図7に示すように、本包丁研ぎ機は、盤面上に包丁を摺動して包丁研ぎを行う平盤13と、モータ140で駆動される回転軸143に同一径の砥石車イ15Aと砥石車ロ15Bが隙間Sをもって離隔して設けられたグラインダー14と、平盤13とグラインダーを取り付ける基台11と、を有する包丁研ぎ機であって、平盤13は、グラインダー14に対向する前端が直線状で、その前端に対して直角方向に砥石車イ15Aと砥石車ロ15Bの上縁部が入り込む切込み溝133が設けられ、その切込み溝133の中心線上にあって先端部に起立する押当てピン135を有するシャフト134が突出するとともに、平盤13の前端の近傍で切込み溝133の対向する縁部に、前記中心線に対称に起立し、外径が同等の補助ピンイ136A、補助ピンロ136Aを有し、押当てピン135は、補助ピンイ136A、補助ピンロ136Aよりも平盤13の前端側の所定の位置にあってシャフト134に脱着可能に配設され、外径の異なる複数の交換可能なものからなり、グラインダー14は、前記隙間Sの中点が前記中心線上にあって、シャフト134が砥石車イ15A、砥石車ロ15Bに挟み込まれるように配設されている。また、砥石車イ15A、砥石車ロ15Bは、図4、図6に示す包丁研ぎ機と同様に、平盤13の盤面に対して上下方向に相対移動可能になっている。
この包丁研ぎ機において、シャフト134は、図7(a)、(b)に示すように、平盤13の平盤本体130に一体に結合されており、切込み溝133の中心線上にあって平盤本体130から切込み溝133に突出している。そして、シャフト134の先端部に配設される押当てピン135は、図7(c)に示すように、シャフト134に脱着可能になっている。すなわち、この例では、押当てピン135は、シャフト134に設けた穴134aに嵌合して固定されるようになっており、包丁のそりが大きいものを研ぐときは、図7(c)の(イ)に示す押当てピン135から、外径の小さい(ロ)に示す押当てピン135に交換する。なお、押当てピン135は、図7(c)の(ハ)に示すような基本形状の押当てピン135aと、複数の交換可能なカラー135bからなるものとすることができる。また、上記の各種押当てピン135をセットとして設定することができる。また、押当てピン135のシャフト134への脱着は、ねじ結合によるものであってもよい。上記の包丁研ぎ機は、簡単な構造にすることができ、種々のそりを有する包丁を研ぐことができる。
1 砥石車
8 包丁
80、81、85 包丁
9 素材
10 包丁研ぎ機
11 基台
12 昇降手段
121 調整盤
123 ねじ
124 ガイドピン
13 平盤
130 平盤本体
132 突堤
133、133A、133B 切込み溝
134 シャフト
135 押当てピン
136 補助ピン
137 案内ピン
138 シャフト保持筒
14 グラインダー
140 モータ
143 回転軸
145 ブラケット
15、15A、15B 砥石車
21 押しボルト
22 回止めボルト
30 包丁

Claims (9)

  1. 盤面上に包丁を摺動して包丁研ぎを行う平盤と、
    モータで駆動される回転軸に同一径の左と右の砥石車が隙間Sをもって離隔して設けられたグラインダーと、
    前記平盤とグラインダーを取り付ける基台と、を有する包丁研ぎ機であって、
    前記平盤は、前記グラインダーに対向する前端が直線状で、その前端に対して直角方向に前記砥石車の上縁部が各々入り込む切込み溝が突堤を挟むように対称に設けられて、その対称線上前記突堤の先端部に起立する押当てピンを有し、
    前記平盤の盤面上がXY面となり、そのXY面において前記押当てピンの中心線が交わる点を原点とし、前記対称線をX軸、前記平盤の前端と平行な方向をY軸とするXYZ座標系を定めたとき、
    前記グラインダーは、X軸が前記砥石車の隙間Sの中点を通り、前記回転軸がY軸から離心距離eを有してそのY軸に平行になるように配設され、前記砥石車が前記平盤の盤面に対してZ方向に相対移動可能になっている包丁研ぎ機。
  2. X軸上に中心があり、包丁のそりの曲率に基づいて定められる半径を有し押当てピンの中心を通る円の円周上にあって、切込み溝を挟んで突堤に対向する平盤上の対称位置に起立し、前記押当てピンと外径が同等の左と右の補助ピンを設けたことを特徴とする請求項1に記載の包丁研ぎ機。
  3. 押当てピンのX座標より0.1〜0.5mm大きいX座標であって、切込み溝を挟んで突堤に対向する平盤上の対称位置に起立し、前記押当てピンと外径が同等の左と右の補助ピンを設けたことを特徴とする請求項1に記載の包丁研ぎ機。
  4. 補助ピンのX座標と同じX座標であって、X軸に対して対称で間隔が包丁の刀身のほぼ1/3〜1/2の位置に、前記補助ピンと外径が同等の左と右の案内ピンを設けたことを特徴とする請求項3に記載の包丁研ぎ機。
  5. 離心距離eは調整することができるようになっていることを特徴とする請求項3又は4に記載の包丁研ぎ機。
  6. 平盤は、その盤面部が平面視でT字形をしていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の包丁研ぎ機。
  7. 盤面上に包丁を摺動して包丁研ぎを行う平盤と、
    モータで駆動される回転軸に同一径の砥石車イとロが隙間Sをもって離隔して設けられたグラインダーと、
    前記平盤とグラインダーを取り付ける基台と、を有する包丁研ぎ機であって、
    前記平盤は、前記グラインダーに対向する前端が直線状で、その前端に対して直角方向に前記砥石車イ、ロの上縁部が入り込む切込み溝が設けられ、その切込み溝の中心線上にあって先端部に起立する押当てピンを有し進退可能に突出するシャフトと、前記平盤の前端の近傍で前記切込み溝の対向する縁部に前記中心線に対称に起立し、前記押当てピンと外径が同等の補助ピンイ、ロを有し、
    前記押当てピンは、前記シャフトの進退により前記補助ピンイ、ロよりも前記平盤の前端側の所定の位置に配設され、
    前記グラインダーは、前記隙間Sの中点が前記中心線上にあって、前記シャフトが前記砥石車イ、ロに挟み込まれるように配設され、前記砥石車イ、ロが前記平盤の盤面に対して上下方向に相対移動可能になっている包丁研ぎ機。
  8. 盤面上に包丁を摺動して包丁研ぎを行う平盤と、
    モータで駆動される回転軸に同一径の砥石車イとロが隙間Sをもって離隔して設けられたグラインダーと、
    前記平盤とグラインダーを取り付ける基台と、を有する包丁研ぎ機であって、
    前記平盤は、前記グラインダーに対向する前端が直線状で、その前端に対して直角方向に前記砥石車イ、ロの上縁部が入り込む切込み溝が設けられ、その切込み溝の中心線上にあって先端部に起立する押当てピンを有するシャフトが突出するとともに、前記平盤の前端の近傍で前記切込み溝の対向する縁部に、前記中心線に対称に起立し、外径が同等の補助ピンイ、ロを有し、
    前記押当てピンは、前記補助ピンイ、ロよりも前記平盤の前端側の所定の位置にあって前記シャフトに脱着可能に配設され、外径の異なる複数の交換可能なものからなり、
    前記グラインダーは、前記隙間Sの中点が前記中心線上にあって、前記シャフトが前記砥石車イ、ロに挟み込まれるように配設され、前記砥石車イ、ロが前記平盤の盤面に対して上下方向に相対移動可能になっている包丁研ぎ機。
  9. 外径dの砥石車の外周がなす砥石円Cにおいて頂点Sの近傍の点Pを原点CO、その砥石円Cの中心Oから頂点Sに向かう方向をZ軸、前記砥石円Cの面内でそのZ軸に垂直な方向をX軸とするXYZ座標系を定め、z=tの直線が砥石円Cと交わる点を点Qとするとき、
    z=0のXY平面上に包丁を載置した状態で、刃先が常に点Qにあるように前記包丁をY方向に摺動しつつ、前記砥石車をZ方向に上下動させて研磨を行う包丁研ぎ方法であって、
    前記P点及び点Qは、前記砥石車の外径d、前記包丁の厚さt及び刃角γに基づいて定められ、
    前記包丁の刃先のいずれの部分も点QのX座標を越えてマイナス側に入らないように行われる包丁研ぎ方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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