JP2014226777A - 刃研ぎスタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】刃物研ぎスタンドを提供する。【解決手段】刃物研ぎスタンドは、間隔が隔てられて設けられた一対の支持スタンドを含む支持ベース本体と、支持ベース本体の後端に後側が揺動可能に取り付けられた刃物セットプレートと、包丁の刃を刃物セットプレート上に保持するため、刃物セットプレートに設けられた刃物ホルダと、一対の支持スタンド間を延びるように支持ベース本体の前端に設けられたガイドローラーとを含む。刃は、刃物セットプレートを所望の傾斜角度に設定した後、刃物ホルダによって刃物セットプレート上に保持され、刃の刃先及びガイドローラーに設置した砥石を前後に移動し、刃の刃先を研ぐ。【選択図】図5

Description

本発明は刃研ぎスタンドに関し、更に詳細には、例えば台所用包丁の刃の刃先を研ぐときに使用される刃研ぎスタンドに関する。
台所用包丁等の刃物の刃の刃先の研ぎは、通常は、電動式包丁研ぎ機によって行われる。研ぎは、手作業によっても行われる。刃物を手作業で研ぐ場合には、代表的には矩形のブロック形状の砥石を平らな表面上に置き、オペレータが片手で柄を持った包丁の刃を砥石の上面に置き、次いで、刃を、特に刃先近くの刃を砥石に押し付けながら砥石の長さに沿って前後に移動する。この作業は、鑿形ブレード(即ち片刃ブレード)及び楔形包丁(即ち両刃ブレード)の両方で同様に行われる。
理想的な即ち所期の鋭い刃先を形成するように、滑らかな砥面を持ち、凹面も凸面もない砥石を使用するのが好ましい。更に、オペレータは、研ぎ作業中、刃に一定の押圧力を加え、更に、全研ぎプロセスに亘り、刃の刃先と砥石の砥面との間の研ぎ角度を一定に保持するのが好ましい。しかしながら、これらの研ぎ条件、特に、全研ぎプロセスに亘り、刃先と砥石の砥面との間の研ぎ角度を一定に保持する上での条件を常に満たすのは容易ではなく、所定の刃先形状を形成する上で期待した結果、及び刃先を研ぐ上での所期の結果を得るのはほぼ不可能である。研ぎ作業中に指を刃先の近くに置くのは安全でなく、良いことではない。
従って、本発明の目的は、包丁、台所用包丁、等の刃物の刃の研ぎ作業を、従来の刃物研ぎの問題点なしで、容易に且つ確実に補助できる刃物研ぎスタンドを提供することである。
上述の目的は、刃物研ぎスタンドについての本発明の独特の構造によって達成される。本発明の刃物研ぎスタンドは、
間隔が隔てられた一対の支持スタンドによっても形成された支持ベース本体と、
支持ベース本体の一端に後側が揺動可能に取り付けられ、支持ベース本体の他端と係合する固定手段が前側に設けられた刃物セットプレートと、
刃物の刃を刃物セットプレート上に保持するように、刃物セットプレートに設けられた刃物ホルダと、
支持ベース本体の他端に、一対の支持スタンド間を延びるように設置されたガイドローラーとを含む、刃研ぎスタンドである。
上述の構造では、台所用包丁等の刃物の刃を刃物セットプレートに置き、次いで刃物ホルダによって動かないように保持する。刃物セットプレートの傾斜を水平平面に関して適当な角度に調節し、固定手段によってその角度に固定する。刃の刃先及びガイドローラーに砥石を置き、これを前後に及びジグザクに移動し、刃の刃先を研ぐ。刃物セットプレートをその所望の傾斜角度まで揺動可能に移動でき、その角度に固定できるため、刃物ホルダによって刃物セットプレートに保持された刃の刃先を所期の角度で研ぐことができる。刃物セットプレートを所期の傾斜角度に設定すると、この角度は、固定手段によって固定されているために変化せず、かくして、刃の刃先と砥石の砥面との間の角度は、研ぎプロセス中に変化せず、従って、刃先は、その全長に亘って所期の角度で研がれる。
本発明の上述の構造では、刃物ホルダは、刃物セットプレートの後側からの刃物ホルダの距離又は位置を変えることができるように、移動可能に形成されている。従って、刃物ホルダによって、任意の大きさの刃を刃物セットプレート上に保持できる。換言すると、本発明の研ぎスタンドで任意の大きさの刃物を研ぐことができる。
更に、一対の支持スタンドには、湾曲した垂直ガイド溝が形成されている。従って、揺動時に、又は刃物セットプレートをその傾斜位置に設定するとき、刃物セットプレートは、湾曲した垂直ガイド溝に沿って案内される。刃物セットプレートの傾斜は、容易に且つ滑らかに設定される。更に、揺動可能な刃物セットプレートを、ガイド溝を介した案内時及び回転時に任意の所望の角度に設定できるため、例えば15°乃至20°の非常に僅かな傾斜角度調節でも行うことができ、かくして高さが1mmよりも小さい刃の刃先を研ぐ(即ち、刃先の尖端から1mmの範囲を研ぐ)ことができる。このような範囲で歯先を研ぐことは、刃を砥石に押し付けて移動し、手作業で研ぎを行う場合には、殆ど不可能である。
更に、刃物セットプレートの下面には、磁石が設けられていてもよい。この構造では、刃物ホルダによって押圧力を加えることに加え、包丁の刃を刃物セットプレートに固定的に保持できる。
図1は、本発明による刃物研ぎスタンドの斜視図である。 図2は、刃物研ぎスタンドで使用されるガイドローラーの拡大図である。 図3Aは、刃物研ぎスタンドの刃物ホルダを示す図であり、図3Bは、その機能方法を示す図である。 図4は、包丁を設置した刃物研ぎスタンドの斜視図である。 図5は、使用時の刃物研ぎスタンドの斜視図である。
本発明による刃物研ぎスタンドの一実施例は、支持ベース本体10と、この支持ベース本体10に設けられた刃物セットプレート20と、刃物セットプレート20に設けられた刃物ホルダ30と、支持ベース本体10に設けられたガイドローラー40とを含む。
支持ベース本体10は、一対の支持スタンド11を含む。これらの支持スタンド11は、この実施例では、実質的に剛性の金属板であり、所定距離離間された(例えば20.32cm(8インチ)離間された)前連結部材12F及び後連結部材12Rによって、支持スタンド11が垂直に起立するように互いに連結されている。各支持スタンド11は、垂直前フレーム11F(例えば高さ5.08cm(2インチ))及び垂直後フレーム11R(例えば高さ6.35cm(2.5インチ))を含む。前連結部材12Fは、垂直前フレーム11Fを連結し、後連結部材12Rは、垂直後フレーム11Rを連結する。各垂直前フレーム11Fの頂端には、ガイドローラーレシーバ11Gが形成されている。ガイドローラーレシーバ11Gは、ガイドローラー40(図2参照)の一端を受け入れるための円弧状凹所である。以下にガイドローラー40を説明する。
刃物セットプレート20は、四つの側縁部を下方に曲げた、かくして逆さまにした浅い空箱を形成する実質的に矩形の金属板である。かくして形成した刃物セットプレート20の一方の側部20R(即ち後側)を、刃物セットプレート20が図1に湾曲矢印VTで示すように上下に揺動するように、例えば保持ねじ26によって支持ベース本体10の垂直後フレーム11Rの上端に取り付ける。刃物セットプレート20は、更に、刃物セットプレート20の後側に取り付けられた、垂直後フレーム11Rの上端に形成されたガイド穴と係合するシャフト(図示せず)によって、支持ベース本体10に揺動可能に取り付けることができる。かくして揺動可能な即ち枢動可能な刃物セットプレート20をフラッパと呼ぶことができる。刃物セットプレート20の幅は、支持ベース本体10の対をなした支持スタンド11間の距離とほぼ同じであり(又はこれよりも僅かに小さく)、刃物セットプレート20の長さは、支持スタンド11の長さ(即ち前後の垂直フレーム11F及び11R間の距離)とほぼ同じであり、そのため、刃物セットプレート20は、支持ベース本体10の内部空間を実質的に覆う。支持ベース本体10の内部空間は、二つの支持スタンド11及び前後の連結部材12F及び12Rによって形成される。刃物セットプレート20の上面は、刃物の刃が滑らないようにするため、シリコーンやゴム製のフィルムで覆われていてもよい。更に、刃物の金属刃を引き付けるため、刃物セットプレート20の後側20Rの近くの下面に磁石28が設けられていてもよい。
前支持スタンド11Fには、湾曲した(円弧状の)垂直ガイド溝14が設けられている。垂直ガイド溝14は、刃物セットプレート20を、上述のねじ26又はシャフトを中心として、図1に湾曲矢印VTで示すように上下に揺動又は回転したときに揺動可能な刃物セットプレート20が描くのと同じ円弧を有する。刃物セットプレート20は、水平平面に関して5°乃至45°の角度に亘って揺動でき、又は回転できる。前支持溝14の少なくとも一方の外面に、湾曲した垂直ガイド溝14に沿って湾曲した目盛り15が設けられている。目盛り15には、刃物セットプレート20を揺動又は回転する角度、例えば10°乃至45°の角度を示す数字が印してある。
刃物セットプレート20の前側の両端には、支持スタンド11に形成された湾曲した垂直ガイド溝14と摺動自在に係合する締め付け摘まみ(固定手段)22が設けられている。これらの締め付け摘まみ22の少なくとも一方が刃物セットプレート20にねじ込まれている。締め付け摘まみ22を緩めると刃物セットプレート20を上下に移動でき、その後側20Rを中心として揺動又は枢動できる。次いで、刃物セットプレート20を所望の位置に、即ち所望の傾斜位置に固定した後、締め付け摘まみ22を締め、かくして、刃物セットプレート20をその位置に固定的に保持でき、かくして、刃物セットプレート20を傾斜位置又は傾斜角度に設定できる。
更に、刃物セットプレート20には、とがれるべき刃物の刃を刃物セットプレート20上に固定的に保持するようになった刃物ホルダ30が設けられている。この刃物ホルダ30を前後方向に移動できるようにするため、刃物セットプレート20には、刃物セットプレート20の前後方向に(又は支持スタンド11と平行に)延びる一対の平行な長さ方向ガイド溝24が形成されている。
刃物ホルダ30は、図3Aからわかるように、保持プレート30P及びこの保持プレート30Pに取り付けられた一対のガイドシャフト32を含む。保持プレート30Pは、代表的には、矩形の金属板であり、その前部分が下方に実質的に90°曲がっており、かくして曲げ前部分30Fを有し、保持プレート30Pの長手方向(横方向)に延びる一対の横方向ガイド溝36が形成されている。図3Aからわかるように、各ガイドシャフト32(二つのガイドシャフトのうちの一方だけを示す)は、ねじ頭部34及びシャンク部分34Sを含むねじである。ねじ頭部34の直径は、横方向ガイド溝36の幅よりも大きく、ねじのシャンク部分34Sは横方向ガイド溝36内にある。
刃物ホルダ30は、刃物セットプレート20の細長状ガイド溝24を通して挿入した一対のガイドシャフト32(シャンク部分34S)により、刃物セットプレート20(の上面)に取り付けられる。各ガイドシャフト32は、細長状ガイド溝24の幅よりも大径のワッシャ32aで取り付けられる。各ガイドシャフト32は、更に、保持用コイルばね32b(「保持ばね32b」と呼ぶ)により、この保持ばね32bの一端(上端)がワッシャ32a(又はワッシャの下面)と接触するように取り付けられる。ガイドシャフト32の他端(下端)には、蝶ねじ(保持ねじ)32cが螺着してあり、この保持ねじ32cは、保持ばね32bの他端(下端)と接触する。これらのワッシャ32a、保持ばね32b、及び保持ねじ32cにより、ガイドシャフト32の上端部分は、刃物セットプレート20(の上面)の外に突出する。そのため、以下に説明するように、刃物ホルダ30(の下面)と刃物セットプレート20(の上面)との間に隙間を形成できる。
ガイドシャフトは、上文中に説明したねじ34の代りに、ねじ34のシャンク部分34Sと等価のガイドパイプ部材34S’の上端にねじ込んだ固定ねじ34’によって形成されてもよい。固定ねじ34’のねじ頭部の直径は、細長状ガイド溝24の幅よりも大きく、ガイドパイプ部材34S’は保持プレート30Pの横方向ガイド溝36内にある。ガイドパイプ部材34S’には、ねじ頭部34及びシャンク部分34Sを含むねじに設けられられているのと同様に、細長状ガイド溝24の幅よりも大径のワッシャ(32a)、保持ばね(32b)、及び蝶(保持)ねじ32cが設けられている。
刃物ホルダ30の保持プレート30Pには、代表的には金属製のプレスレバー38が設けられている。プレスレバー38の一端(根元)は、刃物ホルダ30のほぼ中央にリベット38Aによって固定されており、プレスレバー38の他端(先端)部分は、保持プレート30Pの曲げ前部分30Fの外に突出している。プレスレバー38は、刃物保持クリップ38を前方に回し、支持スタンド11と平行に位置決めしたとき、先端部分が曲げ前部分30Fの外に突出するように、刃物ホルダ30に回転可能に取り付けられていてもよい。
プレスレバー38を下に押し、これが保持ばね32bのばね力を上回ると、図3Bからわかるように、湾曲前部分30Fの下部が梃子の支点として機能し、刃物ホルダ30の後縁30Rが持ち上がり、かくして保持プレート30Pと刃物セットプレート20(の上面)との間に隙間Gが形成され、そのため、研がれるべき刃物の刃(即ち刃の後側)がこの隙間Gに挿入される。プレスレバー38から押し力を解放すると、刃が保持され、保持ばね32bのばね力によって保持プレート30Pによって、刃物セットプレート20上に固定される。
刃物ホルダ30には、更に、プレスレバー38の両側に、一対の横方向ガイド溝36が形成されている。これらの横方向ガイド溝36は、刃物セットプレート20の後側20Rと平行である。これらの横方向ガイド溝36にガイドシャフト32が挿入される。これらのガイドシャフト32は、更に、上文中に説明したように、刃物セットプレート20の細長状ガイド溝24内にある。刃物ホルダ30に形成された横方向ガイド溝36と、刃物セットプレート20に形成された細長状ガイド溝24とを組み合わせることにより、刃物ホルダ30を、刃物セットプレート20上で、横方向ガイド溝36及び細長状ガイド溝24の長さに亘り、横方向(刃物セットプレート20の後側20Rと平行な方向)ばかりでなく、長さ方向(支持スタンド11と平行な方向)にも移動できる。
本発明による刃研ぎスタンドは、更に、図2に示すガイドローラー40を含む。ガイドローラー40は、支持ベース本体10に取り付けられる。ガイドローラー40は、代表的には鋼製の中央シャフト42と、中央シャフト42に回転可能に間隔が隔てられて設けられた複数のローラーエレメント44とを含む。ガイドローラー40は、更に、ローラーエレメント44を中央シャフト42上に保持するため及びローラーエレメント44が中央シャフト42から外れないようにするため、中央シャフト42の両端に設けられた端クリップ46を含む。ローラーエレメント44は、例えば透明な合成樹脂やステンレス鋼でできた中空円筒体であり、中央シャフト42上で回転できるように及び中央シャフト42の軸線方向に移動可能であるように、エレメント間に間隔を置いて中央シャフト42に設けられている。ガイドローラー40は(図4及び図5からわかるように)、刃物ホルダ30の後縁30R及び刃物セットプレート20の後側20Rと平行であるように、その両端部分を支持スタンド11の垂直前フレーム11Fに形成されたガイドローラーレシーバ11Gに置いた状態で支持ベース本体10に取り付けられる。
使用時には、研ぎスタンド10は、好ましくは、平らで水平な表面上に設置される。使用中に研ぎスタンドが滑らないように、シリコーン又はゴム製のマットを下に置いてもよい。図4に示すように、刃52の刃先52Eが後方に面するように(及び好ましくは、刃物セットプレート20の後側20Rから僅かに突出するように)、包丁50の刃52を刃物セットプレート20上に設置した後、刃物セットプレート20と刃物ホルダ30との間に形成された隙間G即ち空間に刃52の峰52Bを入れる。この隙間G(図3B参照)は、上文中に説明したように、プレスレバー38を下に押し(即ち刃物セットプレート20に向かって押し)、この力が保持ばね32bのばね力を越え、かくして刃物ホルダ30の後縁30Rを持ち上げることによって形成される。
刃52の刃先52Eが刃物セットプレート20の後側20Rの外に僅かに突出し、刃物ホルダ30が刃52の長さ方向で刃52のほぼ中央にあるように、刃物セットプレート20上で刃物ホルダ30の位置を調節する。この調節は、図3Aの矢印LGによって示すように、刃物セットプレート20の細長状ガイド溝24内にあるガイドシャフト32を介して刃物ホルダ30を長さ方向に移動することによって、及び図1に矢印LTによって示すように、刃物ホルダ30の横方向ガイド溝36を介して刃物ホルダ30を移動した後、刃物ホルダ30のガイドシャフト32に設けられた保持ねじ32cを締めることによって行われる。
刃物ホルダ30に関する刃52の位置調節を完了した後、刃物セットプレート20をその後側20Rを中心として垂直方向に移動することによって、刃52の研ぎ角度を設定する。図1の矢印VTに沿った刃物セットプレート20のこの垂直方向揺動移動は、支持スタンド11に形成された湾曲した垂直ガイド溝14によって案内される締め付け摘まみ22で刃物セットプレート20の前側20Fを上下に移動することによって行われる。ガイド溝14と隣接した目盛り15から読み取った所望の角度で、締め付け摘まみ22を締める。かくして、包丁50を置いた刃物セットプレート20を水平平面(これは、刃物セットプレート20の後側20Rを通る仮想の水平平面である)に関して所望の傾斜角度に設定する。例えば、刃物セットプレート20を水平平面に関して及びその下に15°乃至20°の傾斜角度に設定してもよい。この角度は、刃先が1mm又はそれ以下の包丁の刃先を研ぐ上で最も適した角度である。
図5に示すように、砥石60を刃52の刃先52E上及びガイドローラー40上に置き、これを前後に及びジグザクに移動し、刃先52Eを砥ぎ、鋭くする。刃物セットプレート20の下に設けられた磁石28で、刃52(セラミック製でない場合)を引き付けることにより、刃物セットプレート20上に固定的に保持する。
上文中に説明した構造では、刃物ホルダ30は一対のガイドシャフト32を含み、刃物セットプレート20には一対の細長状ガイド溝24が形成されているが、刃物ホルダ30には単一のガイドシャフト32が設けられていてもよく、刃物セットプレート20には、刃物ホルダ30が刃物セットプレート20上で単一のガイドシャフトに従って移動するように単一のガイド溝24が設けられていてもよい。
本発明では、刃物ホルダ30を、長さ方向ガイド溝24及び横方向ガイド溝36を使用して刃物セットプレート20上の任意の所望の位置に位置決めできるため、実質的にどのような大きさの刃でも刃物セットプレート20上に設置でき、研ぐことができる。刃が刃物ホルダ30によって固定的に保持されるため、刃を全長及び全高に亘って均等に研ぐことができる。
10 支持ベース本体
11 支持スタンド
11F 垂直前フレーム
11R 垂直後フレーム
11G ガイドローラーレシーバ
12F 前連結部材
12R 後連結部材
14 垂直ガイド溝
15 目盛り
20 刃物セットプレート
20R 後側
22 締め付け摘まみ
24 細長状ガイド溝
26 保持ねじ
28 磁石
30 刃物ホルダ
36 横方向ガイド溝
40 ガイドローラー

Claims (7)

  1. 刃研ぎスタンドにおいて、
    間隔が隔てられた一対の支持スタンドを含む支持ベース本体と、
    前記支持ベース本体の一端に一方の側が揺動可能に取り付けられた刃物セットプレートと、
    刃物の刃を前記刃物セットプレート上に保持するため、前記刃物セットプレートに設けられた刃物ホルダと、
    前記支持スタンド間を延びるように前記支持ベース本体の他端に設置されたガイドローラーとを含む、刃研ぎスタンド。
  2. 請求項1に記載の刃研ぎスタンドにおいて、
    前記刃物ホルダは、前記刃物セットプレートの前記一方の側から前記刃物ホルダまでの距離を変えることができるように移動可能に設けられている、刃研ぎスタンド。
  3. 請求項1に記載の刃研ぎスタンドにおいて、
    前記刃物ホルダは、保持プレートと、この保持プレートに取り付けられたガイドシャフトと、このガイドシャフトに設けられたコイルばねと、前記ガイドシャフトに螺着された締め付けねじとを含み、前記ガイドシャフトは、前記刃物セットプレートに形成されたガイド溝に挿入される、刃研ぎスタンド。
  4. 請求項1に記載の刃研ぎスタンドにおいて、
    前記一対の支持スタンドには、湾曲した垂直ガイド溝が形成されており、前記刃物セットプレートの他方の側の両端が前記湾曲した垂直溝に沿って案内される、刃研ぎスタンド。
  5. 請求項1に記載の刃研ぎスタンドにおいて、
    前記刃物セットプレートには、前記包丁の前記刃を前記刃物セットプレート上に保持するようになった磁石が設けられている、刃研ぎスタンド。
  6. 刃研ぎスタンドにおいて、
    間隔が隔てられた一対の支持スタンドを含む支持ベース本体と、
    前記支持ベース本体の一端に一方の側が揺動可能に取り付けられ、他端に固定手段が設けられ、前記固定手段によって傾斜状態に設置される刃物セットプレートと、
    刃物の刃を前記刃物セットプレート上に保持するため、前記刃物セットプレートに設けられた刃物ホルダと、
    前記支持スタンド間を延びるように前記支持ベース本体の他端に設置されたガイドローラーとを含む、刃研ぎスタンド。
  7. 請求項6に記載の刃研ぎスタンドにおいて、
    前記一対の支持スタンドには、湾曲した垂直ガイド溝が形成されており、前記固定手段は、前記ガイド溝によって案内されるように前記ガイド溝と係合し、前記刃物セットプレートは、所望の傾斜角度に設定される、刃研ぎスタンド。
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